俺の部屋が…《R18》
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#23 [我輩は匿名である]
次に、久田くん。

「山田ん家って、よく考えたら一番便利なとこにあっからさぁ」

そして、三木くん。

「山田〜。嫌だなんて言わねぇよなぁ〜?」

ほとんど脅しだった。

僕は逆らえず頷いてしまった。

同時に…共犯者。

⏰:08/01/16 22:12 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#24 [我輩は匿名である]
面白い

⏰:08/01/16 22:13 📱:W43H 🆔:l8QaluFw


#25 [我輩は匿名である]
「そういう訳だ。今日から夏休みが終わるまで、明日香は俺らの玩具だ。ヤリたい時にヤる女。山田には悪いけど、ここラブホ変わりになるからな」

戸木田くんの冷めた目には、逆らえない。

「あ、はい」

すると山下くんが言った。

「山田もヤリたかったら、ヤッていいからな。童貞捨てちゃえ」

⏰:08/01/16 22:15 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#26 [我輩は匿名である]
>>24ありがとうございます

⏰:08/01/16 22:15 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#27 [我輩は匿名である]
山下くんの言葉に周りは笑った。

僕は笑うどころでわない。

「じゃあな、山田」

「あ、はい」

戸木田くんを先頭に、みんながぞろぞろと帰っていく。

⏰:08/01/16 22:16 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#28 [我輩は匿名である]
二階の窓から、みんなが帰っていくのを見届けると、今度は吉田さんに目をやった。

床にへばりつくように倒れている。

随分弱り切っているようだ。

さっきから一度も顔を上げようとしない。

「あの…吉田さん?」

「…」

反応がない。

⏰:08/01/16 22:19 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#29 [我輩は匿名である]
「吉田さん」

そっと肩に触れた。

すると、吉田さんはビクンと体を跳ね上がらせた。

怯えているのだと、この僕にでもわかる。

「大丈夫です。変な事はしませんから」

「…」

⏰:08/01/16 22:20 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#30 [我輩は匿名である]
目の前には綺麗な女性がいる。

だけど、襲うだなんて思いもしない。

そんな勇気、僕にはない。

ここで逃がせてあげたかったけど、戸木田くんのあの目は本気だ。

⏰:08/01/16 22:21 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#31 [我輩は匿名である]
吉田さんには悪いけど、僕は戸木田くんには逆らえないんだ。

「吉田さん、とりあえず…お風呂入りますか?」

「…うん」

そう言った僕に、初めて答えてくれた。

吉田さんの声は、小さくてか細かった。

⏰:08/01/16 22:24 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#32 [我輩は匿名である]
「じゃあお風呂わかしてきます。あの…床なんかじゃなくてベッドで寝てくれてもいいですよ?僕は、その…変な事、絶対しないんで」

「…うん」

そう返事したものの、吉田さんは動かなかった。

僕は急いで一階に下りて、お風呂のお湯を入れた。

⏰:08/01/16 22:25 📱:PC 🆔:c342IJ/g


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