☆ヒカリ☆BLです。
最新 最初 🆕
#1 [YOU]
読みずらいかもしれませんが…(〃▽〃;)

よろしくですm(_ _)m

※誹謗中傷は切ないのでやめて下さいね※

更新遅いかもですが、頑張ります。

⏰:08/03/04 18:30 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#2 [YOU]
『凛、ロク行くぞ…』


力強く二人を呼びだしたのは六代目になる父だ。
今から幹部会が本家(うち)で開かれる。
二人は父の後ろからついて行った。



突然、父が足を止め振り返った。


『凛。』


『はい…。』

少しの沈黙の後、父の口から出た言葉は、



『お前、今日挨拶しろ』


『えっ!!』

僕は驚きを隠せず唖然としていた



『根性ここらでみせとけ、なぁ…ロク』


『……。』


ロクは少し困惑した顔を見せて口を開いた。

⏰:08/03/04 22:27 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#3 [YOU]
『まだ…少し早いんじゃ?』


そんなロクの話に耳を貸すわけがない…

『それでなくてもこいつは女々しく見られてんだ。うちの若い衆に本家の息子がこんなんじゃ示しがつかないだろ。』


僕は返す言葉がなかった。

⏰:08/03/04 22:32 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#4 [YOU]
華奢な体つき…

細長い手足、整った顔立ち。


全てが嫌いだ。


『ロクが跡目継ぐか?』
不適な笑みを浮かべながらロクの顔を見た。


『親父!!』


しばらく父とロクが目をあわせていた。

⏰:08/03/04 22:36 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#5 [YOU]
『凛、とにかく今日1日男見せろよ?いーな。』

『…はい。』

それから3人は大広間へ行った。

30畳以上もある広間に各地から集まってきていた。


僕は人数の多さに圧倒されていた。

父が入った瞬間、一瞬にして空気が張り詰めた。

⏰:08/03/04 22:39 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#6 [あや]
おもしろそー
頑張ってね(゚∀゚)

⏰:08/03/04 22:40 📱:SH903iTV 🆔:7frNEG22


#7 [YOU]
『今日はご苦労、突然だがうちの跡目の挨拶聞いてやってくれ。』


さっきまで張りつめていた空気がざわめきに変わった。


幹部達の間でも凛は可愛がられていた。

『ロクが跡目と…』

『こんな女々しい奴につとまるか?』

『無理だろ』

⏰:08/03/04 22:43 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#8 [YOU]
あやさん。はじめましてヾ(^▽^)ノ
ありがとうございます頑張ります。

⏰:08/03/04 22:44 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#9 [YOU]
凛が第一声を出した。

『お集まりの親分方、兄さん方遠方よりご苦労様です。』


意外にしっかり挨拶が出来たので広間には静けさが戻った。


父は真っ直ぐ目を閉じ腕組みをして聞いていた。


ロクは正座しら凛を見つめていた。

僕は大きく深呼吸して。
『只今、六代目からご紹介に預かりました大須賀 凛にございます。』

⏰:08/03/04 22:48 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#10 [YOU]
震える手を抑えるために力強く拳を握っていた。
『この度はこのような場に参加でき光栄に存じます。親分方兄さん方のお力添えあっての自分です。よろしくご鞭撻お願いします。』


しーんと静まり返った広場…

顔を上げてみると拍手が起きた。


『えっ…?』

⏰:08/03/04 23:06 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#11 [YOU]
しばらく拍手が鳴り止まず父が右手を挙げた瞬間拍手は止んだ。


『凛、ロクはもういい』

2人は静かに部屋を後にした。

僕は一目散に走り出した。


『凛!!』

ロクは見失わない用に追いかける


『待てよ!』

強く腕を掴まれて凛はその場に座り込んだ。

凛の目から大粒の涙がこぼれていた。

⏰:08/03/04 23:10 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#12 [YOU]
ロクは掴んでいた腕を放し一緒に座り込んだ。

『よく頑張った、すごいぞ?お前』


『怖かったぁ〜。』


緊張の糸が切れ、一気にしゃくりあげだした凛を抱きしめようとした瞬間

『あら?凛??』

廊下から声がした。母だ。着物を綺麗に着こなしこちらを見ていた。


『ロク…また泣かせたのかい?』


『いえ…。』

母が庭に降りてきた。

⏰:08/03/04 23:14 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#13 [YOU]
『ロクは…悪くないよ…。』


母が甲高く笑った。僕はなぜ笑っているかわからなかった。

『泣き虫のかわいい子』

母は凛を抱きしめ頬にキスをした。


『ロク、あの人に見つかる前に部屋にお行き、じきに出てくるよ。』



『はい。行こう凛』

⏰:08/03/04 23:17 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#14 [YOU]
凛を立たせて部屋へ向かった。

凛は母に溺愛されている。母菊は一風変わった人格を持っている。



それからロクの部屋へ行き休んでいた。

『はい。』

『ありがとう。』

ロクの部屋は和風で掘りごたつが僕のお気に入りだ。

⏰:08/03/04 23:20 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#15 [YOU]
『ロクの入れてくれたお茶は最高だね!!』


