摂食障害U
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#251 []
会計を済ます


馨が払ってくれた


「ごちそうさま〜」


うちは馨が会計を
している間、
みっちゃんとさーちゃん
にさっきの話をした


さーちゃんがハンカチを
貸してくれて、
馨が外に出てきた

⏰:08/06/12 21:16 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#252 []
うちらの前を
みっちゃんとさーちゃん
が歩く


うちらは無言のまま


でも話を切り出した
のはうちのほうだった


「あのさぁ…」


「ん?何…?」


「コムにあった、
りーって人誰‥?」


うちが朝見つけた名前

⏰:08/06/12 21:19 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#253 []
でも、りーって名前を
見たのはこれが
はじめてじゃなくて
今までにもあった。

誕生日の日、
コムにかなりの着信が
あったのも
りーって人だった。


ずっと怪しんでた
ずーっと怪しんでた


「…高校の後輩」

⏰:08/06/12 21:21 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#254 []
その瞬間、嘘だと
わかった。


「前、言ってたときは
友達って言ってたよね」


うちは、
凄く前言われたときから
怪しんでて
印象深かったから
とっさに言った


「前も後輩って言ったし」

⏰:08/06/12 21:23 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#255 []
「じゃあ、携帯見せて」


ダメかもしれない。
でも、我慢できない。


「は?嫌だし」


…―益々おかしい
もう、認めたらいいのに


「意味わかんない」


「お前がわかんねーよ」


ずっと言い合ってた

⏰:08/06/12 21:25 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#256 []
うちは無理矢理馨から
携帯を取り上げる


だけど、すぐに
馨に取り上げられる


「浮気してないんだったら
見せてよ?」


うちの一言で馨は
しぶしぶ携帯を渡す


うちがチェックしてる間
横目で携帯をみる

⏰:08/06/12 21:27 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#257 []
リダイアル、着信履歴
電話帳…―
怪しいのはなくて

「もーいいだろ?」

そう言われ、
うちは携帯を返す


「ほんとに浮気してない?」


念を押すように聞く


「してないよ
お前だけだよ…?」

⏰:08/06/12 21:28 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#258 []
うちらは仲直りをし、
待たせたふたりに
謝りコンビニに
酒を買いに行くことに


コンビニで、
お菓子やつまみや酒を
買い込み馨と、
みっちゃんが支払ってくれた


「まじ、お金ないわ」

⏰:08/06/12 21:30 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#259 []
駅に着きボソッと
吐く馨に
うちはお金を渡す


「…いいよっ」


と、言いながら
受け取る馨。


「大丈夫、
ふたり共見てないよ」


馨にお金を渡し
切符を買ううち。

⏰:08/06/12 21:41 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#260 []
隣でみっちゃんに切符を
買ってもらう
さーちゃんが少し
羨ましかった


うちも…
一回くらい
「はい、切符」
とかって言われてみたい


なーんて、思ってた


馨の最寄り駅に着き、
四人で歩く

⏰:08/06/12 21:42 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#261 []
辺りは暗いし、
うちらはキスし放題。


何されても馨が大好き


本気で思った


裏切られても、
嘘付かれても、


ずっと大好き
ずっと愛してる


このときは、そう思った

⏰:08/06/12 21:44 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#262 []
馨が浮気してないって
言うんだし、
信じるしかないよね。


高校の名前を嘘付く
くらい、いいよね。


そうやって
自分に言い聞かせた


何より好きって
気持ちが大きかった


「…馨、大好きっ」

⏰:08/06/12 21:45 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#263 []
馨の家に着き、
今日は誰も居なく
留守だから
四人で騒いだ。


飲んで、食べて
…―うちは潰れた。


覚えてないけど、…


三人にかなり迷惑
をかけちゃったみたいだ


トイレに吐きに行っても
何も食べてないから
唾液しかでない…―

⏰:08/06/12 21:47 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#264 []
馨がずっとうちの
側にいてくれた。


