危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
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#501 [東脂ヤ転
「こんなにさ、誰かを好きになったの久々なんだ」

俺は呟くように、自分の想いを口にする。

「だから、誰よりも幸せにしてやりたいって思うのに・・・・・誰にも渡したくないっていう気持ちの方が・・・強すぎて・・・」

鳴を想えば想う程、鳴を独占したい想いまで激しくなる。

こんな俺が側に居たら、いつか鳴をダメにするんじゃないか・・・・。

いつだって、そんな事を考えていた。

紫穂は、そうやってダメになってしまったから。

⏰:08/04/12 09:14 📱:W52P 🆔:e3B/JTSM


#502 [東脂ヤ転
「でもさぁ、そういう気持ちも、ある意味大事ちゃう?」

突然、圭吾は明るい声で俺に言った。

俺は圭吾の言った意味が分からず、その横顔を見つめる。

そんな俺を見て圭吾は、呆れたように笑った。

「だからぁ、好き過ぎて相手を傷付けてるかも、って悩むのも、苦しくなるのも、相手を想うからこその気持ちだろ?」


圭吾の言葉が、何故かいつもより温かく響く。

⏰:08/04/12 16:37 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#503 [東脂ヤ転
「静のそういう弱い部分も含めて、鳴ちゃんは静が好きやねんから、たまには鳴ちゃんに甘えてみたらええやん?」

圭吾はいつもの呑気な言い方で俺にそう言った。
何を根拠にそこまで言い切れるんだ・・・・。

何て屁理屈が出そうになったけど、圭吾のその言葉は、意外にも俺に効いた。

「大体なぁ、今俺に言った事を鳴ちゃんに言ったらええやんか〜
そういうとこ、変にカッコつけやな♪」

圭吾は嬉しそうに俺の頭を撫でる。

⏰:08/04/12 21:41 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#504 [我輩は匿名である]
>>450-550

⏰:08/04/12 22:07 📱:W43CA 🆔:☆☆☆


#505 [東脂ヤ転
「・・・・・・・・お前のそういうとこが馬鹿だって言うんだよ」

俺は圭吾の手を払いのけて席を立つ。

「何!?アホはえぇけど、馬鹿は傷付くわぁ〜!!」

相変わらず俺の嫌みにも動じない圭吾は、台所に立つ俺の後ろ姿に情けない声をかける。

[せっかく、礼の一つでも言ってやろうと思ったのによ・・・]

まぁそんな圭吾だから、サラッと俺が欲しい言葉をくれるんだろうな。


そう思ったら今まで以上に、自分に素直になれそうな気がした。

⏰:08/04/14 08:23 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#506 [東脂ヤ転
「・・・・・あたしは、静兄さえいてくれたら・・・他に何もいらないの・・・・・・」

さっきまで無理して作っていた笑顔は消え、今は紫穂の頬に大粒の涙が零れる。

「それじゃあダメだ紫穂。お前がツラくなるだけだって・・・」

「それでも良いの!!!
あたしは、静兄以外の人と一緒になんかなれない・・・なりたくないよ!!!」

そう言って泣き叫ぶ紫穂は、俺が好きだった紫穂とはかけ離れてしまっていた。

でもそれも、俺が紫穂を独占したいっていう"欲"を、抑えきれなかったせいだ。

紫穂は・・・・


変わってしまった。

⏰:08/04/14 08:37 📱:W52P 🆔:☆☆☆


#507 [東脂ヤ転
「あのー・・・何かありましたか?」

「え?」

突然声を掛けられ、俺はまた我に返った。

さすがに紫穂のことで、何度も考え込んでしまう自分が情けなく思えた。
「どなたか、生徒のお知り合いですか?」

声のする方に振り向くと、教師らしき女性が心配そうな顔で立っていた。
[そうだ・・・・・つい校舎が懐かしくて・・・・]

俺の頭に懐かしい日々が蘇る。

⏰:08/04/14 21:37 📱:W52P 🆔:Gfyw5/6.


#508 [東脂ヤ転
「あの、弟の参観日に来たんですけど、場所がよく分からなくて・・・・」

おそらく40代半ばのその女性に、少し近付いてそう言うと女性の顔が一気に赤くなった。


「そ・・・それならッ、何年何組かしら?
案内してッ差し上げます」
何に動揺しているのか分からないが、女性は上擦った声で言うと、歩き出す。

⏰:08/04/14 21:56 📱:W52P 🆔:Gfyw5/6.


#509 [東脂ヤ転
昨日はあれから、何だかんだ言って圭吾は家に居座り続けて、結局アイツが帰ったのは7時前だった。

結局礼は言わなかったけど、何となくアイツには伝わっていたと思う。

圭吾は、そういう奴だ。

その後鳴が帰って来たのは8時過ぎ。

圭吾はクビにしないという事を伝えてやったら、嬉しそうに「良かった」って言ってた。


また俺が圭吾に嫉妬しそうになったのは、言うまでもない。

⏰:08/04/15 08:19 📱:W52P 🆔:Fu1S68JA


#510 [東脂ヤ転
そして・・・・・

『静兄ッ!!早くしないと昼休み終わっちゃうよ!』

校舎のあちこちから、紫穂との事を思い出す。

ここに来るのは約10年振りだ。

そう、鳴が今通っているこの高校は、俺等の母校でもある。

鳴の授業参観を、鳴には秘密で観に来たのだが、10年も経つと教室の場所も変わっていて、すっかり迷ってしまっていたのだ。

[それにしても・・・・]

教室の場所を除いては、何も変わらないな、この場所は。

⏰:08/04/15 08:36 📱:W52P 🆔:Fu1S68JA


#511 [東脂ヤ転
「鳴ーー!!!」

「んー?」

昼休みも終わろうとしている頃、突然大声で名前を呼ばれ、顔を上げる。

「お前ん家さぁ、今日誰か来る?」

そう言って息を切らしながら、俺の前に座ったのは北原だ。

俺のことを名前で呼ぶ唯一の友達。

「誰も来ないけど・・・何で?

