あいつはあの子のことが好き。
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#251 [みぉり]
はぁ〜・・・。
なんだかこの手の話をすると凪ってばしつこく食いついてくるのよね。



学校からの帰り道、ゆっくりと家へ向かう。





誰かに好きって言われることは嬉しい
・・・・でもそれは本当に相手が私を"好き"でいた場合だけ

⏰:08/02/13 02:13 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#252 [みぉり]
好きといってくれている言葉を疑うのはすごく失礼だって思う

本当はそのままを信じたいと思う





・・・でも私にはそれがすごく難しいし

私なんかを好きな人がいるというのも信じられない

⏰:08/02/13 02:19 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#253 [みぉり]
いつのまにか家の前まで歩いていて、

私は思い出しかけた昔の思い出を胸の奥へしまいこんだ

⏰:08/02/13 02:23 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#254 [みぉり]
家にはいって、部屋着に着替えるとお母さんと話したりご飯食べたり

テレビを見たりして私は自分の部屋へ戻った。




今日は金曜日。
明日から2日間のやすみなのに予定もない私は

夜更かし大作戦〜漫画を読みつく〜を思いつき

となりの家のすぐ近くにある窓をあけ、ある番号へ電話した

⏰:08/02/13 02:28 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#255 [みぉり]
トゥルルルル・・・

ピッ
『はい』



おっ出るのが早い!!



あ「もしもし?いっちゃん?」

庵『・・・・・あかり?』



ガラガラガラ・・・

⏰:08/02/13 02:30 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#256 [みぉり]
その声と共に隣の家の窓があけられる。

ピッ

お互いに電話を切る。



あ「いょっ♪」

庵「なんだよ」


そこは従兄兼、先生兼・・・・お隣さんの(笑)いっちゃんの家

⏰:08/02/13 02:34 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#257 [みぉり]
開けられた窓の部屋にたっているのはいっちゃん

私といっちゃんの部屋はおとなりさんなのだ



あ「漫画かしてvv」

いっちゃんははぁっとため息をついてまたかよとつぶやいた

⏰:08/02/13 02:36 📱:PC 🆔:9WrQpxEY


#258 [みぉり]
いっちゃんはブツブツ文句を言いながらも

私に何冊か漫画を貸してくれた

窓越しに漫画を受け取りありがとうと言うと 


あんま夜更かしするなよ


と窓を閉めてしまった

⏰:08/02/13 03:42 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#259 [みぉり]
何よもー…つめたいなぁ


ガラガラ……ピシャン


私も窓を閉めて、漫画の世界(笑)に落ちていくことにした

⏰:08/02/13 03:45 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#260 [みぉり]
結局、新学期初の週末は家でゴロゴロして漫画をよんで終了


今日からまた1週間の始まり。



夜更かしがたたって朝起きるのは大変…

⏰:08/02/13 03:58 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#261 [みぉり]
だけど、いつものように目覚めて人通りのまだ少ない道を学校へと足を進める。



昨日と同じように教室にカバンを置いて


4階の備品室に向かうべく階段を昇る

⏰:08/02/13 04:01 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#262 [みぉり]
【訂正】
↑×昨日→〇金曜
すいません

⏰:08/02/13 15:20 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#263 [みぉり]
トン…トン……

4階の階段を登りきると、私は歩みを止めてしまった

このまま廊下にでればすぐ備品室


でもなんだか備品室には行きたくないような気持ちにかられたのた、

⏰:08/02/13 15:23 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#264 [みぉり]
屋上にしよ。


私は屋上から真野篤をみることにして


そのまま階段を登る

⏰:08/02/13 15:26 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#265 [みぉり]
ガチャ…

屋上へ着くと私は金曜のように真野篤が見えたフェンスへと向かう。





ぁれ?


………いない

⏰:08/02/13 15:28 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#266 [みぉり]
フェンスから見えるグラウンドには誰もいない



休み…かな



私は鉄のハシゴを登ってお昼を食べている場所へ座り込んだ

⏰:08/02/13 15:31 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#267 [みぉり]
ガチャ…

扉の開く音がする


「!!」



誰か…………来る!?

⏰:08/02/13 15:33 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#268 [みぉり]
やばい。
先生だったらどうしよ!!


