☆ヒカリ☆BLです。
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#1 [YOU]
読みずらいかもしれませんが…(〃▽〃;)
よろしくですm(_ _)m
※誹謗中傷は切ないのでやめて下さいね※
更新遅いかもですが、頑張ります。
:08/03/04 18:30
:F905i
:n.BmLLbc
#2 [YOU]
『凛、ロク行くぞ…』
力強く二人を呼びだしたのは六代目になる父だ。
今から幹部会が本家(うち)で開かれる。
二人は父の後ろからついて行った。
突然、父が足を止め振り返った。
『凛。』
『はい…。』
少しの沈黙の後、父の口から出た言葉は、
『お前、今日挨拶しろ』
『えっ!!』
僕は驚きを隠せず唖然としていた
『根性ここらでみせとけ、なぁ…ロク』
『……。』
ロクは少し困惑した顔を見せて口を開いた。
:08/03/04 22:27
:F905i
:n.BmLLbc
#3 [YOU]
『まだ…少し早いんじゃ?』
そんなロクの話に耳を貸すわけがない…
『それでなくてもこいつは女々しく見られてんだ。うちの若い衆に本家の息子がこんなんじゃ示しがつかないだろ。』
僕は返す言葉がなかった。
:08/03/04 22:32
:F905i
:n.BmLLbc
#4 [YOU]
華奢な体つき…
細長い手足、整った顔立ち。
全てが嫌いだ。
『ロクが跡目継ぐか?』
不適な笑みを浮かべながらロクの顔を見た。
『親父!!』
しばらく父とロクが目をあわせていた。
:08/03/04 22:36
:F905i
:n.BmLLbc
#5 [YOU]
『凛、とにかく今日1日男見せろよ?いーな。』
『…はい。』
それから3人は大広間へ行った。
30畳以上もある広間に各地から集まってきていた。
僕は人数の多さに圧倒されていた。
父が入った瞬間、一瞬にして空気が張り詰めた。
:08/03/04 22:39
:F905i
:n.BmLLbc
#6 [あや]
おもしろそー

頑張ってね(゚∀゚)

:08/03/04 22:40
:SH903iTV
:7frNEG22
#7 [YOU]
『今日はご苦労、突然だがうちの跡目の挨拶聞いてやってくれ。』
さっきまで張りつめていた空気がざわめきに変わった。
幹部達の間でも凛は可愛がられていた。
『ロクが跡目と…』
『こんな女々しい奴につとまるか?』
『無理だろ』
:08/03/04 22:43
:F905i
:n.BmLLbc
#8 [YOU]
あやさん。はじめましてヾ(^▽^)ノ
ありがとうございます

頑張ります。
:08/03/04 22:44
:F905i
:n.BmLLbc
#9 [YOU]
凛が第一声を出した。
『お集まりの親分方、兄さん方遠方よりご苦労様です。』
意外にしっかり挨拶が出来たので広間には静けさが戻った。
父は真っ直ぐ目を閉じ腕組みをして聞いていた。
ロクは正座しら凛を見つめていた。
僕は大きく深呼吸して。
『只今、六代目からご紹介に預かりました大須賀 凛にございます。』
:08/03/04 22:48
:F905i
:n.BmLLbc
#10 [YOU]
震える手を抑えるために力強く拳を握っていた。
『この度はこのような場に参加でき光栄に存じます。親分方兄さん方のお力添えあっての自分です。よろしくご鞭撻お願いします。』
しーんと静まり返った広場…
顔を上げてみると拍手が起きた。
『えっ…?』
:08/03/04 23:06
:F905i
:n.BmLLbc
#11 [YOU]
しばらく拍手が鳴り止まず父が右手を挙げた瞬間拍手は止んだ。
『凛、ロクはもういい』
2人は静かに部屋を後にした。
僕は一目散に走り出した。
『凛!!』
ロクは見失わない用に追いかける
『待てよ!』
強く腕を掴まれて凛はその場に座り込んだ。
凛の目から大粒の涙がこぼれていた。
:08/03/04 23:10
:F905i
:n.BmLLbc
#12 [YOU]
ロクは掴んでいた腕を放し一緒に座り込んだ。
『よく頑張った、すごいぞ?お前』
『怖かったぁ〜。』
緊張の糸が切れ、一気にしゃくりあげだした凛を抱きしめようとした瞬間
『あら?凛??』
廊下から声がした。母だ。着物を綺麗に着こなしこちらを見ていた。
『ロク…また泣かせたのかい?』
『いえ…。』
母が庭に降りてきた。
:08/03/04 23:14
:F905i
:n.BmLLbc
#13 [YOU]
『ロクは…悪くないよ…。』
母が甲高く笑った。僕はなぜ笑っているかわからなかった。
『泣き虫のかわいい子』
母は凛を抱きしめ頬にキスをした。
『ロク、あの人に見つかる前に部屋にお行き、じきに出てくるよ。』
『はい。行こう凛』
:08/03/04 23:17
:F905i
:n.BmLLbc
#14 [YOU]
凛を立たせて部屋へ向かった。
凛は母に溺愛されている。母菊は一風変わった人格を持っている。
それからロクの部屋へ行き休んでいた。
『はい。』
『ありがとう。』
ロクの部屋は和風で掘りごたつが僕のお気に入りだ。
:08/03/04 23:20
:F905i
:n.BmLLbc
#15 [YOU]
『ロクの入れてくれたお茶は最高だね!!』
『ありがとう。』
ロクは僕の双子の弟だ。漆黒な黒髪、切れ長の瞳、形のいい鼻、まとまりのいい唇。
いつも僕の事を一番に考えてくれている。
『少しは落ち着いた?』
静まり返ったこの部屋、ロクの声はとても心地よい…。
:08/03/04 23:24
:F905i
:n.BmLLbc
#16 [YOU]
『うん。母さんとロクのおかげだよ、ねぇ…』
急に凛が顔を曇らせた。
『晩飯、あの中で食べないとダメかな?』
『別に…ここで食べればいい。』
凛は目を輝かせ俺を見てきた。
『本当に?』
『うん、俺が作るよ。』
嬉しそうに肘をつきながら喜ぶ顔を見て俺は嬉しかった。
:08/03/04 23:28
:F905i
:n.BmLLbc
#17 [YOU]
『本当?ロクの作るご飯おいしんだよねぇ〜』
凛の笑う顔が好き…
凛の寝息…
凛の全てが好き…
俺は心から凛が好きだ。小さい頃から全てが凛の為だ。
でも……。
:08/03/04 23:31
:F905i
:n.BmLLbc
#18 [YOU]
『ロク?』
俺は我に返った。凛が不安な顔をして見つめていた。
『ん?何?』
凛の瞳は少し灰色がかっている。
母の血が強いのだろう…
『大丈夫?どうした?』
『別に、ボーっとしてただけ。』
『本当に??』
そう言いながら俺の額に自分の額を当ててきた。
:08/03/04 23:34
:F905i
:n.BmLLbc
#19 [YOU]
『熱はないみたいだね』
何を言い出すかと思ったら(笑)
『ないよ、ありがとう』
『調子悪いなら言えよ!!』
『うん。』
それから遊びに行こうと門に向かったら父の部下が来た。
『坊ちゃん、ロク、今はいけません。』
:08/03/04 23:37
:F905i
:n.BmLLbc
#20 [YOU]
『なんで?何かあったの?』
凛が不思議そうな顔で聞いた。
部下が言いずらそうにしていたのを察した俺は部屋に戻ろうとした。
『遊びに行くのは今度にしようよ。』
そうなだめてみたが…
『なんで!?ゲーセン行こうよ!』
『坊ちゃん…親父に叱られますんで、お願いします。』
:08/03/04 23:41
:F905i
:n.BmLLbc
#21 [YOU]
『凛、戻るぞ、』
さすがに空気を呼んだのか観念してくれた。
黙って俺の後ろをついてきている、そしてあの部屋の前で止まった。
『えっ?ロク…。』
『凛、入って。』
『また…?』
うちの家は物騒な家業だけに血生臭い事件が多い。
その時は代々シェルターに入れられ大切にされてきた。
勿論、父もそうだった。
:08/03/04 23:45
:F905i
:n.BmLLbc
#22 [YOU]
『やだ…入りたくない、大丈夫だって!大したことじゃないよ。』
無理に笑っているのがわかった。
『だけどな…』
『大丈夫だって!僕、部屋に戻るね。』
『凛!!』
凛の背中を見守っていた時、外で車の音がした瞬間、4発の乾いた音が鳴った。
俺は急いで凛を抱きしめ庭に伏せた。
『ロク!テメェ凛かくまって入れ!』
:08/03/04 23:51
:F905i
:n.BmLLbc
#23 [YOU]
親父と部下が一斉に出てきた。
俺は凛をシェルターの中に入れて様子を見ていた。
凛は過呼吸を起こして震えていた。もともと体が弱い。
(周りの音が聞こえない…。)
シェルターの外では撃ち込まれた銃弾の相手を探すのに大騒ぎだった。
『凛!凛!?』
(遠くで誰かが呼んでる…でも、やだ…戻りたくない。)
『凛!!』
目の焦点がやっと合った事に安堵の息をついた。
:08/03/04 23:57
:F905i
:n.BmLLbc
#24 [YOU]
『……ロク?』
『大丈夫か??』
『一体…何が…あ』
何か話そうとしたが、思い出すとまたパニックになるのでさえぎった。
俺は凛の髪を撫でながらゆっくり話した。
『何もなかった、お前が急に倒れただけだ。』
『…………。』
凛は瞬きもせずに一点を見つめていた。
その大きな瞳からは涙が溢れ出ていた。
『大丈夫、俺がいるから。』
『………。』
凛が手を握ってきたので俺も強く握り返した。
『ロク…?』
『うん、すぐ戻るから。』
いつの間にか凛は深い眠りに入っていた。
:08/03/05 00:04
:F905i
:CBNjvqgs
#25 [YOU]
扉が開く音がして凛は目覚めた。
『誰…?』
『凛、お腹空いただろう?』
『母さん。』
母が食事を持ってきてくれた。食べ終わってロクが居ないことに気づいた
『あれ?ロクは??』
母が目をそらした。
『ロク?さぁ、屋敷じゃみかけないねぇ…出かけたんじゃないかい?』
歯切れの悪い母の言い方に不安が走った。
『ごちそうさま美味しかった。』
:08/03/05 00:08
:F905i
:CBNjvqgs
#26 [YOU]
『じゃあ、ゆっくり眠るんだよ?』
『うん。おやすみ』
母が出て行って僕はすぐロクに電話した。
電源が入ってないと虚しいアナウンスだけが流れ、急に不安になった僕は外へ出ようとした。
でも、外から鍵が掛かっていて出られない。
その時…
カチャカチャ
扉の開く音がしたので急いで行った。
『ロク!!』
:08/03/05 00:12
:F905i
:CBNjvqgs
#27 [YOU]
『凛?まだ起きてるのか?』
こっちを見てくれない、急に不安になった。
『ロク?こっち向いてよ!どうしたんだよ!?』
ロクがこっちを向いた瞬間僕は驚きで声が出なかった。
『誰がこんな…ヒドイ』
ロクは殴られて目が腫れ上がり口からは血が出ていた。
『大丈夫だよ…。』
『大丈夫なわけないじゃん!!座って!』
:08/03/05 00:16
:F905i
:CBNjvqgs
#28 [YOU]
シェルターの中は意外と住み心地がよく全ての物が完備されている。
僕は急いで救急箱を出して治療しだした。
『父さんにやられたんだろ?そうでしょ?』
『違うよ…凛は気にしなくていい。』
本当は六代目に酷く叱りつけられ殴られた。
もし銃弾が打ち込まれた時凛に当たったらと…
散々、殴られた。
『うそつき…ウッグ』
治療してくれながら泣き出してしまった。
『どうして?嘘はついてないよ?』
:08/03/05 00:22
:F905i
:CBNjvqgs
#29 [スマイル]
:08/03/05 06:12
:N905i
:BKn.gZUc
#30 [YOU]
スマイルさんはじめまして


ありがとうございます

頑張りますので、また読みに来て下さいね

:08/03/05 08:15
:F905i
:CBNjvqgs
#31 [YOU]
俺は優しく微笑み髪をかきあげてなだめた。
『泣かないでくれ…』
そう言っても涙は簡単に止まらないらしい…
抱きしめると少しずつ落ち着きを取り戻した。
ロクの匂い…
大好きなロク…
このままずっと抱きしめられていたい。
:08/03/05 20:12
:F905i
:CBNjvqgs
#32 [YOU]
その時…頭上から落ち着きのある声がした。
『もう…離れてもい?』
『あっ…ごめん。』
さっと離れた。
ーズキンー
心が苦しかった、本当はもっと抱きしめていて欲しかったのに…
ロクは何とも思ってないみたいだ…
僕一人だけ舞い上がって少し恥ずかしい…
:08/03/05 20:16
:F905i
:CBNjvqgs
#33 [YOU]
『じゃあ、風呂入ってくる…』
背中を向けようとした時袖を引っ張られた。
『どうした?』
『一緒に寝よ?』
『OK、先に寝とけよ?』
それだけ告げて俺は風呂に入った。
シェルターの中の風呂は少し小さいが檜で出来た味のある作りだ。
:08/03/05 21:39
:F905i
:CBNjvqgs
#34 [YOU]
浴槽に浸かり大きなため息をついた…
『このままだと、がまんの限界だよ…凛』
そう呟きながら湯船にブクブクと音を立てて沈んでいった。
凛はロクの気持ちも知らずにベッドの上でゴロゴロしていた。
(ロクと寝るの久々だなぁ〜☆)
一人にやけていたら声がした。
:08/03/05 21:42
:F905i
:CBNjvqgs
#35 [YOU]
『ただいま』
見上げるとロクがいた。
『寝とけって言っただろ?』
『だって、久々にロクと遅くまで話せるから眠れないよ☆』
ロクは一瞬面食らったがすぐ冷静を取り戻した。でも、凛の顔をみると我慢できずに吹き出してしまった。
『何がおかしんだよ!』
:08/03/05 21:46
:F905i
:CBNjvqgs
#36 [YOU]
顔を真っ赤にして怒っている。
『凛が面白すぎる…』
『はぁ?なんで?僕が何した!?』
笑いがとまらない…
『腹が痛い…』
『もぉ!早く座れよ薬塗ってやるから!!』
ブツブツ文句を言いながら救急箱を開く
『ありがとう、兄さん』
『ロクの方がよっぽど兄貴っぽいし。』
:08/03/05 21:51
:F905i
:CBNjvqgs
#37 [YOU]
『確かに…』
それから一緒にベッドに入り色々な事を話した。
『明日からまた大学休まないとなぁ〜』
口をとがらせて残念がっていた。
『しょうがないだろ?うちの家業がこんなだから…。』
ベッドで少しの距離を保ちながら話していた。
:08/03/05 21:54
:F905i
:CBNjvqgs
#38 [YOU]
『ねぇロク…』
『ん〜?』
急に凛が起きあがりロクに近づいてきた。
『どうした?びっくりするだろう。』
『家…出ない?』
『はい?なんだよいきなり。』
何を言い出すかと思ったら(笑)
『県外にでよ!!そしたら普通の生活送れるし』
『…親父がゆるさないよ』
『ロクの意見がききたいんだって!!』
:08/03/05 22:20
:F905i
:CBNjvqgs
#39 [YOU]
しばらく俺は考えた…
本当は考えなくても答えはでていたけど、
『俺は凛が行くところならどこでもついていくよ?』
『ロク…』
凛がロクの胸に顔を埋めてきた。
『凛?どうした?』
『ううん…。』
:08/03/05 22:23
:F905i
:CBNjvqgs
#40 [YOU]
ロクは19年間一緒に育ってきて自分の意見を言った事がない。
全部僕中心で生活している。
父にも母にも僕以上に厳しく育てられている。
『ロク?』
『何?』
『ロクはこの家に生まれて幸せ?』
:08/03/05 22:27
:F905i
:CBNjvqgs
#41 [YOU]
『えっ?』
急に深刻な質問を浴びせられて俺は言葉が出なかった。
でも、目の前にいる凛を心から大切に思う気持ちは本当だ。
目に涙を浮かべ不安そうな顔でこっちを見る宝物…。
『幸せだよ…凛がいてくれるから。』
:08/03/05 22:32
:F905i
:CBNjvqgs
#42 [YOU]
『本当?俺がいないと寂しい?』
『もちろん、凛があっての俺だ。』
『…………。』
『凛は幸せか?』
『当たり前だよ!ロクがいないと幸せじゃない、ロクがいないとやだ!ロクがいない世界なんていたくない。』
:08/03/05 22:35
:F905i
:CBNjvqgs
#43 [YOU]
『凛…』
俺は涙が出そうだった。今まで生きてきた中でこんな幸せな時があったのかと…
俺は凛の頬に手を当て自分の方に向けた。
『ロク……?』
『凛…』
キスをしようとした時ある人の顔が浮かんだ。
『ロク?』
そう…心より愛する人の母だ。
:08/03/05 22:39
:F905i
:CBNjvqgs
#44 [YOU]
(いいかい?ロク、凛に手を出す事はあんたと凛の別れの意味でもあるんだ。覚えておきな…許さないよ…一生。)
思い出しただけで背筋が凍る…凛に触れる事は一生できない。
『ロク!!』
我に返った俺は凛を見た
『大丈夫?どうした?』
『何でもない、寝よう』
『………ロク』
:08/03/05 22:45
:F905i
:CBNjvqgs
#45 [YOU]
キス…してくれないんだ。
凛は早くロクに抱かれたかった。
『おやすみ。』
『うん』
すぐに背中を向けて寝てしまった。
ロクは一体何を考えてるんだろう…
やっぱり僕のこと嫌い?
凛が眠りについたのは明け方だった。
次に目を覚ました時は昼だった。
隣にロクの姿はない、急いで顔を洗い外へ出れる準備をしていた。
:08/03/05 22:52
:F905i
:CBNjvqgs
#46 [YOU]
外から鍵を開けてもらわないと出れないので電話した。
『もしもし?』
『おそよう(笑)今起きたの?』
『うっ…うん。』
『食事もってすぐ行くよ。』
携帯を切った途端に扉の開く音がした。
『よく寝てたな。』
テーブルの上に食事を置きながら笑っていた。
:08/03/05 22:58
:F905i
:CBNjvqgs
#47 [YOU]
『起こしてくれたらよかったのに!!』
『起こすのが勿体ない位良い顔して寝てたよ。』
ドキッ
『えっ?』
そんな優しい顔で微笑まないでほしい。
変に期待してしまうから…。
『よだれたらしてた(笑)』
『はっ?』
:08/03/05 23:01
:F905i
:CBNjvqgs
#48 [YOU]
ロクがまた声を殺しながら爆笑していた
『いじめっ子!!』
『小さい頃から変わらないなぁ〜凛は。』
2人で大きな声で笑っていた
『あらあら、楽しそうだねぇ。』
『母さん。』
僕はこの時ロクの表情が曇るのがわかった。
:08/03/05 23:04
:F905i
:CBNjvqgs
#49 [YOU]
『六代目がしばらくいなくてねぇ…退屈なをだよ、凛外に出たくないかい?』
『出たい!出ていいの?』
『もちろんだよ、買い物でもいこうか。』
『ロクも一緒?』
『この子は家の番をしてもらうよ、いーねロク』
『はい。』
:08/03/06 23:25
:F905i
:IEvtVx8o
#50 [YOU]
凛はロクの表情が気になったが、二人は外に出ていった。
『ロク』
二人を見送ってしばらく門に立っている俺に声を掛けてきたのは、兄貴分の(徠ライ)だった。
『兄貴…』
『徠でいーって、今は誰もいねぇーよ』
『うん。』
『大丈夫かお前、昨日は酷く親父にやられてたな』
:08/03/06 23:29
:F905i
:IEvtVx8o
#51 [YOU]
『俺が悪かったし、仕方ないよ。』
徠が俺にタバコをすすめてくれた。
タバコに火をつけ一服していたら、
『お前…』
『ん?』
何かを質問したそうだったが、徠は言ってくれなかった。
でも、俺には徠が聞こうとしている事がわかった。
大きな庭園の砂利道の方に歩いて行った。
多分…質問はこうだろう
:08/03/06 23:38
:F905i
:IEvtVx8o
#52 [YOU]
ー凛が好きなのか?ー
徠は俺が幼い頃から可愛がってくれていた。本当の兄のように俺も慕っている。
タバコを吸い終わりそうになったので俺は徠の元に戻っていた。
心配そうに俺を見ている。
縁側に腰掛けている徠…
こんな姿は部下は知っているのか?
『兄貴。』
:08/03/06 23:42
:F905i
:IEvtVx8o
#53 [YOU]
一気に徠の顔が鋭くなった。
『姉さんのお帰りです』
静かに頷き俺の肩を軽く叩き二人で門へ向かった
徠には弱音をはける人間はいるんだろうか?
彼女は?
そんな考えを巡らしていたら心地よい聞き慣れた声がした。
『ただいま』
そう…俺の宝物。
:08/03/06 23:46
:F905i
:IEvtVx8o
#54 [YOU]
一目散に俺の元に駆けつけた。
『おかえり』
いつものように話していたら恐ろしいほどの殺気を感じた。
そう…母だ。こっちをすごい形相で睨みつけていた。
俺は凛から離れ、母の荷物を取りに行った。
『母さん、お帰りなさい』
バックや上着を受け取るとき耳元で
:08/03/06 23:50
:F905i
:IEvtVx8o
#55 [YOU]
『ゆるさないよ?ロク…わかってるねぇ…?』
それだけ言って家の中に入った。
しばらく一点を見つめ頭を下げたままかたくなっていたら肩を叩かれた。
振り返ると徠だった。
急に緊張の糸が切れてホットした。
『大丈夫か?顔色悪いぞ??』
:08/03/06 23:53
:F905i
:IEvtVx8o
#56 [YOU]
:08/03/06 23:59
:F905i
:IEvtVx8o
#57 [YOU]
大丈夫と答えて二人はいつもの生活に戻った。
凛は今日外出出来たことがよほど嬉しかったのだろう。
目を輝かせながら俺に色々話してきた。
このシェルターの中の重苦しい空気を一瞬にして変えてくれる。
色んな表情をする凛を見ていると飽きがこない…
『ロク?』
:08/03/07 21:17
:F905i
:XKWOYZkg
#58 [YOU]
ふと、会話をとめた
『どうした?』
何か恥ずかしそうに下を向いていたから体を凛に近付けて覗き込んでみた。
みるみる顔が赤くなっていくこの反応を楽しみながらもう一度「どうした?」と聞くと
『お土産があるんだ。』
:08/03/07 21:20
:F905i
:XKWOYZkg
#59 [YOU]
手の平に収まるぐらいのボックスを出してきた。
どうして凛がそんなに照れているかわからず包みを開けた。中には驚くほど綺麗なアメシストのブレスレットが入っていた。
『これ…』
『気に入らなかったらすてていーから!前から狙ってたんだ

