☆ヒカリ☆BLです。
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#92 [YOU]
徠と話すのはいつ以来かな?そんな事を頭に巡らせていたら。
『いい弟でしょ?ロクは』
一瞬、ドキッとした。今まで弟なんて思った事ないし、僕はグラスを口に当てたまま頷いた。
何で徠はそんな事を言うのだろう?ロクが一番慕っているからだろうと思った。
2人は仲良いしな…
徠が立ち上がり僕の肩に手を置いて耳元で
『これ以上、ロクを苦しめないでくれ』
:08/03/09 23:39
:F905i
:zeqHk6Rs
#93 [YOU]
えっ?
苦しめないでって…何?一気に頭がグルグル回り始めた。
僕はロクを苦しめているの?
『坊ちゃん、顔真っ青ですぜ?』
『大丈夫、先寝るね…みんなに伝えといて』
僕はロクに気付かれないよう静かに部屋を後にした。
ベッドに潜り込み徠の言っていた言葉の意味を理解しようと必死だった…
でも、わかんないよ!!
:08/03/09 23:47
:F905i
:zeqHk6Rs
#94 [YOU]
これ以上?ロクを苦しめないでくれってなに??
眠ろうとして目を閉じても意識がハッキリしていて眠れない…
ロクにとって…僕は重荷なの??
一気に涙が溢れ出した。
その時ドアの開く音がした。僕は寝たふりをしていた。
『凛、大丈夫か?具合どうだ?』
:08/03/09 23:50
:F905i
:zeqHk6Rs
#95 [YOU]
:08/03/09 23:51
:F905i
:zeqHk6Rs
#96 [YOU]
聞き慣れた優しい声を聞くと涙がまた溢れ出した。
『起きてるんだろ?』
布団に触った瞬間…
『触るな!!』
『どうした…?』
僕が怒鳴った事に余り動じずロクは優しく話しかけてくる。
もう限界だよ!!
何かが僕の中ではじけた。布団から起き上がり睨みつけた。
『…どうしてないてるんだ?』
:08/03/11 21:18
:F905i
:K3r7WfZc
#97 [YOU]
ロクの顔が険しくなっていく。
『僕はロクの重荷?僕がいるとロクは疲れる?』
『何言ってんだ?そんなわけないだろ』
『なんで!?なんでちゃんと本音を言ってくれないんだよ…いつも笑ってごまかす。』
僕は声が枯れるほど叫んだ。
『誰に言われた…』
:08/03/11 21:24
:F905i
:K3r7WfZc
#98 [YOU]
ロクの目つきが変わった。
僕は急に言葉をなくしてしまった。
だって…言えるわけない!兄のように慕っている徠に言われたなんて…。
『凛…言え。』
こんなロク知らない、こんな怖い顔をするロクなんてしらない。
体が震えてまともに顔が見れない…コワイ
『違う…僕が思っただけだよ。』
:08/03/11 21:27
:F905i
:K3r7WfZc
#99 [YOU]
目が合わせることができない、問いつめられたら…言ってしまいそうで。
僕は下を向いていた。
下顎をつかみ強引に顔を上げさせられた。
『イッ…痛いよ…ロク』
『本当にお前が思っただけなんだな??』
しばらくの沈黙の後僕は静かに頷いた。
:08/03/11 21:34
:F905i
:K3r7WfZc
#100 [YOU]
ロクに優しく抱きしめられ、僕を包み込み小さくため息をつき、静かに話し出した。
『凛…?俺は重荷だなんて感じた事はない、お前の悪い所は一人で先走りする所だ。』
僕は肩に顔を置いたまま小さく頷いた。
さっきとはまるで別人のように優しい声…
僕はなんでこんなに泣き虫なんだ!?
『おまえの泣く所を見るのは俺も辛い…これから先も凛の笑顔を見ていたいんだ。』
:08/03/11 21:40
:F905i
:K3r7WfZc
#101 [YOU]
ロクの物になりたい…
僕だけを見てほしい…
『ロク??』
『どうした?』
僕はこの時…一生分の勇気を使っただろう。
こんなに恋い焦がれた大好きな人…。
『僕をロクの物にして』
『えっ?』
ロクは目を見開き驚きを隠せないでいた。
:08/03/11 21:44
:F905i
:K3r7WfZc
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