危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
最新 最初 🆕
#701 [我輩は匿名である]
>>400-1000

すいません(^-^;

⏰:08/07/30 02:32 📱:P905i 🆔:☆☆☆


#702 [東脂ヤ転
「どういうつもりだよ!?」

部屋に入るなりそう言うと俺は乱暴にソファーに腰掛ける。
中途半端な優しさなんか望んじゃいない俺にとって、圭吾の行動は納得いかず俺は最高潮に苛立っていた。

「今更俺に構うな・・・ッん・・・ッ!!」

俺が圭吾を罵る言葉を続けようとしたその時、突然その口を圭吾は塞いだ。

「・・・ちょっと黙っとけ」

圭吾はいつになく鋭い目つきで俺を見つめる。
こんな状況でも俺の胸は高鳴っていた。

⏰:08/07/30 15:53 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#703 [東脂ヤ転
その勢いでソファーに押し倒されるカタチになり、俺は思わず圭吾から顔を背ける。

「好きでも無い奴とキスするなって言ったのはお前だろ・・・」

ガラにもなく泣きそうになっている自分を必死で抑えながら、俺は圭吾を睨む。

「俺はお前のことなんか好きじゃねぇぞ?」

「嘘つけ」

「本当だよ!!」

俺は身体を少し起こして圭吾にそう叫んだ。

何だか酷く腹が立つ。
俺ばっかコイツに調子狂わされて、俺ばっか声張り上げて。

何でいつも俺ばっか・・・こんな・・・。

「何でこんな好きなんやろな」

そう言って先に口を開いたのは俺ではなく、圭吾の方だった。

⏰:08/07/30 21:40 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#704 [東脂ヤ転
「・・・・・・は?」

俺の聞き違いかもしれない。今確かに圭吾が・・・

「せやから、俺はいつからこんなにお前が好きなんやろかって聞いてんの」

圭吾はもう一度俺を見つめながら呟く。
こんな近くで見つめられるのが初めてで、俺の顔が火照ってくるのが分かる。

「じょ・・・冗談言ってんじゃねぇぞ!!いつもいつもからかいやがって・・・」

そう言いながら俺は自分で涙目になっているのに気付いていた。

「冗談ちゃうわ」

圭吾はそんな俺の頬にそっと触れる。

「俺は・・・お前が好きや」

⏰:08/07/30 21:49 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#705 [我輩は匿名である]
失礼
>>1-150
>>151-300
>>301-450
>>451-600
>>601-850
>>851-1000

⏰:08/08/01 22:02 📱:D903i 🆔:☆☆☆


#706 [東脂ヤ転
>>704
「嘘・・・だ」

俺は頭の中が混乱しきっていて、何から訊けば良いのかわからずにいる。
「だって・・・お前は静が好きなんだろ・・・?」

目が霞んでいて圭吾を思うように捉えられない。
「静のことはもう関係ないで。俺にとってアイツはいつの間にか、良い友達になっとったんや。」

小さくそう尋ねた俺に圭吾はいつもの笑顔を向けると、優しく俺の髪を撫でた。

それだけでも泣き出しそうなのに、圭吾が俺を好きになる日が来たなんて。
まだ信じれなくて、俺の心はざわつく。

⏰:08/08/02 16:39 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#707 [東脂ヤ転
「っていうかなぁ・・・」

圭吾は溜め息混じりに呟くと、俺の腕を掴み体を引き上げた。

「俺は明が俺を好きやと思ってたから、お前に告ったんやで!?
じゃなきゃ、こんなハズいことやらへんわ!」

相変わらずバカ丸出しなことを大真面目に言う圭吾に、いつもはムカつくところなんだけど、今は全てが愛おしく思える。

[これだから恋愛は嫌なんだ・・・]

そんなことを考えながら俺は、圭吾にいちいち振り回される俺自身が物凄く嫌でもあり、同時に物凄く幸せだとも感じていた。

⏰:08/08/04 01:43 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#708 [東脂ヤ転
「俺のこと好きなんだったら・・・」