やっと金が貯まって…』
まだ話続けてる…
照れのせいもあるんだろう一気に話し出した。
:08/03/07 22:44
:F905i
:XKWOYZkg
#60 [YOU]
僕はさっきから何度も名前を呼んでいるのにそれにも気付かないぐらい夢中で話をしていた。
三回目にやっと気づいた
『凛!』
ようやく気付いてくれた、凛は話を止めてもらった事を内心ホッとした表情をしていた。
ブレスレットを自分の手にしてブレスにキスをした。
『ありがとう、大切にするよ。』
:08/03/07 22:49
:F905i
:XKWOYZkg
#61 [YOU]
『実はね…お揃いなんだ。』
また更に顔を赤らめた凛がニコニコしながらシャツのボタンを外し始めた。
『何してる!!』
ついつい大きな声が出てしまった。
『えっ?これをみせようと思って…』
なんだ…焦らすなよ。
大きく深呼吸して目を胸元にやった。
俺と同じ色のアメシストのネックレス。
:08/03/07 22:55
:F905i
:XKWOYZkg
#62 [YOU]
涙型で色白の凛の肌によく馴染んでいろっぽい…
『綺麗だな…』
俺はネックレスのトップを手に取り石にキスした。
ロク…なんて綺麗なんだろ、僕の心臓の音が聞かれていないか心配だった。
目があって僕はあまりの驚きにのけぞってしまった。
:08/03/07 23:01
:F905i
:XKWOYZkg
#63 [YOU]
『おっと…』
頭をうちそうになった凛の腰に手を回し抱きかかえるような形になった。
『何やってんだ?』
そう良いながら優しく笑うロクを僕はしばらく見つめていた。
自然とお互い見つめ合い顔が近付いていく。
きっと、僕が物欲しそうに見ていたんだと思う。ロクのまっすぐな瞳から目が話せない。
:08/03/07 23:06
:F905i
:XKWOYZkg
#64 [YOU]
:08/03/07 23:06
:F905i
:XKWOYZkg
#65 [YOU]
ロクが急に下を向いた
『なに?』
何が起こったの!?
『ロク?』
ロクは僕の肩をつかみ下に顔を向けたままだった。僕は腕をもち顔を覗き込んだ。
笑ってる?
急にこめかみがカァーっと熱くなる感覚を覚えた。
『何がおかしんだよ!』
ロクは声を出して笑い出した。
:08/03/07 23:28
:F905i
:XKWOYZkg
#66 [YOU]
頭来た!あまりの怒りで涙が出そうになった。
『はなせっ!!』
『ごめん…怒るなよ…ブスになるぞ。』
『嫌いだ…ロクなんて!離せよ!』
必死にもがいていたがロクの力に勝てるわけ無く…
泣き虫な俺はまた弱味を見せつけてしまった。
:08/03/07 23:33
:F905i
:XKWOYZkg
#67 [YOU]
『本当ごめんて…』
ロクが優しく抱きしめ、子供のようにあやしだした…
僕はすっかり甘えモードだ。
『うん…許す』
ありがとう。と耳元で呟いて僕を抱きしめてくれている。
ロクからはいい匂いがして…温かくて…気持ちいい
:08/03/07 23:37
:F905i
:XKWOYZkg
#68 [YOU]
次に僕が目を覚ました時にはロクはいなかった…恥ずかしながら昨日、あのまま抱きしめられたまま眠ってしまったらしい。
そんな自分を責めながら洗面所に行って身支度をしていた。
鏡を見つめながら
『本当…ガキだな僕は』
扉の開く音がする。
そっちに歩いて行くと少し寝れた髪をかきあげているロクがいた。
腕にはプレゼントしたブレスがしてある。僕に気付いて彼は優しく微笑んだ。
:08/03/07 23:44
:F905i
:XKWOYZkg
#69 [YOU]
この…この笑顔を僕のものにしたい。
頬のあたりが熱くなる感覚がした。
僕は、心の中で何度も「かっこいいなぁ」とつぶやいていた。
きっと、世界中探しても僕がこんなに夢中になる人はでてこないだろうと…
『雨…降ってるの?』
『うん、もう外出ていいみたいだ。』
『本当!?』
:08/03/07 23:50
:F905i
:XKWOYZkg
#70 [YOU]
凛は目を輝かせて喜んだ。更に六代目と母が骨休みに九州へ旅行へ行ったと伝えると更に喜んだ。
『今日は兄貴達と宴会があるから凛も行こうな』
『………。』
『大丈夫、みんな良い人ばかりだし、話してみると楽しいぞ?』
そう言いながら僕の背中をポンと叩く。
僕は正直、みんなでワイワイするのは好きじゃない。どちらかと言うとロクと2人でいる方が好きだ。
:08/03/07 23:56
:F905i
:XKWOYZkg
#71 [YOU]
:08/03/08 00:01
:F905i
:OgpDiZR.
#72 [YOU]
♯68で訂正です

少し寝れた×
少し濡れた○
です。申し訳ありません
:08/03/08 00:09
:F905i
:OgpDiZR.
#73 [みぃ]
:08/03/08 07:32
:N902i
:iDPZaGgU
#74 [YOU]
みぃさん

おはようです

ありがとうございます



頑張りますので、読んでやってくださいね

:08/03/08 09:20
:F905i
:OgpDiZR.
#75 [YOU]
『やだな…行きたくない。』
『そんな事言うな、もっと人と方が凛の為でもあるんだぞ?イヤならすぐ出ればいい。』
はっきり言ってロクの言う通りだ…僕のわがままなのもわかってる。
『少しだけでいいから…いこう?』
跡目を継ぐのはイヤだけど、みんな仲間だしロクも僕がイヤな事を知っていて誘うって事は強制…されたんだろう。
『わかった…少しだけ』
:08/03/08 22:41
:F905i
:OgpDiZR.
#76 [YOU]
『よし!じゃ、久々に出掛けるか!?』
『本当!?』
『どこ行きたい??』
『ゲーセン!待って!着替えてくる!!』
そのままでいいと言う前に凛はダッシュで着替えに行った。
俺も…濡れたままじゃまずいと思い、着替えに行った。
:08/03/08 22:44
:F905i
:OgpDiZR.
#77 [YOU]
俺が着替えを済ませても凛はまだ準備できてなかった。
もう少しかかると言われて退屈だったので、タバコを吸いに外へ出た。
この家の造りが好きだ。平屋の家は古いがしっかりしてる。家のど真ん中には広い庭園があり、俺は廊下の一角に座って一服するのが気に入ってる。
雨が静かに石畳を濡らす
ため池に小さな輪がいくつも連鎖する…
水をえた木々達が喜びの声をあげる…
:08/03/08 22:59
:F905i
:OgpDiZR.
#78 [YOU]
大きく背伸びをしてひたっていたら気分をかき消すようにドタバタ!!と足音が聞こえる…
俺は立ち上がりタバコを消した。振り返るとこの家で一番愛しい奴が立っていた。
『お待たせ…。』
『行こ…』
この宝物を守るために俺は強くなりたい。
:08/03/08 23:03
:F905i
:OgpDiZR.
#79 [YOU]
それから俺達はゲーセンに行き、楽しんでいた。
『ロク…?』
『ん〜?』
ゲームの対戦物をしていた…来年には成人を迎えると言うのに、でも、正直楽しい。
凛は俺の隣に座り一緒に画面を眺めている。この時だけは凛にかまってやれない
『プリクラ撮ろうよ』
『うん』
何の気なしに返事をしたが、プリクラってあの女子高生がポーズとか決めて撮るやつ?
:08/03/08 23:40
:F905i
:OgpDiZR.
#80 [YOU]
心の中で無理!!と言った瞬間、脳が驚いたのだろう、タバコを吹き出した。
『危ないだろ!?』
『いや…ごめん、プリクラは無理だ。』
なんで?って聞いてきたが、お前…男同士がプリクラなんて、絶対おかしいよ!!
『家で写真撮ろう、なっ?』
『やだ!プリクラがいいの!!』
口をとがらせて駄々をこねだした。
:08/03/08 23:43
:F905i
:OgpDiZR.
#81 [YOU]
俺は写真が嫌いだ…
笑う事も苦手だし…あんなの撮ってどうする気だよ。
『とろーよ!』
こうなったら凛は頑固だから首を縦に振るまで引かない…
いつの間にか必要以上の尋問に俺は首を縦に振っていた…
プリクラ機の前では制服の女子高生が楽しそうにしていた。
その中で俺は順番を待っていた。
『すみません…』
:08/03/08 23:47
:F905i
:OgpDiZR.
#82 [YOU]
声のする方へ振り向くと高校生らしき女の子がこっちを見ている。
『何?』
『順番待ってます?』
あぁ…プリクラのね、と周りを見渡しても凛がいないので譲ってやった。
椅子に座りタバコを吸おうとケースから捕りだした時視界に何か入った。
顔をあげるとさっきの女の子がガムをくれた。
『俺に?』
:08/03/08 23:50
:F905i
:OgpDiZR.
#83 [YOU]
『うん…譲ってくれたお礼』
『ありがとう』
素直に嬉しかった。
色白で目が綺麗で目鼻立ちがしっかりしてて…今時珍しく髪も染めてない。綺麗な黒髪だ。名前は雪…
名前通りの美人だ。
3人で遊びに来ていたらしい。他の2人もやってきて質問攻めにされて嫌気がさしていたら、凛が戻ってきた。
『ロク!なにやってんだよ!!』
明らかに不機嫌モード
:08/03/08 23:55
:F905i
:OgpDiZR.
#84 [YOU]
最近の若い子は恐れを知らない…
俺から凛に移り、質問攻めしだした。俺はバトンタッチ出来た事が嬉しかった。
雪の友達につれられ、念願のプリクラを撮っていた。
『ごめんね…』
ふと隣で声がした。見下ろすと小さな頭があった。
『どうして?』
『友達、困ってんじゃん。』
『大丈夫…大人だから』
:08/03/08 23:59
:F905i
:OgpDiZR.
#85 [YOU]
:08/03/09 00:00
:F905i
:zeqHk6Rs
#86 [YOU]
それから自宅に向かった
凛は相当疲れたのだろう、助手席で熟睡していた。夜は宴会だし…
もう少し寝かせてやろうと思い、俺の部屋に運んだ。
廊下に出ると俺のお気に入りの場所に徠がいた。
『凛に甘いな、お前は』
タバコをフカしながら2人で吸っていた。この時間を俺は大切にしている。
:08/03/09 22:40
:F905i
:zeqHk6Rs
#87 [YOU]
『兄貴だし…』
フゥーっと煙をはきながら
『そうだな。』
目が覚めて…周りを見たら真っ暗だった。ただ感覚で自分のベッドじゃない事もわかった。
電気をつけるとロクの部屋に僕は一人でいた。
そう言えば、宴会だったよな。
外からは賑やかな声が聞こえてくる。
:08/03/09 22:47
:F905i
:zeqHk6Rs
#88 [YOU]
僕は寝ぼけた顔を洗いに行き、広間の方へ行った。静かに襖を開けてロクを探した。
まだ僕に気付いてない…
バカ…。
心の中でむくれていながらロクに視線を送っていたら。
『坊ちゃん?』
僕は驚きの余りにすごい声で叫んでしまった。一斉に襖が開き、ロクも出てきた。
『凛…』
:08/03/09 22:54
:F905i
:zeqHk6Rs
#89 [YOU]
あっけにとられた顔をされた…
僕は事の全てをみんなの前で話す羽目になった。
でも、みんな笑ってくれて良かった。
珍しくロクがお酒を呑んでいる。
僕はお酒が苦手だけど、勧められると断れない。
隣にいる六代目部下の一人が質問してきた。
『坊ちゃん、ロクはなんであんなに笑わないんすかね?』
『えっ?』
:08/03/09 23:01
:F905i
:zeqHk6Rs
#90 [YOU]
『嘘だ…ロクはよく笑うよ?』
周りの兄貴達は激しく驚いていた。
ロクの笑う顔を見たことないって?何それ?
……なんかムカつく。
いつも笑ってるよ…。
そう思いながらロクを見ていたら目があった。
やっぱり、かっこいい
こっちに来る!!
自分の胸が高鳴る…顔が赤くなってそうだし!!なんか、恥ずかしい…
『お前…酔ってるのか?』
:08/03/09 23:05
:F905i
:zeqHk6Rs
#91 [YOU]
そんな目でみるなよ…
なんか、僕おかしい、頭がボォーっとする。
『大丈夫!!ありがとう。』
それならいいと、頭をポンポンと撫でて他の席へ移った。
『どうぞ坊ちゃん』
『徠、ありがとう』
徠にもお酌した。しばらく沈黙だったが、徠から口を開いた。
:08/03/09 23:34
:F905i
:zeqHk6Rs
#92 [YOU]
徠と話すのはいつ以来かな?そんな事を頭に巡らせていたら。
『いい弟でしょ?ロクは』
一瞬、ドキッとした。今まで弟なんて思った事ないし、僕はグラスを口に当てたまま頷いた。
何で徠はそんな事を言うのだろう?ロクが一番慕っているからだろうと思った。
2人は仲良いしな…
徠が立ち上がり僕の肩に手を置いて耳元で
『これ以上、ロクを苦しめないでくれ』
:08/03/09 23:39
:F905i
:zeqHk6Rs
#93 [YOU]
えっ?
苦しめないでって…何?一気に頭がグルグル回り始めた。
僕はロクを苦しめているの?
『坊ちゃん、顔真っ青ですぜ?』
『大丈夫、先寝るね…みんなに伝えといて』
僕はロクに気付かれないよう静かに部屋を後にした。
ベッドに潜り込み徠の言っていた言葉の意味を理解しようと必死だった…
でも、わかんないよ!!
:08/03/09 23:47
:F905i
:zeqHk6Rs
#94 [YOU]
これ以上?ロクを苦しめないでくれってなに??
眠ろうとして目を閉じても意識がハッキリしていて眠れない…
ロクにとって…僕は重荷なの??
一気に涙が溢れ出した。
その時ドアの開く音がした。僕は寝たふりをしていた。
『凛、大丈夫か?具合どうだ?』
:08/03/09 23:50
:F905i
:zeqHk6Rs
#95 [YOU]
:08/03/09 23:51
:F905i
:zeqHk6Rs
#96 [YOU]
聞き慣れた優しい声を聞くと涙がまた溢れ出した。
『起きてるんだろ?』
布団に触った瞬間…
『触るな!!』
『どうした…?』
僕が怒鳴った事に余り動じずロクは優しく話しかけてくる。
もう限界だよ!!
何かが僕の中ではじけた。布団から起き上がり睨みつけた。
『…どうしてないてるんだ?』
:08/03/11 21:18
:F905i
:K3r7WfZc
#97 [YOU]
ロクの顔が険しくなっていく。
『僕はロクの重荷?僕がいるとロクは疲れる?』
『何言ってんだ?そんなわけないだろ』
『なんで!?なんでちゃんと本音を言ってくれないんだよ…いつも笑ってごまかす。』
僕は声が枯れるほど叫んだ。
『誰に言われた…』
:08/03/11 21:24
:F905i
:K3r7WfZc
#98 [YOU]
ロクの目つきが変わった。
僕は急に言葉をなくしてしまった。
だって…言えるわけない!兄のように慕っている徠に言われたなんて…。
『凛…言え。』
こんなロク知らない、こんな怖い顔をするロクなんてしらない。
体が震えてまともに顔が見れない…コワイ
『違う…僕が思っただけだよ。』
:08/03/11 21:27
:F905i
:K3r7WfZc
#99 [YOU]
目が合わせることができない、問いつめられたら…言ってしまいそうで。
僕は下を向いていた。
下顎をつかみ強引に顔を上げさせられた。
『イッ…痛いよ…ロク』
『本当にお前が思っただけなんだな??』
しばらくの沈黙の後僕は静かに頷いた。
:08/03/11 21:34
:F905i
:K3r7WfZc
#100 [YOU]
ロクに優しく抱きしめられ、僕を包み込み小さくため息をつき、静かに話し出した。
『凛…?俺は重荷だなんて感じた事はない、お前の悪い所は一人で先走りする所だ。』
僕は肩に顔を置いたまま小さく頷いた。
さっきとはまるで別人のように優しい声…
僕はなんでこんなに泣き虫なんだ!?
『おまえの泣く所を見るのは俺も辛い…これから先も凛の笑顔を見ていたいんだ。』
:08/03/11 21:40
:F905i
:K3r7WfZc
#101 [YOU]
ロクの物になりたい…
僕だけを見てほしい…
『ロク??』
『どうした?』
僕はこの時…一生分の勇気を使っただろう。
こんなに恋い焦がれた大好きな人…。
『僕をロクの物にして』
『えっ?』
ロクは目を見開き驚きを隠せないでいた。
:08/03/11 21:44
:F905i
:K3r7WfZc
#102 [YOU]
『好きでたまらないんだ』
僕は、想いを全て伝えた
でも、ロクから返ってきた言葉は…
『気持ちは嬉しいが、俺達は兄弟だ…』
冷静な返答に怒りさえ覚えた。
『そんな事は知ってる!!それでもロクが好きなんだよ!!』
:08/03/11 22:36
:F905i
:K3r7WfZc
#103 [YOU]
凛…俺がこの日をどんなに恐れていたか、
できないんだ、お前の気持ちに応えてあげる事が
この状況をどう回避しようかしばらく考えていたら、泣き声がして我にかえった。
目の前にいる宝物…俺の物に出来たらどれだけ幸せか考えた事もある。
でも、俺には宝物を守るほどの力がない、こうして強く抱きしめる事しか…。
:08/03/11 22:41
:F905i
:K3r7WfZc
#104 [YOU]
:08/03/11 22:45
:F905i
:K3r7WfZc
#105 [YOU]
抱きしめていると少し興奮が落ち着いてきたので、俺は凛から離れ無言で部屋から出ていこうとした。
『ロク!!逃げるな!一緒にいてよ!!』
僕は必死にロクにしがみついた。
背中を向けたままロクは立ち尽くしている…
泣きすぎだ…軽く立ちくらみがする。
でも、今逃げられたら一生後悔すると思い、ロクの前に立った。
『!!!!』
:08/03/11 22:50
:F905i
:K3r7WfZc
#106 [YOU]
泣いてる…声も出さずに
『どうして…』
『わかってくれ…凛』
余りにも静かに泣くロクの姿はとても…美しいと思った。
でも、胸が痛くて死にそうに辛かった。
『泣かないで…苦しいよ。』
大好きな人の悲しむ顔は見たくない、僕は静かにロクの整った唇にキスをした。
:08/03/11 22:54
:F905i
:K3r7WfZc
#107 [YOU]
唇が離れお互いの目が合う…
『好きだよ、ロク』
『やめろ、俺はまだお前と一緒にいたいんだ。』
『ずっと一緒だよ?』
そう言って俺の胸に顔をうずめてきた。
次の瞬間、膝からガクンと崩れおちた。
『おい!しっかりしろ!!』
:08/03/11 23:00
:F905i
:K3r7WfZc
#108 [YOU]
何か凛がブツブツ囁いているが、それ所じゃない、部屋まで運びベッドに寝かせた。
『今、徠を呼んでくる、病院行こうな??』
急いで出て行こうとする俺の服を強く掴んできた
『大丈夫…眠いだけ、一緒に…いて』
静かに寝息をたてだした俺は拍子抜けしてしまい笑ってしまった。
廊下に出ると徠がいた。
『お前…平気か?』
:08/03/11 23:31
:F905i
:K3r7WfZc
#109 [YOU]
何が?と聞いたら、俺の顔が相当疲れてるように見えるらしい…
俺…疲れてるのかな?
広間はまだ賑わっていた。間違いなく朝までコースだな…
そう呆れながら徠に別れを告げて凛の元へ行った
悩みができた…暴走しだした凛をどうしよう
あんな告白され、キスもされこのまま放っておくべきか?おかないべきか…。
:08/03/11 23:36
:F905i
:K3r7WfZc
#110 [YOU]
考え込んでいるうちに、部屋の前までやってきた。
とりあえず俺の出した答えは、今まで通りで…って事だ。
部屋に入るとこっちをみてニコっと笑ってきた。顔色はいい…
病院は行かなくて大丈夫そうだな。
『一緒にいてって言ったじゃん!!』
頬を膨らませて怒っている。
『ごめんな』
:08/03/11 23:40
:F905i
:K3r7WfZc
#111 [YOU]
頭を撫でると目を細めて微笑んでいた…
『一緒にいてよ…いきなりいなくなったりなんかヤダからね!?』
『大丈夫…いるよ。』
俺の背中に回してきた手を優しく包み込む…
胸の辺りがジワッと温かくなる…
もし…
この家に生まれていなかったら、そんな思いにかられながら下を向いていた。
凛と…普通に出会えていたら。
:08/03/11 23:44
:F905i
:K3r7WfZc
#112 [YOU]
そんな事を考えても無駄か…
自然に諦めの笑いがフッとでていた。
『どうしたの?』
『えっ?』
『どうしてそんな悲しい目で笑ってるの?』
『…別に、なんでもないよ。思い出し笑い、風呂入ってこいよ、俺は広間に戻るから』
結局、僕達は広間に戻る事にした。
:08/03/11 23:48
:F905i
:K3r7WfZc
#113 [YOU]
みんなの普段みない優しい顔を見れて良かった。
ロクと言えば徠とお酒を呑んでいる。
僕の事を全く気にしていない所が本気でムカついた。
しかも…あんなに気を許した顔。
そんな目で徠をみるなよ…
僕を見てよ…僕だけを…
:08/03/11 23:56
:F905i
:K3r7WfZc
#114 [YOU]
:08/03/11 23:57
:F905i
:K3r7WfZc
#115 [YOU]
温かい…心地いい匂いがする。
目を開けるとドアップのロクがいた。
周りにも大勢の人がいた。昨日の宴会でみんな広場で雑魚寝していた…
二人で寝る事はあるけど、いつも背中を向けて寝るし、久々にロクの寝顔をみた。
どうしよう…シャッターチャンスだよ!?
周りを見渡したらみんな爆睡している。
僕は恐る恐るポケットにある携帯を取り出して撮った!!
:08/03/12 22:40
:F905i
:h.F6yZXg
#116 [YOU]
パシャ
音が!!やばいよぉ!とっさに携帯を畳んで寝たふりをした。
セーフ…起きない。
みんなで呑むのもたまにはいいかな?そう思いながらロクの顔を見ていたら、物すごーくキスがしたくなった。
でも…周りにはみんながいるし、考えた結果!!毛布を頭まで掛けてこのビックチャンスに挑むことにした。
:08/03/12 22:44
:F905i
:h.F6yZXg
#117 [YOU]
髪をなでると「んん…」と声を出したので驚いたが、少し様子を見張っているとまた静かに寝息をたてだした。
決心のため息をして、僕は息を殺しながら唇にキスをした。
よし!!大丈夫、反応なし!
味をしめた僕はもう一度さっきより長めのキスをした。
次の瞬間!僕の腰に手を回してきて長いキスをされた
「ん…っ」
:08/03/12 22:48
:F905i
:h.F6yZXg
#118 [YOU]
夢の中なら凛を犯す事もできる…
こうしてキスする事も許される。
このまま、ずっと…
でも、夢にしてはやけに肌の感触があると思った俺は目を開けてみた。
そこには目を見開き顔を赤く染めた凛がいた。
『……ロ…ク』
なんて事をしてしまったのだろうと自分の手が震えてくるのがわかった。
:08/03/12 22:54
:F905i
:h.F6yZXg
#119 [YOU]
慌てて起き上がり急いで広間を抜け出した。
自分の部屋に戻ると凛が追ってくる。とにかく今は一人になりたい!と思った俺はシェルターに逃げる事を思いついた。
胸の高鳴りがまだ止まない…
僕は追いかけたくても腰に力が入らず立ち上がる事すら出来なかった。
あんなキス初めて…
:08/03/12 22:58
:F905i
:h.F6yZXg
#120 [YOU]
我にかえった僕は急いでロクに電話した
電波の届かない場所か…
ムカつく!僕はロクを探しに行った。逃げることないじゃん!!
部屋にもいない…僕の部屋にも、半分いじけた僕はとりあえず、風呂に入った。
一方…
シェルターの換気扇の下でタバコをふかしていた俺は大きなため息をつきながら…
深く反省していた。
:08/03/12 23:04
:F905i
:h.F6yZXg
#121 [YOU]
とりあえず…風呂入ろ。
広間で寝ていたメンバーもみんな起きだした。
二日酔いの者、呑み足りない者もいたが、いつもの生活が戻ろうとしていた。
今日…タバコ何本吸ったかな。
吸いすぎで病気になりそうだ。次のに火をつけようとしたら空だった…
自分の部屋に行かなくてはいけない…
凛の行動を思いおこす。今の時間なら風呂に入ってるはずとふんだ俺は急いで自分の部屋へ急いだ。
:08/03/12 23:18
:F905i
:h.F6yZXg
#122 [YOU]
ドアを閉め、大きなため息をつく、なぜ?自分の家でコソコソしてんだ?
そんな事を考えながらカートンを持ち部屋を出ようとしたら外から声がする。
『ロクしらない?』
やばい…聞き込みしてるよ。
『シェルターにもいないんだよなぁ〜どこ行ったんだろー』
声が近付いてきたので急いで押し入れの中に隠れた。
:08/03/12 23:22
:F905i
:h.F6yZXg
#123 [YOU]
俺は襖の隙間から見守った。
探してるよ…あいつ、また髪濡らしたままでチョロチョロして。
凛はため息をついて部屋を出て行った。
俺は安堵のため息をつき、シェルターへ戻った。1カートンあればしばらくはいけるな…
そんな事を考えながら扉を開けてタバコをくわえリビングを抜けようとした。
ソファーに凛が座っていた。
『おかえり、ロク』
:08/03/12 23:28
:F905i
:h.F6yZXg
#124 [YOU]
『ただいま。』
俺が引き返し部屋を出ようとしたら
『駄目だよ、僕が鍵をもってるし』
最低だ…俺とした事が気を抜いていた。
静かにキッチンに向かい落ち着こうと一服しだした。
あいつ、あんなに要領よかったっけ?
リビングへ諦め半分で行くと沢山の食べ物が散乱していた。
『一緒に食べよ?』
『うん。』
良かった…いつも通りだ
:08/03/12 23:33
:F905i
:h.F6yZXg
#125 [YOU]
:08/03/12 23:34
:F905i
:h.F6yZXg
#126 [YOU]
:08/03/14 17:59
:F905i
:jeTnjdIc
#127 [YOU]
しばらく俺達は他愛もない話をしていた…
でも、普段と何かが違う。凛が酒を呑んでいること…
深いため息がでる…
『ロク!!なんで呑まないんだよ!』
『俺はいーよ…具合悪くなりそうだし』
『徠の酒は呑めて僕の酒は呑めないのかよ!!』
:08/03/17 23:01
:F905i
:FcR5dPd.
#128 [YOU]
それを言われると辛い…一杯だけお酌してもらった。
本人は確実に酔っている、癖ずいたらどうしようと考えていた矢先。
ガチャ――――――ン!!
立ち上がろうとして凛がフラついて倒れた。
『おぃ!大丈夫か!?』
『…うん。ちょっとフラついただけ…』
本人は必死に平静を装っていたが、ここ最近の遊び癖で疲れは確実に凛の体力を奪っている。
:08/03/17 23:06
:F905i
:FcR5dPd.
#129 [YOU]
俺は凛を寝室へ運んだ。
『ちょっと、降ろせよ!まだ寝ないよ』
『ダメだ。お前最近調子にのって遊びすぎ。また入院したいのか?』
『…………』
お酒の効果もあったのかもしれない、凛はすぐに深い眠りに入った。
シェルターの外へ出るといつもの場所に徠がいた。
『お疲れ…』
声をかけると徠はタバコをふかしながらこっちを向いて微笑んだ。
:08/03/17 23:11
:F905i
:FcR5dPd.
#130 [YOU]
『ロク…呑みに出るか?』
『いいね…久々だ行こう』
2人で呑みに出るなんていつぶり??と考えるぐらい行ってない。
思えば凛が俺にべったりになって正直、徠とゆっくり話をする時間もなかったし…
そうこう考えている間に徠の行きつけのクラブについた。
扉を開けると生花のバラが綺麗にいけてあり良い香りがする。
その通路を抜けると薄暗いがいやらしさがない位の照明…
カウンターバーとボックス席がありきちんと仕切られていて、落ち着く内装だ。
:08/03/17 23:19
:F905i
:FcR5dPd.
#131 [YOU]
一番奥のボックス席に案内された俺達は久々のリラックスで酒が進んだ
『いらっしゃいませ』
視線を上げると黒髪を綺麗にまとめ、着物を着こなしている女性がいた。
普通に美人な女性だと思っていた。
『ロク。これがママの香澄だ』
『はじめまして、この人から噂はしょっちゅう聞いていますよ、本当にハンサムね。』
【この人】??何故か俺はその言葉に引っかかった。
…もしかして、この2人、そう考えていたら
:08/03/17 23:26
:F905i
:FcR5dPd.
#132 [YOU]
『腹減ってないか?』
『軽く…小腹空いたかも』
ママがスッと立ち上がりどこかへ行ってしまった。チャンス!!と思った俺は…
『間違ってたらごめん!もしかして…ママとつきあってる??』
徠はにブランデーを一気に飲み干した。
『お前にはやっぱりかなわんなぁー!なんでもお見通しか…』
少し照れ臭そうに笑っていた。
『大事な兄貴だし、わかるよ』
:08/03/17 23:31
:F905i
:FcR5dPd.
#133 [YOU]
『いらっしゃいませ…』
話していたら声が掛かった。若い女性が立っていた…
あれ?この子…どこかで
『ロクさん…?』
『…雪』
あっけにとられた俺はしばらく硬直していた。
まだ、未成年だろ?
雪が席についてから会話が耳にはいってこない。
ボォーっとしていたら雪が席を立った。
:08/03/17 23:36
:F905i
:FcR5dPd.
#134 [YOU]
俺も便乗して追いかけ、トイレの前で捕まえた。
『おぃ…お前、ここのオーナーは年をしってるのか?』
静かにうなずく。そのまま下を向いて黙りこくってしまった。
俺は、何がしたいんだ?
『親は知ってるのか?』
『親はいない、ママの所でお世話になってる』
それを聞いて少し安心した。
『なんでこんな所で働いてるんだ??』
:08/03/17 23:40
:F905i
:FcR5dPd.
#135 [YOU]
『学費とか生活費…』
そう言って彼女は俺の腕を振り払いスタッフルームに消えていった。
『具合でも悪いか?』
席に着くなり徠が心配してくれた。
気を取り直し、呑みだした。
徠とママが席を外し、雪と2人きりになった。
『雪?あんまり無理するなよ…』
この言葉を言った後、雪は大きな瞳を更に大きく見開き、小さくありがとぅと言った。
帰り際に携帯の番号を書いた名刺を貰った。
:08/03/17 23:45
:F905i
:FcR5dPd.
#136 [YOU]
:08/03/17 23:46
:F905i
:FcR5dPd.
#137 [YOU]
俺にどうしろってんだ?
そんな事を考えながら俺達は家路についた。
『今日はありがとう。』
『また、行こうな』
そして俺達は自室に戻った。俺は雪から貰った名刺を見ていた。
何故だろう…彼女を放っておけない気がした。
考えているうちに朝がきた…
今日は学校か…
結局、俺は一睡もする事が出来なかった。
:08/03/18 00:01
:F905i
:GS8gmEAM
#138 [YOU]
とりあえずシャワーを浴びて目を覚まし、凛を起こしに行った。
静かに部屋に入るとまだ寝息をたてていた。
無防備な寝顔を見ていると、自然と笑みがこぼれる。
可哀想と思いつつ起こしに入る。
『時間だぞ?起きろ。』
ん――…。と声を出し眉間にシワを寄せて背伸びをしているこいつは、猫みたいだ。
『おはよう…ロク』
少しかすれた声で挨拶してきた。
:08/03/18 00:05
:F905i
:GS8gmEAM
#139 [YOU]
背中をポンポンと叩き気合いを入れてやる。
そうでもしないと動きださない…
また今日からいつもの生活が始まる。
父と母も今日、帰ってくるし…身を引き締めなければ。
学校生活はたのしい。
唯一、自分でいられる場所だ。
凛とはクラスも一緒で共通の友達が多い。
俺と凛は専攻してるものまで一緒だ。
まぁ…双子だし、それはいいと思う。
成績は、俺の方が上だ。
:08/03/18 00:10
:F905i
:GS8gmEAM
#140 [YOU]
しかし…眠い。
昼を食べたら一気に睡魔がやってきた。
誰かの呼ぶ声がする…
このまま寝ていたいのに、目を覚ますと凛が何かを言っていた。
『大丈夫?具合悪い?』
自分でもわからなかった。どうしてこんなに眠たいのか…
凛の問い掛けに返事するのも面倒だった俺は手でOKマークを作って起き上がった。
『どうした?大須賀が居眠りとか珍しくない?』
:08/03/18 00:16
:F905i
:GS8gmEAM
#141 [YOU]
4人いつもの仲間でマクドへ行った。
『だよね〜?大須賀ぁ、昨日何してたんだ?夜遊び!?女か!?』
尋問かよ…確かに昨日は徠と呑みに行ったけど、口が裂けでもって言えない…
俺は凛に視線を向けてみた。確実に疑ってるよ…
なんで今日は俺がターゲットにならないといけないんだ?
重いため息が出た。
その時、珍しい奴から解散コールがかかった。
『相当疲れてるんでしょ!早く帰って寝た方がいいよ…』
『サンキュー』
:08/03/18 00:23
:F905i
:GS8gmEAM
#142 [YOU]
凛が俺に気を使ってくれた事は凄く嬉しかった。
でも…なんか怖かった
自宅に戻ると父と母はまだ帰って来てなかった。
俺達は各自課題に取りかかっていた。
しばらくして、外で車の音がした。
部屋から出ると徠が門の方へ出て行く所だったので、俺もついていった。
久々にみる両親はとても充実しているように見えた。
俺は母の方へ荷物を取りに行った。
:08/03/18 00:28
:F905i
:GS8gmEAM
#143 [YOU]
『変わりはなかったかい?凛は?』
『今、課題を自室でやってます。』
『そう…ご苦労だったね、ゆっくりお休み』
えっ…?母から俺に労いの言葉、初めての事に言葉をうしなった。
『驚いた、鬼にも少しは心があるんだな』
徠が俺の隣でコソッと話しかけてきた。
確かに意外だ…
2人で笑いながら屋敷の中に入ると凛が仁王立ちして待っていた。
:08/03/18 00:32
:F905i
:GS8gmEAM
#144 [YOU]
雷に別れを告げ、どうした?と聞いてみたら、置いていった事にキレていたらしい…
罰として課題を手伝わされる羽目になった。
俺の部屋にきて大人しく課題をやり始めた。
『今日あれだけ爆睡してたくせに、なんで僕より課題が早く上がるんだよ!』
クスッと笑って俺も手伝っていた。ブツブツ言いながらも頑張ってる凛は可愛いと思った。
俺が教えているとノックの音がした。
:08/03/18 00:37
:F905i
:GS8gmEAM
#145 [YOU]
母がやってきた。
俺は下を向き、反射的に目を合わさないようにしていた。
『おや…勉強ははかどっているかい?』
凛の隣にすわり、母は楽しそうに話をしている。もちろん凛もだ…
課題が終わった俺は自分の部屋にも関わらず、息苦しくなって、外の空気を吸いに行った。
胸の辺りが重苦しい…
いつもの場所にこしかけタバコを吸い出した。
:08/03/18 00:41
:F905i
:GS8gmEAM
#146 [YOU]
:08/03/18 00:42
:F905i
:GS8gmEAM
#147 [YOU]
ここが一番落ち着く…
上を向いて煙を吹いたら空には星が輝いていた。
綺麗だ、
この囲いから飛び出せたら、自由になれたら…
後ろに気配を感じ、振り返ってみると母が立っていた。
『自由の身になりたいかい?ロク…』
いいえ、と答えて下を向いていたら母が口を開いた。
:08/03/18 18:53
:F905i
:GS8gmEAM
#148 [YOU]
『死んでしまえば自由だよ。あんたにはその勇気すらないだろうけどね』
甲高く笑いながら去っていった。
母さん…
どうしてロクをそこまでいじめるの?
僕は出て行こうとして途中まで行って隠れてしまった。
:08/03/19 23:16
:F905i
:yDsPbRoo
#149 [YOU]
聞き耳を立てているとロクに対して酷い言葉を浴びせている母がいた。
ショックで言葉が出なかった。母がいなくなるのを確認して、僕はロクの元へ行こうとしたが、足がうまく動かない。
勇気のない自分に腹立たしさを感じながらロクを見守っていた。
どうして…こんな苦しい思いをしている時でも、ロクはこんなに輝いていて見えるんだ?
タバコに火をつけ髪をかきあげながら小さく笑い出した。
ロク…?泣いてる?
:08/03/19 23:20
:F905i
:yDsPbRoo
#150 [YOU]
もう、俺は大須賀家にはいらない人間か…
そう思ったら笑いが出てきた。
面と向かって「死ね」なんて言われたらそりゃ、驚く…
後ろから温かい手が伸びてきた。
凛??
『なんでお前が泣くんだよ…どうした?』
俺の背中にしがみついてきて声を殺して泣いている…
:08/03/19 23:25
:F905i
:yDsPbRoo
#151 [YOU]
『家…出よう、ロク』
全く…何を言い出すかと思ったら。
まさか…さっきの母との会話を聞かれたとか?
とにかく、このままでは母に見つかるかもしれないので部屋へ連れて行った。
部屋へ戻っても泣き止まない…
『落ち着いたか?』
目を赤くして静かに頷いたが、まだ瞳からは涙がこぼれている。
:08/03/19 23:29
:F905i
:yDsPbRoo
#152 [YOU]
お茶を一口飲んで、ゆっくり話始めた。
『僕…来月には家出るよ、だからロクも一緒に行こう!?』
『それはできない。2人が賛成してくれるわけないだろ?』
『じゃあ…このままロクの苦しむ姿を一生見ないといけないのかよ!!』
机を両手で叩き怒りをあらわにしていた。
正直驚いた。いつの間にか成長してる…
俺の事を考えてくれているなんて、気持ちは嬉しいが…無理だ
:08/03/19 23:34
:F905i
:yDsPbRoo
#153 [YOU]
貯金もある程度あるが、無駄に使いたくない…
どうにか落ち着かせようとした時、急に立ち上がり凛は部屋を出て行った。
あっけにとられた俺はその場に取り残されたので、予習をし始めた。
しばらくたって、けたたましい声が近づいてきた。
また、父と母の喧嘩と思っていたが、俺の部屋の前で足音が止まったので扉を開けてみると…
凛が必死に母を制止しようとしていた。
:08/03/19 23:38
:F905i
:yDsPbRoo
#154 [YOU]
『殺してやる!!!』
凄まじい殺意を感じた俺は動く事ができず、金縛り状態だ…
しかも、母の手には拳銃が握られていた。
…………うそ…だろ?
『おぃ!てめぇら何やってる!』
父が来た…
『お前もみっともねぇ事するな、早くしまえ!!ロク!こっちこい!!』
父に心から感謝した、もしこのまま来てくれなかったら今頃、本当に殺されていたかもしれない。
:08/03/19 23:43
:F905i
:yDsPbRoo
#155 [YOU]
俺は父の後を追って歩いて行っていた…
次の瞬間…脇腹の辺りに激痛と熱を感じた…
激痛部分を触って自分の目で確認すると…
――…血だ…
『ロク!!』
声のする方へ目をやると一目散に徠が走ってきていた…
俺は周りの声も何も聞こえなくなり、そこで…
意識をなくした。
:08/03/19 23:47
:F905i
:yDsPbRoo
#156 [YOU]
:08/03/19 23:50
:F905i
:yDsPbRoo
#157 [我輩は匿名である]
面白いデスよ

