・・恋愛模様・・
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#612 [みい]

と、涙を溜めた目で俺に睨みをきかせよる。


「一人で悩むなや!!なんで…なんで言うてくれへんかったん!?石川は大あほやっっ…!!」


叫んどるうちに感情が高ぶったんか、とうとうぽろぽろと涙を流し始めた相原の頭を撫でてやった。


「すまんかったな…。俺んために泣いてくれておおきに」


相原は俺の手を払って、

「おまえんために泣いたんとちゃうわっ!!花粉や花粉っ!!」

⏰:08/05/02 23:30 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#613 [みい]

って真っ赤な目してあっかんべーってしてきよった笑。


や、ほんまに…ありがとうやで、翔、相原。


ずいぶん心軽なったわ。
おまけに決心もついた。


俺は…もう迷わへん。

⏰:08/05/02 23:31 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#614 [みい]

……………………

今日はあきと俺んちでデートや〜♪



やのに……やのに!!!!


「へー♪あきちゃんは一人っ子なんだあ〜」

…なんで圭介交えて三人で団欒せなあかんねん!?!?


「あーもう、あき、2階上がろうやあ〜;;」

⏰:08/05/02 23:32 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#615 [みい]

俺があきの手を引くと、

「あー!!弘樹くん、あきちゃんのこと独り占めしようとしてるっ!!ずるーいっ!!」

皿を拭きながら頬を膨らましよる…。


「ずるいもくそもあれへんがな!!あきは俺のんなんやから別にええやろっ!!」


ほんまに…頭おかしいんとちゃうかこのおっさんは!!怒

⏰:08/05/02 23:34 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#616 [みい]

「あきちゃんごめんねー、弘樹くん独占欲強いみたいで笑」


圭介の言葉にあきは頬を赤らめて、「いえ…//」と答えた。


「余計なこと言うなっ!!//」


恥ずかしやんけっ!!//


俺があきの手をとったままぐいっと立ち上がったその瞬間…

⏰:08/05/02 23:35 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#617 [みい]

カランカラン……

と店のドアが鳴る音。


珍しな、こない夜遅くに客やなんて…まあちょうどええわ♪俺はあきと2階でイチャイチャしたろーっと♪♪//


ドアに背を向けとった俺は、客の顔を見とらんかった。

「いらっしゃいま―……」

圭介の言葉が途切れたことに不信感が生じて振り返る。

⏰:08/05/02 23:36 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#618 [みい]

次の瞬間、俺の目に飛び込んで来たんは…

「母…さん………」


昔俺と圭介を捨てた女やった…。


「…久しぶりね、元気だった?」

女の声にはっとして圭介を見る。拭いていた皿を丁寧に置く圭介からは、何の表情も読み取られへんかった。

「そちらは?あ、もしかして…弘樹の…?はじめまして、私弘樹の母です」

⏰:08/05/02 23:37 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#619 [みい]

女が笑顔で手を差し出す。

『弘樹の母』やと?笑かすなや。

俺は隣で手を出しかけたあきを自分の後ろに隠した。


「こいつに触んな」


――*あきSide*――

「こいつに触んな」

そう言い放ったひろ君の声は、今まで聞いたことないくらい冷ややかで…お店中に悲しく響いた。

⏰:08/05/02 23:39 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#620 [みい]

「今更何しに来たんや」

ひろ君の冷たい質問に、

「……やり直そ思て…」


と俯きながら小さく言うお母さん。


私の手を握っていたひろ君の手がピクッと動くんを感じた。と同時に手を離される。

「…はあ?お前何言うてん?」


嘲笑を含んだような声でひろ君はそう言いながら、お母さんのほうへと足を進ませていく。

⏰:08/05/02 23:41 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


#621 [みい]

「っざけんなや!!あんとき…圭介がどないな思いしたか知っとんのか!?!?」


ひろ君がお母さんの胸倉を掴む。私は思わず小さく声を上げてもた。


ひろ君のお母さんは何も言わんと俯いたまま。

その時、今まで静かやった圭介さんが初めて口を開いた。

「弘樹くん、離しなさい」

無表情やけど…いつもどおりの優しい声。

⏰:08/05/02 23:42 📱:SH905i 🆔:pbtkPDwE


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