【続】あいつはあの子のことが好き。
最新 最初 全 
#1 [みぉり]
恋愛小説、「あいつはあの子のことが好き。」の続きのスレッドです。
一生懸命書いていきますので

よろしくお願いします
>>ご案内
【あいつはあの子のことが好き。】
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/7276/
:08/03/13 00:18
:N905i
:txiHegR2
#2 [みぉり]
すいません

うまく貼れませんでした


タイトルはそのままでありますので、よろしければ探して読んでいただけましたら幸いです。
:08/03/13 00:32
:N905i
:txiHegR2
#3 [みぉり]
【続き】
私は自分の体中から沸き上がる息苦しい感情に押しつぶされそうで
立ち上がると"すいません"と絢さんに頭を下げて屋上を飛び出した
後ろで有希が私の名前を呼んでいたけど振り返らないで走る
:08/03/13 00:36
:N905i
:txiHegR2
#4 [みぉり]
どうして…っ
私を好きって言ってくれたのは……?
私の心にはそればかりがぐるぐると駆け巡っていた
階段を駆け降りながら私の耳にチャイムの音が聞こえてくる
このままでは先生に見つかってしまう……
:08/03/13 00:51
:N905i
:txiHegR2
#5 [みぉり]
とても教室に戻れる気持ちではなかった
階段を降りてすぐ、私の司会に飛び込んできたのは"備品室"
私は迷わずに鍵を取出し、その扉を開けて中に入ったー…
:08/03/13 00:57
:N905i
:txiHegR2
#6 [みぉり]
:08/03/13 00:58
:N905i
:txiHegR2
#7 [みぉり]
>>5から
━━――………
恭平side
ブーッ…ブーッ………
凪と保健室にいると突然、凪の携帯が鳴った
凪は"誰だろ"とつぶやきながら電話に出る
ピッ……
凪「もしぃー?誰………っ有希」
:08/03/13 01:24
:N905i
:txiHegR2
#8 [みぉり]
凪「なんだよ?どしたー…え?今……?保健室………おぃ、有希ぃ??」
ピッ……
恭「どした?」
俺は中途半端に終わった会話を変に思い声をかけた
電話を切った凪が携帯をしまいながら"さぁ"と首を傾げる
:08/03/13 01:32
:N905i
:txiHegR2
#9 [みぉり]
凪はソファに腰を掛けた
俺は大きく伸びをして壁の時計を見る
5時間目が始まって5分くらいか…
今は三井さんが校長室にいる時間だから
昼休みから凪と保健室で特に話もせずにぼぅっと過ごしていた
:08/03/13 01:59
:N905i
:txiHegR2
#10 [みぉり]
そんな沈黙を破るように何かが聞こえてきた
ダダダダダダタッ…
廊下から…………ものすごい勢いの足音………?
俺たちは顔を見合わせて扉を見つめた
バンッ!!
:08/03/13 02:15
:N905i
:txiHegR2
#11 [みぉり]
ガチャガチャッ………ドンドンドンッ
扉を開けようと誰かがものすごい勢いでノックしている
こんな時間に……誰だ?
もしや急病の生徒!?
同じことを思ったらしい凪が慌てて扉の鍵を開けると勢い良く一人の女の子が飛び込んできた
:08/03/13 02:18
:N905i
:txiHegR2
#12 [みぉり]
凪「有希っ!?」
それは瀬戸の親友で凪の幼なじみの園田有希だった
肩を激しく上下させて息をする様子からもただならぬ雰囲気を感じ、その顔は真剣そのもので何やら怒りのオーラさえ出ている
あまりに突然の来客に凪も俺もびっくりしていると
:08/03/13 02:29
:N905i
:txiHegR2
#13 [みぉり]
凪「ちょっ……有希!?」
凪も驚いた様子で名前を呼んだか園田は聞こえていないかのように
つかつかと俺に一気に近づいてきた
なんだ……いったい……
訳も分からずぽかんとしていると園田は俺の前にたった
:08/03/13 02:34
:N905i
:txiHegR2
#14 [みぉり]
次の瞬間、園田の小さな手が振り上げられ
バシッ
乾いた音が保健室に響き渡った
ぶたれた左頬がジンジンする
俺はますますぽかんとしていると園田が怒り心頭の顔で
有「どういうつもりよっ!!!」
叫ぶように怒鳴った
:08/03/13 02:39
:N905i
:txiHegR2
#15 [みぉり]
凪「有希っ何してんだよっ!!」
凪が園田の肩を掴んで落ち着かせようとする
それでも園田は凪の腕を振り払い俺をにらみつけたまま続けた
有「あかりがっ……どんな想いしてきたと思ってんの!?!?」
恭「瀬戸?」
久しぶりに聞くその名前に思わず身を乗り出す
:08/03/13 03:36
:N905i
:txiHegR2
#16 [みぉり]
有「なんでよっ…なんであかりを好きだって言いながら……絢先輩と関係もってんのよ!!!!!!」
!!!!!
園田の発言に俺も凪も言葉を失った
恭「なんで…知ってんだよ………」
:08/03/13 03:38
:N905i
:txiHegR2
#17 [みぉり]
俺の呟きに園田は下唇を噛み締めながらつい先程までの屋上での出来事を話した
…………瀬戸が屋上を飛び出したことも
凪「恭ちゃんっ……あかり、追わなきゃ!!」
凪が俺に急かすように話し掛ける
:08/03/13 13:47
:N905i
:txiHegR2
#18 [みぉり]
有「追わなくていいっ!!」
凪「有希っ!!」
園田が凪の言葉を押し退けて怒鳴る
有「あんたにそんな権利ないよっ!!あかりがっ……どんなに悩んだと思う?…っ……"今泉さんを傷つけた、気持ちを疑った私に出来るのは今泉さんが望む関係でいることだけ"………そう言って……何日も何日も…過ごしてた」
園田の声がだんだん弱くなる
凪も俺も黙って園田を見つめていた
:08/03/13 13:53
:N905i
:txiHegR2
#19 [我輩は匿名である]
恭ちゃんおいかけて!!笑
:08/03/13 13:56
:D705i
:KKfgwcLo
#20 [みぉり]
有「"謝って済むことじゃないから、……でも気持ちを信じられるようになれた"って………あかり、嬉しそうだったんだよ?…やっと………好きを信じられたのに……」
再び顔をあげた園田は目一杯に涙を溜めながら続ける
有「なんでっ……他の女と……っ」
凪「違うっ!!!!恭ちゃんはずっと本気であかりを………」
:08/03/13 13:57
:N905i
:txiHegR2
#21 [みぉり]
>>匿名さん

