あいつはあの子のことが好き。
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#281 [みぉり]
凪がそーだったなと笑いながら私の隣に座る
そのあとに続くように、どんどんみんなが登校してきた
教室の時計に目をやると予鈴の鳴る直前
凪やみんなとたわいない話をしながら朝のHRから授業へと入っていった。
:08/02/14 02:05
:N904i
:PLK77Apk
#282 [みぉり]
凪「あかりーおまえ選択なに?」
3時間目の休み時間
次の選択授業に備えて、みんな教室移動や着替えをしにいったりしてる中
凪が急に聞いてきた
あ「え?世界史」
凪「マジっ!!俺も俺も♪」
あ「そうなんだ!?じゃー一緒に移動しよ」
:08/02/14 03:03
:N904i
:PLK77Apk
#283 [みぉり]
世界史の教室は12組
凪と2クラス分の廊下を歩く
凪「っていうかさ、うちのクラスから世界史とったの俺らだけっぽいよ」
あ「えっ!?そうなのっ?!なんで?!」
凪「(笑)あかりーホントリアクションでかいなぁ(笑)」
あ「むっ………それ有希にも言われる(泣)」
:08/02/14 03:08
:N904i
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#284 [みぉり]
凪「なんかケッコーテストがめんどくさいんだって」
あ「えー(泣)やめとけばよかった…」
残りものでいいなんて言って失敗した 泣
ってことは他のクラスからの希望者も少ないんだろうなぁー…はぁ…
:08/02/14 03:10
:N904i
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#285 [みぉり]
そんなことを思いながらクラスについて扉をあけた瞬間
思わず固まってしまった
凪「?どしたんあかり?入れよ」
いきなり動かなくなってしまった私に凪が不思議そうに声をかける
あ「ぁ、……うん」
:08/02/14 03:14
:N904i
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#286 [みぉり]
だって…………そこにいたのは
後ろ姿だけど私が見間違うわけない
真野…篤がいる
:08/02/14 03:15
:N904i
:PLK77Apk
#287 [みぉり]
私は心臓の音が一気に早くなったのを感じた。
凪に促されて教室に入って窓際に座ったものの落ち着かない
こんな近くに座るなんて…絶対ないと思ってた
選択授業といっても全部で12教科な中からみんなの希望優先で決めていく
:08/02/14 03:18
:N904i
:PLK77Apk
#288 [みぉり]
もしかしたら同じになれるかも…って思ったりしたけど本当にいるなんて思わなかった
まして、さっき凪に聞いたところの世界史を取るなんて絶対ないって思ってたし…
:08/02/14 03:21
:N904i
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#289 [みぉり]
凪「……かり、あかりっ!!」
あ「へっ!!?なっなに」
凪「やっと気付いた」
凪の声にはっとして答える。凪は3回もよんだのにぃってすねた真似をする
あ「ごめんごめん、なぁに?」
:08/02/14 03:25
:N904i
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#290 [みぉり]
凪「あのさ、俺の友達みっけたから紹介していい?」
あ「あ、うん。」
凪ってばホント友達多いなぁー
凪「きょーちゃん!!」
凪が呼んだ先を見て私はまたまた固まってしまった
:08/02/14 03:29
:N904i
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#291 [みぉり]
きょーちゃんと呼ばれて振り向いたのは
あ「今泉さん!!!!????」
:08/02/14 03:29
:N904i
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#292 [みぉり]
凪「あれ?あかり、恭ちゃんと知り合いだっけ?」
口をぱくぱくさせてる私を見て、今泉さんは朝みたいにくくって笑った
なっなんでここに!!??
はっ( ̄□ ̄;)
まさか留年してる……とか
:08/02/14 03:32
:N904i
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#293 [みぉり]
恭「久しぶり(笑)瀬戸さん」
今泉さんは笑いながら凪の隣に座った。
私の前に凪が座ってて、今泉さんは凪の隣だからちょうど三角形みたいなカタチ
凪「恭ちゃん、あかりと知り合いになってたの?」
恭「ぁあ、新学期からちょっと…ね」
私は凪と今泉さんを交互に見ながらまだ、あんまり状況を整理しきれてなかった
:08/02/14 03:37
:N904i
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#294 [みぉり]
え?え?
だって今泉さんは先輩でしょ?
なんで2年の選択にいるの?
そしてなぜ凪と知り合い??
