諦めない強い心B
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#1 [垂斐]
:08/02/05 22:30
:P903i
:Of3UQrR2
#2 [垂斐]
:08/02/05 22:34
:P903i
:Of3UQrR2
#3 [垂斐]
:08/02/05 22:40
:P903i
:Of3UQrR2
#4 [垂斐]
星井流[ホシイ ナガレ]
主人公。私立中学K学院中等科に通う元ピアニストの中学生。心に傷があり笑えない。時分を変えようと芸能界へ入る。
原光太[ハラ コウタ]
流の友達で病院の跡継ぎ。頭がいい。
岡重大[オカシゲ ダイ]
流の友達。工務店の息子。流とは幼稚園からの友達。
佐渡ヶ島宥士[サドガシマ ユウシ
流が所属する芸能事務所のタレントて資産家の跡取りいじめを受けている流を助ける
その他にも出て来るので下のアドレスの所で見てください
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/2931/
:08/02/05 22:56
:P903i
:Of3UQrR2
#5 [垂斐]
前回までのあらすじ
流(ナガレ)は大阪の名門私立中学に通う中学生。しかし、いじめと父親からの虐待で心に深い傷を持ち笑えないそんな流はある歌手のコンサートを見て感動し自分を変えようと芸能界へ入る。流が入ったのはある芸能事務所のダンスユニット・スタークルーズだ。無事にスタークルーズに入った流だったがいじめはひどくなる。そんな時、いじめグループのリーダーと親戚という宥士[ユウシ]に出会う。流からいじめの事を聞いた宥士は味方になってやると流に言う。実は宥士はある資産家の跡継ぎなのだ…しかも、この芸能事務所には宥士をはじめ「お坊ちゃんタレント」と呼ばれる金持ちがたくさんいたのだ…そして、学校の方でもある事がきっかけでいじめをなくしていこうという動きが強まり…
:08/02/05 23:24
:P903i
:Of3UQrR2
#6 [垂斐]
:08/02/05 23:27
:P903i
:Of3UQrR2
#7 [垂斐]
前回の続き…
:08/02/05 23:31
:P903i
:Of3UQrR2
#8 [垂斐]
「うわ…瓜二つやん…」
と写真を見ながら呟く。
「でも…なんとなく悠輔が流をいじめる理由わかったわ」
と宥邪は呟くが宥士は
「え…なんでなん…」
と宥邪に聞き返す
「悠輔の奴…流をいじめる事で彼女を死の淵へ追い込んだ金融会社の社長にに復讐してるつもりでいるんとちゃうか…」
と宥邪は資料を片付ける
「それ…流にしたらええ迷惑やん…でも、佐渡ヶ島の跡取り名乗っていじめしている理由は?」
と宥士が椅子にもたれかかって聞く。
:08/02/05 23:48
:P903i
:Of3UQrR2
#9 [垂斐]
「それは宥士がよくわかるやろ…佐渡ヶ島の跡取り名乗ってたら誰もが従う…」
と宥邪はソファーに座り書類の整理をし始める。
「ま…そやけど…悠輔がそんなに跡継ぎやって事にこだわるわけ?実際に俺から跡継ぎの権利を奪おうとしてるねんで?」
と宥士はパソコンを見るながら宥邪に聞く。
「宥士から跡継ぎの権利奪ってその会社潰すつもりなんとちゃうか?」
と宥邪は書類に判子をおす
「ま…俺やったら潰せるかもしれへんけど…悠輔に潰せるかわからんやん」
と宥士はパソコンのメールに目を通し返信を書いている
:08/02/06 12:13
:P903i
:g0cAlhO.
#10 [垂斐]
見るながら⇒見ながら
:08/02/06 12:15
:P903i
:g0cAlhO.
#11 [垂斐]
「ま…そやけど…悠輔には悠輔なりの考え方があるんやろ」
と宥邪は整理していた書類を書類袋にいれて鞄の中へしまう…
すると…
「宥邪兄さん…もう少しこの事調べてくれへん?なんか出て来そうや…」
と宥士はパソコンのスイッチを消しながら笑みを浮かべる
「調べさせるけど…お前の方でも調べてや…」
と宥邪が呆れている
「やけど、Trialにそっち関係詳しい人おるやん?」
と本棚から経営関係の本を出しながら宥士は訪ねる。
:08/02/06 12:37
:P903i
:g0cAlhO.
