摂食障害U
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#551 []
無心で掃除をしていて
時間に全く気がつかなかった

…もうすぐ11時半。


帰れるのかな?


嫌な予感がよぎった。


そんなとき携帯が鳴る。
ゆーさんからだった。

⏰:11/03/31 07:30 📱:P02B 🆔:KwO0Edjs


#552 []
:ごめん。帰れそうにない。本当にごめんな。明日朝一で帰るから。


うちは、
了解。楽しんでね。

と、送信した。


ベットに寝転び天井を見る

⏰:11/03/31 07:32 📱:P02B 🆔:KwO0Edjs


#553 []
昨日は狭く感じたのに
今日は広い。

昨日は時計の音なんて
気にならなかったのに
今日はチクタクチクタク
頭に切り刻まれていく。


涙が溢れないわけが
なかった。


寂しい…とかもある、
それと同時に
いや、それ以上に
恐怖を感じた。


都会で彼氏のアパートに
ひとり。


本当に怖かった。

⏰:11/03/31 07:34 📱:P02B 🆔:KwO0Edjs


#554 []
今なら大丈夫かもしれない

当時のうちは
怖くて眠れずにいた。


携帯を手に取り
電話をかけた。


…金曜日うちを駅まで
見送ってくれた友人だ。


「…もしもし」

⏰:11/03/31 07:36 📱:P02B 🆔:KwO0Edjs


#555 []
友人、エリコの声を聞き
余計に泣いてしまった。

事の経緯を説明し、
エリコは宥めてくれた。


当時エリコもうちも
失恋をして
慰め合っていた。

⏰:11/03/31 07:37 📱:P02B 🆔:KwO0Edjs


#556 []
エリコとの電話を終え
気持ち的に楽になり
寝ないまま朝を迎えた。


7時頃ゆーさんから
着信があった。


「今最寄りに着いたから
もうすぐ帰るよ」


うちは嬉しくて
ベランダでゆーさんを
待っていた。

⏰:11/03/31 07:39 📱:P02B 🆔:KwO0Edjs


#557 []
ゆーさんの姿が見えて
「おかえり」と手を振った


やっぱり
うちはこの人が大好き


そう感じた。


ゆーさんが帰って来て
うちは思いっきり
抱き締めた。

⏰:11/03/31 07:40 📱:P02B 🆔:KwO0Edjs


#558 []
明日、学校だから
帰らなきゃいけない。


もっと一緒が良かった。


でも…仕方ないよね。


東京駅までゆーさんは
送ってくれ
うちは電車でゆーさんの
肩を借りて寝ていた。


幸せ…
このまま時間止まって。

⏰:11/03/31 07:42 📱:P02B 🆔:KwO0Edjs


#559 []
そんな願いは届くはずもなく、
うちはゆーさんとの
週末を後にした。


これが現在までゆーさん
に会う最後だと
気付かず浮かれていた。

⏰:11/03/31 07:44 📱:P02B 🆔:KwO0Edjs


#560 []
帰宅して、うちは
山ちゃんに連絡をいれた


「ゆーさんと戻れたから
もう、連絡取れない」と


山ちゃんは
「わかった。幸せにね」

と、柔らかく言った。

⏰:11/03/31 07:45 📱:P02B 🆔:KwO0Edjs


#561 []
うちはまた甘い時間が
始まるって思っていた。


…けど、現実は違って


ゆーさんは
うちに気持ちがないこと


馨と付き合って
嫌でも身に付けた
‘嫌な勘’が働いた。

⏰:11/03/31 07:47 📱:P02B 🆔:KwO0Edjs


#562 []
『好き』の返しは
『ありがとう』になった


うちも数ヶ月前
馨に対しそうだった様に


次第に『好き』が
タブーになっていた。

⏰:11/04/02 15:15 📱:P02B 🆔:IlxooZVE


#563 []
以前付き合ってた頃は
女友達を泊まらせること
女友達と2人で遊ぶこと


なかったのに…。


嫌だ、と言っても
何もないから大丈夫、
と言われると
もう何も言えなかった。


…大丈夫、だよね。

⏰:11/04/02 15:17 📱:P02B 🆔:IlxooZVE


#564 []
山ちゃんとは連絡を
取っていなかったが、

山ちゃんと以前絡んだ
トピに嘆いていた。


ほんとはわかってる
うちのこと好きじゃないことも
あの夜のためだけに
付き合ったことも…。


こんな内容を
一週間程綴っていた。

⏰:11/04/02 15:21 📱:P02B 🆔:IlxooZVE


#565 []
一方的に書いていたが
書くことで
気持ちが落ち着いていた


そんなとき


朝、山ちゃんから
メールがきた。


:トピ見たけど大丈夫?

