危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
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#201 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん・
なみさん★
今から書きますね!!
コメントありがとうございます!o(^▽^)o
>>200アンカーありがとうございます!!
:08/02/24 12:59
:W52P
:☆☆☆
#202 [東脂ヤ転
俺のモノを掴んでいる手が、ゆっくりと上下に動きだす。
それと同時に俺の腰も揺れはじめる。
「あぁ・・・ッ!!ハァ・・・あんッ!!ハァ」
静兄の手の動きのスピードが増す。
「1週間我慢したんだからな・・・クスッ
今日は存分に楽しませてやるよ」
静兄は楽しくてしょうがないといった顔で、性器を弄り回す。
玄関には俺の喘ぎ声と、静兄の甘く責め立てる声が響いている。
:08/02/24 13:08
:W52P
:☆☆☆
#203 [東脂ヤ転
愛液で滑り易くなっていた俺のモノは、静兄が擦るたび硬さを増す。
俺はその快感に耐えられそうになかった。
「あぁッ!!ぁッあぁんッ///
も・・・ッ・・・イク・・・ッ!!!」
そのスピードが更に加速した時、俺はすぐイッてしまった。
「あ・・・ハァ・・ごめん・・静兄・・・ハァッ・・・ズボン・・」
俺の液で、静兄のズボンが汚れてしまった。
静兄は全く気にしていない顔で、指についた液を舐める。
「あぁ、いいよこんなの
どうせ脱ぐし」
そう言って静兄は笑うと、突然俺を抱きかかえる。
:08/02/24 13:16
:W52P
:☆☆☆
#204 [東脂ヤ転
「えッ!?ど・・・どこ行くの静兄?」
「俺の部屋だよ
玄関よりヤリ易いだろ?鳴の裸も、その方がよく分かるし」
そう言って俺を部屋まで運んだ静兄。
静兄とヤるのは初めてじゃないのに、ベッドに寝かされると何故か緊張してしまう。
「ん・・・?もう興奮してるの?クスッ・・・起ち上がってるけど・・・?」
静兄が服を脱ぎながら、俺の股間を見て嬉しそうに笑う。
「・・え?・・・あッ!!」
見るとさっき出したばかりなのに、もう俺のモノは固く起ち上がり、物欲しそうに愛液まで垂らしている。
:08/02/24 13:24
:W52P
:☆☆☆
#205 [我輩は匿名である]
あげ★
:08/02/24 20:08
:N703iD
:jfdBlBEQ
#206 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん★
今から書きますね♪
:08/02/25 13:39
:W52P
:☆☆☆
#207 [東脂ヤ転
「も・・・ヤダ・・・///」
俺はあまりの恥ずかしさに、うつむけになって顔を隠した。
自分がこんなに、静兄に触れられることを望んでいたなんて・・・
[俺って・・・どこまで淫乱なんだよ・・・]
自分に酷く嫌気が刺したその時、裸になった静兄が俺を上から抱きしめた。
「恥ずかしいことじゃねぇよ」
静兄は俺の耳元で言う。
「これが、お前が俺を好きだっていう証拠なんだろ?」
静兄の長い指が、また俺の性器に触れる。
:08/02/25 13:45
:W52P
:☆☆☆
#208 [東脂ヤ転
「ひやぁ・・・ッ!!///あッ・・・ダメ・・静兄・・・ィ・・!」
俺の背後には静兄がピッタリとくっついていて、俺の尻の辺りに静兄のモノが脈を打っているのがハッキリと分かる。
「俺のことが好き?鳴・・」
ワザと耳元で囁く静兄。
俺はシーツをしっかり握り、また襲ってくる快感の波に堪える。
静兄の右手は、先端を弄っては袋をしごきあげている。
「あッ・・・あッ!!好き・・・静兄が・・・あんッ!!・・好き・・///」
俺は途切れ途切れに想いを口にする。
静兄は俺を仰向けにして、足を大きくM字に広げさせる。
:08/02/25 13:55
:W52P
:☆☆☆
#209 [東脂ヤ転
「クスッ・・・そうだよな
好きじゃなかったら・・・
こんなに起たねぇよな」
そう言って静兄は自分の幹で俺の袋をつつく。
「あ・・ぁッ・・ハァ・・・静・・兄・・・は・・・?」
俺ばっかり言わせるのは卑怯だ!!
俺だって静兄にもっと言われたい・・・。
俺は何故か静兄に対しては、ヒドくワガママになってしまう。
静兄はそんな俺を見て、また優しく笑うと、
「愛してるよ
お前の全てが愛しいんだ」
そう言って俺にキスをした。
:08/02/25 14:04
:W52P
:☆☆☆
#210 [東脂ヤ転
俺は嬉しくて、何故かまた涙が出た。
俺だって静兄の全てが大好きだ。
だからもっと繋がっていたい。
「ん・・ッ静兄・・・今日は・・もっと激しく・・・して欲しい・・・ッ///」
静兄が唇を離した時、俺はめちゃくちゃ恥ずかしい言葉を口にしていた。
静兄は一瞬少し驚いた顔したが、すぐにいつもの妖しい笑顔になると、
「素直なお前も可愛いな」
そんなことを言って、俺を静兄の方へ引き寄せた。
:08/02/25 14:10
:W52P
:☆☆☆
#211 [亜希]
あげ☆
:08/02/26 19:19
:N700i
:UDvzHjJI
#212 [ゆり]
:08/02/27 00:09
:SH704i
:I5xMkeW.
#213 [東脂ヤ転
亜希さん★
あげてくれてありがとう!!(^▽^)/
ゆりさん★
本当ですか!?
すごい嬉しいです!!
(=^▽^=)゛
また感想版にもコメントくれたら嬉しいです(>v<)
:08/02/29 15:43
:W52P
:☆☆☆
#214 [佐奈]
:08/02/29 17:27
:W44K
:PzWtImA6
#215 [東脂ヤ転
佐奈さん★
今カラ少し書きますね♪あげてくれてありがとうッ(^O^)/
:08/02/29 18:48
:W52P
:☆☆☆
#216 [東脂ヤ転
「ー・・・ッんッ・・あぁッ!!!」
静兄の左手の人差し指が、俺のアナルにゆっくりと差し込まれた。
右手も動きを止めることなく俺の性器を苛め続ける。
「クス・・・右手動かすと、左手の指が締め付けられるよ・・・」
静兄はそう言って俺の胸元に舌を這わす。
:08/02/29 18:57
:W52P
:☆☆☆
#217 [東脂ヤ転
「ひやぁ・・・ッ!・・・あぁッ!!」
その時突然、静兄の左手指が俺の1番弱いところを刺激した。
思わず中にある静兄の指を締め付ける。
「ココがいいの・・・?鳴・・」
静兄は少し笑って俺に訊く。
同時にそのポイントをしっかり押さえて、集中的に刺激してくる。
「あぁ・・・ッ!!ダ・・メ・・ッ・・・そ・・こ・・・んッ!!」
:08/02/29 22:43
:W52P
:☆☆☆
#218 [東脂ヤ転
静兄の左手指が1本から2本に増え、中を刺激する強さも増していく。
「ダ・・メ・・だっ・・て・・あぁんッ!!・・・イ・・ッちゃ・・う・・んんッ!!!」
またあの快感の波が襲ってきたその時、静兄が突然指を引き抜いた。
「あッ!!!・・・静・・・兄?」
俺は何で?という表情で静兄を見つめる。
「もう俺も、限界だからさ・・・」
そう言って静兄は、机の上からローションを取り出して、自分の性器に塗りだした。
:08/03/01 11:25
:W52P
:☆☆☆
#219 [東脂ヤ転
[ローション・・・?]
不思議に思って静兄を見ていると、静兄は俺を起こして、自分の性器の真上にひざ立ちさせた。
そして次の瞬間・・・
「ーッ!!!あぁぁッー・・!!!」
俺のアナルの中を突き進むかのように、静兄のモノが奥深く入ってきた。
「ローションで塗っといた方が・・ハァッ・・・良く入り易いんだよ・・」
静兄は俺の腰をしっかり抱えて、奥まで突き上げる。
何とも言えない快感が、体中を駆け巡る。
:08/03/01 11:45
:W52P
:☆☆☆
#220 [東脂ヤ転
俺は思わず静兄の肩につかまる。
静兄が体を上下に揺らす度、その振動が俺にも伝わって喘ぎ声が増していく。
[前は・・・あんなにツラかったのに・・・]
初めて静兄と繋がったあの日。
こんなに痛いなら、もう二度としたくないー・・!
確かにそう思った。
でも今は、痛みどころか、もっと激しくされることを望んでいる。
あの時と、今の違い・・・
「あぁッ!!・・・ハァッ!!やぁん・・・ッ!!!」
それは、
俺が静兄を必要としていて、
静兄が俺を、必要としていてくれていること。
:08/03/02 17:15
:W52P
:☆☆☆
#221 [東脂ヤ転
「静・・兄ィ・・ッ・あぁ・・ッ!」
俺は途切れ途切れに、静兄の名を呼ぶ。
「ハァッ・・・ん?・・・何・・鳴」
静兄は汗ばんだ前髪の間から、いつもの優しい目で俺を見た。
[俺は・・・この人が好きなん・・・だ]
すぐそこまで来ている絶頂の波を抑えながら、俺は改めてそう思った。
:08/03/02 17:26
:W52P
:☆☆☆
#222 [東脂ヤ転
俺は静兄にしっかり捕まって、泣きそうになってる顔を隠した。
[例えこれが間違ったカタチの兄弟愛だとしても、]
静兄が俺の髪を撫でる。
[俺が静兄を好きな気持ちは、]
腰の動きが速さを増し、耐えられそうにない波が押し寄せる。
[隠すことの出来ない真実なんだよ]
誰に伝えたかったのかは分からないけど、俺は心の中で強く想った。
「あッ!あッ!あッ!あぁぁッ!!!!」
今日最後の絶頂を迎えながら・・・。
:08/03/02 17:32
:W52P
:☆☆☆
#223 [東脂ヤ転
俺がイクのとほとんど同時に、静兄もイッたのが分かった。
俺の"中"が徐々に熱くなっていく。
「ハァ・・・ッ・・ハァ・・んん・・ッ」
倒れ込む様に静兄に持たれかかっていると、静兄はゆっくりと俺をベッドに寝かせながらキスをした。
「ハァッ・・・さっき、俺に何て言いたかったの?」
静兄がゆっくりと俺の中から出ていく。
「ん・・あぁ・・ッ・・・さっき・・・って?」
乱れた呼吸を整えながら、俺はワザと聞き返す。
[これ以上恥ずかしいこと言えねぇよ・・・!!]
