☆ヒカリ☆BLです。
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#451 [YOU]
当たり前の幸せを俺は噛みしめた…
手をつなぎ、抱き締め…笑い合う。
幸せな時間はあっという間に終わりを迎える…
『夜になっちゃったね…』
寂しそうに落ち込む凛を見るのは辛い…
『美味いもんでも食べにいくか?』
ううん…と首を振っていた。
:08/04/23 23:11
:F905i
:W9CJOFk.
#452 [YOU]
凛も明日、帰らないといけないのがイヤなんだろうな…
―…ポタ……ポタ
握っていた俺の手のひらに何かが落ちてきた。
そう…俺は最後の日でさえ、凛を泣かせてしまった。
『泣くなよ…』
何を話しているか分からない程泣き出した。
抱きしめて背中を撫でるが、止まらない…
『ロ…クぅ…一緒に…』
:08/04/23 23:17
:F905i
:W9CJOFk.
#453 [YOU]
『一緒に?』
『一緒にいたいよぉ〜!!』
この言葉を最後にまた勢いよく泣き出した。
『バカ…一緒だろ?泣くなよ』
俺は嘘つきだ…罪悪感に駆られて胸が痛い。
『ここに…ずっと居たい』
:08/04/23 23:19
:F905i
:W9CJOFk.
#454 [YOU]
鼻をずるずるさせながら言った。
そんな光景がおかしくなって、クスクス笑ってしまった。
『何がおかしーんだよ!!』
さっきまで泣いていた何とかだな…
笑いが止まらなくなった。
『本当にお前は可愛いな、このまま時間が止まればいいのに…』
頭をグシャグシャ撫でると口をいっぱいに膨らませて怒ってる。
:08/04/23 23:23
:F905i
:W9CJOFk.
#455 [YOU]
『どーせ、僕は泣き虫だよ!!』
『だな…そんなお前の相手は俺しか居ないな』
また、凛に笑顔が戻った。食事をしながらお酒を呑んだ。
凛の好きなお酒に睡眠薬を混ぜて飲ませた。
少量ずつ…急に眠る事はない、ゆっくりと時間をかけた。
眠っている凛をベッドルームに連れて行き、サイドテーブルにカメラを置いた。
:08/04/23 23:28
:F905i
:W9CJOFk.
#456 [YOU]
テラスでタバコを吸いながら徠に電話した。
【もしもし】
久々に聞く落ち着いた声…
『準備できた、帰るから』
【……そうか、わかった】
もう一本タバコを吸い、ベッドルームへ行った。
スヤスヤ気持ちいい寝息を立てている凛に話しかけた。
:08/04/23 23:31
:F905i
:W9CJOFk.
#457 [YOU]
『凛?お前は本当に泣き虫で…この先、心配だよ』
『…………』
『もう…俺の為に泣かないでくれ』
凛が起きている時に伝えたかった…
何年たっても、俺を忘れないでほしい…
その…笑顔だけは無くさないでほしい…
眠り続けている凛に軽くキスをして、部屋を出た。
:08/04/23 23:35
:F905i
:W9CJOFk.
#458 [YOU]
ホテルを出る時…
何度引き返そうとしたか…
独りぼっちにしたくない!!一生あいつの側にいたい!
俺以外に誰も好きになってほしくない。
凛…これだけは絶対に忘れないで欲しい。
お前を永遠に愛している事を…
:08/04/23 23:38
:F905i
:W9CJOFk.
#459 [YOU]
:08/04/23 23:42
:F905i
:W9CJOFk.
#460 [YOU]
空港に着き、タクシーに乗った…
隣に凛が居ない…
でも、俺の選んだ道だ…
俺は…心を封印する。誰も、愛さない。
凛以外は…
:08/04/26 01:14
:F905i
:i820wetM
#461 [YOU]
徠のマンションへ行き、チャイムを鳴らすと雪が出てきた。
『おかえり…』
なんだか雪の様子がおかしい。
気にせず俺は上がった。
『お前一人?徠は?』
『出掛けてる』
ソファに座りしばらくボォーっとしていた。
:08/04/26 01:17
:F905i
:i820wetM
#462 [YOU]
急に現実に戻されて、物事がうまく把握出来ていない俺が居る…
まだ…凛の温もりが残っている…
あいつ…まだ寝てるかな?