今日みたいな平日に母さんが休めるワケないし、高校生にもなって参観日に人を呼ぶ気にもなれない。

だから、今日が参観日だという事は誰にも言っていなかったのだ。

⏰:08/04/15 15:37 📱:W52P 🆔:Fu1S68JA


#512 [東脂ヤ転
「いや、さっきさぁ担任が顔真っ赤にして誰かと喋ってたから、誰かと思って顔見てみたら・・・・」

結構急いでここまで来たのだろう。
北原はある程度息を整えると、興奮混じりで、

「日下部 英一だったんだよ!担任が喋ってたのって!」

ハッキリそう言った。

俺はその言葉を聞いた途端、飲んでいたお茶を吹き出しそうになった。

「く・・・日下部英一ぃ!!??」

「そう!!お前の親義父さんだよ!!」

⏰:08/04/15 15:57 📱:W52P 🆔:Fu1S68JA


#513 [東脂ヤ転
キーン・・・コーン・・カーン・・

詳しくその話を聞こうとしたその時、丁度始業チャイムが鳴り、北原は自分の席に戻って行った。
建築家を目指している北原は、前々から英一を尊敬していて、英一が出た雑誌やテレビは全部チェックしている。

そんな北原が英一を見間違えるワケがない・・・。

[でも・・・何で!?]

⏰:08/04/15 16:05 📱:W52P 🆔:Fu1S68JA


#514 [東脂ヤ転
あんなに忙しい英一が、こんな真っ昼間に休みを取ってまで俺の参観日に来るワケがない。

いや、来れるワケがない!!

「はーい、授業始めるよー」

頭の中で様々な思考を巡らしている内に、クラス担任が教室に入って来た。

その顔は北原が言う通り、気のせいかいつもより赤く見える。

⏰:08/04/15 16:19 📱:W52P 🆔:Fu1S68JA


#515 [東脂ヤ転
ガラ・・・ッー・・・

その時、教室の後ろから誰かが入って来る音がした。

既に何人か保護者が来ていたし、誰かの親でも来たのだろう、と思っていた。

するとやけに視線を感じ、横を向くと北原が後ろを指差していた。

[・・・・・何だ・・・?]

俺は不思議に思って振り返る。

「ーーーッ!!!!????」

その瞬間、危うく声を上げてしまいそうになった。

そこに居たのは、英一じゃない・・・・。





[静兄!!!???]

⏰:08/04/15 16:25 📱:W52P 🆔:Fu1S68JA


#516 [東脂ヤ転
そんな俺の反応を見て北原は、「な!?言ったろ!?」とでも言いたげな顔で俺を見る。

[いやいや英一じゃねぇよ!!その息子だから!!]


俺はその場でそう叫んでやりたかったが、そんな事出来るワケも無く、ため息をついた。

その時、

「何かあの人カッコ良くない?」

「思ったぁ!!誰かの知り合いかなぁ!?」

近くの席の女子同士が、明らか静兄の方を見ながらヒソヒソ言っている。

⏰:08/04/15 21:38 📱:W52P 🆔:Fu1S68JA


#517 [我輩は匿名である]
>>1-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000000

⏰:08/04/15 21:45 📱:SH903i 🆔:NZd7/qQo


#518 [東脂ヤ転
気が付くとクラス中、ほとんどの人が静兄を見ては「カッコ良い!!」だの、「彼女居るかな!?」だの言って騒がしくなっていた。

しかし当の本人は、どよめきが自分のせいだと気付いてないらしく、さっきからキョロキョロと辺りを見渡している。

[もしかして・・・・静兄、俺の場所に気付いてない??]

俺の席は窓側の前から2番目の席で、意外と目立たない場所なのだ。

⏰:08/04/16 08:31 📱:W52P 🆔:qP2dVkPU


#519 [東脂ヤ転
[上手くいけば、このまま気付かれずに済むかも!!]

俺はそんな淡い期待を抱いた。
第一、こんな公の場で静兄に見られてるって思うだけで、今の俺にはツラ過ぎる!

[今だって・・・絶対顔赤いし・・・!!!]

静兄がカッコ良いのは、誰よりもこの俺が1番良く知ってる。

[今更騒がなくたって、静兄がカッコ良いのは当然なんだよ!!]

なんて、ノロケモード全開の台詞の一つも言いたいところだったが、ぐっと我慢して俯いた。

⏰:08/04/16 08:43 📱:W52P 🆔:qP2dVkPU


#520 [東脂ヤ転
「はいはいウルサいよー
じゃあ日直の・・・日下部!」

突然名前を呼ばれ、思わず「はい!」と、元気良く応えてしまう。

そしてその瞬間、

[・・・・・しまった・・・]

自分が今日、日直であることを恨んだ。

背中にひしひしと強い視線を感じ、ゆっくり振り返る。

そこには満面の笑みで俺に手を振る、静兄がいた。

[ヤバい・・・カッコ良過ぎる・・・」

俺の体温は徐々に高くなり、身体が火照ってゆくのが分かる。

⏰:08/04/18 10:05 📱:W52P 🆔:7ZAqA/lU


#521 [みたたォ]
続きすごく気になり
ます( ̄▽ ̄;)フフ
小説の才能めちゃく
ちゃありますねヘホ
本当羨ましいですキ
頑張って下さいエy

⏰:08/04/18 11:33 📱:auSH34 🆔:vlCjntfU


#522 [LoLo]
あげます

⏰:08/04/18 22:39 📱:N703iD 🆔:c6R5/pzo


#523 [東脂ヤ転
みたたォサン★LoLoサン★

コメントありがとうございます!(^-^)/
お返事は感想版にしますねッ♪

⏰:08/04/19 11:21 📱:W52P 🆔:l.aehJ1g


#524 [東脂ヤ転
Ω//コメントして下さってありがとうございますッ♪\(^_^)/

お返事は感想版に書きますね!!(*>v<)ノ

また、感想版は毎日チェックしてるので気軽にコメントして行って下さいッ☆d('-^*)

