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#212 [Mr.RabbIts!]
 

「あははっ耳まで真っ赤〜」
「っうるせえ!!///」
 
暫く雄琉をからかっていると、突然後ろから遙が覆い被さってきた。
 
「おわっ?!ちょ、遙っ」
「また二人の世界に飛んじゃってたじゃんー」
 
そう言って遙は俺の頭に顎をのせる。
 

⏰:08/04/01 13:25 📱:D902i 🆔:B6PVqJfU


#213 [Mr.RabbIts!]
 

「「入ってねぇしっ!!」」
 
何故かハモってしまった。
 
お互い怪訝そうに顔を見合わせる。
 
そしてこれもまた何故か
遙と諒は大爆笑。
 

⏰:08/04/01 22:09 📱:D902i 🆔:B6PVqJfU


#214 [Mr.RabbIts!]
 

諒は…まぁ、いいとして
人の頭の上で笑い続ける遙はどうかと思う。
 
俺は一瞬しゃがんで遙の顎めがけて頭突き(?)を一発かました。
 
ガチンと嫌な音が鳴って
口を押さえているところをみると、どうやら舌を噛んだらしい。
 

⏰:08/04/01 22:16 📱:D902i 🆔:B6PVqJfU


#215 [Mr.RabbIts!]
 

「へっ、ざまぁみろ」
「ヒロ、ナイスー」
 
雄琉とイェーイとか言って
手を合わせていると
遙は若干涙目になっていた。
 
「痛ぁっ!さっきの反動でしゃくれたらどうしてくれるの!?」
「そっちかよ…」
 

⏰:08/04/01 22:21 📱:D902i 🆔:B6PVqJfU


#216 [Mr.RabbIts!]
 

まだギャアギャア言い合っていると、諒が口を開いた。
 
「おい、ジャレ合ってんのはいいけど、そろそろ会場出ねぇと…」
 
そこまで諒が言うと、タイミング良く会場の入り口から掃除員のオジサンが入ってきた。
 

⏰:08/04/02 10:58 📱:D902i 🆔:22C9cd56


#217 [Mr.RabbIts!]
 

掃除員のオジサンは俺たちを見て少し驚いた顔を見せたが、スグに優しい笑顔を向けてくれた。
 
「すいません、スグ退散しますので…」
 
諒が帰る準備をし出したので、俺たちも慌てて荷物を纏める。
 

⏰:08/04/02 11:02 📱:D902i 🆔:22C9cd56


#218 [Mr.RabbIts!]
 

「「「「オジャマしましたぁー」」」」
 
そう言って俺たちが会場を後にした時も、オジサンはニコニコ微笑んで見送ってくれた。
 

⏰:08/04/02 22:52 📱:D902i 🆔:22C9cd56


#219 [Mr.RabbIts!]
 

―――――――
 
…バタン
 
会場の扉が閉まり、ホール内には掃除員の老人が一人。
 
軍手をしている左手で、ユニフォームの薄い緑色の帽子のツバを軽く上げると、優しい眼が覗いた。
 
その眼は“彼ら”が去っていった扉をあたたかく見守っている。
 

⏰:08/04/02 22:58 📱:D902i 🆔:22C9cd56


#220 [Mr.RabbIts!]
 

「久しく見ない…良い眼をしている、子たちだ」
 
そう誰に伝えるでも無く呟くと、立てかけてあったモップで床をひたすらに擦り出した。
 
その表情は帽子に隠れて見えない。
 
暫くするとホール内に鼻歌にしては大きすぎる鼻歌が響き出した。
 

⏰:08/04/02 23:04 📱:D902i 🆔:22C9cd56


#221 [Mr.RabbIts!]
 
――――――――――――
03/*嫌いなアイツ
――――――――――――
 
 

「あーーっ!それ俺の!!」
「ケチケチすんな」
 
パクッ
 
「!!諒っ雄琉が俺の朝飯食ったぁ〜!」
「だってヒロのだと思わなかったしぃ〜、
食われたくねぇんなら、
今度から名前書いとけよ」
 
そう言って憎らしいアイツはリビングから出ていった。
 

⏰:08/04/03 10:13 📱:D902i 🆔:82y/UBrs


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