あいつはあの子のことが好き。
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#551 [みぉり]
あいつが自分から真野に近づいたり・・・・
話しかけたりするなんてことはないってわかってるからこんな風にあいつを見つめていられるんだろう
もし・・・・
あいつが真野に近づきたいと思っているのなら・・・・
俺はとてもじゃないが、そんなあいつを見ることなんて出来ない
:08/02/24 23:22
:PC
:eepis.OQ
#552 [みぉり]
それに・・・・真野には"彼女"がいることを俺は知っている
当然、あいつも知っているだろう
こうやって報われない恋をしているあいつには失礼だが
だからこそ俺は真野に対して変な安心感を持っているんだ
相変わらず最低な考えだなぁ・・・俺
:08/02/24 23:26
:PC
:eepis.OQ
#553 [みぉり]
それに・・・・真野には"彼女"がいることを俺は知っている
当然、あいつも知っているだろう
こうやって報われない恋をしているあいつには失礼だが
だからこそ俺は真野に対して変な安心感を持っているんだ
相変わらず最低な考えだなぁ・・・俺
:08/02/24 23:26
:PC
:eepis.OQ
#554 [みぉり]
【訂正】
すいません((( ;゚Д゚)))
2度押ししてしまったみたいで同じ文章が続いてしまいました!!
>>553は無視して読んでください。お願いします!!
:08/02/24 23:27
:PC
:eepis.OQ
#555 [みぉり]
>>552から
ぼーっと授業を聞きながらあいつを見つめていると
ブーッ…ブーッ…
ポケットに入っている携帯が震えだした
・・・誰だよ
:08/02/24 23:29
:PC
:eepis.OQ
#556 [みぉり]
俺は先生に見つからないようにこっそりとメールを開く
ピッ・・・・
----------------------
Date 4/14 09:05
From 若菜 凪
Sub 無題
恭ちゃん、あかり見つめすぎー(笑)
----END----
バッ
俺は思わず携帯を閉じて、凪を見ると凪はニヤっと笑って手をひらひら振っている
:08/02/24 23:32
:PC
:eepis.OQ
#557 [みぉり]
くそ凪ッ・・・・
俺は凪をキッと睨みつけると教壇のほうへと体勢を変えた
そのまま授業は進み、俺はなんだか意地もあってそのままあいつの方を向くこともないまま授業を終えた
キーンコーンカーンコーン・・・・
凪「きょーちゃーん♪」
恭「・・・・・なんでしょう」
:08/02/24 23:41
:PC
:eepis.OQ
#558 [みぉり]
凪はチャイムとともに俺の元に駆け寄りあいつに"先戻ってて"と手を振って合図をしていた
あいつは"わかった"と返事をして、俺にお辞儀をするとー・・・・
昨日と同じように真野をチラっと見てから教室を出て行った
:08/02/24 23:43
:PC
:eepis.OQ
#559 [みぉり]
俺の機嫌は一気に悪くなり、イライラが溜まる
・・・しかし今は学校である上に周りには生徒も多くいるので"素の俺"を出すわけにはいかない
凪「・・・・2時間目、俺と一緒にサボらない?♪」
恭「あ?・・・・何言ってるんですか凪」
凪の提案に当然ながら俺は"行かない"という意味をこめた反応を返す
凪「・・・・・そのままで授業受けられんの?」
恭「・・・・・」
:08/02/24 23:54
:PC
:eepis.OQ
#560 [みぉり]
俺の様子を見て凪はふっと笑うと"先に行ってる"と告げて教室を出て行った
凪が教室を出てすぐに自分の教室に戻るべく席を立とうとして
真横に誰かが立ったことに気づいた
ふとその人物に目をやるとー・・・・
そこには真野が立っていた
:08/02/25 00:17
:PC
:yZvpGibY
#561 [みぉり]
俺は一瞬、"なんでこいつが"と思ったが真野がそこに立っている理由がすぐにわかった
恭「あ、すいません。ここ・・・真野君の席なんですね。すぐよけますから」
俺は"優等生"スマイルで申し訳なさそうな笑顔を作る
真野が"いや、急かして悪い"と言ったのが聞こえたが顔は見ずに一礼してささっと教室を出た。
やべー・・・・イライラする・・・・。
俺は今の真野の一瞬で一気にイライラがピークを迎えてしまったことを感じた
:08/02/25 00:22
:PC
:yZvpGibY