追い掛けられるのかっ!?恭平(笑)
この修羅場をどうするのか…お付き合いお願いします

:08/03/13 14:02
:N905i
:txiHegR2
#22 [みぉり]
恭「凪ッ!!………俺が話すから」
俺は凪を制して、園田に向き合うように椅子から立ち上がった
もう……いいんだ
俺は息を吸い込み話しだす
園田は黙って俺を見つめて聞く
:08/03/13 14:09
:N905i
:txiHegR2
#23 [みぉり]
恭「全部俺が悪いんだ……あの日、凪がバイトに初めて来た日に…偶然、相原がいた。ちょくちょくバーに来てた常連だったが……まさかうちの生徒だなんて思ってなかった」
俺は思い出しながら…続ける
恭「俺がバイトしてること黙ってるかわりに遊びませんかって…それから始まったんだ…相原との関係が」
:08/03/13 14:33
:N905i
:txiHegR2
#24 [みぉり]
恭「別に断ることだってできたのに……俺は……瀬戸とはどうにもならないって……それを勝手に自分で理由づけて…相原と………」
"遊びの関係でいたんだ"と呟くと園田は怒りに身を震わせて黙っている
きっと俺の話をきちんと最後まで聞こうと耐えてくれているんだろう
:08/03/13 14:36
:N905i
:txiHegR2
#25 [みぉり]
恭「相原に…男ができても……あいつからやめようと言うか、俺がやめたいタイミングでやめるか……そんな契約だった…ずっと関係は続けてた……そんな関係の中で2年になって…いろんな偶然で瀬戸と近くなれて………凪から"ある話"を聞いて…相原とはきっぱり切った」
そこまで話すと俺はため息を吐き出した
:08/03/13 15:20
:N905i
:txiHegR2
#26 [みぉり]
有「だからって…………っ」
園田は一度、口をつぐみ次の瞬間………俺も凪も……そして
瀬戸さえもその場にいたら驚くであろう発言をした
有「なんで…っ…よりによって…真野篤の彼女にっ」
:08/03/13 15:47
:N905i
:txiHegR2
#27 [みぉり]
恭「……………気付いてたのか」
有「気付いてたよ……それくらいっ」
驚く俺たちに園田は俯きながら言う
有「あの球技大会後から…あかり……少しかわった」
:08/03/13 22:41
:N905i
:txiHegR2
#28 [みぉり]
有「……あかりの変化に気付いたけど…っ………言えなかった…あかりの…恋愛に対するつらさを知ってたから…考えさせたくなくて…私は……あかりに……言えなかった」
園田が握り締めた手を震わせながら呟く
俺はチラっと凪を見た
凪は………園田を真剣な面持ちで見つめる
:08/03/14 00:00
:N905i
:CUXm7HdU
#29 [みぉり]
恭「………相原が付き合ったのが…瀬戸が好きになったのが真野だったのは………偶然だったんだ」
俺が言うと園田は再び俺をにらみつけてから凪に視線を移す
有「…………凪、知ってたの?」
:08/03/14 00:44
:N905i
:CUXm7HdU
#30 [みぉり]
凪「…………っ……うん」
有「どうして?………凪は…あかりの…っ……あかりの"あのこと"知ってるじゃないっ!!……なのにどうしてよっ!?」
凪「……ごめんっ……俺のせいだから」
有「え?」
:08/03/14 01:07
:N905i
:CUXm7HdU
#31 [みぉり]
恭「………凪」
俺がそっと名前を呼ぶと、凪は"有希にうそは言えないよ"とふっと笑った
有「どういうこと?」
凪の呟きと俺とのやりとりに園田は何かを感じたらしくさっきとは打って変わって静かに問う
:08/03/14 01:13
:N905i
:CUXm7HdU
#32 [みぉり]
凪「…あかりが好きを信じられなくなったのは……俺のせいなんだ」
園田は表情を変えずに、凪を見つめる
凪「中学ん時……クラスの男どもで……"誰があかりを落とせるか"って話したことがあった。…あかりは昔っからもててたから……一番もてる女ってことで…あかりを落とそうってなったんだ」
凪は静かに話す
:08/03/14 02:10
:N905i
:CUXm7HdU
#33 [みぉり]
凪「それを言いだしたのは………俺だった……でも途中で帰ったから…
まさか、そん中の一人が…本当にあかりに告白して、あかりと付き合いだすなんて思いもしなかった。
俺は……ふざけて言い出したことをすっかり忘れて……あかりとそいつが付き合ってることが"ゲーム"感覚でみんなの賭けに使われてるなんて知らなかった…」
そこまで言うと凪は自嘲気味に笑って園田の方をむいた
園田は……驚いた様子で凪を見つめている
:08/03/14 02:17
:N905i
:CUXm7HdU
#34 [みぉり]
凪「有希……1年の夏休み、うちに来たときにさ……あかりが"中学の時、賭事で告白されて付き合って傷ついた"って……俺に話したよね…"そんな奴許せない"って…あかりのために…泣いてたよな?」
園田は何も言わない
凪「……有希の涙を見て…あかりに何があったのか…初めて全部知ったんだ………全部俺のせいなんだよ……」
凪は言い終わると、"ごめん"と呟き頭を深々と下げた
:08/03/14 02:29
:N905i
:CUXm7HdU
#35 [みぉり]
園田は黙って凪を見つめるだけ…
恭「……凪にその話を聞いて……俺は瀬戸に好きだって気持ちを信じてもらいたいと思って…撮影を続けてきた……だけど…………」
次の瞬間、俺の言葉を遮るように園田が口を開いた
有「……………勝手すぎる」
:08/03/14 02:34
:N905i
:CUXm7HdU
#36 [みぉり]
凪もその声にゆっくりと顔を上げた
園田はまっすぐに……怒りとも悲しみともとれる顔で続ける
有「あんたら……人の気持ちなんだと思ってんの?………あかりが…傷ついたこと知ってて…なんでそんなに勝手なことばっかりしてんのよ……」
:08/03/14 02:42
:N905i
:CUXm7HdU
#37 [みぉり]
有「……あかりが好きを信じられるようになったらそれでいいって?」
凪と俺は何も言えない
確かに……そのためだけに…撮影の中で、俺なりに気持ちを伝えてきたつもりだった
有「凪……」
:08/03/14 02:45
:N905i
:CUXm7HdU
#38 [みぉり]
園田が凪をまっすぐに見据えて言う
有「自分がしたこと………あかりに話さないままで…友達続けるつもり?」
凪はその言葉に俯いて答えない
次に園田は俺を見つめた
有「今泉くん」
:08/03/14 02:56
:N905i
:CUXm7HdU
#39 [みぉり]
有「あかり……あなたを傷つけたって……泣きたいのずっと堪えてきたよ…それを…さっきのあの一瞬で……あかりを支えてきたはずの"あなたの好き"があかりの気持ちを全部崩した………」
俺は目を逸らしたい衝動にかられたが、キッと園田を見つめる
園田は黙って俺と目を合わせたままで動かない
数秒の沈黙
:08/03/14 03:03
:N905i
:CUXm7HdU
#40 [みぉり]
有「二人がどう思ってるか…私にはどうでもいいことだよ……だけどね、自分がしたことの責任はしっかりとりなよ………このまま黙ってみてるだけでいいと思うならそれはそれでいい、でも………自分のせいで傷つけた人にはきちんと向き合うべきじゃないの」
園田は呟くように哀しげに言うと静かに保健室を出ていく
俺たちは……その様子を黙って見ているだけだった
:08/03/14 03:11
:N905i
:CUXm7HdU
#41 [みぉり]
バタン………
扉がしまったあと、凪は黙って床を見つめるようにたったままだったが
しばらくしてから静かに保健室を出ていった
……俺はソファに体を投げ出して天井を見つめる
頭の中では園田の言葉が何度も駆け巡っていたー……
:08/03/14 03:16
:N905i
:CUXm7HdU
#42 [みぉり]
━━―――……
あかりside
ブーッ…ブーッ…
さっきから携帯が鳴ってる
着信先は………有希
私がいきなり飛び出したから心配してかけてきてくれてるんだ
でも…今は誰にも会いたくない
:08/03/14 03:27
:N905i
:CUXm7HdU
#43 [みぉり]
私は携帯が鳴り止んだのと同時に電源を切った
そのまま備品室の窓をあけてベランダへと足を少し投げ出す形で座り
窓の縁にもたれかかってぼーっと空を眺めた
……どうして
:08/03/14 03:39
:N905i
:CUXm7HdU
#44 [みぉり]
今泉さん……わけわかんないよ…
やっぱりからかわれてたのかなぁ
好きって……信じられたのに…
あ「なんで…絢さんと……」
呟いた私の頬を…一筋の涙がつたった
:08/03/14 03:44
:N905i
:CUXm7HdU
#45 [
]
めっちゃ最高おっもしぃです