感想版 ̄↓。*◆
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3324/

⏰:08/04/19 11:28 📱:W52P 🆔:l.aehJ1g


#525 [東脂ヤ転
感想版**

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3324/

⏰:08/04/19 14:27 📱:W52P 🆔:l.aehJ1g


#526 [東脂ヤ転
>>520
[本当・・・可愛いな]

鳴に向けて手を振りながら、俺は思わずそんなことを考えていた。

俺の母親位の保護者が並ぶ中、妖しげなゲイボーイが交じっているこの光景は、さぞかし奇妙なことだろう。

そう考えると妙に笑えてきて、頬が緩む。

それはそうと、俺が鳴に手を振ったせいで、義兄弟だっていう俺達の関係が周りに分かったらしい。

その証拠に、さっきから鳴は他の生徒から質問攻めを受けている。

⏰:08/04/19 22:02 📱:W52P 🆔:l.aehJ1g


#527 [ariSu]
いつも読ませてもらってます!

本当に面白いですっ

頑張って下さい(ノv`)

⏰:08/04/19 22:31 📱:PC 🆔:CtdHl/9s


#528 [東脂ヤ転
>>524-525
「・・・・ん?」

何か視線を感じて目線を移すと、1人の女子生徒が俺に向かって手を振っていた。

[確か・・・・彩華ちゃん・・]
その耳にある、小さなクロス型のピアスが印象的だった、鳴の彼女。

俺を知ってる、ということを余程アピールしたいらしく、さっきからひっきりなしに手を振っている。

⏰:08/04/20 07:57 📱:W52P 🆔:TmMnLs4Y


#529 [東脂ヤ転
それに応えるように手を振り返してやると、彩華ちゃんは嬉しそうに笑った。

その笑顔が余りに純粋な笑顔だったから、俺は少し胸が軋んだ。

[まだ別れてないんだな・・・・鳴と・・・]

彼女がいた鳴は、俺と出逢うまでは普通の高校生だったんだ。

それを俺が、ねじ曲げたって言ってもおかしくない。

⏰:08/04/21 08:41 📱:W52P 🆔:zwEQUfTE


#530 [東脂ヤ転
[まぁ・・・言えないだろうな・・・]

突然鳴が別れようなんて言ったら、普通はただじゃ引き下がらないだろう。

多分、"理由"を聞きたがる。

その時鳴は何て言う?

『俺は兄貴が好きなんだ』

例えそう正直に言ったとしても、納得出来ないだろうな。


だってそんな理由、普通じゃ有り得ないから。

⏰:08/04/21 20:47 📱:W52P 🆔:zwEQUfTE


#531 [東脂ヤ転
この日の授業は数学。

真っ先に当てられた鳴は、目の前に並ぶ数式にさっきから頭を悩ませているようだ。

『俺は完全に文系の人間だから、数学なんか必要ねぇの!!』

いつだったか、数学の宿題を手伝ってやった時、口を尖らして文句を言っていた鳴を思い出す。

もともと理数系の俺にとって、あんなに簡単な問題に悩まされている鳴が、とても微笑ましく思えた。

⏰:08/04/21 20:53 📱:W52P 🆔:zwEQUfTE


#532 [東脂ヤ転
その時ふ、とさっきから鳴を見つめている、1人の男子生徒が目に留まった。

赤茶色の髪はワックスでほど良い感じに立てられていて、大きな瞳からはわずかに幼さを感じる。
[圭吾が好きそうな子だな・・・]

そんなことを考えながらその様子を見ていると、その子は鳴に向かって茶化すような言葉を投げかけ始めた。

⏰:08/04/21 21:02 📱:W52P 🆔:zwEQUfTE


#533 [東脂ヤ転
「それが出来なきゃ、先に進めねぇぞぉ!鳴〜!」

「北原うるせぇ!」

赤毛の子に反論する鳴の顔は赤い。
教室内では、笑いさえ起きていた。

[・・・・・"鳴"・・・?]

確かに今アイツは鳴の事を、"鳴"と呼び捨てにしていた。

鳴は自分の名前を、呼び捨てにされるのが嫌いなハズなのに。

[北原・・・]

そいつが鳴を見る目は、俺の勘違いじゃなければ・・・・・・

友達以上の想いを含んでいる目だ。

⏰:08/04/22 09:18 📱:W52P 🆔:POyYMR6U


#534 [東脂ヤ転
「ー・・・静兄ッ・・・!!!」

俺は腕を強く引かれ、現実に引き戻される。

どうやらまたボーっとしていたようだ。

腕を引っ張っているのは俺の可愛い義弟、鳴。

さっきからぐいぐいと、俺の手を引いてどこかへ連れて行っている。

⏰:08/04/22 21:34 📱:W52P 🆔:POyYMR6U


#535 [東脂ヤ転
俺が気付かないウチに、終業のチャイムは鳴っていたらしい。

廊下を早歩きで行く俺達の横を、保護者や生徒達が通り過ぎて行く。

やがて鳴は、どこかの階の隅にある男子トイレに入った。

「ハァッ・・・一体、どういうつもりだよッ!」

中に入るなり、鳴は顔を真っ赤にして俺に噛みついた。

でもそれも、俺にとっては逆効果。

乱れた髪やはだけた制服から覗く白い肌は、俺の欲望を駆り立てる。

⏰:08/04/22 21:42 📱:W52P 🆔:POyYMR6U


#536 [我輩は匿名である]
あげ

⏰:08/04/23 23:03 📱:N703iD 🆔:tFkDFTrI


#537 [東脂ヤ転
>>524ー525

悪戯心にかられた俺は、指でそっと鳴の首筋をなぞる。

突然のことに驚いたのか、鳴は身体をビクッとさせて俺を睨む。

「は・・・ッ・・話聞いてた!?」
そんな鳴の反応が愉しくて、俺は小さく笑った。

「聞いてたよ。でも、義弟の学校生活を時折視察するのも、義兄の仕事だろ?」

そう茶化すような言い方をすると、鳴の顔がまた赤くなった。

⏰:08/04/24 08:36 📱:W52P 🆔:3v7GjBcE


#538 [東脂ヤ転
「それからさ・・・・・」

壁にもたれていた鳴の逃げ道をなくすように、俺は壁に手をつく。

「こんな寂しい所に連れて来たりして・・・・
そんなに俺に、学校で犯されたいの?」

「え・・・!?」

驚いて顔をあげた鳴の唇を、ゆっくりと塞いでやる。

⏰:08/04/24 12:29 📱:W52P 🆔:3v7GjBcE


#539 [東脂ヤ転
鳴にキスする時、いつも思う。

"あぁこの瞬間だけは、俺の事だけ考えてくれてるんだ"って・・・。

そう思うと、よからぬ欲まで込み上げてきて、もっと"俺"で鳴を汚したくなる。

[そんなこと、絶対しないけどね・・・・]