#562 [みぉり]
教室に教科書とノートを置くと、すぐ近くにいた保健委員に"体調が悪いので保健室にいってくる"と告げ、扉に向かう
俺の後ろで"今泉くんに話しかけられちゃったぁ///""えーっいいなぁ〜"・・・・などなどの声が飛び交っているのが聞こえてはいるが無視して教室をあとにした
さて・・・凪がいるのは・・・・
凪の行き先を考える。
:08/02/25 00:26
:PC
:yZvpGibY
#563 [みぉり]
これが昨日のように三井さんがいない時間なら保健室、
しかし・・・今日は三井さんが一日保健室にいる日だ
ってことは・・・屋上にいるに決まってるか
俺はチャイムが鳴るのをトイレで待ってから、廊下に誰もいないことを確認し屋上へと向かった
キィー・・・・ガチャン・・・
:08/02/25 00:28
:PC
:yZvpGibY
#564 [みぉり]
凪「おっ!!やっぱり来たぁ〜〜♪」
屋上に入ると後ろ手で鍵をかけて、嬉しそうにひらひらと手を振っている凪の隣に座り込みフェンスに寄りかかった
恭「・・・・・んだよ」
俺は眼鏡を外して、不機嫌を全開にして横目で凪を見るが
凪はそんな俺にも動じずに、自販機で買ったらしいジュースを笑顔で俺に渡す
:08/02/25 00:35
:PC
:yZvpGibY
#565 [みぉり]
凪「そんな怖い顔しないでよねぇ」
俺は黙って渡されたジュースを開けて飲む
凪「・・・・・あかりって真野好きだったんだね」
ぶっ
凪の突然の発言に思わずジュースを吹き出してしまった
:08/02/25 00:37
:PC
:yZvpGibY
#566 [みぉり]
凪「ちょっ・・・恭ちゃん!!きったないなぁ〜」
恭「おいっ・・・なんでそれっ」
凪「・・・・やっぱりそうなんだ」
しまった・・・・そんな顔をしている俺をみて凪は納得したらしくそのまま目線をフェンスの向こう側へと移していた
恭「・・・・・なんでわかった?」
凪「えー?・・・・恭ちゃん見てて・・・かな」
恭「あ?俺?」
凪は俺に向き直り"そうだよ"とニヤっと笑って言う
:08/02/25 00:40
:PC
:yZvpGibY
#567 [みぉり]
俺はわけわかんねぇなぁと思いながら制服に吹き零れたジュースを拭いながら"どういうことだよ"と凪に問いかける
凪「いやぁ〜・・・最初はさ、恭ちゃんってばあかりずーっと見てるなぁ〜くらいに思って見てたんだけど(笑)」
・・・っていうか、そんな俺を見てるんじゃねぇっ(怒)
俺は凪を睨みつけると凪は"まぁまぁ"と言いながら話しを続けた
:08/02/25 00:42
:PC
:yZvpGibY
#568 [みぉり]
凪「なんかその恭ちゃんの顔がさ・・・・なんつーの?好きな人見てるっていうよりも・・・もっとつらそうな感じして・・・で、あかりを後ろから見てみればあいつの頭の位置、真正面向いたまま動かないでいるし・・・・それでなんかぴんときて」
こいつ・・・実はめちゃくちゃ鋭いんじゃねぇか
俺は凪の話を黙って聞きながら思わず感心してしまった
"俺、正解?"と凪はいたずらっこのような顔で俺を覗き込んでくる
恭「・・・・・・大正解」
:08/02/25 00:46
:PC
:yZvpGibY
#569 [みぉり]
凪は"やっぱり"と嬉しそうに笑ったが、すぐに表情を変えた
凪「・・・でもさ、恭ちゃん・・・・いつからあかりが真野好きだって気づいてたの」
恭「・・・・・・」
気づきたくて気づいたわけじゃない
たまたま、あの日ー・・・暗室の換気を朝からしていて見上げた4階の屋上からあいつが見えた
その目が・・・その顔が・・・今まで見たことのない表情で
真野を好きなんだって気づいてしまった
:08/02/25 00:49
:PC
:yZvpGibY
#570 [みぉり]
【訂正】
>>569×屋上→○ベランダ
間違い多くてすいません((( ;゚Д゚)))
:08/02/25 00:51
:PC
:yZvpGibY
#571 [みぉり]
>>569から
でも・・・それを凪には言えない、いや言いたくない
それは俺だけが知っているあいつだから・・・・
黙っている俺を見て、凪は何かを感じ取ったのか再び目線をフェンスの向こうへ移していた
:08/02/25 00:53
:PC
:yZvpGibY
#572 [みぉり]
凪「恭ちゃんが言いたくないならいいんだけど・・・・俺さ、恭ちゃんに話さなきゃなんないことあるんだ」
凪がやけに改まった感じのトーンで呟くように話す