私はうつぶせになり、静かに入ってくるであろう人物が見える位置に移動した






1人の男生徒の姿が見える




えっ、あの眼鏡はー…

⏰:08/02/13 15:37 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#269 [みぉり]
あ「今泉さんだっ」


私は思わず声に出してしまい


今「ん?……っ!?瀬戸…さん」



今泉さんに見つかってしまったι

⏰:08/02/13 15:40 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#270 [みぉり]
今「何してるんです?こんなところで…」


あ「いゃーιあははιι」


マズイ。
いつぞやの保健室並みにマズイιι




あ「あっ今泉さんは何してるんですか?」

今「俺は…今度コンテストに応募するための撮影ポイント探しですね」

⏰:08/02/13 15:44 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#271 [みぉり]
あ「コンテスト…ですか?」

今「あぁ、ほら俺、写真部だからね」



写真…部

一瞬、昨日の出来事がフラッシュバックする






今「瀬戸さん?」

⏰:08/02/13 15:47 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#272 [みぉり]
はっ( ̄□ ̄;)

慌てて頭を"今"に戻す



あ「はぃ?」

今「………」

あ「今泉さん?」


今泉さんは下から私を見たまま無言になってしまった


?どうしたんだろ

⏰:08/02/13 16:02 📱:N904i 🆔:Xb1DxlT2


#273 [みぉり]
今「……あの、さ…その…」
あ「はぃ?」


今泉さんが何やら言いにくそうに頭をかく




今「よかったらなんだけど…俺のモデルをしてくれないかな」


あ「はぁ…………へっ!!??」

⏰:08/02/14 00:17 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#274 [みぉり]
ももももモデルぅっ!!??


私がっ???!!!


かなりテンパっている私をみて今泉さんは笑ってる




今「っていっても、そんな大げさなものじゃないから(笑)」

あ「でででもっ私なんかより他に可愛い人とかきれいな人の方が…私がモデルなんてそんなそんな………」

私は必死になってしゃべりまくった

⏰:08/02/14 00:28 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#275 [みぉり]
今「ははははっ…」

そんな私を見てなのか今泉さんは突然、吹き出して顔をくしゃくしゃにしてる

あ「なっ///」

今「っくく、瀬戸さんっておもしろいね」


おもしろいっ!?


あ「おっおもしろくないですっ///」

⏰:08/02/14 00:39 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#276 [みぉり]
今「すいません(笑)久しぶりにツボでした」

あ「別に…いいですけど///」


今泉さんの笑った顔、ちょっとかっこいいって思ったのはくやしいから内緒にしとこ


今「……で、引き受けてもらえる?」

あ「え、あのー…」

⏰:08/02/14 00:49 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#277 [みぉり]
あ「モデルって具体的にどんな…?」

今「んー…放課後に校内で…屋上とか教室とかで撮らせてもらう形ですかね」 


部活もしてないし…放課後なら…


あ「私でよければ…」

今「本当に!?ありがとう!!」

⏰:08/02/14 00:53 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#278 [みぉり]
今「じゃあ…さっそくなんだけど明日からお願いできるかな?締切まであまり時間なくて…」

あ「はぃ。わかりました」


私は返事をして、ハシゴを降りて今泉さんの前に立った

今泉さんはポケットから取り出したメモに何か書いてる


今「ちょっと待ってね。……はいコレ」


渡された紙には携帯の番号とアドレス

⏰:08/02/14 00:59 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#279 [みぉり]
今「それ俺のだから、何かあったら連絡してください」

あ「あ…はい。」


今「…っと、そろそろ行かないと先生が見回りに来る時間だ」

あ「えっそうなんですか!?」
今「ええ、生活指導の…ね」

あ「……石田先生ですね(笑)」


今泉さんはにっこり笑って私を扉に促し、二人で屋上をでた

⏰:08/02/14 01:08 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#280 [みぉり]
そのまま3階で別れて、小泉さんは暗室へ、私はかなり早いけど教室でぼーっとして過ごした



凪「あれ!あかり早いなぁ」
あ「ぁ、凪おはよ♪」

凪「む?今日は元気なあかりだな(笑)」

あ「へ?…ぁ、先週は体調悪かったから(笑)」

⏰:08/02/14 01:33 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#281 [みぉり]
凪がそーだったなと笑いながら私の隣に座る


そのあとに続くように、どんどんみんなが登校してきた


教室の時計に目をやると予鈴の鳴る直前


凪やみんなとたわいない話をしながら朝のHRから授業へと入っていった。

⏰:08/02/14 02:05 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#282 [みぉり]
凪「あかりーおまえ選択なに?」


3時間目の休み時間
次の選択授業に備えて、みんな教室移動や着替えをしにいったりしてる中

凪が急に聞いてきた


あ「え?世界史」

凪「マジっ!!俺も俺も♪」

あ「そうなんだ!?じゃー一緒に移動しよ」

⏰:08/02/14 03:03 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#283 [みぉり]
世界史の教室は12組
凪と2クラス分の廊下を歩く

凪「っていうかさ、うちのクラスから世界史とったの俺らだけっぽいよ」

あ「えっ!?そうなのっ?!なんで?!」


凪「(笑)あかりーホントリアクションでかいなぁ(笑)」


あ「むっ………それ有希にも言われる(泣)」

⏰:08/02/14 03:08 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#284 [みぉり]
凪「なんかケッコーテストがめんどくさいんだって」

あ「えー(泣)やめとけばよかった…」


残りものでいいなんて言って失敗した 泣

ってことは他のクラスからの希望者も少ないんだろうなぁー…はぁ…

⏰:08/02/14 03:10 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#285 [みぉり]
そんなことを思いながらクラスについて扉をあけた瞬間
思わず固まってしまった




