フォーエヴァー。>>BL
最新 最初 🆕
#1 [Mr.RabbIts!]
           

更新トロいかも、。
           
ァゲうれしいです!
中傷ノーサンクス!!
           
感想VAN↓↓...
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3210/

           

⏰:08/01/10 22:38 📱:P704i 🆔:WIeE8l9o


#2 [のこ]
どもートイ
の-こ-です!!
自称BL大好きマンン
更新遅くても見てるので、
頑張ってください~

⏰:08/01/11 02:37 📱:W51H 🆔:8W4GrTUU


#3 [Mr.RabbIts!]
           

早速のァゲ
あリがとうございます!           
夜、更新できると思います

           

⏰:08/01/11 07:37 📱:P704i 🆔:EvgvyvnU


#4 [Mr.RabbIts!]
           
―――――――――――――
01/*さようなら、こんにちは
―――――――――――――

           
「バイバイ」
           
小さく小さく呟くと、
重たい音を立て扉は閉まった。
           
ふと顔を上げると、そこには
まだ夜が明けきれていないせいか、
薄い雲に覆われたグレーの空が一面に広がっていた。           
静かに一人、冷たい空気を
肺一杯に吸い込むと
心臓がギュッ、と緊張した。

           

⏰:08/01/11 21:56 📱:P704i 🆔:EvgvyvnU


#5 [Mr.RabbIts!]
           

無性に煙草が欲しくなり、
ジャケットのポケットの中を
まさぐると、銀色に鈍く光る
重いライターがあった。
           
煙草はどのポケットに入れたのか
忘れてしまい、ジャケットの
腰あたりに付いている
両サイドのポケットにも
手を突っ込んだが、
何も入っていなかった。
           

⏰:08/01/12 19:15 📱:P704i 🆔:iUqd4znA


#6 [Mr.RabbIts!]
           

軽く舌打ちしてジーパンの
ケツポケットにも手を忍ばせる。
           
―と、ある物が瞳に映った。
           
俺の瞳に映ったのは、表札。
           
「わかまつ、はるき。」
           
呟いて自分の名前を
親指で擦ってみる。
           
『若松 晴樹』
           
最期までこの名前は
しっくりこなかった、
           
「相変わらず、俺に似合わねえ名前。」
           
煙草を探すのを止め、
目の前の不愉快な代物に
手を伸ばした。

           

⏰:08/01/12 19:27 📱:P704i 🆔:iUqd4znA


#7 [Mr.RabbIts!]
           

壁に接着剤か何かで粗末に
貼り付けられていたソレは
あまりにも簡単に剥がれた。
           
手の中でじっと眺めてみる。
父の名前、母の名前、兄の名前。
           
もう振り返りたくは、無い。
この若松家で過ごしていた事は
俺にとって忘れてしまいたい物
でしか無かった。
           
右手に握ったままだった
ライター火を灯す。
           
昔の造りに合わせて
作られた表札は木製。
           

⏰:08/01/12 19:39 📱:P704i 🆔:iUqd4znA


#8 [Mr.RabbIts!]
           

ミス!
           
『ライターに火を灯す』
           
『昔の造りに〜』は
『昔の造りの家に〜』です

           

⏰:08/01/12 19:43 📱:P704i 🆔:iUqd4znA


#9 [Mr.RabbIts!]
           

―確か…、
           
あった。
昔、祖母が近所迷惑も考えずに
ゴミを燃やしていたドラム缶。
           
庭の隅に追いやられて、
祖母が死んでから使われていない
ドラム缶の前に立つ。
           
表札にライターの火を近付ける。
―チリッ、
焦げ臭い匂いが鼻を掠める。
           
それを不愉快に思い、
火が完全に燃え移った表札を
ドラム缶の中へと落とした。
           

⏰:08/01/12 19:50 📱:P704i 🆔:iUqd4znA


#10 [Mr.RabbIts!]
           

こんな事で過去が消えるとは
到底思えないが、さっきより
心が軽くなった気がするのは
気のせいでは無さそうだ。           
「…まだまだ餓鬼だな。」
           
まだ18歳の俺は早く、
大人に成りたかった。

           

⏰:08/01/12 19:55 📱:P704i 🆔:iUqd4znA


#11 [Mr.RabbIts!]
           