全部読ましていただきました

更新ガンバって下さい

応援してます

:08/03/14 15:10
:SH902iS
:ws.QYiF.
#46 [みぉり]
>>

さん

最高おもしろいなんて


すごく嬉しいです

ありがとうございます

更新頑張りますのでよろしくお願いします


:08/03/14 17:41
:N905i
:CUXm7HdU
#47 [愛]
めっちゃ面白いです
楽しみにしてるんで更新頑張って下さいねぇ。ツ
:08/03/14 17:48
:W53K
:73zfIsMU
#48 [みぉり]
:08/03/14 18:18
:N905i
:CUXm7HdU
#49 [みぉり]
>>44から
絢さんは…"真野篤"の彼女だった
きっと……普通なら…好きな人が彼女と別れたって聞いたら
不謹慎でも…すごく嬉しいこと……だよね
"自分にもチャンスがきた"って…
:08/03/14 18:18
:N905i
:CUXm7HdU
#50 [みぉり]
でも……どうしてかなぁ
特別嬉しいなんて思えなかった
…好きって伝える気がないから?
でも……
:08/03/14 18:26
:N905i
:CUXm7HdU
#51 [みぉり]
今泉さんが絢さんと……関係あったのはショックだった
それは…私を好きって言ってくれたのにって…………
悲しくなったから……なのかな
だけど…そんなの……"やっぱりうそだった"って考えるなら
今まではそんなに悲しくならなったのに
:08/03/14 18:30
:N905i
:CUXm7HdU
#52 [みぉり]
ガチャガチャ……カチャ
ぼぅーっとそんなことを考えているとふいに後ろで扉の開く音が聞こえた
やばいっ!!!
私は慌てて振り向き立ち上がったが時はすでに遅かった
「……瀬戸?」
:08/03/14 19:05
:N905i
:CUXm7HdU
#53 [みぉり]
あ「石田先生っ……」
なんとそこに立っていたのはクラス担任の石田先生だった
石「何してるんだこんなとこで」
あ「いやっ

