俺の部屋が…《R18》
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#76 [我輩は匿名である]
女の子を殴る奴は、いくらなんでも今までいなかった。

僕の驚きは隠しきれなかった。

「ん?山田ー、何見てんだよ。あ、おめぇもヤリてぇの?」

「…え?」

そんなつもりなんて全然無い。

⏰:08/01/17 14:52 📱:PC 🆔:asDiZhx6


#77 [我輩は匿名である]
「3Pするか!な?」

そう言った瞬間、吉田さんの視線が僕に向けられた。

なんと言えばいいのだろう。

怯えている

悲しんでいる

嫌がっている

あんな表情見た事がない。

⏰:08/01/17 14:54 📱:PC 🆔:asDiZhx6


#78 [我輩は匿名である]
「…いや、僕は」

「いいから、おめぇもヤれって」

無理矢理腕を捕まれて、吉井さんの顔の前に移動させられた。

「明日香、フェラしてやれよ」

僕は怖かった。

だから、腕を振り払った。

「ごめんなさい。僕、やめときます」

⏰:08/01/17 14:55 📱:PC 🆔:asDiZhx6


#79 [我輩は匿名である]
そういって、逃げた。

トイレに逃げ込んだ。

吉田さんの、あの泣きそうな顔が頭から離れない。

15分程すると、トイレをノックして

「帰ったよ」

という吉田さんの声が聞こえた。

⏰:08/01/17 14:57 📱:PC 🆔:asDiZhx6


#80 [我輩は匿名である]
僕はトイレから出て、吉田さんと部屋に戻る。

「あの…吉田さん…僕は…」

「ありがと」

「え?」

「私、1対1だと、まだ何とか我慢できるの。でも、1対大勢だと…怖くって。あの日の事…思い出すの」

⏰:08/01/17 14:58 📱:PC 🆔:asDiZhx6


#81 [我輩は匿名である]
あの日の事。

僕のウチに監禁された日の事だ。

大勢の男にレイプされ、ボロボロになって、ウチに来た。

あの日の事が、脳裏に焼き付き、ときたま悲鳴を上げながら、夜中起きる事がある。

彼女にとって一生の傷になってしまったのだろう。

⏰:08/01/17 15:00 📱:PC 🆔:asDiZhx6


#82 [我輩は匿名である]
「大丈夫。僕はそんなことしません。信じてください」

「…うん」

そんな話をしていると、また次の男。

吉田さんは、また、泣かされ始めた。

⏰:08/01/17 15:01 📱:PC 🆔:asDiZhx6


#83 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜

5週間ある夏休みも残り3週間。

約2週間も生活を共にした。

すっかり生活パターンも決まってしまい、親にもバレず暮らせていた。


食事やお風呂は、親がいない間に全て済ませる。

洗濯もそうだ。

トイレは2階にあるから問題ない。

順調…という表現はふさわしくないのかもしれないが、とりあえず警察沙汰などにはなっていないようなので安心した。

⏰:08/01/17 15:08 📱:PC 🆔:asDiZhx6


#84 [我輩は匿名である]
夜の散歩も日課となり、僕たちは窓から出入りした。

今まで気づかなかったけど、ここにくる男の子たちは、壁や屋根を上手く使って、入ってくる。

なんだか僕も窓から出入りがしたくなり、一度やってみるとハマってしまった。

⏰:08/01/17 15:10 📱:PC 🆔:asDiZhx6


#85 [我輩は匿名である]
1-100

⏰:08/01/17 16:34 📱:D903i 🆔:☆☆☆


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