住宅街を抜け、ビル街へと
足を運んだ。
           
ゆっくり歩いていたせいか、
さっきまで白んでいた空には
すっかり太陽が昇っている。
           
目の前は人、ひと、ヒト。どいつもこいつも忙しなく歩いてる。
そいつらに呑み込まれないように、
俺はゆっくりゆっくり大股に歩く。
           
―そういえば、
此処に来るまで一度も
後ろを振り向かずに
歩いてきた事に気付く。
           
上出来だ。
このまま前だけ見て
進んで行けばいい。
           
そんな俺の考えを打ち砕くような
瞬間はすぐそこまで来ていた。

           

⏰:08/01/13 08:58 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#12 [Mr.RabbIts!]
           
「フー…」
           
煙草も漸く見つかって
ビルとビルに挟まれて
日が全く当たらない場所で
暫し休憩+一服。
           
―これからどうするか…。
           
取り敢えずビジネスホテルでも…
と考えて煙草を靴で揉み消し
再びアノ忙しない人混みに
飛び込もうとした時、
           
「ちょっと!君っ」
           
いきなり後ろから呼び止められた。
           

⏰:08/01/13 09:07 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#13 [Mr.RabbIts!]
           

…は?俺か?
まぁ、いいや。
面倒事には関わりたく無い。
           
俺は気付かないフリをして、
その場を立ち去ろうとする。
           
「ちょ、え?無視!?」
           
先程と違い、間抜けな声が
響いた。
またオッサンが説教垂れるのかと
思っていたが、声色からして
若そうだ。
           
絡まれんのかな…、とか
思いつつ振り返った。
           

⏰:08/01/13 09:13 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#14 [Mr.RabbIts!]
           

そこには…
んーと、柄は悪く無さそうだけど
カナリ明るい金髪の外人っぽい
兄ちゃんが立っていた。
           
「あっ、気付いてくれた」           
そう言って子供っぽくニィッと
顔全体で笑った。
           

⏰:08/01/13 09:19 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#15 [Mr.RabbIts!]
           

「…あの、何すか」
           
俺はさっさと用件を聞き出して
事を早く終わらせたい。
しかし、俺の思いとは裏腹に
目の前のハーフ?さんは、話を全く別の方へ導き出した。
           
「おぉー!君、可愛い顔なのにいい声してんだねー」           
「………。」
なんだコイツ。
世間話する為に俺を
呼び止めたのかよ?
           
イライラし出した俺にも構わず、
質問を続けるハーフさん。           
「声変わりしたの?何歳?」
           
「…声変わりはしたよ。18歳」
           
何で、んな事答えなきゃ
なんねーんだよ。
律儀に答えてる俺もアレだけど。
           
「ふーん。じゃあ未成年だよね?…煙草、ダメじゃん?」
           
…ハメられた。

           

⏰:08/01/13 09:30 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#16 [Mr.RabbIts!]
           

取り敢えず、
           
「煙草?」
           
しらばっくれてみる。
           
「吸ってたでしょ?俺、この青い瞳でしっかり見てた」
           
「…何だよ。お兄さんケーサツなワケ?補導員?」
           
「そんな風に見える?」
           
全然見えません。
っつーか、どっちかって言うと
補導される側に見える。
           
「あ、君失礼な事考えてたでしょっ?」
           
何なのこの人。エスパー?

           

⏰:08/01/13 12:44 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#17 [Mr.RabbIts!]
           

「…で?」
「………で??」
           
暫くの沈黙を破った
俺の言葉の意味が
理解出来ないのか金髪の
兄ちゃんはきょとんとして
俺の続く言葉を待っている。
           
俺は軽く溜め息を吐き、
言葉を続けた。
           
「で、結局お兄さんは何で俺を呼び止めたの?」
           
そこまで言うと、
間抜け面の金髪は(酷)
「あぁ!」と声を上げた。
やっと理解してくれたのか、
と安堵の息を漏らしたのも
束の間。
           
間抜け面の〜(以下省略)の
言葉でまた話は
振り出しに戻される。

           

⏰:08/01/13 12:56 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#18 [Mr.RabbIts!]
           

