・・恋愛模様・・
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#601 [みい]

……………………

「…ろ君!ひーろー君っ!!」


はっ!!!!;;


「すまんっ;;なん!?」


あかん、ついつい…


「もーう。別にええけど…何考えてたん?もしかして悩み事でも…」
「石川に悩みなんかあるわけないやろ〜♪愛しのあきとよりも戻ったしな♪」

⏰:08/05/02 01:44 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#602 [みい]

学校の休み時間、俺に話し掛けたあきの言葉を吉田が遮った。


「失礼やな!!俺かて悩みの一つや二つ…」
「…あるん?;;」


吉田に反論しかけた俺に、あきが心配そうな顔して聞いてきよる;


「…ないわ笑」


ふざけたように笑いながら答えると、あきはほっとしたように笑い、吉田は「ほらな〜!!」と俺を指差しながら笑った。

同じ笑顔なのにまるで天使と悪魔やで……吉田(怒)

⏰:08/05/02 23:21 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#603 [みい]

そら…あんかい不安そな顔されてもたら言われへんわ;;

実をいうたら結構頭抱えとる。


でも…変なこと言うてあきに心配かけたない。


いつかは来るってわかってたことや、しゃーないわな。それに…喜ばしいことやないか。



俺は二人の前で笑顔を作りながらも、頭ん中はこないな考えでいっぱいやった。

⏰:08/05/02 23:22 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#604 [みい]

……………………………

「弘樹〜…」
「なん?」


放課後に真面目な顔して俺の名前を呼んだんは翔。と、その後ろには相原。


「今日これから暇?」


改まってなんやねん?笑


「別に暇やけど?」
「ほんなら家行ってええ?」


…俺ん家かいっ!!!

「ええけど、散らかってるで?笑」
「かまへんよ〜お邪魔すんで」

⏰:08/05/02 23:23 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#605 [みい]

…ってわけで、俺の部屋に男3人が集まっとります笑;;


「…で?何なん?」


何も言わんと俯く野郎2人を相手に俺は質問をぶつけた。


「あんなあ〜、おまえ…」


翔が重たそうな口を開く。


「なんか隠しとるやろ?」

⏰:08/05/02 23:24 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#606 [みい]

「…なんでそないに思うん?」
「なんでって…最近おかしいやんか!!ぼーっとしとるし…」

…さすがやな。だてにツレやってへんわ。


「まあ…言う通りやけど」


俺が白状すると、ずっと無言やった相原が口を開いた。


「またあき泣かすようなこととちゃうやろな!?」

⏰:08/05/02 23:24 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#607 [みい]

「ちゃうちゃう;あきは関係あらへん」
「せやったら何やねん…?」


迷ったけど、こいつらの真剣な目から逃げるんは失礼や思て…俺は悩みを打ち明けた。


「あんな、圭介…再婚すんねん」
「圭介さんが!?」


圭介を知っとる翔は驚き、知らん相原は頭上に?を浮かべとる。
俺は相原に、圭介が義父っちゅーことを告げた。

⏰:08/05/02 23:25 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#608 [みい]

「再婚て…弘樹どないするん?」


それやねんて。俺の悩みは。


「なんだかんだ言うても、俺と圭介ってまあ…他人やろ?今までは甘えてもうてたけど…あいつこれからは新し奥さんのこと養ってかなあかん。せやから…」


俺はここまで言うと、深く息を吸い込んで…一気に言葉を吐いた。

「近いうちにここを出よ思とる」
「なんでやねんっ!!」

いきなり立ち上がって大声上げよる相原に、俺と翔は目を見開いた。

⏰:08/05/02 23:26 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#609 [みい]

「別にええやん!!新し奥さんも入れて3人で暮らしたら!!」


下には圭介もおる。俺は真っ赤になって怒鳴る相原をなだめるように諭した。


「圭介に負い目感じさせたないねん。こんなでっかい、しかも血も繋がってへん連れ子…圭介の人生の邪魔にだけはなりたない」


穏やかな口調で話す俺に、相原はゆっくりと腰を降ろす。

⏰:08/05/02 23:27 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#610 [みい]

