あいつはあの子のことが好き。
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#201 [みぉり]
私の言葉が聞こえなかったのか目の前のこの人は、無言のまま…






私はまた再び口を開き


あ「お願い…はなして…ッ」



今度はさっきよりもはっきりと、少し涙声だったかもしれないけどそう言った。

⏰:08/02/12 21:51 📱:N904i 🆔:pZBVbIBo


#202 [みぉり]
途端、体から重みがなくなった。


体が…動く…?



バッ…

私は体をすぐに起こし、自由になった両手で自分を抱き締めた。






?「…ッごめん…」

⏰:08/02/12 22:06 📱:N904i 🆔:pZBVbIBo


#203 [みぉり]
今まで私を組み敷いていたその人は

私から離れ、そう呟くと暗幕の向こう側







ー…光の明るい空間へ通じる方へと姿を消した。

⏰:08/02/12 22:09 📱:N904i 🆔:pZBVbIBo


#204 [みぉり]
バタンッ


扉が閉まる音と同時に安堵感に包まれる。



よかっ…た




私は気持ちを落ち着かせながら、まだ少し震える自身をきつく抱き締めた

⏰:08/02/12 22:16 📱:N904i 🆔:pZBVbIBo


#205 [みぉり]
いつまでもここにいたくない…




私は落ち着きを取り戻すとすっかり暗やみに慣れた目で扉へと向かう。



コンッ…


扉のある暗幕の前で何かが足にあたったのを感じた



なに?

⏰:08/02/12 22:19 📱:N904i 🆔:pZBVbIBo


#206 [我輩は匿名である]
チャリ・・・



拾い上げたそれは暗やみで何かははっきりわからない。


私はマスターキーを閉まっている胸ポケットにしまうと




暗幕をかきわけて外へでた。

⏰:08/02/12 22:55 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#207 [我輩は匿名である]
バタン・・・



扉を閉めて大きなため息を吐いた。



ふと腕時計に視線を落とすと時間は7:47



時間的にこの暗室にいたのは30分程度



でも私にはもっともっと長い時間だったように感じてならなかった。

⏰:08/02/12 22:58 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#208 [みぉり]
すいません!!
206と207は私です((( ;゚Д゚)))
パソコンからの更新で名前入力忘れました!

⏰:08/02/12 23:00 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#209 [みぉり]
207から






なんだったの一体・・・・。



暗室をあとに、私は教室に向かう気持ちになれず


屋上へ向かった。

⏰:08/02/12 23:03 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#210 [みぉり]
屋上の扉を前に、再びマスターキーを取り出そうと


胸ポケットに手を入れて違和感。





ん?
鍵が・・・・ふたつ??

⏰:08/02/12 23:08 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#211 [みぉり]
取り出してみると、私の右手には2つの鍵があった。

1つは水玉のキーカバーのついた私の鍵。


もう1つはー・・・



同じような形をしてはいるけど、私の持っているマスターキーに比べるとその刃先はシンプル



たぶん、どこか1つの部屋だけを空けられる鍵

⏰:08/02/12 23:16 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#212 [みぉり]
あの人が落として行ったんだ・・・・と思う


だって私が暗室に入ったときには何もなかったし。




トントントン・・・・



はっ((( ;゚Д゚)))

誰かが階段を上ってくる足音が聞こえ、私はあわてて鍵をあけて屋上にあがり、鍵をかけた

⏰:08/02/12 23:20 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#213 [みぉり]
足音は屋上までは上がらずに4階でとまった。




ほっと胸をなでおろし、ゆっくりと高く張り巡らされたフェンスの近くへ足を運ぶ



いい天気だなぁ〜・・・



さっきの暗やみから一変、視界一面に広がる青空に目を細める

⏰:08/02/12 23:30 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#214 [みぉり]
フェンスの近くに立つと、そこからさっきまで見ていたグラウンドが見えた。



そこにもう真野篤の姿はない。




あ「・・・・っ・・・ふぇっ」

⏰:08/02/12 23:40 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#215 [みぉり]
 
 
 
 
なんで泣いてるのかよくわからない


でもなんだか、堪えていたものが一気にこみ上げてくる


私はフェンスを背に、しゃがみこんで泣きじゃくった

⏰:08/02/12 23:43 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#216 [みぉり]
 
 
 
ただ・・・・キスをされただけ・・・・

たったそれだけなのに・・・



なんでかすごくすごく、悔しい気持ちで仕方なかった

⏰:08/02/12 23:47 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#217 [みぉり]
ばかばかあかりの大バカっ!!