まだまともに圭吾の顔が見れない俺は、少し俯き加減で口を開く。

「もっとちゃんと・・・キスしろ」

思い切って言った言葉だった。

とんでもなく恥ずかしいことを自分で言っていることは分かっていた。
ただそれだけ俺は言葉だけじゃ不安なんだ。

[何でも良いからカタチで俺を安心させて・・・]

そう強く思った瞬間、圭吾が俺の顎を軽く持ち上げその唇を塞いだ。

⏰:08/08/04 14:02 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#709 [我輩は匿名である]
見てます
頑張って下さいっ 

⏰:08/08/04 16:06 📱:PC 🆔:☆☆☆


#710 [東脂ヤ転
>>583
「んん・・・ッ・・・ふ・・・ぅッ・・・ハァ・・・ッ!!」

さっきより深く互いの唇が重なり合い、慣れない俺は上手く呼吸が出来ないのと、激し過ぎる圭吾のキスに身体が熱くなる。

「ッあ・・・ッ・・・け・・・ご・・・んぁ・・・ッ!!」

そんな中必死で途切れ途切れに圭吾の名前を呼ぶと、ようやく少し唇が離された。

「クスッ・・・お前のリクエストに応えだけやのに、もう真っ赤になってるやん」

肩で息をする俺を愉しそうに見つめながら、圭吾はまた軽くキスをした。
「長いのと軽いキスいっぱいするの、どっちがえぇ?」

イタズラっぽく笑う圭吾のその余裕にムカついて俺は頭を叩いてやった。

⏰:08/08/05 00:33 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#711 [東脂ヤ転
「照れてる明もなかなかやなぁ〜♪」

叩いたその手を掴むと、圭吾は俺の身体を引き寄せそのまま強く抱き締められる。

初めてこんな近くで圭吾の体温を感じ、俺の鼓動は速度を増す。

「明・・・」

その時突然小さく名前を呼ばれ、思わず圭吾を掴む手に力が入る。

「俺まだお前から気持ち聞けてないんやけど・・・お前はほんまに、俺が好きなんか・・・?」

さっきより何故か不安気に聞こえる圭吾の声は、酷く優しくて俺の脳まで刺激する。

⏰:08/08/05 12:41 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#712 [東脂ヤ転
「当たり前だろ・・・」

圭吾の胸の音を聞きながら俺は少し笑って口を開く。

「どれだけお前に片思いしてたと思ってんだ?」

この時初めて俺は顔を上げ、圭吾を真っ直ぐ見つめた。

「圭吾が俺を想うよりずっと、俺の方が圭吾を好きだっていう自信があるんだよ、バーカ」

そこまで言うと俺は何故か嬉しくて、自然と笑顔がこぼれた。

「・・・初めて・・・笑った」

そんな俺を前に圭吾もまた幸せそうに笑う。

⏰:08/08/05 21:40 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#713 [東脂ヤ転
「何か・・・好きな人が俺を好きで居てくれるって、こんなに嬉しいんやな」

圭吾は俺の頬に優しく触れながらそう言う。
俺にとって圭吾がどれだけ大切な存在か、この手の温もりがその答えをくれたような気がした。

「俺を散々振り回しやがって・・・これから覚悟しとけよ?」

俺は気が抜けたように圭吾にもたれかかると、また少し素直じゃない言葉を口にする。

「明はほんま素直ちゃうなぁ」

そんな俺をゆっくり押し倒しながら圭吾が笑う。

⏰:08/08/05 21:50 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#714 [東脂ヤ転
「素直に"一緒におって♪"って言ったらえぇのに」
圭吾はまたからかうように言うと俺に優しく口づけた。

「・・・死んでも言わねぇ」

俺は小さく呟いて圭吾の首元に腕を回す。
飽きぬ程互いの唇を確かめ合いながら、飽きぬ程互いの想いを重ねていく。

そして声に出せない想いを胸で強く思う。

"一生一緒にいて欲しい"

声に出して言える日がいつ来るのかは分からないけれど、いつか必ず君に伝えたい。

こんなにも君を愛していると。
こんなにも君を愛していられる俺は誰よりも、誰よりも幸せだと。


いつか伝えられたら良いのに・・・。

⏰:08/08/05 21:57 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#715 [東脂ヤ転
第D話無事終了致しました!!今回は明×圭吾編☆というコトもあって、混乱させてしまった部分もあったことと思いますッ!