「出るて…どこ行くつもりなん?」

翔が静かな声で聞いてきよった。


「まだ決めてへんけど…学生のうちはバイトとかでどうにかして、大学は行かんと働こ思てる」


二人は俺の言葉を聞くと、うーんって唸ってしもとる。


「圭介さんはお前んこと邪魔やなんて思てないで?」
「もし圭介がそうでも、嫁さんはどう思うかわからへんやろ」

翔の言葉を笑って受け流した。

⏰:08/05/02 23:28 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#611 [みい]

「…わかった。そないなことやったら俺らも出来るだけ協力したるさかい」
「…おおきに♪」


翔はええ奴や。俺んことよう理解してくれとる。

俺は相原の肩が震えてんのに気づいた。


「相原…?」

俺が声を掛けると、


「あほっ!!石川のあほっっっ!!」

⏰:08/05/02 23:29 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#612 [みい]

と、涙を溜めた目で俺に睨みをきかせよる。


「一人で悩むなや!!なんで…なんで言うてくれへんかったん!?石川は大あほやっっ…!!」


叫んどるうちに感情が高ぶったんか、とうとうぽろぽろと涙を流し始めた相原の頭を撫でてやった。


「すまんかったな…。俺んために泣いてくれておおきに」


相原は俺の手を払って、

「おまえんために泣いたんとちゃうわっ!!花粉や花粉っ!!」

⏰:08/05/02 23:30 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#613 [みい]

って真っ赤な目してあっかんべーってしてきよった笑。


や、ほんまに…ありがとうやで、翔、相原。


ずいぶん心軽なったわ。
おまけに決心もついた。


俺は…もう迷わへん。

⏰:08/05/02 23:31 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#614 [みい]

……………………

今日はあきと俺んちでデートや〜♪



やのに……やのに!!!!


「へー♪あきちゃんは一人っ子なんだあ〜」

…なんで圭介交えて三人で団欒せなあかんねん!?!?


「あーもう、あき、2階上がろうやあ〜;;」

⏰:08/05/02 23:32 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#615 [みい]

俺があきの手を引くと、

「あー!!弘樹くん、あきちゃんのこと独り占めしようとしてるっ!!ずるーいっ!!」

皿を拭きながら頬を膨らましよる…。


「ずるいもくそもあれへんがな!!あきは俺のんなんやから別にええやろっ!!」


ほんまに…頭おかしいんとちゃうかこのおっさんは!!怒

⏰:08/05/02 23:34 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#616 [みい]

「あきちゃんごめんねー、弘樹くん独占欲強いみたいで笑」


圭介の言葉にあきは頬を赤らめて、「いえ…//」と答えた。


「余計なこと言うなっ!!//」


恥ずかしやんけっ!!//


俺があきの手をとったままぐいっと立ち上がったその瞬間…

⏰:08/05/02 23:35 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#617 [みい]

カランカラン……

と店のドアが鳴る音。


珍しな、こない夜遅くに客やなんて…まあちょうどええわ♪俺はあきと2階でイチャイチャしたろーっと♪♪//


ドアに背を向けとった俺は、客の顔を見とらんかった。

「いらっしゃいま―……」

圭介の言葉が途切れたことに不信感が生じて振り返る。

⏰:08/05/02 23:36 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#618 [みい]

次の瞬間、俺の目に飛び込んで来たんは…

「母…さん………」


昔俺と圭介を捨てた女やった…。


「…久しぶりね、元気だった?」

女の声にはっとして圭介を見る。拭いていた皿を丁寧に置く圭介からは、何の表情も読み取られへんかった。

「そちらは?あ、もしかして…弘樹の…?はじめまして、私弘樹の母です」

⏰:08/05/02 23:37 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#619 [みい]

女が笑顔で手を差し出す。

『弘樹の母』やと?笑かすなや。

俺は隣で手を出しかけたあきを自分の後ろに隠した。


「こいつに触んな」


――*あきSide*――

「こいつに触んな」

そう言い放ったひろ君の声は、今まで聞いたことないくらい冷ややかで…お店中に悲しく響いた。

⏰:08/05/02 23:39 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#620 [みい]