なんで開いてたからって入っちゃったの!!



なんでつまづいちゃうのよっ!!




自分のバカさ加減にも腹が立って更に私の涙を溢れさせる。

⏰:08/02/12 23:49 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#218 [みぉり]
 
 
 
 
キーンコーンカーンコーン・・・

ぁ・・・予鈴だ・・・


本鈴までは5分ほどある


教室・・・カバン置いてるから多分大丈夫だろうけど・・・

さすがに2日続けて遅刻はまずいよね。



私は涙をぬぐうと屋上をあとにした。

⏰:08/02/12 23:56 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#219 [みぉり]
教室へと向かう廊下で、誰かと話をしている凪の姿を見つけた。


私が近づいてきているのに気づいたのか凪が笑って手を振ってくる



笑えるような気分ではなかったけど、なんとか笑顔で凪に手を振り返して先に教室に入った

⏰:08/02/12 23:59 📱:PC 🆔:cAAh4maU


#220 [みぉり]
本鈴が鳴り、石田先生と凪を含め廊下に出ていた生徒たちが教室にがやがやと入ってくる


凪「おはよ!あかり〜」

あ「ん・・・おはよ」

凪「?なんだよぉ〜昨日に増して暗いぞ??」

あ「ん〜・・・ちょっと頭痛くてさ」

凪「そうなん?!・・・無理すんなよ?」

⏰:08/02/13 00:02 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#221 [みぉり]
凪が心配そうに私の顔を覗き込んで、頭をぽんぽんと撫でてくれた


あ「ありがと・・・」



そのまま朝のSHRから授業へと時間は流れていった。

⏰:08/02/13 00:05 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#222 [みぉり]
授業中・・・

ずっと頭の中にはぐるぐるぐると同じことが巡っていた



あの人は一体どこの誰なのか

なんで私なんかにキスしたのか










また私はからかわれたのか・・・

⏰:08/02/13 00:09 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#223 [みぉり]
4時間目、選択授業で誰がどの授業を取るかを決めるHR中

こっそりと有希にメールをうつ


ピッピッ・・・

----------------------
Date 4/9 11:50
To  有希
Sub  無題

有希〜・・・元気補充して(笑)
お昼一緒にいつものとこで待ってるね

   ----END----

 【送信完了】

⏰:08/02/13 00:15 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#224 [みぉり]
教室内はそれぞれの授業をどうするかで意見(いや要求?)が飛び交ってる


今の私にとってはどうでもよくて、

希望を聞かれても残りものでいいよって答え有希の返信を待った

⏰:08/02/13 00:20 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#225 [みぉり]
ブーッ…ブーッ…


ピッ・・・
【新着メール1件】

----------------------
Date 4/9 12:07
From 有希
Sub  Re:無題

お?どしたぁ?!
有希ちゃんが恋しくなったの?(笑)
あとでねっ☆

   ----END----

ありがと・・・有希

私は携帯をしまうと大きく息を吸い込んだ

⏰:08/02/13 00:44 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#226 [みぉり]
よしっ!


有希に会って話ができるというだけで

私は気持ちがすっと楽になった



石「・・・・ってことで、それぞれ選択授業は黒板にある通りだ。授業は来週からだからきちんと確認して臨むように。」




え?

いつのまにかクラス全員の選択授業が決定されていて

私の名前は世界史B"となっていた

⏰:08/02/13 00:47 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#227 [みぉり]
やがて授業終了のチャイムが鳴ってみんなバラバラにお昼へと散っていく


私はカバンからお弁当を取り出すと有希と約束の場所ー・・・







屋上へ向かった

⏰:08/02/13 00:51 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#228 [みぉり]
有「やほ〜今日は私が先だったね(笑)」

私が扉の前に行くと、すでに有希が待っていた。

私たちは周囲の物音に気を配りつつ、こっそりと屋上へ入った。



有「うわぁ〜〜〜!今日は本っっ当に天気がいいね〜」


有希は屋上へつくなり大きな声をあげて伸びをする

⏰:08/02/13 00:55 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#229 [みぉり]
有希は自分の持っている屋上の鍵で鍵をかけた。



