王子のお気に入り
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#281 [まゆ]
>>230-300

⏰:08/02/07 00:39 📱:F903i 🆔:fEWmrpHM


#282 [波]
COccOさん、まゆさん、ありがとうございますっ!

更新します!

⏰:08/02/07 16:11 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#283 [波]
「おお〜!!」

先ほどの熱もなんとか冷め、今は桃たちの部屋で食事中。


運ばれてくる料理はどれも豪華でおいしそうだ。

なんでもここの海で採れた新鮮な魚介類を、ふんだんに使っているらしい。

⏰:08/02/07 16:15 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#284 [波]
「いただきます!」

あたし達は元気よく食べ始めた。


「うっま〜!!」

「おいしいっ!」

あれ程あった料理も、1時間もすれば、あらかたたいらげてしまった。

おいしかった〜!!!

⏰:08/02/07 16:16 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#285 [波]
「よいしょっ」

「ん?」


食事を終えた桃が、ゆっくり立ち上がって、あたしを引っ張りあげた。

「なっ・・何っ!!?」

あたしは少し慌ててしまう。

⏰:08/02/07 16:18 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#286 [波]
「さあ、帰れ」

「ええっ!?」


と・・突然だなあ。

「何で!?」

「もうご飯食べたじゃないっ」


食べたけど!!

⏰:08/02/07 16:19 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#287 [波]
「せっかくの旅行じゃんっ!語り明かそうとか思わないの!?」

「語り明かすほどあんたにする話はないわっ!!」

「ひっど〜!!!」


あたしと桃がきゃんきゃん言い争っていると、すっと背後から長い腕が伸びてきて、首本に回った。

⏰:08/02/07 16:22 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#288 [波]
「歩ちゃん??2人の邪魔しちゃだめだよ」

「は・・隼人っ・・・」


あたしはばっと回された腕を掴む。

桃はうんうんと頷いている。


・・宮沢君も頷いているのが、何とも複雑な気持ちだけど。

⏰:08/02/07 16:24 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#289 [波]
その瞬間、隼人はあたしの耳元に顔を近づけた。

「今から食後の運動するんだって」

「っ////」


そんなことを囁かれたら、もう何も言えなくなってしまう。


「わ・・分かった・・おやすみ・・・」

あたしはふらふらと隣の部屋に戻った。

⏰:08/02/07 16:25 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#290 [波]
「なあ」

「・・・」

「歩??」

「・・・」


ただいまあたしは部屋の隅。

隼人は現在綺麗に敷かれた布団の上。

2人の距離、5メートル。

⏰:08/02/07 16:28 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#291 [波]
「そんなに離れなくても」

「だって・・・」


呆れたようにため息をつく隼人えお、横目で盗み見る。


だってやっぱ、緊張とか、恥ずかしさとか・・

あるじゃんっ!?

⏰:08/02/07 16:29 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#292 [波]
「今すぐ獲って喰ったりしねえから。・・こっち来い??」

「・・っ・・」


隼人がぽんぽんと膝を叩くから、あたしは胸がきゅうっと締め付けられるような感覚に陥って。

あたしは自然に足が動いてしまう。

⏰:08/02/07 16:32 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#293 [波]
とことこと隼人に近づいたあたしを隼人は捕らえると、ぐっと引き寄せた。

そのまま、あぐらをかいている隼人の足の上に座らせる。


・・もちろん、向かい合う形にして。

「ちっ・・近いっ!!」


整った隼人の顔が、あたしの目の前にあって、どうにも恥ずかしくてたまらない。

⏰:08/02/07 16:34 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#294 [波]
「いいじゃん。近くても」

「やっ・・無理っ///」


あたしは隼人の胸板をぐっと押した。

まあ、そんなんで隼人がどくわけないけど。


「じゃあ・・離してあげる」

「ホント??」

⏰:08/02/07 16:37 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#295 [波]
あたしはこのセリフが返って来るとは思わず、きらきらと目を輝かせる。


「うん。歩からキスしてくれたらね」

「えっ・・・」


ええええっ!!?

⏰:08/02/07 16:38 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#296 [波]
「やっ・・無理無理!!」

「じゃあこのままだね」

「・・それも嫌;;」

あたしは真っ赤になりながら、ふるふると首を振る。


「じゃあ早くー。あ、ちなみに舌入れろよ?」

・・悪魔っ!!!

⏰:08/02/07 16:40 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#297 [波]
究極の選択だ・・・

キスするか。このままか。


ずっとこのままなんて・・あたしの心臓爆発してしまうかも。


ここは・・・

「キスするから・・目瞑って??」

⏰:08/02/07 16:41 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#298 [波]
必死に声を絞り出して、隼人と視線を合わせると、隼人は笑ってゆっくりと目を瞑った。

よし・・・


あたしはゆっくり。

ゆっくり。


隼人に唇を重ねた。

⏰:08/02/07 16:43 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#299 [波]
でも頑張れたのはここまで。

舌なんて入れれない。


あたしは数秒の間そのままで固まった。

どうしよう・・・


とりあえず唇を離そうとしたときだった。

⏰:08/02/07 16:44 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#300 [波]
「んッ・・・ぅ」

