☆ヒカリ☆BLです。
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#31 [YOU]
俺は優しく微笑み髪をかきあげてなだめた。

『泣かないでくれ…』

そう言っても涙は簡単に止まらないらしい…


抱きしめると少しずつ落ち着きを取り戻した。




ロクの匂い…

大好きなロク…
このままずっと抱きしめられていたい。

⏰:08/03/05 20:12 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#32 [YOU]
その時…頭上から落ち着きのある声がした。

『もう…離れてもい?』

『あっ…ごめん。』

さっと離れた。

ーズキンー


心が苦しかった、本当はもっと抱きしめていて欲しかったのに…

ロクは何とも思ってないみたいだ…

僕一人だけ舞い上がって少し恥ずかしい…

⏰:08/03/05 20:16 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#33 [YOU]
『じゃあ、風呂入ってくる…』

背中を向けようとした時袖を引っ張られた。


『どうした?』

『一緒に寝よ?』


『OK、先に寝とけよ?』

それだけ告げて俺は風呂に入った。

シェルターの中の風呂は少し小さいが檜で出来た味のある作りだ。

⏰:08/03/05 21:39 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#34 [YOU]
浴槽に浸かり大きなため息をついた…

『このままだと、がまんの限界だよ…凛』


そう呟きながら湯船にブクブクと音を立てて沈んでいった。


凛はロクの気持ちも知らずにベッドの上でゴロゴロしていた。

(ロクと寝るの久々だなぁ〜☆)


一人にやけていたら声がした。

⏰:08/03/05 21:42 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#35 [YOU]
『ただいま』

見上げるとロクがいた。

『寝とけって言っただろ?』


『だって、久々にロクと遅くまで話せるから眠れないよ☆』


ロクは一瞬面食らったがすぐ冷静を取り戻した。でも、凛の顔をみると我慢できずに吹き出してしまった。


『何がおかしんだよ!』

⏰:08/03/05 21:46 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#36 [YOU]
顔を真っ赤にして怒っている。

『凛が面白すぎる…』


『はぁ?なんで?僕が何した!?』


笑いがとまらない…

『腹が痛い…』


『もぉ!早く座れよ薬塗ってやるから!!』

ブツブツ文句を言いながら救急箱を開く


『ありがとう、兄さん』

『ロクの方がよっぽど兄貴っぽいし。』

⏰:08/03/05 21:51 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#37 [YOU]
『確かに…』


それから一緒にベッドに入り色々な事を話した。
『明日からまた大学休まないとなぁ〜』

口をとがらせて残念がっていた。


『しょうがないだろ?うちの家業がこんなだから…。』


ベッドで少しの距離を保ちながら話していた。

⏰:08/03/05 21:54 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#38 [YOU]
『ねぇロク…』

『ん〜?』

急に凛が起きあがりロクに近づいてきた。

『どうした?びっくりするだろう。』



『家…出ない?』

『はい?なんだよいきなり。』


何を言い出すかと思ったら(笑)

『県外にでよ!!そしたら普通の生活送れるし』

『…親父がゆるさないよ』

『ロクの意見がききたいんだって!!』

⏰:08/03/05 22:20 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#39 [YOU]
しばらく俺は考えた…
本当は考えなくても答えはでていたけど、


『俺は凛が行くところならどこでもついていくよ?』


『ロク…』

凛がロクの胸に顔を埋めてきた。

『凛?どうした?』


『ううん…。』

⏰:08/03/05 22:23 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


#40 [YOU]
ロクは19年間一緒に育ってきて自分の意見を言った事がない。

全部僕中心で生活している。


父にも母にも僕以上に厳しく育てられている。


『ロク?』


『何?』



『ロクはこの家に生まれて幸せ?』

⏰:08/03/05 22:27 📱:F905i 🆔:CBNjvqgs


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