私が持ってるのはマスターキーだけど

有希のは屋上のみの鍵・・・

入学するときに"お祝い"って凪からもらったんだって




有希にはマスターキーを持っていることを言ってない

⏰:08/02/13 00:59 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#230 [みぉり]
こっそり職員室から拝借したってこともあったから

なんか後ろめたさもあって言えないという方が正しいかも




カシャンカシャン・・・

⏰:08/02/13 01:00 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#231 [みぉり]
屋上の扉がある部分は、小さな箱のような形をして

広い屋上にぽつんと建っている。

その横には貯水タンクなどいくつか設備らしいものが並んでいる。

扉のある箱のような建物に登れるようについている鉄のはしごを登ってその上でいつもお昼を食べる

⏰:08/02/13 01:12 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#232 [みぉり]
私たちのお決まりのランチタイム



お弁当を食べ終わって有希がごろんと横になったので

私も隣に寝転がった





有「・・・・で?どしたの?」

⏰:08/02/13 01:15 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#233 [みぉり]
有希が声のトーンを変えて聞いてくる。


あ「ん・・・・・」


私が何から話そうか戸惑っていると


有「・・・・・・朝から泣いたのはそれが原因?」

あ「!?!?」

⏰:08/02/13 01:18 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#234 [みぉり]
なんでっ・・・・

私がびっくりして顔を向けると


有「だてにあかりと一緒にいたわけじゃないよ?それくらいわかる」


と言って昨日のように私にデコピンして"早く吐いちゃえ"って笑った

⏰:08/02/13 01:20 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#235 [みぉり]
それから有希に昨日のこと、今日の朝のことを話した。


有希は時々、私に質問をしながら整理し切れていない私の話を聞いてくれた。






有「へぇ〜・・・・・そんなことがあったのね」

あ「うん・・・なんだろねぇ〜・・・」

⏰:08/02/13 01:23 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#236 [みぉり]
あ「・・・・・・・また・・・さ、からかわれちゃったんだと思う」

有「・・・・・・」

有希は何も言わない。





あ「だからね・・・あーまたこんなことになっちゃってるって自己嫌悪しちゃってさ」


やばい、泣きそうだ


あ「それで、ちょっと有希に話し聞いてもらいたかったの」

⏰:08/02/13 01:27 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#237 [みぉり]
あ「相手がわからないっていうのが前とは違うんだけど・・・」

有「・・・・・・あかり、無理して明るくしなくていいから」


有希は私の頭をよしよしと撫でてくれるから、
その手があったかいから、私はまたちょっと涙が出てしまった。

⏰:08/02/13 01:30 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#238 [みぉり]
あ「ありがと有希・・・元気補充できた(笑)」

有「ならよかった(笑)あ、そろそろ予鈴なるね・・・もどろっか」

あ「うん!!」


私たちは制服についた汚れを払って、またこっそりと屋上を出た



階段を降りて3階の廊下を出ようとしたところでー・・・

?「あのっ!!・・・っ瀬戸先輩」

後輩らしい男の子に呼び止められた。

⏰:08/02/13 01:33 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#239 [みぉり]
あ「え?私??」

?「はい///」


空気を察したのか有希は

有「じゃーあかり!またね〜」

あ「あ、うん!ありがとうねっ!」

手を振ってその場を去ってしまった。


残されたのは私と後輩くんらしい子

⏰:08/02/13 01:36 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#240 [みぉり]
あ「えとー・・・」

佐「あ、1年の佐々木です!瀬戸先輩と中学が一緒で・・・///」

先週に入学したての佐々木君のブレザーは

やけにパリッとしてていかにも"新入生"という感じ

あ「あっ!そうなんだぁ!・・・・ん?でも一体どうしたの?」

佐「あのっ・・・//おれっ中学の時からずっと先輩のことが好きでーっ///」

⏰:08/02/13 01:40 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#241 [みぉり]
へぇ〜・・・・んっ?!今、私を好きっていった?!?!?!


あ「えっ?!」

佐「いやっ///あの・・・よかったら自分と付き合ってくださいっ///」


いきなりの展開にパニック


え?え?え?

⏰:08/02/13 01:42 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#242 [みぉり]
ちょっとまってーーーーーー!!!

この子が私を好き??
いやいや!!
誰かが私を好きなんてそんなのありえないって!!