#12 [垂斐]
「秋摩さん?確かにそうやけど…」
宥邪が困った顔をしているとドアが開き、宥邪が所属する人気バンド・Trialのリーダーでボーガルの秋摩[アキマ]が入ってきた。
「俺になんかやってもらいたい事あるんか?宥士」
と秋摩は宥士に尋ねる
「秋摩さん、この金融会社知ってます?」
と宥士は秋摩に資料を見せる
「ああ…知ってるで…タチ悪い金融会社や…金を貸せば高い利子つけてひどい取り立てをするんやて…でも、宥士がそんな会社の資料持ってるん?」
と秋摩は資料を見ながら宥士に聞く。
:08/02/06 14:07
:P903i
:g0cAlhO.
#13 [垂斐]
「親戚の悠輔の事、調べてたらこの金融会社の事が出てきたんです…」
と宥士は本を読みながら答える
「あ…流をいじめてるグループのリーダーって奴やな…ええよ、調べとったる…組員やった奴に調べさせておくわ」
と秋摩は資料を宥士に返す
「でも…秋摩さんがここくるやなんて珍しいやないてすか…」
と宥邪が不思議そうな顔をしていると
「宥邪…今日…新曲のレコーディングや!!何回電話しても出ないから探し回ってたをやからな!!」
と秋摩は宥邪に怒鳴る。
すると、宥邪はびっくりした顔をして慌て携帯を見る
:08/02/06 14:30
:P903i
:g0cAlhO.
#14 [垂斐]
探し回ってたをやからな
↓
探し回ってたんやからな
:08/02/06 14:31
:P903i
:g0cAlhO.
#15 [垂斐]
すると、『着信あり』と画面に表示されており、着信歴を見てみると20件の着信があった…
「す…すみません…秋摩さん…マナーモードしててわかりませんでした…」
と宥邪は謝る
「だいだい、宥邪、芸能界入って6年経つんやから責任もって行動しろや!!ほらさっさと行くで!!!」
と秋摩は宥邪を注意すると宥邪をひっぱり部屋を出て行く
:08/02/06 14:52
:P903i
:g0cAlhO.
#16 [垂斐]
宥邪と秋摩が出ていくと宥士は…
「…やっぱ…自分で調べよ」
と呟くとコートをきて鞄の中からスケジュール帳を出し…
「ええと…明日は、午前中に大学行って午後からモデルの仕事やな…あ…それと流の裁判の判決が決まるから事務所に来るように言われてたんやった…」
と宥士はスケジュール帳を確認しながら部屋を出て行った
:08/02/06 15:17
:P903i
:g0cAlhO.
#17 [垂斐]
次の日…
携帯から目覚まし時計の音楽が鳴り流は目を覚ます。
ストーブをつけてパジャマから洋服に着替えると流は歯を磨き下に降りてリビングへ行く。
リビングでは母親が朝食を作っており、姉の音葉[オトハ]と兄の奏[カナテ]゙はソファーで本を読んでいた。
父親は出かけたのか家にはいなかった
「おはようございます…父さんは?」
と流はサラダを作っていた母親に尋ねる。
:08/02/06 16:49
:P903i
:g0cAlhO.
#18 [垂斐]
「今日はピアノコンサートの打ち合わせがあるらしくて朝早くに出かけたわ」
とテーブルの上に流の分のサラダを置きながら母親はこたえる。
すると、奏がテーブルの所に来て
「大丈夫?流…」
と心配そうな目で流を見る
「大丈夫…」
と流は朝食を食べ始める。
「ほんま?流…」
と音葉も心配してテーブルの所へやって来る。
:08/02/06 17:00
:P903i
:g0cAlhO.
#19 [垂斐]
「大丈夫やで…僕がくよくよしてたらあかんやろ?」
と流がパンを食べながらこたえると…
ピーン ポーン
とインターホンの音がして母親が玄関へと向かい玄関のドアを開ける
すると…
「流ー!!俺や!!」
と大[ダイ]の声がする。
流が席を立ち玄関の方へ行くと大たちだけでなく2-Dのクラスメイトと担任の相庭[アイバ]がいた
:08/02/06 17:09
:P903i
:g0cAlhO.