私の頭の中は"??"のオンパレード
凪「おーい?あかりぃ?」
凪が目の前で手をヒラヒラふってみるもののあかりは反応なし
:08/02/14 03:39
:N904i
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#295 [みぉり]
凪「なんか最近へんなんだよねぇ、あかり」
恭「笑」
凪は諦めたのか恭平に向き直ってため息をついた
:08/02/14 03:41
:N904i
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#296 [みぉり]
キーンコーンカーンコーン…
はっ( ̄□ ̄;)
本鈴で我に返った。
先生はまだこないみたい
凪「恭ちゃんさーなんで世界史にしたの?」
恭「好きだからですよ笑」
凪「ひゃぁーやっぱ学年トップはすごいなぁ」
:08/02/14 03:44
:N904i
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#297 [みぉり]
凪「俺が好きな科目は家庭科と体育だもん」
恭「凪は確かに料理上手だからね」
あ「………………ねぇ」
凪「世界史ってこれだけなのかなぁ」
恭「そうじゃないですか?全部で…12人(笑)」
:08/02/14 03:47
:N904i
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#298 [みぉり]
凪「うわっ少ないなぁー」
あ「ねぇってば!!!!」
私は凪と今泉さんの会話にわって入る。
凪「なんだよあかりぃ、大声だして」
あ「なんだよ、じゃないよ!!!なんで今泉さんがここにいて凪は知り合いなの!!??」
:08/02/14 03:49
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#299 [みぉり]
私は結構おっきな声で二人に詰め寄るように問いただす
凪「はぁ?何いってるの?恭ちゃんが選択したからでしょ」
あ「そうじゃなくて!!なんで2年の選択にいるのかって聞いてるの!!」
凪&恭「………………」
:08/02/14 03:52
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#300 [みぉり]
なっなに………この間は
凪はぽかんと私を見てるし、今泉さんは肩を震わせて笑うのをこらえてるし…
あ「なっなんで笑ってるんですかっ///」
私はなんだか恥ずかしくなりながらも今泉さんに聞く
:08/02/14 03:55
:N904i
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#301 [みぉり]
笑ってる今泉さんと顔を赤くしてる私を見ながら
凪がまさか…という感じて切り出した
凪「あかり…恭ちゃん何年だと思ってる?」
あ「へ?だから3年ー…」
凪「ばかっ!!!!恭ちゃんは正真正銘17歳の2年だよっ!!」
:08/02/14 03:58
:N904i
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#302 [みぉり]
あ「えええええっ!!??」
その瞬間、今泉さんは声をあげて笑いだした
凪はやれやれと、半分あきれぎみに私を見る
恭「……やっぱり勘違いしてたんですね(笑)」
:08/02/14 04:00
:N904i
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#303 [みぉり]
やっぱり!!??
やっぱりってなんですか!?
恭「俺は最初から同い年だって気付いてましたよ?笑」
凪「だからあかりってば、恭ちゃんを今泉さんって呼んでたのかぁ」
だってだって…………
絶対先輩だと思ったんだもん(泣)
:08/02/14 04:03
:N904i
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#304 [みぉり]
私は勘違いしてたことに気付き、恥ずかしさでゆでだこ状態
凪「あかりの早トチリ(笑)」
あ「うぅ〜…おっしゃるとおりです(泣)」
穴があったら入りたいっ泣
:08/02/14 04:10
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#305 [みぉり]
恭「そういえばきちんと自己紹介したことありませんでしたね」
今泉さんはにこっと笑う
私はまたその笑顔がかっこいいなぁなんてほんの少しドキっとした
恭「今泉恭平です。クラスは11組で、写真部部長をしています」
11組…そういえばクラス発表に書いてあったかも
っていうか学年トップにいつもある名前じゃないですかっ!!!!驚
:08/02/14 04:17
:N904i
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#306 [みぉり]
改めて今泉さんを見る
眼鏡の似合う整った顔立ちはかっこよくて、大人っぽさがある
背は…たぶん180くらいあるのかなぁ
制服はきちんと着ていて容姿実力共に優等生
……やっぱり先輩にみえちゃうんだけどなぁ
:08/02/14 04:21
:N904i
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#307 [みぉり]
凪「あかりは自己紹介しないの?」
あ「あっ!そうだ!!瀬戸あかりです。部活はー…帰宅部でクラスは10組です!!あのっ!!変な勘違いしてごめんなさい!!」
私は立ち上がりぺこっとお辞儀をして座ると
今泉さんと凪が笑うから私もつられと笑ってしまった
:08/02/14 04:28
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#308 [みぉり]
あ、そうだ!!