あ「・・・・・それ、ほんと?」

佐「え?///はいっ!もちろんですっ///」

あ「・・・・・・・・・・ごめんなさい」

佐「・・・っ・・・・そ・・・うですか。・・・わかりました!いきなりすいませんでした。」

⏰:08/02/13 01:44 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#243 [みぉり]
佐々木君はぺこっと私にお辞儀をしてあっという間に走り去っていった。






凪「・・・・・み〜ちゃった♪」


あ「!!!!」

⏰:08/02/13 01:46 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#244 [みぉり]
この声は・・・・・凪っ


階段の死角になっていた廊下の壁から凪がひょこっと顔を出した。



あ「・・・・・覗き見なんて趣味悪いよ」

凪「何ぃっ!あいつがこんな公衆の面前で告白なんてするからっしょ」


凪は俺は悪くないもんっと口を尖らせてすねる。




はぁ〜。

⏰:08/02/13 01:49 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#245 [みぉり]
このお子様がぁっ!! 



あ「凪ぃ?さっきみたのは内緒にしてようね?」

凪「エー・・・」


エーって何よ!!
誰にしゃべるのよ!!


凪「俺はあかりファン倶楽部のやつらに報告しなきゃいけないのにぃ〜」




はぁ?
あかりファン倶楽部ぅ??

⏰:08/02/13 01:53 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#246 [みぉり]
あ「何よそれ・・・」

凪「だからぁっ!前から言ってるじゃん!お前には中学からファン倶楽部あるんだって」



あぁ〜・・・・凪ってば昔からそんなこと言ってたりするかも

⏰:08/02/13 01:54 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#247 [みぉり]
でもねぇ〜・・・・

うわぁvvv嬉しいvvv





なぁんて思う??

どうせ、そんなのは私をからかうために周りが騒いでるだけ

⏰:08/02/13 01:55 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#248 [みぉり]
凪「・・・・・お前、まぁた信じてないっしょ?」

あ「・・・ぅん。」

凪「あのね〜〜何回言ったらあかりは信じてくれるの?」

あ「だってさ?通るたびに指差してコソコソ言われてるだけなのにそのどこがファン倶楽部だっていうの?」

⏰:08/02/13 01:58 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#249 [みぉり]
凪「それはなぁっ「はいはい。もーいいから」

凪はまだ何か言いたげであったけど私は無理やり遮った。


あ「・・・・・凪、いつも言うけどね?誰かが私を好き・・・なんてそんなことはありえないんだよ。」


凪「あかりー・・・・」

⏰:08/02/13 02:00 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#250 [みぉり]
キーンコーンカーンコーン・・・・

あ「あ、予鈴だ。先に教室行くからね」


凪を残してささっと教室へと向う。
凪は本鈴が鳴ってから先生とともに教室に入ってきた。




その日は、なんだか凪と話せないままで帰った

⏰:08/02/13 02:05 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#251 [みぉり]
はぁ〜・・・。
なんだかこの手の話をすると凪ってばしつこく食いついてくるのよね。



学校からの帰り道、ゆっくりと家へ向かう。





誰かに好きって言われることは嬉しい
・・・・でもそれは本当に相手が私を"好き"でいた場合だけ

⏰:08/02/13 02:13 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#252 [みぉり]
好きといってくれている言葉を疑うのはすごく失礼だって思う

本当はそのままを信じたいと思う





・・・でも私にはそれがすごく難しいし

私なんかを好きな人がいるというのも信じられない

⏰:08/02/13 02:19 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#253 [みぉり]
いつのまにか家の前まで歩いていて、

私は思い出しかけた昔の思い出を胸の奥へしまいこんだ

⏰:08/02/13 02:23 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#254 [みぉり]
家にはいって、部屋着に着替えるとお母さんと話したりご飯食べたり

テレビを見たりして私は自分の部屋へ戻った。




今日は金曜日。
明日から2日間のやすみなのに予定もない私は

夜更かし大作戦〜漫画を読みつく〜を思いつき

となりの家のすぐ近くにある窓をあけ、ある番号へ電話した

⏰:08/02/13 02:28 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#255 [みぉり]
トゥルルルル・・・

ピッ
『はい』



おっ出るのが早い!!