凪「?どしたんあかり?入れよ」

いきなり動かなくなってしまった私に凪が不思議そうに声をかける

あ「ぁ、……うん」

⏰:08/02/14 03:14 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#286 [みぉり]
だって…………そこにいたのは

後ろ姿だけど私が見間違うわけない








真野…篤がいる

⏰:08/02/14 03:15 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#287 [みぉり]
私は心臓の音が一気に早くなったのを感じた。

凪に促されて教室に入って窓際に座ったものの落ち着かない



こんな近くに座るなんて…絶対ないと思ってた



選択授業といっても全部で12教科な中からみんなの希望優先で決めていく

⏰:08/02/14 03:18 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#288 [みぉり]
もしかしたら同じになれるかも…って思ったりしたけど本当にいるなんて思わなかった


まして、さっき凪に聞いたところの世界史を取るなんて絶対ないって思ってたし…

⏰:08/02/14 03:21 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#289 [みぉり]
凪「……かり、あかりっ!!」
あ「へっ!!?なっなに」

凪「やっと気付いた」


凪の声にはっとして答える。凪は3回もよんだのにぃってすねた真似をする

あ「ごめんごめん、なぁに?」

⏰:08/02/14 03:25 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#290 [みぉり]
凪「あのさ、俺の友達みっけたから紹介していい?」
あ「あ、うん。」


凪ってばホント友達多いなぁー



凪「きょーちゃん!!」


凪が呼んだ先を見て私はまたまた固まってしまった

⏰:08/02/14 03:29 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#291 [みぉり]
きょーちゃんと呼ばれて振り向いたのは











あ「今泉さん!!!!????」

⏰:08/02/14 03:29 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#292 [みぉり]
凪「あれ?あかり、恭ちゃんと知り合いだっけ?」


口をぱくぱくさせてる私を見て、今泉さんは朝みたいにくくって笑った



なっなんでここに!!??



はっ( ̄□ ̄;)

まさか留年してる……とか

⏰:08/02/14 03:32 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#293 [みぉり]
恭「久しぶり(笑)瀬戸さん」

今泉さんは笑いながら凪の隣に座った。

私の前に凪が座ってて、今泉さんは凪の隣だからちょうど三角形みたいなカタチ


凪「恭ちゃん、あかりと知り合いになってたの?」

恭「ぁあ、新学期からちょっと…ね」


私は凪と今泉さんを交互に見ながらまだ、あんまり状況を整理しきれてなかった

⏰:08/02/14 03:37 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#294 [みぉり]
え?え?
だって今泉さんは先輩でしょ?
なんで2年の選択にいるの?
そしてなぜ凪と知り合い??


私の頭の中は"??"のオンパレード




凪「おーい?あかりぃ?」



凪が目の前で手をヒラヒラふってみるもののあかりは反応なし

⏰:08/02/14 03:39 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#295 [みぉり]
凪「なんか最近へんなんだよねぇ、あかり」

恭「笑」

凪は諦めたのか恭平に向き直ってため息をついた

⏰:08/02/14 03:41 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#296 [みぉり]
キーンコーンカーンコーン…



はっ( ̄□ ̄;)


本鈴で我に返った。
先生はまだこないみたい


凪「恭ちゃんさーなんで世界史にしたの?」

恭「好きだからですよ笑」

凪「ひゃぁーやっぱ学年トップはすごいなぁ」

⏰:08/02/14 03:44 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#297 [みぉり]
凪「俺が好きな科目は家庭科と体育だもん」

恭「凪は確かに料理上手だからね」


あ「………………ねぇ」


凪「世界史ってこれだけなのかなぁ」

恭「そうじゃないですか?全部で…12人(笑)」

⏰:08/02/14 03:47 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#298 [みぉり]
凪「うわっ少ないなぁー」


あ「ねぇってば!!!!」


私は凪と今泉さんの会話にわって入る。



凪「なんだよあかりぃ、大声だして」

あ「なんだよ、じゃないよ!!!なんで今泉さんがここにいて凪は知り合いなの!!??」

⏰:08/02/14 03:49 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#299 [みぉり]
私は結構おっきな声で二人に詰め寄るように問いただす


凪「はぁ?何いってるの?恭ちゃんが選択したからでしょ」

あ「そうじゃなくて!!なんで2年の選択にいるのかって聞いてるの!!」






凪&恭「………………」

⏰:08/02/14 03:52 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


#300 [みぉり]
なっなに………この間は


凪はぽかんと私を見てるし、今泉さんは肩を震わせて笑うのをこらえてるし…




あ「なっなんで笑ってるんですかっ///」


私はなんだか恥ずかしくなりながらも今泉さんに聞く

⏰:08/02/14 03:55 📱:N904i 🆔:PLK77Apk


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