☆ヒカリ☆BLです。
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#101 [YOU]
ロクの物になりたい…
僕だけを見てほしい…
『ロク??』
『どうした?』
僕はこの時…一生分の勇気を使っただろう。
こんなに恋い焦がれた大好きな人…。
『僕をロクの物にして』
『えっ?』
ロクは目を見開き驚きを隠せないでいた。
:08/03/11 21:44
:F905i
:K3r7WfZc
#102 [YOU]
『好きでたまらないんだ』
僕は、想いを全て伝えた
でも、ロクから返ってきた言葉は…
『気持ちは嬉しいが、俺達は兄弟だ…』
冷静な返答に怒りさえ覚えた。
『そんな事は知ってる!!それでもロクが好きなんだよ!!』
:08/03/11 22:36
:F905i
:K3r7WfZc
#103 [YOU]
凛…俺がこの日をどんなに恐れていたか、
できないんだ、お前の気持ちに応えてあげる事が
この状況をどう回避しようかしばらく考えていたら、泣き声がして我にかえった。
目の前にいる宝物…俺の物に出来たらどれだけ幸せか考えた事もある。
でも、俺には宝物を守るほどの力がない、こうして強く抱きしめる事しか…。
:08/03/11 22:41
:F905i
:K3r7WfZc
#104 [YOU]
:08/03/11 22:45
:F905i
:K3r7WfZc
#105 [YOU]
抱きしめていると少し興奮が落ち着いてきたので、俺は凛から離れ無言で部屋から出ていこうとした。
『ロク!!逃げるな!一緒にいてよ!!』
僕は必死にロクにしがみついた。
背中を向けたままロクは立ち尽くしている…
泣きすぎだ…軽く立ちくらみがする。
でも、今逃げられたら一生後悔すると思い、ロクの前に立った。
『!!!!』
:08/03/11 22:50
:F905i
:K3r7WfZc
#106 [YOU]
泣いてる…声も出さずに
『どうして…』
『わかってくれ…凛』
余りにも静かに泣くロクの姿はとても…美しいと思った。
でも、胸が痛くて死にそうに辛かった。
『泣かないで…苦しいよ。』
大好きな人の悲しむ顔は見たくない、僕は静かにロクの整った唇にキスをした。
:08/03/11 22:54
:F905i
:K3r7WfZc
#107 [YOU]
唇が離れお互いの目が合う…
『好きだよ、ロク』
『やめろ、俺はまだお前と一緒にいたいんだ。』
『ずっと一緒だよ?』
そう言って俺の胸に顔をうずめてきた。
次の瞬間、膝からガクンと崩れおちた。
『おい!しっかりしろ!!』
:08/03/11 23:00
:F905i
:K3r7WfZc
#108 [YOU]
何か凛がブツブツ囁いているが、それ所じゃない、部屋まで運びベッドに寝かせた。
『今、徠を呼んでくる、病院行こうな??』
急いで出て行こうとする俺の服を強く掴んできた
『大丈夫…眠いだけ、一緒に…いて』
静かに寝息をたてだした俺は拍子抜けしてしまい笑ってしまった。
廊下に出ると徠がいた。
『お前…平気か?』
:08/03/11 23:31
:F905i
:K3r7WfZc
#109 [YOU]
何が?と聞いたら、俺の顔が相当疲れてるように見えるらしい…
俺…疲れてるのかな?