そんな中毎回コメントを残していって下さる皆様には本当に感謝Aです!!(泣)ありがとうございます!!

感想版では引き続き、
こんなキャラを出して!&こんな話を書いて!と言ったリクエストがありましたら随時受け付けておりまッす☆(^O^)/

また本編に作者はコメントはせず小説の更新のみ行いますので、コメントは感想版にお願いします♪

引き続き本編を末永くよろしくお願いします!!!!

⏰:08/08/05 22:06 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#716 [智魅]
 
あげます∩^ω^∩
 

⏰:08/08/07 00:55 📱:W47T 🆔:avKymb/w


#717 [東脂ヤ転
智魅サン★

アゲありがとうございますッ☆(・∀・)ノシ

⏰:08/08/07 08:01 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#718 [東脂ヤ転
大切なモノは

無くしてから気付くことが多いって、よく言うけれど

大切なモノであればある程

無くしてしまう前に

大切だ、と気付きたいんだ


:)危ナイ兄弟愛ノカタチーE

⏰:08/08/07 08:08 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#719 [東脂ヤ転
「いらっしゃいませ!」

ドアのベルが鳴るのと同時に俺は笑顔で声をかける。見るとお客は2人組のようだ。

「予約とかしてないんですけど・・・」

1人の女性が不安げに尋ねてきた。俺は更に笑顔で中へと案内する。

「カウンター席でもよろしければ空いておりますが、よろしいですか?」

その言葉を聞いた途端、2人共嬉しそうに頷いた。

そりゃあそうだ。
カウンター席なら知る人ぞ知る、この店で1番人気の静兄の真ん前に座ることが出来るのだ。

それを承知で案内出来たってことは、何だか妙にこの仕事に慣れてきた証拠でもあった。

⏰:08/08/07 08:21 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#720 [東脂ヤ転
「2名様カウンター席へ」

俺は瞬さんに声を掛けそのまま案内して貰う。
その間に2人分の水と、メニューを取りに行く為だ。

「良いテンポで働いとるなぁ♪」

コップを手に取った時、違うお客の注文を通しに来ていた圭吾さんが、笑顔で話し掛けてくれた。
「全然ダメですよ!
まだまだ出来ないことだらけですし」

俺は勢い良く首を振るとお盆に水の入ったコップを乗せていく。

「いやほんまに!
その笑顔なんか無愛想な明と比べたらめっちゃ可愛・・・イタッ!?」

いつものノリで圭吾さんが笑って言ったその時、何かが凄いスピードで圭吾さんの額に直撃した。

⏰:08/08/09 14:33 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#721 [東脂ヤ転
「誰が無愛想だって?」

見るとさっきまでパスタを作っていたはずの明さんが、凄い形相(ギョウソウ)でこっちを見ている。

どうやら圭吾さんの額を直撃したのは、明さんが使っていた人参の残りらしい。

「おーい、食べ物と圭吾は粗末にしたらアカンって習わんかったんかぁ〜?」

「お前のそのテンションは深夜に不向きなんだよ・・・って!抱きつくな!」

明さんは顔を真っ赤にさせて圭吾さんの腕から逃げようとしている。

俺の気のせいでなければ、最近2人の雰囲気がずいぶん穏やかになった気がする。

何というか・・・まるで恋人同士のようなじゃれあい方をしているのだ。

⏰:08/08/09 16:31 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#722 [匿名さん]
月花さん
第5話の安価お願いします

⏰:08/08/09 20:14 📱:D704i 🆔:4UUqsA/g


#723 [東脂ヤ転
我が輩サン★
どうぞ♪(^^)

第D話☆彡
>>585-655
>>656-714

第E話もよろしくお願いします!!m(u_u)m
あと出来ればコメントは感想版にお願いします(・ω・)

⏰:08/08/09 22:28 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#724 [東脂ヤ転
>>721
「おい義弟!」