あのー…」
どうしてよりによって担任に見つかるかな 泣
:08/03/14 19:07
:N905i
:CUXm7HdU
#54 [みぉり]
ん?っていうか先生こそ何して……
そう思ってよくよく先生をみて気付いてしまった
……たぶん先生は私を見つけたことに驚いて気付いてないけど
あ「…………校内禁煙ですよ?笑」
:08/03/14 19:15
:N905i
:CUXm7HdU
#55 [みぉり]
石「あ…………」
口にタバコをくわえ、右手にはライター左手には携帯灰皿を持った石田先生は動きをとめた
あ「……鬼の生活指導主任?」
私は呟くと、石田先生は"誰にも言うなよ?"と苦笑いして私がさっきまで座っていた窓辺へ腰掛けた
私もなんとなくその隣に座り込む
:08/03/14 19:23
:N905i
:CUXm7HdU
#56 [みぉり]
石田先生は慣れた手つきでくわえたえたタバコに火をつけると、ふぅーっと煙を吐き出す
石「……ばれちまったなぁ」
あ「え?」
石「いやー…教師が生徒に秘密を暴かれた気分?笑」
あ「なんですかそれ(笑)……先生こそ、私の秘密知っちゃったじゃないですか」
:08/03/14 19:35
:N905i
:CUXm7HdU
#57 [みぉり]
石「……備品室の鍵?」
あ「はい……まぁ、そんなとこです」
石田先生はふっと笑って私に煙がかからないように吐き出す
石「若菜に…園田、恭平に瀬戸……それぞれ鍵持ってんだろ」
!!!!
あ「先生っ!!……知ってたんですか?」
:08/03/14 19:38
:N905i
:CUXm7HdU
#58 [みぉり]
石「俺を誰だと思ってんの?笑)鬼の生活指導主任よ?……っても情報源は恭平だけどな」
先生の情報網ってすごいっ
………って……今、先生…
あ「恭平?………っ!?…今…泉さん?」
私が驚いて聞き返すと、先生はキョトンと
石「あれ?………聞いてない?」
首を傾げて私に尋ねる
:08/03/14 19:43
:N905i
:CUXm7HdU
#59 [y]
:08/03/14 21:26
:W52P
:P5abPkpQ
#60 [愛]
続き気になるんであげまぁす
:08/03/14 21:30
:W53K
:73zfIsMU
#61 [えい(
ェ
)
]
この小説

超

好きデス


読んでくうちにどんAハマっていって今では毎日かかさずチェックしてますッ

(Pq

v

*)

寝る前に読んで寝る

のが私の習慣になってるかんじデス

ワラ この小説を見るとワクAしたリ、切なくなったリ。。。となんだかいろAな気持ちになるコトができますッ

主サン最高



(

。‥人‥。

)

:08/03/14 22:02
:D905i
:lir3j07g
#62 [
]
<font color="black" size="2">ほんと最高ですよ

読み出したら止まらなくなりました

こんなにハマったの初めてです

</font>
:08/03/14 22:29
:SH902iS
:ws.QYiF.
#63 [みぉり]
>>59さん

アンカーありがとうございます

>>愛さん

あげていただいてありがとうございます



>>えいさん

すごく嬉しい言葉をありがとうございます

読むことが習慣になって頂けてるなんて

色んな気持ちを感じとって楽しんでもらえて嬉しいです

>>

さん

これからももっと色んな楽しみを感じて頂けますように頑張ります

応援おねがいしますっ

:08/03/14 22:46
:N905i
:CUXm7HdU
#64 [みぉり]
>>58から
石「っつーかあいつの兄貴との方が付き合い長いけど…俺と恭平、幼なじみ」
石田先生はサラリと言うと、携帯を取出しなにやらいじりだした
え?
あ「えーー――――!!????」
:08/03/14 22:54
:N905i
:CUXm7HdU
#65 [みぉり]
おさっ…幼なじみぃ!!??
驚いて言葉をなくした私をみて先生は"聞いてなかったか"と笑って携帯をパチンとしまった
石「まぁ〜…そんなわけでな、あいつの兄貴の店も俺は常連だから、若菜のことも、……鍵のことも知ってるわけ」
タバコを再び火を付けながら得意げに笑う
あ「………………はぁ」
石田先生……なんかキャラ違う
:08/03/14 23:00
:N905i
:CUXm7HdU
#66 [みぉり]
ぽかんとする私を横目に、先生は空にむかって煙を吐き出した
石「………恭平となんかあった?」
!!!!
あ「なっ…………ない…ですよ」
先生は"ふぅん"と呟いて黙ってしまった
:08/03/14 23:06
:N905i
:CUXm7HdU
#67 [みぉり]
その沈黙が……なんだか石田先生は全部わかってます…と言わんばかりの雰囲気で私は俯いてしまった
先生……今泉さんから聞いてるのかな
じゃなかったら……今泉さんとなんかあったのかなんて聞かないよね
俯きながらぐるぐるぐるぐる考えていると石田先生が口を開いた
:08/03/15 00:04
:N905i
:ddnq5JrU
#68 [みぉり]
石「恭平は……お前のこと本当に好きだよ」
あ「え?」
その言葉に顔を上げると、先生はふっと笑い立ち上がってゆっくり扉にむかって歩いていく
:08/03/15 00:06
:N905i
:ddnq5JrU
#69 [みぉり]
あ「先生ッ……そのこと………知ってたの…?」
先生は振り向いて"俺の情報網なめんなよ?"と笑った
石「あ、……今回はお互い様だから見逃すけど……今度から授業さぼんなよ?」
しっかり私に釘をさして、匂い消しスプレーを振りまくとそのまま出ていってしまった
バタン……
:08/03/15 00:10
:N905i
:ddnq5JrU
#70 [みぉり]
━━――………
恭平side
さっきから園田の言葉が俺の頭を駆け巡る
"好きを信じられればいいって?"
"勝手すぎる"
……確かに勝手すぎるのかもしれない
:08/03/15 01:09
:N905i
:ddnq5JrU
#71 [みぉり]
あいつの気持ちん中にズカズカ入って…
好きを信じてくれればそれだけでいいと言いながら……
真野が…フリーになったことを知った瞬間
あいつを手に入れたくて、不安だらけで……
:08/03/15 01:11
:N905i
:ddnq5JrU
#72 [みぉり]
近くにいることを望んだくせに……自分でまた勝手に理由づけて
あいつを突き放した
俺は………どうしたいんだ
:08/03/15 01:12
:N905i
:ddnq5JrU
#73 [みぉり]
あいつを傷つけたままでいいのか?
俺が望んだのは………こんな離れ方だったのかよ
後悔の波が打ち寄せて、俺の心を飲み込んでゆく
:08/03/15 01:14
:N905i
:ddnq5JrU
#74 [愛]
あげまぁす
更新楽しみにしてますイ~
:08/03/15 14:43
:W53K
:zUnypcuM
#75 [みぉり]
>>愛さん