「あ、うん。だって君、煙草吸ってたでしょ?」
           
「………はあ?」
           
俺は何度コイツに
驚かされるのだろう。
           
「いや、はあ?じゃ無くて」
           
いやいや、はあ?だろ。
何?未成年が煙草吸ってた
ごときで初対面の奴
呼び止めるか?フツー。
           
「お兄さん。まさか、それだけで俺を呼び止めた…?」
           
「え?まさか!!」
           
おっ、よかった。
喫煙ごときで
呼び止められてたんじゃ、またニコチン切れてイライラして
喫煙してー…の繰り返し
じゃねーかよ。
           
「…で、お兄さん何の用件があって俺を呼び止めたの?」
           
俺はまだ分かっていなかった。
目の前のコイツが俺の予測範囲を
完全に飛び越えている
常識外れだという事を。

           

⏰:08/01/13 13:08 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#19 [Mr.RabbIts!]
           

「俺さー、君にヒビビッとキちゃったんだよねー」
           
「……………は?」
           
言ってる意味がわかんない。
ビビビッ?コイツは大丈夫か。
           
「だからー、運命っての?感じちゃったー」
           
いやいやいや、感じちゃったー、
て危ない事をサラッと
言わないでよ。
           
「な…何言ってるのか、さっぱり分かんねーんだけど?」
           
俺が怪しいモノを見るような目で
見ているのに気付いたのか、
気付いていないのか、
コイツは更に謎を深める。
           
「ま、取り敢えず俺に付いてきて?」
           

⏰:08/01/13 20:25 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#20 [Mr.RabbIts!]
           

ぎゃーっ
           
『ヒビビッ』って何?!もういやー

           

⏰:08/01/13 20:28 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#21 [Mr.RabbIts!]
           

行くよーとか言って歩き出した金髪だが、俺が付いてこないのを見て足を止めた。
           
「行かないの?」
           
俯いていた顔を覗き込まれ焦る。
           
「っ行くわけねーだろ!」           
「…え、何で?」
           
は?コイツの頭は正常に機能してんのか?
何が悲しくて初対面で、
しかも男相手に
『可愛い顔してる』だの
『運命感じちゃったー』だの
ぬかす奴に付いてかなきゃなんねーんだっつーの。
           
「アンタ、頭だいじょーぶ?」
           
それだけ俺が返すと
金髪は不思議そうに俺に問いかけてきた。
           
「君こそ、大丈夫?」
           

⏰:08/01/13 20:38 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#22 [Mr.RabbIts!]
           

はあ?何が。と言おうとした時、金髪の大きな両手が俺の頬を包んだ。
           
「…すごく、辛そうな瞳してる。」
           
『君こそ、大丈夫?』
           
―大丈夫なワケ無い。
今までの俺の人生は散々なモノだった。
           
大丈夫じゃなかった。
だから―…
           
「大丈夫なんだよ」
           
俺は金髪の青い瞳を真っ直ぐに見た。
           
「これから、大丈夫になるんだ。…自分のチカラで」           
「……付いておいで」
           
金髪は優しく微笑み、俺の頬から手を離すと今度は俺の手を握り二人で歩き出した。

           

⏰:08/01/13 20:46 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#23 [Mr.RabbIts!]
           

俺は素直に付いていく事にした。
コイツ悪い奴には見えねーし、それに…初めて『大丈夫?』なんて聞いてくれる奴に会った。
           
俺が大丈夫じゃ無い事、今にも崩れ落ちてしまいそうな事、理解してくれる奴なんか居ないって思ってた。
           
「…でもさ、」
           
「ん?」
           
急に言葉を発した俺の方を振り向く金髪。
ソイツの青い瞳に呑み込まれ無いように、キッと威嚇して素早く繋いでいた手を離した。
           
「これは絶対流されてる!」
           
自分に言い聞かせるように叫んで金髪の前をズカズカ歩く。
           
「ちょ、え?何??」
           
急に手を離された金髪はカナリ不満そうだ。

           

⏰:08/01/13 21:31 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#24 [Mr.RabbIts!]
           

暫く歩いてようやく目的の場所に辿り着いたようだ。           
「…こ、こ?」
           
「うん。ココー!」
           
二人の目の前にはマンション。
…やっぱりすぐ隣に居るコイツの先程からの行動で、少し身構えている自分が居るワケで…。
           
「やっぱ、帰るわ!俺」
           
と言い、今来た道を引き返そうとしたが金髪に腕を掴まれ、ビクリと体が反応しその場から動けなくなった。
           

⏰:08/01/13 22:15 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#25 [Mr.RabbIts!]
           