自分のあくどいところに苦笑しながら、何度も鳴の唇を確かめるように、キスを続ける。

⏰:08/04/24 19:03 📱:W52P 🆔:3v7GjBcE


#540 [きな]
面白すぎます

⏰:08/04/24 19:05 📱:SO903i 🆔:0loJeTCg


#541 [東脂ヤ転
>>524-525
「ん・・・ッ・・ハァ・・ッ!!」

抵抗しようともがく鳴の手を掴むと、一番奥の個室へと連れ込んだ。

「・・何・・すんの・・・ッ!!
ここ学校だよ!?」

「クスッ・・・この場所選んだのは、鳴だけど?」

また茶化すように笑ってやると、鳴はケンカに勝てない子供のように、上目遣いで俺を睨む。


俺はこんな時間にまで、"幸せだ"と感じていた。

⏰:08/04/25 18:35 📱:W52P 🆔:p4Yhd3ls


#542 [東脂ヤ転
ガチャッー・・・キィ・・・ッ

『!!!』

その時、トイレに誰かが入って来る音がした。

「マジでアイツうぜぇよなぁ〜」

「何がタバコは体に悪い〜だ!!
お前等教師だって、タバコ吸ってるクセしてよ!」

入って来たのは2人組の男子学生。
どうやらこんな辺鄙(ヘンピ)な所まで、タバコを吸いに来たらしい。

⏰:08/04/26 09:24 📱:W52P 🆔:8V0EFDLg


#543 [東脂ヤ転
ふと、鳴の顔を見ると、息を潜めてその2人に気づかれないようにしている。

"知り合いなの?"

口パクで鳴にそう訊くと、勢い良く頷いた。

[なるほどねぇ・・・]

そりゃあ、同級生にこんな姿を見られたらマズいだろうなぁ・・・・なんて、
素直に納得しないのが俺の悪い癖だ。


俺は一瞬微笑むと、ズボン越しに鳴の股関を擦り上げる。

⏰:08/04/26 09:34 📱:W52P 🆔:8V0EFDLg


#544 [東脂ヤ転
「ー・・・ッ!!!」

それに反応するように、鳴の身体がビクッと跳ねた。

「静兄・・・ッ・・・ダメだっ・・・て・・・ッ!!」

そう小声で言うと、鳴は熱っぽい眼差しを俺に向ける。

それがまた、俺の欲情を駆り立てるとも知らずに。

便座に腰掛けるカタチで居る鳴の前に膝立ちになると、左手で擦り続けたまま、右手をシャツの中へと滑らせる。

⏰:08/04/27 07:50 📱:W52P 🆔:RfVWomP.


#545 [東脂ヤ転
「ん・・・ッ・・・ハァッ・・・!!」

言葉では強気な事を言っているが、その分身体は正直だ。

俺が手を動かす度、鳴の脚は徐々に開いて、股関を突き出すような体制になっていく。


「直に触って欲しい?」

俺は鳴の耳元でそう囁くと、際どいところまで、ゆっくりとズボンの中に手を入れていく。

⏰:08/04/27 08:15 📱:W52P 🆔:RfVWomP.


#546 [みー]
失礼します☆

>>001-200
>>201-400
>>401-600

⏰:08/04/27 08:52 📱:SH903i 🆔:Gse8kW6I


#547 [東脂ヤ転
「っていうかさぁ、今時参観日とか有り得なくね?」

「マジで意味分かんねぇよなぁ」

タバコの煙と、2人の話す声が室内に響いていた。

まだ俺達の事には気付いていないらしい。

「ん・・・ッ・・あ・・ッハァッ・・!!」
「鳴・・・・・・?」

俺はワザと焦らすように、鳴のヘソから付け根までを行ったり来たりしてなぞっていく。

その動きに合わして、鳴の腰も浮き上がる。

⏰:08/04/28 07:15 📱:W52P 🆔:71BIEr9Q


#548 [我輩は匿名である]
義父さんと鳴のカラミが見たいです。いけないと思いつつも感じる体。もうやめようと思ってるのに義父に触られると止められない鳴。やがてそのことがバレてしまい…みたいな。

⏰:08/04/28 07:47 📱:N901iC 🆔:f0vOzQoQ


#549 [我輩は匿名である]
>>548

絶対いや。

⏰:08/04/28 08:30 📱:D903i 🆔:eGenreDw


#550 [東脂ヤ転
>>548
↑に、ついての皆さんの意見を、感想版にてお待ちしてます(・ω・)

ここでのコメントは控えて下さい☆

⏰:08/04/28 10:14 📱:W52P 🆔:71BIEr9Q


#551 [東脂ヤ転
>>548
の結果は感想版にて☆

**********************「触って欲しいなら・・・」

俺はワザと鳴の耳元で囁く。

「ちゃんと言いなさい?
自分でズボンも、下ろしてさ・・・?クスッ」

その言葉に反応して、鳴は顔を赤らめる。

プライドの高い鳴だ。
そんな言葉、意地でも口にしたくないだろう。

[だから・・・それを言わせるのが、愉しいんだよ]