もし、起きていたら泣いてないだろうか…
『凛ちゃんの事…考えてる?』
:08/04/26 01:20
:F905i
:i820wetM
#463 [YOU]
――――ドキッ!!
『………いや』
雪が隣に座ってきた。
『本当にいいの?失いたくないんでしょ!?』
『………』
『大人だからって感情まで捨てて生きていかないといけないの!?』
:08/04/26 01:22
:F905i
:i820wetM
#464 [YOU]
俺達の事…何も知らない雪にとやかく言われるのは正直ムカついた。
『人生一度じゃん!誰にも渡したくないなら沖縄に戻りなよ!!』
『うるさい!!』
俺は…子供相手にムキになって、挙げ句の果てに説教されて。
何やってんだ?
:08/04/26 01:25
:F905i
:i820wetM
#465 [YOU]
『こんな…男らしくない人が兄貴なんて最低よ!!』
雪は怒鳴った。
ちょっと待てよ…兄??こいつは何を言ってるんだ??
お互い睨み合ったままだった。
雪が目をそらし、テーブルの上に白い紙を置いた。
開いてみると、そこには驚きの事実が記載されていた。
:08/04/26 01:29
:F905i
:i820wetM
#466 [YOU]
―戸籍謄本…
長男 ロク
長女 雪
何だこれ…
『徠おじさんが…あなたと凛ちゃんが沖縄に行った時くれた』
『俺達…兄妹なのか…?』
:08/04/26 01:32
:F905i
:i820wetM
#467 [YOU]
雪は無言で頷いて座り込んだ…
目に涙を溜めながら。
『やっと…やっと、会えたのに!!』
俺の妹…。
雪のそばに駆け寄り俺は抱きしめる事しかできなかった。
俺達は記憶もない頃に引き離された…
:08/04/26 01:34
:F905i
:i820wetM
#468 [YOU]
雪は16年間、本当に辛い思いをさせてしまった。
きっと、独りぼっちで…泣いていたんだろう。
やっと、逢えた…
『…お兄ィ…ちゃ…』
『ごめんな、雪…長い間待たせてごめん』
:08/04/26 01:37
:F905i
:i820wetM
#469 [YOU]
:08/04/26 01:38
:F905i
:i820wetM
#470 [YOU]
―――沖縄…凛side
『んっ…んー…』
目を覚ますと、隣にロクの姿がない…
海にでも行ったかな?テラスに行き海を眺めて見たけどいない…
『もぉー!!どこに行ったんだよ!』
独り言の用にブツブツ言いながらリビングに向かい、ソファに座った。
:08/04/27 23:22
:F905i
:5og9Wwxo
#471 [YOU]
―――ん…?
なんか違う…辺りを見渡すとなんだか違ってみえた。
変な胸騒ぎを感じた僕はクローゼットへ走った。
『な…んで?』
ロクの荷物が一切ない。
他のクローゼットを開けても、どこを探してもロクの物がない…
:08/04/27 23:26
:F905i
:5og9Wwxo
#472 [YOU]
あるのは…
―吸い殻だけ…
僕は急いで携帯に電話した。
【番号をお確かめのうえ、お掛け直しください…】
『ロク?ロク!?出てよ!!』
その時チャイムが鳴った
:08/04/27 23:29
:F905i
:5og9Wwxo
#473 [YOU]
『ロク!!』
急いで扉を開けた先には…
『徠…なんでここに』
それと、隣に知らない女の人…誰?
『ロクは!?ロクはどこに行った!?』
徠は下を向いたまま何も言ってくれない。
:08/04/27 23:33
:F905i
:5og9Wwxo
#474 [YOU]
部屋の中に入って来ていきなり…
『屋敷に帰るぞ、支度しろ』
『やだ…やだよ!だって、ロクがいないよ』
僕は徠の正面に立ち、胸ぐらを掴んだ。
『徠!ロクはどこ?』
『…………』
:08/04/27 23:39
:F905i
:5og9Wwxo
#475 [YOU]
『徠!答えろ!!』
険しい顔をしていた…
まさか…幸せの絶頂から…どん底に突き落とされるとは…
僕は想像もしていなかった…
『ロクは…もういない…』
:08/04/27 23:41
:F905i
:5og9Wwxo
#476 [YOU]
『………え?』
今まで堪えていた涙がせきを切ったように溢れ出してきた。
ねぇ…ロク?
