☆ヒカリ☆BLです。
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#251 [YOU]
『じゃあ、ゆっくりしていってね。用があったらよんでください。』

リビングには徠と俺だけになった。
本題に入るとするか…



『親父に別れの挨拶をしたいんだけど…』

日取りを決めている途中、徠が…


『凛はいいのか?』

一番痛い所をつかれた…返す言葉がなくて、押し黙っていた。


『住む場所も何もかも教えなくて、本当にいいのか?』

⏰:08/03/31 21:49 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#252 [YOU]
教えた方がいいのか?そんな事をして…一体、何になる?


凛には…凛の人生を歩んでほしい。


『すまん』

徠が謝ってきた。決心が鈍っている俺の事を案じてくれたのだろう…


親父への挨拶の日も決め、香澄さんも戻ってきて、雪も呼んだ。

4人でと言うか、雪はジュース、それぞれに飲みだした。



『どこか行くの?』

⏰:08/03/31 22:04 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#253 [YOU]
雪がボソッっと問いかけてきた。

何故だろう…雪とは気を使わずに話せる。


『今の家を出るんだ。俺もお前と同じで、両親がいないんだ。』



雪は静かに「仲間だね」と言って笑った。

その時、携帯が鳴った。画面を見ると凛だ!!


やばい!!トイレに行って出た。


『もしもし?』


『…ロク、どこ行ってるの??』


『ゴメン…今、徠と話ししてた。すぐ帰る』

受話器の向こうで静かに泣いている凛の姿が目に浮かぶ…

⏰:08/03/31 22:10 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#254 [YOU]
『……ウッ…』


『泣くなよ…』


『…だって…ぇ…』



無性にこうゆう時、会いたくなる。

抱きしめて、キスをしたくなり。
ひとまずなだめ、トイレから出た。


目の前には雪が立っていた。


『あんまり女の子泣かしちゃダメだよ!?』

⏰:08/03/31 22:13 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#255 [YOU]
一言だけ言って、部屋へ戻って行った。

すごい冷めた目してたな…
どこか自分と似ている物を感じてしまう。


ふと…徠の言葉を思い出す。



―お前には妹がいる―


まさか…そんなはずない

俺は急いでタクシーで帰った。

⏰:08/03/31 22:16 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#256 [YOU]
病院に着いて、ロビーを通り過ぎようとしたら、足が止まった。


泣き声が聞こえる…

声のする方に行ってみると凛が隅に座り込んでいた。


『うそだろ?なんで病室で待ってないんだよ』


こんなに冷たくなって…また熱でも出たらどうするんだよ。



『…凛、戻ろう』

⏰:08/03/31 22:19 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#257 [YOU]
静かに頷き、ヨロヨロ歩いて行く。


ベッドに寝かせようとしても俺のそばから離れない。



『…お酒くさい…』


『あっ…ごめん。話し込んでいたらついね』

凛はしゃくりあげだした。やばい!!と思ったけど、大声を出して泣くことはなかった。


落ち着かせようと抱きしめ、背中を撫でても泣き止まない。

⏰:08/03/31 22:23 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#258 [YOU]
『僕の…僕の事嫌い?』

『何を言ってる、そんなわけないだろ?』



『嘘だ!夜になったら徠とコソコソ出掛けて…僕だけ…仲間外れで』


気付かれてた…
言い訳しても仕方ないし、何も言わなかった。



『好き…って言って』



――――…言えないよ。

⏰:08/03/31 22:26 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#259 [YOU]
言ってしまったら全てがダメになってしまいそうで…


『今は…言えない』


『なんで?…他に好きな人がいるの!?僕が…僕が男だから…気持ち悪い!?』



次の瞬間…パチンと音がして我に返った!!