『ありがとう。』

ロクは僕の双子の弟だ。漆黒な黒髪、切れ長の瞳、形のいい鼻、まとまりのいい唇。

いつも僕の事を一番に考えてくれている。

『少しは落ち着いた?』
静まり返ったこの部屋、ロクの声はとても心地よい…。

⏰:08/03/04 23:24 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#16 [YOU]
『うん。母さんとロクのおかげだよ、ねぇ…』

急に凛が顔を曇らせた。

『晩飯、あの中で食べないとダメかな?』


『別に…ここで食べればいい。』


凛は目を輝かせ俺を見てきた。

『本当に?』

『うん、俺が作るよ。』
嬉しそうに肘をつきながら喜ぶ顔を見て俺は嬉しかった。

⏰:08/03/04 23:28 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#17 [YOU]
『本当?ロクの作るご飯おいしんだよねぇ〜』


凛の笑う顔が好き…


凛の寝息…


凛の全てが好き…

俺は心から凛が好きだ。小さい頃から全てが凛の為だ。

でも……。

⏰:08/03/04 23:31 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#18 [YOU]
『ロク?』

俺は我に返った。凛が不安な顔をして見つめていた。

『ん?何?』

凛の瞳は少し灰色がかっている。
母の血が強いのだろう…

『大丈夫?どうした?』

『別に、ボーっとしてただけ。』

『本当に??』

そう言いながら俺の額に自分の額を当ててきた。

⏰:08/03/04 23:34 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#19 [YOU]
『熱はないみたいだね』
何を言い出すかと思ったら(笑)

『ないよ、ありがとう』

『調子悪いなら言えよ!!』

『うん。』

それから遊びに行こうと門に向かったら父の部下が来た。

『坊ちゃん、ロク、今はいけません。』

⏰:08/03/04 23:37 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#20 [YOU]
『なんで?何かあったの?』

凛が不思議そうな顔で聞いた。
部下が言いずらそうにしていたのを察した俺は部屋に戻ろうとした。


『遊びに行くのは今度にしようよ。』

そうなだめてみたが…


『なんで!?ゲーセン行こうよ!』

『坊ちゃん…親父に叱られますんで、お願いします。』

⏰:08/03/04 23:41 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#21 [YOU]
『凛、戻るぞ、』

さすがに空気を呼んだのか観念してくれた。

黙って俺の後ろをついてきている、そしてあの部屋の前で止まった。


『えっ?ロク…。』


『凛、入って。』

『また…?』

うちの家は物騒な家業だけに血生臭い事件が多い。

その時は代々シェルターに入れられ大切にされてきた。

勿論、父もそうだった。

⏰:08/03/04 23:45 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#22 [YOU]
『やだ…入りたくない、大丈夫だって!大したことじゃないよ。』

無理に笑っているのがわかった。

『だけどな…』

『大丈夫だって!僕、部屋に戻るね。』


『凛!!』

凛の背中を見守っていた時、外で車の音がした瞬間、4発の乾いた音が鳴った。

俺は急いで凛を抱きしめ庭に伏せた。


『ロク!テメェ凛かくまって入れ!』

⏰:08/03/04 23:51 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#23 [YOU]
親父と部下が一斉に出てきた。

俺は凛をシェルターの中に入れて様子を見ていた。
凛は過呼吸を起こして震えていた。もともと体が弱い。


(周りの音が聞こえない…。)

シェルターの外では撃ち込まれた銃弾の相手を探すのに大騒ぎだった。


『凛!凛!?』


(遠くで誰かが呼んでる…でも、やだ…戻りたくない。)

『凛!!』

目の焦点がやっと合った事に安堵の息をついた。

⏰:08/03/04 23:57 📱:F905i 🆔:n.BmLLbc


#24 [YOU]
『……ロク?』

『大丈夫か??』

『一体…何が…あ』


何か話そうとしたが、思い出すとまたパニックになるのでさえぎった。

俺は凛の髪を撫でながらゆっくり話した。

『何もなかった、お前が急に倒れただけだ。』


『…………。』

凛は瞬きもせずに一点を見つめていた。
その大きな瞳からは涙が溢れ出ていた。


『大丈夫、俺がいるから。』

『………。』


凛が手を握ってきたので俺も強く握り返した。


『ロク…?』

『うん、すぐ戻るから。』


いつの間にか凛は深い眠りに入っていた。

⏰:08/03/05 00:04 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#25 [YOU]
扉が開く音がして凛は目覚めた。

『誰…?』


『凛、お腹空いただろう?』

『母さん。』

母が食事を持ってきてくれた。食べ終わってロクが居ないことに気づいた

『あれ?ロクは??』

母が目をそらした。

『ロク?さぁ、屋敷じゃみかけないねぇ…出かけたんじゃないかい?』


歯切れの悪い母の言い方に不安が走った。

『ごちそうさま美味しかった。』

⏰:08/03/05 00:08 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#26 [YOU]
『じゃあ、ゆっくり眠るんだよ?』