「・・・へ?あぁはいッ!!」

考え事をしていたせいか突然明さんに呼ばれ、変な声をあげてしまった。

「その水とメニュー、早く運んで来いよ。いつまで客を待たせる気だ?」

「・・・スミマセン・・・」

相変わらず俺には厳しい明さんに軽く叱られた俺は、少しヘコミつつゆっくりお盆を持ち上げる。

「遅かったな」

カウンター越しに水とメニューをお客の前に置いていると、静兄が小さく俺に耳打ちした。

「ちょっと明さんに叱られてただけです〜」

俺はすねたような顔をすると嫌みっぽくそう言った。

⏰:08/08/10 12:30 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#725 [東脂ヤ転
「クスッ・・・やっぱりお前疲れてるんだよ。明日のこともあるし、今日は先に帰って良いよ。」

そう言うと、静兄は俺の背中を軽くさする。
静兄に触れられると何故か凄く安心する。
でも・・・。

「・・・・・・明日なんか、来なかったら良いのに」

俺は溜め息混じりに呟く。端(ハタ)から見たら俺の言葉の意味が分からないだろうが、静兄は困ったように笑うと俺の頭を優しく撫でた。

「鳴なら大丈夫だよ」

顔を上げると静兄はいつもの優しい笑顔を俺に向けてくれた。
俺はぎこちなく笑うと、静兄の手を小さく握ってその場を後にした。

⏰:08/08/10 21:57 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#726 [我輩は匿名である]
>>1-150
>>151-300
>>301-450
>>451-600
>>601-750
>>751-900
>>901-1000

⏰:08/08/10 23:18 📱:D903iTV 🆔:☆☆☆


#727 [東脂ヤ転
一週間前。
俺はある事を決意した。

「彩華ちゃんと・・・別れる?」

さすがの静兄も驚いたようにそう聞き返した。
俺は黙って頷く。

「このままズルズル付き合ってても、俺はもう彩華を友達としてしか見れないし・・・」

口に出してみて改めて実感する。俺はもう彩華を前のように見れていないんだ。
この現実はいつかきっと、

「一緒に居ても、彩華を傷付けるだけだから」

俺はそういうと少し俯いた。ずっと考えていたことだったとは言え、何度考え直しても答えは同じだった。

その度自分が酷く鬱陶しくて、何て俺は勝手なんだろうって自分を責めた。

⏰:08/08/11 12:50 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#728 [東脂ヤ転
そんな俺を黙って見つめながら静兄は俺の隣に腰を下ろす。
静兄のベッドは俺のよりもずっと大きくて、2人が腰かけてもまだ広く感じた。

「何でそのことを・・・わざわざ俺に言ったんだ?」


そう言われて突然俺は不安になり、チラッと静兄の表情(カオ)を見た。

静兄はいつもと変わらない微笑みを浮かべている。

⏰:08/08/11 17:09 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#729 [東脂ヤ転
「彩華と別れようとちゃんと考え出したのは、静兄の側にちゃんと居たいって思ったからで・・・だから、その・・・報告っていうか・・・」

言いたいことが上手くまとまらなくて、俺は途切れ途切れに想いを伝えようとする。

その間ずっと間近で静兄に見つめられているせいで、俺の顔はだんだん赤くなっていく。

「クスッ・・・鳴、赤くなり過ぎ」

「・・・ッ!!うるさ・・・んぁ・・・ッ!」

静兄に冗談っぽくそう言われて振り向いた瞬間、唐突に唇を重ねられた。

相変わらず奪うような静兄のキスは、俺の思考回路を惑わす甘さだ。

⏰:08/08/12 21:43 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#730 [智魅]
 
あげます(・∀・)!!
 

⏰:08/08/15 15:31 📱:W47T 🆔:9NqmIH5s


#731 [なみ]
あげテ

⏰:08/08/16 01:18 📱:W61T 🆔:6Z/nZa9U


#732 [なみ]
またまたあげエ

⏰:08/08/16 09:07 📱:W61T 🆔:6Z/nZa9U


#733 [東脂ヤ転
>>730-732
アゲありがとうございます!
***********>>729
「鳴・・・ごめんな?」

突然のキスを終えゆっくりと唇を離した静兄の口から出た言葉は、俺からしたら意外な言葉だった。


「何で静兄が謝るんだよ?」

俺は不思議そうに静兄の顔を覗き込む。
そんな俺を見て静兄はまた苦笑する。

「普通だったお前をおかしくさせたのは、俺だからだよ」

少し苦し気にそう言うと静兄は俺の手を握った。

⏰:08/08/17 00:44 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#734 [東脂ヤ転
「鳴は俺と違って、彩華ちゃんと普通に付き合ってたのにな」