:08/03/02 17:43
:W52P
:☆☆☆
#224 [東脂ヤ転
ただでさえ"最中"には、自分だと思えない程の、恥ずかしい言葉を口にしてきてたんだから・・・。
そんなことを考えながら目をつむっていると、静兄が愉しそうに笑って、
「クスッ・・・じゃあ、無理矢理にでも言ってもらおうかな?」
そう言うと萎えている俺のモノに手をかけた。
:08/03/02 17:48
:W52P
:☆☆☆
#225 [東脂ヤ転
「!!!
ちょ・・・ッ!!ストーーップ!!!
分かったから!!!話すからーッ!!!」
俺は慌てて起き上がると、素早く足を閉じて静兄の方に向き直った。
[これ以上されたら保たねぇよ!]
静兄は予想通りの展開に、ご満悦の様子だ。
「じゃあ」
静兄は俺をシーツにくるめる。
「ちゃんと教えて?」
静兄は微笑みながら俺に訊く。
そしてその笑顔に、俺は逆らえない。
:08/03/02 17:56
:W52P
:☆☆☆
#226 [東脂ヤ転
[どうやら今日は俺にとって、最高に恥ずかしい日になるらしい。]
俺は少し俯いて、赤らむ顔を静兄から背けた。
そして、
「俺のこと、離さないでね・・・・」
ちょっと震えた声で俺は、確かにそう言った。
「・・・それだけ・・ッ」
どんな顔をされるのか怖くて、静兄を見ることが出来ない。
こんな言葉笑い飛ばされるだろうと思ったその時、静兄は俺を強く引き寄せて低く囁いた。
「当たり前だろ」
:08/03/02 18:04
:W52P
:☆☆☆
#227 [東脂ヤ転
静兄は俺を抱きしめながら続けた。
「いや・・・"離さない"とは言えないな」
「・・・え?」
俺は少しズキッとした胸を抑えて、静兄を見つめる。
[やっぱり・・・変だよな・・・こんなこと・・・]
急に悲しくなって、静兄から離れようとした時、静兄がクスッと笑って言った。
「"離さない"じゃなくて、"離してやらない"よ」
俺は驚いて顔をあげる。静兄は、いつもと変わらぬ笑顔だ。
:08/03/02 19:34
:W52P
:☆☆☆
#228 [めめ]
:08/03/02 21:48
:SH903i
:SGoKSlOQ
#229 [東脂ヤ転
めめさん★
ありがとうございます!!頑張って続きも書きますねッ☆o(^-^)o
:08/03/02 22:50
:W52P
:☆☆☆
#230 [e]
:08/03/03 03:49
:W43SA
:87iMheto
#231 [東脂ヤ転
eさん★
良かったらまたコメントしていって下さいネ♪
:08/03/03 08:13
:W52P
:☆☆☆
#232 [東脂ヤ転
「例えお前が嫌になって逃げたくなっても、絶対離してやんない
お前は、俺のものだからな・・・」
そう言って静兄は俺の額(ヒタイ)に軽くキスをした。
俺は予想外の言葉に嬉しいのか、照れくさいのか、いつもに増して体が熱くなるのを感じる。
[そうやって・・・]
そうやって静兄は、俺の中にある"不安"を一つずつ溶かしていくんやな。
俺はこの想いを言葉では表現出来そうになかった。
だから代わりに、ゆっくりと静兄に持たれかかった。
:08/03/03 08:22
:W52P
:☆☆☆
#233 [東脂ヤ転
静兄はそれに応えるように、俺をしっかりと抱きしめてくれる。
「逃げ出すのなら、今のうちだよ?」
静兄の甘い声が、俺を優しく包む。
「・・・逃げたいワケない・・・俺は・・・静兄の側に・・・」
そこまで言って、俺は静兄の目を見つめる。
「静兄の・・・側に居たい」
:08/03/03 08:30
:W52P
:☆☆☆
#234 [東脂ヤ転
「・・・・プッ・・・クスクスッ」
そんな俺を見て、静兄は突然笑い出した。
「な・・・ッ・・・何だよ!!」
俺は急に恥ずかしくなって、静兄を睨む。
「いや・・・あんまり鳴が可愛いからさぁ・・・クスッ」
静兄は嬉しそうに、無邪気な笑顔を俺に向ける。
俺はこの笑顔に逆らうことが出来ない。
「好きだよ・・・鳴」
きっと
これからも
ずっと・・・
:08/03/03 08:40
:W52P
:☆☆☆
#235 [東脂ヤ転
第A話終了ですッ☆(^-^)
ここまで読んで下さった皆サマ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです!!
感想版では引き続き、
こんなキャラを出して欲しい!!
こんな話も書いて欲しい!!
っていうリクエストを募集しています♪(=^▽^=)
それからもし私、月花のほうに質問がありましたら、それも感想版にぜひ!!お願いしますo(^▽^)o
:08/03/03 08:46
:W52P
:☆☆☆
#236 [東脂ヤ転
:08/03/03 08:48
:W52P
:☆☆☆
#237 [りこ]
:08/03/03 18:06
:W44K
:cnhBsjKQ
#238 [なみ(@_@)]
あげ

更新楽しみにしています

:08/03/04 14:32
:P903i
:YLUSGKxI
#239 [我輩は匿名である]
:08/03/04 16:34
:W47T
:D1MKOYSw
#240 [東脂ヤ転
りこさん★
また良かったら感想下さいネ(^-^)
なみさん★
ありがとうございます!!第B話もボチボチ上げていきますねッ♪
我が輩は匿名さん★
あげて下さってありがとうございます☆
:08/03/05 16:14
:W52P
:☆☆☆
#241 [東脂ヤ転
全てを信じてしまうと
全てを委ねてしまうと
とてつもなく不安になる
疑いたくなる
それでも貴方は
この俺を
信じてくれるの?
:)危ナイ兄弟愛ノカタチーB
:08/03/05 16:22
:W52P
:☆☆☆
#242 [東脂ヤ転
家からそう遠くない繁華街のある一角。
そこに俺は立っていた。
学校帰りによく行く店の並ぶ通りが、すぐ近くにあるハズなのに、この辺では何も聞こえて来ない。
「いかにも...騒音を嫌う静兄らしい場所だな」
辺りを見渡しながら俺は小さく呟いた。
目の前にはセンスの良い小さな看板が1つ、そこから地下へと階段が続いている。
看板には"Bar・restaurant Violet(ヴァイオレット)"
静兄の店だ。
:08/03/05 16:38
:W52P
:☆☆☆
#243 [東脂ヤ転
ー3日前ー
「静兄の店に?・・俺が!?」
いつものように夕食を終えて片付けている時、今日は珍しく家にいる静兄が思いがけないことを言い出した。
「明日から働けとは言わないよ
とりあえず遊びにおいでよ?」
静兄は、皿洗いする俺の横のシンクに腰かけて言う。
「"バイト探してる"って言う話から何でそうなるんだよ!」
俺は最後の皿を洗い終えると、静兄の方に向き直った。
:08/03/07 08:23
:W52P
:☆☆☆
#244 [東脂ヤ転
「だってさぁ鳴可愛いから、他の所で変な奴に絡まれたら大変だろ?」
静兄は平然と言う。
「あのなぁ、俺は可愛いくなんかないし!
第一俺に変なことすんのは静兄だけだよッ!!」
俺は呆れてそう言うと、リビングに戻ってソファーに腰かける。
[まぁ・・・悪い気はしないけど・・・な]
ちょっとにやけそうになる顔を引き締め、俺は求人誌を手にとる。
:08/03/07 14:05
:W52P
:☆☆☆
#245 [東脂ヤ転
「まぁでも一応ね、もし気に入ったらそのままウチで働けばいいしさ」
静兄は俺の手から求人誌を取ると、隣に座ってテレビをつけた。
「・・・変な店じゃない?」
「??変な店って??」
不思議そうな顔をする静兄に、俺はゆっくり訊く。
「・・・・ス・・・・」
「・・・ス?」
「・・・ストリップショー(♂)の店とか・・・」
「・・・・・お前にとって、俺はどんなイメージのオーナーなんだよ(笑)」
:08/03/07 14:16
:W52P
:☆☆☆
#246 [あい]
1話からずっと読んでます♪
支援あげ〜!!
:08/03/07 15:53
:PC
:☆☆☆
#247 [東脂ヤ転
そんなこんなで俺は静兄の店へ、あくまで"遊びに"行くことになった。
『あそこの通りに店は一軒しかないからな
"Violet"って店だよ』
静兄の言った通り、出ている看板は一つしかない。
腕時計に目をやると午後3時。
「時間だし・・・行くか」
俺は何故か少し緊張している足を動かして、ゆっくりと階段を降りて行った。
:08/03/07 16:25
:W52P
:☆☆☆
#248 [東脂ヤ転
あいさん★
感想版にもコメントありがとう!!(^O^)/
1話から読んでくれてるなんて・・・!!(号泣)
感激です!(ノ_<。)
これからもよろしくお願いしますねッ☆
また普通のお話とかも感想版でできたら嬉しいですッ♪\(^_^)/
:08/03/07 16:51
:W52P
:☆☆☆
#249 [東脂ヤ転
カランカランー・・・
ドアに付けられたベルが、やけに大きく室内に響く。
「す・・・すいませーん」
薄暗い店内に向かって、俺は思い切って声をかけてみた。
・・・・・・・・・・・・。
・・・・・・返事が無い。
[何だよ!!遊びに来いって言ったの静兄だろ!?]