恭「・・・・・・なんだよ?」
さっきまでの凪と明らかに違う雰囲気に凪の方へ体を向ける
凪は俯いて、少し黙ったが意を決したように俺に向き直った
:08/02/25 00:59
:PC
:yZvpGibY
#573 [みぉり]
凪「あかりが恋愛に対して冷めてるの・・・・恭ちゃんなら気づいてるよね」
またまた突然の核心をつく凪の言葉に俺は驚きを隠せなかった
しかし、凪はそんな俺を見てふっと笑って
凪「いや、俺さーあかりと中学一緒だったから」
と説明を付け加えた
そういや・・・・そうだったけな
:08/02/25 01:01
:PC
:yZvpGibY
#574 [みぉり]
俺が・・・・あいつに初めて告白したのは中3に上がる前の春休み
その時にあいつに言われた言葉は衝撃的で・・・・
今でも忘れることが出来ない
中学の時は俺が勝手に一目ぼれをして、それからずーっと好きでこの気持ちを知って欲しくて告白したんだっけ・・・
俺はふっと中学の時を思い出しながら、胸がチクリと痛むのを感じた
凪「恭ちゃん・・・・今まできちんと聞いたことなかったけど・・・いつからあかりが好きなの?俺が恭ちゃんの写真ファイルからあかりの写真を見つけたとき・・・あの写真のあかりは・・・中学生・・・・だよね?」
:08/02/25 01:07
:PC
:yZvpGibY
#575 [みぉり]
・・・・やっぱりこいつはむちゃくちゃ鋭い
確かにあの時、凪が見つけたあいつは中学生で・・・・
俺がその当時、たまたま駅前で何気なく切った写真に写ったものだ
・・・・その写真に写ったあいつに一目ぼれしたわけだけど
俺ははぁっとため息を吐いて凪にいつから好きなのかということ、
告白して振られたこと、
あいつがそのことをキレイに忘れ去っていること
・・・・告白をした時はすでに恋愛に対して冷めているように感じたことを話した
:08/02/25 01:12
:PC
:yZvpGibY
#576 [みぉり]
凪は黙って俺の話を聞いていたが、後半からはほとんど俯くようにして視線を俺に向けることはなかった
俺は話し終えると"言うつもりなかったんだけどなぁ"と苦笑いして空を見上げた
凪は相変わらず、俺の横で俯いたまま黙っている
凪「・・・・・ごめん」
:08/02/25 01:15
:PC
:yZvpGibY
#577 [みぉり]
沈黙を破ったのは凪だった
恭「・・・・・何が"ごめん"なんだよ?」
凪の言葉の意味がわからず、凪に顔を向けると凪は真顔でうっすら目に涙を溜めながら
凪「あかりが恋愛に対して冷めてるの・・・・・俺のせいなんだ」
そう呟いて、一滴の涙を流した
:08/02/25 01:19
:PC
:yZvpGibY
#578 [みぉり]
なんで凪が泣いてる?
しかも・・・"俺のせい"ってどういうことだ?
俺は凪の涙と言葉に激しく動揺しながらも冷静に凪に問う
恭「・・・・・凪、ちゃんとわかるように説明してくれ」
凪は俺の言葉を受けて、一度目を瞑ったがすぐに開けて大きく息を吸い込むと・・・・・ことの始まりを話し始めたー・・・・
:08/02/25 01:23
:PC
:yZvpGibY
#579 [みぉり]
━━――──……‥
あかりside
もうー・・・凪ってばどこ行っちゃったんだろ
私は2時間目が始まっても戻ってこない凪の席を見ながら授業を受けていた
窓に目を向ければ、グラウンドが見える
今の時間はー・・・・どうやら3年生のどこかのクラスが体育をしているらしい
4月とはいえまだまだ肌寒い春先に外で体育なんて気の毒だなぁと思いながら
窓から差し込む光についウトウトして、いつのまにか眠り込んでしまっていた
:08/02/25 01:49
:PC
:yZvpGibY
#580 [みぉり]
「・・・・瀬戸さんっ」
あ「ふぇっ?!」
突然、誰かに肩を叩かれて目が覚めるとそこにはクラスメートの女子が
その子は笑いながら
「園田さんが呼んでるよ?」
と扉の前にいる有希を指差した
:08/02/25 01:52
:PC
:yZvpGibY
#581 [みぉり]
あ「あれー?有希どしたの?」
私は有希に話しかけながら、笑って近づく
有「・・・・あかりちゃん?今何時か知ってる?」
あ「え?」
有希の言葉に教室にある壁掛け時計に目をやるー・・・・
現在の時刻:12時35分
:08/02/25 01:54
:PC
:yZvpGibY
#582 [みぉり]
あ「えっ!!!???」
私の最後の記憶はー・・・・2時間目なんですけどっ!!??