一度湧き上がった"欲情"は、留まる気が無いらしい。

⏰:08/04/29 15:45 📱:W52P 🆔:0TdKvHKc


#552 [東脂ヤ転
「・・・・ッ!!・・・やぁ・・んッ!!」

「クスッ・・・随分と強情だな?」

なかなか言葉を口にしない鳴を更に攻めるよう、ズボン越しに鳴の股関を舌でなぞる。

鳴のソレはズボンの中、窮屈そうに大きさを増していく。

[なかなか観念しないな・・・]

予想以上に鳴の反応が悪いので、声で犯してやろうと思ったその時。

カチャ・・・・・ッ

鳴のベルトを外す音が、響いた。

⏰:08/05/01 18:47 📱:W52P 🆔:bDFKVB1Y


#553 [東脂ヤ転
「・・・ん?今、何か聞こえなかったか?」

鳴がズボンに手をかけたのと同時に、タバコを楽しんでいた生徒の1人が、さっきの音に気付いたようだ。

「・・・!!!」

その瞬間鳴は反射的に慌ててズボンから手を離す。

しかし俺はその動きを阻止するように、ほぼ無理矢理ズボンから下着までを剥ぎ取った。

今まで萎縮していた鳴のペニスが、勢い良く露わになる。

⏰:08/05/01 19:44 📱:W52P 🆔:bDFKVB1Y


#554 [東脂ヤ転
「ビンビンだね?・・・クスッ」
我慢汁まで垂らしてそそり立つペニスが良く見えるように、鳴の脚を大きくM字型に開いてやる。

「ハァッ・・・!・・・ダメ・・静兄ッ・・・気づかれ・・ちゃう・・ッ・・・!!」

鳴は目一杯小さな声で俺に抵抗するが、正直な身体は股関を突き出す形になっていく。

「あ・・・!奥の所に誰か入ってるぞ・・・」

学生の一人が、俺達の場所に気付いたようだ。

⏰:08/05/04 09:34 📱:W52P 🆔:iwkCyi/2


#555 [東脂ヤ転
この薄いドアの向こうで俺達がしている事を、誰が予測できるだろう。

そう考えると、余計にこの状況が愉しく思えた。
「・・ッ!!!・・・ん・・・ハァッ!!」

[こういうのを、"変態"って言うのかもな]