「今更何しに来たんや」

ひろ君の冷たい質問に、

「……やり直そ思て…」


と俯きながら小さく言うお母さん。


私の手を握っていたひろ君の手がピクッと動くんを感じた。と同時に手を離される。

「…はあ?お前何言うてん?」


嘲笑を含んだような声でひろ君はそう言いながら、お母さんのほうへと足を進ませていく。

⏰:08/05/02 23:41 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#621 [みい]

「っざけんなや!!あんとき…圭介がどないな思いしたか知っとんのか!?!?」


ひろ君がお母さんの胸倉を掴む。私は思わず小さく声を上げてもた。


ひろ君のお母さんは何も言わんと俯いたまま。

その時、今まで静かやった圭介さんが初めて口を開いた。

「弘樹くん、離しなさい」

無表情やけど…いつもどおりの優しい声。

⏰:08/05/02 23:42 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#622 [みい]

「…出てけ。はよ出てけっ!!!」
「弘樹っ!!!!」


尚お母さんに食らいつくひろ君に、圭介さんが今度は低い声で怒鳴った。
ひろ君は驚いたんか、圭介さんの方を見る。


「手を離しなさい!!」

ひろ君はゆっくり手を引っ込めると、私を素通りして2階に上がっていってもた。


三人だけしかおれへん、静かになるお店中。

⏰:08/05/02 23:44 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#623 [みい]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
久々の更新でした

よかったら感想等もら
えると嬉しいです

感想板
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⏰:08/05/02 23:47 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#624 [みい]

私はお母さんに頭を下げてから、ひろ君の後を追って階段を駆け上がった。


ひろ君の部屋のドアをノックするけど…返事があれへん。


「ひろ君…?入るよ?」


遠慮がちにドアを開けると、暗い部屋の中に壁にもたれて座っとるひろ君がいた。


「…怖い思いさせて悪かったな」


私は首を横に振った。

⏰:08/05/03 14:29 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#625 [みい]

暗いからひろ君が今どうゆう表情なんか分からへん。

私はそっとひろ君の正面にしゃがんだ。


「なんで…あいつは、圭介は幸せになれんのや……」

そう呟くひろ君の声が、肩が震えとる。


「あのババア、今更…。遅過ぎるっちゅーねん…」

⏰:08/05/03 14:29 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#626 [みい]

「圭介は…俺ら親子の問題に巻き込まれてもうてるだけや…。あいつを解放してやりたい…」

両手で頭をぐしゃぐしゃと掻きながら、ひろ君はぽつり、ぽつりと言葉を吐き出す。


「せやけど結局、圭介を縛りつけとんのは俺の存在や。」


ふっ…と悲しげに笑うひろ君が、暗い中で復活した視力によって私の目に映る。

⏰:08/05/03 14:30 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#627 [みい]

「俺…生まれてけえへん方がよかったんかもしれんな。」


嘲るような口調とは裏腹に、俯いたひろ君の目から一粒の涙がこぼれ落ちたんを私は見逃さへんかった。



「…そんなことない」


私がいきなり声を発したから、ひろ君はかすれた声で、え?と聞き返す。

⏰:08/05/03 14:31 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#628 [みい]

「そんなことないよ?ひろ君おらんかったら…私はどうしたらええの?」


今となっては…この人がおらん世界なんて考えられやん。


「私は…ひろ君に出会えてほんまに幸せ。ううん、私だけちゃう。きっとそんな風に思ってくれとる人、いっぱいおるよ?」


涙に濡れたひろ君の目を見つめて、言葉を紡いだ。わかってほしいから…。

⏰:08/05/03 14:32 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#629 [みい]

「それに…圭介さんは絶対ひろ君のことそないひどい風に思てない。」
「なんで言い切れるん?」

少しトゲのある感じに聞き返されたさかいひるんだけど、それでも私は尖った彼の目から視線を反らさずに答えた。


「圭介さんがひろ君のこと見るときの目、いつも優しいやん…。あの目だけで十分分かるやろ…?」


私の言葉を聞くと、ひろ君は悲しげに笑って私から目を反らした。

⏰:08/05/03 14:33 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#630 [みい]

「圭介は優しいから拒絶できひんだけや。俺について無駄に責任感じとるさかい…」
「ちゃうっっ!!」


私は思わずひろ君をぎゅっと抱きしめた。


「圭介さんはそないな義理だけでひろ君のこと養ってるんとちゃうよ?ちゃんとひろ君に愛情もくれとるやろ?」


お願いやから…分かって…?

