─乱日々U─
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#63 [
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ケンちゃんの様子を見て、3人が顔を見合わせた。
美香「??みんな変なのー…」
カバンをさばきながらつぶやくように言った。
あっそういえば…
雄ちゃんの忘れ物の教科書があったんだ!!
朝急いでたから忘れてた;
昨日、圭一先輩に教えてもらってたやつ。
:08/03/02 21:31
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#64 [
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前日の様子…
雄馬「圭一!!俺一時間目明日当たるんだ!
政治経済教えてくれー!」
圭一「政経かぁ…。あの先生だと答えるしかねぇな。」
雄馬「前の授業の時寝てたらペナルティ出しやがった!」
社会科の先生は、授業の最後に宿題をだし、番号順に当てていく。
問題のを出され、次の授業でそれを答える。かなりめんどい。
:08/03/02 21:36
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#65 [
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雄馬「3つも問題だされたぜ。」
圭一「まっいい勉強になるさ。」
雄馬「答え言ってってくれ。」
翔「自分でも少し考えろって。笑」
雄ちゃんは教えてもらいながら教科書に書き込んでいた。
だから今日教科書がないと困るはず…
:08/03/02 21:40
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#66 [
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朝のSTが終わり、ちょっと時間があったから届ける事にした。
前の事もあり、一人は嫌だったから席の近い達也に頼んだ。
美香「ねぇ達也ー、ちょっと雄ちゃんのとこついてきて。」
達也「いいよ。」
美香「雄ちゃん教科書忘れてったからさー。
あのクラスの女の人うざいんだよね。」
話しながら教室を出た。
:08/03/02 21:47
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#67 [
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達也「だからか。
いつも一人でも平気なのに珍しいと思ったー。」
美香「今日は圭一先輩も来ないし…」
ちょっと寂しそうに言うと、急に抱きしめられた。
美香「達也…??」
達也「…2.3日前はずーっと一緒で、二人で楽しく過ごして、俺の美香って錯覚してた。
学校来たとたん他のヤツに甘えたり、ヤったり、一緒に学校きたり。
近くに美香を感じてたのに急に遠い。」
腕の力が強くなった。
:08/03/02 21:56
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#68 [
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そんな風に感じるんだ。
達也の切ないような気持ちが痛いくらい伝わる。
美香「いっぱい達也に甘えたから、迷惑かなって…。
健くん、一人が寂しいって言ってて、その気持ちよくわかるから泊まってく?って言ったの。ヤったのもいきなりで、拒否る間もなくって感じで…。」
なんでこんなに言い訳してるんだろう。
別に必死に言い訳しなくてもわかってもらえるのに。
達也「圭一くんは??」
:08/03/02 22:02
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#69 [
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美香「えっ…??」
抱きしめる手を下ろし、私を自分の方に向かせた。
達也「圭一くんとなにがあったの??
なんか…美香がすごい圭一くんと近く感じた。
圭一くんに寄り添ってんの見ると焦る。」
真剣な目で聞かれ、なんて言えばいいのかわからなくなった。
美香「特になんかあった訳じゃ…ないよ。
時間ないから、とりあえず届けよう??」
:08/03/02 22:06
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#70 [
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私は逃げるように階段を駆け上り、達也も一緒に登った。
雄ちゃんの教室の前につき、中を覗いた。
雄馬「あ゙ぁー!!あんな頑張ったのに教科書ねぇよ!!」
やっぱり焦ってた。
美香「達也、雄ちゃん呼んで??」
達也「雄馬くん!!ちょっと…」
雄馬「達也!!どうした??」
:08/03/02 22:10
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#71 [
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美香「ゆうちゃんっ!」
小声で教室の中から見えない所にゆうちゃんを呼んだ。
雄馬「おぉ美香!いたのか。
どうした!?」
美香「これウチにあったよ。
困ると思って持ってきた。」
雄馬「俺の教科書!!
やっぱりお前んちあったかー!
よかった!!サンキューな!!」
先輩に軽く抱きしめられ、ちょうどチャイムが鳴ったのでバイバイをした。
:08/03/02 22:14
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#72 [
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美香「届けてよかったー。
ありがとう達也っ!」
達也「話の続き。」
そういうと達也は私の腕を引っ張って行き、屋上の方へ向かった。
美香「えっちょっと…授業は??」
達也「そんなのどうでもいい。」
強く言う達也に、何も言い返せなくなった。
ちょっと…怖い。
:08/03/02 22:20
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