『うん。おやすみ』

母が出て行って僕はすぐロクに電話した。

電源が入ってないと虚しいアナウンスだけが流れ、急に不安になった僕は外へ出ようとした。


でも、外から鍵が掛かっていて出られない。
その時…


カチャカチャ

扉の開く音がしたので急いで行った。

『ロク!!』

⏰:08/03/05 00:12 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#27 [YOU]
『凛?まだ起きてるのか?』

こっちを見てくれない、急に不安になった。

『ロク?こっち向いてよ!どうしたんだよ!?』

ロクがこっちを向いた瞬間僕は驚きで声が出なかった。


『誰がこんな…ヒドイ』

ロクは殴られて目が腫れ上がり口からは血が出ていた。


『大丈夫だよ…。』


『大丈夫なわけないじゃん!!座って!』

⏰:08/03/05 00:16 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#28 [YOU]
シェルターの中は意外と住み心地がよく全ての物が完備されている。

僕は急いで救急箱を出して治療しだした。


『父さんにやられたんだろ?そうでしょ?』


『違うよ…凛は気にしなくていい。』


本当は六代目に酷く叱りつけられ殴られた。
もし銃弾が打ち込まれた時凛に当たったらと…

散々、殴られた。


『うそつき…ウッグ』

治療してくれながら泣き出してしまった。

『どうして?嘘はついてないよ?』

⏰:08/03/05 00:22 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#29 [スマイル]
一気に読みました
面白そうですね
これからも頑張ってください

⏰:08/03/05 06:12 📱:N905i 🆔:BKn.gZUc


#30 [YOU]
スマイルさんはじめまして
ありがとうございます頑張りますので、また読みに来て下さいね

⏰:08/03/05 08:15 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#31 [YOU]
俺は優しく微笑み髪をかきあげてなだめた。

『泣かないでくれ…』

そう言っても涙は簡単に止まらないらしい…


抱きしめると少しずつ落ち着きを取り戻した。




ロクの匂い…

大好きなロク…
このままずっと抱きしめられていたい。

⏰:08/03/05 20:12 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#32 [YOU]
その時…頭上から落ち着きのある声がした。

『もう…離れてもい?』

『あっ…ごめん。』

さっと離れた。

ーズキンー


心が苦しかった、本当はもっと抱きしめていて欲しかったのに…

ロクは何とも思ってないみたいだ…

僕一人だけ舞い上がって少し恥ずかしい…

⏰:08/03/05 20:16 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#33 [YOU]
『じゃあ、風呂入ってくる…』

背中を向けようとした時袖を引っ張られた。


『どうした?』

『一緒に寝よ?』


『OK、先に寝とけよ?』

それだけ告げて俺は風呂に入った。

シェルターの中の風呂は少し小さいが檜で出来た味のある作りだ。

⏰:08/03/05 21:39 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#34 [YOU]
浴槽に浸かり大きなため息をついた…

『このままだと、がまんの限界だよ…凛』


そう呟きながら湯船にブクブクと音を立てて沈んでいった。


凛はロクの気持ちも知らずにベッドの上でゴロゴロしていた。

(ロクと寝るの久々だなぁ〜☆)


一人にやけていたら声がした。

⏰:08/03/05 21:42 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#35 [YOU]
『ただいま』

見上げるとロクがいた。

『寝とけって言っただろ?』


『だって、久々にロクと遅くまで話せるから眠れないよ☆』


ロクは一瞬面食らったがすぐ冷静を取り戻した。でも、凛の顔をみると我慢できずに吹き出してしまった。


『何がおかしんだよ!』

⏰:08/03/05 21:46 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#36 [YOU]
顔を真っ赤にして怒っている。

『凛が面白すぎる…』


『はぁ?なんで?僕が何した!?』


笑いがとまらない…

『腹が痛い…』


『もぉ!早く座れよ薬塗ってやるから!!』

ブツブツ文句を言いながら救急箱を開く


『ありがとう、兄さん』

『ロクの方がよっぽど兄貴っぽいし。』

⏰:08/03/05 21:51 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#37 [YOU]
『確かに…』


それから一緒にベッドに入り色々な事を話した。
『明日からまた大学休まないとなぁ〜』

口をとがらせて残念がっていた。


『しょうがないだろ?うちの家業がこんなだから…。』


ベッドで少しの距離を保ちながら話していた。

⏰:08/03/05 21:54 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#38 [YOU]
『ねぇロク…』

『ん〜?』

急に凛が起きあがりロクに近づいてきた。

『どうした?びっくりするだろう。』



『家…出ない?』

『はい?なんだよいきなり。』


何を言い出すかと思ったら(笑)

『県外にでよ!!そしたら普通の生活送れるし』

『…親父がゆるさないよ』

『ロクの意見がききたいんだって!!』

⏰:08/03/05 22:20 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#39 [YOU]
しばらく俺は考えた…
本当は考えなくても答えはでていたけど、


