フォーエヴァー。>>BL
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#102 [
Mr.RabbIts!
]
「何でだよ!?アンタ歌超上手いじゃん!!」
「…だって俺、鼻に掛けたような歌い方してるしー」
くっ!聞いてやがったのか…
まだ反発しようとしている俺に構わず、諒が話をまとめ出した。
「まぁまぁ。ヒロやりたくね?ボーカル」
:08/02/06 21:43
:P704i
:1W2TWADo
#103 [
Mr.RabbIts!
]
「やりたいとかやりたくないとかの問題じゃなくて!話が急過ぎんだろっ」
俺がそれだけ言うと、諒はうーんと考え混んでしまった。
「まぁ、いきなりな話だし…別に結論を急ぐ必要も無い。」
暫くしてからの諒の言葉に俺は一安心した。
:08/02/07 21:20
:P704i
:7wh60Cv6
#104 [
Mr.RabbIts!
]
「よかったー。また脅されんのかと思った」
俺がへらっと笑って言うと、諒が真剣な眼差しを俺に向けた。
「無理強いなんかしたら、良い曲なんか出来ない。…お前が気持ち良く歌えないと、誰の心にも響かない」
凄く諒が格好良く見えた。
:08/02/07 21:23
:P704i
:7wh60Cv6
#105 [
Mr.RabbIts!
]
「でも、ヒロは手放せない人材だから別だけど」
…この男、表と裏の差が激し過ぎんだろ!
俺が心の中で毒づいていると、雄琉も帰るらしくスタジオから出てあちこちに散らばっている自分の荷物を集め始めた。
:08/02/08 23:35
:P704i
:ipVg9iys
#106 [
Mr.RabbIts!
]
「あれ?雄琉帰んの?てっきり泊まってくのかと思ってた」
諒が雄琉の背中に声を掛けると、こちらに背を向けたまま雄琉は答える。
「そのつもりだったんだけど、このままだと口煩いドラマーに曲書け!って急かされそうだし。今日のところは帰る」
「あ〜曲作りに専念するため、ね。じゃ!気を付けて帰れよ」
「………はい」
雄琉は諒には頭が上がらないらしい。そんな二人が可笑しくて俺はスティンと顔を見合わせ笑った。
:08/02/08 23:36
:P704i
:ipVg9iys
#107 [
Mr.RabbIts!
]
「なに笑ってんだよ」
「いっ!?」
いつの間にか荷物をまとめ終えた雄琉が俺の頬をつねった。
「な、にすんだよっ」
「ははっ馬鹿面」
…ムカッ
「このやろっ」
「いてっ」
油断して笑っていた雄琉の膝に、軽く蹴りを入れてやった。
:08/02/09 22:20
:P704i
:DhS.07go
#108 [
Mr.RabbIts!
]
「てめー…」
「わっ!来んな!!」
膝を擦っていた雄琉がいきなり俺に覆い被さってきた。
そのまま雄琉は俺の首元に腕を回し、軽く首を絞めてきた。
「っバカ!ギブギブ!!」
「うるせっ!チビのくせに!!」
:08/02/09 22:28
:P704i
:DhS.07go
#109 [
Mr.RabbIts!
]
こうやってギャーギャー喚いていると、自分も普通の人間なんだと思える。
「早く帰って曲書けよっ」
「くっ!ヒロまで…んな事ゆーなぁっ!」
言い合って笑い合える、この時間がずっと続けば、どれだけ幸せなんだろう。
俺にもそんな未来が在るのか?
コイツらと居ると期待してしまう
:08/02/09 22:33
:P704i
:DhS.07go
#110 [
Mr.RabbIts!
]
期待なんて、するモンじゃ無い。
裏切られた時、哀しいだけだから
辛くて虚しいだけだから。
それは痛いくらいに、この胸に傷として刻み込まれている。
俺は結局誰にも心を開けない、傷をさらけ出せない人間なんだ。
:08/02/09 22:38
:P704i
:DhS.07go
#111 [
Mr.RabbIts!
]
でもそれは、『若松 晴樹』という人間の話。
俺は『ヒロ』だ。
俺はまた始めるんだ。此処から。
このあたたかい場所から。
1から、じゃない。
0から、始める。
じゃあな、『若松 晴樹』
:08/02/09 22:43
:P704i
:DhS.07go
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