そう…初めて凛をぶってしまった。


『ひどいよ!!ロクなんか嫌いだ!!…ロクなんか居なくなっちゃえばいい!!』

⏰:08/03/31 22:34 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#260 [YOU]
凛は病室を飛び出して行った。

初めて…嫌いと言われた。でも、これで良かったのかもしれない…


嫌われた方がいいのかも…


追い掛ける事すら出来ずに、俺は呆然としていた。

⏰:08/03/31 22:36 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#261 [YOU]
今日は終了しますすみませんまた明日、更新します

良かったら感想ください
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3412/

⏰:08/03/31 22:38 📱:F905i 🆔:Fuk0vduU


#262 [YOU]
次の日から凛は来なくなった…変わりに徠が来てくれるようになった。



旅行…中止かな…。




『坊ちゃん、今日はロクに会いに行かないんですか?』



『行かない!!一生行かないよ!!』




夜になって、香澄さんと雪も来てくれた。

⏰:08/04/01 23:23 📱:F905i 🆔:0OV74frw


#263 [YOU]
4人病室で食事をして、満腹になった俺はまた…爆睡してしまった。












―――…眠れない

ロク…今頃何してんのかなぁ?独りでいるのかなぁ…

ちょっとだけ会いに行こうかな…

⏰:08/04/01 23:28 📱:F905i 🆔:0OV74frw


#264 [YOU]
でも…あんな酷いこと言っちゃったし、


お守りも返さないといけないし…



あぁー!!僕の決心って弱すぎる!!

病院までバイクを飛ばして行った。静かに非常口から入り、歩いていたら、僕の仲良しのナースがいた。



『どうしたの!?こんな時間に』



『あ…いやっ…その…どうしよう…僕』


我慢できなくて涙が溢れてきた。

⏰:08/04/01 23:31 📱:F905i 🆔:0OV74frw


#265 [YOU]
休憩室に案内されて、コーヒーを啜っていた。


『ロク君??』


全てお見通しだった…ロクと喧嘩した事を伝えた。


『凛ちゃん?好きとか愛してるって言葉はとても重くて大切な言葉なんだよ…?わかる?』


ナースは優しく問い掛けるように話してくれる。


でも…僕にはまだ理解できないよ。

⏰:08/04/01 23:35 📱:F905i 🆔:0OV74frw


#266 [YOU]
『なんで?好きだから好き!!って言ったらダメなの?』


『そうだね…素直に伝えるのはいいと思う。

でも、求めたり言わせた好きで凛ちゃんはうれしい?』



言い返す言葉がなかった。

僕ってなんて子供なんだろう…

求めてばかりでロクの気持ちも考えないで…


『病室行って、顔見て帰るよ!!ありがとう!』

⏰:08/04/01 23:38 📱:F905i 🆔:0OV74frw


#267 [YOU]
静かな病院…本当は怖くて独りじゃ無理なのに…

それを上回ってロクに会いたい。



静かにドアをスライドさせると真っ暗な中に誰か座っている。



『静かに…凛』

この声は、徠?どうしてこんな時間にいるの?


徠は外へ出てきて、僕を喫煙ルームへ連れて行った。

2人きりで話をするなんて、宴会の時以来で、自然と緊張した。

⏰:08/04/01 23:43 📱:F905i 🆔:0OV74frw


#268 [YOU]
イスに座り、しばらくして…


『ロクが好きか?』


いきなりの質問にびっくりした。

なんで突然そんな事聞くんだ!?



『うん…』

そうか…と言いながらタバコを吸っていた。

恐る恐る顔を見るととても優しい顔をしていた。

こんな顔の徠を初めてみた。

⏰:08/04/01 23:46 📱:F905i 🆔:0OV74frw


#269 [YOU]
『この先…男同士だ。泣かずにあいつを支えてやれるか?あいつは、あぁ見えてモロい、大丈夫か凛??』


僕の心に何一つ迷いはない。何年…何十年、きっとまた喧嘩する事もある。


でも、ロクの事は好きでいる自信がある。

僕は徠の目を見てしっかり頷いた。



徠が優しく笑っていた…

『どんな事があろうと、絶対に負けるなよ!』

⏰:08/04/01 23:50 📱:F905i 🆔:0OV74frw


#270 [YOU]
僕の髪をクシャクシャ撫でて帰る事にした。


明日…ロクに謝ろう。















タバコを吸いに行こうと思い、引き出しを開けると雪からもらったお守りがなくなっていた。

⏰:08/04/01 23:52 📱:F905i 🆔:0OV74frw


#271 [YOU]
どこやったかな…?