強引に唇を割って入ってきた隼人の舌。

何もしなかったあたしに痺れをきらしたのであろう。


「んっ・・ふ・・」

口内を犯す、隼人の舌。

⏰:08/02/07 16:46 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#301 [波]
隼人とキスすると、あたしはおかしくなる。

隼人でいっぱいで、いっぱいで。


どうしようもないくらい隼人が愛しくて。

呼吸をする間も忘れるくらい、隼人のことしか考えられない。

⏰:08/02/07 16:48 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#302 [波]
唇を離すと、あたしの視界が回転した。

目の前にいるのは隼人。
それは変わらない。


だけど、隼人の後ろが何故か天井。

はい。あたし・・・押し倒されました。

⏰:08/02/07 16:49 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#303 [波]
「なっ・・なななな////」

「言ったじゃん。限界だって。それに・・歩も乗り気みたいだし?」


隼人はにやりと意地悪く笑うと、あたしの着ていた浴衣を掴み、ピンク色のブラを覗かせた。


「あっ!!それは桃がっ!!」

「ちゃっかり着てんじゃん」

⏰:08/02/07 16:52 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#304 [波]
そうだけどっ・・!

あたしが唸りながら顔を背けようとしたとき、隼人の表情が真剣なものに変わった。


「怖い??」

「っ・・・」

あたしはゆっくりと首を縦に振った。

⏰:08/02/07 16:55 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#305 [波]
隼人はふっと笑うと、あたしの瞼にキスを落とした。

「無理強いはしたくない。歩のこと、大切だから」


隼人はそう言って今度はおでこにキスを落とす。


あたしは・・・

隼人とだったら、


いい。

⏰:08/02/07 16:57 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#306 [波]
怖い。

その思いにうそはない。


でも、

隼人が好き。

その思いの方が、何倍も何倍も強くて。

⏰:08/02/07 16:59 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#307 [波]
「隼人・・・」

気づけばあたしは、隼人の首に腕を回していた。


「歩??」

はやとは一瞬かなり驚いたようだが、すぐさま微笑んだ。


「優しくするし・・」

「う・・・ん」

⏰:08/02/07 17:01 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#308 [波]
隼人はあたしの浴衣に手をかけた。

優しく始まる愛無に、あたしはびくんびくんと反応してしまう。


あたしの体をなぞる隼人の長い指が、あたしをどんどん狂わせる。

胸を這う舌が。


たびたび頬を撫でる手が。

あたしを、壊す。

⏰:08/02/07 17:04 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#309 [波]
「ん・・ぁ・っ・・」

「声・・出せよ・・・」


聞きなれない自分の声。

甘い声。


隼人の耳元で囁く声にさえ、あたしは敏感になってしまっている。

⏰:08/02/07 17:05 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#310 [波]
「ひぁっ・・」

ついに。

ついに隼人の指が侵入してきた。


「濡れてるし・・感じてた??」

「んぅっ・・あっ・・・」

⏰:08/02/07 17:07 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#311 [波]
隼人が怪しく微笑んで。

より一層指の速度を速める。


「んぁぁっ!!」

「・・ここ??」


ある一点をかすめたとき。

漏れる声が一際大きくなった。

⏰:08/02/07 17:08 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#312 [波]
隼人はそこを、集中的に攻めた・・・

おかしく・・なる・・・


感じるのは隼人だけ。

響くのは声と音。


理性を・・壊す・・・

⏰:08/02/07 17:12 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#313 [波]
「力・・抜けよっ・・・」

「んっ・・」


繋がるとき。

こんなに痛いものなのっ?

って、思った。


でも、繋がりたい。
離したくない。離れたくない。

⏰:08/02/07 17:14 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#314 [波]
痛みが快楽に変わったとき。

あたしは隼人を見つめた。


隼人はあたしの唇にキスを1つ落とす。


「大好きっ・・・」

「・・知ってる・・」

⏰:08/02/07 17:16 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#315 [波]
隼人があたしを深く突いて。

2人で同時に果てたとき。


こんなに幸せなことはないって

心から思った。


薄れゆく意識の中、あたしの心も体も、勇人で埋め尽くされていたんだ・・・

⏰:08/02/07 17:20 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#316 [波]
訂正。隼人です。

すいませんっ!!;;

⏰:08/02/07 17:22 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#317 [波]
ーーーーーーー
ーーーー

「おはよ」

「ん・・・」


目が覚めると、あたしは隼人の腕の中で眠っていた。


「体・・平気?」

「ちょっと痛い;;」

⏰:08/02/07 17:23 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#318 [波]
あたしの腰には、甘い痛みが残っていた。

「嬉しい・・痛みだからいいのっ」


そう言って笑うあたしに、隼人も優しい微笑みを浮かべる。


「歩がかわいすぎるから。激しくしちゃった」

「っ・・馬鹿・・」

⏰:08/02/07 17:25 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#319 [波]
あたしは隼人に寄り添うようにして、隼人の胸に顔を埋めた。

「絶対離さないから」

「・・うん」


離さないで。

ずっと。そばにいて。

⏰:08/02/07 17:26 📱:PC 🆔:czvJFNjA


#320 [波]
あたしはきつくきつく願った。


淡い痛みと思い出を残した、

最高の思い出の


完成です。

⏰:08/02/07 17:30 📱:PC 🆔:czvJFNjA


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