【続】あいつはあの子のことが好き。
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#230 [みぉり]
パネルを思い出してちょっと恥ずかしくて思わず俯いた
うー・・・・///恥ずかしいなぁ・・・・
恭「あれは・・・・ひとつのけじめだったんです」
俯いていると頭の上からトーンがぐっと低くなった声が聞こえる
:08/03/19 02:09
:PC
:ii/4FCbc
#231 [みぉり]
恭「瀬戸さんに対する・・・・・気持ちのけじめ」
え?
私が顔をあげると今泉さんは・・・・いつもみたい笑顔で微笑む
あ「けじ・・・・め・・・・?」
:08/03/19 02:10
:PC
:ii/4FCbc
#232 [みぉり]
恭「そう・・・・このコンテストで賞取れたら瀬戸さんをきっぱり諦めるって・・・作品提出の時から決めてたんだ」
今泉さんはにっこりと・・・どこか吹っ切れたように笑って言う
突然の今泉さんの言葉に頭が真っ白になった
:08/03/19 02:15
:PC
:ii/4FCbc
#233 [みぉり]
恭「見に来てくれてありがとう・・・・それだけで十分です」
本当に嬉しそうに微笑んで
恭「これからはいい友達でいてください」
私に右手を差し出す
:08/03/19 02:24
:PC
:ii/4FCbc
#234 [みぉり]
え?いい友達で・・・・って・・・・
状況についていけていない私のぽかんとした顔を見てか今泉さんはにこっと笑って
左手で私の右手を掴んで、自分の右手を握らせた
:08/03/19 02:28
:PC
:ii/4FCbc
#235 [みぉり]
それからぐっと一瞬、握手をして手を離す
恭「友達でいようって伝えたかったんだ・・・・」
そう言って笑って今泉さんは"じゃあまた学校で"と私の横を通り過ぎて駐輪場の出口へと向かう
:08/03/19 02:32
:PC
:ii/4FCbc
#236 [みぉり]
私はその場に立ち尽くして振り向くこともできず
少しずつ今泉さんの足音が遠ざかっていくのだけが聞こえていた
待って・・・・待って・・・・
心は叫んでるのに声が出ない
磁石くっつけられたみたいに足が動かない
:08/03/19 02:41
:PC
:ii/4FCbc
#237 [みぉり]
追いかけなきゃ・・・ッ
そう思うのに体は言うことを聞いてくれない
友達に・・・・って・・・・・・
どうして・・・・ッ・・・・
:08/03/19 03:02
:PC
:ii/4FCbc
#238 [みぉり]
どうして諦めるなんて言うの・・・・ッ?
やっと自分の気持ちが見えたのに・・・どうしてそんなこと言い出すの今泉さんっ・・・
そこまで思ってはっとした
違う・・・・ッ・・・
:08/03/19 03:07
:PC
:ii/4FCbc
#239 [みぉり]
今泉さんが・・・・言い出したんじゃないッ・・・
思った瞬間、体がふいに動かせるようになった
体の向きを変えて、今泉さんの立ち去った方へ走り出す
美術館の門を出たところの道路を見回すが今泉さんの姿はすでになかった
:08/03/19 03:15
:PC
:ii/4FCbc
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