有希は私のその様子を見て、大体のことを理解したらしく肩を落として"ご飯いくよ〜"と言ってさっさと歩き始めてしまった
あ「待ってぇ〜っ!!」
私は慌ててお弁当を持って、起こしてくれた女の子に御礼を言って有希のあとを追いかけた
:08/02/25 01:57
:PC
:yZvpGibY
#583 [みぉり]
屋上について、いつもの場所に座ろうとハシゴに足をかけると
ふとフェンスの横に置かれている何かに気づいた
有「どしたのー?」
先にハシゴを登りきっていた有希が上から声をかける
あ「んー?なんか・・・フェンスのとこに・・・・」
私は有希の問いかけに答えながら、フェンスの横にあるものに近づく
:08/02/25 02:04
:PC
:yZvpGibY
#584 [みぉり]
拾い上げたそれはー・・・
あ「眼鏡だ・・・・」
なんか見覚えがあるんだけど・・・・気のせいかなぁ
とりあえず拾った眼鏡を胸ポケットに差し込んで、ハシゴを登る
:08/02/25 02:06
:PC
:yZvpGibY
#585 [みぉり]
有「なにがあったの??」
あ「ん・・・これ」
私は今さっき拾った眼鏡を胸ポケットから取り出して有希に見せる
ふちが赤茶色の眼鏡・・・・
どっかで見たことあるような気がするんだけどー・・・
有「あれ・・・・この眼鏡って」
あ「え?有希心当たりあるの?」
:08/02/25 02:12
:PC
:yZvpGibY
#586 [みぉり]
有「いや・・・・でも、最近この眼鏡かけてる人に会ったんだよね私」
あ「え?誰??」
有「今泉恭平」
あぁぁぁぁっ!!!!!!
有希の答えに思わず手を叩いて"そうだよ"と叫んだ
:08/02/25 02:13
:PC
:yZvpGibY
#587 [みぉり]
この眼鏡!!今泉さんのだ!!
私は"間違いないよ"と言いながら有希の記憶力の良さに感動してしまった
あ「有希・・・あの保健室で会ったきりなのによくわかったね」
有「だってこの眼鏡かけて似合う人なんてそうそういないし、かっこよかったから印象に残ってたの(笑)」
笑いながらそういう有希に"確かにそうかも"と私も笑って二人でお昼ご飯を食べ始めた
:08/02/25 02:17
:PC
:yZvpGibY
#588 [みぉり]
お昼を食べ、有希と別れて教室に戻る途中、11組の教室を覗いて今泉さんを探す
眼鏡がなくてきっと困ってると思ったから・・・
でも教室中を見回しても今泉さんの姿は見当たらない
私は近くにいた女の子に
あ「ね、今泉さん・・・どこにいるか知らない?」
と問いかけた
:08/02/25 02:19
:PC
:yZvpGibY
#589 [みぉり]
「今泉君なら・・・2時間目が始まる前だったかな、体調悪いからって教室出て行ったきり見てないよ」
あ「そうなんだ・・・・ありがとう」
私は女の子にお礼を言うと眼鏡を胸ポケットに差し直して教室に戻った
・・・・凪の姿はまだ教室にはなかった
あ、もしかして・・・・凪と今泉さん一緒にいるのかな
:08/02/25 02:22
:PC
:yZvpGibY
#590 [みぉり]
そんなこと一瞬考えたけど・・・・そんなわけないか(笑)
優等生の今泉さんが凪と一緒に授業をさぼるなんて考えにくい
私は5時間目の用意をして"しっかり起きてなきゃ"とひどく当たり前なことを考えながら残りの授業を受けた
凪は帰りのSHRになっても帰ってこなかった
:08/02/25 02:30
:PC
:yZvpGibY
#591 [みぉり]
放課後・・・・今泉さんと約束したとおりに屋上へ向かう
マスターキーを持っていることは誰にも秘密だから、屋上へ入ることはせずその扉の前で待つことにした
遅いなぁ〜・・・・
昨日、暗室の前でバッタリ会った時間を過ぎても今泉さんは来ない
:08/02/25 02:34
:PC
:yZvpGibY
#592 [みぉり]