『俺は凛が行くところならどこでもついていくよ?』


『ロク…』

凛がロクの胸に顔を埋めてきた。

『凛?どうした?』


『ううん…。』

⏰:08/03/05 22:23 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#40 [YOU]
ロクは19年間一緒に育ってきて自分の意見を言った事がない。

全部僕中心で生活している。


父にも母にも僕以上に厳しく育てられている。


『ロク?』


『何?』



『ロクはこの家に生まれて幸せ?』

⏰:08/03/05 22:27 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#41 [YOU]
『えっ?』

急に深刻な質問を浴びせられて俺は言葉が出なかった。

でも、目の前にいる凛を心から大切に思う気持ちは本当だ。



目に涙を浮かべ不安そうな顔でこっちを見る宝物…。


『幸せだよ…凛がいてくれるから。』

⏰:08/03/05 22:32 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#42 [YOU]
『本当?俺がいないと寂しい?』


『もちろん、凛があっての俺だ。』

『…………。』



『凛は幸せか?』

『当たり前だよ!ロクがいないと幸せじゃない、ロクがいないとやだ!ロクがいない世界なんていたくない。』

⏰:08/03/05 22:35 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#43 [YOU]
『凛…』

俺は涙が出そうだった。今まで生きてきた中でこんな幸せな時があったのかと…


俺は凛の頬に手を当て自分の方に向けた。

『ロク……?』


『凛…』

キスをしようとした時ある人の顔が浮かんだ。


『ロク?』

そう…心より愛する人の母だ。

⏰:08/03/05 22:39 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#44 [YOU]
(いいかい?ロク、凛に手を出す事はあんたと凛の別れの意味でもあるんだ。覚えておきな…許さないよ…一生。)


思い出しただけで背筋が凍る…凛に触れる事は一生できない。


『ロク!!』

我に返った俺は凛を見た
『大丈夫?どうした?』

『何でもない、寝よう』


『………ロク』

⏰:08/03/05 22:45 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#45 [YOU]
キス…してくれないんだ。

凛は早くロクに抱かれたかった。

『おやすみ。』


『うん』

すぐに背中を向けて寝てしまった。

ロクは一体何を考えてるんだろう…
やっぱり僕のこと嫌い?


凛が眠りについたのは明け方だった。
次に目を覚ました時は昼だった。

隣にロクの姿はない、急いで顔を洗い外へ出れる準備をしていた。

⏰:08/03/05 22:52 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#46 [YOU]
外から鍵を開けてもらわないと出れないので電話した。


『もしもし?』

『おそよう(笑)今起きたの?』


『うっ…うん。』

『食事もってすぐ行くよ。』


携帯を切った途端に扉の開く音がした。


『よく寝てたな。』

テーブルの上に食事を置きながら笑っていた。

⏰:08/03/05 22:58 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#47 [YOU]
『起こしてくれたらよかったのに!!』


『起こすのが勿体ない位良い顔して寝てたよ。』

ドキッ


『えっ?』

そんな優しい顔で微笑まないでほしい。
変に期待してしまうから…。


『よだれたらしてた(笑)』


『はっ?』

⏰:08/03/05 23:01 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#48 [YOU]
ロクがまた声を殺しながら爆笑していた


『いじめっ子!!』


『小さい頃から変わらないなぁ〜凛は。』



2人で大きな声で笑っていた

『あらあら、楽しそうだねぇ。』


『母さん。』


僕はこの時ロクの表情が曇るのがわかった。

⏰:08/03/05 23:04 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#49 [YOU]
『六代目がしばらくいなくてねぇ…退屈なをだよ、凛外に出たくないかい?』

『出たい!出ていいの?』



『もちろんだよ、買い物でもいこうか。』

『ロクも一緒?』



『この子は家の番をしてもらうよ、いーねロク』

『はい。』

⏰:08/03/06 23:25 📱:F905i 🆔:IEvtVx8o


#50 [YOU]
凛はロクの表情が気になったが、二人は外に出ていった。


『ロク』

二人を見送ってしばらく門に立っている俺に声を掛けてきたのは、兄貴分の(徠ライ)だった。



『兄貴…』

『徠でいーって、今は誰もいねぇーよ』

『うん。』

『大丈夫かお前、昨日は酷く親父にやられてたな』

⏰:08/03/06 23:29 📱:F905i 🆔:IEvtVx8o


#51 [YOU]
『俺が悪かったし、仕方ないよ。』


徠が俺にタバコをすすめてくれた。
タバコに火をつけ一服していたら、

『お前…』

『ん?』


何かを質問したそうだったが、徠は言ってくれなかった。


でも、俺には徠が聞こうとしている事がわかった。

大きな庭園の砂利道の方に歩いて行った。
多分…質問はこうだろう

⏰:08/03/06 23:38 📱:F905i 🆔:IEvtVx8o


#52 [YOU]
ー凛が好きなのか?ー


徠は俺が幼い頃から可愛がってくれていた。本当の兄のように俺も慕っている。


タバコを吸い終わりそうになったので俺は徠の元に戻っていた。
心配そうに俺を見ている。


縁側に腰掛けている徠…
こんな姿は部下は知っているのか?


