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#60 [Mr.RabbIts!]
           

「っはぁ!?どうしようが俺の勝手だろうが!」
           
―俺は内心焦っていたんだ。
こんなにも人に構ってもらった事が無い。
           
「…わかった」
           
諒が静かに呟いた。
…やっとわかってくれたのか、と安心したのも束の間。
諒は再び口を開いた。
           

⏰:08/01/27 11:56 📱:P704i 🆔:cWUz9w86


#61 [Mr.RabbIts!]
           

「家出少年をこのまま見過ごすワケにもいかないし、…警察に届け出るか」
           
俺が驚いて諒を見ると
「さぁ、どうする?」と言わんばかりの意地の悪い笑顔で俺を見ていた。
           
どーするもこーするも、さっきの諒の言葉を訳すと
『俺らに世話にならねーってなら、警察に突き出すぞコラ』

           

⏰:08/01/27 12:02 📱:P704i 🆔:cWUz9w86


#62 [Mr.RabbIts!]
           

俺が諒に罵声を浴びせようと口を開きかけた時、足元に何か柔らかくてあたたかいモノがぶつかってきた。
           
「…………あ?」
「ニャー」
           
………ネ、コ
           
「珍しいな、スティンから擦り寄ってくるなんて」
           
諒の言葉からするとこのグレーの毛並みのいい上品なネコの名前はスティン。
           

⏰:08/01/27 12:09 📱:P704i 🆔:cWUz9w86


#63 [Mr.RabbIts!]
           

俺はスティンを見つめながら呟く。
           
「……諒、」
           
「ん?」
           
「―ッ俺、此処でお世話になります!!」
           
そう叫ぶと俺の足に擦り寄っているスティンを抱き上げた。
           
「かわいーなっ!お前〜☆」
           
スティンと暫し戯れる。
そんな俺を見て、諒と遥は唖然としていた。
           

⏰:08/01/27 20:57 📱:P704i 🆔:cWUz9w86


#64 [Mr.RabbIts!]
           

「うりゃ〜」
「ニャーッ」
           
完全に二人(?)の世界に飛んでいってしまっている俺とスティン。
           
「…やば///」
「ん?」
           
遥の呟きに諒が遥を見る。
           
「スティンよりヒロのがカワイーし///」
           
その言葉に諒はまだ戯れている二人(?)に目を向けた。
           
「……いや、やっぱスティンが一番だな」
「猫バカめ…」

           

⏰:08/01/27 21:38 📱:P704i 🆔:cWUz9w86


#65 [Mr.RabbIts!]
           

「つか、カワイーからあの子拾ってきたわけ?」
「んー、ソレもちょっとある。けどー」
           
遥はまた元の笑顔に戻っていた。
           
「ビビビッとキちゃったんだよねー、会った時」
「…ほぉー、それはそれは」
           
二人とも黙ってスティンと戯れているヒロを優しく見守っていた。
           

⏰:08/01/27 22:04 📱:P704i 🆔:cWUz9w86


#66 [我輩は匿名である]
おもしろいです

がんばって下さい´ω`

⏰:08/01/27 22:49 📱:SH904i 🆔:eplsYDSc


#67 [Mr.RabbIts!]
           

「…ホントにいいのか?」           
スティンと充分戯れた後、諒を見つめて言った。
           
「いいも何も、警察行きたい?」
「お世話になります!!」           
そんな俺を見てクスリ、と諒は笑う。遥はジャンパーを羽織って玄関へと消えていった。
その背中をスティンを抱えたまま、俺は追った。
           

⏰:08/01/27 22:51 📱:P704i 🆔:cWUz9w86


#68 [Mr.RabbIts!]
           

「…帰んの?」
           
俺が声をかけると遥が振り返った。
           
「うん。…寂し?」
「あほか」
「ひどいなー」
           
ハハッと笑って遥はドアに手をかける。
           
「…っ遥!」
「ん?」
           
改めて言おうとすると、やっぱり恥ずかしい。
でも…
           
「…ありがと、な///」
           
恥ずかしくなって、胸に抱えているスティンに顔を埋める。
           
「うん。ありがと」
           
そう言った遥の声が聞こえた後、扉が閉まる音がした。

           

⏰:08/01/27 22:58 📱:P704i 🆔:cWUz9w86


#69 [Mr.RabbIts!]
           

「…なんか、俺が感謝され、た?」
           
やっぱよくわかんねぇヤツ、と呟いて再びリビングへと戻った。
           
「あ、ヒロ。俺もちょっと出てくるから、雄琉とスティンと留守番しててー」
           
え、アイツとかよ…と思ったが諒はサッサと用意して出ていってしまった。
           

⏰:08/01/27 23:05 📱:P704i 🆔:cWUz9w86


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