─乱日々U─
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#394 [(^^)]
一緒になって教科書を覗き込む。


美香「達也にケンちゃんの教育の賜物ですね。」


翔「二人とも美香に甘いな。
…これなんて読むの?」


美香「さぁ…。」


ケン「お前らもうしまえ教科書!笑」


時間もなかったし、教科書を廊下に持って行こうと席を立つと翔に聞かれた。


翔「そうだ、なんか達也ちょっと機嫌悪くね?
なんでか知ってる?」


ケンちゃんもえ?っという顔をしている。

⏰:11/08/19 23:20 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#395 [(^^)]
美香「さぁ、眠いかお腹空いてるか…じゃない?」


多分さっきのやりとりなんだろうけど、ケンちゃんには言えないしごまかした。


翔「そうか?
屋上でなんかあったのかと思った。」


そういうと、自分の席に戻っていった。


ケンちゃんは心配そうな顔をしてこっちを見ている。


私はなんにもないよと言うかわりに笑顔を向けた。


余計な心配も気も使わせたくない。

⏰:11/08/19 23:23 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#396 [(^^)]
席に着くと、ケンちゃんがみんなに座るように促した。


しばらくしてテストが配られ、チャイムと同時に開始。


さっそく意味がわからなくて解答用紙に空白が出来る。


近くで咳払いが聞こえてきて、顔を上げるとケンちゃんがそれを見て笑いをこらえていた。笑


…ちくしょう。笑


とりあえずさっき覚えたことを忘れないうちに書き込んで、後でまた見直そう。


買ったらパフェだ。


うん、頑張れる。

⏰:11/08/19 23:27 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#397 [(^^)]
>>396
買ったらではなく勝ったらですw
_______________

うーん、と悩みながらも空白をなるべく減らそうと、とにかく何か書いていった。
別の問題に同じ解答を書いたりも。


迷って空白よりも、絶対なんか書いたほうが確立も上がるはず!!!


珍しく真剣にテストを受けたおかげで空白はかなり減らせた。


もういっかと思い、シャーペンを置いて時計を見ると、残り10分ほどだった。


いつもは30分くらい余るし、マジで頑張った。


パフェの為だけにしては必死過ぎるのを、自分でも気づいた。


すると教室をぐるぐる歩いて様子を見てるケンちゃんが横を通りかかり、おっ!という顔をした。

⏰:11/08/19 23:49 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#398 [(^^)]
自慢げに笑うと、ケンちゃんも笑っていた。


解答用紙を裏返し、机に顔を伏せて寝る体制をとった。


夜もあまり寝てないし朝も早くて、正直いますぐにでも寝れそうだった。


うとうととしだした頃チャイムがなり、解答が後ろから回ってきて、ケンちゃんが集める。


私のところに来たときに、ぼそっと頑張ったなと言ってくれた。


ほんと、後のテストなんがどうでもいいくらい頑張った気分だった。


その後のテストは選択科目と保険体育で、簡単な物なのでなんの心配もなく終わらせた。


明日あさってのテストが厄介。
しかも数学と英語が同じ日と来た。

⏰:11/08/19 23:55 📱:PC/0 🆔:HyaUOdWk


#399 [(^^)]
翔「お前、世界史めっちゃ必死だったな!!
後ろから見てたらずっと解答してるからビビった。笑」


美香「うん、なんかほんと朝ちょっとやっただけで頭入ったからさ、こんなことならもっと早くからやっておけばよかったと思うくらい。」


亮太「んで、残りの二科目はいつも通りめっちゃ早いしな。笑」


美香「うん、簡単じゃんいつも。
選択科目国語の古文だから、適当にかけば丸はもらえなくても三角とかで点数もらえるし。笑」


翔「保健体育は得意分野だしな。笑」


またそんな中学生みたいなこと言って。笑


美香「それは翔でしょ。
しかも、応急処置に得意も不得意もない。笑」

⏰:11/08/20 00:00 📱:PC/0 🆔:fJb/E9Po


#400 [(^^)]
テストが終わってから、達也はずっと寝ている。


寝不足になるほど勉強しなくても、出来るはずだしどうしたんだろう。


翔「おう美香、ノート集めるぞ。」


選択科目でも、国語の分は国語係が集める。
クラスの半数以上が国語選択だから地味に多い。


翔が集めているときに達也に声をかけている。


眠いのか、機嫌悪いのか、ぼーっとした顔をしていた。


私は気にしてないフリをして集め終わると、教卓の前で翔を待った。


結構長い間話してから私の元にきて、少し余分にノートを持ってくれた。
なんだかんだで優しい。

⏰:11/08/20 00:04 📱:PC/0 🆔:fJb/E9Po


#401 [(^^)]
職員室まで向かう途中、翔が話し出した。


翔「達也、なんかあったか聞いてみたらさ、なんかよくわかんねえこと言ってたぞ。」


美香「ふーん、なんて?」


一応聞き返す。
きっとケンちゃんのことだ。


翔「なんか朝オヤジさんと揉めたらしい。
高校卒業したらすぐに会社に入るはずだったのに、留学か進学したらどうだって言われたって。」


美香「え…ウソ。」


留学って、海外に行くんだよね?
達也遠くに行っちゃうの?


思わず足を止める。


翔「いやまだ決定ではないって言ってたけどさ。
達也、留学はしないって言ったらしいんだ、。
進学も地元の大学ならするみたいな。」

⏰:11/08/20 00:45 📱:PC/0 🆔:fJb/E9Po


#402 [(^^)]
翔はそのまま話を進める。


翔「んで、オヤジさんに理由聞かれたときになんとなくとかめんどくさいとか言ったんだって。
そしたらそんな甘えた理由なんて許さないって。
今までは学歴なんて気にされなかったし、そんな話したことないしいきなり言われてもよくわかんねえよって言ってたけど…。」


美香「それで?
達也なんて??」


翔「とりあえずまた話し合うみたいだけど、あいつ的には留学も進学も、それ自体にはなんの抵抗もないらしい。
ただ、まだ先のことだからとにかくわかんねえって。」


美香「そうなんだ…。
達也いつもそういう話、自分からしないもんねー。
大丈夫なのかな。」

⏰:11/08/20 00:51 📱:PC/0 🆔:fJb/E9Po


#403 [(^^)]
そんなことがあったから朝屋上に来たのかな。


どーせケンちゃんのことだろうなんて、そんな風に思った自分がバカらしい。
達也、もっと大変なこと考えてたんだね。


翔「そんで、屋上に癒されに行こうとしたら朝からお前とケンちゃんが一緒のとこ見ちゃって、ケンちゃんうぜーし…ってぼやいてた。笑」


あぁ、結局そうなるのか。笑


美香「みんな変にケンちゃん意識し過ぎだよ。
みんなにそうやって言われるたびに、私だってケンちゃん意識しちゃう…」


翔「まあでも、そんだけお前が好きってことだ。
お前に言ってもしょうがねえしどうしろとか言える立場じゃねえけど、とにかくケンちゃんは気に食わねえ時が、実際多々ある。笑」

⏰:11/08/20 00:59 📱:PC/0 🆔:fJb/E9Po


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