考えているうちに看護婦が来た。

普段と何かが違う…
凛がいない。喧嘩して2日目。

今まで喧嘩なんてした事ない…



『好きって言ってよ』




あんなに必死に俺の事を求めてくれたのに…

何故気持ちに答えてやらなかった?

⏰:08/04/01 23:55 📱:F905i 🆔:0OV74frw


#272 [YOU]
でも…別れの日は近い。変に期待させても、お互いが辛くなるだけ…


一言…気持ちを伝えておけば良かったかな??


後悔の念に駆られてタバコをくわえていた。



扉の開く音がする。そこから顔を覗かせているのは…




紛れもない、俺の宝物


『おっ…おはよう!』

⏰:08/04/01 23:58 📱:F905i 🆔:0OV74frw


#273 [YOU]
少し照れながら近づいてくる。


『おはよ』

当たり前の挨拶なのに、お互いによそよそしい…


『これ、作ってきたんだ!!』


ボックスの中身は、それは形の悪いサンドイッチだった。


でも、作っている姿を想像しただけで抱きしめたいほど愛しさがこみ上げてきた。

⏰:08/04/02 00:01 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#274 [YOU]
味はうまかった…


こんな事されたら別れが辛くなると判っているが素直に…行動した方がいいと自分の心が言っている。



凛を俺に近寄らせ口に付いているタマゴをキスで取ってやった。


『ロク!!』

顔を真っ赤にして驚くから、もっとからかいたくなる…

腰を引き寄せ、顎をつかみ、思い切り深くて熱いキスをした。

⏰:08/04/02 00:05 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#275 [YOU]
―…どんどん俺の熱で溶けていく。



全て俺の物にしたい。独占したい。

凛は今までこんな事を思ってくれただろうか…


少しでも俺を独占したいと…



『ふっ…ンッ…』

バタッっと音を立ててベッドに倒れた。



心配して覗きこんだら顔が有り得ないぐらい赤かった。

⏰:08/04/02 00:09 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#276 [YOU]
『キス…うますぎだよ!!スケベ』


涙目で訴えてくる。



―別れの日まで…
      あと5日―

喧嘩をしたのが嘘のように俺達は仲良かった。


雪のお守り持っていた犯人もわかったし、
凛の誤解だった。一人で早とちりして、相変わらずだ…



明後日には出発するので凛に旅行の準備をお願いした。

⏰:08/04/02 00:14 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#277 [YOU]
『屋敷に戻って沖縄行けば?みんな待ってるよ』


『直接行こう、その方が少しでも長くいられるだろ?』


『…………』


無言のまま俺の顔を見ていた。

何か言いたそうだったが、話を進めて何も言わせないようにした。



旅行の間に新しいアパートへ荷物を全て運んでくれるらしい。

⏰:08/04/02 00:17 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#278 [YOU]
『じゃあ、今日夜にくるからね』


『いや…夜はいいよ』



『…なんで?』

また、悲しそうな表情をしたので、顔を近付け、軽いキスをした。



『これ以上の事したくなるから…ダーメ。旅行の準備頼んだぞ?』


凛は精一杯の平常心を保ったつもりだろう…


『わかった!じゃーね』

⏰:08/04/02 00:20 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#279 [YOU]
振り返った瞬間、ドアに顔面をぶつけてしまった。


本当に面白い奴…




―別れの日まで
     あと4日―


朝から来客がやたら多くきた。

大須賀家の兄貴達が別れの挨拶に来てくれた。

本当…みんな良い人ばかりだった。途中、目頭が熱くなったが、涙なんて…恥ずかしくて見せられない。

⏰:08/04/02 00:24 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#280 [YOU]
一方徠は、俺の為に手続きなど色々迷惑をかけている…


感謝の気持ちでいっぱいだ。



夕方になって、バテバテの凛が帰ってきた。


『おかえり…』


『ただいまぁ』

明日から沖縄だ…凛はやたらテンションが高い。
こんな姿を何十年も見ているのに、全く飽きがこない…

⏰:08/04/02 00:28 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#281 [YOU]
明日は、朝一の飛行機で行くから、お世話になった病院の人達にも挨拶をしておいた。


よれは早く眠った。

凛はスヤスヤ寝ているが、俺は中々眠る事が出来なかった。



あと、何日凛の顔がみれる?