とりあえず、中で静兄を待とうと恐る恐る中に入る。
店内にはオレンジ色の蛍光灯がポツポツと付けられていて、僅かに室内を照らしている。
:08/03/08 00:17
:W52P
:☆☆☆
#250 [東脂ヤ転
「まぁ確かに・・・俺が好きな雰囲気ではあるな」
店内を見渡しながら、俺は思わず呟く。
派手すぎない小ぶりのシャンデリアといい、テーブルにあるレトロなランプといい、イス等のデザインといい・・・。
悔しいけど、どこから見てもこの店は俺が働くのに"理想"の場所だ。
[ここで・・・働くのも良いかもな・・・]
近くにあったイスに腰かけようとした、
その時。
:08/03/08 01:47
:W52P
:☆☆☆
#251 [東脂ヤ転
「ハァッ・・・やぁ・・んッ・・・あぁんッ・・・」
「・・・!!??」
明らかに怪しい声が奥から聞こえてきた。
さっきまでは気が付かなかったけど、奥にはまだ個室があるらしく、そこから明かりが少し漏れいた。
[何だ・・・?今の声・・・]
不信に思った俺は足音を潜めて、その明かりの方にゆっくりと近付く。
近付くにつれ、少なくとも2人は中に誰かがいることが分かった。
:08/03/08 10:28
:W52P
:☆☆☆
#252 [東脂ヤ転
>>251×漏れいた
○漏れていた デス
誤字失礼しました(;_;)
:08/03/08 10:30
:W52P
:☆☆☆
#253 [東脂ヤ転
「ハァ・・・も・・ダメ・・ッ・・入れて・・ッあぁんッ!!」
明かりが漏れる部屋のすぐ近くまで来た時、その声が"喘ぎ声"だということが分かった。
しかも喘いでいるのは、"男"だ。
[おいおい・・・やっぱり怪しい店じゃねぇか・・・]
開店前の店で何やってんだよ!と呆れて引き返そうとした時ふ、と思った。
[もしかして・・・静兄が・・・・!?]
:08/03/08 10:35
:W52P
:☆☆☆
#254 [東脂ヤ転
有り得なくはない・・・!!
だってこの店のオーナーは静兄だし、こんな非常識な状況でsexできる(しかも♂と)の、静兄だけじゃないか・・・!?
考え出したらその良からぬ妄想は膨らんでいき、俺は居ても立ってもいられなくなってきた。
「こうなったら・・・突撃だ!!!」
俺はワケの分からないことを口走りながら、2人のいる部屋のドアノブに手をかけた。
「静兄ーーッ!!!」
:08/03/08 10:41
:W52P
:☆☆☆
#255 [東脂ヤ転
「この裏切り者ー!!!」
とか、叫ぼうと思ったその時、その2人を見てあ然とした。
「・・・・えーっと・・・どちら様?」
今から明らかに、テーブルの上にいる男に挿入しようとしていたこれまた"男"が、驚いた様子で俺を見つめる。
もちろん静兄では、ない。
[・・・・・・・・やっちまったぁーーーッ!!!!]
ドアを開けたことに俺は心から後悔した。
:08/03/08 10:49
:W52P
:☆☆☆
#256 [東脂ヤ転
テーブルには淫らに脚を広げ、陰部を露わにする若い男。
そしてその男を攻めたてている、長身で静兄と同い歳位に見える男。
俺はこの2人のsex現場に、思いっきり邪魔するカタチで飛び込んできてしまったのだ。
「いやぁ・・・何て言ったらいいのか・・・・・本当・・・・・すみませんでした!!!」
俺はこの場を理解する前に、とりあえずマジで謝った。
:08/03/08 10:55
:W52P
:☆☆☆
#257 [東脂ヤ転
「・・・へぇ〜・・・」
俺が頭を下げ続けていたその時、長身の男が何故か少し笑って近付いてきた。
「あんた、可愛い顔しとるなぁ・・・」
「・・・・・・・は?」
男は俺の前に立って、俺の顔を覗き込むようにして話しかける。
しかしその時男は、この男の端整な顔立ちに驚いた。
「う・・・わ・・・美形・・・」
:08/03/08 11:02
:W52P
:☆☆☆
#258 [東脂ヤ転
>>257しかしその時"俺"は、
デス
またA誤字失礼しました!!!(・ω・`)
:08/03/08 11:12
:W52P
:☆☆☆
#259 [東脂ヤ転
「クスッ、そりゃどーも
アンタみたいな可愛い子に言われるんも、たまにはえぇなぁ」
男の目は少し切れ長で危ない目をしているが、それがまた彼の魅力なんだろう。
金色に近い茶髪の髪は長くポニーテールにしていて、話す度にサラサラと俺の頬を掠(かす)める。
静兄とはまた違った魅力に、少しドキッとしてしまった。
:08/03/08 13:14
:W52P
:☆☆☆
#260 [東脂ヤ転
「圭吾ォ!!!
てめぇまた店に男連れ込んでるなぁ!?」
俺がその長髪の男に、見とれてしまっていた時突然、部屋のドアを蹴り破るかのように誰かが入ってきた。
「げ!?明かよ!?」
長髪の男は慌てて俺から離れ、ズボンを履き直す。
凄い勢いで入ってきたのは、俺よりも小柄な赤いバンダナをした子だった。
:08/03/08 13:25
:W52P
:☆☆☆
#261 [東脂ヤ転
「やっぱりここにいたぁ!!!しかもまた新しい奴じゃねぇか!!」
バンダナの子は長髪の男、テーブルに横たわっていた男、そして俺、という順番に睨みつけながら吠えた。
「ちょい待て明!
俺はまだ何もしてへんで!?」
長髪の男が、明らか動揺しながら弁解する。
「はぁ!?何もしてない!?
じゃああの男は下半身すっぽんぽんで、テーブルの上に脚開いて何やってたってたんだよ!?」
俺とテーブルにいた男は、ポカンとした顔で2人を見つめる。
:08/03/08 13:36
:W52P
:☆☆☆
#262 [東脂ヤ転
「しかも3Pとは・・・お前は店を、ラブホか何かと勘違いしてないか!?」
バンダナの子は怒り奮闘で、長髪の男をがなり立てている。
「落ち着けって明!!
確かにテーブルの奴は俺の連れやけど、そいつとは俺も初対面やねんって!」
長髪の方は苦笑いでバンダナをなだめる。
「そ・・・そうなんです!
俺は静兄に用があって・・・」
長髪の弁解する声で我に返った俺は、本当の用件を思い出し、2人に慌てて言った。
:08/03/08 16:18
:W52P
:☆☆☆
#263 [我輩は匿名である]
めっちゃ楽しみ

気になりますッ

:08/03/08 18:28
:N703iD
:MunhsCEk
#264 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん★
ありがとうございます!またちょっと更新しますねッ♪(^O^)/
:08/03/08 23:44
:W52P
:☆☆☆
#265 [東脂ヤ転
「静・・・・・兄?」
俺の言葉を聞いた途端、バンダナの子の動きが止まった。
「へぇ〜・・・"静兄"って呼べる奴が、紫穂以外にもいるとはねぇ〜」
一方長髪は、まるで珍しいモノでも見るように俺を見る。
[・・・紫穂(シホ)って・・・誰の話だ?]
俺は長髪の言っている意味が分からず、首をひねる。
部屋にはさっきとは打って変わった、何となく気まずい空気が流れる。
:08/03/09 00:18
:W52P
:☆☆☆
#266 [東脂ヤ転
「あれ、こんなとこにいたの?鳴」
その時、静かだった部屋に聞き覚えのある声が響いた。
「ーッ!静兄!!」
俺は安堵感が混じった顔で、声する方に振り向いた。
「何?そんなに俺に会いたかった?」
静兄は悪戯っぽく笑いながら、俺のところまで来て頬を撫でる。
「会いたかったよ!!」
と、思わず言ってしまいそうになる程の魅力がある静兄は、やっぱり無敵だなぁ・・・
なんてスーツ姿の静兄を見ながら、しみじみ思ってしまった。
:08/03/09 00:45
:W52P
:☆☆☆
#267 [東脂ヤ転
「2人共、話したいことがあるからホールに来てくれ」
静兄は2人の方に向き直る。
バンダナの子は相変わらず浮かない顔だ。
「それから圭吾。
お前、次に店でヤッたらクビな」
そう言うと、ビシッとその長髪に指を差した。
「分かりましたぁ〜・・・
ったく、そういうワケで続きは今夜ね♪」
長髪の方は反省した様子もなく、さっきの若い男に耳打ちしながらウインクした。
:08/03/09 10:04
:W52P
:☆☆☆
#268 [東脂ヤ転
「お前は今日は朝までだろ、バーカ」
長髪の方を軽く睨むと、バンダナの子は部屋から出て行った。
「あらら、ご機嫌ななめやなぁ〜」
長髪は愉しそうに笑うと、俺に向かってウインクした。
それに気付いた静兄は、俺をホールへと促すように背中を押した。
その顔は気のせいか、不機嫌そうだった。
:08/03/09 10:09
:W52P
:☆☆☆
#269 [我輩は匿名である]
:08/03/09 21:13
:W47T
:krwXy6do
#270 [藍桜]
この小説
めちゃ大好きデス(ω)
続き楽しみに
してます(∀)
頑張ッてくださぃ☆
:08/03/09 21:28
:W53T
:oHD5n0/w
#271 [東脂ヤ転
>>269我が輩は匿名さん★
また良かったらコメントしてって下さいね♪
(^-^)/
藍桜さん★
大好きだなんて・・・!!
嬉し過ぎです!(ノ_<。)
ありがとうございます!!
頑張って更新していきますねッ\(^_^)/☆
:08/03/10 01:11
:W52P
:☆☆☆
#272 [なみ(@_@)]
:08/03/10 03:26
:P903i
:Ht/GeDHg
#273 [東脂ヤ転
なみさん★
よくコメント下さってありがとうございます!!
また感想版の方でゆっくりお話したいですねッ♪(*^▽^*)
更新頑張りますッ!☆
:08/03/10 10:56
:W52P
:☆☆☆
#274 [東脂ヤ転
長髪の連れだった男が逃げるようにして帰った後、俺達は静兄に促されるままホールに戻った。
俺に店の従業員を紹介してくれるらしい。
「まず、この男漁りが趣味で喋りだけが得意なのが、浅草圭吾(アサクサ ケイゴ)」
笑顔でサラッとひどいことを言う静兄に、俺は思わず苦笑い。
「どんな紹介してくれてんねん!!
俺はめちゃめちゃ紳士的やさかいに、そこんとこよろしく!」
圭吾は静兄の言葉を気にもしてない様子で、俺に笑いかける。
きっと2人は仲が良いんだろうなぁ、なんて俺はちょっとそう思った。
:08/03/10 11:20
:W52P
:☆☆☆
#275 [東脂ヤ転
「赤いバンダナしてるのが七瀬明(ナナセアキラ)小さいけど、頼りになる奴だよ」
「小さい言うな!!