ずっとうちを擦ってくれ
ずっと手を繋いでくれた


そんな馨がうちは
大好きだったんだよ。


めっちゃめっちゃ
めーっちゃ大好きだった

⏰:08/06/12 21:49 📱:SO903i 🆔:sFJsDwrE


#265 []
でもね、
次の朝一番に起きた
うちは馨に書いた手紙を
机の上に置こうとし
たまたまファイルを
見つけた


学校のプリントが
ファイルされていた


几帳面な馨だから
一枚、一枚綺麗に…


どんな勉強してるんかな?
って興味本意でみた

⏰:08/06/15 12:13 📱:SH905i 🆔:2I7hE.8s


#266 []
ほんとに
ただ、興味本意で
ただ、みただけだった


だけど、…―


専門学校‥?
どーゆうことなの?


看護…―?


違うよね、
違うよね?


馨は、…―
一体誰なの?

⏰:08/06/15 12:42 📱:SH905i 🆔:2I7hE.8s


#267 []
うちはベットで寝てる
馨に聞いた


馨、あなたは
一体誰なの…―?


と。

⏰:08/06/15 12:44 📱:SH905i 🆔:2I7hE.8s


#268 []
馨は形相を変えて
うちをみた


「は?何が?」


「学校…専門なの?」


馨は下を向いた


別に専門だから、
なんかじゃない

⏰:08/06/15 15:36 📱:SH905i 🆔:2I7hE.8s


#269 []
ただ、
嘘をつかれたのが
めっちゃショックだった


なんで、って


部活してるんじゃないの?


部活…は?


答え、わかってるのに
聞いた


少しの期待にかけて。

⏰:08/06/15 15:37 📱:SH905i 🆔:2I7hE.8s


#270 [*∵)/]

彼氏の名前が読めないんですけど
何て名前なんですか?

⏰:08/06/16 16:16 📱:D905i 🆔:4C2N9UtE


#271 []

かおるです
読んでくれて、
ありがとうございます

⏰:08/06/20 06:30 📱:SH905i 🆔:o0l3Q6Dg


#272 []
してない…。


わかってるのに、
奈落の底に落とされた

そんな感じだった。


部活の遠征とか、
部活の放課後練習とか、
何してたの‥?


家にいた。
遊んでた。
寝ていた。


‥ははっ。

⏰:08/06/20 06:33 📱:SH905i 🆔:o0l3Q6Dg


#273 []
凄く笑える。

うち、バカじゃん。
うち、アホじゃん。

何で気付かないの
もうすぐ一年なのに…


馨はごめん‥ごめん
とうちの胸の中で泣いた

⏰:08/06/20 06:35 📱:SH905i 🆔:o0l3Q6Dg


#274 []
そんな馨を見てたら

うちがこの人を守らなきゃ

そう思った



「大丈夫
うちがいるから」


そう言った
何度もキスをした
何度も抱き合った

⏰:08/06/20 07:47 📱:SH905i 🆔:o0l3Q6Dg


#275 []
馨は泣きつかれたのか
また眠りに付いた

うちはそーっとベットを
でて、もう一度机をみた


あれ…?
手帳じゃん。


前つけてるとかって
言ってたよね。


几帳面な馨は手帳も
綺麗に書いてあった


けど…―

⏰:08/06/20 07:55 📱:SH905i 🆔:o0l3Q6Dg


#276 []
うちらの記念日
ずーっと書いてなくて


…―
知らない人の名前と馨の
名前が並んで
三ヶ月記念日って
書いてあったんだ‥。


うちの記念日、
書いてなくていいよ


書かなくていいけど
他の人の記念日も
書かないでよ。

⏰:08/06/20 08:14 📱:SH905i 🆔:o0l3Q6Dg


#277 []
そしてうちは見付けた


ずっと怪しんでた
コムと同じ名前の人。


うちは頭がぐちゃぐちゃ
で思考回路が
めちゃくちゃに
なりそうだった。


…―
あなたは何人と
付き合ってるの‥?

