あいつはあの子のことが好き。
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#733 [みぉり]
・・・・・今が"好き"に向き合ういい時期なのかもしれないな




私は大きく息を吸い込むと玄関の扉をあけた


あ「ただいまー」

⏰:08/03/04 02:49 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#734 [みぉり]
━━――──……‥
恭平Side

〜♪〜〜〜♪


暗室で作業をしていた俺の携帯が突然鳴り出す


画面表示を確認しないでそれを手に取った



ピッ・・・・


恭「はい・・・・」


『あ、今泉くん???私ー・・・・』

⏰:08/03/04 02:54 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#735 [みぉり]
その声に片手で作業しようとしていた動きが止まる









恭「・・・・・・・・・・相原」


俺は電話の主の名前を呟いて、ソファに四肢を投げ出すように座り込んだ

⏰:08/03/04 02:57 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#736 [みぉり]
『わかってくれてよかった』


電話先から嬉しそうな声が聞こえる・・・・が俺にとっては耳障りこの上ない


恭「なんですか・・・・・・・お前とはもう終わりだっつただろ」



俺はイライラしながら現像されて浮かび上がった写真の1枚を手にとって話す



『そ・・・うなんだけど・・・・ねぇ、突然どうして』

⏰:08/03/04 03:55 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#737 [みぉり]
恭「・・・・・・・・お前には関係ない」



瀬戸が詩集を真剣に読んでいる写真をみつめて静かに言い放った



恭「それに・・・・元からそういう契約だったろ」


『それは・・・・そうだけど・・・でも突然すぎるよ』


恭「突然でもなんでもない、元々お前からの提案だったろ・・・"俺の好きなタイミングでおしまいにする"」


『・・・・・ん、そうだね。・・・・ちょうど潮時なのかもね』



電話先の声がややトーンを落として寂しげに呟く

⏰:08/03/04 04:02 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#738 [みぉり]
俺はほんの一瞬だけ"相原"に申し訳なさがこみ上げた



・・・・でもこの関係を作ったのはこの女で、お互いに割り切った関係でいた


俺はそう思い直して再び電話先に強い口調で続ける



恭「とにかく・・・・終りだから・・・・・お前も彼氏にばれるとまずいでしょ」

⏰:08/03/04 04:08 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#739 [みぉり]
そう言うと"相原"は黙ってしまった



俺は半ばイライラしながらも瀬戸の写真を見つめて気を紛らわす




『・・・・うん、・・・ちょっと気づいてるっぽいし』


恭「そ・・・まぁ、がんばれよ・・・じゃあ」



俺はそういって電話を切ろうとボタンに指をかけた

⏰:08/03/04 04:12 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#740 [みぉり]
『ちょっと待ってっ・・・・・今日図書室にいたでしょ?』



!!!!



俺は思わず言葉につまる


恭「っ・・・・・なんで知ってるんだよ」



『・・・・・たまたま行ったら・・・頬杖ついて寝てるのみた』

⏰:08/03/04 04:15 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#741 [みぉり]
タイミングが悪い・・・・・それならきっと



向かいにいたあいつにも気づいただろう


俺のその気持ちを読んだのか・・・・"相原"は言葉を続ける



『向かいにいた子・・・・あの子・・・今泉くんの・・・?』



・・・・たぶん、"彼女"か"好きな子"そんなことを言いたいのだろう

⏰:08/03/04 04:22 📱:PC 🆔:pBs89fqk


#742 [みぉり]
恭「・・・・・・コンテストのモデル」


『え?コンテストって・・・・今度の?』


恭「あぁ・・・・・凪の友達でイメージに合ったから頼んだ」



俺はなんで"相原"にこんな説明してんだって思いながらも話すと


電話先の声は"へぇ〜そうなんだ"と呟いて納得しているようだった



これで本当に最後だ・・・・そう思って"じゃあ"と声をかけると"ばいばい"そう聞こえたので俺は静かに電話を切った

⏰:08/03/04 04:34 📱:PC 🆔:pBs89fqk


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