あとどれだけの言葉を交わせる?



あと、何日お前の笑顔がみれる?

⏰:08/04/02 00:32 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#282 [YOU]
皆さんこんばんは
今日はここまででスミマセン
また、明日更新します
良かったら感想くださいね


bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3412/

⏰:08/04/02 00:34 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#283 [YOU]
#281で訂正です

よれは早く眠った×

夜は早く眠った○です。スミマセン

⏰:08/04/02 20:09 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#284 [YOU]
凛の顔を見ていたら空が明るくなった。



最高の思い出を残してやろう…


『時間だぞ?起きろ』






病院を出て空港に向かった。

隣で凛は喜んでいる。
でも、俺の心の中は真っ暗だよ。

⏰:08/04/02 22:10 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#285 [YOU]
飛行機に乗った時点で夜眠れなかったのでいつの間にか寝ていた。




沖縄の空は俺の心のように曇っていた。

10月だから観光客もまばらだ…

泳げるわけでもないし、でも、凛が望んだ場所だし…

文句はない。


『昨日、寝てないの?』

俺は大あくびしながら目をこすっていた。

⏰:08/04/02 22:14 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#286 [YOU]
『あぁ…あんまりね、凛の寝顔見ていたらいつの間にか朝だった』



『ふーん』

顔が赤くなってる…
自分から聞いておいて、面白い奴。

空港からレンタカーを借りてホテルまでいった。


パシャ

『何??』

『ロクといっぱい写真撮りたい!後で一緒にとろうね』

⏰:08/04/02 22:17 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#287 [YOU]
そうだな…と言ってホテルに車を飛ばした。


チェックインを済ませ、部屋まで案内をしてもらった。



案内係がいなくなった瞬間…凛はダッシュでベッドルームへ行き、ダイブしていた。


『ロク!すごいよ!!王様まみたいじゃない?』

一人で大はしゃぎだ…


確かに良い所だ。
扉を開けると高い天井、リビングはだだっ広い。

⏰:08/04/02 22:21 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#288 [YOU]
ベッドルームも上から天蓋が下がっていて、キングサイズのベッドは見事な造りだ。


一番の見所はテラスだろう…


絵画を切り取ってはめ込んだような海…地平線がすごい。

夕日が見えたら最高だなぁ…と思いながらタバコに火をつける。


違う土地にきたらタバコまでうまく感じてしまう。


『外にでるかぁー!!』

⏰:08/04/02 22:25 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#289 [YOU]
大きく両手を上にあげて背伸びをしながら振り返ると…

バスローブをみ着てめちゃくちゃリラックスモードに入ってる奴がいた。


『…凛』

『だってさ!フカフカだよ?ログも着てみたら?風呂もすごいよ!大理石でさ、ジャグジーも外にあるよ!?』


俺の腕をひっぱって風呂に連れて行く。
誘ってんのかな?と思いつつも一緒に行く俺もバカ…

⏰:08/04/02 22:30 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#290 [YOU]
行ってみると確かに凄い風呂だった。


海が丸見え…プライベートビーチもある。

夏に来れたら最高だろうな。



外にあるジャグジーから海を眺めていた。

『観光に行かなくていいのか?せっかくの沖縄だぞ』



子供のようにジャグジーに足を入れてバタバタしていた。

凛は俺の顔をしばらく見て、立ち上がった。

⏰:08/04/02 22:35 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#291 [YOU]
『だよね、せっかく来たんだもん、外に行こうか』

とジャンプしてこっちに来ようとした瞬間足を滑らせた。


『バカ!あぶない!!』



バシャ―――――ン!!