広間はまだ賑わっていた。間違いなく朝までコースだな…
そう呆れながら徠に別れを告げて凛の元へ行った
悩みができた…暴走しだした凛をどうしよう
あんな告白され、キスもされこのまま放っておくべきか?おかないべきか…。
:08/03/11 23:36
:F905i
:K3r7WfZc
#110 [YOU]
考え込んでいるうちに、部屋の前までやってきた。
とりあえず俺の出した答えは、今まで通りで…って事だ。
部屋に入るとこっちをみてニコっと笑ってきた。顔色はいい…
病院は行かなくて大丈夫そうだな。
『一緒にいてって言ったじゃん!!』
頬を膨らませて怒っている。
『ごめんな』
:08/03/11 23:40
:F905i
:K3r7WfZc
#111 [YOU]
頭を撫でると目を細めて微笑んでいた…
『一緒にいてよ…いきなりいなくなったりなんかヤダからね!?』
『大丈夫…いるよ。』
俺の背中に回してきた手を優しく包み込む…
胸の辺りがジワッと温かくなる…
もし…
この家に生まれていなかったら、そんな思いにかられながら下を向いていた。
凛と…普通に出会えていたら。
:08/03/11 23:44
:F905i
:K3r7WfZc
#112 [YOU]
そんな事を考えても無駄か…
自然に諦めの笑いがフッとでていた。
『どうしたの?』
『えっ?』
『どうしてそんな悲しい目で笑ってるの?』
『…別に、なんでもないよ。思い出し笑い、風呂入ってこいよ、俺は広間に戻るから』
結局、僕達は広間に戻る事にした。
:08/03/11 23:48
:F905i
:K3r7WfZc
#113 [YOU]
みんなの普段みない優しい顔を見れて良かった。
ロクと言えば徠とお酒を呑んでいる。
僕の事を全く気にしていない所が本気でムカついた。
しかも…あんなに気を許した顔。
そんな目で徠をみるなよ…
僕を見てよ…僕だけを…
:08/03/11 23:56
:F905i
:K3r7WfZc
#114 [YOU]
:08/03/11 23:57
:F905i
:K3r7WfZc
#115 [YOU]
温かい…心地いい匂いがする。
目を開けるとドアップのロクがいた。
周りにも大勢の人がいた。昨日の宴会でみんな広場で雑魚寝していた…
二人で寝る事はあるけど、いつも背中を向けて寝るし、久々にロクの寝顔をみた。
どうしよう…シャッターチャンスだよ!?
周りを見渡したらみんな爆睡している。
僕は恐る恐るポケットにある携帯を取り出して撮った!!
:08/03/12 22:40
:F905i
:h.F6yZXg
#116 [YOU]
パシャ
音が!!やばいよぉ!とっさに携帯を畳んで寝たふりをした。
セーフ…起きない。
みんなで呑むのもたまにはいいかな?そう思いながらロクの顔を見ていたら、物すごーくキスがしたくなった。
でも…周りにはみんながいるし、考えた結果!!毛布を頭まで掛けてこのビックチャンスに挑むことにした。
:08/03/12 22:44
:F905i
:h.F6yZXg
#117 [YOU]
髪をなでると「んん…」と声を出したので驚いたが、少し様子を見張っているとまた静かに寝息をたてだした。
決心のため息をして、僕は息を殺しながら唇にキスをした。
よし!!大丈夫、反応なし!
味をしめた僕はもう一度さっきより長めのキスをした。
次の瞬間!僕の腰に手を回してきて長いキスをされた
「ん…っ」
:08/03/12 22:48
:F905i
:h.F6yZXg
#118 [YOU]
夢の中なら凛を犯す事もできる…
こうしてキスする事も許される。
このまま、ずっと…
でも、夢にしてはやけに肌の感触があると思った俺は目を開けてみた。
そこには目を見開き顔を赤く染めた凛がいた。
『……ロ…ク』
なんて事をしてしまったのだろうと自分の手が震えてくるのがわかった。
:08/03/12 22:54
:F905i
:h.F6yZXg
#119 [YOU]
慌てて起き上がり急いで広間を抜け出した。
自分の部屋に戻ると凛が追ってくる。とにかく今は一人になりたい!と思った俺はシェルターに逃げる事を思いついた。
胸の高鳴りがまだ止まない…
僕は追いかけたくても腰に力が入らず立ち上がる事すら出来なかった。
あんなキス初めて…
:08/03/12 22:58
:F905i
:h.F6yZXg
#120 [YOU]
我にかえった僕は急いでロクに電話した
電波の届かない場所か…
ムカつく!僕はロクを探しに行った。逃げることないじゃん!!
部屋にもいない…僕の部屋にも、半分いじけた僕はとりあえず、風呂に入った。
一方…
シェルターの換気扇の下でタバコをふかしていた俺は大きなため息をつきながら…
深く反省していた。
:08/03/12 23:04
:F905i
:h.F6yZXg
#121 [YOU]
とりあえず…風呂入ろ。
広間で寝ていたメンバーもみんな起きだした。
二日酔いの者、呑み足りない者もいたが、いつもの生活が戻ろうとしていた。
今日…タバコ何本吸ったかな。
吸いすぎで病気になりそうだ。次のに火をつけようとしたら空だった…
自分の部屋に行かなくてはいけない…
凛の行動を思いおこす。今の時間なら風呂に入ってるはずとふんだ俺は急いで自分の部屋へ急いだ。
:08/03/12 23:18
:F905i
:h.F6yZXg
#122 [YOU]
ドアを閉め、大きなため息をつく、なぜ?自分の家でコソコソしてんだ?
