摂食障害U
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#95 [
]
馨からすぐ返事が届く
寂しいのは同じ
会いたいのは同じ
ウチは地元に着き
家に向かうバスに乗る
昨日に戻りたい
何てずーっと思ってた
:08/03/16 02:47
:SO903i
:IpsEQgOw
#96 [
]
「ただいまぁ〜」
家に着くとおばあちゃん
とお母さんが迎えてくれた
「楽しかった?」
「楽しかったよ
じゃあウチ、部屋行く」
部屋に入り電気も
付けずに泣いた
会いたいよぉ…―
:08/03/16 02:50
:SO903i
:IpsEQgOw
#97 [
]
泣き寝入りしてしまい
馨からの電話で起きた
「どうしたの?」
「…嫌、何となく」
「あ…そういや
馨の机の上に紙の束
置いてないー?」
「あ…あるよ?」
「それ、手紙」
:08/03/16 02:52
:SO903i
:IpsEQgOw
#98 [
]
「まじで…?」
「うん」
それからウチは馨に会う
度何かをして帰る
ことにしている…―
馨との電話を終え、
お腹が空きパンを食べる
また、食べるのか…。
昨日は大丈夫だった。
:08/03/16 02:54
:SO903i
:IpsEQgOw
#99 [
]
なのにまだまだ闘い
は終盤を迎えない
馨に会わない日が続き
比例するように
食べ続けただ食べるだけ
吐かないから体重は
また増える一方だった
そんな繰り返し。
夏休みの終わり
宿題に終われていた
:08/03/16 02:56
:SO903i
:IpsEQgOw
#100 [
]
「馨やばいよ〜」
電話で話すと馨は一言
「じゃあ待ってるから
今から宿題終わらしな」
「はーい」
ウチは宿題に追われて
夜中にやっと終らせる
ことができた
「馨〜終わった」
電話をすると馨は
寝ていたようだった
:08/03/16 03:01
:SO903i
:IpsEQgOw
#101 [
]
すぐに切りウチも
寝ることにした
あー…もうすぐ学校か。
夏休み早かったな‥、
馨に会えたことが
一番大きな出来事だった
そしてウチは眠りに付いた
朝起きてまた食べる
:08/03/16 03:03
:SO903i
:IpsEQgOw
#102 [
]
おばあちゃんはウチを
止めたりしない
昔みたいに否定も肯定も
しなくなった
干渉されないのは楽だが
どことなく寂しかった
お母さんは家に帰った
明日から二学期が始まる
:08/03/16 04:40
:SO903i
:IpsEQgOw
#103 [
]
高校生活の半分が
終わったのかと改めて
思うと人生は早いな
と犇々(ひしひし)と
感じていた
中学時代の元カレを
正直未だに思い出す
ときはあるが馨と言う
存在が少しずつ
消していってくれる
やはり元カレの存在は
思ったより大きく
簡単には消えない‥
:08/03/16 04:43
:SO903i
:IpsEQgOw
#104 [
]
でも馨が言ってくれた
「お前は忘れようと
しなくていい
俺が忘れさせるから」
この言葉がどれほど
ウチに力をくれたか‥
ふと思うとウチは
三年間"摂食障害"と
向き合ってきた
短いのかもしれない
浅いのかもしれない
:08/03/16 04:45
:SO903i
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