愛してるって言ってくれたよね?
何度も…何度も…
そこで意識を無くした…
:08/04/27 23:43
:F905i
:5og9Wwxo
#477 [YOU]
:08/04/27 23:44
:F905i
:5og9Wwxo
#478 [YOU]
気がつけば…
病院のベッドの上だった。
目を覚ませば、そこにロクが居ると思っていた。
そこに居たのは、母だった…
何も話したくない。
どうしてロクは僕の前から姿を消したの?
僕…何か悪い事した?それなら、直すから戻って来てよ。
:08/04/29 23:01
:F905i
:664QNgiw
#479 [YOU]
『凛?わかるかい?』
母が何かを言っているけど、そんなのどうでもいいよ…
『可哀想に…あの男のせいだね!?私の凛をこんな目に合わせて!!』
あの…男?誰…?
もうやだ…ロクのいない世界なんて要らない。
―――…死にたい。
:08/04/29 23:05
:F905i
:664QNgiw
#480 [YOU]
夜になっても眠れない。
僕には死ぬ勇気すらない…
誰か、僕を殺してくれたらいいのに…
――――カラカラカラ…
病室のドアが開いた。
暗闇の中、無言で扉の方を見ていた。
『凛?起きてるか?』
:08/04/29 23:08
:F905i
:664QNgiw
#481 [YOU]
この声は…徠?
『……うん』
電気を付けてベッドに腰掛けた。
こんな時間に一体なんなんだ?
『お前に、きちんと伝えないといけない事があるんだ』
えっ!?その言葉を聞いた瞬間、僕は無意識に起き上がっていた。
:08/04/29 23:59
:F905i
:664QNgiw
#482 [YOU]
『何!?早く言って』
徠は真っ直ぐ僕の目を見て話し出した。
『ロクとお前は…双子でも何でもない。赤の他人なんだ』
『う…そだ…』
徠は何も言わない。
僕達は…兄弟でも何でもなかったって?
:08/04/30 00:02
:F905i
:SEXTesfc
#483 [YOU]
―…じゃあ
ロクは、長い間…何のために父や母に暴力を受けていたんだ?
赤の他人の僕にここまでしてくれた…
成長させてくれた。
僕なら絶対そんな事できないよ。
『でも、なんで居なくなるの?』
:08/04/30 00:05
:F905i
:SEXTesfc
#484 [YOU]
僕は…冷静を精一杯保ちながら話た。
『それは、あいつの選んだ道だ…』
僕の事…愛してるって言ってくれたのは嘘じゃないよね?
ロクの笑顔がフラッシュバックして、僕のすべてを支配する…
涙が溢れる…
:08/04/30 00:11
:F905i
:SEXTesfc
#485 [YOU]
僕は…永遠にロクしか愛せないよ。
次は…僕から探してみせる…
悲しくて…死にたくなっても…負けないって約束するよ…
『…ロク……ロクゥ…ありがとう』
『……凛』
:08/04/30 00:14
:F905i
:SEXTesfc
#486 [YOU]
徠が僕を優しく抱きしめてくれた。
ねぇ…ロク?
誰かにこうやって抱き締められて泣くのはもう、ヤメにするから…
強くなるから…ロク。
また…愛してるって言ってくれる?
:08/04/30 00:16
:F905i
:SEXTesfc
#487 [YOU]
いつも僕にくれた笑顔を見せてくれる?
神様…どうか……ヒカリの道を作って、早くロクに逢わせてください。
――――END―――――
:08/04/30 00:18
:F905i
:SEXTesfc
#488 [YOU]
:08/04/30 00:20
:F905i
:SEXTesfc
#489 [我輩は匿名である]
:08/05/17 09:08
:W51SA
:IaiQK2Yo
#490 [YOU]
我輩は匿名さん

アンカーありがとうございます

パートAはまだ続いてますので、そっちもよろしくお願いします


:08/05/17 23:31
:F905i
:S8VJUvjA
#491 [我輩は匿名である]
あげる
:09/02/14 16:44
:824SH
:☆☆☆
#492 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age
:22/10/04 23:23
:Android
:nH.OoPsQ
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