鳴の柔らかい太ももに舌を這わせながら、俺は何気なく思った。

「おい、もし知り合いだったらヤバくね?」

その時、もう一人の生徒が少し焦るようにそう言った。

⏰:08/05/04 09:48 📱:W52P 🆔:iwkCyi/2


#556 [東脂ヤ転
「確かにそうだな・・・・場所変えるか」

急に不安になったのか、ドアの前に居た生徒も急いでタバコを消しているようだ。

「ぜってーチクるんじゃねぇぞ!?」

二人の生徒は捨て台詞のような言葉を残して、勢い良く出て行った。

トイレには、また静けさが戻りほのかにタバコの匂いがしている。

また俺達二人だけになった。

⏰:08/05/04 09:53 📱:W52P 🆔:iwkCyi/2


#557 [東脂ヤ転
「邪魔者も居なくなったし・・・・?」

俺は鳴のペニスに、唇が触れそうな距離で囁く。

「ハァッ・・・ハァ・・!!は・・やく・・・ッ・・・静兄・・・ッ!!」

熱っぽい瞳で鳴は俺に言う。

着崩れたシャツとネクタイ姿に下だけ裸の、この格好は俺の下半身を熱くさせていた。

「早く・・・・何して欲しいの?」

それでも俺は、焦らすのを止めない。

⏰:08/05/04 09:59 📱:W52P 🆔:iwkCyi/2


#558 [東脂ヤ転
「早く・・・ッ・・・触っ・・て・・・・も・・限・・・界・・ッハァッ!!」
途切れ途切れに顔を赤くして言う鳴は、一番鳴が可愛く見える瞬間だ。

「クスッ・・・・・可愛い過ぎ」

俺はそう一言呟くと、軽く開いた鳴の唇を塞いで、ペニスに手をかける。

「んん・・・ッ!!!・・・ッ・・・ひやぁ・・ッ!!!」

突然の待ちわびていた行為に、鳴の腰がビクンッと跳ねた。

⏰:08/05/04 10:04 📱:W52P 🆔:iwkCyi/2


#559 [東脂ヤ転
静かになったトイレには、鳴の喘ぎ声が良く響く。

「ほら・・・気持ち良いでしょ?もっと鳴いてごらん・・・クスッ」

囁いてはキスをしながら、ペニスを上下に擦り続けてやる。

次々襲う快感の渦に、鳴が耐えられるハズなかった。

「やぁ・・ッ!!・・・静兄ッ・・・!イッちゃ・・う・・・んんッ!!!」

鳴はそう言うと腰を少し浮かせて、身体を仰け反らせる。

そして股関からは愛液が飛び散った。

⏰:08/05/04 10:13 📱:W52P 🆔:iwkCyi/2


#560 [東脂ヤ転
「いっぱい出たな?クスッ」

指に着いた白い液を、見せつけるように舐めてやる。

「ウル・・ハァッ・サい・・ッハァ」

涙目の鳴は荒い息を整えながら、俺を睨む。

そんな無理している鳴を見ると、余計にイジメたくなってきた俺は、まだヒクつくアナルに突然指を沈める。

「んぁ・・ッ!!!・・・ダメ・・ッ!!!」

俺に飼い慣らされたアナルは、躊躇うことなく俺の指を締め付ける。

⏰:08/05/04 10:21 📱:W52P 🆔:iwkCyi/2


#561 [なあたん]
>>1-100
>>100-200
>>200-300
>>400-500
>>500-600

⏰:08/05/04 18:56 📱:SO903i 🆔:kfHQJ/p2


#562 [東脂ヤ転
「クスッ・・・もっとよくみせて?」

そう言うと俺は鳴を便座から下ろして壁に手をつかせると、尻を突き出すような形で立たせる。

鳴の白く形の良い尻が、指を動かす度に震える。
「こんな・・・格好・・・ッんぁッ!!・・・恥ずかしい・・よォ・・・ッやぁ・・ッ!!」

萎えかけていた鳴のペニスもまた擦ってやると硬さを増して、中にある俺の指をキュウキュウと締め付ける。

⏰:08/05/05 11:23 📱:auMA32 🆔:Ycs77Lu6


#563 [は]
>>300-400

⏰:08/05/06 16:23 📱:SH904i 🆔:v.qflQwA


#564 [東脂ヤ転
口では強がっているが、身体は限界らしい。

鳴は何度も強請るように、熱っぽい眼差しを俺に向ける。

「そろそろ・・・・」

俺は片手でベルトを緩め、ズボンを下ろす。

チラッと目をやると勃ち上がっているムスコが、脱がなくてもハッキリ分かった。

「そろそろ・・・限界じゃない?」

そう言って俺は、鳴の太ももを伝う白濁色の液を舐め取る。

⏰:08/05/07 15:19 📱:W52P 🆔:NK/CCjVE


#565 [我輩は匿名である]
あげ失礼

⏰:08/05/09 00:10 📱:N703iD 🆔:LN9xwo86


#566 [東脂ヤ転
「ハァッ・・・挿れて・・ッ・・静兄・・・ッんアッ!!」

鳴が絞り出すようにそう言ったのとほぼ同時に、俺は指で馴らした鳴の中へと入っていく。

さっきより鳴の締めつけが、ハッキリとよく分かる。

「あぁッ・・・やぁ・・んんッ!!」

左手は鳴の腰に、右手は中心で悶えるペニスを上下に擦りながら、奥まで突いてやると、何とも言えない声を鳴は上げた。

⏰:08/05/10 09:32 📱:W52P 🆔:r2MwaZYU


#567 [我輩は匿名である]
おも∪ろレヽ
カゞンばっτね

⏰:08/05/11 13:57 📱:F703i 🆔:j9hL8B86


#568 [ヒ ヨ コ]
頑張って

⏰:08/05/11 14:20 📱:SH902iS 🆔:76medZjc


#569 [ヒ ヨ コ]
更新待ってます

⏰:08/05/11 20:14 📱:SH902iS 🆔:76medZjc


#570 [我輩は匿名である]
ヒヨコ
焦らすな

⏰:08/05/12 23:27 📱:F703i 🆔:CZVJPED6


#571 [ヒ ヨ コ]
はぃ

⏰:08/05/13 19:51 📱:SH902iS 🆔:/u6cedx2


#572 [東脂ヤ転
>>524-525

>>566
「鳴気持ち良い・・・?」

どちらの動きも止めぬまま、低く囁いてやる。

「ハァッ・・・気持ち・・・良いよ・・・ぉッ・・・あァんッ!!」


壁に手を付いて尻を振り上げるその姿は、物凄く卑猥で、淫らで、俺は益々虐めたくなった。

⏰:08/05/14 17:55 📱:W52P 🆔:JniDfEpA


#573 [東脂ヤ転
「ここが何処だか分かってて、こんなに感じちゃうんだよな・・・?クスッ
鳴は本当に淫乱だ・・・」

ワザと鳴の嫌がる台詞を口にすると、中が更に締まって俺のを刺激する。
「やぁッ・・・!!・・・ハァッ・・・んぁッ・・・!!」

「誰かがまた来るかもって考えるだけで、感じるんだろ・・・?」

右手で鳴のペニスを扱き上げながら、左手で乳首をなぞる。

同時に言葉責めも加えてやると、鳴の喘ぎ声が感度を増していく。

⏰:08/05/14 18:11 📱:W52P 🆔:JniDfEpA


#574 [我輩は匿名である]
>>001-100
>>101-200
>>201-300
>>301-400
>>401-500
>>501-600
>>601-700
>>701-800
>>801-900
>>901-1000


更新頑張って
ください

⏰:08/05/15 18:28 📱:N702iD 🆔:☆☆☆


#575 [東脂ヤ転
>>573
そんな鳴の姿を見つめながら俺はまた思う。

"あぁこの瞬間だけは、俺の事だけ考えてくれてるんだ"って・・・。

さっきのキスと同じ。
この時だけ、俺は鳴を支配出来るんだ。

歪んだ愛情・・・。こんなの愛じゃない、と嘆く人が居るかもしれない。

それでも、

「静兄ィ・・・ッハァ・・・ッ!!」

それでも俺は、こんなカタチでしか鳴を愛することが出来ない。


精一杯の、愛情で。

⏰:08/05/16 12:19 📱:W52P 🆔:QHDMXYT6


#576 [東脂ヤ転
「ハァ・・・ッハァッ・・・本当・・・滅茶苦茶だよな・・・静兄は・・・ッ!!」

お互いの熱が落ち着いたところで、鳴が恨まし気に俺を見ながら言った。

「クスッ・・・その滅茶苦茶なやり方が結構好きなクセに」

俺は膝の上に座る鳴の耳元に軽くキスすると、からかう様に笑って言う。
「す・・・ッ!!好きじゃないし!!いっつも無理矢理じゃん!!」

顔を真っ赤にさせて抵抗する鳴は、いつもに増して可愛く見える。

そんな鳴を抱くことが出来る俺は、きっと誰より幸せ者だ。

⏰:08/05/18 21:51 📱:W52P 🆔:pIxgAQQ2


#577 [東脂ヤ転
「あ!!っていうか忘れるところだったし・・・!!」

その時鳴は突然声を上げて呟くと、ぐしゃぐしゃになって落ちているズボンの中、何かを探し出した。

「・・・?何か探し物?」

「う〜ん・・・そう・・・あ!あったあった!!」

暫くズボンのポケットをまさぐっていた鳴は、嬉しそうに何かの"ケース"を取り出した。

「・・・箱?」

俺は、まだ現状を理解しきれずに首を傾げる。

⏰:08/05/19 00:16 📱:W52P 🆔:6lGa5XRo


#578 [東脂ヤ転
「お誕生日おめでとう、静兄」

そんな俺をよそに、鳴は笑顔でそう言ってケースを俺に手渡した。

「・・・・・・え?」

俺は驚いて、鳴とケースを交互に見つめる。

「やっぱり忘れてるし。
っていうか、普通自分の誕生日ぐらい覚えとくでしょ」

呆れたように笑う鳴を見て、今日が自分の誕生日だったことに初めて気付く。

⏰:08/05/19 00:25 📱:W52P 🆔:6lGa5XRo


#579 [東脂ヤ転
「昨日母さんからメール貰って、慌てて買いにいったんだよ。
静兄って本当、自分の事には無関心だからさぁ」

そう言われて昨日の鳴を思い出す。

[帰りが遅かったのも、これを探して・・・]