「帰るって、何処に?」
           
その質問がチクリ、と胸に刺さった。
俺に帰る場所など、無い。           
「別に。関係無いだろ?」
           
目を反らして答えた俺を不満に思ったのか、腕を引っ張られ奴と向かい合う形にされてしまった。
           
「帰る場所無いんでしょ?」
           
「……………。」
           
「そんな重たそうな鞄もってさ、ブラブラしてたら怖いお兄さん達に絡まれるよ?」
           
お見通しってワケか。
コイツが俺に声掛けたのは、
煙草吸ってたからでも、
ビビビッときたワケでも無くて…
           
「さっきから何を勘違いしてるか分かんないけど、俺コイビト居るからね?」
           
その言葉に不意を突かれて軽く赤面してしまった。
           
「じゃあ、行こっか」
           
そんな柔らかい笑顔で言われたら、俺はもう黙って頷く事しか出来なかった。

           

⏰:08/01/13 22:25 📱:P704i 🆔:wm6CAhHg


#26 [Mr.RabbIts!]
           

「ねえ、オレに逢わなかったらこれからどうする気だったの?」
           
エレベーターで部屋に向かっている時、ふいに問いかけられた。
           
「…何日もかけて、どっか遠くに行くつもりだった。」
「…そっか。」
           
優しく微笑んだコイツを見て少し気持ちがふっ、と軽くなった気がする。
           

⏰:08/01/19 09:35 📱:P704i 🆔:AjWvMlvQ


#27 [Mr.RabbIts!]
           

今、俺の目の前に居る男は俺にとって全く未知の生物だ。
           
ついさっき出会ったばかりなのに、今まで人に心を許した事の無い俺が少しずつだが、この男に心を許しつつある。
           
―ヤバいな。俺ってこんなに単純だったっけ?
           
また気を張り直したところで、目的の扉に辿り着いたらしい。

           

⏰:08/01/19 09:42 📱:P704i 🆔:AjWvMlvQ


#28 [Mr.RabbIts!]
           

すっと顔を上げて扉を見ると、銀色に光るアルミ製のプレートにルームナンバーと
           
AKIRA.KOHSAKA
           
「…こうさか、あきら?」           
この男の名前なのだろうと呟いたが、予想外の返事を笑顔で返された。
           
「あぁ、うん。諒の部屋にみんな集合する事になってるから」
           

⏰:08/01/19 14:48 📱:P704i 🆔:AjWvMlvQ


#29 [Mr.RabbIts!]
           

は?みんなって何??と聞く前に、目の前のは開かれた。
           
「あきらー、来たよー♪」
           
元気に入っていく金髪に続いて、戸惑いながらも部屋に足を踏み入れる。

           

⏰:08/01/19 15:11 📱:P704i 🆔:AjWvMlvQ


#30 [Mr.RabbIts!]
           

×訂正です
           
『目の前のは〜…』

『目の前の扉は〜…』
です
           

⏰:08/01/19 15:14 📱:P704i 🆔:AjWvMlvQ


#31 [スちぃス]
面白いっす
頑張って・

⏰:08/01/19 16:54 📱:W43H 🆔:l1Z3YAvE


#32 [Mr.RabbIts!]
           

あリがとウございます!!
           
今から更新します(`-ω∩)

           

⏰:08/01/19 17:32 📱:P704i 🆔:AjWvMlvQ


#33 [Mr.RabbIts!]
           

奥のリビングからは賑やかな話し声が響いてくる。
金髪が俺を置いてサッサと上がり込んでしまったため、どうしていいものか解らず暫く玄関に止まっていた。
           
…やっぱ、ホテル探そう。
うん、そうしよう。と考え直し今来た道を引き返そうと、扉のノブに手を掛けた時後ろからドタドタ、とこちらに近付いて来る足音がした。

           

⏰:08/01/19 17:45 📱:P704i 🆔:AjWvMlvQ


#34 [Mr.RabbIts!]
           

「ちょっと!なかなか来ないと思ったら〜、早くおいでよ?」
           
心の中で軽く舌打ちした、つもりが実際していたらしい。
ノブに手を掛けたまま、振り返る。
           
「行くっつの」
「じゃ、ノブから手ぇ放そっか?」
           
そう言って此処から逃げ出したいという俺の心から、掴んだままだった扉のノブから優しく手を放される。           
そのまま手を引かれ、賑やかなリビングに連れていかれた。

           

⏰:08/01/19 18:57 📱:P704i 🆔:AjWvMlvQ


#35 [Mr.RabbIts!]
           

