あいつはあの子のことが好き。
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#81 [みぉり]
あ「〜〜〜〜っっ」
バタンッ
「あかりっ!!」
「審判ストップ」
あまりの衝撃にたおれこんだ私の回りにみんなが駆け寄ってくる。
みんなからの声が聞こえ様子が見えるものの、その視界はぐるぐると回っている。
うぅ…っ痛いっ…
:08/02/07 23:42
:N904i
:T5q9oUYw
#82 [みぉり]
しかもかなり気持ち悪い…
「あかり!?」
「瀬戸っわかるか!!??」
「…?!……!?」
みんなの声がふっと遠くなりかけた時
「どいてっ」
…う、…誰か近づいてきた
:08/02/08 00:09
:N904i
:vSrDlfHM
#83 [みぉり]
篤「すぐ保健室だからっ!!」
ガシッ
あ「!!!!」
彼は私をいわゆるお姫さま抱っこで抱き上げてそのまま保健室へ運んでくれた。
私は運ばれる途中、突然の出来事に胸が苦しいくらいドキドキするのと視界の歪みとで気を失ってしまった。
目が覚めた時は、彼の姿はなく校医の三井先生といっちゃん、有希が心配そうに私を見ていた。
:08/02/08 00:17
:N904i
:vSrDlfHM
#84 [みぉり]
その後、有希にことのいきさつを聞いて私を運んでくれたのが"真野篤"であることを知った。
これが"真野篤"を好きになったきっかけ。
この日から私にとって真野篤は気になる存在へとなったのだ。
:08/02/08 00:22
:N904i
:vSrDlfHM
#85 [みぉり]
このことは誰にも話してない。
もちろん親友の有希にもだ。
私なんかが真野篤を好きなんて…知られるのが恥ずかしいし何より……………
真野篤には彼女がいるから。
:08/02/08 00:26
:N904i
:vSrDlfHM
#86 [みぉり]
…………あれから
私はきちんとお礼を言うタイミングを逃してしまい、真野篤とは何の関わりもない。
たまに廊下ですれ違っても真野篤が私に気付くこともなく、何もできないまま気持ちばかりが膨らんでいった。
あ「さて、自転車なおさなきゃ」
:08/02/08 00:31
:N904i
:vSrDlfHM
#87 [みぉり]
首をフルフルと振って、思い出してしまった記憶を頭から振り払うかのようにボードを後にした。
あ「…………………あ。」
そぅだ。
私ー…自転車ドミノ(命名しちゃったよ)の2回目の時、3階の人から声かけられて
それで保健室に行ったんだった。
:08/02/08 00:37
:N904i
:vSrDlfHM
#88 [みぉり]
あ「あれはビックリしたわぁ」
呟きながら駐輪場に向かって歩く。
ザッ…ザッ…
ってか、めっちゃ怒鳴られたんだよねι
……口が悪いだけなんだろうけど
:08/02/08 00:41
:N904i
:vSrDlfHM
#89 [みぉり]
しかも、あんな適当なこといっちゃってさ。
"俺がなおす"
自転車直すなんて本当にしてるわけなぃ……と思う。
いやいや。
別に否定するわけじゃないし、心配してもらったし有り難いなぁって思ってますよ?
でもねぇι見ず知らずの私なんかのために40台も自転車直したりする?
:08/02/08 10:06
:N904i
:vSrDlfHM
#90 [みぉり]
なんて思っちゃったもんだからさ。
自転車直しに行こうと思ったわけですよ。
相当なひねくれ者だわ、私って…
:08/02/08 10:08
:N904i
:vSrDlfHM
#91 [みぉり]
でもさ、正直者はばかを見るじゃないけど…
変に期待してへこむのはもういやだから
:08/02/08 10:10
:N904i
:vSrDlfHM
#92 [みぉり]
だから、自転車が倒れたままでもそれは直せばいいだけのことさねっ!!
ザッ…ザッ………
あ「…………きれいになおってる」
駐輪場についた私の目の前には、直された自転車がきれいに並んでいた。
その一番奥には、もちろん私の自転車もあった。
:08/02/08 10:30
:N904i
:vSrDlfHM
#93 [みぉり]
本当に…直してくれたんだ。
自分の自転車のところまで直された自転車を横目に見ながら歩く。
………しかも、等間隔でお店並に整列してる(笑)
自分の自転車の前にくると、ベルの間に何か折り畳んだ紙のようなものがはさまってることに気付いた。
あ「?なんだろ…」
:08/02/08 10:38
:N904i
:vSrDlfHM
#94 [みぉり]
ガサガサ……
開いてみると
『思ったより重労働
直してたお前に感心した
足、どうだ?大丈夫か?』
男の子にしては丁寧な字でそう綴られていた。
あ「…………ぷっ」
:08/02/08 10:45
:N904i
:vSrDlfHM
#95 [みぉり]
何コレ(笑)
自分で言いだしたのに重労働って…(笑)
私は手紙と整列した自転車を交互にみて
あの口調からは絶対に想像できないきれいな整列、丁寧な字
顔を知らないその人の行動と言葉遣いのギャップに笑ってしまった。
:08/02/08 10:52
:N904i
:vSrDlfHM
#96 [みぉり]
『大丈夫か?』
この言葉でやっぱり、口が悪いだけでいい人だということを再確認。
あ「何年生なんだろ?」
ここまで直してもらったうえ、手紙までくれて心配してくれたのだから
きちんとお礼がしたい。
あ「確か…3階の窓から…」
:08/02/08 10:55
:N904i
:vSrDlfHM
#97 [みぉり]
声をかけられた人のいた窓を探す。
あった!…でも今はしめられてここからはなんとなく真っ暗ぽい室内が見えるだけ。
あそこ何室??
あれ?…でも、生徒ならあの時間は全校集会に参加してたはずじゃ?もちろん先生も…
:08/02/08 11:00
:N904i
:vSrDlfHM
#98 [みぉり]
でも、下から顔は見えなかったけどなんとなく制服であることは見えた。
やっぱり生徒よね?
うーん…………
とりあえず、あの部屋なんなのか調べてから出入りする生徒探してみよう
:08/02/08 11:04
:N904i
:vSrDlfHM
#99 [みぉり]
ブー…ブー…ブー…
あ「!!?」
突然、ポケットに入れていた携帯が鳴りだしたのであわててとりだす。
ピッ…
【新着メール1件】
----------------------
Date 4/8 09:41
From 凪
Sub おは