手から伝わる静兄の体温が妙に切なくて、俺は思わず静兄を抱き締めた。

「俺は・・・静兄を好きになれて嬉しいんだよ・・・!!
それを"オカシイ"なんて言葉で片付けないで・・・」

俺から静兄を抱き締めるなんて、何かいつもと逆で不思議な感じがした。

それでも今はこうしないといけない気がしたんだ。

俺は静兄を好きになったことを後悔なんかしてないって、ちゃんと伝えなきゃだめだって身体が叫んだから。

⏰:08/08/17 10:43 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#735 [東脂ヤ転
「・・・クスッ・・・随分大胆な告白だな?」

静兄は小さく笑うとその腕を俺の腰に絡める。
見ると既にいつもの静兄に戻っていた。

「もしかして・・・またからかった?」

「おかげで、また可愛い鳴が見れたよ」

その台詞を聞くのと同時に俺は静兄に向かって、近くにあった枕を投げつけた。

「今どき枕投げか?」

「・・・〜ッ!!ウルサぁぁあい!!!!」

恥ずかしいやら何やら、グチャグチャの感情でいっぱいになった俺は無意味に枕を投げ続けた。

⏰:08/08/17 11:22 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#736 [まむ]
一話カラ…読まして、
もらぃましたァァ
頑張って、続けて下さい。

あげ
楽しみです。

⏰:08/08/17 19:47 📱:P904i 🆔:☆☆☆


#737 [東脂ヤ転
>>まむサン(>ω<)ノシ
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3324/
***********「あれ・・・鳴さんもう上がり?」

突然後ろから声をかけられ俺は驚いて振り向く。見ると私服姿の瞬さんが立っていた。

どうやら俺は、更衣室で着替えながら考えごとにふけっていたらしい。

「うん、今日はもう帰る・・・って瞬さんは今から!?」

「"さん"付けじゃなくて良いって言ってるのに〜鳴さんの方が年上なんだからさぁ」

瞬さんは可笑しそうにそう言うとロッカーの鍵を開ける。
黒を基調とした私服の瞬さんは、男の俺でも見とれてしまう程綺麗だった。

⏰:08/08/17 21:36 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#738 [東脂ヤ転
>>まむサン(>ω<)ノシ

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3324/
***********
「あれ・・・鳴さんもう上がり?」

突然後ろから声をかけられ俺は驚いて振り向く。見ると私服姿の瞬さんが立っていた。
どうやら俺は、更衣室で着替えながら考えごとにふけっていたらしい。

「うん、今日はもう帰る・・・って瞬さんは今から!?」

「"さん"付けじゃなくて良いって言ってるのに〜鳴さんの方が年上なんだからさぁ」

瞬さんは可笑しそうにそう言うとロッカーの鍵を開ける。

⏰:08/08/17 21:38 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#739 [なみ]
あげテ

⏰:08/08/18 13:41 📱:W61T 🆔:5qiqjRHE


#740 [あい]
一気に読みました
めちゃおもろいっ
頑張ってください

⏰:08/08/19 11:23 📱:SH903iTV 🆔:rL7gXcKc


#741 [東脂ヤ転
>>なみサン&あいサン(>ω<)
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3324/
***********「じゃあ瞬さんも俺のこと呼び捨てで良いよ!
バイト上では俺の方が後輩だし」

俺は何気なくそう言うとすごい視線を感じて顔を上げる。
見ると瞬さんが何故か嬉しそうに俺を見つめていた。

「なんか呼び捨てで呼び合うのって・・・トモダチみたいで良いね」

瞬さんのその何とも言えない微笑みを見た瞬間、俺は何故か胸が軋んだ。

⏰:08/08/19 12:29 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#742 [東脂ヤ転
「じゃあこれからは"鳴"って呼ぶね」

瞬さんはそう言いながら着ていたシャツを脱ぎとる。俺はそれを何気なく見ていると、瞬さんの身体にいくつかの赤い痕があるのが見えた。

[もしかして・・・キスマーク!?]