バカ静・・・」
明は静兄に向かって吠えたが、その顔は赤かった。
明は静兄達と違って小柄で、可愛いらしい雰囲気の人だが、その栗色の目はいつも不満気な表情をしていた。
そんな明を見て、俺は未だに明の性別を判断出来ずにいた。
[声も体も女っぽいけど・・・あの動きは男っぽかったよなぁ・・・]
:08/03/10 11:38
:W52P
:☆☆☆
#276 [東脂ヤ転
「あとは・・・あれ明、瞬どこ行った?」
静兄が店内を見渡しながら、バンダナの子に訊く。
「瞬なら今日はまだ・・・」
"来てない"と、明が言葉を続けようとしたその時、
カランカランー・・・ッ
ドアに付けられていたベルが鳴り、誰かが店内に入ってきた。
:08/03/10 19:53
:W52P
:☆☆☆
#277 [東脂ヤ転
「遅くなりました」
そう言って店内に入って来たのは、金髪に黒のメッシュが目立つ華奢(きゃしゃ)な青年。
いや、少年と言った方が良いのかもしれない。
色白で、ひどく日光を嫌いそうに見えるのは気のせいだろうか。
どっちにしろ、見た瞬間釘付けになってしまう様な美少年だ。
[この店は・・・ホストクラブか!?]
と、俺が思ってしまうのも無理ないくらい、この店の従業員は美形揃いだ。
:08/03/10 21:19
:W52P
:☆☆☆
#278 [東脂ヤ転
「瞬〜お前また朝帰りやろ?
首にキスマーク付いてるでぇ♪」
圭吾が笑いながら瞬に話しかける。
圭吾の言う通り、瞬の首元には紅い傷のような跡がいくつかあった。
「瞬、また金の為にしたのか?」
一方静兄は真剣な眼差しで瞬を見つめる。
瞬はかけていたサングラスを外すと、
「静さんには、迷惑かけないから」
そう言って微笑んで、店の奥に行ってしまった。
その目は驚く程漆黒の色をしていて、ハーフのような顔立ちには少し不自然な感じがした。
:08/03/11 00:48
:W52P
:☆☆☆
#279 [東脂ヤ転
「アイツは瞬(シュン)って言って、この店でも人気の従業員なんや」
俺が瞬を見ていたら、圭吾が紹介し始めた。
「可愛いねんけどなぁ、男相手に金貰ってヤッてるらしいんよ!」
圭吾は声をひそめて言う。
俺は思わず「え!?」と、驚いて声を上げてしまった。
[それって売春・・・!?]
「他人にベラベラウチの事情を話すな」
圭吾がまだ何か言おうと俺に近づいた時、明が圭吾の横腹を小突いた。
:08/03/11 15:16
:W52P
:☆☆☆
#280 [東脂ヤ転
「っていうかさぁ、僕等の紹介とかいいから、コイツが誰なのか説明してくれない?」
明は不機嫌そうに言うと、俺を見ながら静兄に訊いた。
「あぁ、紹介するよ。
コイツは俺の義弟になった鳴、日下部鳴だ。」
俺の肩を引き寄せて、静兄は笑顔でそう言った。
俺はドキドキしているのが静兄にバレないように、必死で平然を装う。
静兄はそんな俺の態度を敏感に察知して、より近くに引き寄せた。
:08/03/11 21:52
:W52P
:☆☆☆
#281 [東脂ヤ転
『義弟!?』
圭吾と明がほぼ同時に声を上げた。
相当驚いているらしい。
「へぇ〜千鶴さんあの年で再婚したんかいな!?」
圭吾は側にあったグラスを片手にとると、驚いた様子で静兄に訊く。
「母さんじゃなくて、父さんが再婚したんだよ」
静兄は呆れたようにそう言うと、おもむろに席を立った。
:08/03/11 22:01
:W52P
:☆☆☆
#282 [我輩は匿名である]
:08/03/12 04:03
:N703imyu
:fKsU36CY
#283 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん★
アンカーありがとう!!
(=^▽^=)♪
:08/03/12 09:49
:W52P
:☆☆☆
#284 [東脂ヤ転
「え?お前千鶴さんと一緒に居ったんちゃう・・・」
「圭吾!お前は余計な事喋り過ぎ!!」
圭吾の言葉を明が遮る。
静兄を見ると、何とも複雑そうな顔をしていた。
「じゃあ、俺はちょっと席外すけどすぐ戻って来るから」
そう言って静兄は俺に微笑むと、圭吾の方に向き直り、
「圭吾、鳴に店の説明しといて」
と、当たり前のように言った。
:08/03/12 10:33
:W52P
:☆☆☆
#285 [東脂ヤ転
「え?何で俺が?」
俺も圭吾も、不思議そうな顔をして静兄に訊く。
「何でって・・・今夜から鳴もこの店の従業員だからね」
静兄はまたサラッと、とんでもない事を言うと笑顔で店の奥に行ってしまった。
『・・・・・・えぇえッ!!??』
その場に居た3人は、ほぼ同時に声を上げた。
中でも一番驚いてるのは、もちろん俺だ。
[は・・・はめられた・・・!!]
:08/03/12 16:14
:W52P
:☆☆☆
#286 [東脂ヤ転
「ちょっ・・・説明しろよ!」
俺は慌てて席を立つと、静兄を追うように店の奥へ駆け出した。
[まだ働きたいなんて、一言も言ってないし!!!]
こんな風に、毎回振り回されるのは理不尽だ!と強く(?)思った俺は、静兄達が入ったと思われる、更衣室のドアに手をかけた。
すると、中から静兄と瞬が話している声が聞こえてきた。
「・・・正直言って、お前は心配だよ瞬・・・」
「!?」
[静・・・兄・・?]
:08/03/12 16:52
:W52P
:☆☆☆
#287 [東脂ヤ転
俺は何故か不安な気持ちになり、中には入らずにドアを少しだけ開けて中を覗いてみた。
丁度よく見える位置に2人は立っていた。
静兄は真剣な顔で瞬を見つめている。
瞬の方は、この店の制服らしい格好に着替えていた。
「大丈夫だよ。
お金が貯まったらこんな事もう止めるし。
静さんにも、迷惑かけないようにするからさ。」
そう言って瞬は静兄に笑ってみせる。
:08/03/12 21:33
:W52P
:☆☆☆
#288 [東脂ヤ転
その笑顔は事情を知らない俺から見ても、ぎこちなくて、痛々しく見える笑顔だった。
「お前は本当に・・・頑固だな・・・」
静兄はそう言うと、瞬と同じようにぎこちない笑顔を浮かべながら、瞬の首元についている傷を、そっと撫でた。
[ー・・・ッ!!!]
その瞬間、俺は身体が熱くなって、すぐにドアから離れた。
「ハァ・・・ッ・・・ハァ・・・」
何故か淀(よど)んだ空気が胸に流れる。
ー静兄ニ・・・サワルナ・・・!!ー
:08/03/12 21:41
:W52P
:☆☆☆
#289 [東脂ヤ転
自分でも理解出来ない位の強い"声"が、俺の胸の中に響いた。
[何で・・・こんな気持ちになるんだ・・・!?]
俺は酷く動揺していたのと同時に、さっき見た光景で頭がいっぱいになっていた。
静兄が瞬に触れる瞬間、
まるで恋人同士の様な空気が、2人の間には流れていた。
俺はそれが我慢ならなかった。
即座に瞬に、静兄から離れて欲しい!と、さえ思った。
[だから・・・何でそんな気持ちになるんだ・・!?]
答えは実にシンプルだった。
「鳴ちゃん、瞬に嫉妬してるんやろ〜♪」
:08/03/13 00:49
:W52P
:☆☆☆
#290 [我輩は匿名である]
あげ(・∀・∩)
:08/03/13 06:43
:D705i
:KKfgwcLo
#291 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん★
朝カラあげてくれてありがとうございますッ!(^-^)/
今日も頑張って更新しますね♪♪(・ω・)
:08/03/13 09:18
:W52P
:☆☆☆
#292 [ごめんなさい]
:08/03/13 09:21
:SH905i
:☆☆☆
#293 [楓]
こんにちゎe!
1から全部,見ちゃいましたx
はまった(..*)x
1番スキな小説です~
大変だと思うけど更新
頑張って下さい
:08/03/13 12:09
:W52SH
:8.5Khm4Y
#294 [東脂ヤ転
>>292アンカーありがとうございます!!(^O^)/
助かります♪
楓さん★
全部読んでくれたんですか!?めちゃめちゃ嬉しいですッ☆(*^▽^*)
今感想版に載せるイラストを作成中なので、小説の更新がちょっと遅れます・・・ッ(ノ_<。)
また感想版の方にも、ぜひコメントしてって下さいね♪\(x^▽^x)/
これからもよろしくお願いします!!
:08/03/13 13:29
:W52P
:☆☆☆
#295 [東脂ヤ転
その声に驚いて振り返ると、圭吾がさっきまで俺が居た位置に立っていた。
「え!?・・・え・・・っ・・・と」
「圭吾でえぇよ
みんなそう呼んどるしなまぁ、瞬は"圭さん"って呼ぶけど」
そう言って圭吾は俺に近付くと、俺に向かってウインクした。
その切れ長の瞳が妖しく光る。
「あ・・・じゃあ、圭吾さん。今の・・どういう意味ですか?・・・」
「今のって?