⏰:08/06/20 18:53 📱:SO903i 🆔:o0l3Q6Dg


#278 []
手帳を見たまま
うちは動けなかった


ショックだけど、
馨が好きで好きで…


別れるなんかなくて


…―


全部を受け止めて
また付き合おうと思った


でも、馨の口から
真実を聞きたくて起こした

⏰:08/06/20 19:17 📱:SO903i 🆔:o0l3Q6Dg


#279 []
「なぁ…?」


「…ん〜?どした?」


眠そうに目を擦る馨。


「他に付き合ってる人
いるでしょ…?」


「は…?いないし」


…―


「手帳みたよ」

⏰:08/06/20 21:19 📱:SO903i 🆔:o0l3Q6Dg


#280 []
「‥ごめん」


「…うん
3股かけてたの‥?」


「3は違う。ふたりだよ
お前ともうひとり」


「だって…コムの着信
とか、手帳に書いてた
ゆーって人もでしょ…」


うちがずーっと
疑ってた人、ゆーさん。

⏰:08/06/21 13:57 📱:SO903i 🆔:aJ67Zaac


#281 []
「違うから
友達にもゆーってやつ
がいてそいつだから」


「違うでしょ」


「そうだから」


話しに折り合いが
つかない


…―


「わかった
じゃあ…、信じるよ」


そういうしかなかった

⏰:08/06/21 14:06 📱:SO903i 🆔:aJ67Zaac


#282 []
「顔洗ってくるわ」


そう言う馨は部屋から
ででいった


…―
携帯が机の上に
無造作に置かれてある


ガチャ…―


隣の部屋にいた
さーちゃんが入って来た


「あ、おはよ」

⏰:08/06/21 14:10 📱:SO903i 🆔:aJ67Zaac


#283 []
さーちゃんはベットに
座り自分の携帯を触る。


…―
携帯、見たいな。


うちは馨の携帯を開く


…―
昨日みた、
リダイアル
着信履歴
電話帳

…何もなかった。


あっ…、

⏰:08/06/21 14:12 📱:SO903i 🆔:aJ67Zaac


#284 []
うちは携帯を
ポチポチと押し、
メニューを開く…。


データボックス…
写メ、プリクラ
何か残ってないかな。


うちはデータボックスの
ところにある
「K・Y」という
アルファベットふたつ
並んであるボックスを
みつけた。

⏰:08/06/21 14:15 📱:SO903i 🆔:aJ67Zaac


#285 []
嫌な予感がする
妙な胸騒ぎ

でも、躊躇いはない

うちは覚悟して開いた

「‥あ…」

そこにある画像は
プリ画でうちが疑ってた
"あの人"と撮った
モノだった…―

うちが勝訴、
徹底的な証拠を
見付けた瞬間だった。

⏰:08/06/24 17:17 📱:SO903i 🆔:0znZSUq2


#286 []
「見て、さーちゃん」

うちはパッと
さーちゃんに携帯画像
を見せた。


「‥まじ、で…」


そして、うちは
馨を呼び携帯画面を見せた


慌てた馨はとっさに
うちの手から携帯を取り
違う部屋に行った


…―うちも追い掛けた

⏰:08/06/24 17:19 📱:SO903i 🆔:0znZSUq2


#287 []
ふたり並んで話しする。

初めはうちと話すのを
拒んだ馨だったが、
次第にぽつりぽつりと
いきさつを話してくれた

うちは黙って聞いた

「ねぇ?」

話し終えた馨に聞く。

「何?」

「うちのこと、
好き…だったの?」

⏰:08/06/24 17:22 📱:SO903i 🆔:0znZSUq2


#288 []
「あぁ…
誰より誰より好きだった
今もだよ。でも…」

「でも…?」

聞きたくない。

「別れたい
自分は誰とも付き合う
べきじゃないんだよ
だからみんなと別れる」

「イヤだ…別れたくない」

うちが訴えても、
無駄だった。

⏰:08/06/24 17:24 📱:SO903i 🆔:0znZSUq2


#289 []
「ごめん…」

そればかり

うちはギュッと馨を
抱きしめた

「ずっと側に
いてくれるって
言ったじゃない」

涙を流して

「泣かないで…?」

うちは馨の前に座り
