俺の部屋が…《R18》
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#9 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜

夏休み前、戸木田くんたちにいつものようにパシられて、パンを配っていた。

「まじ、むかつくし」

「一度痛い目合わそうぜ」

「そうだな。あーいう奴は痛い目に会わないとわかんねぇタイプなんだろうな」

どうやら、ご立腹のようだ。

どうか巻き込まれませんように。

⏰:08/01/16 21:49 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#10 [我輩は匿名である]
パンを配りながら盗み聞きをすると、どうやらターゲットは、このクラスらしい。

僕じゃないよね?

ビビりながら、パンを配り終え、結局ターゲットは誰なのかわからないまま、自分の席に戻った。

⏰:08/01/16 21:50 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#11 [我輩は匿名である]
〜〜〜〜〜

夏休み。

事件は突然起こった。

「山田ー!いるかー!」

窓を開けて、2階の部屋で一人、ボンヤリと過ごしていた午後。

聞き覚えのある声が窓から入ってきた。

⏰:08/01/16 21:52 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#12 [我輩は匿名である]
下を見下ろすと、戸木田くんたちの集団が玄関前に溜まっている。

俺は、殺されると思った。

怖くなり、隠れる事も出来ず、窓を見下ろしたままの状態で固まってしまった。

「お、山田。いるじゃん」

⏰:08/01/16 21:54 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#13 [我輩は匿名である]
下を見下ろすと、戸木田くんたちの集団が玄関前に溜まっている。

僕は、殺されると思った。

怖くなり、隠れる事も出来ず、窓を見下ろしたままの状態で固まってしまった。

「お、山田。いるじゃん」

⏰:08/01/16 21:54 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#14 [我輩は匿名である]
>>12ミス…。

⏰:08/01/16 21:55 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#15 [我輩は匿名である]
誰かが僕の存在に気づき、名前を呼んだ。

フリーズ状態の僕は現実に引き戻される。

「あ、こんにちわ」

とりあえず挨拶をした。

「山田ー。家入れてー」

⏰:08/01/16 21:56 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#16 [我輩は匿名である]
戸木田くんが叫んだ。

とうとう殺されるんだ。

「え、あの…」

「今日お前の親いる?」

「あ…いません」

父も母も仕事で日中は家にはいない。

⏰:08/01/16 21:58 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#17 [我輩は匿名である]
「んじゃ、おじゃましまー」

そういって戸木田くんたちは家に入ってきた。

え?何?本当に?

テンパっていると、戸木田くんたちは僕の部屋にゾロゾロと入ってきた。

⏰:08/01/16 21:59 📱:PC 🆔:c342IJ/g


#18 [我輩は匿名である]
「へー、なかなか広いじゃん。決定だな」

「な…何がですか?」

ビビりながら聞いた。

次の瞬間、戸木田くんは冷たい目を光らせて呟いた。

「監禁場所」

⏰:08/01/16 22:00 📱:PC 🆔:c342IJ/g


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