危ナイ兄弟愛ノカタチ:)BL
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#819 [東脂ヤ転
「鳴がそう言うなら…」
静兄はそう言うと俺を再びベッドに押し倒す。少し驚いてその表情(カオ)を見ると、何故か微かに哀し気な表情に見えた。
「その希望に応えなくちゃな?」
俺はその表情の意味を読み取ろうとしたが、その前に静兄はいつもの奪うようなキスを俺に施した。
こういう時の静兄に俺は特に弱い。
上に静兄の身体の重みを感じながら、俺はゆっくりと瞳を閉じる。
同時に息も絶え絶えに、静兄の唇に応えようと必死によがって見せた。
「…鳴」
静兄の甘い声が脳内に響き俺の身体は熱を増していく。
:08/11/23 17:22
:W52P
:☆☆☆
#820 [東脂ヤ転
「静…兄…ッんぁ…ッ!」
その名を呼ぼうと口を開いた途端、大人しかった筈の静兄の手が俺のズボンを下着ごと引き剥がした。
急に空気に触れたソレは異様に熱を帯びていて、さらに大きさを増したような気がする。
突然のことに俺は凄まじく恥ずかしくて赤くなる顔をまた隠した。
「クスッ…聞き分けのないヤツだな」
そんな俺の反応を愉しむように静兄は笑うと俺のモノに口付ける。
:08/11/23 23:19
:W52P
:☆☆☆
#821 [東脂ヤ転
「静兄ぃ…ッ…ダメだ…って!」
突然襲う快感に俺は戸惑い、気持ちとは逆の言葉を口にする。
しかし静兄はそんな俺の想いを見透かすように目を細めると、ねっとりとしたその舌と唇で執拗に俺のモノに吸い付く。
「もっとシテって言ってみたり、ダメだって言ってみたり…」
静兄は小さく呟きながらも舌の動きを止めない。
「忙しい奴だな…鳴は…クスッ」
静兄の口が動く度、俺は思わず腰を少し浮かしてしまう。
いっぱいいっぱいの俺に対し、静兄は相変わらず余裕の笑顔で愉しそうに俺に話し掛ける。
「静…兄…ッ…あぁ…ッ!!」
そして静兄が口の中で激しく吸い上げた瞬間、頭の中が弾けるような感覚と共に快楽の波が俺を襲った。
:09/02/04 12:49
:auSN3G
:☆☆☆
#822 [東脂ヤ転
:09/02/04 12:50
:auSN3G
:☆☆☆
#823 [東脂ヤ転
「静…兄…ッ…ハァッ」
乱れる息を整えながら、俺は静兄に向けて両手を広げる。
少し驚いた表情を見せたものの、静兄はそれに応えるように俺の身体をしっかりと抱き締めてくれる。
「クスッ…次は甘えん坊か?」
「そ…ッそんなんじゃないよ…ッ!」
照れたようにそう言うと、静兄はまた小さく笑った。
静兄の身体は俺より広くてシッカリしている。俺は静兄の体温に抱かれるというより、その大きな優しさに包まれているような感覚を覚えた。
「…鳴」
抱きあったまま静兄が耳元で俺の名を呼ぶ。
:09/02/05 00:13
:auSN3G
:☆☆☆
#824 [東脂ヤ転
「何か俺に隠し事してないか?」
その時だった。耳元に響く声がさっきまでの甘い声とは一変、鋭く探るような声で静兄は俺に訊ねた。
「え…なんで?」
俺はなるべく悟られぬよう、平然を装って訊き返す。いたって冷静に言ったつもりだったのに、静兄の目にはそう写っていなかったのを俺は気付いていなかった。
「いや、無いなら別に良いんだけど」
そう言って静兄は俺の耳に軽く口付ける。同時に、落ち着いていた筈の身体が再び熱くなる。
「何かあるなら…必ず俺に言えよ?」
「…ッ…ハァ…ッ」
静兄の手が器用に俺の下腹部をまさぐる。心の動きが静兄にバレないよう、俺は目を瞑って熱っぽい声を上げる。
:09/02/07 12:24
:auSN3G
:☆☆☆
#825 [東脂ヤ転
「何があっても俺は、鳴の見方だから」
けして大きくない静兄の声がやけに胸に響いて、俺はまた泣きそうになる。何で静兄はこんなに真っ直ぐで居られるんだろう。静兄を好きだと彩華にさえ正直に伝えられなかった俺に、何でこんな優しいんだろう。
[静兄…ごめん…]
また零れそうな涙を堪えながら、俺は小さく呟く。心の中で。
「静兄…ありがとう」
でもその代わり静兄の腕の中で俺は小さくそう言った。
静兄が俺の中へ入ってゆくのを感じながら。
:09/02/07 12:43
:auSN3G
:☆☆☆
#826 [東脂ヤ転
×見方
○味方
すみませんm(__)m
:09/02/07 12:56
:auSN3G
:☆☆☆
#827 [東脂ヤ転
―――――――――――――
― ピピピ…ッ ピピピ…ッ
「…ん…?」
枕元で鳴り響く機械音に気付いた俺は、無意識に携帯へと手を伸ばす。適当なボタンを何度か押すと耳障りな音が止んだ。
徐々にハッキリしてくる意識の中で何となく、俺は時計に目をやると一気に現実へと引き戻される。時計は既に8時を過ぎていた。
「…っ!ヤバい…遅刻…!!」
:09/02/07 17:19
:auSN3G
:☆☆☆
#828 [東脂ヤ転
「─…ッい!?」
慌てて勢い良くベッドから飛び降りた瞬間、腰に激痛が走り不自然な声を出してしまった。
情けないことに目に涙まで少し浮かべながら腰に手をやる。
[そっか…昨日静兄に…]
そこまで考えると急に顔が火照るのを感じた。昨日は嫌な不安を消し去りたくて、夢中で静兄に抱かれたんだった。でもまさかその代償がこんなカタチで来るとは…。
俺は腰に負担が掛からぬようゆっくりと立ち上がった。
ふ、と隣に寝ていた静兄を見ると穏やかな表情で熟睡しているようだった。
:09/02/07 21:04
:auSN3G
:☆☆☆
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