ちょっと不安になってメールをしようと携帯を取り出した
ピッ・・・ピッ・・・
途中までメールを打ってふと考える
・・・・電話しちゃお(笑)
メールをして返事を待つよりも電話で直接訊く方が早い
そう思った私は今泉さんの番号を探し出してその番号に電話する
プルルル・・・・プルルル・・・・
:08/02/25 02:38
:PC
:yZvpGibY
#593 [みぉり]
でないなぁ〜・・・・
私は首をかしげながらも電話を切り、自分のマスターキーで屋上に入ることにした
もし、あとで今泉さんにどう入ったのか訊かれたら・・・・たまたま開いてたって言えばいいだけ
本当はすぐに帰ってもよかったんだけど・・・・
あの今泉さんが何も連絡をしないなんて違和感を感じずに入られなかったからもう少し待とう
:08/02/25 02:44
:PC
:yZvpGibY
#594 [みぉり]
そう思って屋上のフェンスへと近づいて・・・・グラウンドを眺めた
放課後のグラウンドでは色々な運動部が走ったり・・・ストレッチしたりしている姿がみえる
・・・・もちろん、"真野篤"の姿もそこにはあった
:08/02/25 02:46
:PC
:yZvpGibY
#595 [みぉり]
放課後のこんなに多くの生徒の中で走っている"真野篤"を見るのは初めてで、1時間目と同様に不思議な感じを受けた
あーやって笑うんだ・・・・
部員と話をしながら一緒にランニングをしている姿を見てふとそんなことを思う
私はグラウンドを見ることに夢中になっていて、扉が開いて人が入ってきたことに気づいていなかった
:08/02/25 02:49
:PC
:yZvpGibY
#596 [みぉり]
カシャ・・・カシャ・・・・
突然聞こえたシャッター音に驚いて、横に振り返るとそこにはカメラを構えた今泉さんが立っていた
あ「今泉さんっ///また不意打ちっ///」
私はわたわたしながらフェンスを離れて今泉さんの元へと歩み寄る
恭「すいません・・・つい(笑)」
:08/02/25 02:55
:PC
:yZvpGibY
#597 [みぉり]
今泉さんは申し訳なさそうに笑いながら、カメラをおろした
眼鏡を外したその顔が、眼鏡をしているときよりも
ずっとずっと、かっこよくて私は自分の心臓がドキドキしていることに気づいた
何コレ・・・///
今泉さんはじっと顔を見つめる私の視線に気づいたのか口を開いた
:08/02/25 03:05
:PC
:yZvpGibY
#598 [みぉり]
恭「あ、眼鏡ないんで・・・何もそんな不思議そうな顔しなくても(笑)」
今泉さんのその言葉に慌てて我に返り、またまた顔が赤くなってしまった
そうだ!赤くなってる場合じゃないよ私!!
自分に言い聞かせて、胸ポケットから慌てて眼鏡を取り出して今泉さんに差し出す
:08/02/25 03:08
:PC
:yZvpGibY
#599 [みぉり]
あ「あの・・・コレ」
差し出した眼鏡を見て今泉さんは目を丸くして驚いている
あ「あ、お昼を有希と一緒に食べてて・・・その時に見つけたんです。きっと今泉さんのだとうと思って」
私の話を聞きながら今泉さんは眼鏡を受け取ると
"ありがとう"とにっこり笑って眼鏡をかけた
恭「・・・・どうして屋上に眼鏡があったか聞かないんですか?」
:08/02/25 03:12
:PC
:yZvpGibY
#600 [みぉり]
あ「え?・・・・あ、そうか」
そういえばそうだ。
そもそもなんで屋上に今泉さんの眼鏡があったんだろう
1時間目に会ったときは間違いなくかけていたのだからー・・・
それ以降に今泉さんがここに来たから置いてあったに違いないのに
そのことを考えることをすっかり忘れていた
:08/02/25 03:14
:PC
:yZvpGibY
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