危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
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#671 [東脂ヤ転
「こんなとこで何してんねん・・・ってアレ・・・お連れさん?」
何も知らない圭吾はいつもの脳天気な顔で近付いて来る。
あまりにタイミング良く本人が登場したせいで、俺は動揺を隠せない。
しかも大和はそんな俺をしっかりと見つめていた。
「聞いとる?明・・・」
「俺は明さんの後輩なんです、高校の。」
圭吾が俺の顔を覗き込もうとしたその時、大和が笑顔で間に入った。
:08/07/17 18:54
:W52P
:☆☆☆
#672 [東脂ヤ転
「後輩!?なんやぁ〜俺はてっきり明の彼氏さんか何かかと思ったわぁ!!」
「!?」
ー・・どういう意味だ?
俺の中の何かが曇る。
「いやな、いっつも俺のことばっか構ってくれるんは有り難いけどな、明もそろそろ良い人見つけぇや〜?」
圭吾の様子が少しいつもと違うのに、今の俺にはそれを気にかける余裕がない。
そんな様子を大和はただ黙って見つめている。
:08/07/18 09:33
:W52P
:☆☆☆
#673 [東脂ヤ転
「何が・・・言いたいんだよ?」
込み上がってくる感情を必死で抑えながら、俺は圭吾を睨む。
「だからぁ、明も俺なんかのことはほっといてえぇから、その後輩君みたいな可愛い彼氏さんをつくりぃな!
俺もそうするし」
いつになく饒舌な圭吾は次から次によく喋る。
それも、俺を傷付けるような言葉ばかりを選んでいるように。
「・・・・・・黙・・・れ」
早く彼氏をつくれだと?大和みたいな?
俺が・・・
俺が大和の告白をどんな気持ちで・・・・・・
どんな気持ちで受け止めていたかも知らないで。
:08/07/18 09:55
:W52P
:☆☆☆
#674 [東脂ヤ転
どんなに想っても届かない想いがあるんだって、こんなカタチで知りたくなかった。
言いようのないこの感情は、俺の口から誤った言葉を紡ぐ。
「そうだよ・・・俺達付き合うんだ」
俺は大和の袖を掴んで圭吾に向き直る。
「・・・・・・・・・え?」
さすがの圭吾もこの言葉には驚きを隠せないようだ。
[そんなに俺から離れたいなら・・・お望み通りにしてやるよ、圭吾]
悲しさを通り越して、何故か酷く冷たい気持ちに俺は浸っていく。
:08/07/18 10:59
:W52P
:☆☆☆
#675 [サクラ
]
:08/07/18 14:02
:F704i
:EtTR0d1Q
#676 [東脂ヤ転
「・・・大和」
「ん?」
俺は大和の方を見ずに呼びかけた。
「さっきの告白、了承した。俺達付き合おう。」
いつもの倍以上、自分の声が冷たく響く。
俺の言葉を聞いた圭吾はさっきの倍以上、驚いた顔をする。
「・・・行きましょう、先輩」
その時突然、大和が俺の手を引いて歩きだした。
「・・・ッ!!明・・・ッ」
圭吾が俺を呼ぶ声が聞こえてくる。
それでも俺は足を止めない。
大和の歩幅に添うように歩き続ける。
[これで・・・終わり・・・か]
そう思ったら突然頬が濡れた。
雨なんか降っていない晴天なのに、何故かどんどん頬は湿っていく。
雨じゃなく、涙のせいで。
:08/07/19 21:45
:W52P
:☆☆☆
#677 [我輩は匿名である]
明のばかあぁぁ

←
:08/07/19 23:12
:D705i
:ud7pQXas
#678 [
]
同感

:08/07/19 23:54
:F704i
:NaboNxzc
#679 [東脂ヤ転
我が輩サン・サクラサンへ(^^)
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3324/***********
何かがおかしい。
俺が望んで、明を手放したハズなのに。
何でこんなにも胸が痛むんだ?
小さくなっていく明達を見つめながら、俺は此処から動けずにいる。
『大事なヤツなら、尚更手放すなよ』
その時ふ、とさっき静に言われた事を思い出す。
:08/07/20 12:19
:W52P
:☆☆☆
#680 [東脂ヤ転
「・・・え?」
丁度たい焼きも食べ終わって、そろそろ静の家から帰ろうとしていた時、静が言った言葉だった。
「いつまでもフラフラしてると、後で後悔するって言ってるんだ」
珍しく俺に真面目に話しかけて来る静が何を言いたいのか、今の俺にはよく分かった。
「・・・明のことやろ?」
俺はため息混じりの声で静に訊く。
「珍しい・・・偉く今日は勘が鋭いな」
静は少し感心した様子で俺を見る。
:08/07/20 12:50
:W52P
:☆☆☆
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