─乱日々U─
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#368 [(^^)]
ケン「夏休みになったら屋上きてもお前いないしなー。
つまんねえなー。
学校きても暇だなー。」
美香「…」
ケン「なんか会話もレスないし、既に暇だなー。
怒らしちゃったなー。
どうしよっかなー。」
それでも無視。
するとケンちゃんも静かになった。
そっと顔を見てみると、遠くを眺めながらなにか考えていた。
美香「ケンちゃんだって分かりやすいじゃん。笑
物思いにふける顔。」
ぱっとこっちを向き、マジ?なんて頬をさする。
:11/08/19 19:58
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#369 [(^^)]
美香「だいたいね、どうしよっかなーなんて言ってること自体がもうアウトだって。笑
私いないと暇だとか、私に会いに学校や屋上きてんのか!!」
ケン「笑。そうだよな。
うん、お前に会いにここ来てる。
学校はさすがにお前いなくても来なきゃな、仕事だし。
もう先生やめよっかなー。」
美香「そしたら私にも会えないよーん笑。」
なんかドキッとすることをさらっと言われたから、私もさらっと流してみた。
ケン「え〜じゃあもうちょっとがんばろっと。」
美香「よろしい。笑
ケンちゃん先生辞めたら、私も絶対辞めてやる。
てか、こんなふうにできるのケンちゃんだけだし絶対退学なってる。笑」
:11/08/19 20:04
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#370 [(^^)]
ケン「一緒にやめるなんて手もあるぞ。笑
なんてな、生徒の将来をダメにする教師なんて終わりだ。笑」
美香「でも、そしたら楽になるかなー。
結局同じかなー。
どこ行っても私はこのままかなー。」
ケン「おぉー、楽になるかなー。
逃げてえなー。」
美香ケン「「しんどー。」」
声がそろい、思わず顔を見合わせ笑った。
ケン「やっぱりお前今なんか悩みあるんだなー。」
美香「ケンちゃんこそー。
いつも聞くばっかじゃなくて、話してみろよー。
私、そこそこ経験豊富なだけあってなかなかいい相談相手になると思うぞー。」
:11/08/19 20:12
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#371 [(^^)]
さっきから二人とも緩い口調で、語尾が伸びてる。
のんびりした時間。
ケン「お前のその口調、移るなー。」
美香「えー、私いつもこんなー??」
ケン「結構なー。
ま、教師といえど人間だからな、色々あるけどそう言ってくれる生徒もいると思うと嬉しいな。」
美香「そうだよ、たまには教師生徒関係なく話し合おうぜー。」
私は深く考えずにそう言った。
するとケンちゃんは、悲しそうに笑った。
ケン「たまには…な。
ま、とりあえずしばらくはテストに集中してもらわないと困るし、それからゆっくり話そう。
俺はお前のが心配だ。」
:11/08/19 20:17
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#372 [(^^)]
頭をポンっとされた。
美香「そうだね。沖縄の為にもケンちゃんのためにも頑張るよ。」
そう言ったあと、また教科書に目をやる。
美香「…。
これ、なんて読むの?」
ケン「笑。そんな次元かよマジで。笑。」
どれだ?と言って顔を近づける。
妙に緊張する距離。
教えてもらい、そのまま教科書を読み続けると、ケンちゃんはそのまま私の肩に頭を乗せる。
:11/08/19 20:21
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#373 [(^^)]
美香「あっつぅ。笑。
しんどいならたまには肩も貸してやろう。」
クククっと喉で笑うケンちゃん。
その声が妙に心地いい。
美香「今日のケンちゃんは、なんかいつもと違うね。
不思議だけど、なんか人間臭いね。笑。
ムカついたしよくわかんないけど、嫌いじゃないねその感じ。笑」
そんな事を言うと、ケンちゃんの手が私の頭に回される。
こめかみの辺りに顔を近づけ、髪をサラっとさせる。
ケン「いいにおい。
はぁ、あいつらはいっつもこんないいにおい嗅いでんのか。」
美香「ちょ、そこで喋るな。耳弱い。笑
そしてオヤジ臭い発言だね。笑
みんな…ね。
こっちの身にもなれだよね。」
:11/08/19 20:28
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#374 [(^^)]
頭の手をそのままにして、顔を離すと少し真剣に聞いてきた。
ケン「なんだ、まだ無理してんのか?」
美香「無理ってか、その…さっき言ったけど、しんどいよね。笑」
ケン「あいつらみんなか?
お前大丈夫なのか?」
美香「大丈夫じゃないけど、大丈夫。
無理って言うとみんな気にするし、その優しさすらしんどい。笑
そのくせ、私だって自分の都合で…誘うってか、なんていうか…甘えちゃうし、甘えるくせにやだとか言うのも違うし、私が悪いんだよ、絶対。」
ケン「お前…。」
頭を撫でながら心配そうに見てくる。
美香「心配はいらないよケンちゃん。」
:11/08/19 20:34
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#375 [(^^)]
今度は私がもたれかかった。
美香「その心配さえ、しんどくなったらもう私逃げ場なくなる。笑
それに、今さらなんだよね、私も。
今までだってそうだったし、大丈夫だったんだけど最近みんな…。
全力?笑過ぎてさ、容量オーバーなのかな、私。
ほんと、みんなが悪いんじゃなくて私が悪いんだ。
はっきりしないくせに甘えて、そのせいでみんな焦らせたりとか、してさ。
心は許しきれないのに体を許した私が悪い!!笑」
ケン「お前、元彼でいろいろあったからなー。
そうなったのはお前が悪いとは言い切れないけど、あいつらなー。
確かに最近気合い入ってんなーと思ってたけど、そこまでとは…。」
美香「どうしたらよいのか全く分かりません。
かといって、みんなを手放す勇気もないずるい女です。笑」
:11/08/19 20:44
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#376 [(^^)]
ずるい…ほんと、その一言だけだ。
そろそろ時間もないし、教室にいかないとまた誰か迎えにくるかも。
ケンちゃんといるとこを見るとみんな変に気にするから、とりあえず話を終わらせなきゃ。
ケン「時間ねえし、ほんとテストあるし、誰かくるといけねえからもうキリつけるけど、とにかくしんどかったら言えよ?
勉強だけじゃなくてなんかあったら夜中でも行ってやるから。」
ケンちゃんも同じ様に話を終わらせた。
美香「うん、ケンちゃんこそまた話してよ。
今日は疑問点が多すぎたから、また問い詰めます。笑」
ケン「後悔しても知らねえかんな。笑」
:11/08/19 20:51
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#377 [(^^)]
美香「笑。
覚悟しとくよ。笑
ありがとね、教科書も。」
ケンちゃんが頭の手をどけて、私もよいしょっと立ち上がると、ケンも腰を上げた。
ケン「そうだお前、数学!!!
それもちゃんと勉強しろよ!!!
一番出来ないだろ、俺の教科!!!」
美香「ちょっとくらい採点ミスしてもいいのよ?笑」
二人で階段に向かいながら話す。
ケン「採点ミスの前に、ほとんど空白だからな、ごまかしも出来ねえよ!!笑」
頭をポンっとしながら言うケンちゃん。
美香「それを言われちゃしょうがねえ。笑」
わいわいしゃべりながら、一段上にいるケンちゃんは頭から手をどけない。
:11/08/19 20:57
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