鳴ちゃんが、瞬に嫉妬してるんちゃうかって話?」
"鳴ちゃん"と呼ばれるのは好きじゃなかったが、とりあえず圭吾の問いに頷いて応えた。
:08/03/13 15:43
:W52P
:☆☆☆
#296 [東脂ヤ転
「ドアの向こうでは、何やら怪しい空気の2人。
そしてそのドアの前には、」
圭吾が俺に向かって笑いかける。
「めちゃくちゃ怖〜い顔した鳴ちゃん♪
こりゃ、中の2人の空気にイラッとしたんやろなぁ〜って・・・
まぁ全部俺の感やけど。」
圭吾は静兄達に聞こえないよう、割と小声で話を続ける。
[全部、バレてるし・・・]
俺はさっきの一瞬で全てを読み取った、圭吾に驚いた。
圭吾は相変わらず、楽しそうな顔で俺の隣の壁にもたれかかる。
:08/03/13 23:48
:W52P
:☆☆☆
#297 [東脂ヤ転
「それからな、ただの兄弟やったら、静は自分のこと"静兄"やなんて呼ばさへんよ」
ギクッとして圭吾を見ると、細長い瞳がまた妖しく光った。
「なるほどねぇ〜図星か」
意味深な言い方をする圭吾。
「静の相手やったら、毎晩激しいやろ?」
突然の下ネタに、思わず顔が赤らんでしまった。
「な・・・ッ!?・・・何言ってんですか!!??」
「アハハハッ!!顔赤くなってんで!?可愛いなぁほんまに」
圭吾に思いっきり笑われて、何だか凄く恥ずかしくなったと同時に、何故だか急に気持ちが軽くなった。
:08/03/14 00:17
:W52P
:☆☆☆
#298 [我輩は匿名である]
あげ(。・_・。)ノ
:08/03/14 06:44
:D705i
:F4tWZPkU
#299 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん★
あげてくれて、ありがとうございますッ☆!!(^-^)
:08/03/14 07:19
:W52P
:☆☆☆
#300 [東脂ヤ転
「そっかぁ〜・・・
静のモノやったら、手ぇ出せへんなぁ」
ひとしきり笑った後、圭吾は残念そうにため息をつく。
「こんな可愛い子・・・静にはもったいないわ・・・」
そう言って圭吾はそっと俺の髪を撫でた。
「え・・・・・?」
急に雰囲気の変わった圭吾にドキッとして、俺は思わず圭吾から目が離せなくなる。
:08/03/14 08:13
:W52P
:☆☆☆
#301 [東脂ヤ転
ガチャッー・・・
その時、更衣室のドアが開いた。
「あれ、鳴・・・と圭吾かよ」
静兄は中から出てくると、圭吾に向かってキツめの言葉をかける。
「"圭吾かよ"って何やねん!!ほんま失礼な奴やなぁ!」
圭吾はワザと膨れた顔をすると俺の側を離れる時、何かを俺のポケットに入れた。
「何かあったら連絡してな」
圭吾は小声で俺にそう言ってウインクする。
そしてそのまま静兄の側へ行くと、静兄の耳元で何かを囁いた。
その時の俺には聞こえない小さな声で、圭吾は囁く。
「あんまりよそ見してると、俺が貰っちゃうで?
あの可愛い、お前の義弟」
:08/03/14 11:42
:W52P
:☆☆☆
#302 [東脂ヤ転
「ほな、俺も着替えてくるわぁ♪」
圭吾は明るく言うと、更衣室に入ってしまった。
「アイツ・・・」
静兄は小さく呟くと、睨みつけるように圭吾を見ていた。
「静兄?」
俺は様子が変なことに気付いて、静兄に呼びかける。
「ん?どした、鳴」
振り返った静兄の顔はいつもと同じ、優しい目をして笑っている。
[なんだ、気のせい・・・か]
ちょっと安心して、胸をなで下ろす。
さっきの静兄は別人の様に、冷たい目をして圭吾を見ていた。
[圭吾さんに・・何か言われたんかな・・・]
:08/03/14 21:40
:W52P
:☆☆☆
#303 [☆☆☆]
面白いッス
あげる
:08/03/14 23:42
:SH904i
:Vc1Pf6gk
#304 [我輩は匿名である]
静兄かっけ><//
:08/03/15 07:00
:D705i
:Bv1Xbyx.
#305 [東脂ヤ転
>>303☆☆☆さん★
ありがとうございます!!頑張りますねッ♪♪
>>304我が輩は匿名さん★
静兄を気に入ってくれて嬉しいです!o(^▽^)o
また感想版でも、コメントお待ちしてますね♪
:08/03/15 15:12
:W52P
:☆☆☆
#306 [東脂ヤ転
「あ、そうそうコレを取りに行ってたんだよ」
静兄は思い出したように言うと、持っていた紙袋から一式の制服を取り出した。
「これって・・・制服!?」
静兄は笑顔で「そう」と頷く。
["そう"じゃねーよッ!!]
「いや、だから!
俺はまだ働くなんて一言も・・・ッん・・ッ!!」
また勝手なことをする静兄に向かって、抗議しようとした時突然、壁に押しつけるように唇を塞がれた。
:08/03/15 16:58
:W52P
:☆☆☆
#307 [東脂ヤ転
「ん・・あ・・ッ!・・ハァッ・・んん・・・ッ」
たまに離れる唇の間から、俺は吐息のような声を出してしまう。
息を吸う暇も与えない様に、静兄のキスは激しさを増す。
[静・・・兄?]
やっぱり静兄が変だ・・。俺は直感的にそう思った。
いつもと違って、まるでお互いを確かめ合うかの様に、静兄はいつまでもも俺を離してくれない。
[何がそんなに、静兄を焦らせるんだ・・・?]
:08/03/15 20:58
:W52P
:☆☆☆
#308 [未零]
この小説ハマりましたぁ(b`‥dx゚
大好きです!!
:08/03/15 21:28
:W51P
:ZBmZxyNQ
#309 [東脂ヤ転
>>307×いつまでもも
○いつまでも
デス(;_;)
訂正すみませんホホ
未零さん★
ほんまですか!?
凄い嬉しいです!!(^O^)/また感想版にもコメント下さったら嬉しいです!!(≧▽≦)ノシ☆
:08/03/15 22:38
:W52P
:☆☆☆
#310 [トキノ]
面白いっすイイ
頑張ってくれっすイ
:08/03/15 23:03
:W51SH
:9On3ufAY
#311 [竜稀]
すごくおもしろい! だぁぁいすき
頑張ってね!
:08/03/15 23:40
:N905i
:BjtKi6As
#312 [東脂ヤ転
トキノさん★
ほんまですか?!
ありがとうございます!!頑張りますねッ♪(^O^)/
竜稀さん★
大好きだなんて・・・!!!
小説書いてて良かった!って思えます!!!(;_;)
ありがとうございますッ☆(ノ_<。)ホホ
:08/03/16 00:15
:W52P
:☆☆☆
#313 [失礼します]
:08/03/16 01:30
:W42S
:neC1X8oU
#314 [失礼します]
:08/03/16 01:32
:W42S
:neC1X8oU
#315 [東脂ヤ転
:08/03/16 07:27
:W52P
:☆☆☆
#316 [東脂ヤ転
「・・ッ・・ハァ・・鳴・・・」
凄く長いキスの後、静兄はゆっくり唇を離すと俺の名を低く囁く。
「ハァッ・・いっつも・・・静兄は強引なんだよ・・ッ!!」
まだドキドキしてる胸を押さえ、俺は静兄を睨んだ。
「鳴・・・あんまり、俺を不安にさせないでくれ・・」
そんな俺とは対称的に、静兄は小さくそう言うと俺の頬に優しくキスした。
その眼は、俺が初めて見る様な陰りのあるものだった。
:08/03/16 07:44
:W52P
:☆☆☆
#317 [東脂ヤ転
[それはこっちのセリフだし・・・・]
俺の頭には、瞬と一緒だった静兄の姿が浮かび上がる。
でもこんな事が不安だなんて、絶ッッ対静兄は言えない!!!
俺はひとしきり自分の気持ちを整理した後、静兄に向かって言った。
「・・・分かったよ!
ここでバイトすればいいんだろ?」
俺だって出来るだけ長く静兄と一緒に居たいし、余計なことで静兄を不安にさせるのも、心外だからな・・・。
:08/03/16 07:56
:W52P
:☆☆☆
#318 [東脂ヤ転
俺が静兄の要求を承諾した途端、静兄の顔が急に明るくなった。
「やっぱり・・・鳴は俺に逆らえないよな?」
静兄は嬉しそうにそう言うと、俺の髪を撫でる。
「ま・・・ッ満足だろ!?自分の思い通りにいって!」
俺は照れを隠す為に、少し強めの言葉を言ってしまった。
「あぁ、大満足だ」
しかし静兄はそんな言葉気にも留めず、満足気に微笑んでいる。
こんな瞬間も、静兄を愛おしいと思ってしまう俺は、きっと相当重症なんだ・・・。
ハァ・・・(泣)
:08/03/16 20:19
:W52P
:☆☆☆
#319 [東脂ヤ転
バタンッー・・・
更衣室は六畳位の大きさにロッカーが並べられていて、小さなソファーとテーブルが備えられている、質素な空間だ。
[まさか、こんな展開でバイト先が決まるとは・・・]
まぁた俺は静兄に流されてるな・・・と思い、自分に呆れてため息が出る。
「まぁ、店は俺の好きな雰囲気だし・・・気持ち切り替えて頑張ろ!!」
自分自身を元気付けるように、大きな声を出して上着を脱いだその時、ポケットから紙が落ちてきた。
:08/03/16 21:32
:W52P
:☆☆☆
#320 [藍桜]
めちゃ気になりマス(∀)
続き楽しみデス(ω)
頑張ッて下さい(▽)v
:08/03/16 23:15
:W53T
:☆☆☆
#321 [東脂ヤ転
藍桜さん★
コメントありがとうッ☆
(^O^)/今日は出来るだけ沢山更新しますね!!♪
:08/03/17 07:48
:W52P
:☆☆☆
#322 [東脂ヤ転
「??」
不思議に思い、その紙を拾い上げてみる。
「・・・あぁ」
それは圭吾の名前や、メルアドの書かれた名刺。
さっき別れ際に俺のポケットに入れた物だろう。
「浅草・・・圭吾・・か」
自らも認める男癖の悪い、男。
何だか全てを見透かしているようなあの"目"が、何故か忘れられない。
「・・・気には・・なるよな」
名刺を捨てる気にもなれず、俺はカバンにしまい込んで、制服に着替えた。
:08/03/17 16:22
:W52P
:☆☆☆
#323 [東脂ヤ転
「ヒュゥッ♪すっげぇ似合うやんッ」
真新しい制服を身に着けホールに戻ると、既にみんな集まっていた。
一番先に声をかけてきたのは圭吾。
制服を着た圭吾は、また違った雰囲気でよりカッコ良く見える。
「そうです・・か?」
制服は黒のベストとズボンに白地のシャツ、といった至ってシンプルな物だ。
ただ一つ気になるのが、胸元に付けるコサージュのような物。
紫色の花なのだが、何故これを付けるのだろうか・・・。
鳴◆制服 [jpg/17KB]
:08/03/18 13:17
:W52P
:☆☆☆
#324 [東脂ヤ転
「ウチの店、"Violet(ヴァイオレット)"って言うだろ?」
俺が胸元のコサージュを見ていると、何かのノートを見ていた明が顔を上げて言った。
「Violetはフランス語で、"紫"って意味なんだよ。
だから・・・」
「だから、俺等従業員にも何か紫色のモノを、身に付けさせたかったんやって♪」
明の話に割り込むように、圭吾が話を続けた。
「〜ッ!!!