あ「もしもし?いっちゃん?」

庵『・・・・・あかり?』



ガラガラガラ・・・

⏰:08/02/13 02:30 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#256 [みぉり]
その声と共に隣の家の窓があけられる。

ピッ

お互いに電話を切る。



あ「いょっ♪」

庵「なんだよ」


そこは従兄兼、先生兼・・・・お隣さんの(笑)いっちゃんの家

⏰:08/02/13 02:34 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#257 [みぉり]
開けられた窓の部屋にたっているのはいっちゃん

私といっちゃんの部屋はおとなりさんなのだ



あ「漫画かしてvv」

いっちゃんははぁっとため息をついてまたかよとつぶやいた

⏰:08/02/13 02:36 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#258 [みぉり]
いっちゃんはブツブツ文句を言いながらも

私に何冊か漫画を貸してくれた

窓越しに漫画を受け取りありがとうと言うと 


あんま夜更かしするなよ


と窓を閉めてしまった

⏰:08/02/13 03:42 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#259 [みぉり]
何よもー…つめたいなぁ


ガラガラ……ピシャン


私も窓を閉めて、漫画の世界(笑)に落ちていくことにした

⏰:08/02/13 03:45 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#260 [みぉり]
結局、新学期初の週末は家でゴロゴロして漫画をよんで終了


今日からまた1週間の始まり。



夜更かしがたたって朝起きるのは大変…

⏰:08/02/13 03:58 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#261 [みぉり]
だけど、いつものように目覚めて人通りのまだ少ない道を学校へと足を進める。



昨日と同じように教室にカバンを置いて


4階の備品室に向かうべく階段を昇る

⏰:08/02/13 04:01 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#262 [みぉり]
【訂正】
↑×昨日→〇金曜
すいません

⏰:08/02/13 15:20 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#263 [みぉり]
トン…トン……

4階の階段を登りきると、私は歩みを止めてしまった

このまま廊下にでればすぐ備品室


でもなんだか備品室には行きたくないような気持ちにかられたのた、

⏰:08/02/13 15:23 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#264 [みぉり]
屋上にしよ。


私は屋上から真野篤をみることにして


そのまま階段を登る

⏰:08/02/13 15:26 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#265 [みぉり]
ガチャ…

屋上へ着くと私は金曜のように真野篤が見えたフェンスへと向かう。





ぁれ?


………いない

⏰:08/02/13 15:28 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#266 [みぉり]
フェンスから見えるグラウンドには誰もいない



休み…かな



私は鉄のハシゴを登ってお昼を食べている場所へ座り込んだ

⏰:08/02/13 15:31 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#267 [みぉり]
ガチャ…

扉の開く音がする


「!!」



誰か…………来る!?

⏰:08/02/13 15:33 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#268 [みぉり]
やばい。
先生だったらどうしよ!!


私はうつぶせになり、静かに入ってくるであろう人物が見える位置に移動した






1人の男生徒の姿が見える




えっ、あの眼鏡はー…

⏰:08/02/13 15:37 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#269 [みぉり]
あ「今泉さんだっ」


私は思わず声に出してしまい


今「ん?……っ!?瀬戸…さん」



今泉さんに見つかってしまったι

⏰:08/02/13 15:40 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#270 [みぉり]
今「何してるんです?こんなところで…」


あ「いゃーιあははιι」


マズイ。
いつぞやの保健室並みにマズイιι




あ「あっ今泉さんは何してるんですか?」

今「俺は…今度コンテストに応募するための撮影ポイント探しですね」

⏰:08/02/13 15:44 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#271 [みぉり]
あ「コンテスト…ですか?」

今「あぁ、ほら俺、写真部だからね」



写真…部

一瞬、昨日の出来事がフラッシュバックする






今「瀬戸さん?」

⏰:08/02/13 15:47 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#272 [みぉり]
はっ( ̄□ ̄;)

慌てて頭を"今"に戻す



あ「はぃ?」

今「………」

あ「今泉さん?」


今泉さんは下から私を見たまま無言になってしまった


?どうしたんだろ

⏰:08/02/13 16:02 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#273 [みぉり]
今「……あの、さ…その…」
あ「はぃ?」


今泉さんが何やら言いにくそうに頭をかく




今「よかったらなんだけど…俺のモデルをしてくれないかな」


あ「はぁ…………へっ!!??」

⏰:08/02/14 00:17 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#274 [みぉり]
ももももモデルぅっ!!??


私がっ???!!!


かなりテンパっている私をみて今泉さんは笑ってる




今「っていっても、そんな大げさなものじゃないから(笑)」

あ「でででもっ私なんかより他に可愛い人とかきれいな人の方が…私がモデルなんてそんなそんな………」

私は必死になってしゃべりまくった

⏰:08/02/14 00:28 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#275 [みぉり]
今「ははははっ…」

そんな私を見てなのか今泉さんは突然、吹き出して顔をくしゃくしゃにしてる

あ「なっ///」

今「っくく、瀬戸さんっておもしろいね」


おもしろいっ!?


