あいつはあの子のことが好き。
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#301 [みぉり]
笑ってる今泉さんと顔を赤くしてる私を見ながら
凪がまさか…という感じて切り出した
凪「あかり…恭ちゃん何年だと思ってる?」
あ「へ?だから3年ー…」
凪「ばかっ!!!!恭ちゃんは正真正銘17歳の2年だよっ!!」
:08/02/14 03:58
:N904i
:PLK77Apk
#302 [みぉり]
あ「えええええっ!!??」
その瞬間、今泉さんは声をあげて笑いだした
凪はやれやれと、半分あきれぎみに私を見る
恭「……やっぱり勘違いしてたんですね(笑)」
:08/02/14 04:00
:N904i
:PLK77Apk
#303 [みぉり]
やっぱり!!??
やっぱりってなんですか!?
恭「俺は最初から同い年だって気付いてましたよ?笑」
凪「だからあかりってば、恭ちゃんを今泉さんって呼んでたのかぁ」
だってだって…………
絶対先輩だと思ったんだもん(泣)
:08/02/14 04:03
:N904i
:PLK77Apk
#304 [みぉり]
私は勘違いしてたことに気付き、恥ずかしさでゆでだこ状態
凪「あかりの早トチリ(笑)」
あ「うぅ〜…おっしゃるとおりです(泣)」
穴があったら入りたいっ泣
:08/02/14 04:10
:N904i
:PLK77Apk
#305 [みぉり]
恭「そういえばきちんと自己紹介したことありませんでしたね」
今泉さんはにこっと笑う
私はまたその笑顔がかっこいいなぁなんてほんの少しドキっとした
恭「今泉恭平です。クラスは11組で、写真部部長をしています」
11組…そういえばクラス発表に書いてあったかも
っていうか学年トップにいつもある名前じゃないですかっ!!!!驚
:08/02/14 04:17
:N904i
:PLK77Apk
#306 [みぉり]
改めて今泉さんを見る
眼鏡の似合う整った顔立ちはかっこよくて、大人っぽさがある
背は…たぶん180くらいあるのかなぁ
制服はきちんと着ていて容姿実力共に優等生
……やっぱり先輩にみえちゃうんだけどなぁ
:08/02/14 04:21
:N904i
:PLK77Apk
#307 [みぉり]
凪「あかりは自己紹介しないの?」
あ「あっ!そうだ!!瀬戸あかりです。部活はー…帰宅部でクラスは10組です!!あのっ!!変な勘違いしてごめんなさい!!」
私は立ち上がりぺこっとお辞儀をして座ると
今泉さんと凪が笑うから私もつられと笑ってしまった
:08/02/14 04:28
:N904i
:PLK77Apk
#308 [みぉり]
あ、そうだ!!
あ「ねぇ、なんで凪と今泉さんは知り合いなの?」
凪「あぁー…それはバー」
恭「凪っ!!」
凪「いやっ!!その、実は俺も写真部なの☆」
一瞬、今泉さんが凪の言葉をさえぎった…ように見えたけど……気のせいかなぁ
:08/02/14 04:32
:N904i
:PLK77Apk
#309 [みぉり]
それよりも………
あ「凪って写真部だったの!?」
凪「うん♪といっても幽霊だけどね(笑)」
知らなかった…
恭「いつまでも幽霊な副部長だと困るんですけどね」
あ「しかも副部長ぅっ!!」
凪「そうなの(笑)だって2年は俺ら二人だけだし、3年も4人の弱小部なんだよぅ〜」
:08/02/14 04:40
:N904i
:PLK77Apk
#310 [みぉり]
恭「そう思うなら活動参加してください」
凪「うっ…ごめんなさい↓↓」
凪が今泉さんに怒られてしゅんとなってる様子がおかしくて思わず笑ってしまった
凪「あっ!あかりに笑われた〜」
あ「あーはいはい、ごめんね?」
:08/02/14 04:46
:N904i
:PLK77Apk
#311 [みぉり]
凪はまたすぐすねていじける
そんな凪を今泉さんとやれやれと見つめて笑っているとそこへー…
本鈴から10分遅れで先生がやってきた
恭「じゃあまた…あ、同い年だし今度から敬語なしでお願いしますね(笑)」
今泉さんはにっこり笑うと、初めに座っていた席に戻っていった