手渡されたケースの包装紙を丁寧にはがすと、俺は静かにケースを開いた。

中にはサファイアブルーのクロスがついた、チェーンネックレスが入っていた。

⏰:08/05/19 08:28 📱:W52P 🆔:6lGa5XRo


#580 [東脂ヤ転
「俺が好きな色だ・・・」

思わず呟いた俺に、鳴は嬉しそうな顔を見せる。
「やっぱり!?
いつも持ってる物がこの色多かったから、そうなんじゃないかと思ったんだぁ」

無邪気な笑顔にまた胸が軋む。

誰かに自分の誕生日を祝って貰えるのが、こんなに嬉しいなんて初めて知った。

俺は黙って鳴にもたれかかる。

⏰:08/05/19 09:14 📱:W52P 🆔:6lGa5XRo


#581 [東脂ヤ転
「静兄?もしかして気に入らなかった・・・?」

心配そうに俺の顔を覗き込む鳴。

俺はその無防備な唇に優しくキスすると、笑顔で言った。

「鳴、ありがとう。大切にするよ」

鳴はまた顔を赤らめたが、すぐに俺から目を逸らす。

「あ・・・当たり前だろ!
大切にしなかったら、許さないから・・・ッ」

相変わらず子供っぽい強がりな態度が可笑しくて、俺は思わず笑ってしまった。

⏰:08/05/19 10:31 📱:W52P 🆔:6lGa5XRo


#582 [東脂ヤ転
『静のそういう弱い部分も含めて、鳴ちゃんは静が好きやねんから、たまには鳴ちゃんに甘えてみたらええやん?』

ふと圭吾の言葉を思い出す。
"鳴に甘える"って、どういうことなのかまだ掴みきれてないけれど、信じてみようと思った。

「鳴、大好きだよ」

確かめるように俺は呟く。そして、

「俺だって・・・大好きだよ」

少し照れながらもハッキリそう言ってくれた鳴。今の俺には、それだけで十分だった。

鳴を守っていく為の"理由"にも。
そして、鳴を愛していく為の"理由"にも・・・。

⏰:08/05/20 06:42 📱:W52P 🆔:7Sudro42


#583 [東脂ヤ転
第C話終了致しました!!静兄目線のお話だったのですが、毎度更新が遅くてスミマセンでしたぁ↓(>_<、)

引き続き感想版では、
こんなキャラを出して欲しい!!&こんな話を書いて欲しい!!
と言ったリクエストがあれば、募集してますッ☆(^-^)/

それから本編には基本的にコメント等は書き込まないので、コメントは感想版の方で♪

これからも本作をよろしくお願いしますッ!!

⏰:08/05/20 06:50 📱:W52P 🆔:7Sudro42


#584 [東脂ヤ転
第@話☆彡
>>001-108
第A話☆彡
>>113-234
第B話☆彡
>>241-341
>>342-452
第C話☆彡
>>455-500
>>501-582

⏰:08/05/20 08:44 📱:W52P 🆔:7Sudro42


#585 [東脂ヤ転
素直になれなくて

いつも本当の気持ちを隠してた

でも

本当はいつも

伝えたくてしょうがなかったんだ


君のことが誰よりも


誰よりも、好きだって


:)危ナイ兄弟愛ノカタチーD

⏰:08/05/20 15:29 📱:W52P 🆔:7Sudro42


#586 [東脂ヤ転
「・・・・・・圭吾?」

部屋に入ってすぐ、異変に気付いた。

口元から血を流している圭吾は、大の字型にリビングに寝転んで居る。

「フラれたぁ・・・・・・」

その時、圭吾が小さく呟いた。

「・・・静に?それとも・・・あの義弟に?」

俺は床に転がっていた、リモコンを拾い上げながら圭吾に訊く。

「・・・・・・どっちも」

そう言うと、勢い良く圭吾は起き上がる。

その目は心なしか、赤かった。

⏰:08/05/21 08:37 📱:W52P 🆔:OiX1zHa2


#587 [東脂ヤ転
[なぁにが、"フラれた"だよ]

30分程前、静から血相を変えて合い鍵を渡すよう言われた時は、何かと思って早めに帰宅したのに・・・・・・痴話喧嘩かよ!!

ただでさえ仕事で疲れているのに、こんな圭吾を見てたら余計にムシャクシャしてくる。

[しかも、俺が居ない間に義弟まで連れ込みやがって・・・]