あげていただきありがとうございます


少しですが更新します

:08/03/15 16:37
:N905i
:ddnq5JrU
#76 [みぉり]
>>73から
ブーッ……ブーッ……
突然、うなりをあげた携帯を反射的に掴む
【新着メール1件】
ピッ…
----------------------------
Date 4/29 13:43
Sub 無題
From やまと
備品室に瀬戸がいる。
お前のことで泣いてたっぽいから行っとけば?
----END----
:08/03/15 17:03
:N905i
:ddnq5JrU
#77 [みぉり]
恭「なっ………んでやまとが……」
俺は画面を見つめたまま
ぐるぐるとまた色んな考えが駆け巡った
が、すぐにひとつだけはっきりしていることに気付いた
あいつに会いたい
:08/03/15 17:25
:N905i
:ddnq5JrU
#78 [みぉり]
俺はすぐに保健室を飛び出し、備品室へと駆け出した
階段を上る途中、やまとと出くわし足が止まる
石「おっ……メール見た?笑」
恭「………ん」
:08/03/15 17:39
:N905i
:ddnq5JrU
#79 [まーみ]
一気に小説読みました

すごくィィお話で、読みふけってしまいました


更新頑張ってください

貴重なスペース、失礼しました

:08/03/15 17:42
:D905i
:4.ovtFGI
#80 [みぉり]
:08/03/15 18:20
:N905i
:ddnq5JrU
#81 [みぉり]
>>78から
石「………あたり?笑」
やまとが不敵に笑う
俺はなんだか悔しくてぐっと黙ってしまった
石「……ま、チャイム鳴る前にいかねぇとお堅い先生方に見つかるから早くいけ?」
呟いてすれ違い際に肩をポンと叩いてやまとは階段を降りていった
:08/03/15 22:54
:N905i
:ddnq5JrU
#82 [みるく]
あまりにおもしろかったんで、最初からいっきに読んじゃいました


お忙しいと思いますが、
休み休み頑張って最後まで書いて下さい

続きがとっても楽しみです(´・ω・`)

!!
:08/03/16 00:34
:SH704i
:8bio/BQk
#83 [愛]
毎回楽しみに読ませてもらってまぁす~
頑張って下さいねぇイツ
:08/03/16 07:02
:W53K
:sN7PSE/o
#84 [みぉり]
>>みるくさん

コメントありがとうございますっ


更新ペースがまちまちではありますが

頑張りますのでよろしくおねがいします

>>愛さん

いつも応援ありがとうございます


がんばりまっす


:08/03/16 12:35
:N905i
:p/AqwKkM
#85 [みぉり]
>>81から
恭「……ッ…やまと!!」
思わず呼び止めた俺に、やまとは振り返らずに手をヒラヒラ振っていってしまった
恭「…………ッ…」
その姿を見つめてから俺は再び備品室にむかって走りだした
:08/03/16 13:01
:N905i
:p/AqwKkM
#86 [みぉり]
備品室前に来て目を瞑り、深呼吸する
今、俺はあいつに会って何が言えるのか……
それはわからない……けど
きちんと向き合いたい
あいつが俺の気持ちに向き合おうとしてくれたように……
俺は目を開け、ドアノブに手を掛けゆっくりとその扉を押し開けた
:08/03/16 13:09
:N905i
:p/AqwKkM
#87 [みぉり]
━━━――………
あかりside
ガチャ……
再び開かれた扉の音に、振り返る
!!!!!
言葉が出なかった
:08/03/16 13:45
:N905i
:p/AqwKkM
#88 [みぉり]
そこに立っていたのは今、一番会いたくない人だったから
恭「………久しぶり」
今泉さんは静かに後ろ手で扉をしめ、私にむかって歩いてくる
なんで……ここにいることが…
:08/03/16 13:47
:N905i
:p/AqwKkM
#89 [みぉり]
私のその気持ちを察してか、今泉さんが口を開く
恭「……石田先生に聞きました」
先生……なんで………
私は戸惑いを隠しきれなくて座ったまま、窓の外に視線を戻した
それでも私に近づいてくる足音だけは聞こえる
:08/03/16 13:50
:N905i
:p/AqwKkM
#90 [みぉり]
恭「昼休みのこと……園田さんに聞いた」
!!!!
その言葉に思わず振り返ると、今泉さんは窓ガラスに寄り掛かるように……私とは背中あわせにも似た形で座った
お互いに何も話さずに時間だけが過ぎる
キーンコーンカーコーン………
:08/03/16 14:04
:N905i
:p/AqwKkM
#91 [みぉり]
5時間目終了のチャイムが鳴り、6時間目開始のチャイムが鳴る響いたあと―…
私は意を決して口を開いた
あ「私は……やっぱりからかわれてたんですか?」
:08/03/16 14:08
:N905i
:p/AqwKkM
#92 [みぉり]
恭「………………」
今泉さんは何も言わない
あ「なんでッ……絢さんと関係持ってたの?……私を好きって言ってくれたのは………うそだったんですか?」
今泉さんにぶつけるように質問をしても………何も返事はない
:08/03/16 14:20
:N905i
:p/AqwKkM
#93 [みぉり]
その行動が……私の気持ちをドンドン追い詰める
俯く視界が涙で少しずつ歪む
恭「違う」
:08/03/16 14:28
:N905i
:p/AqwKkM
#94 [みぉり]
恭「違うんだ……気持ちにうそなんかない」
今泉さんの声が…静かに告げる
恭「だけど……………相原と関係があったのは事実」
:08/03/16 14:31
:N905i
:p/AqwKkM
#95 [みぉり]
黙り込む私に今泉さんは続ける
恭「……手が届かないって思ってた、瀬戸さんと……今みたいに話すことなんてないって……自分で諦めて……相原と……関係持ってた」
私の頭の中で、屋上で話した絢さんの顔がフラッシュバックする
恭「真野が別れたって…聞いた時、焦らずにはいられなかった……だから」
あ「もういいっ!!!」
:08/03/16 14:40
:N905i
:p/AqwKkM
#96 [みぉり]
そう叫んだ私の頬にはまた涙がつたっていた
あ「わかったから……ッ…今泉さんは…他に好きな人がいても……体の関係を持ったりできる人なんだって…ッ……」
私は呟いてゆっくり立ち上がった
それにあわせて今泉さんも立ち上がる
:08/03/16 14:43
:N905i
:p/AqwKkM
#97 [みぉり]
恭「………ッ…ごめん」
今泉さんは私を見つめて、苦しそうな哀しげな顔で呟く
私は……その今泉さんの言葉を聞いて何かが砕けていくのがわかった
あぁ……やっぱり…そうなんだ
あ「もう……たくさんだよ」
:08/03/16 14:46
:N905i
:p/AqwKkM
#98 [みぉり]
私はそう言い残してふらふらと備品室を後にした
そこから先のことは……覚えていない
気付いたら部屋で………涙だけは止まってくれなかった
:08/03/16 14:48
:N905i
:p/AqwKkM
#99 [みぉり]
本当は……"違う"って言ってほしかった
そんなことはないって…絢さんと関係なんかないんだって
言ってほしかった、そうだって信じていたかった
:08/03/16 14:50
:N905i
:p/AqwKkM
#100 [みぉり]
でも……現実はそんなにやさしくない
絢さんと今泉さんに関係があったのは揺るぎない事実で
………私を想いながらも他の人と関係を持つことができることも事実
あ「……ッ…なんでかなぁ…ッ…」
:08/03/16 14:53
:N905i
:p/AqwKkM
#101 [みぉり]
告白されたけど、やっぱりからかわれてたんだって………
わりきれないよ
苦しくて
息ができなくなるなんて
こんなに胸のおくが重くて
涙がとまらないなんて
:08/03/16 18:39
:N905i
:p/AqwKkM
#102 [みぉり]
そのまま眠りこんでしまった次の日早朝、携帯の電源を入れると有希から何通もメールが入っていた
自分のこのどうしようもない気持ちを打ち明けられるのは有希だけ………
私は有希の携帯に電話をかけた
:08/03/16 18:44
:N905i
:p/AqwKkM
#103 [我輩は匿名である]
あげます