あ「おっおもしろくないですっ///」

⏰:08/02/14 00:39 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#276 [みぉり]
今「すいません(笑)久しぶりにツボでした」

あ「別に…いいですけど///」


今泉さんの笑った顔、ちょっとかっこいいって思ったのはくやしいから内緒にしとこ


今「……で、引き受けてもらえる?」

あ「え、あのー…」

⏰:08/02/14 00:49 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#277 [みぉり]
あ「モデルって具体的にどんな…?」

今「んー…放課後に校内で…屋上とか教室とかで撮らせてもらう形ですかね」 


部活もしてないし…放課後なら…


あ「私でよければ…」

今「本当に!?ありがとう!!」

⏰:08/02/14 00:53 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#278 [みぉり]
今「じゃあ…さっそくなんだけど明日からお願いできるかな?締切まであまり時間なくて…」

あ「はぃ。わかりました」


私は返事をして、ハシゴを降りて今泉さんの前に立った

今泉さんはポケットから取り出したメモに何か書いてる


今「ちょっと待ってね。……はいコレ」


渡された紙には携帯の番号とアドレス

⏰:08/02/14 00:59 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#279 [みぉり]
今「それ俺のだから、何かあったら連絡してください」

あ「あ…はい。」


今「…っと、そろそろ行かないと先生が見回りに来る時間だ」

あ「えっそうなんですか!?」
今「ええ、生活指導の…ね」

あ「……石田先生ですね(笑)」


今泉さんはにっこり笑って私を扉に促し、二人で屋上をでた

⏰:08/02/14 01:08 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#280 [みぉり]
そのまま3階で別れて、小泉さんは暗室へ、私はかなり早いけど教室でぼーっとして過ごした



凪「あれ!あかり早いなぁ」
あ「ぁ、凪おはよ♪」

凪「む?今日は元気なあかりだな(笑)」

あ「へ?…ぁ、先週は体調悪かったから(笑)」

⏰:08/02/14 01:33 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#281 [みぉり]
凪がそーだったなと笑いながら私の隣に座る


そのあとに続くように、どんどんみんなが登校してきた


教室の時計に目をやると予鈴の鳴る直前


凪やみんなとたわいない話をしながら朝のHRから授業へと入っていった。

⏰:08/02/14 02:05 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#282 [みぉり]
凪「あかりーおまえ選択なに?」


3時間目の休み時間
次の選択授業に備えて、みんな教室移動や着替えをしにいったりしてる中

凪が急に聞いてきた


あ「え?世界史」

凪「マジっ!!俺も俺も♪」

あ「そうなんだ!?じゃー一緒に移動しよ」

⏰:08/02/14 03:03 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#283 [みぉり]
世界史の教室は12組
凪と2クラス分の廊下を歩く

凪「っていうかさ、うちのクラスから世界史とったの俺らだけっぽいよ」

あ「えっ!?そうなのっ?!なんで?!」


凪「(笑)あかりーホントリアクションでかいなぁ(笑)」


あ「むっ………それ有希にも言われる(泣)」

⏰:08/02/14 03:08 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#284 [みぉり]
凪「なんかケッコーテストがめんどくさいんだって」

あ「えー(泣)やめとけばよかった…」


残りものでいいなんて言って失敗した 泣

ってことは他のクラスからの希望者も少ないんだろうなぁー…はぁ…

⏰:08/02/14 03:10 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#285 [みぉり]
そんなことを思いながらクラスについて扉をあけた瞬間
思わず固まってしまった




凪「?どしたんあかり?入れよ」

いきなり動かなくなってしまった私に凪が不思議そうに声をかける

あ「ぁ、……うん」

⏰:08/02/14 03:14 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#286 [みぉり]
だって…………そこにいたのは

後ろ姿だけど私が見間違うわけない








真野…篤がいる

⏰:08/02/14 03:15 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#287 [みぉり]
私は心臓の音が一気に早くなったのを感じた。

凪に促されて教室に入って窓際に座ったものの落ち着かない



こんな近くに座るなんて…絶対ないと思ってた



選択授業といっても全部で12教科な中からみんなの希望優先で決めていく

⏰:08/02/14 03:18 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#288 [みぉり]
もしかしたら同じになれるかも…って思ったりしたけど本当にいるなんて思わなかった