頑張って下さいね

:08/03/20 00:15
:P905i
:82dFA/Zs
#158 [YOU]
我輩は匿名であるさん


ありがとうございます

すこぶる元気になりました

頑張りますので最後までお付き合いお願いします


:08/03/20 12:53
:F905i
:61jbBA/w
#159 [YOU]
次に目を覚ましたのは病院のベッドの上だった。
――…息苦しい…
誰か…マスクを…取ってくれ
自分の体なのにゆう事をきいてくれない…
その時、マスクを外してくれる手が見えた。
目を動かすとそこには…
……六代目、父がいた
『喋らなくていい、今回は悪かった。無事でよかった』
:08/03/21 23:22
:F905i
:D8KcIpY2
#160 [YOU]
どうして父が!?
どうして俺の看病をしてくれている??
他に誰かいただろう??
『大丈夫だ、安心して眠れ、ここは安全だ、あいつもこない…』
そう言いながら父は額の汗を拭いてくれていた。
『大丈夫だ…ロク』
どうして…あの父が、こんな優しい表情でこんなに優しい言葉をかけてくれる?
俺は父の言葉に安心して、眠りについた。
:08/03/21 23:26
:F905i
:D8KcIpY2
#161 [YOU]
………夢をみた…
それは幸せな夢だ。
幼い頃の俺達。
隣で凛が笑ってる…父もいる、
突然真っ暗になって、独りになった俺は立ち止まっていた。
母が突然出てきて、恐ろしい形相で俺を追い掛けてきた!!
走り続けても出口はない、母に追い付かれそうになって、夢から現実に戻された。
目を覚ますと
凛…兄貴達…
『ロク!?ロクぅー!』
:08/03/21 23:31
:F905i
:D8KcIpY2
#162 [YOU]
…また泣いて
徠もいた。みんなずっといてくれたらしい。
父は?どこへ行ったんだろう。
普段は殺気立っているみんながこんなに心配してくれる。
照れ臭いので、心の中で何度も「ありがとう」と呟いた。
夕方になり、みんなは屋敷に帰って行ったが、凛が泊まりで俺の世話をしてくれるらしい…
ゲームに雑誌、トランプや色々…
:08/03/21 23:36
:F905i
:D8KcIpY2
#163 [YOU]
気を使ってくれていたんだろう…
妙に明るく振る舞っている。
昨日、寝てないんだろう、目を真っ赤にして…
でも…やっぱりこいつといると落ち着く。
凛は看護婦達ともすぐに仲良くなっていた。
これは天性だな…と思った。
誰かが俺を呼んでいる…
:08/03/21 23:41
:F905i
:D8KcIpY2
#164 [YOU]
目を覚ますともう、朝だった。
看護婦が検温の時間で来ていた。
凛はまだ寝ていると思い、隣のベッドを見るといない…
トイレでも行っていると思っていたら。
『お兄さんの事大好きなんでしょうね?』
はっ??何を言ってるんだと思い、看護婦の視線の方へ目をやった。
:08/03/21 23:44
:F905i
:D8KcIpY2
#165 [YOU]
布団の隙間から薄茶色の髪の毛が見えた。
うそだろ!?
自分の顔が一気に赤くなる感覚を覚えた。
いつの間にか俺のベッドに入って来ていた。
俺は必死に起こした。看護婦は起こさなくていいと言うが、そうゆうわけにはいかない!!
頬を叩いても起きないので、思い切り引っ張ってみた。
『いっ…いたーい!!』
:08/03/21 23:49
:F905i
:D8KcIpY2
#166 [YOU]
その光景に看護婦は笑っていた。
超不機嫌モードな凛を見て、俺も笑った。
朝食をとり、凛とまったりしていたら徠がやってきた。
『調子はどうだ?』
不器用な兄貴…
精一杯の労いの言葉だろう、少し不自然でおかしかった。
香澄さんお手製のお弁当を持ってきてくれたらしい。
こんなに沢山…絶対無理だよ!!
:08/03/21 23:55
:F905i
:D8KcIpY2
#167 [YOU]
でも、せっかくのご馳走だ…病院食は味気ないし
3人で美味しく食べた。薬を飲んで俺は少し眠ってしまったらしい…
母に撃たれた傷は徐々によくなっているはず…
でも、こんな生活いつまでも送っていたら、確実に太るよ!!
そんな事を重いながらもまた眠りについた。
次に目を覚ましたのは夕方だった。
恥ずかしながら、また看護婦に起こされてしまった。
:08/03/22 00:01
:F905i
:kutYi3W.
#168 [YOU]
『弟さん荷物とりに帰られましたよ?』
弟じゃないのに…まぁ、いーや。
テレビを観ているとノック音がした。
入って来たのは徠だった。
『今日は2回目だね』
なにやら神妙な面もちだ…
『…ちょっと、話があってな』
『話?』
徠の表情がいつもと違う、すごく話ずらそうだ。
:08/03/22 00:06
:F905i
:kutYi3W.
#169 [YOU]
俺は変な胸騒ぎを覚えた。
でも、話し始めるまで俺はゆっくり待っていた。
しばらくの沈黙の後、やっと口を開いてくれた。
『屋敷を出ていいって…』
『えっ??』
頭が真っ白になった反面、色んな考えが頭の中を駆け巡った。
だから父は俺を労ってくれたのか??
:08/03/22 00:10
:F905i
:kutYi3W.
#170 [YOU]
指先が冷たくなって、徐々に感覚がなくなりはじめてきた。
『六代目がまた、打たれたらかなわないって言い出してな…』
『……………』
徠の顔がさっきよりも深刻で険しくなってきた。
『あと…六代目の事なんだが』
まだ何かあるのか??
『何??』
病室の空気が張り詰めていた。俺は緊張もピークで、ついつい急かしてしまった。
:08/03/22 00:14
:F905i
:kutYi3W.
#171 [YOU]
『…徠?』
『お前は…あの両親とは全く血縁関係がないんだ』
さらに頭の中が真っ白になった。
何を言っている?俺は親子じゃないって、どーゆう意味?
じゃあ、俺はなんのためにあの屋敷にしがみついていたんだ?
『ただいまー!!』
:08/03/22 00:18
:F905i
:kutYi3W.
#172 [YOU]
訂正です