そんな事を考えながらカートンを持ち部屋を出ようとしたら外から声がする。
『ロクしらない?』
やばい…聞き込みしてるよ。
『シェルターにもいないんだよなぁ〜どこ行ったんだろー』
声が近付いてきたので急いで押し入れの中に隠れた。
:08/03/12 23:22
:F905i
:h.F6yZXg
#123 [YOU]
俺は襖の隙間から見守った。
探してるよ…あいつ、また髪濡らしたままでチョロチョロして。
凛はため息をついて部屋を出て行った。
俺は安堵のため息をつき、シェルターへ戻った。1カートンあればしばらくはいけるな…
そんな事を考えながら扉を開けてタバコをくわえリビングを抜けようとした。
ソファーに凛が座っていた。
『おかえり、ロク』
:08/03/12 23:28
:F905i
:h.F6yZXg
#124 [YOU]
『ただいま。』
俺が引き返し部屋を出ようとしたら
『駄目だよ、僕が鍵をもってるし』
最低だ…俺とした事が気を抜いていた。
静かにキッチンに向かい落ち着こうと一服しだした。
あいつ、あんなに要領よかったっけ?
リビングへ諦め半分で行くと沢山の食べ物が散乱していた。
『一緒に食べよ?』
『うん。』
良かった…いつも通りだ
:08/03/12 23:33
:F905i
:h.F6yZXg
#125 [YOU]
:08/03/12 23:34
:F905i
:h.F6yZXg
#126 [YOU]
:08/03/14 17:59
:F905i
:jeTnjdIc
#127 [YOU]
しばらく俺達は他愛もない話をしていた…
でも、普段と何かが違う。凛が酒を呑んでいること…
深いため息がでる…
『ロク!!なんで呑まないんだよ!』
『俺はいーよ…具合悪くなりそうだし』
『徠の酒は呑めて僕の酒は呑めないのかよ!!』
:08/03/17 23:01
:F905i
:FcR5dPd.
#128 [YOU]
それを言われると辛い…一杯だけお酌してもらった。
本人は確実に酔っている、癖ずいたらどうしようと考えていた矢先。
ガチャ――――――ン!!
立ち上がろうとして凛がフラついて倒れた。
『おぃ!大丈夫か!?』
『…うん。ちょっとフラついただけ…』
本人は必死に平静を装っていたが、ここ最近の遊び癖で疲れは確実に凛の体力を奪っている。
:08/03/17 23:06
:F905i
:FcR5dPd.
#129 [YOU]
俺は凛を寝室へ運んだ。
『ちょっと、降ろせよ!まだ寝ないよ』
『ダメだ。お前最近調子にのって遊びすぎ。また入院したいのか?』
『…………』
お酒の効果もあったのかもしれない、凛はすぐに深い眠りに入った。
シェルターの外へ出るといつもの場所に徠がいた。
『お疲れ…』
声をかけると徠はタバコをふかしながらこっちを向いて微笑んだ。
:08/03/17 23:11
:F905i
:FcR5dPd.
#130 [YOU]
『ロク…呑みに出るか?』
『いいね…久々だ行こう』
2人で呑みに出るなんていつぶり??と考えるぐらい行ってない。
思えば凛が俺にべったりになって正直、徠とゆっくり話をする時間もなかったし…
そうこう考えている間に徠の行きつけのクラブについた。
扉を開けると生花のバラが綺麗にいけてあり良い香りがする。
その通路を抜けると薄暗いがいやらしさがない位の照明…
カウンターバーとボックス席がありきちんと仕切られていて、落ち着く内装だ。
:08/03/17 23:19
:F905i
:FcR5dPd.
#131 [YOU]
一番奥のボックス席に案内された俺達は久々のリラックスで酒が進んだ
『いらっしゃいませ』
視線を上げると黒髪を綺麗にまとめ、着物を着こなしている女性がいた。
普通に美人な女性だと思っていた。
『ロク。これがママの香澄だ』
『はじめまして、この人から噂はしょっちゅう聞いていますよ、本当にハンサムね。』
【この人】??何故か俺はその言葉に引っかかった。
…もしかして、この2人、そう考えていたら
:08/03/17 23:26
:F905i
:FcR5dPd.