そう思ったら急に顔が熱くなってきて思わず顔を逸らした。

瞬さんの白い肌にその赤い痕はとても目立って見えるのに、それをあまり隠そうともしない瞬さんが、俺には不思議に思えた。

⏰:08/08/19 12:56 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#743 [東脂ヤ転
「あ・・・」

「・・・へ!?」

その時突然、瞬さんが俺の方に振り返る。
一方の俺は、ジロジロ見ていたことを何か言われるのではないかと、ソワソワする。

「やっぱ・・・"鳴ちゃん"って呼ぶことにするよ」

瞬さんは俺をジッと見つめると、真剣な表情でそう言った。

「・・・・・・は?」

正直どっちでも良いことを大真面目に言う瞬さんを前に、俺は急に気が抜ける。

⏰:08/08/20 18:35 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#744 [なみ]
更新待ってます

⏰:08/08/21 09:42 📱:W61T 🆔:GBzFHeGY


#745 [我輩は匿名である]
頑張ってね

⏰:08/08/21 23:56 📱:P905i 🆔:☆☆☆


#746 [東脂ヤ転
>>743
「だって呼び捨てなんかにしたら、多分静さんに怒られるもんね〜」

瞬さんは少し口を尖らしてそう言うとまた無邪気に笑った。

こんなに近くで話してみて気付いたけれど、瞬さんはやっぱりかなりの美人さんだ。
黒毛交じりの金髪も白い肌も黒い瞳も、何故か一度見ると強烈な印象を与える。

[こんな人が近くに居て、よく静兄は欲情しないな…]

しなやかな瞬さんの手足を見ながら、俺はしみじみとそんな事を思った。

⏰:08/08/23 12:24 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#747 [東脂ヤ転
「鳴ちゃんは良いよなぁ
静さんに愛されてて」

その時、唐突過ぎる瞬さんの言葉に俺は不信な表情を浮かべた。
その俺を見つめる瞬さんの瞳は暗く、読み取ることが出来ない。

「俺もさ、誰かにちゃんと愛されてみたいな」

瞬さんはそう言うとロッカーの扉をそっと閉める。

「まぁその為には俺がまず、誰かをちゃんと愛さなきゃダメだよね…ッ!それじゃ、お疲れ様ぁ」

颯爽と部屋を出て行く瞬さんを俺はただ見つめることしか出来なかった。

瞬さんが抱えている"何か"が、俺にはまだ掴みきれていなくて。

⏰:08/08/23 21:38 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#748 [ゆぅ]
下がってたのであげときますッヾ(。・ω・。)ノ

⏰:08/08/26 12:32 📱:D705i 🆔:89ZRpxko


#749 [東脂ヤ転
>>747
「………身体、重…」

眠気を振り払うよう、だるさの残る身体を無理矢理起こした俺は、近くのカーテンをサッと引いた。

天気は曇り。今にも大雨が降ってきそうな空模様だ。

そんな空を見ながらふ、と初めて彩華を家に入れた日を思い出す。
その日も丁度こんな曇り空で、突然の雨に慌ててこの家に入れたんだった。

そしてその日は、俺が静兄を"好きだ"と気付いた日でもあった。

⏰:08/08/27 21:43 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#750 [東脂ヤ転
昨日はあれから瞬さんのことも気になったけれど、静兄に促されるまま俺は家に帰った。

久々に頑張って働いたせいか部屋に入った途端力が抜けて来て、そのまま倒れ込むように寝てしまったらしい。
目が覚めた時には日付が変わっていて、今に至る。

「ハァ…」

俺は窓を開けて小さな溜め息をついた。
生暖かい風が俺の頬を撫でる。

こんな時俺は時間の流れの速さを痛感する。
彩華に本当の気持ちを伝えよう、と決めたのは随分前のことなのにそれから流れた時間は驚く程、残酷な程速かった。

⏰:08/08/28 10:27 📱:W52P 🆔:☆☆☆


★コメント★

←次 | 前→
↩ トピック
msgβ
💬
🔍 ↔ 📝
C-BoX E194.194