今どこ?
担任怒ってるぞ(笑)
---- END -----
:08/02/08 11:35
:N904i
:vSrDlfHM
#100 [みぉり]
そうだった…2限目始まってるんだったιι
人探しに悩むのはあとにしよう
私は気を取り直して凪に返信。
ピッ…ピッ…
『ごめん


朝から寝坊

したりなんやかんやで…
詳しく

はまたあとで

今から教室いきます

』
ピッ…
【送信完了】
:08/02/08 11:47
:N904i
:vSrDlfHM
#101 [みぉり]
ブー…ブー…ブー…
あ「…早っ!!笑」
ピッ…
【新着メール1件】
----------------------
Date 4/8 09:44
From 凪
Sub Re:Re:おは


わかり



気をつけてきたまえっ笑
お前の席、俺の横だからな

窓際一番後ろっ
----END----
:08/02/08 11:51
:N904i
:vSrDlfHM
#102 [みぉり]
あ「窓際か…」
そこからならよく見えるかも…グラウンド
私は凪に了解と送信して、手紙をポケットにしまうと3階にある2年10組を目指した。
ザワザワザワ…
教室前まで来たものの中からは話し声が聞こえる。
どうやら自己紹介中らしい。
後ろ扉からそーっと入ろう。
:08/02/08 13:24
:N904i
:vSrDlfHM
#103 [みぉり]
カラカラ…カラカラ…
静かに扉を開けてソロソロ入る
………誰も気付いてないっぼい♪
よっしゃ♪
このままかがんでいけばー…
:08/02/08 20:23
:N904i
:vSrDlfHM
#104 [みぉり]
凪「おっ、あかりーおせぇよ」
あ「!!??」
バッ
凪の一言でみんな一斉に私を見つめる
:08/02/08 22:58
:N904i
:vSrDlfHM
#105 [みぉり]
なぎのばかぁーーーーー!!!!泣
石「ずいぶんゆっくりな登校だな、瀬戸」
あ「……………おはよございますι」
担任って…
石田先生っ(号泣)
:08/02/08 23:24
:N904i
:vSrDlfHM
#106 [みぉり]
石田先生が極上の笑顔で私にほほ笑みかける。
石「…で?今までどこにあたんだ?三井先生からは2限開始前に保健室でたってわざわざ連絡きてたぞ」
三井せんせぇ余計な親切です(泣)
あ「いやーιちょっとお腹痛くて…」
石「寝不足じゃなかったのか?」
なんとっ!!
そこまでご存じでっ(泣)
石「まぁ、後で職員室来なさい。」
あ「はい(涙)」
先生に促されて席に座る。
:08/02/09 00:20
:N904i
:siP/envg
#107 [みぉり]
先生は、みんなの視線を戻し自己紹介を再開した。
「あー、25番南…」
凪「あかり、あかり」
あ「……何」
私が座ると凪が話し掛けてきた。
でも私はちょっと(いや、だいぶ)ブルー
:08/02/09 00:25
:N904i
:siP/envg
#108 [みぉり]
凪「大きな声だしてごめんな?」
あ「いやぁっこそこそした私が悪いだけだからっ//」
凪がちょっぴりしゅんとして私に謝る。
男の子とはいえ…
この上目遣いにはきゅんとしちゃうわ///
:08/02/09 00:43
:N904i
:siP/envg
#109 [みぉり]
久々に見た髪型はふわふわパーマからちょっと短めのツンツンにかわってたりするけど
凪はホントに可愛い
って男の子に失礼かもしれないけど(笑)
私にもこれくらいの可愛さがほしいよιホントに
凪「なんだよ(笑)俺の顔なんかついてる?」
あ「ごっごめん//」
思わず見入っちゃったよ///
:08/02/09 01:19
:N904i
:siP/envg
#110 [みぉり]