⏰:11/04/02 15:24 📱:P02B 🆔:IlxooZVE


#566 []
今でも覚えてる。

朝、改札に入る前見た
このメール。


うちは、あの電話後
すぐにアドレス、番号
消したから…


メールが来たのは
心底驚いた。

⏰:11/04/09 22:07 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#567 []
返そうか
返さずにいるか

迷った。


末、うちはメールを
作った。

⏰:11/04/09 22:08 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#568 []
:トピ見てたんだ。
大丈夫、じゃないかも…


と、送った。


それから特別連絡を
取るわけでもなく


数日が経った時、


ゆーさんが友人と
立てていたトピに

⏰:11/04/09 22:10 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#569 []
馨がゆーさんの家に
置いたぬいぐるみの画像が
アップされていた。


…この、ぬいぐるみ。


うちが馨の家に
お泊まりするたびに
涎まみれにして
馨が洗濯をしていた
ぬいぐるみだ…。

⏰:11/04/09 22:12 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#570 []
ゆーさんと初めて
電話をしたとき

そのぬいぐるみで

盛り上がったのだ。


考えてみると、


ゆーさんからすれば
彼女の馨からもらった
ぬいぐるみに
馨の彼女であるうちの
涎がびちょびちょに
付いていると考えると

⏰:11/04/09 22:14 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#571 []
申し訳なくなった。

あかの他人の
涎付き(洗濯したとは言え)
ぬいぐるみを…
と、考えると、…。


そのぬいぐるみが
何であるの?


棄ててなかったんだ、

⏰:11/04/09 22:16 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#572 []
捨てなくても良い、
クローゼットに
放り込んでくれれば
良いじゃない、

何でいちいち出すの?


と、怒りで
即座にゆーさんに
メールを送った。

⏰:11/04/09 22:18 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#573 []
:トピ見たけど、どういうこと?

それからすぐに
返事が来た。


:別れよう、ごめん。


と。


うちは思考が止まった。

…携帯を持つ手が震え、
心臓が早くなるのがわかった。

⏰:11/04/09 22:19 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#574 []
段々理解を取り戻し

嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ。

で頭は埋め尽くされた。


リビングに居たうちは
2階にかけあがり
ゆーさんに電話をした。


「別れたくない。
ぬいぐるみとか
どうでもいいから
離れたくない、お願い」


うちは懇願した
けど、

⏰:11/04/09 22:26 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#575 []
ゆーさんの決意は
固まっていたみたいで

ごめん

の一点張りだった。


うちは、
あんなに大好きで
息ができなくなる程
悩み、苦しんだ馨を


忘れるくらい

⏰:11/04/09 22:27 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#576 []
ゆーさんを
大好きになっていた。


付き合ったのは
ほんの数ヵ月だけど

髪の毛を染めたことも
未来の話をしたことも
電話を毎日したことも
ご飯を食べた日のことも
DVDを観たことも


全部全部
鮮明に覚えていた。

⏰:11/04/09 22:29 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#577 []
うちの馬鹿な行動が
事の発端であり、
撒いた種である。

後悔して
自分を恨んだ。


うちはそれから
毎日付き合いたいと
お願いしたが
振られ続けた。


わかっていたのに、
より戻った時点で
好きじゃないことも

⏰:11/04/09 22:32 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#578 []
なのに、
いざ現実になると
受け止められなかった。


別れても、
朝8時の電話はしてたが


振られて数週間後、


もう電話を止めてほしい


と頼まれた。

⏰:11/04/09 22:34 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#579 []
その前日、

打ち上げで酔っぱらった
うちは
ゆーさんに電話をかけた


無意識で、
ゆーさんにかけるなんて
思わず


うちはゆーさん本人に


失恋話をしていた。

⏰:11/04/09 22:36 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#580 []
その次の日、
アドレスも番号も
全部消した。