⏰:08/05/03 14:33 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#631 [みい]

「…俺な…一人になるんは、怖いねん…。圭介のこと自由にさしてやりたいとか口で言うてても、心ん中では……」

私の首に顔を埋めてひろ君は震えた声で呟く。
私はひろ君の背中に回した腕の力をそっと緩めて少し離れると、彼の頬に手をやった。


「誰もひろ君のこと、一人になんてせえへんよ?圭介さんもおるし…私もおる。ええお友達やってたくさんおるやないの。」


気にしてへん風に見えても、ひろ君の心の中には深い闇があったんや…。

⏰:08/05/03 14:34 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#632 [みい]

「せやから…もうそないな悲しいこと言わんといて?」


ひろ君のだらりと下がっとった右手が、私の頬をとらえる。

私の存在を確かめるように頬に手を這わせる。


――*弘樹Side*――

「あき…」

頬に手を添えたままあきを呼ぶと、あきは優しく微笑んで、ゆっくりと目を閉じた。

⏰:08/05/03 14:35 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#633 [みい]

俺は震える唇をそっとあきの唇に押し付けた。

あきの心の温かさが体中に伝わるような…不思議な感覚やった。


……………………………

「…あき?」
「ん?」

俺があきの首筋に顔を埋めたままあきを呼ぶと、優しい声が返ってきた。

「あの…悪かったな、いろいろ…」

⏰:08/05/03 14:39 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#634 [みい]

ちゅーか!!好きな女の前でマジ泣きて!!男としてどーなん…?(涙)
しかも…ネガティブ発言連発してもうたし…;;

かっこわる!!かっこ悪過ぎるやろ俺!!!!

あーもう、ほんま最悪や…;;

⏰:08/05/03 14:41 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#635 [みい]

「…落ち着いた?」

あきが俺からゆっくり離れながら問い掛ける。

「ああ、まあ……//」


恥ずかし過ぎてあきの顔見れやん!!!!


「ひろ君?」

顔覗き込むんとかやめてくれや!!まだ泣いた跡とか残ってるし…;;

「ちょ、見んなや!!」

⏰:08/05/03 14:43 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#636 [みい]

「え?なんで!?」

あきは更に俺に顔を近づける。


「恥ずかしねん!!お前の前であんな…泣く、とか…//格好悪いやんか…」

目の前のあきから顔を逸らして答えると、あきはくすっと笑って、

「そんなことない、かわいかったで?」

って言ってきよった;;

⏰:08/05/03 14:44 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#637 [みい]

「…からかっとるやろ?」

俺が聞くと、

「んーん、全然♪」

とのこと。


ほーん…ええ度胸やんけ。

俺はあきをぐいっと引き寄せて優しく抱きしめ、耳元で囁いたった。


「そうゆう悪い子には…お仕置きせなあかんね…」

⏰:08/05/03 14:45 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#638 [みい]

「へっ!?//ちょっ…」

俺の腕ん中でもがくあきをお姫様だっこして、ベッドに寝かせた。

上に軽く覆いかぶさる俺に、あきは完全にパニック(笑)


「え!?ええ!?ひ、ひろ君!?//」
「お前の心配しとるよなことはせえへんよ。」

もちろんこの言葉に嘘はあれへん。俺はあきのことが何より大事やさかい。

せやけど…今、あきを少しでも多く感じたいんや。

⏰:08/05/03 14:46 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#639 [みい]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
更新stopします

今更この小説を読んで
くれてる方っていませ
んかねもしいらっ
しゃったら感想等頂け
ると嬉しいです

感想板
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⏰:08/05/03 14:51 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#640 [みい]

「せやから…安心して?」

あきの前髪をそっと掻き分けると、あきはより顔を赤くして、ゆっくりと頷いた。


了承を得た俺は、まずあきの頬に唇で触れる。
微かに音を立てながら唇を押し付けていると、あきの頬がどんどん熱を帯びていくんがわかった。


そして…俺の顔はあきの耳へ。

「耳、弱いんやったっけ?」

⏰:08/05/03 21:58 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#641 [みい]

――*あきSide*――

弱いんやったっけ?って…この声、絶対からかっとる!!