:08/03/16 20:24
:SH902iS
:it70PiTI
#104 [みぉり]
:08/03/16 20:53
:N905i
:p/AqwKkM
#105 [かえで]
ほんとにすきです*
がんばって^ω^つ
:08/03/16 20:55
:W43H
:WOtNrvuQ
#106 [みぉり]
>>102から
プルルル………プルルル………ガチャ
有「あかりっ!?!?」
電話先の有希は朝とは思えない声を張り上げる
あ「うん……あの…昨日は」
有「今どこっ!?!?」
あ「え?家に……」
有「家ね!?わかった!!」
フ"ッ…………プー…プー…
まだ話し途中なのに……
:08/03/16 21:02
:N905i
:p/AqwKkM
#107 [みぉり]
:08/03/16 21:03
:N905i
:p/AqwKkM
#108 [みぉり]
>>106から
あ「………有希のせっかち」
物凄い勢いで電話を切られ、しばし呆然としていたが
10分もしないで携帯に有希から着信がきた
ピッ……
あ「もしも……」
有「ごめんっ………勢いで家まで来ちゃったんだけど……」
:08/03/16 21:07
:N905i
:p/AqwKkM
#109 [みぉり]
さっきとは真逆な声のトーンに思わず吹き出しそうになった
あ「……やっぱり(笑)」
"今開けるから"と電話を切って静かに階段を降りる
リビングにある置時計を見るとまだ朝の5時半すぎだった
ガチャ……
:08/03/16 21:16
:N905i
:p/AqwKkM
#110 [みぉり]
扉を開けると、申し訳なさそうな顔の有希
有「朝早く……ごめん」
あ「ううん、ありがとう」
私がにっこり笑うと、有希がほっとしたように微笑んだ
静かに階段をのぼり、私の部屋に入る
:08/03/16 21:18
:N905i
:p/AqwKkM
#111 [みぉり]
有希は部屋に入ると急に黙り込んでしまった
あ「有希?」
有「………ひっぱたいちゃった」
ぽつりと言う声に私は聞き返す
あ「え?誰を?」
:08/03/16 21:21
:N905i
:p/AqwKkM
#112 [みぉり]
有希は腕を組み、ムスっとしながら
有「今泉恭平」
と怒り全開オーラで言った
あ「……………はいぃぃっ!?!?」
思わず叫ぶ私の口を有希が慌ててふさぐ
:08/03/16 21:24
:N905i
:p/AqwKkM
#113 [みぉり]
有「(小声)あかりっ!!お家の人起きちゃうよっ!!」
あ「んーっ………ぷはっ」
落ち着いた私を見て有希が手を外した
あ「…………会ったの?」
私の問い掛けに有希はうなずき、私が屋上を飛び出してからの出来事を話してくれた
:08/03/16 21:27
:N905i
:p/AqwKkM
#114 [みぉり]
凪のことも………
私はショックのあまり言葉を失った
あの…"賭けゲーム"は凪が言い出したことだったなんて
今泉さんもそのことを凪から聞いていたなんて
:08/03/16 21:32
:N905i
:p/AqwKkM
#115 [みぉり]
有希は話し終えた後、俯いて何か考えてるみたいだった
今泉さん……絢さんと関係を切ったきっかけって………
凪にそのことを聞いたからだったんだ
それまで……私を好きでも……無理だって考えてたってことだよね
………私も同じだったのかも
:08/03/16 21:35
:N905i
:p/AqwKkM
#116 [みぉり]
いつだったか……
有希に凪への気持ちを聞いた日
有希の涙を見ながら、私は……"真野篤"に対して……
"好きを信じてもらえなかったら"って考えたことがあった
:08/03/16 21:37
:N905i
:p/AqwKkM
#117 [愛]
すっごい面白いですZ続きがすごぃ気になる
頑張って下さいねぇIツ~
:08/03/16 21:45
:W53K
:sN7PSE/o
#118 [みぉり]
あの時、いくら想像してみても答えを見付けだせなかった理由が…
今なら少しわかる
きっと……"そんなことない"って思ってたから
"近づくこと"も"何か変わること"もないって考えてた……
ううん……"しない"って決めて動こうとも思わなかったんだ
:08/03/16 21:53
:N905i
:p/AqwKkM
#119 [みぉり]
:08/03/16 21:54
:N905i
:p/AqwKkM
#120 [みぉり]
>>118から
有「……あかり」
あ「ん?」
有「あかりは………これからどうしたい?」
あ「…………」
有「前は…"私には何もできない"って言ってたよね」
そうだ……今泉さんを傷つけていたことに気付いた次の日
有希にそう言った
:08/03/16 22:13
:N905i
:p/AqwKkM
#121 [みぉり]
有「今度は……動けるよ、前みたいにためらう理由はない」
あ「………」
有希の言葉を黙って聞く
確かに、これから先の私たちは……たぶん私がどうするかで決まる
私は……どうしたい?
:08/03/16 22:16
:N905i
:p/AqwKkM
#122 [みぉり]
有「……真野のことも…………遠慮しなくていいんだよ」
!!!!!
あ「有希っ!?…ッ…知ってたの?」
驚く私にバツの悪そうな顔の有希が舌を出して笑った
:08/03/16 22:18
:N905i
:p/AqwKkM
#123 [みぉり]
有「………あかりわかりやすいんだもん」
あ「うそぉ〜…………いつから?」
有「球技大会直後?から…んー……最初はなんとなくだったけど……一緒に歩いててたまに真野と廊下ですれ違うと黙り込んだりすることあったしね」
有希は思い出しながら淡々と言う
あ「マジですか…………泣」
:08/03/16 22:23
:N905i
:p/AqwKkM
#124 [みぉり]
私が肩を落とすと有希はくすりと笑った
有「まぁ……気付いた時に言うべきだったんだけど……」
そこまで言って言葉をつまらせた有希
あ「………わかってるよ?私のこと………………考えてくれた結果黙っててくれたんでしょ?」
:08/03/16 22:26
:N905i
:p/AqwKkM
#125 [みぉり]
"ありがとう"と言うと、有希は顔をあげて涙を目にいっぱいためて首を振って笑った
有希のやさしさが本当にうれしくて落ち着いた私は
昨日の備品室での出来事を話すことに……
つたない私の話を有希は黙って聞いてくれた
:08/03/16 22:32
:N905i
:p/AqwKkM
#126 [みぉり]
有「……今泉さんの気持ちも…………ちょっぴりわかるなぁ」
あ「え?」
有「そりゃ、あかりの中学こと知ってたくせにってむかついた気持ちもあるよ……でもさ、きっと………傷つくことが怖いことも…あるよなぁって思って……」
有希は天井を仰ぎながら話す
有「………見てるだけでよかったのが……近くにいられるようになったら……欲張りにもなるんだよね」
:08/03/16 22:53
:N905i
:p/AqwKkM
#127 [みぉり]
有「だから……今泉くん、絢先輩と……きっぱり切ったんだろうし……あかりのこと…本当に想ってるからこそ…だと思う…………」
有希は少しずつ声のトーンを落として
有「…………本当は全部わかってるんでしょう?」
私に問い掛ける
:08/03/16 22:55
:N905i
:p/AqwKkM
#128 [
]
面白いです