:08/02/14 04:49
:N904i
:PLK77Apk
#312 [みぉり]
先「遅れてすまんねぇ。今日は初回だし、簡単に流れを説明して終わりにするから集中してくれよ」
そう言うと先生は説明を始める。
私はぼーっと聞きながら、目は少し離れた斜め前にいる真野篤を見つめていた。
:08/02/14 21:09
:N904i
:PLK77Apk
#313 [みぉり]
そんなあかりを見つめる視線にも気付かぬままで……
恭「……………はぁ。」
:08/02/14 21:21
:N904i
:PLK77Apk
#314 [みぉり]
先「じゃーなんか質問あるかね?……ないなら今日はおしまいだ。あー…一応まだ授業中だから廊下に出ないように」
私は土日での夜更かしと今朝の早起きも手伝って時間まで眠ることにしたー…
:08/02/14 21:33
:N904i
:PLK77Apk
#315 [みぉり]
凪はあかりが眠ったのを見ると静かに席を立って、恭平の元へ行った。
恭平は机に顔を突っ伏している
凪「……恭ちゃん」
:08/02/14 21:37
:N904i
:PLK77Apk
#316 [みぉり]
恭平は凪の声に反応し、顔を上げる
恭「…なんですか」
凪「(笑)ねーその口調やめよ?今あかりいないし…他の奴らも…ね」
凪に言われて辺りを見回すと寝ているか漫画よんでるか音楽きいてるか…
つまりは俺らの会話が聞こえるやつらはいない
:08/02/14 21:48
:N904i
:PLK77Apk
#317 [みぉり]
俺は眼鏡をはずして凪に向き直った。
恭「……なんだよ」
凪「それそれ(笑)恭ちゃんはその顔にその口調じゃなきゃねぇ♪」
はぁ〜…俺はどんな奴なんだよι
凪「恭ちゃんってばいつのまにあかりに近づいたの?」
恭「…さっきも言ったろ?新学期からって」
:08/02/14 22:00
:N904i
:PLK77Apk
#318 [みぉり]
恭「近づく…なんて、いい言い方じゃねぇなぁ」
俺はむすっと付け加えた
凪はにかっと笑うと俺の眼鏡をかけて
凪「そのいきさつを話していただけますかな?(笑)」
おちょくるような口調でいってきやがった
:08/02/14 22:03
:N904i
:PLK77Apk
#319 [みぉり]
恭「大しておもしろくもねぇよ」
俺はぷいっと凪から目をそらす
凪「なんでさっ!!あんな焦がれたあかりと知り合いになれたっ……ふごっ」
恭「ばかっ声でけぇんだよっ」
俺は慌てて凪の口を塞ぎ、一応周りを確認する
:08/02/14 22:16
:N904i
:PLK77Apk
#320 [みぉり]
・・・・どうやら聞こえてはいなかったらしい
俺はほっと胸をなでおろすと、凪の口を塞いだ右手を下ろした。
凪「っはーっ・・・・死ぬかと思った・・・」
恭「・・・・鼻は塞いでなかったんだから死なねぇよ」
お前が悪いんだろと告げ俺は凪から眼鏡を奪い返す
:08/02/15 04:17
:PC
:/js35bgk
#321 [みぉり]
凪「ねー・・・冗談はもうやめにするからさ、本当にことちゃんと教えてよ?」
凪は上目遣いで俺に尋ねる・・・・男にやられてもときめかねーっつの・・・
:08/02/15 04:18
:PC
:/js35bgk
#322 [みぉり]
まぁ・・・凪には一応いっとくか
俺は保健室で出会ったこと、
瀬戸がやまとに言われて写真を取りにきたこと
今朝、屋上でばったり会ったことを話した・・・・。
:08/02/15 04:21
:PC
:/js35bgk
#323 [みぉり]
・・・・人様に話せるラインはそこまでだと思うから
暗室でのことは・・・・絶対に言えない。
:08/02/15 04:23
:PC
:/js35bgk
#324 [みぉり]
俺の話を凪はへぇ〜っとやや驚いた様子で聞いていた。
凪「なんかすごい偶然が続いたって感じなんだねぇ〜」
恭「あー・・・そうだな。・・・・・やまとのは悪意を感じるけどな」
俺が"やまと"というと凪は一瞬、考え込んだがすぐに思い出した
:08/02/15 04:26
:PC