広いリビングにはソファーやテーブル、デカい液晶テレビなど必要最低限のモノしか置かれておらず、より部屋が広々と感じられた。
           
「遙、その子?」
「うん、この子ー」
           
ソファーにゆったり座っている、大人っぽい雰囲気を纏った美形な男がゆっくり口を開いた。
           
「…はるか?」
           
コイツの名前か?と思い、俺の横で変わらずニコニコしている金髪に視線を向けた。
           
「あ!名前言ってなかったねー。オレ遙、遠藤 遙」           
あー、どーも。…て、ココは俺もよろしくーとか言って名乗るべきだよな。
でも………、
           
「なに、ソイツ。誰?」
           
リビングに繋がる奥の部屋から、また一人美形くんがのそのそと出てきた。


広いリビングにはソファーやテーブル、デカい液晶テレビなど必要最低限のモノしか置かれておらず、より部屋が広々と感じられた。
           
「遙、その子?」
「うん、この子ー」
           
ソファーにゆったり座っている、大人っぽい雰囲気を纏った美形な男がゆっくり口を開いた。
           
「…はるか?」
           
コイツの名前か?と思い、俺の横で変わらずニコニコしている金髪に視線を向けた。
           
「あ!名前言ってなかったねー。オレ遙、遠藤 遙」           
あー、どーも。…て、ココは俺もよろしくーとか言って名乗るべきだよな。
でも………、
           

⏰:08/01/19 19:31 📱:P704i 🆔:AjWvMlvQ


#36 [Mr.RabbIts!]
           

わあ-
同じ内容の文
やっちゃいましたねっ!!
           
いちおう
『のそのそと出てきた。』で終わりです!
           
読みにくいですね…
すいませんっ

           

⏰:08/01/19 19:35 📱:P704i 🆔:AjWvMlvQ


#37 [Mr.RabbIts!]
           

今読み返したら
若干読みずらいトコありますね…
           
『その子?遙』
△この台詞は
ソファーに座っている
男が言った言葉です
           
『はるか…?』
△この台詞は
「俺」の言葉です

           

⏰:08/01/19 20:05 📱:P704i 🆔:AjWvMlvQ


#38 [Mr.RabbIts!]
           

「あ〜雄琉っ居たんだぁ?」
           
たける、と呼ばれた男は遙の言葉に答えず、俺に視線を注いだままもう一度
           
「ソイツ、なに?」
           
と言った。
           
「なにって…雄琉、言い方ってモンがあるだろ。」
           
ソファーに座っていた男がそう言いながら立ち上がり、俺と遙に近寄ってきた。

           

⏰:08/01/20 13:41 📱:P704i 🆔:5VGgx1vE


#39 [Mr.RabbIts!]
           

俺の前で止まると背の低い俺への嫌味か、少し屈んで俺の目線に合わせてから話し始めた。
           
「ごめんな?アイツ口悪くて…名前、何てゆーんだ?」
           
身長差のためか、少しナメられている気がして不貞腐れていた俺はボソッ、と口を開いた。
           
「…アンタが、あきら?」           
俺の言葉を聞いて目の前の男は優しく微笑んで答えてくれた。
           
「あぁ。そうだよ、この部屋は俺ん家。」
           
俺は自分が聞いたのにも関わらず、ふーんとだけ返した。

           

⏰:08/01/20 13:51 📱:P704i 🆔:5VGgx1vE


#40 [Mr.RabbIts!]
           

「で?」
「…で??」
           
わざとしらばっくれてみる。
           
「名前、教えてー?」
           
何故か遙が会話に割り込んできた。
           
「なに、遙も聞いてないの?」
「うんー」
           
盛り上がってる(?)トコ悪いけど
           
「俺、名前無いから」
           

           

⏰:08/01/20 13:56 📱:P704i 🆔:5VGgx1vE


#41 [Mr.RabbIts!]
           

俺の発言に一番初めに反応したのは雄琉という男。
           
「…は?捨て子かよ??」
「っ雄琉!!」
           
諒が強く雄琉をたしなめた。
           
「…別に、いいよ。名前捨てたの、俺の方だし」
           
俺の言葉を最後に何故か誰も口を開かなくなってしまった。

           

⏰:08/01/20 18:59 📱:P704i 🆔:5VGgx1vE


#42 [Mr.RabbIts!]
           

