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#512 [
Mr.RabbIts!
]
その龍さんの言葉をどう勘違いしたのか、雄琉は肩を回しながら立ち上がった。
「なんだ?宣戦布告か?上等だ」
そんな雄琉を見て、龍さんは馬鹿にしたようなため息を吐いた。
「だからお前はアホだってんだよ。」
「あぁ!?またアホって…!」
「帰るんだよ!!」
龍さんは面倒臭そうに言うと、止めてある車を指さした。
:08/08/01 14:07
:P704i
:mRKOS9rM
#513 [
Mr.RabbIts!
]
「………は?」
これには俺もビックリ。
龍さんは俺たち二人の反応を見て気恥ずかしそうに、言い訳じみたことを呟き始めた。
「ホントはお前みたいなアホ、ぜっっったいに乗せてやりたくないけどよ…お前乗せてかなきゃ、晴樹が動かねぇし……ありがたく乗れっつってんだよ!!」
最後は自棄になったのか叫ぶようにそれだけ言うと、龍さんはプイッとそっぽを向いて車まで歩き出してしまった。
:08/08/01 14:13
:P704i
:mRKOS9rM
#514 [
Mr.RabbIts!
]
「…なんだ?アイツ」
そう呟いて呆然としている雄琉の腕を引っ張る。
「まぁまぁ!龍さんもちょっとは気を許したってことだって」
俺がニコニコ微笑んで雄琉を宥めると、雄琉は不思議そうに俺を見た。
:08/08/02 10:11
:P704i
:3jLF106M
#515 [
Mr.RabbIts!
]
「…お前はなんがそんなにうれしいんだよ」
「えー。べつに?」
そうは言うものも、フフフッと口元が弛むのが自分でも分かった。
そんな俺たちを見かねて、龍さんが運転席から急かす。
「早くしねぇと置いてくぞ!…アホだけ」
「なんだと!?」
:08/08/02 10:14
:P704i
:3jLF106M
#516 [
Mr.RabbIts!
]
「誰が気を許したってんだ…」
雄琉はぶつくさ言いながらも、後部座席に座った。
俺も雄琉の後に続いて後部座席に座ろうとしたら、龍さんに助手席に座るよう促された。
:08/08/02 16:55
:P704i
:3jLF106M
#517 [
Mr.RabbIts!
]
「晴樹は俺のとなり」
「えー?マジっすかー」
俺はすでに後部座席に座ろうと車の後ろにまわっていたので、軽く不満を口にした。
「嫌がられてやんのー」
雄琉のバカにしたような言葉に素早く反応する龍さん。
「あ?」
:08/08/02 16:59
:P704i
:3jLF106M
#518 [
Mr.RabbIts!
]
もー…この人たちは隙があると、すぐ喧嘩するなっ!
「ヒロは俺のとなりがいいんだよっ」
「はっ。大した妄想力だな」
俺は二人が言い合っている間に車の前にまわり、助手席に入り込んでため息を吐いた。
:08/08/02 17:03
:P704i
:3jLF106M
#519 [
Mr.RabbIts!
]
「ほーら見ろ!俺のとなりに来たもんねー」
…ガキじゃないんだから、龍さん…大人げないその物言い、やめてください。
「くっ!でもヒロ今でっかくため息吐いたし!!仕方なーく座ったんだよっ」
…雄琉もさ…大人になれよ…
:08/08/02 17:07
:P704i
:3jLF106M
#520 [
Mr.RabbIts!
]
まだまだ続きそうな二人の低レベルな(酷)言い争いを止めるため、俺は大声で二人を制した。
「もー!いい加減にしてくださいっ!!早く帰りましょうよ!ほらっ」
そう言って龍さんと雄琉を睨む。
二人とも「…はい」とか言って大人しくなった車内に、龍さんがエンジンをかける音だけがうるさく響いた。
:08/08/02 17:11
:P704i
:3jLF106M
#521 [
Mr.RabbIts!
]
………
「じゃあ、ココだから。ありがとねっ龍さん」
諒のマンションの前に車を止めてもらい、お礼を言って車から出た。
辺りはすっかり暗くなってすごく涼しい。
「…ここ、誰んとこだ?まさかこのアホの部屋に行くんじゃ…」
龍さんは眠そうに目を擦っている雄琉を指さして、怖い顔で俺を問いただした。
:08/08/03 17:53
:P704i
:PE2UEujU
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