主さんのペースで頑張って下さい

:08/03/16 22:56
:SH902iS
:it70PiTI
#129 [みぉり]
私は何も答えずに黙る
有「…まぁ、まずは……あかりがどうしたいか……誰を想っているか……考えてみなよ」
有希は言うと立ち上がり、"その顔じゃ今日はお休みね"といたずらっこみたいに笑って帰っていった
玄関で有希を見送って、洗面所に行く
:08/03/16 23:00
:N905i
:p/AqwKkM
#130 [みぉり]
>>

さん

ありがとうございます

頑張りますので

お付き合いください

:08/03/16 23:02
:N905i
:p/AqwKkM
#131 [みぉり]
>>129から
あ「うわっ……ぶさいく」
鏡に映った自分の顔に思わず呟く
まぶたはぼっこり腫れて二重が一重になってるし
顔全体がむくんでるし……
リビングへ時間を見に行くと時刻は6時半を示していた
……お風呂はいろ
:08/03/16 23:08
:N905i
:p/AqwKkM
#132 [みぉり]
お風呂にゆっくり浸りながら、まぶたをマッサージ
あー……気持ちいいなぁ…
こうやってお湯にゆっくり浸かってのんびりした気持ちになれたのって…すごい久しぶりな気がする
コンコン……
「あかり?」
:08/03/16 23:13
:N905i
:p/AqwKkM
#133 [みぉり]
お母さんだッ!!
昨日はご飯も食べずに寝ちゃったから………謝らなきゃ
あ「うんッ…早く目が覚めたから……昨日はごめんなさい」
「体調は大丈夫なの?」
あ「ん…でも……今日は休み……たいかな」
「……わかったわ、学校に連絡しておくからゆっくりなさい」
:08/03/16 23:16
:N905i
:p/AqwKkM
#134 [みぉり]
お母さんは何も聞かずに学校を休ませてくれた
……顔がめちゃめちゃむくんでることも、まぶたが腫れてることも
そんなお母さんの優しさにも助けられて一日をゆっくり過ごした
:08/03/16 23:23
:N905i
:p/AqwKkM
#135 [みぉり]
翌日、有希に"今日のお昼休みに屋上で"とだけメールして
学校へと向かう
・・・・"真野篤"を見ていたあの時間通り
教室にカバンを置いて、備品室へと向かったー・・・
:08/03/16 23:43
:PC
:rigkQ.SE
#136 [みぉり]
備品室の窓から"真野篤"を探した
・・・・グラウンドを走っている姿を見ながら自分の気持ちをもう一度見つめなおしたかったから
彼女がいなくなった"真野篤"に・・・・私は近づきたい
なんて・・・・そんなことは全然思えない自分がいる
:08/03/16 23:46
:PC
:rigkQ.SE
#137 [みぉり]
私は大きく深呼吸をすると、すぐに備品室をあとにした
少し早いけど・・・教室に行ってみんなの登校を待つ
一人・・・二人と登校しはじめて、いつものようににぎやかな教室
凪も来たけど・・・・・お互い目も合わさずにSHR、授業へと進んだ
:08/03/16 23:52
:PC
:rigkQ.SE
#138 [みぉり]
今日は幸いなことに選択授業もない
4時間目が終わるとすぐに教室を出て、屋上へと向かった
扉の前で有希と会ってから、いつもの場所でお弁当を広げる
あ「ね・・・・有希、ひとつだけわかったことがあったよ」
有「ん?」
:08/03/17 00:33
:PC
:mVcJvHaI
#139 [みぉり]
あ「私ね・・・"真野篤"に・・・・近づきたいって思えないんだ」
有「・・・・・へぇ」
あ「有希は・・・・・凪に近づきたいって思う?」
有「なっ・・・なんでいきなり私ぃ?!」
突然の質問に有希は、顔を真っ赤にさせる
:08/03/17 00:35
:PC
:mVcJvHaI
#140 [みぉり]
あ「なんでもっ(笑)・・・・ねぇ?」
有「・・・・////・・・・思う」
あ「そっかぁ〜・・・・」
私は空を見上げて大きく息を吐き出した
そんな私に有希は"なによ一体"と赤くなった顔をごまかすみたいに呟く
あ「・・・・ううん、ありがとっ有希」
:08/03/17 00:38
:PC
:mVcJvHaI
#141 [みぉり]
有「え??」
あ「ちゃんと・・・・見えたことがひとつだけあったなって確信できたからさっそのお礼♪」
有希はキョトンと"変なあかり"と笑って私にデコピンする
私は額をさすりながらも笑って、お昼休みを過ごした
:08/03/17 00:41
:PC
:mVcJvHaI
#142 [みぉり]
そのまま・・・何日も過ぎていって・・・・
凪とは席が隣なのに一切話さなかった