#20 [垂斐]
「相庭先生…みんな…」
流はそう呟いて涙を流す。
すると、大と卓夢が布を広げる
すると、そこには…
「流!!最後まで諦めるな!!」
と書かれていて…
「これさ…流の裁判が始まってからみんなでコツコツと作っててん!!」
と大が言う
「ありがとう…みんな…」
流がそう言うと相庭が…
「星井は一人やない…やから最後まで諦めずにな」
と流に話しかける
:08/02/06 17:38
:P903i
:g0cAlhO.
#21 [垂斐]
「はい…わかりませんました…」
と流が返事すると
「今日は学校休みやけど美南[ミナミ]が理事長に頼んで講堂を開けてもらってみんな集まってるから結果教えに来てや…」
と秀都[ヒデト]が流の頭を撫でる。
「わかった…夕方にはわかると思うから行くな」
と流がこたえるとクラスメイトは流の家を出て行く
:08/02/06 17:55
:P903i
:g0cAlhO.
#22 [垂斐]
わかりませんました
↓
わかりました
:08/02/06 17:57
:P903i
:g0cAlhO.
#23 [垂斐]
すると、母親と奏、音葉が出てきて…
「流…」
母親が流に声をかける。
「母さん…兄さん…姉さん…」
流が呟くと鷹氏[タカシ]が迎えに来た
「流…迎えに来たんやけど…大丈夫?」
泣いている流を見て鷹氏は心配して聞く
「あ…はい…すみません…」
と流が謝ると鷹氏は
「無理もあらへんよ…俺の前では強がらんでええから…」
と鷹氏はハンカチを出し流の涙を拭く。
:08/02/06 18:29
:P903i
:g0cAlhO.
#24 [垂斐]
「あっ…鷹氏さん…少し待っててください…」
と母親と音葉、奏は家の奥へと行ってしまう。
「流は…用意出来たん?薬、もったか?」
と流に聞く
「はい、持ちました…」
と流がこたえると鷹氏は
「そうか…今日の結果がどうなっても、流は気にしたらあかん…ええな…」
と流の頭を撫でる。
「わかりました!!」
流が元気よく返事すると奥から母親と奏、音葉が出てくる。
「じゃあ…行くで…流…」
鷹氏がそう流に話しかけると流は鷹氏の車に乗り裁判所へ向かう。
:08/02/06 18:48
:P903i
:g0cAlhO.
#25 [垂斐]
その頃…
学校とスタークルーズのレッスンが休みだった勲[イサム]は実家の『山仲バレエ団』の事務所にある団長室にいた
「おとん!!ノエルの事どう思ってるねん!!アイツ、団員の中でめっちゃ評判悪いねんで!!しかも、学校ではいじめグループのメンバーや!!そんな、奴が団員やったらバレエ団のイメージ崩れる!!」
と机を叩きながら父親でもある団長に怒鳴る
「そう言われてもな…勲…」
団長は机の上にある書類を整理しながらこたえると
「どうせ、寄付に目がくらんだんやろ!!」
と勲は腕を組ながら机の前に座る
「ノエルの事は他の団員からも聞いたから注意はしてるんやけど…」
と団長は書類をしまいながら勲に教えるが…
「だいだい、おとんは甘過ぎや!!もっとビシッと注意せなあかん!!」
と勲が大声を出すと団長室のドアが開きノエルが入って来る
:08/02/06 19:24
:P903i
:g0cAlhO.
#26 [垂斐]
ノエルはバレエのレッスンを受けていたのかレッスン着をきている
「勲さん…なに大声出してるんですか…廊下まで聞こえてますよ」
とノエルは笑みを浮かべている。
すると、勲は立ち上がりノエルの方へと行く
「ちょうど、よかったわ…ノエル…お前に話あんねん…」
と勲はノエルの腕を引っ張り部屋を出て行く。
:08/02/06 19:34
:P903i
:g0cAlhO.
#27 [垂斐]
別室…
勲はノエルを連れて別室へとやって来た
すると、ノエルは…
「星井先輩の事ですか…勲さん…」
とノエルは尋ねる
「そうや…わかっとるんやったら話が早いわ…今すぐ流をいじめるのやめろ…でないとやな…痛い目に合うで…」
と勲はノエルを脅すが…
「嫌ですね…」
とノエルは返事をする
:08/02/06 19:47
:P903i
:g0cAlhO.