#173
打たれたら×
撃たれたら○
すみません



:08/03/22 00:20
:F905i
:kutYi3W.
#173 [YOU]
てことは…??
病室に戻ってきた凛。
―――…凛とは??
『ロク?どうしたの?』
赤の他人て事なのか?兄弟でも何でもない?
凛はこの事実を知っているのか?
『ロク?徠!?どうしたんだよ!深刻な顔してさぁ〜?』
:08/03/22 00:24
:F905i
:kutYi3W.
#174 [YOU]
:08/03/22 00:25
:F905i
:kutYi3W.
#175 [YOU]
『ごめん…ボォーっとしていた』
頭を撫でてやると犬みたいに喜ぶ…
俺がいないと寂しいって泣く…
いつも…一緒じゃないと嫌だと我が儘を言う。
凛を心の底から大切と思う気持ちは嘘じゃない。
『ロク!?』
:08/03/22 13:56
:F905i
:kutYi3W.
#176 [YOU]
名前を呼ばれて我に返った。
病室にいた徠がいない…
その時携帯が鳴った
【夜、また行く凛を早めに眠らせとけ】
徠からのメールだった。これ以上何があるんだ?
凛て話をしていても話が頭に入ってこない。
こいつを寝かせるには…酒に頼るしかないな。
そう思い立った俺は兄貴が見舞いで持ってきてくれた酒をだした。
:08/03/22 14:02
:F905i
:kutYi3W.
#177 [YOU]
酒を出した途端に凛は目を輝かせた。
これはチャンスと思いグラスに並々とついで呑ませた。
『美味しいぃー!ロクは呑めないもんなぁ〜』
十分一人で楽しんでるよ…相変わらず面白い。
なんか騙すみたいでイヤだけど、俺の家族の話は正直知りたい。
双子って思っていたけど何一つにている所がない。今…思えばだけど。
:08/03/22 14:14
:F905i
:kutYi3W.
#178 [YOU]
『んー…軽く眠くなってきた…』
お酒の効果は絶大だった。知らない間に酔って眠くなってくれた。
『こっちおいで、横で眠ればいい…』
そう言うとうれしそうな顔をして喜んだ。
傷口付近に気を使いながら優しく滑り込んで俺に巻きついてきた。
『ロクぅ…大好き』
そう言って眠りについた
:08/03/22 14:22
:F905i
:kutYi3W.
#179 [YOU]
俺は優しく頭を撫でていた。
静まり返った室内…
あまりの静かさで頭がおかしくなりそうだ。
携帯のバイブが鳴った。メールを開と徠だった…
【ドアまで歩けるか?】
俺は凛から離れて少し痛む脇腹を押さえながらドアへ向かった。
開けると徠が車椅子を持って待っていてくれた。
病院内の喫煙ルームに連れて行かれ、久々のタバコを吸った。
:08/03/22 14:26
:F905i
:kutYi3W.
#180 [YOU]
:08/03/22 14:28
:F905i
:kutYi3W.
#181 [YOU]
『徠?話してくれるんだよね…?』
徠は無言で頷いてゆっくり話しだした。
俺が幼少の頃、両親は亡くなったらしい。
俺の父と六代目は公私共に中が良かった。
あと、妹が一人…俺は今の大須賀家に引き取られ、妹は祖父母の元にいたらしいが、施設に預けられ、今の生息はわからないらしい…
俺の父は六代目をかばって死んだらしい…
:08/03/22 15:02
:F905i
:kutYi3W.
#182 [YOU]
六代目は息絶えそうな父にこう…約束したらしい。
ー命にかえても守ってみせるー
六代目は俺を本当の息子のように可愛がってくれていたと、
でも、母がそれを許してくれなかったらしい。
母にこの真相を伝えていないから、あんな酷い目に合わせてしまったし、殴ったりもしたと…
六代目は本当に申し訳ないと言っていた事も…
話を聞いた後、俺は生まれて初めて声を出して泣いた。
:08/03/22 15:07
:F905i
:kutYi3W.
#183 [YOU]
そんな事も知らず、六代目を恨んだ事もある。
後悔の気持ちが更に俺の感情を刺激する。
徠は黙って背中を優しく叩いてくれた。
今まで溜まっていた何かが全部出て、泣き終わった後、気分が楽になった。
タバコを一本吸い出したら、徠が口を開いた。
:08/03/22 15:11
:F905i
:kutYi3W.
#184 [YOU]
『どうする?退院したら屋敷戻るか?それとも、親父の言う通り出て行くか…』
もう…大須賀家に執着する事はないんだ。
と思ったら、胸にポッカリ穴があいたみたいな感覚に襲われた…
凛とも?
『大学、辞めて働くよ』
『仕事はこっちで用意するよ』
2人の間で沈黙が流れた…でも、伝えないと。
:08/03/22 15:15
:F905i
:kutYi3W.
#185 [なお]
:08/03/22 15:35
:W44K
:MQ4aJUTs
#186 [YOU]
:08/03/22 15:50
:F905i
:kutYi3W.
#187 [YOU]
『徠…大須賀じゃなくなっても、兄貴でいてくれる?』
徠は照れ臭そうに笑い、俺の頭に手を置き髪をクシャクシャにして
『当たり前だろ!?バカヤロー』
ありがとうと言い、病室へ戻った。
凛は酒の効果もあってか、爆睡していた。
静かにベッドに入り、寝顔を見ていた…
思い出が沢山ありすぎて胸がしめつけられた。
:08/03/22 21:52
:F905i
:kutYi3W.
#188 [YOU]
どう…別れを告げればいい?
考えているうちに俺も眠っていた。
眠りが浅いせいか、明け方には目が覚めていた
寝たいけど、眠れない…変な感覚におちていた。
窓から外を見ていてもまだ薄暗い…
ベッドから立ち車椅子に乗り換えタバコを吸いにいった。
:08/03/22 21:56
:F905i
:kutYi3W.
#189 [YOU]
いつもはザワついてる病院内も静かだ…
車椅子のタイヤの音だけしている。
喫煙ルームに入って一服して、もう一本吸おうと思ったら、外がザワついている。
何だろ?と思いながらもあまり気にせずに2本目に火をつけた。
ん?凛の声??もしかして!?俺を探してる?
ドアを開けてみたら…
『ロクぅ―――!?』
:08/03/22 22:03
:F905i
:kutYi3W.
#190 [YOU]
:08/03/22 22:03
:F905i
:kutYi3W.
#191 [YOU]
看護婦の制止も振り切り、俺の名前を叫び続けている…
しかも…何なんだ?あの情けない顔は
一人の看護婦が俺に気づいて凛に教えている。
すると、一目散にこっちに走ってくる…
幸いな事にお年寄りが多かったので、起きてるひとがいた。
『心配しただろ!!起こしてくれたら一緒に来たのにぃ〜』
『…お前』
:08/03/22 22:27
:F905i
:kutYi3W.
#192 [YOU]
俺は、凛の顔を見て吹き出しそうだった。
顔は涙でぐしゃぐしゃ、鼻水は出てるし、こんなに必死に探してくれた事は嬉しいけど…
そう思ったら俺の目頭が熱くなる感覚を覚えた。
自然と涙が出てきた。
気付かれないように、笑ってごまかした。
俺達は婦長にこってり叱られた。
ありがとう…凛。
:08/03/22 22:31
:F905i
:kutYi3W.
#193 [YOU]
病室に戻り、一段落した時、俺は提案した。
『凛、退院したら、旅行でもいかないか?』
隣に座り、テレビを見ていた凛はゆっくり俺の方を向き、目を大きく輝かせ、次の瞬間、抱きついてくるかと思いきや…
目を細め怪しむような顔でこう言った
『嘘くさいよ…今まで散々拒否してたのに、どうゆう風邪の吹き回しだよ…』
:08/03/22 22:40
:F905i
:kutYi3W.
#194 [YOU]
こんな時だけ鋭いな…
俺は必死に作り笑顔をしてみたが、凛は怪しいと言い続ける。
『一生懸命看病してくれたお礼だよ、絶対に行こうな?なんでもお前の言う事聞いてやる』
一瞬、凛は不安そうな顔で俺を見た。
あの目は生涯忘れられないだろう…
『…どっかいっちゃうの?』
:08/03/22 22:48
:F905i
:kutYi3W.
#195 [YOU]
―――えっ?
今…何て言った?俺達は赤の他人…
双子でもなんでもない。10年以上も一緒にいるからか?
俺はすぐさま、行く訳ないだろ?と笑ってみせたが、凛はまだ心配している…
『おかしいよ!いつも優しいけど…今日は特別に優しいよ?…怖いよ僕…いつかロクがいつか僕から離れていきそうな気がして…』
俺の腕を握る力が強くなった。
:08/03/22 23:06
:F905i
:kutYi3W.
#196 [YOU]
不安な顔で見るその瞳を見た。
返す言葉が全くと言っていいほど見つからない…
『ロク…』
呼ばれて気がついた、無意識のうちに凛を抱き締めていた。
『…ぐるじぃ……』
『あっ…ごめん』
腕の力を緩めた。
何て言えばいい?大丈夫、そばにいる?
馬鹿だなぁ…とでも言えばいいのか?
:08/03/22 23:10
:F905i
:kutYi3W.
#197 [YOU]
:08/03/22 23:26
:F905i
:kutYi3W.
#198 [YOU]
皆さんこんばんは


今、風邪をどっぷり引いてダウンしてます

更新、しばしお待ち下さい。m(_ _)mすみません…
:08/03/24 21:05
:F905i
:XabTkOwc
#199 [李恋]
いっきに全部読んぢゃいました

☆ヒカリ☆←スッゴくおもしろいですね

続き楽しみにしてます

:08/03/24 22:41
:D904i
:uF31lwwY
#200 [YOU]
李恋さん

面白いとか言ってもらって嬉しいです

今日から復活して、書き出しますね

:08/03/26 12:59
:F905i
:hTPDN1WI
#201 [YOU]
『んじゃ…行くのやめよっか?凛が乗り気じゃないみたいだし、残念』
俺はため息をつきながら背中をポンと叩いた
『ヤダ!!行く!!』
必死の形相で俺を見る。俺は勝ち誇ったようにいじめてやる…
『行きたくないんだろ?無理すんなって』
こうやって凛をいじめるのは正直楽しい…
:08/03/26 21:16
:F905i
:hTPDN1WI
#202 [YOU]
どんどん必死な顔になって…
最後には泣かせてしまう
俺ってSなんだなぁ…と我ながら呆れてしまう。
『ウソ!冗談だよ!言ってみただけ、旅行行こうよ!!ロク!!』
俺の両腕を持って目をキラキラ輝かせる凛を見ているのは楽しい。
それでも俺はまだ折れなかった。
:08/03/26 21:23
:F905i
:hTPDN1WI
#203 [YOU]
ベッドから起き上がり、タバコを吸いに行くために車いすに座った。
凛は突然の事にキョトンとしている。
次はどう出てくるかと思ったら看護婦が入ってきたと同時に、有り得ない声のでかさで…
『…ロクの意地悪――――!!』
俺はイジメがまた過ぎたことを後悔して、凛の元に戻った。
看護婦は後でまた来ると気を利かせてくれた。
:08/03/26 21:28
:F905i
:hTPDN1WI
#204 [YOU]
凛と言えば…3歳児の子供が泣きわめく勢いで泣いている。
『……ごめん…凛』
ベッドに伏せて泣いていた凛が急にピタッっと泣き止んで動かなくなった。
肩に手を置くと様子がおかしいよ…
首に手をやると熱い
急いでナースコールを押し、看護婦が熱をはかってみると39℃…
嘘だろ?俺がついておきながら…
:08/03/26 21:32
:F905i
:hTPDN1WI
#205 [YOU]
すぐに点滴の準備をされ、気を失った凛を俺のベッドで寝かせる事にした
俺はとりあえず一服しに行った。
喫煙ルームに入った途端、ノックされた。
振り返ると凛が懐いていた看護婦だった。
挨拶を交わし、俺の前に座ってきた。
『凛ちゃん、あなたが眠ってる間、いつも何してるか知ってる?』
俺は無言のまま看護婦を見て首を振った。
いつも?俺の隣で寝ていたような…
:08/03/26 21:38
:F905i
:hTPDN1WI
#206 [YOU]
『選択したり、あなたの身の回りは全部、凛ちゃんがしてくれてるのよ?』
俺はそれを聞いて激しくむせた…
そんなはずないだろ!?いつも一緒に寝て、俺より遅く起きる。
『あなたの少しでも役にたちたいって…いつも守ってきて貰ったから、少しでもって…』
あの…凛がそんな事を?胸の辺りがじわっと熱くなる。
看護婦が喫煙ルームを出て行くときに、
『もう少し、凛ちゃんに優しくしてあげてね?』
:08/03/26 21:44
:F905i
:hTPDN1WI
#207 [YOU]
と言われて、返す言葉がなかった。
それから病室に戻ると、凛が目を覚ましていた。
俺を見て、大きな瞳から涙を流している。
その姿を見て胸が痛んだ
なぜ…俺を呼ぶ?お前に何もしてやれないのに…
今から別れを告げなくてはならないのに…
『ロク…ロクぅ…ウッ…』
:08/03/26 21:47
:F905i
:hTPDN1WI
#208 [YOU]
俺は凛を抱きしめた。周りに看護婦がいても関係ない…
ここにいる…大丈夫だ…と言っても泣き止まないし離してくれない。
精神的に参ってるんだろう…全部、俺のせいだ。
睡眠薬を処方してもらい飲ませる事にした。
こんな興奮状態でいられたら熱が下がらなくなる
夜になって携帯が鳴った見知らぬ番号…
無言のまま出てみる。
『…もしもし?ロクさん?』
この声は…
:08/03/26 22:14
:F905i
:hTPDN1WI
#209 [YOU]
『雪か?』
受話器の向こうから「うん」と聞こえる。
どうやら香澄さんに聞いたらしい…
遅くなったけど見舞いに来たと…って、もう深夜の12時近くだぜ!?
すぐ降りると伝え、タバコと携帯を持ってフロアに降りた。
静まり返った真っ暗な中に雪は座っていた。
俺を見つけるとゆっくり立ち上がり礼をしてきた。
『お前、こんな時間になに考えてんだ。危ないだろ?』
『ごめん…でも、これ渡したかったから』
:08/03/26 22:19
:F905i
:hTPDN1WI
#210 [YOU]
雪がくれたのはお守りだった…
手作りの…
『早く元気になってね、じゃ…!!』
『ばか!こんな時間に一人で帰らせるわけにはいかないだろ!?着替えて来るから待ってろ』
ちょっと傷が痛むけど、大丈夫だろうと思い、雪を送ろうとした。
雪は大丈夫と言って帰ろうとする。
タクシーに乗って帰れ!と言ったらようやく首を縦に振った。別れ際に
『また、電話してい?』
:08/03/26 22:24
:F905i
:hTPDN1WI
#211 [YOU]
俺は少し戸惑ったが、落ち着い連絡すると伝えた
雪は優しく微笑み手を振って帰って行った。
朝起きて凛の額に手を置く、熱が下がっていることに安心した。
しばらくして看護婦が検温しにきた。
:08/03/26 22:28
:F905i
:hTPDN1WI
#212 [YOU]
んっ…眩しいぃ…頭痛いなぁ…ロクは?
急いで起き上がろうと思ったが、体が動かなかった。
声のする方へ顔を向けると僕の世界一大好きな人がいた。
あっ……そう言えば昨日、散々いじめられたんだ。そう思ったら、急にムカついてきた!!
顔をロクとは反対の方向へ向かせた
:08/03/26 22:33
:F905i
:hTPDN1WI
#213 [YOU]
『まだ怒ってるのか?凛??』
もぉ―――!!その声で名前を呼ぶのは反則だろ!?
ロクの奴、体が少し自由になったからって、僕の事無視してチョロチョロどっか行っちゃうし!!
僕って…そんなに必要ない存在なのかな…??
一人で考えこんでいたら耳に電流が走った。
―――…えっ??
耳を押さえて振り向くと悪戯そうに笑ってる奴がいたから思い切り睨んだ
:08/03/26 22:38
:F905i
:hTPDN1WI
#214 [YOU]
『怒るなよ…ブサイクになるぞ?…ほら、笑って』
そう言って僕を笑わせようとするけど、そう簡単には折れないぞ!と心に決めたんだからな!!
でも…一点の曇りもない真っ直ぐな瞳…
かっこいい…
ロクはベッドの脇に座り込み、僕を囲むように両腕を置き、ずっと見つめてくる。
:08/03/26 22:42
:F905i
:hTPDN1WI
#215 [YOU]
顔がどんどん近づいてくる。
自分の心拍数が上がるのがわかる…絶対に顔も赤くなってるよ!!
『機嫌…直してくれるか?』
優しく微笑む目を見て確実にうっとりしていた僕は、すっかりロクにほだされてしまったのだろう
無意識のうちに、首を縦に振っていた。
『ご褒美をあげる…』
:08/03/26 22:47
:F905i
:hTPDN1WI
#216 [YOU]
―――えっ!!
と思った瞬間に唇に温かい感触があった。
しかも!!ロクの顔が目の前にある…
『おぃ…キスする時ぐらい、目を閉じるのが礼儀だぞ?』
僕は言葉が出なかった。無言で頷きまた近付いてくる顔を見ながらゆっくり目を閉じた。
夢…??うぅん…僕は大好きな人と…キスしてるんだ。
口の中に舌が入ってきた!!
:08/03/26 22:52
:F905i
:hTPDN1WI
#217 [YOU]
:08/03/26 22:54
:F905i
:hTPDN1WI
#218 [YOU]
どっ!どうやって息したらいんだよぉー!!
苦しくなってロクの背中をパンパン叩いた
『どうした?』
『…息が……出来ないよ、ロクみたいに慣れてないし…』
そう言いながら口を尖らせた
ロクは優しく笑って耳元で…
『俺に任せればいぃよ』
:08/03/27 23:19
:F905i
:4g4F2B/g
#219 [YOU]
それだけ言って、耳朶を噛んだ…
なっ…なんか…変な感じだ。
ロクに触れられる所全てがこそばいよ…
『ロク…ンッ…好きぃ…』
涙が溢れてきた…ロクのキスは優しくて…
優しくて…なんだか切なくなった。
首筋から鎖骨にキスの雨が降る…
ロクの髪が肌に触れるだけなのにそれさえも感じてしまう…
:08/03/27 23:24
:F905i
:4g4F2B/g
#220 [YOU]
ボタンを外されて、胸にキスされた…
僕は我慢出来なくなって、ロクの腕を掴む力が次第につよくなる…
これ以上…何かされたら絶対変になっちゃうよ!!
『ロク!もっ…もう…やめてっ…』
ピタッと動きが止まり、僕の髪をかきあげながら…
『なんで?やめていいの?』
:08/03/27 23:29
:F905i
:4g4F2B/g
#221 [YOU]
見透かされているかのようにロクは意地悪そうに笑う。
カァ――――!!
自分の顔が赤くなっていくのがわかった…
そんな自分が情けなくて涙も止まらなくなった。
『ここじゃ…ヤダよ…』
精一杯言ってみたつもりだった。
もっと、ロマンティックな所でロクと愛し合いたかった…
:08/03/27 23:33
:F905i
:4g4F2B/g
#222 [YOU]
その思いとは裏腹にもう一人の自分が反応していた事に気付いた…
どっ…どうしよう…
『どこでしたい?凛』
また、耳元で熱を感じながらロクが話しかける。
どうして?今まで、一切僕に手を出してこなかったのに…
なんで急に!?パニックを起こしそうだよ!!
頭がパンクしそうな自分に落ち着け!!と何度言っても、自分の分身は治まらない…
:08/03/27 23:39
:F905i
:4g4F2B/g
#223 [YOU]
冷静になろうとすればするほど、熱を帯びて自分が大きくなっていくのがわかる…
気づかれたくない僕は、体を横向になぜかしてみた…
『凛??』
『トイレ…』
この場から逃げ出したいと考えた結果!!
トイレに駆け込む事にした。
下の処理をしよう。
不自然にならないように歩かないと!!
僕はとりあえず立ってみた。
:08/03/27 23:43
:F905i
:4g4F2B/g
#224 [YOU]
自分でもわかる…
歩き方確実におかしいし。だって!病室でエッチとか考えられないよ!
看護婦さんとか来たらどうしたらい!?
ロクと…エッチしたいけど、病室はヤダよ…
看護婦さん早く来ないかな…
ヒョコヒョコとトイレに向かっていた。
『どうした?歩き方おかしいぞ?』
もぉ…何とでも言ってよ!!僕は怒りを感じながら先を急いだ。
:08/03/27 23:47
:F905i
:4g4F2B/g
#225 [YOU]
トイレの中に入り、無事来れた事に大きなため息をついた…
瞬間、後ろに気配を感じた僕は振り返った。
そこには、ロクが立っていた…
『なっ…なんで!?』
そう…このトイレ、車いすのまま入れるように出来ている。大人2人は余裕で入れる広さだった。
『具合、悪そうだったから…』
僕は声がでなかった。ロクってこんな性格だった!?
:08/03/27 23:51
:F905i
:4g4F2B/g
#226 [YOU]
こんばんは

今日は少ししか更新できず、すみません

感想お待ちしてます…

http://bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3412/
:08/03/27 23:53
:F905i
:4g4F2B/g
#227 [YOU]
:08/03/27 23:53
:F905i
:4g4F2B/g
#228 [YOU]
#206で訂正です

選択したり×
洗濯したり○
です

申し訳ありません
:08/03/28 20:44
:F905i
:Wl5/2d7M
#229 [YOU]
『大丈夫だよ…ありがとう。もぅ…出て行ってよ恥ずかしい…ンッ』
追い出そうとしたのに、強引にキスされた…
『…ふっ…んン』
力が入らない。膝がガクガクしてる…
こんな事されたら、収まりがつかなくなるよ!!
ロクの意地悪!!
便座の上にようやく座らせられた僕は、放心状態だった。
次に気づいた時は下のズボンも下着もすべて脱がされていた。
:08/03/28 23:20
:F905i
:Wl5/2d7M
#230 [YOU]
うそ…
『やっぱり…凛、反応しまくってたんだ…やらしいなぁ…』
必死に上の服で隠していても隠れるわけないし、おさまるわけない…
無理矢理手を後ろに回され抵抗できなくなった。
『やっ!!…やだ!ロク』
口の前で人差し指を立てて「しぃー」っと言うとまた、耳元で囁きだした。
『看護婦にバレるよ?そろそろ来るから…』
:08/03/28 23:26
:F905i
:Wl5/2d7M
#231 [YOU]
声を出さないように努力しても…
悪戯そうに笑って、僕の分身を掻き回す…
『はっ…あっ…ンッ』
『凛…気持ちいいのか?』
小さなキスを何回もしてくる。
もっと…もっとロクに触ってほしい…
先からは蜜が溢れ出していてグチュグチュやらしい音を立てる。
その音を聞いて、余計に恥ずかしさがます。
:08/03/28 23:33
:F905i
:Wl5/2d7M
#232 [YOU]
:08/03/28 23:41
:F905i
:Wl5/2d7M
#233 [ユィ]
:08/03/30 09:45
:SH703i
:yuCQGZek
#234 [YOU]
ユィさん


アンカーありがとうです

今日の夜に更新するので…

お待ち下さいね

これからもヨロシクです

:08/03/30 12:48
:F905i
:D39HRveI
#235 [かな]
:08/03/30 20:27
:W44K
:FlPxgSig
#236 [YOU]
かなさん

