危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
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#149 [東脂ヤ転
「で?今日は何する?」
校門を出てすぐ、俺は彩華に訊ねた。
「今日はねぇ、一緒に観たい映画があるんだぁ」
そう言ってチケットを2枚俺に見せる。
今結構評判の良い、恋愛モノの映画。
「映画か・・・・あ!」
「ん?どしたの?」
彩華が心配そうに俺を見る。
「・・・財布忘れた」
昨日買い物した時に、財布をそのまま家に忘れてきてしまった。
「え〜!!じゃあ取りに帰ろうよ!!
一緒に行くからさ♪」
・・・・・・一緒に!!??
:08/02/18 16:37
:W52P
:☆☆☆
#150 [東脂ヤ転
[一緒に帰るなんて絶対ヤバいだろ!]
いつもならまだ静兄は帰って来てない時間だけど・・・万が一見つかったら・・・・!!!
頭の中を様々な思考がかけ巡る。
「鳴ちゃん聞いてる?」
そんな俺の異変にも気付かず、彩華は俺の袖を引っ張りながら話しかけてくる。
[〜ッ!!!やっぱ断る!!]
危ない橋は渡らねぇ!
そう決めたその時、
:08/02/18 20:48
:W52P
:☆☆☆
#151 [東脂ヤ転
「あれ、雨降ってきた・・・」
彩華が急にそう言った。つられて空を見上げると、雨雲が覆い被さっていた。
「今日、午後から大雨だって言ってたもん!
鳴ちゃん早く家行こ!!
あたし傘持ってないし!」
彩華の言う通り、雨は徐々に強くなってきた。
「・・・分かったよ
財布取りに帰るだけだからな!!」
俺は仕方なくそう言って、彩華と一緒に家へと走り出す。
強くなる雨の中を。
:08/02/18 20:58
:W52P
:☆☆☆
#152 [東脂ヤ転
「うわぁ〜スゴい広い!
再婚して良かったね!!」
家に着いてから、彩華はずっと同じセリフを口にしている。
「良かったかは分からんけど・・・
おい、あんま触んなよ」
彩華はいつも以上にハシャいでいて、俺のベッドに寝ころんだり、カレンダーをめくったりしている。
「でも本当にいいなぁ〜前の部屋よりずっとカッコイいもん!」
彩華は改めて、俺の部屋を見渡しながら言う。
「今日のデート、ここでも良いくらい」
彩華の声のトーンが、急に変わった。
:08/02/18 21:07
:W52P
:☆☆☆
#153 [か]
あげげ

:08/02/18 22:13
:913SH
:yen41/.w
#154 [東脂ヤ転
かサン★
あげてくれてありがとうございますッ!o(^-^)o
頑張って更新しますね!!(=^▽^=)ノ
:08/02/19 00:32
:W52P
:☆☆☆
#155 [東脂ヤ転
一瞬、変な空気が部屋に流れた。
「何言ってんだよ・・・今日は映画に行くんだろ?」
俺は、その空気の変化に気付かないフリをして、話を続ける。
しかもこんな時に限って探してる財布が見つからない。
「彩華ごめん、もうちょっと待・・・」
彩華の方に振り返って、声をかけたその時、彩華が俺に抱き付いてきた。
:08/02/19 12:45
:W52P
:☆☆☆
#156 [東脂ヤ転
「鳴ちゃんは、あたしのこと好き?」
上目遣いで彩華が言う。その目は真剣だった。
「・・・・・好きだよ」
俺は少し目を逸らして、そう言った。
「じゃあもっと近くに居て!
あたしはこんなに・・・」
彩華が俺の首に腕を回す。
俺は彩華の真剣な眼差しから、目が離せなくなってしまう。
[今言わないと・・・]
今ちゃんと彩華に言わないと、この先ずっとズルズル続けてしまう。
俺は、別れの言葉を告げようと、口を開いた。
「彩華・・・俺さ、」
:08/02/19 16:08
:W52P
:☆☆☆
#157 [東脂ヤ転
その時、彩華が俺の唇を塞いだ。
まるで、俺の言葉を"聞きたくない"、とでもいいたげな突然のキスだった。
2人立ちつくしたまま、何故か俺は、彩華が可哀想に思えた。
だって、もし静兄に出会わなければ、俺達はこれからも普通の恋人同士でいれたんだから。
[ごめんな・・・俺は彩華をもう・・・]
そんな気持ちになって、彩華を離そうとしたその時、
ガチャッー・・・・
:08/02/19 16:18
:W52P
:☆☆☆
#158 [東脂ヤ転
「ーーッ!!!」
一瞬にして、全身から血の気が引いていく。
「え・・・?あッ!」
彩華も、もう1人の存在に気づき、慌てて俺から離れる。
俺の頭の中は真っ白だった。
そこに立っているのは、俺がこの1週間ずっと会いたかった人。
甘い声が部屋中に響き渡る。
「・・・・お帰り、鳴」
「静・・・兄・・」
:08/02/19 16:31
:W52P
:☆☆☆
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