#28 [垂斐]
「嫌?へ…じゃあどないなっても知らへんで…俺…」
と勲がノエルを睨み付ける
「ってか…学校の事まで勲さんに言われないといけないんです?バレエ団に迷惑かけた覚えないですけど…」
とノエルはこたえる。
「迷惑かけてるで…ノエル一人の行動がバレエ団のイメージさげるねん…団員やったらそれくらい自覚しろ…」
と勲が言うが…
「それは、すみませんでしたね…でも、バレエやめた勲さんに言われたくないですね…だいだい、フランスのバレエ団に受かってたのに行かないで芸能界入るなんて僕には考えられませんね」
と勲を嘲笑う。
:08/02/06 20:00
:P903i
:g0cAlhO.
#29 [垂斐]
「お前に金でうちのバレエ団入ってロシアのバレエ団に受かったノエルに言われたないわ!!言っとくけどな!!俺は実力でフランスのバレエ団に受かったしスタークルーズにも受かったや!!」
と勲はノエルの胸ぐらをつかみながら怒鳴る
「へ〜その芸能事務所…低レベルな人たちの集まりなんですね…」
とノエルはバカにしたように笑う。
すると、勲はノエルを放し
「アホらし…言ってもわからんかったら…一回痛い目にあったらええ…俺が所属している芸能事務所だだの事務所とちゃうから…今頃、いじめグループのリーダー大慌てやわ…」
とコートを着ながらノエルに忠告する
:08/02/06 21:56
:P903i
:g0cAlhO.
#30 [垂斐]
「佐渡ヶ島先輩が?」
とノエルが聞き返す。
「そうや…ま…裁判の結果次第ではうちのバレエ団から追い出されるかもな…ノエルの変わりやったらレッスン生がおるし…そう…団長に言っとくわ…」
と勲は鞄をかける
「裁判に勝つと思ってですか?勲さん…」
とノエルが聞くと
「そう思ってる…じゃあ…俺、ちょっと出かけて来るから…」
と言って勲は部屋を出て行った
:08/02/06 22:09
:P903i
:g0cAlhO.
#31 [垂斐]
>>29お前にお金でうちのバレエ団に受かった
↓
お金でうちのバレエ団に
:08/02/06 22:12
:P903i
:g0cAlhO.
#32 [垂斐]
その頃…関映プロダクションズ
スタークルーズのメンバーら関映タレントたちは事務所で電話対応やFAXの整理をしていた。
「この前よりすごいわ…ファンからのメッセージ…」
とFAXの前にいる謝花[シエホア]が呟く。
「ホンマやな…電話の方もすごいわ…」
と電話対応をしていた照[テル]がと呟く。
「じゃあ、照さん…FAXたまったからレッスン室に持って行って整理して来ますね」
謝花は山ほどあるFAX用紙を紙袋にいれて手に持つ。
「お願いな…置けんようになったらHopeful Actorsのレッスン室に置いてええから」
と照は謝花に伝える
「わかりました…」
謝花はそう伝えると紙袋を両手に持ちレッスン室へ向かう
:08/02/07 12:07
:P903i
:N8SKQMq.
#33 [垂斐]
レッスン室…
レッスン室ではスタークルーズのメンバーがFAXの整理をしている
板張りの床にたくさんのFAX用紙が並べられ床が真っ白になっていた
「もう…並べられへん…どないしょ…」
と並べられたFAX用紙を見ながら困った顔で裕太が呟く
「どないする…裕太…」
と馨が裕太に聞き返す。
すると、紙袋を持った謝花がレッスン室へ戻って来る
:08/02/07 19:32
:P903i
:N8SKQMq.
#34 [垂斐]
「あらら…いっぱいになってたんやな…まだ、あるけんけど…」
と謝花は裕太らに紙袋を見せる
「うわ…スタークルーズのレッスン室には置かれんで…どないするん?謝花…」
と裕太は紙袋を覗きながら謝花に尋ねる
「Hopeful Actorsのレッスン室置いてええって照さんから言われるんやけど…」
と謝花はこたえる
:08/02/07 19:42
:P903i
:N8SKQMq.
#35 [垂斐]
Hopeful Actorsのレッスン室…
レッスン室ではメンバーの龍、夕[ユウ]、翔[カケル]が殺陣の練習をしている
紙袋を持った謝花と裕太は部屋に来て…
「龍、夕、翔…部屋にこれ置かしてくれへん?」
と裕太は紙袋を見せて聞く
「はぁ?スタークルーズのレッスン室に置くんとちゃうん?」
夕が裕太に尋ねる
「そやねんけど…いっぱいで置かれんようになってしもた…FAX用紙で雪が積もったように床が真っ白や」
と裕太がこたえる
:08/02/07 19:54
:P903i
:N8SKQMq.
