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#542 [Mr.RabbIts!]
 

「…いー匂い…」
 
旨そうな匂いに誘われ、キッチンまでモタモタ歩いて行くと、諒が炒飯を炒めていた。
 
「チャーハン!!」
 
寝ぼけている俺は大声を出して目を輝かせた。
 
「わっ!ビックリした…。起きたんだ。おはよ、ヒロ」
 
諒はニコリと俺に微笑むと、再び作業を始めた。
 

⏰:08/08/04 22:06 📱:P704i 🆔:37WDk.86


#543 [Mr.RabbIts!]
 

「おはよーう…」
 
眠い目を擦りながら諒の横につくように立った。
諒は俺をチラリと見ると笑った。
 
「目、赤い…昨日泣き疲れて寝ちゃったからな」
 
「えっ!?」
 
諒の言葉に驚き急いで洗面所まで駆けて行く。
覗き込んだ鏡には目を真っ赤に腫らした俺の情けない顔が映っていた。
 

⏰:08/08/04 22:10 📱:P704i 🆔:37WDk.86


#544 [Mr.RabbIts!]
 

「う〜…どうしよう〜」
 
俺がリビングに戻って唸っていると、諒が冷えピタを手渡してくれた。
 
「これでちょっとは腫れが引くといいけど…」
 
「諒ぁ〜!ありがとうぅ〜!!お前はホントにイイヤツだなぁっ」
 
そんな俺を見てクスリと笑うと、諒は「どーいたしまして」と言ってキッチンに戻って行った。
 

⏰:08/08/04 22:15 📱:P704i 🆔:37WDk.86


#545 [Mr.RabbIts!]
 

「お〜♪冷たくて気持ちいー!」
 
ソファーに座って一人で足をバタつかせてはしゃいでいると、スティンが膝に乗ってきた。
 
「スティン気持ちいーぞっコレ!…両目ともに貼ろーっと」
 
俺は目を閉じて冷えピタを両目に貼った。
 

⏰:08/08/04 22:19 📱:P704i 🆔:37WDk.86


#546 [Mr.RabbIts!]
 

「〜♪」
 
しばらく鼻歌を歌っていると、玄関のドアが開く音がした。
その後に真っ直ぐリビングに向かってくる、一人分の足音が耳に届く。
リビングに誰かが入って来た気配を感じて、俺は話しかけた。
 
「…誰ー?あっ待て!俺が当てるから」
 
「………………」
 
相手はそれを了承してくれたらしく、無言を返してきた。
 

⏰:08/08/04 22:23 📱:P704i 🆔:37WDk.86


#547 [Mr.RabbIts!]
 

んー…遙か雄琉どっちだろう?
でもどっちが来ても、おかしくない時間だしな…。
 
その時スティンが一度「ニャア」と鳴いた。
 
「………!!わかった!遙だっ」
 
そこに立っているであろう人物が雄琉なら、スティンがこんなに機嫌良さそうに鳴くハズがない。
 

⏰:08/08/04 22:27 📱:P704i 🆔:37WDk.86


#548 [Mr.RabbIts!]
 

俺は『正解』の返事が返ってくるのを待ったが、返ってきた答えも声も俺の予想していたものではなかった。
 
「残念。“ハルカ”じゃないよ」
 
え…っ
 
だっ誰だ誰だダーレーだぁ!?
雄琉でも遙でも諒でもない声…
 

⏰:08/08/04 22:37 📱:P704i 🆔:37WDk.86


#549 [Mr.RabbIts!]
 

俺の視界を遮っている冷えピタを取ろうとした手を掴まれた俺は、もはやパニック状態。
 
「えっ!なななっなに!?何ですかっ!!?」
 
相手が分からない状態に何故か敬語を使ってしまう始末。
 

⏰:08/08/04 22:44 📱:P704i 🆔:37WDk.86


#550 [Mr.RabbIts!]
 

「いーから、付いて来な」
 
そう言って誰か分からない奴は、掴んでいた俺の腕をいきなり引っ張った。
 
「痛っ!放せ…っぅわあ!?」
 
なっなに!?どーなってんの?
俺、今、宙に浮いてる!!?
 
そう、俺は誰かも分からない奴に担ぎ上げられたのだ。
 

⏰:08/08/04 22:57 📱:P704i 🆔:37WDk.86


#551 [Mr.RabbIts!]
 

俺はギャアギャア騒いだが相手は全く動じないようで、玄関へと連れて行かれてる気が…
 
「ちょっとヒロ?なに暴れて…っ貴方、誰ですか!!?」
 
諒の声だ!!
気付いてくれたのかっ!
 
「諒っ!たすけ…」
 
「ちょっとコイツ借りてくよ」
 

⏰:08/08/05 09:59 📱:P704i 🆔:1XLHe2RM


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