ゆーさんと 消す
約束をしたから…。


脱力感から抜けずに
放心していた。


うちを元気付けようと
兄さんは連絡をくれ
よく話を聞いてくれた。

⏰:11/04/09 22:38 📱:P02B 🆔:cQBF1u/2


#581 []
山ちゃんも
心配してくれた。


引きずったまま
数ヵ月が経ち


紅葉の季節になった頃、


うちは兄さんと夜中
電話をしていた。

⏰:11/04/20 22:26 📱:P02B 🆔:YoKgKUhM


#582 []
その時初めて聞かされた
事実、

うちがゆーさんに
会いに行き
より戻った数日後

⏰:11/04/20 22:28 📱:P02B 🆔:YoKgKUhM


#583 []
女友達がお泊まり
したあの日、


2人は関係を持ってた


と、言うこと。


全身の力が抜けそうになったが、


もう別れてるんだ。

⏰:11/04/20 22:29 📱:P02B 🆔:YoKgKUhM


#584 []
と、頭に叩き込ませた。


泣くうちに兄さんは


「祐子ちゃんのこと好きだよ。付き合いたい」

と、言ってくれた。

⏰:11/04/20 22:31 📱:P02B 🆔:YoKgKUhM


#585 []
兄さんのことは
好きだった
それは兄さんとして、
だったかもしれない。


けど‥


誰とも付き合うとか
そういう気持ちになれなかった。

⏰:11/04/20 22:32 📱:P02B 🆔:YoKgKUhM


#586 []
この夜が過ぎてからも


お互い‘好き’の話題に
触れなかったが、


相変わらず仲良く


互いにプレゼントを
送り合ったり


手紙を送り合ったり、

⏰:11/04/20 22:34 📱:P02B 🆔:YoKgKUhM


#587 []
本当の妹のように
可愛がってもらった。


その年の冬、


うちは山ちゃんと
付き合うことになった。

⏰:11/04/20 22:35 📱:P02B 🆔:YoKgKUhM


#588 []
以前から‘好き’と
言われていたが
受け流していたうち。


そんなうちから
『付き合って』と
申し出た。


それから幸せな日が続き
春に会う約束を交わし
毎日笑って過ごしていた

⏰:11/04/25 23:21 📱:P02B 🆔:PXdSGZUs


#589 []
その数ヵ月後、
うちも山ちゃんも無事に
高校を卒業した。


うちは卒業旅行とし、
友人と海外旅行に行った

⏰:11/04/25 23:23 📱:P02B 🆔:PXdSGZUs


#590 []
卒業旅行先でナンパされ
着いていったのもあり、

少し山ちゃんとの
関係に溝は入ったが

順調に恋を育み、


4月になりお互い
入学式を迎えることに


山ちゃんもうちも
近畿圏内だ。

⏰:11/04/27 12:24 📱:P02B 🆔:RpPw.yb6


#591 []
山ちゃんがひとりで
暮らしてるアパートに
入り浸る日が増え、

次第にお互い
学校が疎かになった。


とは言え、私はバイトを
していたから
週に数回は家に帰ると言う
生活を繰り返していた。

⏰:11/06/03 18:00 📱:P02B 🆔:qtBraItc


#592 []
朝新幹線を使って帰り
バイトに行くこともあった


それでも、山ちゃんと
居たら楽しかったし


何より落ち着いた。


そんな平凡な日々が続き
山ちゃんの誕生日の
季節がやってきた。

⏰:11/06/12 23:41 📱:P02B 🆔:rUm9q3Js


#593 []
数ヵ月前から旅行会社に
行き申し込みを済ませた


自分にとってはかなり
背伸びをした旅行だった


山ちゃんの思考は、
『新幹線は
グリーン車以外嫌』
だったみたいで
価値観のズレも生じた。

⏰:11/08/05 01:21 📱:P02B 🆔:3wSnTPJA


#594 []
最初は別々に乗ろう、
とまで言っていたが

最終的に山ちゃんの
誕生日だから

グリーン車を予約した。


旅行日の前日
山ちゃんの好きな
ブランドに行き
アクセサリーを買った、

⏰:11/08/05 01:23 📱:P02B 🆔:3wSnTPJA


#595 []
一時間ほど悩み漸く
選んだ指輪。


大事に鞄に入れ、
誕生日の夜に渡した。


手紙と一緒渡すと
山ちゃんは泣いて
喜んでくれた。


うちは嬉しくて、
抱き締めた腕を離さなかった。

⏰:11/08/05 01:24 📱:P02B 🆔:3wSnTPJA


#596 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age

⏰:22/10/02 01:16 📱:Android 🆔:Ltpo.xA.


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