#36 [垂斐]
「照さんに『スタークルーズのレッスン室に置けなくなったらHopeful Actorsのレッスン室に置いてええ』って言われたんですよ…」
と謝花がこたえる
「…照に言われたんやったらしゃあないか…二人とも練習やめてスタークルーズの手伝いしようや」
と龍が夕と翔に指示する
「そうですね…手伝いましょ…」
と翔がこたえると夕も
「しゃあないか…置いてええで…レッスンやめるから…俺らも手伝うわ…」
と夕が部屋を片付け始めた
:08/02/07 20:03
:P903i
:N8SKQMq.
#37 [垂斐]
会議室…
スタークルーズのメンバーはレッスン室がFAX用紙でいっぱいになっているため会議室に集まっていた
「裁判…どないなんやろな」
と閑[カン]が机にもたれかかりながら呟く
「ほんとうだね…流…倒れてないか心配だよ…」
と涼[リャン]が椅子に座り書類を見ながら返事をする
「お前らが弱気になってどないするねん…流なんかもっと不安なんやで?」
と早智登は窓際の椅子に座りながら大学のレポートを書いている
:08/02/07 21:05
:P903i
:N8SKQMq.
#38 [垂斐]
その時、記者会見の用意をしていた太劉[タイリュウ]渉矛[ワタム]亮二[リョウジ]が戻って来た
「あ…太劉さんたち戻って来たんや…」
と謝花が学校の宿題をしながら呟く。
「太劉さん…渉矛さん…亮二さん…記者会見の方はどないなんです?」
とロケスが聞く
「まだ…始まってないんやけど…すごいマスコミや」
と渉矛がペットボトルのお茶を飲みながらこたえる
「裁判の方はどうなってるんだろ…テレビでやってないかな…」
と亮二は呟くと会議室にあるテレビをつけてチャンネルをあわす
すると、あるチャンネルで裁判の事が特集されていた
:08/02/07 22:20
:P903i
:N8SKQMq.
#39 [垂斐]
スタークルーズのメンバーはテレビ画面に釘付けになる
すると、マスコミの前に男性が出てきて大きな紙を広げる
すると、その紙には…
『勝訴』
の文字が…
それを見たメンバーは…
「ちょっと…どっちが勝ってん!!」
と叫ぶ
すると、謝花の携帯がなり謝花が電話を見ると『ジュン兄携帯 080 **** ****』と表示されている
「あっ!!ジュン兄から電話や…ちょっと出ますね」
と謝花は電話に出る
:08/02/07 22:49
:P903i
:N8SKQMq.
#40 [垂斐]
「裁判の事ちゃいますか?」
と疾風[ハヤテ]が呟くと部屋に勲が入って来て…
「ここにいたんですか…」
と聞く
「勲!!裁判の結果わかったんだよ!!」
と念[ニエン]が勲に伝える
「え…どうやったん?」
と勲は冴人[サエト]に聞く
:08/02/07 22:56
:P903i
:N8SKQMq.
#41 [垂斐]
「決まったみたいやねんけど…どっちが勝ったんかはまだ…わからへん」
と冴人が困った顔で勲に教える
すると、電話に出ていた謝花が慌てて帰って来た
「うちが勝ったみたいですよ!!」
と謝花が伝えるとメンバーは
「マジなん…謝花……」
と聞く
「はい…関映プロダクションズ側が勝訴したらしいです」
と謝花は教える
:08/02/07 23:05
:P903i
:N8SKQMq.
#42 [垂斐]
すると、メンバーは一斉に
「俺らが勝ったんや…」
と呟く
すると、他の関映タレントも会議室に集まって来る
「スタークルーズ…聞いた?俺らが勝ったんやて…裁判…」
と瑳華恵[サカエ]が聞く
「今…聞いた…瑳華恵…」
と渉矛が瑳華恵の方を見る
:08/02/07 23:11
:P903i
:N8SKQMq.