アンカーありがとうです

もう少ししたら活動できそうなので

また遊びに来てくださいね

頑張ります



:08/03/30 22:46
:F905i
:D39HRveI
#237 [YOU]
『やっ…やぁ…んっ…もぅ…』
ロクにしがみつき、頂点に達しそうな自分が女の子みたいに泣いているのが恥ずかしかった。
でも…そんなの、どうでもいぃくらい…気持ちいい…
自然と腰を動かしていた
『ロク…大好き!あっ…もう…イっちゃう!!』
大好きなロクにこんな事されて、僕は夢でも見てる気分だった。
:08/03/30 23:49
:F905i
:D39HRveI
#238 [YOU]
その時!!看護婦が声をかけてきた。
ロクはすっごい冷静に
『トイレなんで、後で』
看護婦はあっさり病室から出て行った。
足が震えてる…
一人だけ気持ちよくなって申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
何かお返ししたい!そう思うけど、体が動かない。
ロクはといえば、綺麗に拭いたり、衣類を整えてくれたりしてくれた。
:08/03/30 23:54
:F905i
:D39HRveI
#239 [YOU]
『いっぱい出たな…』
優しく笑って、軽くキスをしてくれた。
トイレからロクが出て行き、外で看護婦と何か話をしている。
僕は立ち上がる事すら出来なくて、座っていた。
看護婦が出て行った事を確認して、僕はベッドに転がりこんだ。
『ちょっと、診察してくるから、待ってて』
ロクは病室から出て行った。
:08/03/30 23:58
:F905i
:D39HRveI
#240 [YOU]
恥ずかしながら…あんな事をされたおかげ!?で、スッキリして元気になった僕は、掃除をしだした
洗濯たまってるし…
今日、持って帰ろうか?でも…母さんに見つかったらうるさいし。
考えている内に、ベッドサイドの引き出しに目がいった…
開けてみると中には、携帯…タバコ…
――…ん!?これ何??
:08/03/31 00:03
:F905i
:Fuk0vduU
#241 [YOU]
どう見てもお守り!!
誰から?すごい手作り感いっぱいなんですけど…
ナースから??
『…………』
なんだか…すごいムカつく。
反面…猛烈にへこんできた。ロクって、絶対にモテるもん。
僕なんて…間違いなくお払い箱だよ。
あんなにかっこいいし、大学卒業したら…働きだしたら…家に可愛い彼女連れてきて…
うまくいけば結婚したりして…。
:08/03/31 00:07
:F905i
:Fuk0vduU
#242 [YOU]
その時、おめでとう!って、笑顔で言える??
……言えないよ。
こんな事を考えていたら涙が溢れてきた。
心が痛くて、涙も止まらない。
僕から離れていくのなんてヤダ…ヤダよ!!
『凛?』
びっくりして振り返ると、診察を終えたロクが帰ってきていた。
『お前…何泣いてるんだ?』
『足打って痛くてさ!ドジしちゃった』
:08/03/31 00:12
:F905i
:Fuk0vduU
#243 [YOU]
必死に笑ってみせた。しかも…右手にはお守りが。
後から返しておこう…
『来週には退院できるって』
そう伝えると、凛は顔を曇らせた。
『……ずっと、入院していてくれたらいいのに』
:08/03/31 00:15
:F905i
:Fuk0vduU
#244 [YOU]
『退院しないと旅行にも行けないぞ?いいのか??』
『ロクといたい…旅行に行けなくていい、このままずっと…』
正直返事に困った…何かを気付いているんだろうか。
『どこに行きたい?北海道?沖縄?』
『沖縄―――!!』
さっきの落ち込みはどこへやら…
:08/03/31 00:19
:F905i
:Fuk0vduU
#245 [YOU]
旅行のパンフレットを喜んで取りに行ってくれた。
それは口実で、徠に電話をかけたかっただけなんだけど…
親父に…お礼と別れの言葉を伝えなければ。
夜に会いに来てくれるらしい…母には…
『ただいまぁ〜』
息を切らせて帰ってきた。山のようなパンフレットを持って。
本当にこいつは面白い奴、パンフレットを見ながら目をキラキラ輝かせている。
:08/03/31 00:24
:F905i
:Fuk0vduU
#246 [YOU]
…凛の望みを短い旅だけど、全部叶えてやろうと思った。
俺のわがままって事はわかっている。
『ここがいい!!ここにしよう!』
2人共意見が一致した。南国風で、全てが一軒一軒離れになっている。
予約を済ませ、来週二泊三日で行く事にした。
『楽しみだなぁ〜ロクと沢山写真とろぉ』
嬉しそうにこっちを向いて話してくる。
:08/03/31 00:28
:F905i
:Fuk0vduU
#247 [YOU]
『プリクラだったか?あれ撮ろうか?前回撮れなかったしな…』
満面の笑みで飛びついてくる。
写真…残して大丈夫なんだろうか。余計に辛くなったりしないだろうか…
:08/03/31 00:30
:F905i
:Fuk0vduU
#248 [YOU]
:08/03/31 00:31
:F905i
:Fuk0vduU
#249 [YOU]
夜になった…
隣に眠っている凛の寝息だけが聞こえる。
徠から連絡がない。
何かあったかな?と思っていたら携帯が鳴った…
静かにベッドから下り、エレベーターで一階まで行き、扉が開くと徠の姿があった。
あれ?もう一人…
『こんばんは、お久しぶり、ロク君』
香澄さんがいた、車に乗り徠と香澄さんが暮らしているマンションへ行った。
:08/03/31 21:38
:F905i
:Fuk0vduU
#250 [YOU]
部屋に上がると、リビングの方に人の気配があった。
ソファに座っていたのは雪だった。
『こんばんは』
『何でここにいんの?』
『だって!私の住んでる所だもん!!』
口を膨らませそっぽをむかれた。香澄さんに部屋に戻るよう言われ、大人しく戻っていった。
俺達は3人でしばらくのんでいた。徠がグラスを起き、香澄さんに目で合図をした。
:08/03/31 21:42
:F905i
:Fuk0vduU
#251 [YOU]
『じゃあ、ゆっくりしていってね。用があったらよんでください。』
リビングには徠と俺だけになった。
本題に入るとするか…
『親父に別れの挨拶をしたいんだけど…』
日取りを決めている途中、徠が…
『凛はいいのか?』
一番痛い所をつかれた…返す言葉がなくて、押し黙っていた。
『住む場所も何もかも教えなくて、本当にいいのか?』
:08/03/31 21:49
:F905i
:Fuk0vduU
#252 [YOU]
教えた方がいいのか?そんな事をして…一体、何になる?
凛には…凛の人生を歩んでほしい。
『すまん』
徠が謝ってきた。決心が鈍っている俺の事を案じてくれたのだろう…
親父への挨拶の日も決め、香澄さんも戻ってきて、雪も呼んだ。
4人でと言うか、雪はジュース、それぞれに飲みだした。
『どこか行くの?』
:08/03/31 22:04
:F905i
:Fuk0vduU
#253 [YOU]
雪がボソッっと問いかけてきた。
何故だろう…雪とは気を使わずに話せる。
『今の家を出るんだ。俺もお前と同じで、両親がいないんだ。』
雪は静かに「仲間だね」と言って笑った。
その時、携帯が鳴った。画面を見ると凛だ!!
やばい!!トイレに行って出た。
『もしもし?』
『…ロク、どこ行ってるの??』
『ゴメン…今、徠と話ししてた。すぐ帰る』
受話器の向こうで静かに泣いている凛の姿が目に浮かぶ…
:08/03/31 22:10
:F905i
:Fuk0vduU
#254 [YOU]
『……ウッ…』
『泣くなよ…』
『…だって…ぇ…』
無性にこうゆう時、会いたくなる。
抱きしめて、キスをしたくなり。
ひとまずなだめ、トイレから出た。
目の前には雪が立っていた。
『あんまり女の子泣かしちゃダメだよ!?』
:08/03/31 22:13
:F905i
:Fuk0vduU
#255 [YOU]
一言だけ言って、部屋へ戻って行った。
すごい冷めた目してたな…
どこか自分と似ている物を感じてしまう。
ふと…徠の言葉を思い出す。
―お前には妹がいる―
まさか…そんなはずない
俺は急いでタクシーで帰った。
:08/03/31 22:16
:F905i
:Fuk0vduU
#256 [YOU]
病院に着いて、ロビーを通り過ぎようとしたら、足が止まった。
泣き声が聞こえる…
声のする方に行ってみると凛が隅に座り込んでいた。
『うそだろ?なんで病室で待ってないんだよ』
こんなに冷たくなって…また熱でも出たらどうするんだよ。
『…凛、戻ろう』
:08/03/31 22:19
:F905i
:Fuk0vduU
#257 [YOU]
静かに頷き、ヨロヨロ歩いて行く。
ベッドに寝かせようとしても俺のそばから離れない。
『…お酒くさい…』
『あっ…ごめん。話し込んでいたらついね』
凛はしゃくりあげだした。やばい!!と思ったけど、大声を出して泣くことはなかった。
落ち着かせようと抱きしめ、背中を撫でても泣き止まない。
:08/03/31 22:23
:F905i
:Fuk0vduU
#258 [YOU]
『僕の…僕の事嫌い?』
『何を言ってる、そんなわけないだろ?』
『嘘だ!夜になったら徠とコソコソ出掛けて…僕だけ…仲間外れで』
気付かれてた…
言い訳しても仕方ないし、何も言わなかった。
『好き…って言って』
――――…言えないよ。
:08/03/31 22:26
:F905i
:Fuk0vduU
#259 [YOU]
言ってしまったら全てがダメになってしまいそうで…
『今は…言えない』
『なんで?…他に好きな人がいるの!?僕が…僕が男だから…気持ち悪い!?』
次の瞬間…パチンと音がして我に返った!!
そう…初めて凛をぶってしまった。
『ひどいよ!!ロクなんか嫌いだ!!…ロクなんか居なくなっちゃえばいい!!』
:08/03/31 22:34
:F905i
:Fuk0vduU
#260 [YOU]
凛は病室を飛び出して行った。
初めて…嫌いと言われた。でも、これで良かったのかもしれない…
嫌われた方がいいのかも…
追い掛ける事すら出来ずに、俺は呆然としていた。
:08/03/31 22:36
:F905i
:Fuk0vduU
#261 [YOU]
:08/03/31 22:38
:F905i
:Fuk0vduU
#262 [YOU]
次の日から凛は来なくなった…変わりに徠が来てくれるようになった。
旅行…中止かな…。
『坊ちゃん、今日はロクに会いに行かないんですか?』
『行かない!!一生行かないよ!!』
夜になって、香澄さんと雪も来てくれた。
:08/04/01 23:23
:F905i
:0OV74frw
#263 [YOU]
4人病室で食事をして、満腹になった俺はまた…爆睡してしまった。
―――…眠れない
ロク…今頃何してんのかなぁ?独りでいるのかなぁ…
ちょっとだけ会いに行こうかな…
:08/04/01 23:28
:F905i
:0OV74frw
#264 [YOU]
でも…あんな酷いこと言っちゃったし、
お守りも返さないといけないし…
あぁー!!僕の決心って弱すぎる!!
病院までバイクを飛ばして行った。静かに非常口から入り、歩いていたら、僕の仲良しのナースがいた。
『どうしたの!?こんな時間に』
『あ…いやっ…その…どうしよう…僕』
我慢できなくて涙が溢れてきた。
:08/04/01 23:31
:F905i
:0OV74frw
#265 [YOU]
休憩室に案内されて、コーヒーを啜っていた。
『ロク君??』
全てお見通しだった…ロクと喧嘩した事を伝えた。
『凛ちゃん?好きとか愛してるって言葉はとても重くて大切な言葉なんだよ…?わかる?』
ナースは優しく問い掛けるように話してくれる。
でも…僕にはまだ理解できないよ。
:08/04/01 23:35
:F905i
:0OV74frw
#266 [YOU]
『なんで?好きだから好き!!って言ったらダメなの?』
『そうだね…素直に伝えるのはいいと思う。
でも、求めたり言わせた好きで凛ちゃんはうれしい?』
言い返す言葉がなかった。
僕ってなんて子供なんだろう…
求めてばかりでロクの気持ちも考えないで…
『病室行って、顔見て帰るよ!!ありがとう!』
:08/04/01 23:38
:F905i
:0OV74frw
#267 [YOU]
静かな病院…本当は怖くて独りじゃ無理なのに…
それを上回ってロクに会いたい。
静かにドアをスライドさせると真っ暗な中に誰か座っている。
『静かに…凛』
この声は、徠?どうしてこんな時間にいるの?
徠は外へ出てきて、僕を喫煙ルームへ連れて行った。
2人きりで話をするなんて、宴会の時以来で、自然と緊張した。
:08/04/01 23:43
:F905i
:0OV74frw
#268 [YOU]
イスに座り、しばらくして…
『ロクが好きか?』
いきなりの質問にびっくりした。
なんで突然そんな事聞くんだ!?
『うん…』
そうか…と言いながらタバコを吸っていた。
恐る恐る顔を見るととても優しい顔をしていた。
こんな顔の徠を初めてみた。
:08/04/01 23:46
:F905i
:0OV74frw
#269 [YOU]
『この先…男同士だ。泣かずにあいつを支えてやれるか?あいつは、あぁ見えてモロい、大丈夫か凛??』
僕の心に何一つ迷いはない。何年…何十年、きっとまた喧嘩する事もある。
でも、ロクの事は好きでいる自信がある。
僕は徠の目を見てしっかり頷いた。
徠が優しく笑っていた…
『どんな事があろうと、絶対に負けるなよ!』
:08/04/01 23:50
:F905i
:0OV74frw
#270 [YOU]
僕の髪をクシャクシャ撫でて帰る事にした。
明日…ロクに謝ろう。
タバコを吸いに行こうと思い、引き出しを開けると雪からもらったお守りがなくなっていた。
:08/04/01 23:52
:F905i
:0OV74frw
#271 [YOU]
どこやったかな…?
考えているうちに看護婦が来た。
普段と何かが違う…
凛がいない。喧嘩して2日目。
今まで喧嘩なんてした事ない…
『好きって言ってよ』
あんなに必死に俺の事を求めてくれたのに…
何故気持ちに答えてやらなかった?
:08/04/01 23:55
:F905i
:0OV74frw
#272 [YOU]
でも…別れの日は近い。変に期待させても、お互いが辛くなるだけ…
一言…気持ちを伝えておけば良かったかな??
後悔の念に駆られてタバコをくわえていた。
扉の開く音がする。そこから顔を覗かせているのは…
紛れもない、俺の宝物
『おっ…おはよう!』
:08/04/01 23:58
:F905i
:0OV74frw
#273 [YOU]
少し照れながら近づいてくる。
『おはよ』
当たり前の挨拶なのに、お互いによそよそしい…
『これ、作ってきたんだ!!』
ボックスの中身は、それは形の悪いサンドイッチだった。
でも、作っている姿を想像しただけで抱きしめたいほど愛しさがこみ上げてきた。
:08/04/02 00:01
:F905i
:/tEK4x0Y
#274 [YOU]
味はうまかった…
こんな事されたら別れが辛くなると判っているが素直に…行動した方がいいと自分の心が言っている。
凛を俺に近寄らせ口に付いているタマゴをキスで取ってやった。
『ロク!!』
顔を真っ赤にして驚くから、もっとからかいたくなる…
腰を引き寄せ、顎をつかみ、思い切り深くて熱いキスをした。
:08/04/02 00:05
:F905i
:/tEK4x0Y
#275 [YOU]
―…どんどん俺の熱で溶けていく。
全て俺の物にしたい。独占したい。
凛は今までこんな事を思ってくれただろうか…
少しでも俺を独占したいと…
『ふっ…ンッ…』
バタッっと音を立ててベッドに倒れた。
心配して覗きこんだら顔が有り得ないぐらい赤かった。
:08/04/02 00:09
:F905i
:/tEK4x0Y
#276 [YOU]
『キス…うますぎだよ!!スケベ』
涙目で訴えてくる。
―別れの日まで…
あと5日―
喧嘩をしたのが嘘のように俺達は仲良かった。
雪のお守り持っていた犯人もわかったし、
凛の誤解だった。一人で早とちりして、相変わらずだ…
明後日には出発するので凛に旅行の準備をお願いした。
:08/04/02 00:14
:F905i
:/tEK4x0Y
#277 [YOU]
『屋敷に戻って沖縄行けば?みんな待ってるよ』
『直接行こう、その方が少しでも長くいられるだろ?』
『…………』
無言のまま俺の顔を見ていた。
何か言いたそうだったが、話を進めて何も言わせないようにした。
旅行の間に新しいアパートへ荷物を全て運んでくれるらしい。
:08/04/02 00:17
:F905i
:/tEK4x0Y
#278 [YOU]
『じゃあ、今日夜にくるからね』
『いや…夜はいいよ』
『…なんで?』
また、悲しそうな表情をしたので、顔を近付け、軽いキスをした。
『これ以上の事したくなるから…ダーメ。旅行の準備頼んだぞ?』
凛は精一杯の平常心を保ったつもりだろう…
『わかった!じゃーね』
:08/04/02 00:20
:F905i
:/tEK4x0Y
#279 [YOU]
振り返った瞬間、ドアに顔面をぶつけてしまった。
本当に面白い奴…
―別れの日まで
あと4日―
朝から来客がやたら多くきた。
大須賀家の兄貴達が別れの挨拶に来てくれた。
本当…みんな良い人ばかりだった。途中、目頭が熱くなったが、涙なんて…恥ずかしくて見せられない。
:08/04/02 00:24
:F905i
:/tEK4x0Y
#280 [YOU]
一方徠は、俺の為に手続きなど色々迷惑をかけている…
感謝の気持ちでいっぱいだ。
夕方になって、バテバテの凛が帰ってきた。
『おかえり…』
『ただいまぁ』
明日から沖縄だ…凛はやたらテンションが高い。
こんな姿を何十年も見ているのに、全く飽きがこない…
:08/04/02 00:28
:F905i
:/tEK4x0Y
#281 [YOU]
明日は、朝一の飛行機で行くから、お世話になった病院の人達にも挨拶をしておいた。
よれは早く眠った。
凛はスヤスヤ寝ているが、俺は中々眠る事が出来なかった。
あと、何日凛の顔がみれる?
あとどれだけの言葉を交わせる?
あと、何日お前の笑顔がみれる?
:08/04/02 00:32
:F905i
:/tEK4x0Y
#282 [YOU]
:08/04/02 00:34
:F905i
:/tEK4x0Y
#283 [YOU]
#281で訂正です

よれは早く眠った×
夜は早く眠った○です。スミマセン

:08/04/02 20:09
:F905i
:/tEK4x0Y
#284 [YOU]
凛の顔を見ていたら空が明るくなった。
最高の思い出を残してやろう…
『時間だぞ?起きろ』
病院を出て空港に向かった。
隣で凛は喜んでいる。
でも、俺の心の中は真っ暗だよ。
:08/04/02 22:10
:F905i
:/tEK4x0Y
#285 [YOU]
飛行機に乗った時点で夜眠れなかったのでいつの間にか寝ていた。
沖縄の空は俺の心のように曇っていた。
10月だから観光客もまばらだ…
泳げるわけでもないし、でも、凛が望んだ場所だし…
文句はない。
『昨日、寝てないの?』
俺は大あくびしながら目をこすっていた。
:08/04/02 22:14
:F905i
:/tEK4x0Y
#286 [YOU]
『あぁ…あんまりね、凛の寝顔見ていたらいつの間にか朝だった』
『ふーん』
顔が赤くなってる…
自分から聞いておいて、面白い奴。
空港からレンタカーを借りてホテルまでいった。
パシャ
『何??』
『ロクといっぱい写真撮りたい!後で一緒にとろうね』
:08/04/02 22:17
:F905i
:/tEK4x0Y
#287 [YOU]
そうだな…と言ってホテルに車を飛ばした。
チェックインを済ませ、部屋まで案内をしてもらった。
案内係がいなくなった瞬間…凛はダッシュでベッドルームへ行き、ダイブしていた。
『ロク!すごいよ!!王様まみたいじゃない?』
一人で大はしゃぎだ…
確かに良い所だ。
扉を開けると高い天井、リビングはだだっ広い。
:08/04/02 22:21
:F905i
:/tEK4x0Y
#288 [YOU]
ベッドルームも上から天蓋が下がっていて、キングサイズのベッドは見事な造りだ。
一番の見所はテラスだろう…
絵画を切り取ってはめ込んだような海…地平線がすごい。
夕日が見えたら最高だなぁ…と思いながらタバコに火をつける。
違う土地にきたらタバコまでうまく感じてしまう。
『外にでるかぁー!!』
:08/04/02 22:25
:F905i
:/tEK4x0Y
#289 [YOU]
大きく両手を上にあげて背伸びをしながら振り返ると…
バスローブをみ着てめちゃくちゃリラックスモードに入ってる奴がいた。
『…凛』
『だってさ!フカフカだよ?ログも着てみたら?風呂もすごいよ!大理石でさ、ジャグジーも外にあるよ!?』
俺の腕をひっぱって風呂に連れて行く。
誘ってんのかな?と思いつつも一緒に行く俺もバカ…
:08/04/02 22:30
:F905i
:/tEK4x0Y
#290 [YOU]
行ってみると確かに凄い風呂だった。
海が丸見え…プライベートビーチもある。
夏に来れたら最高だろうな。
外にあるジャグジーから海を眺めていた。
『観光に行かなくていいのか?せっかくの沖縄だぞ』
子供のようにジャグジーに足を入れてバタバタしていた。
凛は俺の顔をしばらく見て、立ち上がった。
:08/04/02 22:35
:F905i
:/tEK4x0Y
#291 [YOU]
『だよね、せっかく来たんだもん、外に行こうか』
とジャンプしてこっちに来ようとした瞬間足を滑らせた。
『バカ!あぶない!!』
バシャ―――――ン!!
『……………』
くわえていたタバコはびしょびしょ…俺達2人はジャグジーの中に見事に落ちた。
『――…凛』
:08/04/02 22:39
:F905i
:/tEK4x0Y
#292 [YOU]
『観光しようかって時にお前…』
塗れた髪をかき上げて睨まれてる…
でも、かっこいぃ。心臓がドキドキいってる。
:08/04/02 22:42
:F905i
:/tEK4x0Y
#293 [YOU]
『おい!聞いてるのか?』
僕はロクに見とれてしまって返事を返すのを忘れた。
『顔赤いぞ?熱あるかも、早くあがれ着替えろ!!』
タオルを渡されとりあえず体を拭いていた。
やばい…変に意識してきちゃった。
この前の病院での事が思い出されて…
さらに顔が赤くなる。
:08/04/02 22:47
:F905i
:/tEK4x0Y
#294 [YOU]
ロクがフロントに電話して何か言ってる…体温計だの、氷枕だの…
『ロク!!大丈夫だって、熱とかないから!』
ロクはフロントに謝り、本当に熱がないか僕の首に手をやる。
『着替えろ…早くしないと本当に風邪ひくぞ?』
僕は頷き服を持って着替えだした。
ロクが目の前で服を脱ぎだした。
:08/04/02 22:51
:F905i
:/tEK4x0Y
#295 [YOU]
バランスの整った体に僕は見とれていた…
やばい!ダメだ!!まともに顔なんて見ることが出来ない…
僕は急いで服を持ってバスルームへ行った。
僕は座り込み、熱っぽいため息をついた…
あんなに容姿端麗で…完璧な人みたことないよ。
でも…ロクに惚れてるからかな??
あまりバスルームに長くいるとおかしく思われるので、バスローブを一枚羽織り出て行った。
:08/04/02 22:56
:F905i
:/tEK4x0Y
#296 [YOU]
バスルームにでると、テラスに腰かけ座ってる姿を見つけた。
本当…ムカつくほど決まってる。
そう思いながら近づいて行った。リビングのテーブルにウェルカムドリンクとフルーツがあったはず…
シャンパンがない…
まさか!!ロク、昼間から??
『ロク?』
飲んでるよー。笑いながらグラスを少し挙げてきた。ホストかよ!!と心の中で思いながらも近付いて行く。
:08/04/02 23:01
:F905i
:/tEK4x0Y
#297 [YOU]
あ――――!!
俺の根性なし!!ロクに近づく度に心臓の音が大きくなっていくのがわかる。
『髪…ちゃんと乾かせよ、こっちこい』
おもむろに立ち上がりリビングのソファに座らされ、ロクがドライヤーを持ってきた。
『もうちょっと、自分の体に優しくしてやれよ』
とブツブツ言いながらタオルで拭いてくれた。
:08/04/02 23:05
:F905i
:/tEK4x0Y
#298 [YOU]
バスローブの胸元から…肌が見える。
どうしよう…顔が赤くなってないかな?
ロクのコロンの匂いと…バスローブから見える肌で…僕…
――ポタ…―…ポタ
『ん?』
僕の膝の上に赤い点が落ちていた。
『何してんだ!早く横になれよ』
僕は事態を把握できずいた。
:08/04/02 23:11
:F905i
:/tEK4x0Y
#299 [YOU]
ティッシュを鼻に当てられ、いつの間にかロクの顔が真上にあった。
ボォーっとしていたら、笑いを必死に堪えているロクがいた。
そう…僕はロクの体に欲情して鼻血を出してしまったのだ。
『笑えばいーじゃん!』
やけくそになって僕が言ったら、待ってました!と言わんばかりに大爆笑しだした。
大好きな男の体に欲情した僕はバカですよ!!
:08/04/02 23:14
:F905i
:/tEK4x0Y
#300 [YOU]
悔しさで涙が出そうになったけど、必死で我慢した。
『本当に…手の掛かる兄貴だな、まぁ…そこが可愛くて仕方ないんだけどね』
『可愛い!?フガッ…言うな!男に』
鼻にティッシュを当てられてるからうまく話せない。またロクが笑い出した。
ごめんって言ってるけど、顔が思い切り笑ってるし!!
:08/04/02 23:19
:F905i
:/tEK4x0Y
#301 [YOU]
僕は大きなため息をついて、目を閉じた。
見下ろしていると、凛が静かになった。
今更ながらだが、旅行なんて来て良かったか困惑する…
:08/04/02 23:20
:F905i
:/tEK4x0Y
#302 [YOU]
ティッシュを外したら血が止まっていたので、顔を洗わせ、俺はグラスにシャンパンを満たしていた。
『さっきからずっと飲んでるけど、誰が運転すんの?』
…そうだ、俺しかいない、凛が横に座ってきたので、グラスを渡して乾杯した。
海を見ながらずっとここにいれたらいいなぁと思っていた。気づいたらボトルが空だ…
隣をみるとうっすらピンクに頬を染めた顔が見えた。
:08/04/02 23:26
:F905i
:/tEK4x0Y
#303 [YOU]
『おい…お前全部空けたのかよ!?』
『うん、だって飲みやすかったから、両方空?追加しようよ!!何にする?』
『…酔ってるのか?』
『酔うわけないじゃん!なんでもいっか!あっ…アイス食べたい』
おもむろに立ち上がり注文しに行った。
タバコに火をつけて海を眺めていたらフラッシュの光をうけた。
:08/04/02 23:29
:F905i
:/tEK4x0Y
#304 [YOU]
びっくりして振り返ると、デジカメ片手にニコニコ笑っている凛がいた。
『沢山写真撮ろうね』
一瞬、面食らったが、頷いた。まではよかったが、何枚も撮り続けるから、我慢できずにデジカメを奪い取った。
『撮ってやるよ』
『やだ!!僕なんか撮っても面白くない!ロクが撮りたいの!』
ブーブー凛が文句を言ってるとチャイムが鳴り、酒とつまみが運ばれてきた。
:08/04/02 23:34
:F905i
:/tEK4x0Y
#305 [YOU]
今まで写真の事言ってたのに、もう…酒に飛びついてるよ。
『ロクぅー手伝って?持てないよ』
『そこでいいよ、海はみえるから、そこで食べよう』
一人先にシャンパンを飲みだした。
あんなに飲んで大丈夫かよ、と思いながらリビングへ行った。
珍しく凛はよく食べた。環境が変わると胃の大きさまで変わるか…
:08/04/02 23:39
:F905i
:/tEK4x0Y
#306 [YOU]
『ロク…はい、あーん』
完璧酔ってるし、普段なら恥ずかしがって絶対にこんな事しない…
恥ずかしながら食べさせてもらった。
俺が居なくなったら…誰かにもこんな事するのかな?
そんな事を考えていると胸が痛んだ…
凛を見てみると、口にアイスが…
目が合った時、凛は瞳が潤んで、頬はピンクで…
一言で片付けると、美味しそうだった…
:08/04/02 23:43
:F905i
:/tEK4x0Y
#307 [YOU]
『凛…口にアイスついてるぞ?子供じゃないんだからさ…』
そう言って顔を近付けてキスをした。
酔いの効果もあって大人しい。でも、赤くなるのは早かった…
反応が面白い、動きが鈍ってる事をいいことに、俺は凛の隣に座った。
『ロク…あのさ…』
必死にこの空気を変えようとする凛は愛おしかった。
『しぃ――――』
『んっ…ンッ…』
:08/04/02 23:50
:F905i
:/tEK4x0Y
#308 [YOU]
凛は…とてつもなくやらしく見えた。
ロク…キス上手すぎだよ…自分の体が熱くなるのがわかった。
:08/04/02 23:52
:F905i
:/tEK4x0Y
#309 [YOU]
『まっ…待って』
腰に手を回したまま僕を離してくれない。
『どうした?』
ロクは待ってくれている。僕は下を向いたまましばらく黙っていた。
でも、タイミングを逃したら一生後悔するって分かってるのに、中々言い出す事ができない…
:08/04/02 23:55
:F905i
:/tEK4x0Y
#310 [YOU]
不思議そうにロクが顔を覗きこんできた。
とても優しくて…
『僕は…女の変わり…なの?』
:08/04/02 23:56
:F905i
:/tEK4x0Y
#311 [YOU]
:08/04/02 23:58
:F905i
:/tEK4x0Y
#312 [YOU]
#308の後半から凛sideです