だから!今それを俺が言おうとしてただろ!!」
余程自分で言いたかったのか、明は掴みかからんばかりの勢いで、圭吾を怒鳴りつける。
:08/03/18 16:38
:W52P
:☆☆☆
#325 [竜稀]
あげ


:08/03/18 23:52
:N905i
:V0vRON8Y
#326 [東脂ヤ転
竜稀さん★
あげてくれてありがとうッ☆o(^▽^)o
:08/03/19 01:09
:W52P
:☆☆☆
#327 [東脂ヤ転
[おいおい・・・大丈夫なのか!?]
端から見たら喧嘩になりそうな勢いで、明は圭吾に文句を言い続けている。
「大丈夫だよ。
あれがあの2人のじゃれあい方だから。」
俺がオロオロしながら2人を見ていると、近くに座っていた瞬が声をかけてきた。
「鳴さん・・・でしょ?
僕は瞬(シュン)。よろしくね」
あどけなさの残る笑顔を向ける瞬。
あまりにも無防備なその笑顔に、俺は「よろしく」としか言う事が出来なかった。
[このメンバーと・・・やっていけるかぁ!!??俺!!!]
:08/03/19 08:18
:W52P
:☆☆☆
#328 [東脂ヤ転
「そんなとこに突っ立っとらんと、鳴ちゃんもこっち来て座りぃなぁ」
ひとしきり明とじゃれあった(?)後、圭吾は手招きしながら俺を呼んだ。
「あっ・・はい!」
俺は呼ばれた通り、圭吾の隣の席に座ろうと歩き出した、その時、
「鳴は俺の隣だろ?」
突然グイッと腕を引っ張られ、ほぼ無理矢理の状態で瞬の隣に座らされる。
驚いて振り向くと、少しムッとした顔の静兄がいた。
:08/03/19 08:32
:W52P
:☆☆☆
#329 [
]
あげ

!!
:08/03/19 09:13
:D705i
:KFVCblTk
#330 [東脂ヤ転
ケさん★
あげてくれてありがとうッ☆(x^-^)/
:08/03/19 09:19
:W52P
:☆☆☆
#331 [東脂ヤ転
[な・・なんで怒ってんの!!??]
俺は静兄の険しいオーラを感じ取り、何か怒らせるような事をしたか、考えを巡らせてみる。
すると、静兄が俺の肩に手を置いて耳元でそっと囁く。
「"離してやらない"って、言ったでしょ?」
「!!」
鳥肌が立ちそうな程の甘い声が、一瞬にして俺を襲う。
静兄は満足気に微笑むと、俺の隣に座った。
:08/03/19 19:34
:W52P
:☆☆☆
#332 [東脂ヤ転
「えらい過保護な、お義兄ちゃんやなぁ〜」
その様子を見ていた圭吾が、嫌な笑みを浮かべて静兄をからかう。
「俺が過保護かどうかなんて、お前には関係ない。ミーティング始めるぞ。」
静兄は一瞬イラッとした表情を見せたが、すぐいつもの静兄に戻り、ノートを取り出した。
:08/03/19 20:20
:W52P
:☆☆☆
#333 [ひかる]
:08/03/19 21:19
:SH904i
:cL07fukM
#334 [東脂ヤ転
ひかるさん★
アンカーありがとうございます♪(^O^)/
:08/03/19 21:48
:W52P
:☆☆☆
#335 [藍桜]
続き気になる(∀)
頑張てくださぁぃ(ω)
:08/03/20 01:21
:W53T
:☆☆☆
#336 [東脂ヤ転
藍桜さん★
いつもよく上げてくれて、ありがとうッ☆(^O^)/
今日はちょっと更新遅れマス(>_<)ホホ
また良かったら感想版の方で、お喋りしましょうッ♪♪(=^▽^=)
:08/03/20 11:00
:W52P
:☆☆☆
#337 [東脂ヤ転
「今日は、休み明けだからお客の入りもまばらになると思う。
だから今日、大体の仕事内容を鳴に教えてやって欲しいんだ、明。」
静兄はそう言うと、明の方に向き直り「よろしくな」と、付け足した。
「絶対ヤダね」
ところが明は、即答で静兄の願いを断った。
「俺は意外と客からの指示率が高いんだよ。
しかも、静が勝手に入れた新人だろ!?
静が相手してやればいいじゃん」
明は素っ気なく言うと、静兄を睨んだ。
「また始まった・・・」
隣の瞬は呆れたように呟く。
[俺って・・・始めから明さんに嫌われてる・・・!?]
:08/03/20 15:02
:W52P
:☆☆☆
#338 [東脂ヤ転
「明・・・お前のワガママはいつもの事だけど・・」
「ワ・・ッ!・・ワガママじゃねぇよ!!!
俺は、正論を言ってるだけだ!」
静兄の話を遮って、明は反論する。
その様子からは、一向に頷いてくれる気配が無い。
俺は困ったように、静兄を見る。
「俺は瞬と、次のメニューに乗せるカクテルについて、やらなきゃならない事があるんだよ。
明が一番この店の勝手を知ってるだろ?」
ーズキン・・・ッ!
静兄の口から、瞬さんの名前が出た途端、胸に痛みが走る。
[・・・ッ!・・まただ・・・]
:08/03/20 16:36
:W52P
:☆☆☆
#339 [東脂ヤ転
ソンナニ、瞬サンガ大事カヨ・・・!!
[止めろ・・・ッ!!]
口に出せない叫びが、胸に響いて止まない。
「ハッ!義弟のことより、瞬との仕事が大事ってことかよ」
「!」
明が嫌みな言い方をする。何故か相当イライラしているように見える。
明が何気なく言い捨てた言葉が、今の俺には妙に刺さる。
:08/03/20 21:32
:W52P
:☆☆☆
#340 [東脂ヤ転
「静さん、カクテルは別に今日じゃなくても・・・」
チラッと明を見て、瞬さんが静兄に小さく言う。
「何言ってんだよ。
休み明けに出したくて、考えて来たんだろ?」
静兄が何気なく瞬さんをかばう台詞が、今の俺には妙に刺さる。
瞬サンノ方ガ..俺ノ事ヨリ..!?
[やっぱり・・・バイトなんか止めるかな・・・]
こんなに嫌な気持ちになったのは久々だ。
[俺だって、自分から望んでココに来たわけじゃないし・・・]
その方が楽な気がした俺は、静兄に話しかけようとしたその時、
「はぁい、ちょっと聞いてくれへ〜ん??」
:08/03/20 21:41
:W52P
:☆☆☆
#341 [
]
あげ


:08/03/20 23:39
:D705i
:GFol9Q8Q
#342 [東脂ヤ転
ケさん★
あげてくれてありがとォ!o(^▽^)o
また良かったら感想版にもコメントしてって下サイ♪♪('-^*)/
:08/03/21 00:06
:W52P
:☆☆☆
#343 [東脂ヤ転
この場にそぐわない、脳天気な声がホールに響いた。
「みんなさぁ話題がズレてんで〜
要するにぃ、鳴ちゃんの指導を誰がするかって事やろ?」
圭吾は明るくそう言うと、俺に向かってウインクする。
その瞬間、俺の中にいた黒い想いが少し治まったような気がした。
「明も静も無理なんやったら、俺が鳴ちゃんの面倒見るやんかぁ♪」
圭吾はニッと笑って静兄に言う。
「俺やって明と同期やから、店の勝手はよ〜く知ってるで」
俺から見ればにこやかに笑っている圭吾を、静兄は冷たい目で見つめる。
「圭吾・・・お前は・・・」
:08/03/21 08:08
:W52P
:☆☆☆
#344 [東脂ヤ転
「圭吾さん、よろしくお願いします」
俺は静兄が何か言う前に、圭吾さんに向かって頭を下げた。
「!・・・・鳴?」
静兄は驚いたような顔で俺を見る。
「こちらこそ、よろしゅうな♪
ほな行こか!」
圭吾は元気良く立ち上がると、俺に手招きした。
俺は「はい」と言って、イスから立ち上がる。
「・・・鳴・・ッ」
すると突然、静兄が俺の腕を掴んだ。
振り向くと、静兄は不安で不満そうな表情をしている。
[本当に勝手な人だな・・・・静兄は・・・]
:08/03/21 09:08
:W52P
:☆☆☆
#345 [東脂ヤ転
「中途半端な優しさは、かえってそいつを傷付ける。
静、お前何にも見えてへんやろ。」
俺を掴む静兄の手をほどきながら、圭吾は静兄に言った。
[圭吾さん・・・?]