ずっとずっと言った

別れたくなくて、
失いたくなかった

⏰:08/06/24 17:25 📱:SO903i 🆔:0znZSUq2


#290 []
「わかったよ…祐子」

「え…?」

「また一から頑張ろう
でも自分…でいいの?」

「うちは、馨がいい」

馨じゃなきゃ意味がない

大好きなんだよ。
めっちゃ、めっちゃ

だからさ、
なんだって耐えれる

「大好きだよ」

「大好きやで」

⏰:08/06/24 17:27 📱:SO903i 🆔:0znZSUq2


#291 []
そう言って
キスを交した

「うち、先に
ふたりのとこに戻るね」

「わかった」

うちはさーちゃんたちの
とこに戻った

ふたりは心配そうに

「大丈夫…?」

って聞いてくれた

ごめんね、
ふたりにも心配かけて。

⏰:08/06/24 17:29 📱:SO903i 🆔:0znZSUq2


#292 []
そして、帰る数十分前に
なり
うちはふたりに頼んだ

「少しだけ馨と
いたいんだけどいい…?」

そう言うとふたりは
快く了解してくれた。

そして、馨と
ふたりの時間。

思いっきり、
馨と抱き合った。

温かくて、離れたくない

⏰:08/06/24 17:32 📱:SO903i 🆔:0znZSUq2


#293 []
でも、
時間は止まらなくて

楽しい時間は
凄い短く感じて

「もう、時間だ」

うちはみっちゃん
たちがいるリビングに
行った

相変わらず
いちゃいちゃしてて
凄い可愛かった

⏰:08/06/29 00:21 📱:SH905i 🆔:cmnHeGoM


#294 []
「帰ろっか」その一言で
うちらは馨の家を
後にしようとしたとき


「…痛い、痛い」


突如、馨が横っ腹の
腹痛を訴え


「ごめん
見送りに行けない」


と言いだした。

⏰:08/07/05 00:37 📱:SO903i 🆔:WZS/N7mw


#295 []
馨の浮気、三股を
発覚して仲直りした時
うちがたまたま遊びで
馨の横っ腹を蹴りそれが
痛みだしたみたいだ


うちらは玄関で
送ってくれる馨に
「ありがとう」と
お礼を言い
馨の家を後にした

⏰:08/07/05 00:39 📱:SO903i 🆔:WZS/N7mw


#296 []
帰りみっちゃんと
さーちゃんと話したり
凄い楽しかった


駅でふたりとご飯を食べ
一服しようとしたが、
時間がなくて断念し
新幹線改札口の前で
三人でしゃがんでた


「あ、ちょっと待ってて」


いきなりみーちゃんが
どこかに走って行った。

⏰:08/07/05 00:41 📱:SO903i 🆔:WZS/N7mw


#297 []
みーちゃん
どうしたんだろ…―


うちが新幹線に乗るまで
時間は刻一刻と過ぎて、
後数分になってしまった


「あー…ごめんなぁ」


慌てて走ってきた
みーちゃんの手には
コンビニの袋が
持たれていた。

⏰:08/07/05 00:44 📱:SO903i 🆔:WZS/N7mw


#298 []
「はい、これ。祐子の分」


コンビニ袋に沢山のお菓子



「…―え?」


「新幹線暇だろー?
お腹空くと思うしさ」


「えー?悪いからいいよ」


「いーから、いーから」

⏰:08/07/05 00:46 📱:SO903i 🆔:WZS/N7mw


#299 []
「あ…チョコボール」


うちは昨晩のことを
思い出した


夜、コンビニで
買い出しをしてるとき
"チョコボールが好き"
と三人に話してたのだ


それを思い出して…?


「昨日チョコボール
好きって言ってたからさ」

⏰:08/07/05 00:53 📱:SO903i 🆔:WZS/N7mw


#300 []
そういうさり気ない
優しさ
ほんとに嬉しかった


さーちゃんが羨ましい


何度も思った
何度も感じた


「あ…時間だ」


うちは慌てて改札を
通り抜けふたりに
手を振った


「ありがとう」

⏰:08/07/05 00:55 📱:SO903i 🆔:WZS/N7mw


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