─乱日々U─
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#117 []
私が呟くと、みんなが静かになった。


少し気まずくなり、その場を離れて電話に出た。


美香「はい…??」


「あーもしもし??
俺晃くんの上司の武田と申しますー。
今晃と一緒に学校の裏門来てんだわ。
美香ちゃんもいるよね??
ちょっと来て。」


美香「あの、呼び出される意味が全く分からないんですけど…。
私その人とはなんの関係も…」

⏰:08/03/30 23:42 📱:F703i 🆔:gitf5GAo


#118 []
上司って事はヤクザ…だよね。


私は怒らせないように丁寧に言った。


「それがそうでもないんだよねー。
とにかく、少しでも晃の事心配なら来た方がいいよ??
じゃ、5分だけ待ってるから。」


そう言って電話は切れた。


私はどうすればいいか分からず、ぼーっとしていると亮太が聞いてきた。


亮太「晃なんて??」

⏰:08/03/30 23:46 📱:F703i 🆔:gitf5GAo


#119 []
みんなのところに戻り、言った。


美香「晃の上司だった。
なんか裏門にいるから来いって…。」


翔「はぁ!?行く事ねぇだろ。」


美香「うん…。
でもほっとくのもなんか…。」


私が曖昧な事を言っていると圭一先輩が言った。


圭一「俺が行ってやろうか??」

⏰:08/03/30 23:49 📱:F703i 🆔:gitf5GAo


#120 []
あぁ…また心配かけてるのかな。


美香「大丈夫!!やっぱり行ってくる!!」


亮太「おいっ美香!!」


みんなが止めるのも無視して、晃のもとへ向かった。


裏門につくといかにもヤクザが乗ってそうな車が止まっていた。


車の前で様子を伺うと、運転席の窓が開き中から話しかけられた。


後部座席には晃とその両脇に怖そうな人が二人いた。

⏰:08/03/30 23:55 📱:F703i 🆔:gitf5GAo


#121 []
「美香ちゃん??」


美香「はい。」


運転席の人に聞かれたので答えた。


「さっき電話した武田だけど。
そんな怖がってないでいいからさ。笑」


車から降りながら言われた。


武田「一つ聞くけど、晃の女なの??」


美香「違いますけど…。」

⏰:08/03/30 23:59 📱:F703i 🆔:gitf5GAo


#122 []
後部座席のドアも開き、晃と二人も降りた。


武田「晃、お前の女じゃねぇらしいな。」


晃「こいつは関係ありません!!俺が…惚れてるだけで。
だからやめてください!!」


晃の顔は傷だらけで、両脇の二人に支えられるように立っていた。


美香「あの…用件はなんですか??」


武田「あぁ、こいつがさー、女の為に組抜けたいって言い出してさ。
携帯みたら美香ちゃんの名前以外女入ってなくてねー。」

⏰:08/03/31 00:04 📱:F703i 🆔:YYCP9/rI


#123 []
武田「でも、美香ちゃんが晃の女じゃないなら、尚更そんな事聞いてらんねーな!!」


そういうと、晃のお腹を殴った。


晃「うッ!…ゲホッ…
すいません、勘弁、してください。」


武田「出来るわけねーだろ。
務所から出てきて行くとこねーからどうしてもって言うから入れてやったのに…
ただ女に惚れてるってだけで抜けるなんて…認める訳ねぇだろ。」


晃のあごを掴みながら言った。

⏰:08/03/31 00:10 📱:F703i 🆔:YYCP9/rI


#124 []
美香「晃…彼女は??」


晃「切った…。
かたぎに戻らねぇとお前とまともに話できねーと思って、抜けたいって頼んだけど…
結局迷惑かけちまったな…。」


武田「てめぇ中途半端な事してんじゃねぇぞ??」


晃の襟を掴みながら武田という人が言った。


美香「待って下さい!!
確かに…私は晃の彼女じゃありません。
でも、やめるって言い出したのも私のせいみたいで…。
すみません。
でもどうしても無理なんですか??晃が辞めるのって。」

⏰:08/03/31 00:17 📱:F703i 🆔:YYCP9/rI


#125 []
武田「あのね、この世界にはこの世界の常識があんだよ。
たかがガキ一人辞めたって痛くもかゆくもないんだけどね。
でもいい加減な覚悟で入って簡単に抜けるとか言われても、はいわかりましたーなんて言うわけねぇんだよ。」


美香「でももう…充分痛い目にあってるみたいですし、それでもだめなんですか??」


なんで私が晃の為に、ヤクザ相手に説得なんかしなきゃいけないの…


なんて思いながらもほっとけなかった。


私のせいってのもあるみたいだし…。

⏰:08/03/31 00:22 📱:F703i 🆔:YYCP9/rI


#126 []
晃の両脇にいた人の一人が言った。


「お前なー、女の為に辞めるっつって、女にかばわれてんじゃん。笑
情けねぇな。」


晃「ッ…美香、もういい、行け。悪かったな、巻き込んで。」


美香「別に!!晃の為じゃありません。
こんな事くだらないと思うから…。
意味のない事だと思わないんですか!?」


ヤクザ相手に、自分でもびっくりするような事を言っていた。

⏰:08/03/31 00:36 📱:F703i 🆔:YYCP9/rI


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