:/js35bgk
#325 [みぉり]
凪「あー(笑)石田先生ねvvいーじゃん♪俺あの人のそういうとこ好きだけどねぇ♪」
恭「・・・・あいつは面白がってるだけだっつーの」
石田やまと(27)
2年10組の担任であり・・・・俺の幼馴染ってやつだ
:08/02/15 04:28
:PC
:/js35bgk
#326 [みぉり]
俺が生まれたときはすでに10歳で
元々は俺の兄貴と仲が良かったのだが小さい俺の面倒を良く見てくれていたが・・・・
俺の色恋沙汰を面白おかしくしようとする面があるため
かなりの要注意人物となっている・・・俺の中では
:08/02/15 04:30
:PC
:/js35bgk
#327 [みぉり]
恭「それに・・・・俺の"優等生"・・・がね。気に食わないらしい」
この猫っかぶりがと家に帰るといつもうるさいんだ本当・・・
あいつだって鬼の生活指導担当とか言われてるけど
タバコも酒も中学からやってんだろーが!!と俺はいってやりたい
凪「でもねー恭ちゃんの優等生っぷりはすごいよ!俺だってバイト先で初めて名前聞いた時、飛び上がるくらいびっくりしたんだからね!!」
:08/02/15 04:36
:PC
:/js35bgk
#328 [みぉり]
俺はこの学校では"優等生"でいる。
理由?・・・・まぁ、大学進学に有利だし
色々ともめ事に巻き込まれたりするのも好きじゃないっつーのもあって
大人しめの俺でいるわけ
・・・・凪に素の俺がばれたのは予定外だったけど
:08/02/15 04:39
:PC
:/js35bgk
#329 [みぉり]
きっかけはバイト先
俺は中学ん時から兄貴のバーをたまに手伝っていた
高校に進学してすぐ、新入りとして入ってきたのが"凪"だ
まさか同じ高校だと思わずにうっかり名前を言ってしまったのが良くなかった
:08/02/15 04:44
:PC
:/js35bgk
#330 [みぉり]
凪が目を丸くして"学年トップの今泉!!"と指を差して言い
兄貴が大笑いして"お前本当に優等生なんだな"と言っちまったもんだから
あっけなくばれちまったってわけ
:08/02/15 04:46
:PC
:/js35bgk
#331 [みぉり]
凪にはくれぐれも校内で俺に話しかけんなっって言ったんだけど・・・
どうやって知ったのか、その2,3日後に写真部に入部してきて今の関係に至った
・・・・・・瀬戸のことを知られたのも
凪が突然、暗室に入ってきたとき
俺のファイルから瀬戸の写真を見つけて(漁って)ばれた
:08/02/15 04:51
:PC
:/js35bgk
#332 [みぉり]
凪「でもさ〜コレってチャンスでしょ!!恭ちゃんがんばらないと!!」
恭「はぁ?チャンス??」
凪「そうだよ!!やっと恭ちゃんとあかりが知り合いになれたんだから!!」
凪は一人興奮気味で、あれこれ作戦(?)を考えてるっぽい
・・・・本当はもうコンテストのモデルを頼んだと言っていいのだろうか
今告げたら、こいつ絶対大声で叫ぶ気がする
:08/02/15 04:55
:PC
:/js35bgk
#333 [みぉり]
凪「それにさ〜この選択で12組入ったとき恭ちゃんいたからさ、もー絶対あかりに紹介して仲取り持たなきゃ!!って思ったのに・・・もう知り合いだったなんて・・・・早く教えてくれればよかったのにぃ」
あ、またいじけた
すーぐいじけんだよなぁこいつ・・・・
:08/02/15 04:58
:PC
:/js35bgk
#334 [みぉり]
恭「あー・・・わりぃ」
凪「気持ちがこもってない・・・」
俺は思いっきり頭を落としてため息をついたあと
"優等生"スマイルで顔をあげた
恭「伝えるのが遅くなってすいません。凪」
:08/02/15 05:00
:PC
:/js35bgk
#335 [みぉり]
凪「・・・・・・・恭ちゃん。気持ちわるい」
恭「・・・・・・・悪かったなぁ」
凪は寒気がするとおおげさに体をさする
凪「でもさ!本当にチャンスじゃん!!あかりを振り向かせよう大作戦だっvv」
:08/02/15 05:05
:PC
:/js35bgk
#336 [みぉり]