言い表せないイライラをぶつけられる標的も無く、俺は乱暴にソファーに腰掛けた。

⏰:08/05/21 11:01 📱:W52P 🆔:OiX1zHa2


#588 [東脂ヤ転
「あーきーらぁ・・・」

「ウザイ黙れ」

「もぉ〜!こんな時位優しくしてぇなぁ〜・・・」

圭吾の甘えた声にも動じず、俺はテレビを点けた。全く興味も湧かない深夜番組を、ぼんやり見つめる。

暫くして、圭吾はフラフラと俺の側まで来ると、膝元に頭を乗せた。

「・・・蹴り上げるぞ」

「あ、俺この芸人好きなんよぉ」

俺の言葉には気にも止めず、圭吾はそのままソファーに寝転がる。
当然ソファーの長さは足りずに、圭吾の脚は外へと投げ出される。

⏰:08/05/21 11:15 📱:W52P 🆔:OiX1zHa2


#589 [東脂ヤ転
静の店で働き出してから、俺はこのマンションに圭吾と2人で暮らしている。

勝手も良いし交通の便も悪くないから気に入っていたんだけど、気に食わないことが一つ。

圭吾がやたらと男を連れ込むこと。

前々からこのだらしない性欲の塊(圭吾)には我慢ならないところが多々あったが、最近では自宅をラブホか何かと勘違いしているのか、とっかえひっかえ男を家に上げている。

[こんな家さっさと出て行ってやる・・・!!]
常日頃から俺がそう願っているのは言うまでもない。

⏰:08/05/21 21:43 📱:W52P 🆔:OiX1zHa2


#590 [東脂ヤ転
それなのに俺がこの家を出られないでいる理由。
「明ぁ・・俺クビなんやて・・・」

膝元から圭吾の情けない声が聞こえる。

「お前、義弟にも手出したのか・・・」
「何もしてへんよー!
ただ、ちょっと唇を重ねただ・・・イテッ!!」

圭吾が言葉を続ける前に、持っていたリモコンでその頭を叩いた。

「静に殺されなかっただけ有り難く思え!この尻軽!!」

さっきから高まっていた苛立ちがピークに達する。

「お・・・男が男に"尻軽"って言ったの、初めて聞いたわぁ」

この語に及んでまだ呑気なことを言う圭吾に、俺はもう一撃加えた。

⏰:08/05/24 13:16 📱:W52P 🆔:PY1cHayA


#591 [東脂ヤ転
いつもいつも俺は苛立っている。
コイツのせいで。

「付き合ってられるか!俺は寝る!!」

そう言うと俺は無理矢理立ち上がって、その場を離れようとした。
その時、

「明・・・お前は俺を慰めてくれへんの?」

圭吾が俺の手を強く引いてそう言った。

⏰:08/05/24 13:50 📱:W52P 🆔:PY1cHayA


#592 [東脂ヤ転
「慰める・・・?」

身体でお前を慰めろって?他のヤツ等と同じように?
俺に・・・・・・

他のヤツ等と"同じ"になれって・・・?

「ふざけんな」

俺は圭吾の手を力一杯振り切った。
テレビから流れる音が、酷く鬱陶しく感じる。

「お前が好きな慰め方なら、そこら辺に居る輩にでも頼めよ。俺を・・・・・・」
胸がムカムカする。
言いたくないことまで、言いたくなる。

「俺を、そんな輩と一緒にすんな・・・!!」

⏰:08/05/24 17:15 📱:W52P 🆔:PY1cHayA


#593 [東脂ヤ転
それだけ言うと、俺はリビングを出て真っ直ぐ自分の部屋に戻った。
ベッドに身を投げ出して深くため息をつく。

「・・・・・・ふざけんなよ・・・」
もう何回目になるだろう。さっきみたいなやり取りを交わすのは。
何度言っても俺の声は圭吾に届かない。

「毎回怒鳴るのも・・・楽じゃねぇんだよ・・・」

いつからだろう。アイツの"特別"になりたいと思い出したのは。

確か・・・・・・。

[あぁ、静の言葉だ・・・]

目を閉じてあの日のことを思い出す。

⏰:08/05/24 21:42 📱:W52P 🆔:PY1cHayA


#594 [さき]
頑張ってくらさぃ

⏰:08/05/25 11:52 📱:SH902iS 🆔:00jAfKaw


#595 [ら]
>>1-50
>>51-100
>>101-150
>>151-200
>>201-250
>>251-300
>>301-350
>>351-400
>>401-450
>>451-500
>>501-550
>>551-600

⏰:08/05/25 12:30 📱:W53CA 🆔:/B659KD.


#596 [東脂ヤ転
さきサン★らサン★へのコメントは感想にて(^-^)...・・・*

「お前が・・・俺を好き?」

静の言葉に俺は改めて大きく頷いた。
こんな俺を雇ってくれた時から、ここで働き始めた時から、俺はずっと静が好きだったんだ。

この気持ちに嘘は無い。絶対に。

だから、


俺が圭吾を好きかもしれないなんて、絶対に有り得ない。

⏰:08/05/25 15:35 📱:W52P 🆔:fEy8nDDQ


#597 [東脂ヤ転
「・・・明」

「ん?」

キャラにもなく少しドキドキしながら静の顔を見上げると、静は何とも言えない表情をしている。
「お前はさ・・・そう"思いたい"んじゃないのか?」
静は少し寂しげに笑って俺に言った。

返ってきた言葉は俺の気持ちに対する答えではなかった。
俺は静の言いたいことが分からない、と言った顔で静を見つめる。

「どういう意味だよ?」

思わずそんな言葉が口から零れる。

⏰:08/05/25 17:14 📱:W52P 🆔:fEy8nDDQ


#598 [東脂ヤ転
「お前は圭吾が好きなんだろ?」

静は真っ直ぐ俺の瞳を見て、単刀直入にそう訊いた。
こういう時の静に俺は弱い。全てを見透かされているような気がするんだ。
「いくら紫穂と別れた後だって言っても、それ位お見通しだよ、明」

「ー・・・ッ!!好きじゃねぇよ!!あんな奴!あんな・・・・・」

あんな・・・
俺のことなんか見向きもしてくれない奴・・・!!

⏰:08/05/26 09:14 📱:W52P 🆔:.dqekDEA


#599 [柳下]
頑張ってくださいな

⏰:08/05/26 11:59 📱:F703i 🆔:OzdKUCd.


#600 [東脂ヤ転
柳下サンへのコメントは★感想版にて...・・・(^-^)*☆*
まだ誰も来て居ない昼間の店内。居るのは俺と静だけだ。

静は小さく笑うと、一番近くにあった椅子を引き寄せ腰掛けた。

「認めるのが怖い?」

静の声が真っ直ぐ脳へと響く。こんな時でさえ静の甘い声が俺を揺るがせる。

「好きだって認めて、拒まれるのが怖いのか?」

静はあくまで冷静に話し掛けてくる。
余りにも的確に攻めてくるその言葉に、俺は何も言い返せない。

⏰:08/05/26 23:37 📱:W52P 🆔:.dqekDEA


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