俺は突然雰囲気の変わった圭吾さんを、驚いて見つめる。
圭吾さんはそれに気付いてにっこり笑うと、俺の手を引いて店の奥に連れて行く。
「なんだ?アレ
静と圭吾、何か揉めてんの?」
明は状況が呑めず、キョトンとした顔で静人に訊く。
「・・・静さん・・大丈夫?」
何も応えない静人に、瞬が心配そうに声をかける。
「ー・・・ッ!・・・瞬、カクテルの話、進めるぞ・・」
静人は怒りを押し殺して、席を立った。
:08/03/21 12:34
:W52P
:☆☆☆
#346 [東脂ヤ転
午後9時ー・・・
圭吾さんに大体の事を教わった俺は、注文を取りに行ったり、料理を運んだり、お皿を洗ったり・・・と、適度に忙しく働いていた。
その間俺は、一度も静兄の方を見ないようにしていた。
というより見たくなかった。
ほとんど、瞬さんと一緒に居たから。
[しかも・・・さっきの圭吾さんの話が気になるし・・・]
圭吾さんに店の説明を受けていた時、圭吾さんが言っていた事・・・。
:08/03/21 14:28
:W52P
:☆☆☆
#347 [藍桜]
またまた
ぁげぇ
めちゃぉもしろぃイ
早く続き読みたいヘヘ
頑張ッてくださぁぃ~
:08/03/21 19:12
:W53T
:☆☆☆
#348 [東脂ヤ転
藍桜さん★
またAあげてくれてありがとうッ☆\(^▽^)/
その言葉に、凄く励まされますッ(ノ_<。)ホホ~
頑張って更新するので、また読んでって下サイ♪♪
:08/03/22 00:23
:W52P
:☆☆☆
#349 [東脂ヤ転
ーー・・・
『鳴ちゃんの前にな、ココで働いてた"紫穂(シホ)"って女の子がおったんよ』
ある程度の店の説明を終えてから、圭吾さんが静兄について教えてくれると言って、話し始めた。
『ソイツが静の"元カノ"やねんけど・・・』
『彼女!?"彼氏"じゃなくて、ですか!?』
俺は驚いて圭吾さんに聞き返した。
『アハハハッ!!まぁ静も生粋(きっすい)のゲイちゃうからね、俺みたいに♪』
圭吾は冷蔵庫から水を取り出して、口にする。
どうやらココは更衣室兼、従業員の休憩所らしい。
:08/03/22 10:22
:W52P
:☆☆☆
#350 [東脂ヤ転
『で、紫穂がね呼んでたんよ。静の事を"静兄"って・・・。
だから俺等は、鳴ちゃんがその名前で静を呼んだ時驚いた』
そこまで言うと、圭吾さんは意味ありげな微笑みを浮かべる。
『だって、てっきり紫穂の後にその名前で静を呼べるのは・・・
瞬だと思ってたから』
『!?』
俺の胸がざわつく。
その先の話を聞きたいような・・・聞きたくないような・・・。
そんな俺の心を見透かすように、圭吾が俺に近づく。
『何でそう思ってたか、聞きたい?』
:08/03/22 10:30
:W52P
:☆☆☆
#351 [東脂ヤ転
『瞬はさぁ、静のお気に入りやったんよ♪
よく静の家に泊まりに行ってたみたいやし。
俺と明は、てっきりアイツ等は付き合ってるもんやと思ってた』
それを聞いて、さっきの更衣室での一件が理解できたような気がした。
まるで恋人同士のような雰囲気。
"まるで"じゃなくて・・・
『おい・・・!?
鳴ちゃん大丈夫か?何で泣いてんねん!?』
『え・・・?』
何で・・・?何でだろう?
俺の頬には涙が何度も零れる。
『静のこと・・・全然知らんかってんな・・・』
圭吾さんはそう言って俺を抱き締めた。
:08/03/22 16:25
:W52P
:☆☆☆
#352 [東脂ヤ転
ーー・・・
「すいませーん、注文お願いしまぁす」
「あ・・・ッはい!」
お客さんの声で、俺は我に返った。
急いで伝票を手に取り、呼ばれた場所に駆け寄る。
きっとあの時涙が出たのは嫉妬心だけじゃない。
それだけじゃなくて、静兄が"今"想っている人が、俺だけじゃないってことが凄く・・・・・
凄く、悲しかったんだ。
:08/03/22 16:51
:W52P
:☆☆☆
#353 [東脂ヤ転
午後11時ー・・・
「ー・・・鳴」
「!!」
夜が更けていくに連れ、お客さんの数も増えだした頃、厨房で皿洗いをしていた俺に静兄が声をかけた。
「お前、今日はもうあがっていいよ、疲れただろ?」
静兄はいつもの優しい声なのに、何故だろう・・・。こんな時に感じる静兄の優しさは、酷く鬱陶(うっとう)しく思える。
「でも・・・お店は3時まででしょ?」
俺は静兄を見ないようにして、出来るだけ落ち着いた声で訊く。
:08/03/23 12:18
:W52P
:☆☆☆
#354 [東脂ヤ転
「日によっては4時になることもある。
それに、そんな時間まで高校生のお前を、働かせるワケにはいかないよ」
「瞬さんは働けるのに?
俺はダメなんだ?
よく分かったよ」
俺は乱暴に水を止めると手を拭いて、理性が効いている内に、この場から離れようとした。
[ヤバい・・・早く行かなきゃ・・・止まらなくなる・・・!!!]
「ちょッ・・・鳴!」
しかし静兄は、そんな俺の腕を強く掴んだ。
「どういう意味だ・・・?」
いつもと違う静かな声で静兄は訊く。
:08/03/23 12:28
:W52P
:☆☆☆
#355 [東脂ヤ転
「瞬さん、俺より年下だろ?圭吾さんに聞いたよ」
さっき圭吾さんと話していた時に聞いたことだった。
何でも、瞬さんは16才らしい。
この事にはさすがの静兄も、一瞬表情が曇った。
「瞬さん綺麗だしさ、華奢だし、守ってあげたくなるよね?
だからさ、兄貴が守ってあげればいいじゃん・・!!」
「ー・・!!鳴?」
もう俺は限界を超えていた。
勝手に言葉が口から出てくる。
言えば言う程悲しくて、苦しくなってきて、涙がこみ上げてきた。
:08/03/23 12:38
:W52P
:☆☆☆
#356 [東脂ヤ転
「・・・もう、静兄だなんて呼ばない・・・。
兄貴にとって、1番大事だと思える奴に、そう呼んでもらいなよ」
静兄を兄貴、と呼ぶ事がとても新鮮に思えた。
俺の目からは、何度も何度も涙が零れる。
「守ってあげなよ・・・瞬さんのこと・・・」
俺は最後にそう言うと、静兄の手を振りほどいた。
「鳴・・・!!話を聞・・」
「お疲れ様でした。
先に帰ってますんで」
静兄の言葉を遮るように言って、俺はその場を駆け出した。
[あぁ・・・本当に・・・・]
終わった・・・・な。
:08/03/23 12:46
:W52P
:☆☆☆
#357 [我輩は匿名である]
切ないです…(T_T)
頑張ってください!
:08/03/23 12:59
:W53CA
:Waxf/Ygg
#358 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん★
ありがとうございますッ☆(ノ_<。)ホ~
ちょっと更新遅れますがまたよろしくお願いしますッ!!\(^_^)/
:08/03/23 15:28
:W52P
:☆☆☆
#359 [小夜]
ずっと見てました

これからも頑張ってくださぃね

:08/03/23 15:33
:SH704i
:☆☆☆
#360 [東脂ヤ転
小夜さん★
ほんまですか!?
とっても嬉しいデス!(>_<)
感想版にもコメント下さってありがとうございます!!(^O^)/
また夜に、更新しますねッ☆(*^-^)b
:08/03/23 16:29
:W52P
:☆☆☆
#361 [我輩は匿名である]
かなり気になる(・o・)!!
:08/03/23 20:27
:D705i
:U8xU3eqM
#362 [亜希]
あげ☆
:08/03/24 00:01
:N700i
:CURleIAQ
#363 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん★
亜希さん★
あげてくれてありがとうございますッ☆(^O^)/
もうすぐ更新しますね!
:08/03/24 00:09
:W52P
:☆☆☆
#364 [藍桜]
めちゃくちゃ気になるぅヘヘ
更新頑張ッて下さい咐~
:08/03/24 00:13
:W53T
:☆☆☆
#365 [東脂ヤ転
藍桜さん★
藍桜までコメント下さって・・・!!!(ノ_<。)
嬉しい限りです!!(^O^)/
頑張りますねッ☆
:08/03/24 00:24
:W52P
:☆☆☆
#366 [東脂ヤ転
↑テンション上がり過ぎて呼び捨てしてたぁ(;_;)!!!
ごめんねぇ!(>_<、)
ちょっと更新します♪
:08/03/24 00:27
:W52P
:☆☆☆
#367 [ゆき
]
:08/03/24 00:28
:F904i
:☆☆☆
#368 [東脂ヤ転
ゆきさん★
アンカーありがとうッ!!
(・ω・)ノシ
:08/03/24 00:29
:W52P
:☆☆☆
#369 [トキノ]
毎回楽しみにしてますイ
頑張ってぐださいねイイ
:08/03/24 00:32
:W51SH
:ewRC/fu6
#370 [東脂ヤ転
どれぐらいの時間、どれぐらいの距離を走ったのだろう。
俺はあの後、到底家に帰る気になれず、目的地も決めずに夜の街を走り続けていた。
その間も涙はとめどなく零れる。
[どれだけ泣いたら気が済むんだよ・・・俺!!!]
こんな自分が情けなくなりなってきて、その時目に留まった公園で、一息つくことにした。
腕時計に目をやると午前2時半。
約3時間も走ったり歩いたりを繰り返していたのだ。
そんな自分自身にまた呆れて、俺はそばにあったベンチに腰を下ろした。
:08/03/24 00:39
:W52P
:☆☆☆
#371 [東脂ヤ転
トキノさん★
ありがとうッ!!\(^▽^)/♪
頑張って書いてるかいがありますッ(>_<)ホ~~
これからもよろしくお願いしますねッ☆('-^*)/
また明日の早朝カラ更新します!
今日はひとまず、お休みなさぁい♪(^O^)/
:08/03/24 00:42
:W52P
:☆☆☆
#372 [東脂ヤ転
>>370「これから・・・どうしようかな・・・」
小さく呟いたつもりだったのに、暗く静かな公園には俺の声がよく響いた。
泣きすぎて頭はガンガンしたし、無理に走ったせいで胸も痛かった。
[静兄のことになると、泣いてばっかだな・・・]
そう思ったら、また涙が溢れてきた。
女々しい自分に苛立って、目をこする。
[笑っちゃうよな、自分だけが静兄の1番だと思ってたんだから・・・]
こんなに苦しいのは初めてだった。
この苦しみが俺が静兄を想う、想いの強さなのだとしたら・・・
余りにも残酷だ。
:08/03/24 07:20
:W52P
:☆☆☆
#373 [東脂ヤ転
その時、ふと冷静になってみて急に不安になってきた。
「え・・・ちょっと待って・・・」
慌てて立ち上がり、路上に駆け出す。
辺りを見渡し、近くにあったここ周辺の地図を見てサッと青ざめる。
ここ・・・・・・
どこ!!!???
:08/03/24 07:28
:W52P
:☆☆☆
#374 [東脂ヤ転
何も考えずひたすら走り続けたせいで、全く知らない街に俺は来ていたのだ。
一瞬にしてパニックになった。
[家には帰りたくない、でもどっかに泊まる金も無い・・・!!!]