今からはきちんと書きますので

ご迷惑かけます…。
もう少ししたら更新します


:08/04/04 22:34
:F905i
:6Zn/HaJ.
#313 [YOU]
『どうしてそんな事を聞くんだ?』
『だって…こうゆう事は、好きな人同士がする事で…』
『………』
ロクからは返答がなく、俯いたままの僕はゆっくり顔をあげて、ロクの目を見た。
『僕の事…好き?』
顔が熱くて死にそうだったのは覚えてる。
:08/04/04 23:35
:F905i
:6Zn/HaJ.
#314 [YOU]
でも…伝えたいと思った。
ロクは…切ない顔をしていた。今にも泣き出しそうな悲しい…瞳。
下を向き、僕の額にロクの額を当ててきた。
そして、小さくため息をついた…
やっぱり…僕の事嫌い…かも。
マイナスに考え出したらキリがない事ぐらいわかってる。
本当に悲しくなって、さっきまで高揚していた気分とは裏腹に血の気が引く感じがしていた。
:08/04/04 23:40
:F905i
:6Zn/HaJ.
#315 [YOU]
ずっと堪えていた涙まで出てきた。
僕は…何を期待してたんだろう…
そう思ったら体の力が一気に抜けてきた。
『……ない』
『えっ?』
今まで黙り込んでいたロクがやっと口を開いた。
こんなに近くにいるのに今やっとこうして2人の目が合った。
『好きではない…』
:08/04/04 23:43
:F905i
:6Zn/HaJ.
#316 [YOU]
その言葉を直接本人から聞いたら、足に力が入らなくなり…
膝から床にへたり込んでしまった。
ロクが腕をしっかり捕まえてくれていなかったら今頃…倒れていたかもしれない。
床に手をついたまま動けない。
ロクも一緒に床に座ってきた。
:08/04/04 23:46
:F905i
:6Zn/HaJ.
#317 [YOU]
ロクはアグラをかいて、僕の正面に座り込んだ。
下顎を指で2回トントンと叩かれ、僕はやっと顔を上げた。
『愛してる…』
―――…えっ?
今…なんていった??
『愛してるよ…凛』
:08/04/04 23:50
:F905i
:6Zn/HaJ.
#318 [YOU]
『ウソだ…』
大好きな人はさっきと違って優しく微笑んでいた。
僕の髪を撫で…涙を親指で優しく拭ってくれた。
ロクの肩に頭を置き、そっと、抱きしめられた。
そして…耳元で何度も
――愛してる―――
と言ってくれた。
:08/04/04 23:54
:F905i
:6Zn/HaJ.
#319 [YOU]
:08/04/04 23:55
:F905i
:6Zn/HaJ.
#320 [YOU]
本当に夢を見てるみたい……と、目を開けたら真っ暗!!
飛び起きてみると、ベッドの上だった。
えっ!?ロクは!?ここは?
波の音が聞こえる…沖縄だ。
ベッドの脇にあるライトのスイッチを付けてみたここにはいない…
あのまま眠った?嘘だろ。自分の情けなさに泣きたくなった。
:08/04/05 22:18
:F905i
:PUzY.UaM
#321 [YOU]
急いでベッドからリビングへ行った。
テラスを探してもいない、どこ行ったんだろう?
プライベートビーチを見ると人影が見えた。
砂浜をダッシュで走って行った。砂の上を走るのは並みじゃない。
息を切らせながら追いついた。
『おはよう』
:08/04/05 22:21
:F905i
:PUzY.UaM
#322 [我輩は匿名である]
優しい顔で微笑み顔を見て、自然と笑顔になる。
『よく寝てたな』
『ごめん!!寝るつもりなんか全くなかったのに』
『いーよ、まだ2日もあるし』
僕は少しでも距離を縮めたくてロクの隣に寄り添い、シャツの裾を持って歩いた。
…トクン……トクン……
鼓動が早くなってく…
:08/04/05 22:25
:F905i
:PUzY.UaM
#323 [我輩は匿名である]
前を歩く背中をずっと見ていたい…
さっき、愛してるって言ってくれたよね…?
会話もなく、2人で海辺を歩いていた。
ロク?好きだよ…。
心の声がロクに届いたのかはわからない。
突然、手を握ってきた。
『こっちの方が持ちやすいだろ?』
そう言って笑った。
:08/04/05 22:28
:F905i
:PUzY.UaM
#324 [我輩は匿名である]
本当に…かっこいぃ…
幸せなのに、どうして僕は泣きたくなったんだろう。
幸せでたまらないのに…
『中に入ろう、風邪引かれると困るから』
そう…いつでも僕を気遣ってくれる。
自分より…何よりも僕にやさしい。
中へ入り、僕らは少し遅めのディナーへ出かけた
:08/04/05 22:32
:F905i
:PUzY.UaM
#325 [YOU]
ホテルのレストランは最高だった!!
アジアンテイストのビュッフェタイプで、全てが美味しかった。
この時だけは、色気より食い気だ。
『美味い!!』
―――ロクside――――
満足そうな顔を見れて嬉しかった。
俺も味には結構うるさい方だから。
:08/04/05 22:36
:F905i
:PUzY.UaM
#326 [YOU]
酒もうまいし、景色も綺麗だ。
タバコを吸いに外へ行くと伝え、席を立った。
海辺を眺めながら一服していたら携帯が鳴った。
『もしもし』
相手は徠だった。全ての準備が整ったと…仕事場は帰ってきて説明すると言う。
『ありがとう徠。この礼は必ずするから』
そう伝えると、「当たり前の事をしたまでだ」とあっさり言われた。
:08/04/05 22:40
:F905i
:PUzY.UaM
#327 [YOU]
電話を切り、席へ戻っていたら、俺の席に見知らぬ男が座っていた。
ナンパ??
なんかイラッとしてきた。凛が俺に気付き必死の形相で訴えてくる。
『おい』
振り返った男は「なんだ?」 と言ってきた。
『俺のもんに手ぇだすな、どけ』
:08/04/05 22:45
:F905i
:PUzY.UaM
#328 [YOU]
―――凛side―――――
目が怖いよ?ロク…
助けに来てくれたのは嬉しいけど、反面…今にも殴り合いが始まりそうな雰囲気なんですけど…
それはイヤだ!!
『ロク!やめて!出よ??』
そう言うとチッと舌打ちしてロクは出て行った。
僕は急いで後を追いかけた。
:08/04/05 22:50
:F905i
:PUzY.UaM
#329 [YOU]
『ロク!!ちょっと!待ってよ!!』
すごい速さで歩くからついて行けないし!部屋に戻ってロクはテラスを飛び越え、海へ一目散に入って行った。
まだ寒いのに…風邪引くよ!!
『何やってんだよ!戻って来いよ!!』
返事がない…僕も海の中に入っていった。
ロクをようやく捕まえる事ができた。
:08/04/05 22:55
:F905i
:PUzY.UaM
#330 [YOU]
『入ろうよ…風邪引くよ?』
腕を引っ張ってもビクともしない。
『ロク?』
『何とも思わないのか?』
やっと口を開いてくれた。
『だって、済んだ事じゃん、それに、ロクが助けてくれたし』
:08/04/05 22:57
:F905i
:PUzY.UaM
#331 [YOU]
『俺は、それじゃ済まない…これから先、また同じ事があったら…相手を殺し兼ねない』
『…えっ?』
『お前は、俺のもんだろ?』
これって……
ヤキモチ?嘘だ…てっきり、鈍くさい僕に怒ってるのかと思った。
ロクが…愛しいよ。
早く、一つになりたい。そう思っていたら、自然とロクに顔を近付けていた。
:08/04/05 23:02
:F905i
:PUzY.UaM
#332 [YOU]
僕からキスをした。フレンチだけど…すごい勇気を出した気がする。
最初は触れ合うキスだったけど、ロクが熱くて長いキスをくれた。
海の中は冷たいのに、体は灼けるように暑い。と思ったら、体がフワッと浮いた感じがした。
気付いたらお姫様抱っこをされていた。
急に恥ずかしくなってきた。
『やっ…自分で歩けるよ…下ろして』
:08/04/05 23:07
:F905i
:PUzY.UaM
#333 [YOU]
抵抗してもロクはスタスタと歩いて部屋に戻って行く。
バスルームに入るや否や、いきなり僕のシャツを脱がしだした。
『ロク!!自分でやるから!…ンッ!!…ハッ』
顎を掴まれキスをされる。こんな強引に!?
長いキスをされ、ロクは服を脱ぎ捨てて先に風呂に入って行った。
『凛、早く来ないとまた脱がすぞ?』
『わかったよ!!すぐ行くから!』
:08/04/05 23:31
:F905i
:PUzY.UaM
#334 [YOU]
初めてだよ!こんな意地悪なロク、恥ずかしいじゃん。
また、鼻血だしたらどうすんだよ!!
ヤケクソになった僕は服を脱ぎ、バスタブへ飛び込んだ。
風呂には泡がぎっしり詰まっていて、嬉しかった。
『はぁー気持ちいいねぇ…幸せだ』
『こっちおいで、髪洗ってやるよ』
:08/04/05 23:35
:F905i
:PUzY.UaM
#335 [YOU]
:08/04/05 23:36
:F905i
:PUzY.UaM
#336 [YOU]
素直に頷きロクの方へ行き、お互い向かい合うような形になった。
『洗いずらいから、あっちむいて』
なんで?と思いながら背中を向ける。
腰をつかまれ引き寄せられた。
足の間にすっぽりおさまってしまった。
けど…けどね!!体がお湯の中で触れ合ってるのが…無性に恥ずかしかった。
:08/04/06 23:06
:F905i
:gKNGHgkw
#337 [YOU]
髪を濡らして、シャンプーでゴシゴシしてくれていた。
ロクの顔は見えないけど、なんか鼻歌とか唄ってやたらリラックスしている感じがする…
人の気もしらないで!!
室内にあるお風呂はお洒落にできていた。
やたら大きいし、バラの花びらが器に備え付けてあった。
僕は器を取り、緊張が全くほぐれないから、花びらを浴槽に浮かべたり、ちぎったり…わけのわからない行動をとっていた。
:08/04/06 23:11
:F905i
:gKNGHgkw
#338 [YOU]
チュッ…
ん??首筋のがなんだか温かい感触がした。
振り返ってみると、ニヤニヤした顔が見えた。
『おしまい、気持ちよかった?』
正直…緊張して、あまり覚えてないけど…
『うん』
:08/04/06 23:14
:F905i
:gKNGHgkw
#339 [YOU]
―――ロクside――――
頬がピンク色に染まり、首や鎖骨にバラがついている…
本当に、誘ってるとしか考えられない。
今まで19年間抑えていた感情が一気に爆発しそうな自分を必死に抑える。
でも、容赦なしに色香を出しまくっている凛は、俺の邪な考えをよそに…笑っている。
『大丈夫?のぼせた?』
:08/04/06 23:17
:F905i
:gKNGHgkw
#340 [YOU]
そう言いながら、俺の髪をかきあげてくる。
『本当に髪綺麗だよねぇ〜?』
いや…お前の方が綺麗だよ。
『僕なんかくせ毛で本当にイヤになるよ』
そこも可愛いんだよ…
口が裂けても言えないセリフを頭で考えながら、凛が俺に触れてきた。
:08/04/06 23:20
:F905i
:gKNGHgkw
#341 [YOU]
凛は黙っている俺の顔を不思議そうに見てきた。
髪に触れてきた手を捕まえた瞬間…凛の肩がビクッっとなった。
バスルームには外から聞こえる波の音だけが響いてた。
:08/04/06 23:23
:F905i
:gKNGHgkw
#342 [YOU]
瞬きをする暇もなく優しくキスをした。
『…んっ』
長くて深い…深いキス。お互いに目があって少し笑う。
凛が俺の熱で溶けていく…
:08/04/06 23:26
:F905i
:gKNGHgkw
#343 [YOU]
―――凛side―――――
頬にキスされ、長いキスを繰り返していたら、突然、口の中に舌を割り込まれ、強く吸い上げられた。
体がジワジワ熱くなってくる。
さっきとは全く違う感覚が僕の体を襲う…
体の底からくる電流。
『やぁ…あっ…』
思わず仰け反りそうなほどの感覚…
恥ずかしさのあまり、ロクから離れようとした。
:08/04/06 23:30
:F905i
:gKNGHgkw
#344 [YOU]
でも、力で勝てるわけない。しっかり腰を掴まれて離れられない…
『ロクぅ…アッ…アァ』
『どうした?』
耳元で囁かれるだけで、感情が高ぶる。
こんなに自分が感じやすい体質だったなんて!!
乳首を口で吸われ、舐められ、泣きそうになった僕を待っていたのは、もう一人の自分をロクがいじりだした。
:08/04/06 23:37
:F905i
:gKNGHgkw
#345 [YOU]
『ヒッ…ヤッ…やめて!』
恥じらいも何もかもわからなくなった僕はロクの背中にしがみつく事しかできなかった。
『イヤッ…ロ…ロク!!イキたい…』
頂点に達しそうな時にピタッと動きが止まった。
『な…なんで?』
いつの間にか僕はロクの上に乗っていた。
優しく笑い、キスを何回かくれた…
『まだ、する事があるんだ』
:08/04/06 23:42
:F905i
:gKNGHgkw
#346 [YOU]
:08/04/06 23:44
:F905i
:gKNGHgkw
#347 [YOU]
なに??何があるの?
お尻の辺りに手を滑り込ませてきた。
『ちょ…やだ!!』
『…ごめん』
額にキスをしながらロクが指を一本入れてきた。
『イッ…やだ…ヤメテ…』
エッチって、こんなに痛いの?やだ…コワイ…
『とめられない…ちょっと我慢して』
ロクはキスをしながら僕の痛みを少しで和らげようと気を使ってくれた。
:08/04/10 22:36
:F905i
:B4Ri0jHM
#348 [YOU]
こんな…時にまで、優しいし!!
痛くても…大好きなロクに抱かれている…
夢をみているんじゃないか?ってまだ思うけど、
自分の喘ぎ声で現実に戻される…
『…凛?辛いか…?』
何…言ってるの?
僕はロクの首に腕を回した。
:08/04/10 22:48
:F905i
:B4Ri0jHM
#349 [YOU]
『ロク…愛してる』
こんな言葉で煽った自分がいけなかった…
『…ゴメッ…もう無理』
スッと指を抜き、お尻に何も感じなくなった瞬間、さっきより鈍い感覚に襲われた。
ロクは僕の分身を上下に動かしだした。
『ヤッ…アッ!!アァ…んっ』
『凛…息吐いて、キツイ』
:08/04/10 23:06
:F905i
:B4Ri0jHM
#350 [YOU]
『………!!』
『そう…上手だよ。』
笑顔がこの時だけ、憎たらしかった。
僕は痛くて死にそうなのに!!
ゆっくりと腰を動かしてきたけど、痛くて…
でも…ロクと一つになれるなんて…
嬉しくて…嬉しくて…痛さと幸せな気持ちが一気に溢れ出てきた。
:08/04/10 23:14
:F905i
:B4Ri0jHM
#351 [YOU]
『凛…愛してる』
『う…ん。僕も』
お互いにキスをして今まで我慢していた欲望が爆発したみたいに求めあった。
『ハァ…イィ…もっと…』
ピストン運動をしていると、自分の羞恥心がなくなり、普段なら有り得ないセリフを言っていた。
しかも!!僕はロクをもっと欲しいのか、腰を自分から振っていた。
:08/04/10 23:19
:F905i
:B4Ri0jHM
#352 [YOU]
『やらしいよ…凛』
唇を強く奪われ、腰を揺さぶられ…何も…考えられなくなっていた。
この快楽に…ロクにこれ以上溺れていく気がした。
『もう…ダメェ…許して!!ロク!』
『OK…一緒に行こう』
腰を強く掴まれて、スピードが上がって行く。
僕らは2人一緒に頂点へ達した。
:08/04/10 23:24
:F905i
:B4Ri0jHM
#353 [YOU]
:08/04/10 23:25
:F905i
:B4Ri0jHM
#354 [YOU]
バスルームへ行き、お互いにまだ気持ちが高ぶっていたのだろう…
体を求め合い、僕は何度もイカされて…ようやくベッドに横になれた。
僕はベッドにうつ伏せになり、ロクの横顔を見ていた。
格好いい…僕…ロクに抱かれたんだ。
大好きな人と一つになる事ができた。
急に恥ずかしくなり、さっきの記憶が蘇ってくる。
アッ…熱い!!顔が赤くなってそうだし!!
:08/04/11 23:31
:F905i
:sQwipXhY
#355 [YOU]
ロクは言葉が少ないけど、体がおかしくなりそうなぐらいに僕を苛めた…
やっぱり意地悪だ…
僕は熱っぽいため息をもらした…
『どうした?キツいか?』
僕の横に寝転んできた。
屋敷に行る時は絶対に体を密着なんてした事がないのに…
ベッドに肩肘をついて、優しく笑うその瞳に…
僕は…ほだされる…
:08/04/11 23:37
:F905i
:sQwipXhY
#356 [YOU]
すっぽり胸の中に入り抱きしめられた。
僕の頭にキスしたり…
どうしよう…またドキドキしてきたよ。
散々いじられた体がまた静かに熱を持ち出した。
――――ロクside―――
『凛?』
ビクッと肩を強ばらせたので、俺は体勢を変えて顔を覗きこんだ。
どうしたんだ??
俺は反応を楽しみながら、もう一度名前を呼んだ
:08/04/11 23:41
:F905i
:sQwipXhY
#357 [YOU]
ゆっくりと俺を見てくる。
思わずドキッとした。
頬がピンクで、瞳はうっすら濡れていて…
やばい…
平静を装うため、ベッドから起き上がり、ミネラルウォーターを取って飲みながらベッドに戻った。
『僕もちょうだい』
よほど喉が渇いていたんだろう…一気に飲んでいる。
口から溢れ出した水が顎から鎖骨に流れていた。
それすらもイヤらしく見える…
:08/04/11 23:50
:F905i
:sQwipXhY
#358 [YOU]
横に座っていた俺は、胸元に顔を埋めた。
ゴクッと喉の鳴る音がした。
『ロク?』
静かに目を閉じ、心臓の音を聞いた…
だんだん早くなってくる鼓動さえも愛しい…
温かい手が優しく髪を撫でてきた。
このままずっと…時が止まってしまえばいいのに…
あと2日後には…いや、あと一日だ、こうしていられるのは…
:08/04/11 23:55
:F905i
:sQwipXhY
#359 [YOU]
凛と…サヨナラしなければならない。
『…どうしたの?』
声を掛けられ目を開けてみると、心配そうに俺を見ていた。
『えっ?なにが?』
『なんで泣いてるの?』
うそ…だ。手で頬を触ってみると…本当だ、濡れてる。
『あぁ…あくびしたからだよ、心配性だな』
言い訳はOKだ…
:08/04/12 00:06
:F905i
:QtmOeKt.
#360 [YOU]
胸に顔を埋めたまま、胸に顔を擦り付けて、腰に手を回した。
『なぁーんだ、あくびか…びっくりするじゃん』
そうぼやきながら頭にキスをしてきた。
俺はぬいぐるみか!!
そう思いながらも甘えていた事は確かだ…
もっと抱きたい…声がかれるほど泣かせたい。
『ぐるじ…ぃ…』
『ごめん!!大丈夫?』
:08/04/12 00:11
:F905i
:QtmOeKt.
#361 [YOU]
無言で頷き、体を少し起こした。
あ…なんか、凄い眠たくなってきたかも…
一度起き上がった俺は自分の眠りやすい体勢を作ろうと、凛の脚を広げ、股の間に入り込み、また胸に顔を埋めた。
『今…何時?』
波の音が眠気を誘う…更に、凛に頭を撫でられて気持ちいい。
『2時過ぎ…』
:08/04/12 00:16
:F905i
:QtmOeKt.
#362 [YOU]
まだ眠りたくないのに…入院してた時の規則正しい生活がいけないな…
もっと沢山話したい…
もっと…愛し合いたい。
――――凛side――――
『ロク?』
黒い艶のある髪をどれぐらいの時間撫でていたのだろう…
しっかりと僕の腰に巻き付けられた腕に先程の力はない。
:08/04/12 00:20
:F905i
:QtmOeKt.
#363 [YOU]
:08/04/12 00:23
:F905i
:QtmOeKt.
#364 [YOU]
僕の腕の中で大好きな人が寝息を立ててる…
幸せすぎて涙が出そう。
今…どんな夢を見てる?僕の夢ならいいなぁ。
この…綺麗な寝顔を誰にも見せたくないよ、ずっと…永遠に僕のロクであってほしい。
好きで…好きでたまらないんだ。
ずっと一緒にいたい、ただ望みはこれだけなのに。
:08/04/12 23:56
:F905i
:QtmOeKt.
#365 [YOU]
ロクの顔にポタポタと滴が落ちていく。
『僕とお母さんのせいで…ロクは辛い思いを沢山したんだろうね…ごめん』
話し出してもロクは起きる気配はなかった。
『まだ…好きでもいい?早く大人になるから…迷惑かけないよいに頑張るから…』
そっと、頬にキスをした。
:08/04/12 23:59
:F905i
:QtmOeKt.
#366 [YOU]
――――ロクside―――
心臓の音…
落ち着く匂い…
『…んっ』
目を覚ますと俺とした事が、誰かに巻きついて眠っていた。
顔を少し上げると、スヤスヤと眠っている凛がいた。
もしかして、昨日このまま眠ったのか!?
すぐに起き上がり凛を抱きしめた。
肩が冷たくなっている…冷えた体を手で擦りながら額にキスをした。
:08/04/13 00:03
:F905i
:goZQoing
#367 [YOU]
ん…?熱い。
嘘だろ…?急いでフロントに電話して、体温計と氷枕を貰った。
――――凛side――――
頭痛い…
目を開けると見慣れない天井があった。
視力が起きたばかりでまだ回復してないけど、沖縄にいる事は間違いない…
あれぇ??ロクは?
重い頭を動かして周りを見渡してみたけどいない…。
:08/04/13 00:06
:F905i
:goZQoing
#368 [YOU]
なんでいないんだ?
体を動かそうとしたけど、自由が全く効かない!!
どっか出掛けたかな…
重いため息をついて、目を閉じた。
なんで…沖縄にまで来て熱だすかなぁ、明日には帰らないといけないのに…。
そう思ったら泣けてきた。
扉の閉まる音がする…
『大丈夫か?』
:08/04/13 00:10
:F905i
:goZQoing
#369 [YOU]
うっすら目を開けると心配そうに僕を見つめる眼差しがあった。
無言で小さく頷いた。
『熱測ろうか…後から医者が来てくれるから、点滴打ってもらえば少しは楽になるよ』
僕は目をつぶったままだった。
今日、一日ベッドの中だよ…
『1日…延ばしたけどいいか?』
――――…えっ!?
:08/04/13 00:14
:F905i
:goZQoing
#370 [YOU]
それを聞いた瞬間目がパチリと開いた。
『明日も一緒に居られるの!?』
ベッドの脇に座って僕のタオルを取り替えながら優しく頷いた。
その笑顔を見た瞬間…どうしてかはわからないけど、無性に悲しくて涙が出た。
『凛?どうした、どこか痛むか?』
首を振って違うと言いたいのに…頭は痛いし、体中も痛くて気持ちが伝えられない。
:08/04/13 00:17
:F905i
:goZQoing
#371 [YOU]
ロクはどこが痛いか言えって言うけど…わかんないよ!!
神様…僕にこの人をください。
どうしてこの時こんな気持ちになったんだろう…
どうしてロクは僕の全てを受け入れてくれるんだろう…
『起きられるか?お腹空いただろ?』
『…うん』
泣いたらお腹空いた…
:08/04/13 00:21
:F905i
:goZQoing
#372 [我輩は匿名である]
/(フ⌒⌒○へ
|イ | |
|| i | |
レ| | i |ノノ ビシッ
`| | | 丶ヘ
/| | |i ||∧__rz_
ヘ_/ 丶丶||ノリ 丶))_ノ
ヒ// ∧\从ノ|\_/
`\_ノ | ⌒ 丶
/ 丶 丶
/ | |
/`ー-イTT|
\/_|_L_L_L|
/ // /
/ // /
おもしろす
:08/04/13 00:24
:F904i
:☆☆☆
#373 [YOU]
用意された食事を綺麗に平らげた僕は、点滴を打ってもらい、見事に体力が回復してきた。
『ありがとう…大分楽になったよ』
『そうか』
と言って僕の髪を撫でてくれる。
―トクン…トクン…
と静かに心臓が波打ってくる。
『明日までに元気になれよ!!明日は出かけるぞ』
『うん!!延ばしてくれてありがとう』
:08/04/13 00:26
:F905i
:goZQoing
#374 [YOU]
我輩は匿名さん