#132 [YOU]
『腹減ってないか?』
『軽く…小腹空いたかも』
ママがスッと立ち上がりどこかへ行ってしまった。チャンス!!と思った俺は…
『間違ってたらごめん!もしかして…ママとつきあってる??』
徠はにブランデーを一気に飲み干した。
『お前にはやっぱりかなわんなぁー!なんでもお見通しか…』
少し照れ臭そうに笑っていた。
『大事な兄貴だし、わかるよ』
:08/03/17 23:31
:F905i
:FcR5dPd.
#133 [YOU]
『いらっしゃいませ…』
話していたら声が掛かった。若い女性が立っていた…
あれ?この子…どこかで
『ロクさん…?』
『…雪』
あっけにとられた俺はしばらく硬直していた。
まだ、未成年だろ?
雪が席についてから会話が耳にはいってこない。
ボォーっとしていたら雪が席を立った。
:08/03/17 23:36
:F905i
:FcR5dPd.
#134 [YOU]
俺も便乗して追いかけ、トイレの前で捕まえた。
『おぃ…お前、ここのオーナーは年をしってるのか?』
静かにうなずく。そのまま下を向いて黙りこくってしまった。
俺は、何がしたいんだ?
『親は知ってるのか?』
『親はいない、ママの所でお世話になってる』
それを聞いて少し安心した。
『なんでこんな所で働いてるんだ??』
:08/03/17 23:40
:F905i
:FcR5dPd.
#135 [YOU]
『学費とか生活費…』
そう言って彼女は俺の腕を振り払いスタッフルームに消えていった。
『具合でも悪いか?』
席に着くなり徠が心配してくれた。
気を取り直し、呑みだした。
徠とママが席を外し、雪と2人きりになった。
『雪?あんまり無理するなよ…』
この言葉を言った後、雪は大きな瞳を更に大きく見開き、小さくありがとぅと言った。
帰り際に携帯の番号を書いた名刺を貰った。
:08/03/17 23:45
:F905i
:FcR5dPd.
#136 [YOU]
:08/03/17 23:46
:F905i
:FcR5dPd.
#137 [YOU]
俺にどうしろってんだ?
そんな事を考えながら俺達は家路についた。
『今日はありがとう。』
『また、行こうな』
そして俺達は自室に戻った。俺は雪から貰った名刺を見ていた。
何故だろう…彼女を放っておけない気がした。
考えているうちに朝がきた…
今日は学校か…
結局、俺は一睡もする事が出来なかった。
:08/03/18 00:01
:F905i
:GS8gmEAM
#138 [YOU]
とりあえずシャワーを浴びて目を覚まし、凛を起こしに行った。
静かに部屋に入るとまだ寝息をたてていた。
無防備な寝顔を見ていると、自然と笑みがこぼれる。
可哀想と思いつつ起こしに入る。
『時間だぞ?起きろ。』
ん――…。と声を出し眉間にシワを寄せて背伸びをしているこいつは、猫みたいだ。
『おはよう…ロク』
少しかすれた声で挨拶してきた。
:08/03/18 00:05
:F905i
:GS8gmEAM
#139 [YOU]
背中をポンポンと叩き気合いを入れてやる。
そうでもしないと動きださない…
また今日からいつもの生活が始まる。
父と母も今日、帰ってくるし…身を引き締めなければ。
学校生活はたのしい。
唯一、自分でいられる場所だ。
凛とはクラスも一緒で共通の友達が多い。
俺と凛は専攻してるものまで一緒だ。
まぁ…双子だし、それはいいと思う。
成績は、俺の方が上だ。
:08/03/18 00:10
:F905i
:GS8gmEAM
#140 [YOU]
しかし…眠い。
昼を食べたら一気に睡魔がやってきた。
誰かの呼ぶ声がする…
このまま寝ていたいのに、目を覚ますと凛が何かを言っていた。
『大丈夫?具合悪い?』
自分でもわからなかった。どうしてこんなに眠たいのか…
凛の問い掛けに返事するのも面倒だった俺は手でOKマークを作って起き上がった。
『どうした?大須賀が居眠りとか珍しくない?』
:08/03/18 00:16
:F905i
:GS8gmEAM
#141 [YOU]
4人いつもの仲間でマクドへ行った。
『だよね〜?大須賀ぁ、昨日何してたんだ?夜遊び!?女か!?』
尋問かよ…確かに昨日は徠と呑みに行ったけど、口が裂けでもって言えない…
俺は凛に視線を向けてみた。確実に疑ってるよ…
なんで今日は俺がターゲットにならないといけないんだ?