「そんなことあれへんもん!!//」


反論しながら耳を隠そうとした手を、ひろ君は簡単に抑えこんでしもた。


「んー?そうやったっけ?ほんなら俺の勘違いかなー…」

そう呟いたかと思たら、急に熱い吐息が私の耳元を襲う。

「…………っ//」

⏰:08/05/03 21:59 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#642 [みい]

「前にこうゆうことされて顔真っ赤にしとった子…お前とちゃうならどこの誰やろなあ…?」

にやりと笑いながら私の顔を見つめる。私は恥ずかしくて顔を背け、

「わ、わからん…//」


と蝦の鳴くような声で答えた。


「…わからんの?せやったら…」


ここまで言って黙るひろ君。私は背けた顔を元に戻し、ひろ君の顔をちらっと覗き込んだ。

と同時に私とひろ君の視線がかちあう。

⏰:08/05/03 22:00 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#643 [みい]

絡み合う視線。

私がひろ君から目を逸らせないでいると、ひろ君の顔が近づいてきよった。

表情は相変わらず意地悪そうな笑みのまま。


二人の顔の間の距離がだんだん狭まってく。


そして…ひろ君は私の唇すれすれのところで、こう囁いた。


「思い出させたるわ…」

⏰:08/05/03 22:02 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#644 [みい]

「………!!//」

思い出させたるって!!何を!?//


どぎまぎしとる私を横目に、ひろ君はまた私の耳元に顔を埋めた。

「あき……?」

耳元で甘く響く彼の声に思わず体が反応してまう。


「……ひゃっ…!//」

次の瞬間、私はとうとう声を上げてもた。

やって…ひろ君の舌が、その…私の耳に………//

⏰:08/05/03 22:03 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#645 [みい]

「ふあっ……//」

ひろ君の舌が私の耳から離れた…と思たら、首筋を這う。

くすぐったくてドキドキして…手が勝手にひろ君の肩に伸びる。


「ひろ…君っ//」


時々ひろ君は私の首筋をきつく吸う。


思わずひろ君の肩に回した手に力が入った。ひろ君は私の首から顔を上げ、私を見下ろす。

⏰:08/05/03 22:04 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#646 [みい]

「思い出した?」

ひろ君は悪戯っ子みたいに舌をぺろっと出して私に聞いてきよった。


「意地悪……//」


私が顔を逸らして言うと、ひろ君はくすくすと笑い、


「悪い悪い♪」

って謝りながら私の頬に手を添えて、自分のほうへ向き直させた。

⏰:08/05/03 22:05 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#647 [みい]

「お前からかうとかわいいさかい…ついつい加減を忘れてまう」


と今度は苦笑しとる。


「ほんまに…なんでこない好きなんやろな…」


次々出てくるひろ君の発言に、顔が熱くなってまう…//



このあとひろ君がくれたキスは甘くて、激しくて…//幸せの味がした//

⏰:08/05/03 22:06 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#648 [みい]

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
少ないですが、、急用が
出来てしまったので、
更新stopします

よければ感想等もらえ
ると嬉しいです

感想板
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・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

⏰:08/05/03 22:20 📱:SH905i 🆔:/9A/g3iE


#649 [みい]

……………………………

「あき、ちょっと待っとって」

甘い時間を過ごしたあと、そう言ってひろ君が部屋を出て行ったんは…もう30分以上前。

どないしたんやろか…まさか、またさっきみたいなことに……!?


一度心に浮かんだ不安は、だんだんと大きくなって私の頭ん中を支配した。

私はひろ君の部屋を出て、音を立てへんように階段を下りていく。

⏰:08/05/05 17:12 📱:SH905i 🆔:FC5tq8Rg


#650 [みい]

「……………やから」
「でも………………だし、……」


途切れ途切れに会話が聞こえる。私はドアの前で耳を澄ませた。

雰囲気的に…ひろ君のお母さんはもう帰りはったみたい。


「…とにかく、圭介は美代子さんと二人でやっていき?俺なら大丈夫やさかい」


………え?

⏰:08/05/05 17:13 📱:SH905i 🆔:FC5tq8Rg


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