#43 [垂斐]
「裁判官が…流の訴えを信用してくれたんや…」
と庸覇[ヨウハ]が椅子に座り呟く
すると、宥士と文和[フミカズ]がやって来た
「裁判…俺らが勝訴したんやろ…いまさっき龍樹[リュウキ]から聞いたわ」
と宥士が言う
「はい…」
と涼が返事を返す
「どないしてん…裁判に勝ったんからやもう少し喜べや…」
と宥士はメンバーに言うが
「びっくりしすぎて放心状態やないん…」
と文和がお茶を紙コップへ入れる
:08/02/07 23:26
:P903i
:N8SKQMq.
#44 [垂斐]
「お前ら勝ったんやから嬉しそうにせいや…もう…」
と宥士はテレビに近い所にある椅子に座る
「でも…流の事…考えると複雑で…」
と太劉が椅子に座りお茶を飲む
「そやな…ま…とりあえず…流が帰って来てからにしようや…」
と渉矛は医学書を見ながら大学のレポートを書いていた
:08/02/08 13:39
:P903i
:uCqtrw/Y
#45 [垂斐]
その頃…裁判所…
裁判が終わり流らは法廷をで控え室へと行く
しかし、状況が読めないのか流は放心状態だ
「流…大丈夫か?」
と流の様子を見て心配した鷹氏が声をかける
「あっ…大丈夫です…」
と流は返事をするが放心状態のままだ…
「無理あらへんって…鷹氏…頭の整理がついてないんとちゃうか…流…」
近くにいたジュンはそう話しかける
:08/02/08 13:52
:P903i
:uCqtrw/Y
#46 [垂斐]
「あの…」
流が鷹氏に聞く
「何や?」
と鷹氏は流の方を見て聞き返す
「裁判…僕たちが勝ったんですよね…」
と鷹氏に尋ねると鷹氏は
「そうや…俺らが勝ったんやで…」
と鷹氏が流の頭を撫でる
「裁判官が僕の証言…信じてくれたつて事ですよね…鷹氏さん…」
と流が呟くと流は鷹氏に抱きつき泣き始めた
:08/02/08 14:24
:P903i
:uCqtrw/Y
#47 [垂斐]
その頃…学校…
中等科の講堂では反佐渡ヶ島派のメンバーが集まってテレビを見ていた…
「『勝訴』って…どっちがかってん…」
と信弥が呟く
「どっちなんだろ…勝ったの…」
と太小[タイシアオ]が呟くと琉伊[ルイ]の携帯が鳴る。
琉伊が携帯を見てみると『田埜 卓携帯 090 **** ****』と表示されていた。
「あ…ちょっと携帯に出ますね…」
と琉伊は席を立つ。
「誰からだろ…」
と光太[コウタ]が電話をかけている琉伊の方を見る
:08/02/08 15:01
:P903i
:uCqtrw/Y
#48 [垂斐]
そして、琉伊が電話を切って反佐渡ヶ島派のメンバーが集まった所に暗い顔をしながら来た
「ど…どないしてん…あかんかったんか?」
と卓夢が慌てた表情で琉伊に聞く
しかし、琉伊は頭を下げたままだ
「あ〜もう〜琉伊!!どっちやねん!!流は勝ったんか負けたんか?」
と大が講堂に響くようなでかい声で叫ぶ
大が叫ぶと琉伊は顔を上げて
「流が勝ったって!!」
と笑顔になる
:08/02/08 15:25
:P903i
:uCqtrw/Y
#49 [垂斐]
琉伊がみんなにそう伝えると
「よかった…星井が勝ったんや!!」
とみんなはいっせいに講堂に響くような声で叫ぶ
その時、外で見ていた教師たちも講堂に入る
「星井側が勝訴したみたやな…」
と相庭が笑顔て反佐渡ヶ島派の生徒に聞く
「はい!!」
美南[ミナミ]は笑顔で返事をする
「じゃあ…生徒たち集めて学校集会の用意するで」
と先生が指示すると反佐ヶ渡ヶ島派のメンバーは先生に言われた通りに行動する
:08/02/08 15:51
:P903i
:uCqtrw/Y
#50 [垂斐]
その頃…
スタークルーズのメンバーが流の帰りを待っている
流の事が心配なのかメンバーは落ち着きがない
「あ〜遅い…」
椅子に座っている渉矛が貧乏揺すりをしている
「ながちゃん…」
冴人がドアの方を見る
その時…
カチャ…
ドアを開ける音がしてメンバーは一斉にドアの方を見る
「だだいま…」
和里ら裁判の方に行ってたメンバーが疲れきった様子で帰ってきた
