危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
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#480 [東脂ヤ転
ピンポーン・・・・・
「・・・ん・・・?」
突然、部屋に鳴り響いたチャイム音で俺は目を覚ます。
「あれ・・・・寝てたんだ・・」
俺は鳴を送り出した後、さすがに昨日の疲れからか、ソファーでそのまま寝てしまったらしい。
ピンポーン・・・・ピンポーン・・・
「分かったって・・・・・」
何度も鳴るチャイムに苛立ちながら、俺は起き上がって、玄関に向かう。
:08/04/06 11:05
:W52P
:☆☆☆
#481 [東脂ヤ転
ガチャ・・・ッ
「はい・・・何か・・・」
日光に目が眩みながらもドアを開け、"御用ですか"と続けようとした時、その来客の顔を見て一気に目が覚める。
いや、同時に一気にテンションも下がった。
「こんにちはぁ♪
さっき美味しそうなたい焼きがあったから、買って来たんよ〜☆」
無駄に俺をイラつかせる関西弁。
「何しに来たんだ・・・圭吾」
:08/04/06 11:48
:W52P
:☆☆☆
#482 [東脂ヤ転
「そんな言い方すんなやぁ〜泣きたくなるわ!」
相変わらず俺の言葉にもびくともしない。
[まぁこれぐらい図太くなきゃ、明の暴言に耐えられないよな]
そんな事を何となく考えていると、圭吾が当たり前のように靴を脱ぎ始める。
「いつ来ても静ん家は綺麗やなぁ〜
お邪魔しまっす♪」
俺の返事も待たぬまま、軽い足取りでリビングへ走って行った。
:08/04/06 11:59
:W52P
:☆☆☆
#483 [東脂ヤ転
思えば圭吾は高校の時から、紫穂と同じで変なヤツだった。
高校生時代。
俺にとっては友達とか恋人とかいうのが、とにかく面倒な存在だった。
逃げても逃げても近寄りたがる周りの奴等から離れたくて、俺はあえて、ゲイだという事を自らカミングアウトしていた。
案の定、殆どの人間が俺から距離を置くようになった。
:08/04/06 12:16
:W52P
:☆☆☆
#484 [東脂ヤ転
そんな中、
「俺はお前が好きや!!
男としても!人間としても!」
カミングアウトをきっかけに唯一話しかけてきた男、浅草圭吾。
嫌がる俺をよそに、いつも俺から離れなかった。
まぁ結局、高校生活は何だかんだ言って、圭吾と過ごした時間が長いんだが・・・・・
圭吾と同じ位、一緒の時間を過ごしたもう一人の人、
それが、
神田紫穂(カンダシホ)。
:08/04/06 14:28
:W52P
:QMOh4p6A
#485 [東脂ヤ転
「静〜!!聞いてるかぁ!?」
圭吾の声で、現実に引き戻される。
「何ボ〜っとしてんねん。お茶っ葉どこか訊いてんねんけど!」
圭吾はキッチンで戸棚を開けたり閉めたりしている。
「え?あぁ、その隣の棚に入ってる」
そう言って圭吾が買ってきた、たい焼きを皿に乗せる。
[何か今日・・・過去に浸りすぎだ・・俺・・・・]
大して綺麗な過去でも無いのに、今更思い出してどうするんだ・・・?
:08/04/06 14:43
:W52P
:QMOh4p6A
#486 [東脂ヤ転
「・・・・・・っていうか・・・」
「ん〜?」
俺は呑気に茶を煎れている圭吾に、ある疑問を抱いていた。
「お前なんで堂々と俺ん家来てるんだ?
クビだって言わなかったっけ?」
昨日の今日でよく俺の所に来れるな、と関心したものの、こればっかりは突っ込まずにはいられない。
:08/04/07 08:15
:W52P
:WkI.VItI
#487 [東脂ヤ転
「その話やねんけど・・・」
圭吾は突然俺の方に向き直ったと思ったら、深々と頭を下げだした。
「昨日はほんますんませんでした!!
ちょっと調子乗り過ぎてました!!」
ちょっとじゃなくて大分調子乗ってただろ、と思わず突っ込みたくなったが、キリがないので言葉を呑み込んだ。
「せやから・・・」
圭吾は柄にもなく、泣きそうな顔で俺を見る。
[・・・こういうところが、明は好きなんだろうな]
:08/04/07 10:15
:W52P
:WkI.VItI
#488 [我輩は匿名である]
いつもみてます
:08/04/07 10:22
:F703i
:aLlOoKUI
#489 [東脂ヤ転
「別に心配しなくても、お前のクビの話は無くなったよ」
「・・・・・・・え!?」
俺の言葉に驚いた圭吾は、まじまじと俺を見つめる。
「ん?クビになりたかったのか?」
俺がそう冗談っぽく訊き返すと、圭吾は慌てて首を振る。
「なりたないわ!!
・・・でも、何で急に気持ち変わったん・・・?」
その言葉に、俺は少し言葉に詰まる。
:08/04/07 10:35
:W52P
:WkI.VItI
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