ありがとうございます

(≧ω≦)b{ウレシス
これからも応援お願いします

:08/04/13 00:28
:F905i
:goZQoing
#375 [YOU]
いいよ、と言って優しく笑う。
あぁ…キスしたいなぁ…
『………』
ゆっくりとロクの手を握りしめ、僕の頬に当ててみた…
冷たくて気持ちいい…
『ストップ!!』
『えっ?』
ロクが握っていた手を離して軽く咳払いをした。
:08/04/13 00:31
:F905i
:goZQoing
#376 [YOU]
:08/04/13 00:33
:F905i
:goZQoing
#377 [みぃ]
あげ

:08/04/14 20:27
:P905i
:lKfSV7xY
#378 [YOU]
みぃさん


アゲアゲありがとうございます

夜にまた更新しますので

よかったら遊びに来て下さいね

:08/04/15 13:45
:F905i
:fdF0fdmo
#379 [YOU]
何が起こったのか全く分からない僕は唖然としていた…
『ダメ…そんな顔で俺を見るな』
『…どんな顔?』
不細工な顔でもしていたかな?
『襲いたくなるから駄目、今日は大人しく寝てろよ』
『………』
カァ―っと頬が熱くなってきた。
そんな…誘ったつもりないのに。
:08/04/16 02:07
:F905i
:B/avVUqQ
#380 [YOU]
ロクも顔真っ赤だし…
『ご…めんなさい』
『…謝るなよ、いいか?寝るんだぞ!!』
ベッドルームを出て行った。
ロクの意外な一面を見ることができた。
嬉しさと、熱で一気に暑くなってきた。
薬も効いてきて睡魔まで襲ってきた。
――別れの日まで…
あと2日――
:08/04/16 02:11
:F905i
:B/avVUqQ
#381 [YOU]
―――ロクside――――
この旅行を1日延ばすのは大変だった。
親父への挨拶も一日延びたわけだ…
徠には迷惑かけっぱなしだけど…
理由を言ったらすぐにOKを出してくれた。
こんな状態での別れなんて辛すぎる。
凛が可哀想だ…
――――…凛が?
:08/04/16 02:14
:F905i
:B/avVUqQ
#382 [YOU]
――俺が?
俺が凛と離れる事を拒んでるんじゃないのか??
どうして別れないといけない?やっと…気持ちが通じて、愛し合っているのに…
大須賀家には俺が必要ないから?
母に会いたくないから?
でも…俺はあの家の人間ではない。それに、元の生活にはもう戻れない。
:08/04/16 02:18
:F905i
:B/avVUqQ
#383 [YOU]
ベッドルームに戻り、ぐっすり眠った凛を見て、安堵のため息を吐いた。
さて…今から何をしようかな。
とりあえず夕方まで暇だよな…夜になったら多分熱出すから付きっきりだ。
飯でも食べに行こ。
一人でレストランに行った。
昨日の夜とは全く別の風景が広がっていた。
夜はアジアンテイストだったが、午前中は和風&洋風とあった。
:08/04/16 02:21
:F905i
:B/avVUqQ
#384 [YOU]
胃の中に物を入れ、一服しにレストランのテラスでコーヒーを注文し、イスに腰掛けた。
テラスが海に浮かんでいるような感覚の場所だった。
青い海と太陽…程良く風が髪を撫でて気持ちいい。
このまま眠れそう…
でも、なんか変な感じだ。今まで、四六時中…俺の隣には凛がいて…
:08/04/16 02:26
:F905i
:B/avVUqQ
#385 [YOU]
これから、こんな生活が永遠に続くんだ…
そう思ったら胸が痛んだ。
コーヒーを飲み一息ついて部屋へ戻った。
静かにベッドルームのドアを開けると、ぐっすり眠っている凛がいた。
タオルを取り替えてやったら、起こしてしまったらしい。
静かに目を開けた。
『おはよう…』
『よく寝てたな、汗かいてるから着替えよう』
:08/04/16 02:29
:F905i
:B/avVUqQ
#386 [YOU]
:08/04/16 02:30
:F905i
:B/avVUqQ
#387 [YOU]
着替えをさせている間に、ルームサービスが運ばれてきた。
部屋に戻ると凛は…元気に動き回っていた。
『おい、まだ横になってろよ!!はしゃぐな』
そう言って叱ると大人しくなるかと思いきや…
思い切り目を輝かせて、
『だってさ!超ーウルトラ元気なんだよ!?勿体なくてジッとできないよ!!』
こいつ…単純すぎ。
ため息を吐いて無理矢理ベッドに座らせた。
:08/04/16 22:06
:F905i
:B/avVUqQ
#388 [YOU]
『痛いじゃん!!』
頬を思い切り膨らませて怒っている…
『今日一日大人しくしてないと、明日本気でしらないぞ?いいのか?』
『……すみません』
大人しく着替えを済ませてベッドに潜り込んでいた。
食事をしながら身の回りの事をしていたら…
『ねぇ…僕は平気だから、どこか行ってきてもいいよ?』
『えっ?』
:08/04/16 22:13
:F905i
:B/avVUqQ
#389 [YOU]
驚いた…こいつからこんなセリフが出るとは。
熱でも上がったかな…
額に手をあててみたが、熱はないな…。
『ちょっと!まるで僕が可笑しいみたいな目で見るの止めてくれる!?』
『…すまん』
『ロクは元気なんだし、行っておいでよ…』
『ありがとう、少し出てくるよ』
――――凛side――――
なぁーんか、期待はずれ…
:08/04/16 22:17
:F905i
:B/avVUqQ
#390 [YOU]
ロクの事だから、
「いいよ、一緒にいてやるよ」
とか、言ってくれると思ったのに。あっさり出て行っちゃった…
僕の存在ってそんなもんかぁ…
マイナス思考な僕が考え出したら切りがない…
明後日には帰らないといけないのに…
ただ…ベッドに座ってくれてるだけでいいのに…
:08/04/16 22:21
:F905i
:B/avVUqQ
#391 [YOU]
―――ロクside――――
俺は街まで出て買い物をしていた。
明日は最後の日だから…土産なんて買ってる時間が勿体無い…
凛の代わりに適当に買っておいた。
いつの間にか夕方だ…
『やばぃ…そろそろ戻るか』
買った土産は屋敷へ送ってもらい、急いで帰った。
:08/04/16 22:26
:F905i
:B/avVUqQ
#392 [YOU]
『ただいま…』
オレンジ色に染まった室内…波の音だけが聞こえる。
寝室の扉を開けるとおとなしく眠っている凛を見て、頬が緩む…
ベッドに腰をかけ、優しく髪を撫でる。
ん?涙…?
頬に涙の跡が出来ている。
また泣いて…。
:08/04/16 22:29
:F905i
:B/avVUqQ
#393 [YOU]
『寂しかったか?』
寝てる奴に話かけても返事がない事ぐらい分かってる。
『俺…いなくても平気か?』
平気じゃないよな?絶対に泣き喚くだろう…
倒れたりしないで欲しいな。
『……ロク?』
:08/04/16 22:32
:F905i
:B/avVUqQ
#394 [YOU]
:08/04/16 22:34
:F905i
:B/avVUqQ
#395 [YOU]
半分寝ている状態の凛が微笑みかけてきた。
いつも見慣れているはずなのに…胸が締め付けられそうになった。
『おかえり…楽しかった?』
頷いてまた笑う…
たまらなくなった俺は凛を抱きしめた。
病気が治るまでは!ってさっき誘いを断ったくせに…
『ロク?どうしたの?』
:08/04/17 22:26
:F905i
:HKE4Zmr.
#396 [YOU]
『…別に』
俺はベッドの中に入り更に強く抱きしめた。
『変なロク…』
そう言いながらクスクス笑っている。
俺の顔を見つめてきた凛に…負けた…
『……!!』
キスをしたら顔を真っ赤にして目を大きく見開いた。
信じられない!とでも言いたそうな顔だった。
全身で感じたい…
:08/04/17 22:31
:F905i
:HKE4Zmr.
#397 [YOU]
一つになりたいもどかしさで歯痒い…
自分の頭の中で二人の俺が戦っている…
今抱いたら、絶対に風邪がぶり返す…
でも…凛の泣き顔も見たい。
どーすんだよ…俺、やばいよ…
しばらく考えるうちに分けが分からなくなった…凛を見てみると言葉を失った。
:08/04/17 22:35
:F905i
:HKE4Zmr.
#398 [YOU]
『…うそ』
――…ス〜ス〜
俺のよこしまな考えをよそに本人は爆睡していた。
あっけにとられた俺は自分に笑った。
『信じらんね…』
額にキスをして、しばらく顔を眺めていた。
夜まで眠ると思い、そっと腕を抜いてテラスに向かった。
タバコを吸いながら色々考え出した…
明後日の朝には…
:08/04/17 22:39
:F905i
:HKE4Zmr.
#399 [YOU]
六代目にも挨拶に行かないとな…
でも…大須賀の屋敷に居た時は、今となっては良かったのかな…
沢山の人にも出会えた。沢山の優しさを貰えた…
大学…みんな俺が居なくなったら、びっくりするかな。
次…働く所はどんなだろ。
考え出したら溜め息が出た。
:08/04/17 22:43
:F905i
:HKE4Zmr.
#400 [YOU]
考えるの…よそ。
今は凛の為に…思い出を残そう。
『ロク?』
振り返るとパシャとフラッシュが光った。
『お前なぁ〜』
笑いながらパジャマ姿で近づいてくる。
『撮りすぎ!没収するぞ!?…で、調子は?』
:08/04/17 22:47
:F905i
:HKE4Zmr.
#401 [YOU]
隣に座ってきて「大丈夫」と言ってニコニコしている。
テラスにいたらまた、ぶり返しそうだし…。
――――凛side――――
ただソファに座ってテレビを見ているだけなのに、すっごい幸せ!!
肩には…手が回されて、その辺りが熱い…
とりあえずパジャマじゃだらしないと思ったので、着替えに行こうと思って、立ち上がった。
:08/04/17 22:52
:F905i
:HKE4Zmr.
#402 [YOU]
:08/04/17 22:54
:F905i
:HKE4Zmr.
#403 [みぃ]
:08/04/20 09:49
:P905i
:wgHLhoSc
#404 [(´・ω・`)]
:08/04/20 18:33
:F703i
:iNcQc8Ho
#405 [YOU]
みぃさん