「和里さん…裁判…うちが勝ったって聞きましたけど詳しく教えてくれませんか」
窓際に立つている裕太が和里に質問をする
:08/02/08 17:23
:P903i
:uCqtrw/Y
#51 [垂斐]
「たくさんの人が読む週刊紙に嘘の記事をかきイメージダウンさせる事は名誉棄損になるって…ま…流の主張が認められたって事やな…」
和里がコップを手に取りお茶を入れる
「そらそうやろ…週刊紙まで使って流を傷つけるやなんて…最低や…」
馨は椅子に座って本を読む
「あれ…ながちゃんは…」
冴人が宿題をしながら和里に尋ねる
「流やったら学校や…裁判の結果言いに行ったで」
和里はお茶を飲みながら返事をする
:08/02/08 18:57
:P903i
:uCqtrw/Y
#52 [垂斐]
その頃…
流はみんなに裁判の結果を伝えるために学校へ来ていた
流は緊張しながらドアを開けると反佐渡ヶ島派のメンバーが流を見た
「流…どうやったん?」
光太が心配そうに尋ねる
「あんな…勝った…裁判に…」
流がそう伝えると
「よかったやん」
みんなは笑顔になり流の頭を撫でる
そこに…
佐渡ヶ島派が来て…
「星井…」
悠輔は流を睨み付ける…
「悠輔!!ええかげん降参しろや!!言っとくけどな!!お前がホンマの佐渡ヶ島家の跡取りでない事知ってるんや」
信弥が悠輔の前に出て来て脅す
「あ…ちなみにね…勇気と清[セイ]も知ってる…」
酉真[ジージェン]が悠輔の胸ぐらを掴むと飛鳥と星野が
「俺…嘘つく奴とはいたくねえから…」
二人は反佐渡ヶ島派の所へ行く。
:08/02/08 19:23
:P903i
:uCqtrw/Y
#53 [垂斐]
「星野…飛鳥…」
悠輔が困惑した顔をする
その時、ドアが開き宥士と宥邪が入ってくる
「宥士…宥邪…」
悠輔は宥士の方を見る
「そろそろ…いじめ…やめたほうがええで…流がええ迷惑や…」
宥士が悠輔を睨み付ける
「やっぱ…お前がコイツらに指示してたんやな!!」
:08/02/08 19:30
:P903i
:uCqtrw/Y
#54 [垂斐]
「ああ…そうや…」
宥士は悠輔を一発殴る…
「こいつがいじめを始めた理由教えたる…こいつの彼女を死に追いやった奴に復讐するためや…ま…実際にはでけへんからそいつにたまたま似てた流をいじめることで復讐したつもりになってたんやろ…」
宥士が悠輔を見ながら伝えると悠輔は…
「ああ!!そうだよ!!悪いか!!宥士!!俺はアイツの事が好きやったんや!!なのに…あの社長のせいで…」
悠輔は座りこんでしまった
「なんでさ…その事…俺らに言わなかったん…悠輔」
信弥が悠輔の前に立ち尋ねる
:08/02/08 19:41
:P903i
:uCqtrw/Y
#55 [垂斐]
「言っても助けくれる補償はないやろ!!」
悠輔は大声でだす
「でも…悠輔を慰める事はできたよ…」
酉真は少し泣いている
「林…」
「ごめんね…僕…悠輔に彼女いるの知ってたけど…そんな大変な事になってたなんて…知らなかった…ほんと…ごめんなさい」
と酉真は悠輔に謝る
:08/02/08 19:48
:P903i
:uCqtrw/Y
#56 [垂斐]
「なんで…林が謝る…」
悠輔が尋ねると酉真が
「僕ら友達じゃん…だから…悠輔にいじめをやめてもらいたかった…昔の悠輔に戻ってほしかったんだよ」
酉真が泣きながら答える
「ま…昔はええ奴やったからな…悠輔…」
信弥が悠輔の前に手を差しのべる
:08/02/08 19:54
:P903i
:uCqtrw/Y
#57 [垂斐]
そして
「佐渡ヶ島先輩…」
流も悠輔の前に来ると泣き始めてしまった…
「星井…お前…」
悠輔は流を見る…
「ごめんなさい!!先輩!!」
流はなぜか悠輔にあやまった
「星井…どうして謝るんだ」
悠輔が流に聞くと
:08/02/08 20:01
:P903i
:uCqtrw/Y
#58 [垂斐]
「その人のかわりに僕が謝ります!!」
流は涙を流していた
「星井…顔あげろ…謝るのはこっちだ…本当にすまなかった…」
悠輔が流に謝る
「星井ごめん!!」
「星井先輩ごめんなさい!!」