『兄貴。』

⏰:08/03/06 23:42 📱:F905i 🆔:IEvtVx8o


#53 [YOU]
一気に徠の顔が鋭くなった。


『姉さんのお帰りです』
静かに頷き俺の肩を軽く叩き二人で門へ向かった

徠には弱音をはける人間はいるんだろうか?

彼女は?

そんな考えを巡らしていたら心地よい聞き慣れた声がした。


『ただいま』

そう…俺の宝物。

⏰:08/03/06 23:46 📱:F905i 🆔:IEvtVx8o


#54 [YOU]
一目散に俺の元に駆けつけた。

『おかえり』


いつものように話していたら恐ろしいほどの殺気を感じた。


そう…母だ。こっちをすごい形相で睨みつけていた。

俺は凛から離れ、母の荷物を取りに行った。


『母さん、お帰りなさい』

バックや上着を受け取るとき耳元で

⏰:08/03/06 23:50 📱:F905i 🆔:IEvtVx8o


#55 [YOU]
『ゆるさないよ?ロク…わかってるねぇ…?』


それだけ言って家の中に入った。

しばらく一点を見つめ頭を下げたままかたくなっていたら肩を叩かれた。

振り返ると徠だった。
急に緊張の糸が切れてホットした。



『大丈夫か?顔色悪いぞ??』

⏰:08/03/06 23:53 📱:F905i 🆔:IEvtVx8o


#56 [YOU]
感想を頂けたらすごい励みになるのでよろしくです

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3412/

⏰:08/03/06 23:59 📱:F905i 🆔:IEvtVx8o


#57 [YOU]
大丈夫と答えて二人はいつもの生活に戻った。


凛は今日外出出来たことがよほど嬉しかったのだろう。
目を輝かせながら俺に色々話してきた。

このシェルターの中の重苦しい空気を一瞬にして変えてくれる。


色んな表情をする凛を見ていると飽きがこない…


『ロク?』

⏰:08/03/07 21:17 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#58 [YOU]
ふと、会話をとめた

『どうした?』


何か恥ずかしそうに下を向いていたから体を凛に近付けて覗き込んでみた。


みるみる顔が赤くなっていくこの反応を楽しみながらもう一度「どうした?」と聞くと



『お土産があるんだ。』

⏰:08/03/07 21:20 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#59 [YOU]
手の平に収まるぐらいのボックスを出してきた。
どうして凛がそんなに照れているかわからず包みを開けた。中には驚くほど綺麗なアメシストのブレスレットが入っていた。


『これ…』


『気に入らなかったらすてていーから!前から狙ってたんだやっと金が貯まって…』


まだ話続けてる…
照れのせいもあるんだろう一気に話し出した。

⏰:08/03/07 22:44 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#60 [YOU]
僕はさっきから何度も名前を呼んでいるのにそれにも気付かないぐらい夢中で話をしていた。

三回目にやっと気づいた
『凛!』


ようやく気付いてくれた、凛は話を止めてもらった事を内心ホッとした表情をしていた。


ブレスレットを自分の手にしてブレスにキスをした。



『ありがとう、大切にするよ。』

⏰:08/03/07 22:49 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#61 [YOU]
『実はね…お揃いなんだ。』

また更に顔を赤らめた凛がニコニコしながらシャツのボタンを外し始めた。

『何してる!!』


ついつい大きな声が出てしまった。

『えっ?これをみせようと思って…』


なんだ…焦らすなよ。
大きく深呼吸して目を胸元にやった。
俺と同じ色のアメシストのネックレス。

⏰:08/03/07 22:55 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#62 [YOU]
涙型で色白の凛の肌によく馴染んでいろっぽい…

『綺麗だな…』

俺はネックレスのトップを手に取り石にキスした。



ロク…なんて綺麗なんだろ、僕の心臓の音が聞かれていないか心配だった。

目があって僕はあまりの驚きにのけぞってしまった。

⏰:08/03/07 23:01 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#63 [YOU]
『おっと…』

頭をうちそうになった凛の腰に手を回し抱きかかえるような形になった。

『何やってんだ?』

そう良いながら優しく笑うロクを僕はしばらく見つめていた。


自然とお互い見つめ合い顔が近付いていく。

きっと、僕が物欲しそうに見ていたんだと思う。ロクのまっすぐな瞳から目が話せない。

⏰:08/03/07 23:06 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#64 [YOU]
コメントお願いします
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3412/

⏰:08/03/07 23:06 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#65 [YOU]
ロクが急に下を向いた

『なに?』

何が起こったの!?


『ロク?』
ロクは僕の肩をつかみ下に顔を向けたままだった。僕は腕をもち顔を覗き込んだ。

笑ってる?