・・・・・・それが出来れば苦労しねぇよ
色々、考えている凪に気づかれないように俺は真野篤と瀬戸をチラリと見た
:08/02/15 05:07
:PC
:/js35bgk
#337 [みぉり]
瀬戸が真野篤を好きなのはすぐにわかった
あいつが職員室から鍵をこっそり持ち出したのを俺は偶然目撃した
何に使うんだろうって気にはなった・・・・けど
まさか備品室から真野を見つめるあいつを見つけることになるなんて・・・・
思いもしなかったんだ
:08/02/15 05:11
:PC
:/js35bgk
#338 [みぉり]
でもそんなあいつを知ってるのはきっと俺だけだ
いつも一緒にいる有希って子もおそらく知らないだろう
あいつは恋愛に対しては一切の無関心でいるし、
それを有希って子も承知のはずだからだ・・・
:08/02/15 05:13
:PC
:/js35bgk
#339 [みぉり]
いつからあいつが恋愛に対して冷めた姿勢でいるのか知らない
けど、確実に俺が"初めて"あいつに告白したときには
すでに"好き"に対して疑問を持つようになっていたのは確か
:08/02/15 05:15
:PC
:/js35bgk
#340 [みぉり]
・・・・もっともあいつはきっと俺が告白したことなんて忘れちまってるんだろうけど
凪「あっ!!!!!!」
凪の声で俺は時間を"今"に戻された
:08/02/15 05:19
:PC
:/js35bgk
#341 [みぉり]
恭「・・・今度はなんだよ」
凪「・・・恭ちゃん、今朝あかりに屋上で会ったんでしょ?」
恭「?ああ、そうだけど・・・」
凪は首をかしげてあれぇと悩んでいる様子
恭「なんだよ?はっきり言え」
:08/02/15 05:20
:PC
:/js35bgk
#342 [みぉり]
凪「いや・・・屋上の鍵・・・確かあかりは持ってないはずなんだ・・・あいつどうやってはいったんだろう」
凪にしては鋭いなぁ
俺はちょっと感心してしまった
:08/02/15 05:22
:PC
:/js35bgk
#343 [みぉり]
恭「さぁ?鍵閉め忘れてたんじゃないの?」
俺はすっとぼけて返事をする
うぅーんと凪はうなっていたが、そうかもと納得した
単純なやつ(笑)
:08/02/15 05:23
:PC
:/js35bgk
#344 [みぉり]
キーンコーンカーンコーン・・・・・
凪「あっ!!昼休みだ〜・・・ね、恭ちゃん今日バイトでしょ?」
恭「んぁ?あぁ・・・」
凪「じゃ!バイトの時に"あかりに接近大作戦"考えようね☆」
凪はまったね〜と笑って席に戻り、あいつを起こして教室を出て行った。
:08/02/15 05:27
:PC
:/js35bgk
#345 [みぉり]
あいつは教室を出る間際、俺にぺこっとお辞儀をしてー・・・
真野を見て出て行った。
:08/02/15 05:30
:PC
:/js35bgk
#346 [みぉり]
暗室いこ・・・・
俺は教室に戻り、教科書とオートをおくと暗室へ向かった
:08/02/15 05:31
:PC
:/js35bgk
#347 [みぉり]
ガチャ・・・
ボードを"入室禁止"にし暗室に入ると鍵を閉めた
真っ暗な暗室を唯一照らす、セーフライトをつけ
俺はソファへと倒れこんだ
:08/02/15 05:33
:PC
:/js35bgk
#348 [みぉり]
ふと、凪の"接近大作戦"というフレーズを思い出す。
接近なんて・・・出来るわけがない
:08/02/15 05:34
:PC
:/js35bgk
#349 [みぉり]
あいつの中には真野しかいねぇ・・・・・
そんなことは俺が一番よくわかってる
それに・・・
:08/02/15 05:35
:PC
:/js35bgk
#350 [みぉり]
触れられる距離に行ったら・・・・自分を抑える自信がない
集会の日、あいつのケガが気になって行った保健室で
ベットに寝かせた後ー・・・・・・キスマークをつけてしまった
:08/02/15 05:38
:PC
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