『……………』

くわえていたタバコはびしょびしょ…俺達2人はジャグジーの中に見事に落ちた。



『――…凛』

⏰:08/04/02 22:39 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#292 [YOU]
『観光しようかって時にお前…』





















塗れた髪をかき上げて睨まれてる…

でも、かっこいぃ。心臓がドキドキいってる。

⏰:08/04/02 22:42 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#293 [YOU]
『おい!聞いてるのか?』


僕はロクに見とれてしまって返事を返すのを忘れた。


『顔赤いぞ?熱あるかも、早くあがれ着替えろ!!』


タオルを渡されとりあえず体を拭いていた。


やばい…変に意識してきちゃった。
この前の病院での事が思い出されて…


さらに顔が赤くなる。

⏰:08/04/02 22:47 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#294 [YOU]
ロクがフロントに電話して何か言ってる…体温計だの、氷枕だの…



『ロク!!大丈夫だって、熱とかないから!』


ロクはフロントに謝り、本当に熱がないか僕の首に手をやる。



『着替えろ…早くしないと本当に風邪ひくぞ?』

僕は頷き服を持って着替えだした。

ロクが目の前で服を脱ぎだした。

⏰:08/04/02 22:51 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#295 [YOU]
バランスの整った体に僕は見とれていた…


やばい!ダメだ!!まともに顔なんて見ることが出来ない…

僕は急いで服を持ってバスルームへ行った。
僕は座り込み、熱っぽいため息をついた…



あんなに容姿端麗で…完璧な人みたことないよ。
でも…ロクに惚れてるからかな??


あまりバスルームに長くいるとおかしく思われるので、バスローブを一枚羽織り出て行った。

⏰:08/04/02 22:56 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#296 [YOU]
バスルームにでると、テラスに腰かけ座ってる姿を見つけた。


本当…ムカつくほど決まってる。

そう思いながら近づいて行った。リビングのテーブルにウェルカムドリンクとフルーツがあったはず…



シャンパンがない…

まさか!!ロク、昼間から??

『ロク?』


飲んでるよー。笑いながらグラスを少し挙げてきた。ホストかよ!!と心の中で思いながらも近付いて行く。

⏰:08/04/02 23:01 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#297 [YOU]
あ――――!!
俺の根性なし!!ロクに近づく度に心臓の音が大きくなっていくのがわかる。


『髪…ちゃんと乾かせよ、こっちこい』


おもむろに立ち上がりリビングのソファに座らされ、ロクがドライヤーを持ってきた。



『もうちょっと、自分の体に優しくしてやれよ』

とブツブツ言いながらタオルで拭いてくれた。

⏰:08/04/02 23:05 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#298 [YOU]
バスローブの胸元から…肌が見える。

どうしよう…顔が赤くなってないかな?


ロクのコロンの匂いと…バスローブから見える肌で…僕…



――ポタ…―…ポタ


『ん?』


僕の膝の上に赤い点が落ちていた。

『何してんだ!早く横になれよ』


僕は事態を把握できずいた。

⏰:08/04/02 23:11 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#299 [YOU]
ティッシュを鼻に当てられ、いつの間にかロクの顔が真上にあった。


ボォーっとしていたら、笑いを必死に堪えているロクがいた。

そう…僕はロクの体に欲情して鼻血を出してしまったのだ。



『笑えばいーじゃん!』

やけくそになって僕が言ったら、待ってました!と言わんばかりに大爆笑しだした。

大好きな男の体に欲情した僕はバカですよ!!

⏰:08/04/02 23:14 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


#300 [YOU]
悔しさで涙が出そうになったけど、必死で我慢した。


『本当に…手の掛かる兄貴だな、まぁ…そこが可愛くて仕方ないんだけどね』


『可愛い!?フガッ…言うな!男に』



鼻にティッシュを当てられてるからうまく話せない。またロクが笑い出した。


ごめんって言ってるけど、顔が思い切り笑ってるし!!

⏰:08/04/02 23:19 📱:F905i 🆔:/tEK4x0Y


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