…なんか、気まずい。
て、気まずくしたのは俺だけど。
この沈黙は、重いだろ…。
そう思い口を開こうとした時、遙が先に口を開いた。
           
「ジョン」
           
「………は?」
           
俺は遙が発した言葉の意味が解らなくて、間抜けな声を出してしまった。

           

⏰:08/01/20 21:29 📱:P704i 🆔:5VGgx1vE


#43 [Mr.RabbIts!]
           

「なんか君、犬っぽくてカワイーから今日から"ジョン"ね♪」
           
『ジョン』て…俺の名前かい。
つか、犬っぽいって失礼な奴だな!
そう遙に言おうとしたが、今度は諒が口を開いた。
           
「ジョンは無いだろ。だったら"ジュン"とかの方が良くない?女でも男でもいける名前だし」
           
諒まで何言って…
つか、男だから!俺!!
その心の声も雄琉の声に邪魔されて、言葉を呑み込むしかなかった。
           
「バーカ。こいつの名前は俺がもう決めた」
           
フッ、と余裕の笑みを見せ、雄琉はテーブルの上のマジックペンを手に取って、こちらに歩み寄ってきた。

           

⏰:08/01/20 21:41 📱:P704i 🆔:5VGgx1vE


#44 [Mr.RabbIts!]
           

軽く威嚇していた俺に構うこと無く、雄琉は俺の前で立ち止まったかと思うと、いきなり左手を引っ張られた。
           
「うおっ!!?―なにやって…?」
           
雄琉は俺の掌にマジックペンで何かを書いた。
一瞬にして書き終えたらしく、満足気な顔で俺を見た。
           
「オマエの名前だ」
           
掌を見てみる。
           
『大』

           

⏰:08/01/22 18:27 📱:P704i 🆔:zVM.Ltcw


#45 [Mr.RabbIts!]
           

「………だい?」
           
何だその名前。
自分で呟きながら呆れる。
…俺、国語とか苦手だし。
           
「バーカ。んな名前つけるかっ!」
           
雄琉の見下したような態度に若干イラっとした。
           
「何て読むのー?おお…?」
           
遙も俺の掌に書かれた『大』の文字を覗き込んでいた。
           
「 ヒロ。 」
           
雄琉が俺を真っ直ぐ見て、呟いた。
           

⏰:08/01/22 18:34 📱:P704i 🆔:zVM.Ltcw


#46 [Mr.RabbIts!]
           

「……ひ、ろ…?」
           
思ってたより良い名前…つーか結構、好きになれそうな名前。
           
「おー!雄琉にしては良い名前考えたねー!!」
           
遙が俺の横ではしゃぐ。
そんな遙にデコピンをくらわせて、雄琉は「寝る」と言って寝室に引き上げていった。
           

⏰:08/01/22 18:40 📱:P704i 🆔:zVM.Ltcw


#47 [我輩は匿名である]
おもしろい

⏰:08/01/22 22:23 📱:SH904i 🆔:KBiQ3XLM


#48 [Mr.RabbIts!]
           

おもしろいとか
ウレシ-ですっ:)!
           
また更新しますねっ

           

⏰:08/01/22 23:07 📱:P704i 🆔:zVM.Ltcw


#49 [Mr.RabbIts!]
           

「ヒロ、か。アイツ結構良い名前付けるんじゃん」
           
諒が寝室に向かう雄琉の背中を見つめながら呟いた。
           
俺は何も言わず、無意識にじっと雄琉が寝室に入るまで目で追っていた。
そんな俺に横から遙が話しかけてくる。
           
「ヒロ、雄琉の事見つめすぎー!ホレちゃったの?」
           
遙のその言葉に俺は猛烈に反発する。
           
「は!?ありえねーしっ!!つか、男にホレるかっ」
           
何なんだよ。コイツ…、

           

⏰:08/01/22 23:19 📱:P704i 🆔:zVM.Ltcw


#50 [Mr.RabbIts!]
           

つか、何なんだコイツら。
           
今さらながら疑問を口にしてみる事にした。
           
「なぁ、アンタらって何なの?友達…??」
           
俺の言葉に答えたのは諒。
           
「んー友達ってか、俺らバンド組んでんだ」
           
予想を遥かに越えた諒の言葉に驚く。
           

⏰:08/01/24 00:07 📱:P704i 🆔:n4iJy7ZY


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