急にこめかみがカァーっと熱くなる感覚を覚えた。


『何がおかしんだよ!』
ロクは声を出して笑い出した。

⏰:08/03/07 23:28 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#66 [YOU]
頭来た!あまりの怒りで涙が出そうになった。


『はなせっ!!』


『ごめん…怒るなよ…ブスになるぞ。』


『嫌いだ…ロクなんて!離せよ!』

必死にもがいていたがロクの力に勝てるわけ無く…

泣き虫な俺はまた弱味を見せつけてしまった。

⏰:08/03/07 23:33 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#67 [YOU]
『本当ごめんて…』

ロクが優しく抱きしめ、子供のようにあやしだした…

僕はすっかり甘えモードだ。



『うん…許す』

ありがとう。と耳元で呟いて僕を抱きしめてくれている。

ロクからはいい匂いがして…温かくて…気持ちいい

⏰:08/03/07 23:37 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#68 [YOU]
次に僕が目を覚ました時にはロクはいなかった…恥ずかしながら昨日、あのまま抱きしめられたまま眠ってしまったらしい。

そんな自分を責めながら洗面所に行って身支度をしていた。

鏡を見つめながら

『本当…ガキだな僕は』

扉の開く音がする。
そっちに歩いて行くと少し寝れた髪をかきあげているロクがいた。


腕にはプレゼントしたブレスがしてある。僕に気付いて彼は優しく微笑んだ。

⏰:08/03/07 23:44 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#69 [YOU]
この…この笑顔を僕のものにしたい。

頬のあたりが熱くなる感覚がした。


僕は、心の中で何度も「かっこいいなぁ」とつぶやいていた。



きっと、世界中探しても僕がこんなに夢中になる人はでてこないだろうと…


『雨…降ってるの?』


『うん、もう外出ていいみたいだ。』


『本当!?』

⏰:08/03/07 23:50 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#70 [YOU]
凛は目を輝かせて喜んだ。更に六代目と母が骨休みに九州へ旅行へ行ったと伝えると更に喜んだ。

『今日は兄貴達と宴会があるから凛も行こうな』

『………。』

『大丈夫、みんな良い人ばかりだし、話してみると楽しいぞ?』


そう言いながら僕の背中をポンと叩く。

僕は正直、みんなでワイワイするのは好きじゃない。どちらかと言うとロクと2人でいる方が好きだ。

⏰:08/03/07 23:56 📱:F905i 🆔:XKWOYZkg


#71 [YOU]
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3412/
また明日、更新しますね読んでくださった方々ありがとうです

⏰:08/03/08 00:01 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#72 [YOU]
♯68で訂正です

少し寝れた×

少し濡れた○

です。申し訳ありません

⏰:08/03/08 00:09 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#73 [みぃ]
今一気によみました
凄い面白いです
これからも読むんで頑張って下サイ

⏰:08/03/08 07:32 📱:N902i 🆔:iDPZaGgU


#74 [YOU]
みぃさんおはようですありがとうございます頑張りますので、読んでやってくださいね

⏰:08/03/08 09:20 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#75 [YOU]
『やだな…行きたくない。』


『そんな事言うな、もっと人と方が凛の為でもあるんだぞ?イヤならすぐ出ればいい。』



はっきり言ってロクの言う通りだ…僕のわがままなのもわかってる。

『少しだけでいいから…いこう?』


跡目を継ぐのはイヤだけど、みんな仲間だしロクも僕がイヤな事を知っていて誘うって事は強制…されたんだろう。


『わかった…少しだけ』

⏰:08/03/08 22:41 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#76 [YOU]
『よし!じゃ、久々に出掛けるか!?』


『本当!?』


『どこ行きたい??』



『ゲーセン!待って!着替えてくる!!』

そのままでいいと言う前に凛はダッシュで着替えに行った。


俺も…濡れたままじゃまずいと思い、着替えに行った。

⏰:08/03/08 22:44 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#77 [YOU]
俺が着替えを済ませても凛はまだ準備できてなかった。
もう少しかかると言われて退屈だったので、タバコを吸いに外へ出た。


この家の造りが好きだ。平屋の家は古いがしっかりしてる。家のど真ん中には広い庭園があり、俺は廊下の一角に座って一服するのが気に入ってる。


雨が静かに石畳を濡らす


ため池に小さな輪がいくつも連鎖する…


水をえた木々達が喜びの声をあげる…

⏰:08/03/08 22:59 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#78 [YOU]
大きく背伸びをしてひたっていたら気分をかき消すようにドタバタ!!と足音が聞こえる…


俺は立ち上がりタバコを消した。振り返るとこの家で一番愛しい奴が立っていた。


『お待たせ…。』

『行こ…』


この宝物を守るために俺は強くなりたい。

⏰:08/03/08 23:03 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#79 [YOU]
それから俺達はゲーセンに行き、楽しんでいた。

『ロク…?』


『ん〜?』

ゲームの対戦物をしていた…来年には成人を迎えると言うのに、でも、正直楽しい。


凛は俺の隣に座り一緒に画面を眺めている。この時だけは凛にかまってやれない


『プリクラ撮ろうよ』


『うん』

何の気なしに返事をしたが、プリクラってあの女子高生がポーズとか決めて撮るやつ?