「どうしよう・・・・・」
俺は必死で思考を巡らせる。
何かないかと上着のポケットや、カバンの中を調べてみる。
1番奥のポケットに手を入れた時、何かがあることに気付き取り出してみた。
"浅草圭吾†アサクサケイゴ"
昼間に貰った、圭吾さんの名刺だ。
:08/03/24 07:38
:W52P
:☆☆☆
#375 [我輩は匿名である]
頑張って

:08/03/24 07:41
:SH903i
:☆☆☆
#376 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん★
ありがとうッ☆(>_<)
頑張ります!!(x^-^)b
:08/03/24 07:47
:W52P
:☆☆☆
#377 [東脂ヤ転
名刺にはメールアドレスと携帯番号が書いてある。
俺に今出来ることは、1つだけだと思った。
[こんな時だけ・・・頼ってすみません・・・!!]
俺は心の中で一度謝ってから、携帯を取り出した。
:08/03/24 08:02
:W52P
:☆☆☆
#378 [東脂ヤ転
ーー・・・
「鳴ちゃんッ!?」
「ー・・あッ・・」
俺は聞き覚えのある声に、立ち上がって振り返る。
「驚いたわぁ〜!てっきり家帰ったと思ってたしなぁ」
圭吾さんは軽く息を切らして、俺に駆け寄って来てくれた。
「あの・・・何かすみません・・・こんな時間に・・・」
そんな圭吾さんを見たら、余計に自分が厚かましく思えて、申し訳ない気持ちでいっぱいになった。
:08/03/24 08:10
:W52P
:☆☆☆
#379 [東脂ヤ転
「えぇって別に!
こういう時の為に、名刺渡しといたんやから♪」
そう言って、圭吾さんは俺の頭を撫でた。
俺はそんな圭吾さんの優しさが嬉しくて、また泣きそうになった。
「静と・・・何かあったんやろ?」
圭吾さんが優しく俺に問う。
俺は黙って頷いた。
「よし!こんな所じゃゆっくり話も聞けへんし、一旦家においで!な!?」
圭吾さんは明るくそう言うと、俺の手を引く。
俺はその背中に向かって、精一杯の気持ちを込めて・・・
「ありがとう・・・・」
そう呟いた。
:08/03/24 08:17
:W52P
:☆☆☆
#380 [東脂ヤ転
圭吾さんのバイクに乗って、圭吾さん家に着いたのはそれから15分後くらいだった。
「よくあんな遠くまで走ったなぁ」と、圭吾さんは何度も笑っていた。
圭吾さんと話していると、凄く気持ちが楽になれて思わず笑顔になる。
[圭吾さんみたいな人を、好きになれば良かった・・・・]
何だかそんな気持ちにさえ、俺はなっていた。
:08/03/24 08:27
:W52P
:☆☆☆
#381 [我輩は匿名である]
50-100
:08/03/24 10:17
:W52SH
:pRO4TXMQ
#382 [我輩は匿名である]
:08/03/24 10:17
:W52SH
:pRO4TXMQ
#383 [我輩は匿名である]
:08/03/24 11:23
:SH905i
:h489gJTc
#384 [藍桜]
更新イ
めちゃぅれしぃデステ「
頑張ッて下さいヘヘ
ほンと毎日楽しみ
してますょぉ~
:08/03/24 20:59
:W53T
:☆☆☆
#385 [東脂ヤ転
>>382我が輩は匿名さん★
アンカーありがとうございますッ☆(^-^)/
>>383我が輩は匿名さん★
また良かったらコメントしてって下さいね♪
藍桜さん★
藍桜さんの期待に添えるよう、頑張って更新し続けますッ!\(^_^)/
:08/03/24 21:31
:W52P
:☆☆☆
#386 [東脂ヤ転
>>380お洒落な店が建ち並ぶ郊外に、圭吾さんの住むマンションはあった。
静兄の店や俺の家からは少し離れた区域なので、静兄のことを考えずに済みそうで安心する。
「はいどうぞ、俺の小さな城へ♪」
圭吾さんは冗談っぽくそう言うと、俺を中へと促してくれた。
「お邪魔します・・・」
俺は小さく呟いてから、中へと上がらせてもらう。
男の人の一人暮らしにしては意外と綺麗に片付けられていて、清潔感溢れるリビングの雰囲気に少し驚いた。
:08/03/24 21:47
:W52P
:☆☆☆
#387 [我輩は匿名である]
毎日読んでます
これからも頑張って下さい(∀)
:08/03/25 00:35
:D703i
:IaEboQgY
#388 [東脂ヤ転
我が輩は匿名さん★
毎日読んでくれてるんですか?!
ありがとうございますッ!☆(^▽^)/
もう少ししたら更新しますね♪♪
また良かったら、感想版の方にもコメントしてって下さい!!('-^*)゛
:08/03/25 00:39
:W52P
:☆☆☆
#389 [李恋]
凄くおもしろいです

@話からいっきに読んぢゃいました

続き楽しみです

:08/03/25 03:27
:D904i
:4p3Lim.w
#390 [東脂ヤ転
李恋さん★
ほんまですか?!(^-^)/
すっっごく嬉しいです!!(ノ_<。)ホ~
また感想版の方にも遊びに来て下サイね♪('-^*)
更新頑張りますッ☆
:08/03/25 14:43
:W52P
:☆☆☆
#391 [東脂ヤ転
>>386 「適当に座っといてなぁ
今お茶入れるから♪」
圭吾さんは俺にそう言って、キッチンに入っていく。
「あ、ありがとうございます・・・ッ」
俺はぎこちなくお礼を言って、近くのソファーに腰掛けた。
時計に目をやると3時半過ぎ。
[今頃閉店か・・・・]
ふ、とそんなことを考えていると、
「今日は早めに、店閉めたみたいやで」
圭吾さんは、俺の考えを見透かしたかのように、笑顔でそう言った。
:08/03/25 15:10
:W52P
:☆☆☆
#392 [東脂ヤ転
テーブルを挟んで、俺の前にある座椅子に座る圭吾さんを、俺は驚いた顔で見つめる。
「プッ・・・アハハハッ!めっちゃ驚いてるやん!!
鳴ちゃんは分かり易過ぎやからなぁ〜
何考えてるかなんて、お見通しやで♪」
圭吾さんは喋りながら、可笑しそうに笑う。
俺もそれにつられて笑っていると、圭吾さんが俺の頬にそっと触れた。
「目、腫れてるやん。
静に何か言われたんか・・・・?」
そう訊かれて、突然静兄とのことを思い出してしまい、俺は俯(うつむ)いた。
:08/03/25 15:20
:W52P
:☆☆☆
#393 [東脂ヤ転
「静兄は別に、何も言わなかったんです!
ただ俺が勝手に・・・!!
勝手に・・・2人に嫉妬して・・・不安になって・・・」
そこまで言うと、本当に我慢出来なくなって、涙が零れ落ちる。
ピーーッ・・・・!!!
キッチンのやかんが音をたてて沸騰したので、圭吾さんはまたキッチンに戻った。
その間も俺は、零れ落ちる涙を制御出来ないでいた。
暫くして戻って来た圭吾さんは、俺にマグカップを手渡した。
「とりあえずこれ飲み。
落ち着くからな。」
圭吾さんは優しくそう言うと、マグカップをすすった。
:08/03/25 15:34
:W52P
:☆☆☆
#394 [東脂ヤ転
「静はさぁ、高校の時の同級生なんよ。」
少し間を置いてから、圭吾さんが話し始める。
「あの顔やろ?当然人気者でさ、他のクラスからわざわざ静を見に来る奴もおったなぁ〜」
俺は黙って圭吾さんの話を聞いていた。
何だか頭もボーっとしてきて、身体が熱い。
「でも静は、いつも1人でおった。
告白してくる女の子もめっちゃおったけど、全部同じ決まり文句でふりまくってた」
圭吾さんは立ち上がって、俺の隣に座る。
「"俺は女には興味無い"ってな」
息が上がってくる俺をよそに、圭吾さんは話を続ける。
:08/03/25 16:28
:W52P
:☆☆☆
#395 [東脂ヤ転
「ゲイやった俺にとって、堂々とそんなことを公言出来る静がめちゃくちゃすげーと思った」
圭吾さんが俺の手からマグカップを取る。
「だからその時から俺の中で、静は特別な存在になった」
俺の身体は徐々に熱さを増している。
変な感情に呑まれてゆく気がした。
圭吾さんの体温がすぐ近くに感じられる。
「"静の大切なモノは、俺だって大切にしてやりたい"そんな風にも思えた。・・・・・でも・・・・」
圭吾さんが俺をソファーの上にゆっくりと寝かせる。
俺は自分の身体が、自分のモノじゃないような感覚に陥る。
「今回は、そうはいかないな」
圭吾さんの唇が俺の唇にゆっくりと重ねられた。
:08/03/25 16:39
:W52P
:☆☆☆
#396 [
]
おもしろしぎる


:08/03/25 19:54
:D705i
:SYIcdRHM
#397 [東脂ヤ転
ケさん★
ありがとうございますッ!☆(^O^)/
今カラ更新しますね♪♪
またどんどん感想聞かせて下さいッ!\(^_^)/
:08/03/25 21:34
:W52P
:☆☆☆
#398 [東脂ヤ転
>>395「ん・・・ッ・・んん・・・ハァッ!」
抵抗しなくちゃいけないのに、力が全く入らない。
その間にも、圭吾さんの手が俺の服の中に滑り込む。
「圭・・・吾・・さん・・ッ・・ハァッ・・・紅茶の・・中・・に・・あぁッ!」
圭吾さんの手が俺の乳首に触れただけで、俺は情けない声をあげてしまった。
[何で・・・!?今日に限ってこんなに・・・ッ]
俺の身体は、何故かいつもより敏感に反応してしまう。
:08/03/25 21:47
:W52P
:☆☆☆
#399 [東脂ヤ転
「よく分かったなぁ
そうやで。さっきの紅茶の中に、ちょっとした媚薬が入ってたんよ」
圭吾さんは昼間の妖しい瞳に戻っていた。
「静とヤる時より、感じ易くなってるやろ?」
そう言うと圭吾さんは、俺の胸元に舌を這わす。
「やぁ・・・ッ!・・あん・・ッ・・・な・・何で・・圭吾・・さ・・んんッ!!」
圭吾さんが何故そこまでしたのか、俺には分からず圭吾さんを見つめる。
:08/03/25 22:27
:W52P
:☆☆☆
#400 [あレ1み]
:08/03/26 07:42
:SH703i
:PLccgHZM
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