あ「気にしないで?//」
凪「?変なやつ…あ、俺の番だ」
凪は立ち上がると自己紹介を始めた。
クラスのみんなが凪を見つめて周りからは
:08/02/09 01:22
:N904i
:siP/envg
#111 [みぉり]
『若菜くんだぁー///』
『一緒のクラスでよかったぁvv』
『可愛い顔してるよなぁ、女みてぇ』
…などなど。
はらまー
やっぱ凪はもてるんだねぇ
:08/02/09 01:25
:N904i
:siP/envg
#112 [みぉり]
凪は可愛い顔して実は長身(笑)
175センチくらいだったかな?
顔が可愛いのはもちろん、性格や行動にもそれがあるもんだから
背が高くてもみんな可愛いって言っちゃうんだ
石「よし、次で最後だな。おい、遅刻女瀬戸!!」
え?
:08/02/09 01:55
:N904i
:siP/envg
#113 [みぉり]
私っ!!???
ガタンッ
あ「うわわっιιえーっι瀬戸あかり、16歳。高二…」
凪「それはみんな同じっしょ(笑)」
あ「はっ( ̄□ ̄;)!!そうかっ!!」
どっ
『つかみはいいぞー』
『ナイスボケっ(笑)』
:08/02/09 01:59
:N904i
:siP/envg
#114 [みぉり]
あ「あいやーιえー…と


///」
やばいっ//
みんなに笑われたせいで頭真っ白だよぅー


私はワタワタ頭かいたりキョロキョロして落ち着けないっ

あ「とにかくっ!!

これから2年間どうぞお願いします!!///以上っ//」
ストンッ
私はそれだけゆうと椅子に勢い良く座った。
:08/02/09 02:03
:N904i
:siP/envg
#115 [みぉり]
石「まぁー瀬戸さんは今日寝不足らしいからなぁ…」
先生!ナイスフォロー!!!泣
石「これから2年間このクラスだし仲良くやってってください。
今日はこれでおしまいですが、寄り道しないで帰るように。解散」
:08/02/09 02:08
:N904i
:siP/envg
#116 [みぉり]
ザワザワザワ…
クラスは新しい環境に沸き立つ。
「何組だった?」
「えー担任、瀬戸先生だったんだ!!いいなぁ〜」
隣や周りで何人かかたまって話したり携帯交換したり…
なんか、いいなぁ
このウキウキした感じ
:08/02/09 02:17
:N904i
:siP/envg
#117 [みぉり]
周りをぼーっと眺めてると
凪「あかりぃー朝、有希と会ってさ、昼飯いこってなってるけどお前どーする?」
なんて素敵な提案vv
あ「行くっ…………でも石井先生とこ行かなきゃι」
凪「あー、じゃ先行ってるからあとで連絡ちょうだい」
あ「うん!おわったらメールするね!」
:08/02/09 02:18
:N904i
:siP/envg
#118 [みぉり]
凪と約束をして、石井先生に会うべく移動する。
ザワザワザワ…
職員室へ向かう廊下もほとんど、うちのクラスと同じ状態(笑)
ぁ、ついた。
周りの生徒を眺めてたらあっという間に職員室前
:08/02/09 02:23
:N904i
:siP/envg
#119 [みぉり]
【訂正】
117と118で
×石井→○石田
すいません


:08/02/09 02:26
:N904i
:siP/envg
#120 [みぉり]
ガラガラ…
あ「失礼します」
庵「お?瀬戸。どうした?」
あ「いっちゃ……瀬戸先生。石田先生いますか?」
庵「石田先生っ!?ιιι」
な、なな何!?
いっちゃんの顔が一気にあおざめてる。
ぁ、そっか…
いっちゃん、集会さぼったんだった(笑)
:08/02/09 02:30
:N904i
:siP/envg
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