俺の部屋が…《R18》
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#11 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜
夏休み。
事件は突然起こった。
「山田ー!いるかー!」
窓を開けて、2階の部屋で一人、ボンヤリと過ごしていた午後。
聞き覚えのある声が窓から入ってきた。
:08/01/16 21:52 :PC :c342IJ/g
#12 [我輩は匿名である]
下を見下ろすと、戸木田くんたちの集団が玄関前に溜まっている。
俺は、殺されると思った。
怖くなり、隠れる事も出来ず、窓を見下ろしたままの状態で固まってしまった。
「お、山田。いるじゃん」
:08/01/16 21:54 :PC :c342IJ/g
#13 [我輩は匿名である]
下を見下ろすと、戸木田くんたちの集団が玄関前に溜まっている。
僕は、殺されると思った。
怖くなり、隠れる事も出来ず、窓を見下ろしたままの状態で固まってしまった。
「お、山田。いるじゃん」
:08/01/16 21:54 :PC :c342IJ/g
#14 [我輩は匿名である]
:08/01/16 21:55 :PC :c342IJ/g
#15 [我輩は匿名である]
誰かが僕の存在に気づき、名前を呼んだ。
フリーズ状態の僕は現実に引き戻される。
「あ、こんにちわ」
とりあえず挨拶をした。
「山田ー。家入れてー」
:08/01/16 21:56 :PC :c342IJ/g
#16 [我輩は匿名である]
戸木田くんが叫んだ。
とうとう殺されるんだ。
「え、あの…」
「今日お前の親いる?」
「あ…いません」
父も母も仕事で日中は家にはいない。
:08/01/16 21:58 :PC :c342IJ/g
#17 [我輩は匿名である]
「んじゃ、おじゃましまー」
そういって戸木田くんたちは家に入ってきた。
え?何?本当に?
テンパっていると、戸木田くんたちは僕の部屋にゾロゾロと入ってきた。
:08/01/16 21:59 :PC :c342IJ/g
#18 [我輩は匿名である]
「へー、なかなか広いじゃん。決定だな」
「な…何がですか?」
ビビりながら聞いた。
次の瞬間、戸木田くんは冷たい目を光らせて呟いた。
「監禁場所」
:08/01/16 22:00 :PC :c342IJ/g
#19 [我輩は匿名である]
意味がわからなかった。
「え?か…監禁?」
僕が殺されるのなら、監禁場所は自分の部屋なわけないし…
となると、監禁されるのは別の誰か?
「おう、こいつをな」
戸木田くんは冷たく言い放つと、後ろの人たちが一人の【ヒト】を、僕の部屋に投げ入れた。
:08/01/16 22:02 :PC :c342IJ/g
#20 [我輩は匿名である]
僕は凍りついた。
「…吉田さん?」
投げ込まれたヒトは、同じクラスの吉田さんだった。
「つーわけで、今日から明日香ここに監禁すっから」
吉田さんは、化粧くさいギャル代表というか…
僕なんかとは正反対の世界のヒト
:08/01/16 22:05 :PC :c342IJ/g
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