アゲアゲありがとうです

今日の夜

更新いたします

応援よろしくお願いしますm(_ _)m

:08/04/20 20:29
:F905i
:e2IOd8Fg
#406 [YOU]
:08/04/20 20:35
:F905i
:e2IOd8Fg
#407 [YOU]
『どうした?』
『うん、着替えてくるよ…ご飯食べにでるでしょ?』
ん?考えてる…何を?
『いや、部屋で食べよう。そのままでいいよ』
外に出たかったのになぁ…ロクと一緒に歩きたかった。
『明日の為にとっておこう』
えっ…?心を読まれてるみたいで驚いた。
:08/04/20 22:19
:F905i
:e2IOd8Fg
#408 [YOU]
『そだね…』
またソファに座り直し、テレビを見出した。
正直…もっとロクと触れ合いたい…こんな事知られたら恥ずかしいけど…
『あっ!!』
突然ポケットに手を入れて何かを探している。
おまけに携帯を持って来いと言われ…
訳も分からず言う事を聞いてリビングへ戻った。
小さな紙袋を手渡された。
:08/04/20 22:23
:F905i
:e2IOd8Fg
#409 [YOU]
『何これ…』
『あげる。』
紙袋を開けてみると、綺麗な石が付いてるストラップだった。
『くれるの!?綺麗な色…ありがとう』
ロクから貰ったプレゼント…嬉しい。
僕はついつい抱きついてしまった。
:08/04/20 22:27
:F905i
:e2IOd8Fg
#410 [YOU]
『ありがとう!本当にありがとう!!』
『いーよ、安物だし…凛にも前に貰ったし』
そう言って左手首のブレスレットを見せてきた。
『ううん、一生大切にするよ!ありがとう』
『気に入ってもらえて良かった』
しばらく僕は一人興奮していた…
気がついてロクを見てみた…
:08/04/20 22:32
:F905i
:e2IOd8Fg
#411 [YOU]
『ロク?どうしたの?』
『…ん、なんでもない』
どうしたんだろう…今隣でロクは何を考えてるんだろう。
沖縄にきて、少し様子がおかしい。
誰かの事…考えてるのかな?
フワッ…
―――えっ!?え?
顔をしたに向けるとつむじが見えた。
:08/04/20 22:36
:F905i
:e2IOd8Fg
#412 [YOU]
『お前の匂いって…なんか落ち着く』
そう言うと静かに腰に手を回してきた。
僕の胸で大きなため息をついている。
ロクの方がよっぽど僕には落ち着くんですけど!!気づいてなさそうだけど…
グゥ―――――…
『えっ??』
僕だ…あーぁ…せっかくのまったりモードだったのに…
:08/04/20 22:40
:F905i
:e2IOd8Fg
#413 [YOU]
下を見るとロクの肩が小刻みに震えている。
『あ゙ー!!まただ!笑いたかったら笑えばいいじゃん!』
どうやらロクは我慢の限界だったらしい…
涙を流しながら爆笑している。
でも、そんな姿もムカつくほどカッコイい。
『お腹空いたの?』
『そうだよ!!悪い!?』
:08/04/20 22:45
:F905i
:e2IOd8Fg
#414 [YOU]
いつもいいムードの時に僕は…
本当にイヤになるよ!!
「ごめん」とロクは後ろから抱き締めてくるけど…
はぁ…自分が情けない。
『何食べる?』
後ろから手を回され、ロクに包まれるような形でメニューを見ていた。
やばい…今更ドキドキしてきた。
『あの…』
:08/04/20 22:49
:F905i
:e2IOd8Fg
#415 [YOU]
『どうした?』
『そんなに密着されると選びにくいんですけど』
『…そっ?』
そうだろ!!普通に心臓がバクバクだよ!!
ロクがフロントに電話している間、テーブルを片付けたりしていた。
やっぱりパジャマじゃだらしないから着替えよう…
着替えてリビングに戻るとロクはテラスにいた。
:08/04/20 22:54
:F905i
:e2IOd8Fg
#416 [YOU]
誰かと電話してる…誰?
静かに近づいて話を聞こうと思ったけど、気づかれたかのようにいいタイミングで電話を切った。
潮風がロクの綺麗な髪を撫でていた。
いいなぁ…僕もロクの髪を撫でたい。
風にまで嫉妬してしまう自分が恥ずかしかった。
デジカメを取り出して枚数を確認してみると100枚以上撮っていた。
:08/04/20 22:58
:F905i
:e2IOd8Fg
#417 [YOU]
この後ろ姿も好きだなぁ…
パシャ…
『何やってんだ、バカ』
優しく笑うロクを見て軽い目眩を覚えた。
そして…つくずく思った。
―…愛してる。
『凛?』
『えっ?はい』
『どうした…ボォーっとして』
:08/04/20 23:02
:F905i
:e2IOd8Fg
#418 [YOU]
格好良すぎて見とれてましたなんて…口が裂けても言えない!!
『別に!』
『………?』
やばいよ…自分からロクをほしがってる。
だって、さっきから体が熱い!!
必死に目を反らしたり、話題を変えてみるけど…ダメだ!!
顔…ブサイクになってないかな、変な汗までかいてきた!!
とにかく、この場をどうにか切り抜けなければ…と思っていた矢先、フワッと体が浮いた。
:08/04/20 23:08
:F905i
:e2IOd8Fg
#419 [YOU]
『えっ!!』
『お前…熱あがってない?こんなに汗かいて』
僕はソファに寝かされた。熱はないと思う…
ロクへの熱は温度計があったら爆発してしまいそうだけど…
体温計を持ってソファの前に座り、僕に差し出してきた。
でも、熱を測らなかった。
ちがう…そうじゃなくて
:08/04/20 23:12
:F905i
:e2IOd8Fg
#420 [YOU]
『絶対熱あるって、ベッド行こう…凛』
――…だから
『…………ちがぅ…』
『どうした?どうして目を合わせない?』
『ロク…僕を抱いてよ』
『………り‥ん?』
:08/04/20 23:15
:F905i
:e2IOd8Fg
#421 [YOU]
:08/04/20 23:18
:F905i
:e2IOd8Fg
#422 [YOU]
言った…
言っちゃったよ!!パニックに落ちていたら、また体が浮いた!
『ロク!!』
僕をお姫様抱っこしてベッドルームに連れて行き押し倒された。
キスされそうになってうっとりしそうだったけど…今日は…
『待って!!』
『…どうした』
:08/04/22 19:16
:F905i
:uNLL90qA
#423 [YOU]
僕はベッドから起き上がり、正座をした。
いつも、ロクにしてもらってばかり…だし…。
『何してる!!』
ズボンに手を掛けてベルトを外した。
――…恥ずかしくて死にそう。
『僕がしたい…いつも…やってもらうばかりは、ヤダよ』
ロクの表情は明らかに驚いている。
:08/04/22 19:19
:F905i
:uNLL90qA
#424 [YOU]
でも、すぐにいつもの顔に戻った。
『いいよ…無理しなくて、ありがとう』
そう言われて引く僕ではない!!
でも…どうしよう!自分でやると言ったものの…ロクのズボンを下げて、マジマジと見ると…
デカい!!むっ…無理かも。
こうなったら気合いだ!!
:08/04/22 19:23
:F905i
:uNLL90qA
#425 [YOU]
『凛…無理するな』
そんなロクの声を無視して少しずつ口の中に入れてみた。
ロクがいつも僕にしてくれる光景を思い出しながら…
上下に手と口を動かすとロクが徐々に膨らんでいく…
顔を見るとなんだか苦しそうだ…
:08/04/22 19:26
:F905i
:uNLL90qA
#426 [YOU]
『クッ…』
ロクが僕の髪を少し強めに撫でてきた。
『…‥ツッ…凛、もうやめろ…』
『…んっ…フッ…』
ロクが声をかけたのに全く気づかなかった僕は夢中で舌を使ったり…一生懸命だった。
次の瞬間、ドクンと脈を打ったロクが口の中ではじけた。
いきなり頭を掴まれ無理矢理離された。
:08/04/23 00:56
:F905i
:W9CJOFk.
#427 [YOU]
『ハッ…あっ…』
生温かい物が口の中から出てきた。
『すまん!!凛!』
ロクは慌てふためいているけど、僕は何も聞こえない。
しばらくしてやっとロクと目が合った…
僕らは額を合わせて恥ずかしそうに笑った。
『ありがとう…』
:08/04/23 00:59
:F905i
:W9CJOFk.
#428 [YOU]
ゆっくりと僕をベッドに倒し、キスをした。
『…ロク…‥』
やっぱり馴れない…最大限の注意をしながら僕に触れてくるけど…
この瞬間だけは…
『アッ…いやっ…』
涙がでる…指が一本ずつ増やされるけど…
『凛…いいか?』
頷く事しか出来なかった…
『いっ…アァン…ロク!!ロク!!』
:08/04/23 01:04
:F905i
:W9CJOFk.
#429 [YOU]
ゆっくりとロクが入ってくる…
後ろから攻められ、また違う感覚が襲ってくる。
『凛…凛…』
顔が見えないけど…とても苦しそうに僕の名前を呼ぶ…
『アッ…ンン!!…もっと…来て』
それから僕達は何度も何度も愛し合った。
:08/04/23 01:09
:F905i
:W9CJOFk.
#430 [YOU]
気付いたらもう深夜だった…
バスルームでも僕等は愛し合い…僕は、最高の時間を過ごせた。
リビングに戻り、テーブルの上に料理が置かれてる事に気付いたら。
『…冷え切ってる』
でも、よっぽど2人共空腹だったのだろう。
一気に平らげてしまった。
:08/04/23 01:12
:F905i
:W9CJOFk.
#431 [YOU]
―――ロクside――――
食事を終えてソファでくつろいでいた…
凛を見ると軽く疲れが見えるような気がした。
『眠いか…?』
猫っ毛のつむじが少し動いてゆっくりこっちを見る。
目が合うと自然に笑みがこぼれる。
グレー色の大きな瞳に吸い込まれそうだ…
『大丈夫…』
:08/04/23 01:16
:F905i
:W9CJOFk.
#432 [YOU]
そう言って俺の腕に絡まって、またテレビを見出した。
このまま…本当に時が止まればいいのに。
明日の夜には…
―――…ん?
隣を見るとスヤスヤと寝息を立てている宝物がいた。
風邪を引かれると困るのでベッドに連れて行こうとしたら…
『このまま…このままでね』
:08/04/23 01:19
:F905i
:W9CJOFk.
#433 [YOU]
『わかった、毛布取りに行ってくるから待ってろ』
無言で頷きまた寝息をたてだした。
ベッドルームへ行き、毛布を取ろうとした…
スーツケースから見た事ある物が出ていた。
『これ…』
そう…中学の時にあげた誕生日プレゼント。ピンクのブランケット…
なんでこんなの持ってきてんだ??
:08/04/23 01:22
:F905i
:W9CJOFk.
#434 [YOU]
自然に笑いが出てきた。
ブランケットを持ってみるとフワッと匂いがした。
俺の香水の香りだ…
それを持ってソファで眠る凛の所へ戻った。
ぐっすり眠っている…隣にすわりブランケットを掛けてやると、またすぐ腕に巻き付いてきた。
テラスの方へ目をやると外がうっすら明るい…
:08/04/23 01:26
:F905i
:W9CJOFk.
#435 [YOU]
時計に目をやるともう5時だった…
朝日が見れるかもしれないな。
そう思って空を見ていた。
すると…頬に暖かい物が流れてきた。
――――涙…?
なんで止まらない?
でも、凛は眠っているから…
別れの涙は絶対に流さない…今だけいいだろ?
:08/04/23 01:30
:F905i
:W9CJOFk.
#436 [YOU]
:08/04/23 01:31
:F905i
:W9CJOFk.
#437 [YOU]
水平線の先から一筋の光が広がり、海をオレンジ色に染めていく…
『おい、起きろ…』
『…ンッ…ん』
目をこすりながら、なぜ起こされたか事態を把握できずにいた。
でも、凛の伏せていた目が自然と光の方に向いていった。
グレーの大きな瞳を見開き瞬きを忘れている。
『…すごい』
:08/04/23 22:02
:F905i
:W9CJOFk.
#438 [YOU]
ソファから立ち上がり、テラスに走って行った。
『ロク!!早く来て!凄いよ!!』
完璧、目が覚めたんだろう…ピョンピョン跳ねたり両手を広げて何か言ってる。
そんな姿を撮られてるなんて知らないだろうな…
『これ、大切にしてくれてたんだ…』
:08/04/23 22:06
:F905i
:W9CJOFk.
#439 [YOU]
肩にブランケットを掛けてやると、それを見て恥ずかしかったのか、頭からかぶって朝日を見ていた。
しばらく、俺たちは朝日を見ていたが、隣で手を合わせて何やらお願いをしだした。
『何、お願いしてるんだ?』
静かに顔を上げて俺を見る…
『ロクとおじいちゃんになっても2人幸せで居られますように』
『…‥‥…』
:08/04/23 22:09
:F905i
:W9CJOFk.
#440 [YOU]
そんな…そんな事を言わないでくれ。
胸が締め付けられて、苦しい…
俺は…今からお前に酷い事をするのに…
目の前で微笑む宝物と別れないといけないのに…
『ロク?』
『綺麗だな…本当に』
俺は凛を静かに抱きしめた。
:08/04/23 22:13
:F905i
:W9CJOFk.
#441 [YOU]
――別れの日まで…
あと…1日――
『観光に行くまで時間あるから少し眠ろうか』
『うん』
昨日徹夜したせいで俺はベッドに入るとすぐ眠った。
――――凛side――――
―――パチッ
:08/04/23 22:16
:F905i
:W9CJOFk.
#442 [YOU]
あれ…?
何時間眠ったんだろう?ベッド脇の時計を見ると一時間しか眠っていない。
だって、僕は普通に爆睡してたんだもんなぁ…
隣を見ると静かに寝息を立てているロクがいた。
恐る恐る顔を近づけて見てみると…
『やっぱり、かっこいい』
髪はサラサラ、鼻筋はしっかり通ってるし、顔も小さい…
睫毛ながっ!!
:08/04/23 22:20
:F905i
:W9CJOFk.
#443 [YOU]
着物とか着たら絶対に格好いいよなぁ…
僕は一人で妄想しながらニヤニヤしていた。
写真、撮ってもいいかな?
静かにベッドから下りてデジカメを取りにいった。
ベッドルームに戻り、僕の目に映った物は!!
おでこ出して寝てるロクだ!!
:08/04/23 22:23
:F905i
:W9CJOFk.
#444 [YOU]
ヤバイ…可愛すぎる…
これは撮っておかないと!!
『ん゙――…』
やばい!!起きる。
静かにベッドへ戻り、寝たふりをしていた。
後ろから手が伸びてきて僕の腰を強く抱く…
頬が熱い!!
こんな…ちょっと…近すぎる。
:08/04/23 22:26
:F905i
:W9CJOFk.
#445 [YOU]
首筋には寝息が掛かってきて、甘い…コロンの香りもする。
足を絡めてきて…
ヤバイ!!心臓の音が尋常ではない!!
『心臓の音…凄いね』
なにぃ―――――――!!
『ロク!!』
:08/04/23 22:30
:F905i
:W9CJOFk.
#446 [YOU]
『ん〜??』
『起きてたの!?』
『ベッドに戻っただろ?それで目が覚めた』
『ヒドいよ!』
僕の首筋にキスをして僕から離れない。
なんか…猫みたい。
じゃれてくる姿がまたドキドキする。
『じゃ…出掛ける準備するか!?』
:08/04/23 22:34
:F905i
:W9CJOFk.
#447 [YOU]
…観光より、ベッドでこうしていたいなんて、考える僕はやらしいかな?
『凛?どうした?』
『あのぉ…』
不思議そうに見てくる眼差しが優しすぎて泣きたくなる…
明日には屋敷に帰らないといけないし…
こんなにべったり、絶対出来ないし。
『このまま…』
:08/04/23 22:59
:F905i
:W9CJOFk.
#448 [YOU]
『このまま?』
オウム返しのように言う僕をロクが面白がって、僕の頬を撫でてきた…
『どうした?』
『このまま、今日は……‥ホテルに居たい』
言えた!こんな短い言葉を言うのにどれだけ力を振り絞ったか…
『今日が最後だぞ?いいのか?色々見たがってたじゃないか』
:08/04/23 23:02
:F905i
:W9CJOFk.
#449 [YOU]
―――ロクside――――
何を言っても凛は外に出たがらない。
色々、写真撮ったりしたかったのになぁ。
『ロクがいれば…それだけで…いい…』
『……………』
これから先、俺の事をここまで愛してくれる奴に出会えるんだろうか…
『ありがとう…凛』
:08/04/23 23:05
:F905i
:W9CJOFk.
#450 [YOU]
『えっ!?何が!?僕思いっきり我が儘言ったんですけど!!』
目の前であたふたしながら軽いパニックを起こしている。
『いや…んじゃ、まったりしますかぁ〜!』
『うわっ!!』
ベッドに凛を押し倒し抱き締めた。
やっぱりこの匂い落ち着くなぁ…
2人で映画を観たり…海へ散歩したり…
:08/04/23 23:08
:F905i
:W9CJOFk.
#451 [YOU]
当たり前の幸せを俺は噛みしめた…
手をつなぎ、抱き締め…笑い合う。
幸せな時間はあっという間に終わりを迎える…
『夜になっちゃったね…』
寂しそうに落ち込む凛を見るのは辛い…
『美味いもんでも食べにいくか?』
ううん…と首を振っていた。
:08/04/23 23:11
:F905i
:W9CJOFk.
#452 [YOU]
凛も明日、帰らないといけないのがイヤなんだろうな…
―…ポタ……ポタ
握っていた俺の手のひらに何かが落ちてきた。
そう…俺は最後の日でさえ、凛を泣かせてしまった。
『泣くなよ…』
何を話しているか分からない程泣き出した。
抱きしめて背中を撫でるが、止まらない…
『ロ…クぅ…一緒に…』
:08/04/23 23:17
:F905i
:W9CJOFk.
#453 [YOU]
『一緒に?』
『一緒にいたいよぉ〜!!』
この言葉を最後にまた勢いよく泣き出した。
『バカ…一緒だろ?泣くなよ』
俺は嘘つきだ…罪悪感に駆られて胸が痛い。
『ここに…ずっと居たい』
:08/04/23 23:19
:F905i
:W9CJOFk.
#454 [YOU]
鼻をずるずるさせながら言った。
そんな光景がおかしくなって、クスクス笑ってしまった。
『何がおかしーんだよ!!』
さっきまで泣いていた何とかだな…
笑いが止まらなくなった。
『本当にお前は可愛いな、このまま時間が止まればいいのに…』
頭をグシャグシャ撫でると口をいっぱいに膨らませて怒ってる。
:08/04/23 23:23
:F905i
:W9CJOFk.
#455 [YOU]
『どーせ、僕は泣き虫だよ!!』
『だな…そんなお前の相手は俺しか居ないな』
また、凛に笑顔が戻った。食事をしながらお酒を呑んだ。
凛の好きなお酒に睡眠薬を混ぜて飲ませた。
少量ずつ…急に眠る事はない、ゆっくりと時間をかけた。
眠っている凛をベッドルームに連れて行き、サイドテーブルにカメラを置いた。
:08/04/23 23:28
:F905i
:W9CJOFk.
#456 [YOU]
テラスでタバコを吸いながら徠に電話した。
【もしもし】
久々に聞く落ち着いた声…
『準備できた、帰るから』
【……そうか、わかった】
もう一本タバコを吸い、ベッドルームへ行った。
スヤスヤ気持ちいい寝息を立てている凛に話しかけた。
:08/04/23 23:31
:F905i
:W9CJOFk.
#457 [YOU]
『凛?お前は本当に泣き虫で…この先、心配だよ』
『…………』
『もう…俺の為に泣かないでくれ』
凛が起きている時に伝えたかった…
何年たっても、俺を忘れないでほしい…
その…笑顔だけは無くさないでほしい…
眠り続けている凛に軽くキスをして、部屋を出た。
:08/04/23 23:35
:F905i
:W9CJOFk.
#458 [YOU]
ホテルを出る時…
何度引き返そうとしたか…
独りぼっちにしたくない!!一生あいつの側にいたい!
俺以外に誰も好きになってほしくない。
凛…これだけは絶対に忘れないで欲しい。
お前を永遠に愛している事を…
:08/04/23 23:38
:F905i
:W9CJOFk.
#459 [YOU]
:08/04/23 23:42
:F905i
:W9CJOFk.
#460 [YOU]
空港に着き、タクシーに乗った…
隣に凛が居ない…
でも、俺の選んだ道だ…
俺は…心を封印する。誰も、愛さない。
凛以外は…
:08/04/26 01:14
:F905i
:i820wetM
#461 [YOU]
徠のマンションへ行き、チャイムを鳴らすと雪が出てきた。
『おかえり…』
なんだか雪の様子がおかしい。
気にせず俺は上がった。
『お前一人?徠は?』
『出掛けてる』
ソファに座りしばらくボォーっとしていた。
:08/04/26 01:17
:F905i
:i820wetM
#462 [YOU]
急に現実に戻されて、物事がうまく把握出来ていない俺が居る…
まだ…凛の温もりが残っている…
あいつ…まだ寝てるかな?
もし、起きていたら泣いてないだろうか…
『凛ちゃんの事…考えてる?』
:08/04/26 01:20
:F905i
:i820wetM
#463 [YOU]
――――ドキッ!!
『………いや』
雪が隣に座ってきた。
『本当にいいの?失いたくないんでしょ!?』
『………』
『大人だからって感情まで捨てて生きていかないといけないの!?』
:08/04/26 01:22
:F905i
:i820wetM
#464 [YOU]
俺達の事…何も知らない雪にとやかく言われるのは正直ムカついた。
『人生一度じゃん!誰にも渡したくないなら沖縄に戻りなよ!!』
『うるさい!!』
俺は…子供相手にムキになって、挙げ句の果てに説教されて。
何やってんだ?
:08/04/26 01:25
:F905i
:i820wetM
#465 [YOU]
『こんな…男らしくない人が兄貴なんて最低よ!!』
雪は怒鳴った。
ちょっと待てよ…兄??こいつは何を言ってるんだ??
お互い睨み合ったままだった。
雪が目をそらし、テーブルの上に白い紙を置いた。
開いてみると、そこには驚きの事実が記載されていた。
:08/04/26 01:29
:F905i
:i820wetM
#466 [YOU]
―戸籍謄本…
長男 ロク
長女 雪
何だこれ…
『徠おじさんが…あなたと凛ちゃんが沖縄に行った時くれた』
『俺達…兄妹なのか…?』
:08/04/26 01:32
:F905i
:i820wetM
#467 [YOU]
雪は無言で頷いて座り込んだ…
目に涙を溜めながら。
『やっと…やっと、会えたのに!!』
俺の妹…。
雪のそばに駆け寄り俺は抱きしめる事しかできなかった。
俺達は記憶もない頃に引き離された…
:08/04/26 01:34
:F905i
:i820wetM
#468 [YOU]
雪は16年間、本当に辛い思いをさせてしまった。
きっと、独りぼっちで…泣いていたんだろう。
やっと、逢えた…
『…お兄ィ…ちゃ…』
『ごめんな、雪…長い間待たせてごめん』
:08/04/26 01:37
:F905i
:i820wetM
#469 [YOU]
:08/04/26 01:38
:F905i
:i820wetM
#470 [YOU]
―――沖縄…凛side
『んっ…んー…』
目を覚ますと、隣にロクの姿がない…
海にでも行ったかな?テラスに行き海を眺めて見たけどいない…
『もぉー!!どこに行ったんだよ!』
独り言の用にブツブツ言いながらリビングに向かい、ソファに座った。
:08/04/27 23:22
:F905i
:5og9Wwxo
#471 [YOU]
―――ん…?
なんか違う…辺りを見渡すとなんだか違ってみえた。
変な胸騒ぎを感じた僕はクローゼットへ走った。
『な…んで?』
ロクの荷物が一切ない。
他のクローゼットを開けても、どこを探してもロクの物がない…
:08/04/27 23:26
:F905i
:5og9Wwxo
#472 [YOU]
あるのは…
―吸い殻だけ…
僕は急いで携帯に電話した。
【番号をお確かめのうえ、お掛け直しください…】
『ロク?ロク!?出てよ!!』
その時チャイムが鳴った
:08/04/27 23:29
:F905i
:5og9Wwxo
#473 [YOU]
『ロク!!』
急いで扉を開けた先には…
『徠…なんでここに』
それと、隣に知らない女の人…誰?
『ロクは!?ロクはどこに行った!?』
徠は下を向いたまま何も言ってくれない。
:08/04/27 23:33
:F905i
:5og9Wwxo
#474 [YOU]
部屋の中に入って来ていきなり…
『屋敷に帰るぞ、支度しろ』
『やだ…やだよ!だって、ロクがいないよ』
僕は徠の正面に立ち、胸ぐらを掴んだ。
『徠!ロクはどこ?』
『…………』
:08/04/27 23:39
:F905i
:5og9Wwxo
#475 [YOU]
『徠!答えろ!!』
険しい顔をしていた…
まさか…幸せの絶頂から…どん底に突き落とされるとは…
僕は想像もしていなかった…
『ロクは…もういない…』
:08/04/27 23:41
:F905i
:5og9Wwxo
#476 [YOU]
『………え?』
今まで堪えていた涙がせきを切ったように溢れ出してきた。
ねぇ…ロク?
愛してるって言ってくれたよね?
何度も…何度も…
そこで意識を無くした…
:08/04/27 23:43
:F905i
:5og9Wwxo
#477 [YOU]
:08/04/27 23:44
:F905i
:5og9Wwxo
#478 [YOU]
気がつけば…
病院のベッドの上だった。
目を覚ませば、そこにロクが居ると思っていた。
そこに居たのは、母だった…
何も話したくない。
どうしてロクは僕の前から姿を消したの?
僕…何か悪い事した?それなら、直すから戻って来てよ。
:08/04/29 23:01
:F905i
:664QNgiw
#479 [YOU]
『凛?わかるかい?』
母が何かを言っているけど、そんなのどうでもいいよ…
『可哀想に…あの男のせいだね!?私の凛をこんな目に合わせて!!』
あの…男?誰…?
もうやだ…ロクのいない世界なんて要らない。
―――…死にたい。
:08/04/29 23:05
:F905i
:664QNgiw
#480 [YOU]
夜になっても眠れない。
僕には死ぬ勇気すらない…
誰か、僕を殺してくれたらいいのに…
――――カラカラカラ…
病室のドアが開いた。
暗闇の中、無言で扉の方を見ていた。
『凛?起きてるか?』
:08/04/29 23:08
:F905i
:664QNgiw
#481 [YOU]
この声は…徠?
『……うん』
電気を付けてベッドに腰掛けた。
こんな時間に一体なんなんだ?
『お前に、きちんと伝えないといけない事があるんだ』
えっ!?その言葉を聞いた瞬間、僕は無意識に起き上がっていた。
:08/04/29 23:59
:F905i
:664QNgiw
#482 [YOU]
『何!?早く言って』
徠は真っ直ぐ僕の目を見て話し出した。
『ロクとお前は…双子でも何でもない。赤の他人なんだ』
『う…そだ…』
徠は何も言わない。
僕達は…兄弟でも何でもなかったって?
:08/04/30 00:02
:F905i
:SEXTesfc
#483 [YOU]
―…じゃあ
ロクは、長い間…何のために父や母に暴力を受けていたんだ?
赤の他人の僕にここまでしてくれた…
成長させてくれた。
僕なら絶対そんな事できないよ。
『でも、なんで居なくなるの?』
:08/04/30 00:05
:F905i
:SEXTesfc
#484 [YOU]
僕は…冷静を精一杯保ちながら話た。
『それは、あいつの選んだ道だ…』
僕の事…愛してるって言ってくれたのは嘘じゃないよね?
ロクの笑顔がフラッシュバックして、僕のすべてを支配する…
涙が溢れる…
:08/04/30 00:11
:F905i
:SEXTesfc
#485 [YOU]
僕は…永遠にロクしか愛せないよ。
次は…僕から探してみせる…
悲しくて…死にたくなっても…負けないって約束するよ…
『…ロク……ロクゥ…ありがとう』
『……凛』
:08/04/30 00:14
:F905i
:SEXTesfc
#486 [YOU]
徠が僕を優しく抱きしめてくれた。
ねぇ…ロク?
誰かにこうやって抱き締められて泣くのはもう、ヤメにするから…
強くなるから…ロク。
また…愛してるって言ってくれる?
:08/04/30 00:16
:F905i
:SEXTesfc
#487 [YOU]
いつも僕にくれた笑顔を見せてくれる?
神様…どうか……ヒカリの道を作って、早くロクに逢わせてください。
――――END―――――
:08/04/30 00:18
:F905i
:SEXTesfc
#488 [YOU]
:08/04/30 00:20
:F905i
:SEXTesfc
#489 [我輩は匿名である]
:08/05/17 09:08
:W51SA
:IaiQK2Yo
#490 [YOU]
我輩は匿名さん

アンカーありがとうございます

パートAはまだ続いてますので、そっちもよろしくお願いします


:08/05/17 23:31
:F905i
:S8VJUvjA
#491 [我輩は匿名である]
あげる
:09/02/14 16:44
:824SH
:☆☆☆
#492 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age
:22/10/04 23:23
:Android
:nH.OoPsQ
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