⏰:08/03/08 23:40 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#80 [YOU]
心の中で無理!!と言った瞬間、脳が驚いたのだろう、タバコを吹き出した。


『危ないだろ!?』


『いや…ごめん、プリクラは無理だ。』

なんで?って聞いてきたが、お前…男同士がプリクラなんて、絶対おかしいよ!!


『家で写真撮ろう、なっ?』



『やだ!プリクラがいいの!!』

口をとがらせて駄々をこねだした。

⏰:08/03/08 23:43 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#81 [YOU]
俺は写真が嫌いだ…

笑う事も苦手だし…あんなの撮ってどうする気だよ。


『とろーよ!』

こうなったら凛は頑固だから首を縦に振るまで引かない…

いつの間にか必要以上の尋問に俺は首を縦に振っていた…


プリクラ機の前では制服の女子高生が楽しそうにしていた。
その中で俺は順番を待っていた。



『すみません…』

⏰:08/03/08 23:47 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#82 [YOU]
声のする方へ振り向くと高校生らしき女の子がこっちを見ている。


『何?』


『順番待ってます?』

あぁ…プリクラのね、と周りを見渡しても凛がいないので譲ってやった。

椅子に座りタバコを吸おうとケースから捕りだした時視界に何か入った。

顔をあげるとさっきの女の子がガムをくれた。



『俺に?』

⏰:08/03/08 23:50 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#83 [YOU]
『うん…譲ってくれたお礼』


『ありがとう』

素直に嬉しかった。
色白で目が綺麗で目鼻立ちがしっかりしてて…今時珍しく髪も染めてない。綺麗な黒髪だ。名前は雪…


名前通りの美人だ。

3人で遊びに来ていたらしい。他の2人もやってきて質問攻めにされて嫌気がさしていたら、凛が戻ってきた。


『ロク!なにやってんだよ!!』

明らかに不機嫌モード

⏰:08/03/08 23:55 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#84 [YOU]
最近の若い子は恐れを知らない…

俺から凛に移り、質問攻めしだした。俺はバトンタッチ出来た事が嬉しかった。


雪の友達につれられ、念願のプリクラを撮っていた。



『ごめんね…』


ふと隣で声がした。見下ろすと小さな頭があった。


『どうして?』


『友達、困ってんじゃん。』



『大丈夫…大人だから』

⏰:08/03/08 23:59 📱:F905i 🆔:OgpDiZR.


#85 [YOU]
今日は少ししか更新できなくてすみません
読んでくれた方々本当にありがとうです

アドバイス&感想聞かせてくださいね
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3412/

⏰:08/03/09 00:00 📱:F905i 🆔:zeqHk6Rs


#86 [YOU]
それから自宅に向かった
凛は相当疲れたのだろう、助手席で熟睡していた。夜は宴会だし…

もう少し寝かせてやろうと思い、俺の部屋に運んだ。


廊下に出ると俺のお気に入りの場所に徠がいた。


『凛に甘いな、お前は』
タバコをフカしながら2人で吸っていた。この時間を俺は大切にしている。

⏰:08/03/09 22:40 📱:F905i 🆔:zeqHk6Rs


#87 [YOU]
『兄貴だし…』


フゥーっと煙をはきながら

『そうだな。』



目が覚めて…周りを見たら真っ暗だった。ただ感覚で自分のベッドじゃない事もわかった。

電気をつけるとロクの部屋に僕は一人でいた。



そう言えば、宴会だったよな。

外からは賑やかな声が聞こえてくる。

⏰:08/03/09 22:47 📱:F905i 🆔:zeqHk6Rs


#88 [YOU]
僕は寝ぼけた顔を洗いに行き、広間の方へ行った。静かに襖を開けてロクを探した。


まだ僕に気付いてない…


バカ…。

心の中でむくれていながらロクに視線を送っていたら。


『坊ちゃん?』

僕は驚きの余りにすごい声で叫んでしまった。一斉に襖が開き、ロクも出てきた。


『凛…』

⏰:08/03/09 22:54 📱:F905i 🆔:zeqHk6Rs


#89 [YOU]
あっけにとられた顔をされた…
僕は事の全てをみんなの前で話す羽目になった。

でも、みんな笑ってくれて良かった。




珍しくロクがお酒を呑んでいる。
僕はお酒が苦手だけど、勧められると断れない。
隣にいる六代目部下の一人が質問してきた。

『坊ちゃん、ロクはなんであんなに笑わないんすかね?』



『えっ?』

⏰:08/03/09 23:01 📱:F905i 🆔:zeqHk6Rs


#90 [YOU]
『嘘だ…ロクはよく笑うよ?』

周りの兄貴達は激しく驚いていた。
ロクの笑う顔を見たことないって?何それ?



……なんかムカつく。

いつも笑ってるよ…。


そう思いながらロクを見ていたら目があった。



やっぱり、かっこいい
こっちに来る!!