あ「ねぇ、なんで凪と今泉さんは知り合いなの?」
凪「あぁー…それはバー」
恭「凪っ!!」
凪「いやっ!!その、実は俺も写真部なの☆」
一瞬、今泉さんが凪の言葉をさえぎった…ように見えたけど……気のせいかなぁ
:08/02/14 04:32
:N904i
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#309 [みぉり]
それよりも………
あ「凪って写真部だったの!?」
凪「うん♪といっても幽霊だけどね(笑)」
知らなかった…
恭「いつまでも幽霊な副部長だと困るんですけどね」
あ「しかも副部長ぅっ!!」
凪「そうなの(笑)だって2年は俺ら二人だけだし、3年も4人の弱小部なんだよぅ〜」
:08/02/14 04:40
:N904i
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#310 [みぉり]
恭「そう思うなら活動参加してください」
凪「うっ…ごめんなさい↓↓」
凪が今泉さんに怒られてしゅんとなってる様子がおかしくて思わず笑ってしまった
凪「あっ!あかりに笑われた〜」
あ「あーはいはい、ごめんね?」
:08/02/14 04:46
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#311 [みぉり]
凪はまたすぐすねていじける
そんな凪を今泉さんとやれやれと見つめて笑っているとそこへー…
本鈴から10分遅れで先生がやってきた
恭「じゃあまた…あ、同い年だし今度から敬語なしでお願いしますね(笑)」
今泉さんはにっこり笑うと、初めに座っていた席に戻っていった
:08/02/14 04:49
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#312 [みぉり]
先「遅れてすまんねぇ。今日は初回だし、簡単に流れを説明して終わりにするから集中してくれよ」
そう言うと先生は説明を始める。
私はぼーっと聞きながら、目は少し離れた斜め前にいる真野篤を見つめていた。
:08/02/14 21:09
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#313 [みぉり]
そんなあかりを見つめる視線にも気付かぬままで……
恭「……………はぁ。」
:08/02/14 21:21
:N904i
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#314 [みぉり]
先「じゃーなんか質問あるかね?……ないなら今日はおしまいだ。あー…一応まだ授業中だから廊下に出ないように」
私は土日での夜更かしと今朝の早起きも手伝って時間まで眠ることにしたー…
:08/02/14 21:33
:N904i
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#315 [みぉり]
凪はあかりが眠ったのを見ると静かに席を立って、恭平の元へ行った。
恭平は机に顔を突っ伏している
凪「……恭ちゃん」
:08/02/14 21:37
:N904i
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#316 [みぉり]
恭平は凪の声に反応し、顔を上げる
恭「…なんですか」
凪「(笑)ねーその口調やめよ?今あかりいないし…他の奴らも…ね」
凪に言われて辺りを見回すと寝ているか漫画よんでるか音楽きいてるか…
つまりは俺らの会話が聞こえるやつらはいない
:08/02/14 21:48
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#317 [みぉり]
俺は眼鏡をはずして凪に向き直った。
恭「……なんだよ」
凪「それそれ(笑)恭ちゃんはその顔にその口調じゃなきゃねぇ♪」
はぁ〜…俺はどんな奴なんだよι
凪「恭ちゃんってばいつのまにあかりに近づいたの?」
恭「…さっきも言ったろ?新学期からって」
:08/02/14 22:00
:N904i
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#318 [みぉり]
恭「近づく…なんて、いい言い方じゃねぇなぁ」
俺はむすっと付け加えた
凪はにかっと笑うと俺の眼鏡をかけて
凪「そのいきさつを話していただけますかな?(笑)」
おちょくるような口調でいってきやがった
:08/02/14 22:03
:N904i
:PLK77Apk
#319 [みぉり]
恭「大しておもしろくもねぇよ」
俺はぷいっと凪から目をそらす
凪「なんでさっ!!あんな焦がれたあかりと知り合いになれたっ……ふごっ」
恭「ばかっ声でけぇんだよっ」
俺は慌てて凪の口を塞ぎ、一応周りを確認する
:08/02/14 22:16
:N904i
:PLK77Apk
#320 [みぉり]
・・・・どうやら聞こえてはいなかったらしい
俺はほっと胸をなでおろすと、凪の口を塞いだ右手を下ろした。
凪「っはーっ・・・・死ぬかと思った・・・」
恭「・・・・鼻は塞いでなかったんだから死なねぇよ」
お前が悪いんだろと告げ俺は凪から眼鏡を奪い返す
:08/02/15 04:17
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