悠輔が謝ると今までいじめていた潮田、井郷、江上、杉原、そして…ノエルと岬も謝る
「みんな…いいよ…同じK学院の生徒じゃない」
流は井郷たちの前に来て手を出す
:08/02/08 20:09
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#59 [垂斐]
そして、井郷たちも手を出し流と握手をする
「これで…K学院のいじめは一見落着やな…」
宥邪が笑顔になる
「ま…そやね…あとはこの金融会社を潰すだけや…」
宥士が帰ろうとすると
「もうええって!!宥士!!」
悠輔は車に乗ろうとする宥士に伝える
「え…お前、この会社潰したいんとちゃうんか?」
宥士は悠輔に聞く
「だから…いいねん…もう…そんな事してもアイツ喜ばへん…」
「なんやねん…喜久岡潰した勢いでこの会社潰そうと思ってたのに…」
宥士のその言葉を聞いた流は
:08/02/08 20:20
:P903i
:uCqtrw/Y
#60 [垂斐]
「宥士さん…喜久岡さん所潰したんですか…」
尋ねる
「潰したというか…うちの子会社にしたった…佐渡ヶ島は食品会社ないから…」
宥士はこたえる
「あ…それと…在間にこれ…渡してて…宥士…」
悠輔は宥士に書類を渡す。
「これ…不動産の書類やん…」
宥士が書類を見ながら悠輔に尋ねる…
:08/02/08 20:27
:P903i
:uCqtrw/Y
#61 [垂斐]
「その不動産…全部…在間の土地やった所や…100年前に在間から奪ったぶん」
と悠輔は返事をする
「けど…これ…全部なくしたら分家の資産なくなるで雅弥は喜ぶけど…」
宥士が困った顔で聞く
「宥士の会社…手伝おうかな…って…あかん?」
悠輔は宥士に聞く
:08/02/08 20:33
:P903i
:uCqtrw/Y
#62 [垂斐]
悠輔の意外な言葉を聞いた宥士はびっくりするが
「ええよ…小さな事業でよかったらお前にまかすわ」
宥士は悠輔にそう伝えると車に乗って走りさる
「先輩…よかったですね…」
流が笑顔で悠輔に聞く
「へ…お前もさ…かわいい笑顔つくれるやん…」
悠輔が流を見る
:08/02/08 20:40
:P903i
:uCqtrw/Y
#63 [垂斐]
その悠輔の言葉を聞いて生徒たちが流と悠輔の所に集まる
「あ…ホンマや…めっちゃかわいい〜」
信弥が笑いながら流のほっぺたを押す
「流…笑えたやん…」
光太が笑顔で流を見る
「えっ?ホンマ?」
流は慌て講堂の前にある大きな鏡を見るが…
「なってないやん…」
肩を落とす
「さっきなっててん…ほら」
輝巳が携帯の写メールを見せる
「…なってたんやね…あんだけ笑顔作られへんかったのに…」
流は恥ずかしそうな表情を見せる
「じゃあ…ピアノも弾けたりして…流…弾くか?」
大は流に尋ねると流は一人で講堂にあるピアノへと向かう
:08/02/08 21:16
:P903i
:uCqtrw/Y
#64 [垂斐]
そして、流はあんだけ弾く事を拒否していたピアノに触り曲を弾き始めた
その曲はとても優しく明るい曲だった…
生徒たちは椅子に座り聞きいる
流はピアノを弾きながら今までの事を振り返り涙がでできた
『僕はもう…何事からも諦めない…僕にはたくさんの支えてくれる仲間がいるから…今日から生まれ変わったつもりで明るい自分でいよう…自分が決めた未来にしていくために』
ーーーー終わりーーーーー
:08/02/08 21:52
:P903i
:uCqtrw/Y
#65 [垂斐]
続編は高校生になった流が学校と芸能活動を両立して夢を叶えていく話です
:08/02/08 21:54
:P903i
:uCqtrw/Y
#66 [
]
あげ

:10/02/16 15:06
:SH01B
:ZUdDkPPo
#67 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age↑
:22/10/04 19:16
:Android
:nH.OoPsQ
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