自分の胸が高鳴る…顔が赤くなってそうだし!!なんか、恥ずかしい…



『お前…酔ってるのか?』

⏰:08/03/09 23:05 📱:F905i 🆔:zeqHk6Rs


#91 [YOU]
そんな目でみるなよ…
なんか、僕おかしい、頭がボォーっとする。



『大丈夫!!ありがとう。』

それならいいと、頭をポンポンと撫でて他の席へ移った。



『どうぞ坊ちゃん』

『徠、ありがとう』


徠にもお酌した。しばらく沈黙だったが、徠から口を開いた。

⏰:08/03/09 23:34 📱:F905i 🆔:zeqHk6Rs


#92 [YOU]
徠と話すのはいつ以来かな?そんな事を頭に巡らせていたら。


『いい弟でしょ?ロクは』


一瞬、ドキッとした。今まで弟なんて思った事ないし、僕はグラスを口に当てたまま頷いた。


何で徠はそんな事を言うのだろう?ロクが一番慕っているからだろうと思った。

2人は仲良いしな…


徠が立ち上がり僕の肩に手を置いて耳元で


『これ以上、ロクを苦しめないでくれ』

⏰:08/03/09 23:39 📱:F905i 🆔:zeqHk6Rs


#93 [YOU]
えっ?

苦しめないでって…何?一気に頭がグルグル回り始めた。


僕はロクを苦しめているの?



『坊ちゃん、顔真っ青ですぜ?』


『大丈夫、先寝るね…みんなに伝えといて』

僕はロクに気付かれないよう静かに部屋を後にした。


ベッドに潜り込み徠の言っていた言葉の意味を理解しようと必死だった…


でも、わかんないよ!!

⏰:08/03/09 23:47 📱:F905i 🆔:zeqHk6Rs


#94 [YOU]
これ以上?ロクを苦しめないでくれってなに??

眠ろうとして目を閉じても意識がハッキリしていて眠れない…


ロクにとって…僕は重荷なの??

一気に涙が溢れ出した。


その時ドアの開く音がした。僕は寝たふりをしていた。

『凛、大丈夫か?具合どうだ?』

⏰:08/03/09 23:50 📱:F905i 🆔:zeqHk6Rs


#95 [YOU]
読んでくれたみなさま、ありがとうございます今日も少ししか更新できなくてすみません

良かったら、また感想ください。


bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3412/

⏰:08/03/09 23:51 📱:F905i 🆔:zeqHk6Rs


#96 [YOU]
聞き慣れた優しい声を聞くと涙がまた溢れ出した。

『起きてるんだろ?』


布団に触った瞬間…

『触るな!!』



『どうした…?』


僕が怒鳴った事に余り動じずロクは優しく話しかけてくる。

もう限界だよ!!
何かが僕の中ではじけた。布団から起き上がり睨みつけた。


『…どうしてないてるんだ?』

⏰:08/03/11 21:18 📱:F905i 🆔:K3r7WfZc


#97 [YOU]
ロクの顔が険しくなっていく。


『僕はロクの重荷?僕がいるとロクは疲れる?』


『何言ってんだ?そんなわけないだろ』


『なんで!?なんでちゃんと本音を言ってくれないんだよ…いつも笑ってごまかす。』



僕は声が枯れるほど叫んだ。


『誰に言われた…』

⏰:08/03/11 21:24 📱:F905i 🆔:K3r7WfZc


#98 [YOU]
ロクの目つきが変わった。
僕は急に言葉をなくしてしまった。
だって…言えるわけない!兄のように慕っている徠に言われたなんて…。


『凛…言え。』


こんなロク知らない、こんな怖い顔をするロクなんてしらない。

体が震えてまともに顔が見れない…コワイ


『違う…僕が思っただけだよ。』

⏰:08/03/11 21:27 📱:F905i 🆔:K3r7WfZc


#99 [YOU]
目が合わせることができない、問いつめられたら…言ってしまいそうで。
僕は下を向いていた。


下顎をつかみ強引に顔を上げさせられた。

『イッ…痛いよ…ロク』



『本当にお前が思っただけなんだな??』


しばらくの沈黙の後僕は静かに頷いた。

⏰:08/03/11 21:34 📱:F905i 🆔:K3r7WfZc


#100 [YOU]
ロクに優しく抱きしめられ、僕を包み込み小さくため息をつき、静かに話し出した。



『凛…?俺は重荷だなんて感じた事はない、お前の悪い所は一人で先走りする所だ。』


僕は肩に顔を置いたまま小さく頷いた。

さっきとはまるで別人のように優しい声…
僕はなんでこんなに泣き虫なんだ!?



『おまえの泣く所を見るのは俺も辛い…これから先も凛の笑顔を見ていたいんだ。』

⏰:08/03/11 21:40 📱:F905i 🆔:K3r7WfZc


#101 [YOU]
ロクの物になりたい…



僕だけを見てほしい…

『ロク??』


『どうした?』


僕はこの時…一生分の勇気を使っただろう。
こんなに恋い焦がれた大好きな人…。



『僕をロクの物にして』


『えっ?』

ロクは目を見開き驚きを隠せないでいた。

⏰:08/03/11 21:44 📱:F905i 🆔:K3r7WfZc


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