まして、さっき凪に聞いたところの世界史を取るなんて絶対ないって思ってたし…

⏰:08/02/14 03:21 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#289 [みぉり]
凪「……かり、あかりっ!!」
あ「へっ!!?なっなに」

凪「やっと気付いた」


凪の声にはっとして答える。凪は3回もよんだのにぃってすねた真似をする

あ「ごめんごめん、なぁに?」

⏰:08/02/14 03:25 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#290 [みぉり]
凪「あのさ、俺の友達みっけたから紹介していい?」
あ「あ、うん。」


凪ってばホント友達多いなぁー



凪「きょーちゃん!!」


凪が呼んだ先を見て私はまたまた固まってしまった

⏰:08/02/14 03:29 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#291 [みぉり]
きょーちゃんと呼ばれて振り向いたのは











あ「今泉さん!!!!????」

⏰:08/02/14 03:29 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#292 [みぉり]
凪「あれ?あかり、恭ちゃんと知り合いだっけ?」


口をぱくぱくさせてる私を見て、今泉さんは朝みたいにくくって笑った



なっなんでここに!!??



はっ( ̄□ ̄;)

まさか留年してる……とか

⏰:08/02/14 03:32 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#293 [みぉり]
恭「久しぶり(笑)瀬戸さん」

今泉さんは笑いながら凪の隣に座った。

私の前に凪が座ってて、今泉さんは凪の隣だからちょうど三角形みたいなカタチ


凪「恭ちゃん、あかりと知り合いになってたの?」

恭「ぁあ、新学期からちょっと…ね」


私は凪と今泉さんを交互に見ながらまだ、あんまり状況を整理しきれてなかった

⏰:08/02/14 03:37 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#294 [みぉり]
え?え?
だって今泉さんは先輩でしょ?
なんで2年の選択にいるの?
そしてなぜ凪と知り合い??


私の頭の中は"??"のオンパレード




凪「おーい?あかりぃ?」



凪が目の前で手をヒラヒラふってみるもののあかりは反応なし

⏰:08/02/14 03:39 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#295 [みぉり]
凪「なんか最近へんなんだよねぇ、あかり」

恭「笑」

凪は諦めたのか恭平に向き直ってため息をついた

⏰:08/02/14 03:41 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#296 [みぉり]
キーンコーンカーンコーン…



はっ( ̄□ ̄;)


本鈴で我に返った。
先生はまだこないみたい


凪「恭ちゃんさーなんで世界史にしたの?」

恭「好きだからですよ笑」

凪「ひゃぁーやっぱ学年トップはすごいなぁ」

⏰:08/02/14 03:44 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#297 [みぉり]
凪「俺が好きな科目は家庭科と体育だもん」

恭「凪は確かに料理上手だからね」


あ「………………ねぇ」


凪「世界史ってこれだけなのかなぁ」

恭「そうじゃないですか?全部で…12人(笑)」

⏰:08/02/14 03:47 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#298 [みぉり]
凪「うわっ少ないなぁー」


あ「ねぇってば!!!!」


私は凪と今泉さんの会話にわって入る。



凪「なんだよあかりぃ、大声だして」

あ「なんだよ、じゃないよ!!!なんで今泉さんがここにいて凪は知り合いなの!!??」

⏰:08/02/14 03:49 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#299 [みぉり]
私は結構おっきな声で二人に詰め寄るように問いただす


凪「はぁ?何いってるの?恭ちゃんが選択したからでしょ」

あ「そうじゃなくて!!なんで2年の選択にいるのかって聞いてるの!!」






凪&恭「………………」

⏰:08/02/14 03:52 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#300 [みぉり]
なっなに………この間は


凪はぽかんと私を見てるし、今泉さんは肩を震わせて笑うのをこらえてるし…




あ「なっなんで笑ってるんですかっ///」


私はなんだか恥ずかしくなりながらも今泉さんに聞く

⏰:08/02/14 03:55 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#301 [みぉり]
笑ってる今泉さんと顔を赤くしてる私を見ながら

凪がまさか…という感じて切り出した



凪「あかり…恭ちゃん何年だと思ってる?」

あ「へ?だから3年ー…」

凪「ばかっ!!!!恭ちゃんは正真正銘17歳の2年だよっ!!」

⏰:08/02/14 03:58 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


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