重いため息が出た。
その時、珍しい奴から解散コールがかかった。
『相当疲れてるんでしょ!早く帰って寝た方がいいよ…』
『サンキュー』
:08/03/18 00:23
:F905i
:GS8gmEAM
#142 [YOU]
凛が俺に気を使ってくれた事は凄く嬉しかった。
でも…なんか怖かった
自宅に戻ると父と母はまだ帰って来てなかった。
俺達は各自課題に取りかかっていた。
しばらくして、外で車の音がした。
部屋から出ると徠が門の方へ出て行く所だったので、俺もついていった。
久々にみる両親はとても充実しているように見えた。
俺は母の方へ荷物を取りに行った。
:08/03/18 00:28
:F905i
:GS8gmEAM
#143 [YOU]
『変わりはなかったかい?凛は?』
『今、課題を自室でやってます。』
『そう…ご苦労だったね、ゆっくりお休み』
えっ…?母から俺に労いの言葉、初めての事に言葉をうしなった。
『驚いた、鬼にも少しは心があるんだな』
徠が俺の隣でコソッと話しかけてきた。
確かに意外だ…
2人で笑いながら屋敷の中に入ると凛が仁王立ちして待っていた。
:08/03/18 00:32
:F905i
:GS8gmEAM
#144 [YOU]
雷に別れを告げ、どうした?と聞いてみたら、置いていった事にキレていたらしい…
罰として課題を手伝わされる羽目になった。
俺の部屋にきて大人しく課題をやり始めた。
『今日あれだけ爆睡してたくせに、なんで僕より課題が早く上がるんだよ!』
クスッと笑って俺も手伝っていた。ブツブツ言いながらも頑張ってる凛は可愛いと思った。
俺が教えているとノックの音がした。
:08/03/18 00:37
:F905i
:GS8gmEAM
#145 [YOU]
母がやってきた。
俺は下を向き、反射的に目を合わさないようにしていた。
『おや…勉強ははかどっているかい?』
凛の隣にすわり、母は楽しそうに話をしている。もちろん凛もだ…
課題が終わった俺は自分の部屋にも関わらず、息苦しくなって、外の空気を吸いに行った。
胸の辺りが重苦しい…
いつもの場所にこしかけタバコを吸い出した。
:08/03/18 00:41
:F905i
:GS8gmEAM
#146 [YOU]
:08/03/18 00:42
:F905i
:GS8gmEAM
#147 [YOU]
ここが一番落ち着く…
上を向いて煙を吹いたら空には星が輝いていた。
綺麗だ、
この囲いから飛び出せたら、自由になれたら…
後ろに気配を感じ、振り返ってみると母が立っていた。
『自由の身になりたいかい?ロク…』
いいえ、と答えて下を向いていたら母が口を開いた。
:08/03/18 18:53
:F905i
:GS8gmEAM
#148 [YOU]
『死んでしまえば自由だよ。あんたにはその勇気すらないだろうけどね』
甲高く笑いながら去っていった。
母さん…
どうしてロクをそこまでいじめるの?
僕は出て行こうとして途中まで行って隠れてしまった。
:08/03/19 23:16
:F905i
:yDsPbRoo
#149 [YOU]
聞き耳を立てているとロクに対して酷い言葉を浴びせている母がいた。
ショックで言葉が出なかった。母がいなくなるのを確認して、僕はロクの元へ行こうとしたが、足がうまく動かない。
勇気のない自分に腹立たしさを感じながらロクを見守っていた。
どうして…こんな苦しい思いをしている時でも、ロクはこんなに輝いていて見えるんだ?
タバコに火をつけ髪をかきあげながら小さく笑い出した。
ロク…?泣いてる?
:08/03/19 23:20
:F905i
:yDsPbRoo
#150 [YOU]
もう、俺は大須賀家にはいらない人間か…
そう思ったら笑いが出てきた。
面と向かって「死ね」なんて言われたらそりゃ、驚く…
後ろから温かい手が伸びてきた。
凛??
『なんでお前が泣くんだよ…どうした?』
俺の背中にしがみついてきて声を殺して泣いている…
:08/03/19 23:25
:F905i
:yDsPbRoo
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