さすがにクラスメートも何人かは気づいて"大丈夫?"って声かけてくれたりして
私と凪がいつまでもこのままでいることはクラスにとっても
いいことではないなって感じたりしながらも・・・・
どうしても・・・・話しかけられずにいた
:08/03/17 00:52
:PC
:mVcJvHaI
#143 [みぉり]
選択授業でも、凪と今泉さんはバラバラに教室に来るし
私たち3人が一緒になって話すこともなくなって・・・・
そんな日々が1,2週間ほど続いたある放課後
石田先生に頼まれた仕事を終えて教室に戻るとー・・・
凪が一人、静かに窓に寄りかかるように立っていた
:08/03/17 00:54
:PC
:mVcJvHaI
#144 [みぉり]
・・・・・入るのやめようかな
一瞬、そんな考えが頭の中をよぎる
でも・・・・いつまでもこのままでいいわけない
私は凪と・・・・友達でいたいから
:08/03/17 00:56
:PC
:mVcJvHaI
#145 [みぉり]
戸口で大きく息を吸い込むと、勢いよく扉を開けた
ガラッ
その音に凪が反応してこちらを見つめる
驚いてはいない様子だ
もしかして・・・・私を待っててくれたの?
:08/03/17 00:58
:PC
:mVcJvHaI
#146 [みぉり]
私はつかつかと自分の席まで歩く
凪はゆっくりと寄りかかっていた体を起こして私の方へと向き直った
凪「・・・・・よぉ」
あ「ん・・・・」
:08/03/17 01:00
:PC
:mVcJvHaI
#147 [みぉり]
なんて切り出そう・・・・と言葉に詰まっていると
凪「ごめんなさい」
あ「・・・・・・・」
凪が私に深く頭を下げて謝罪する
:08/03/17 01:07
:PC
:mVcJvHaI
#148 [みぉり]
凪「有希から・・・・聞いただろう?」
あ「ん・・・・聞いた」
私が呟くと凪は顔をゆっくりと上げて・・・
真剣な顔で私をまっすぐに見つめる
:08/03/17 01:08
:PC
:mVcJvHaI
#149 [みぉり]
凪「謝って済む問題じゃないってわかってる・・・・あの時・・・中学ん時は知らなかったけど、去年の夏休みに・・・有希から聞いたとき・・・すぐに俺のせいだって気づいてた・・・」
私は黙って・・・でも凪から目をそらさないで聞く
凪「でも・・・俺は・・・・・勇気がなくて・・・あかりや有希に嫌われるのが怖くて・・・・いえなかったッ・・・」
:08/03/17 01:10
:PC
:mVcJvHaI
#150 [みぉり]
凪「中学ん時・・・あきらが・・・・・あかりで賭けしてたって・・・その原因は全部俺で・・・俺があんなことさえ言い出さなければ・・・あかりは」
凪は思いつめた表情で言葉を紡ぐ
その顔で私は・・・凪もずっと苦しかったんだって気づいた
・・・・一昨日、有希が言ってたっけ
:08/03/17 01:16
:PC
:mVcJvHaI
#151 [みぉり]
いつものようにお昼を食べていた一昨日
有希が"凪が彼女作らなくなった理由がなんとなくわかった"って・・・
何のことかわからなかったけど・・・・今の話でピンときた
:08/03/17 01:17
:PC
:mVcJvHaI
#152 [みぉり]
あ「凪・・・・ちょっと聞いて?」
凪は私の言葉に一瞬、表情をこわばらせて・・・でもすぐにキッと私をしっかりと見つめてくれた
・・・・私の言葉に何を言われても受け入れようって
逃げないって・・・そんな決意のようなものを感じた
:08/03/17 01:20
:PC
:mVcJvHaI
#153 [みぉり]
あ「正直・・・あの賭けゲームのきっかけが・・・凪だったなんてショックだった・・・・すごく悲しかったし・・・どうしてって何度も思った」
私は一呼吸おいて続ける
あ「だけど・・・・ねぇ凪?・・・私は賭けゲーム自体の責任が凪にあるって思ってない」
私の言葉に凪は一瞬、目を丸くする
:08/03/17 01:23
:PC
:mVcJvHaI
#154 [みぉり]
あ「確かに・・・凪が言い出さなければ私はあんなに悲しい思いはしなかったかもしれない・・・・でも、結局はあきらが勝手にしたことだよ」
私は"あきら"という名前を口にして・・・中学の時を思い出した
"あきら"・・・・結構かっこよかったし、人気もあったから
告白されて嬉しくて・・・・・浮かれてた
付き合った理由は・・・もちろん密かに恋心を持っていた相手だったから
:08/03/17 01:27
:PC
:mVcJvHaI
#155 [みぉり]
あ「あきらが・・・・自分で決めて私に告白してきた、私はそれを自分で付き合うことを決めた・・・・それだけのこと」
言葉にしながら思った
あぁ、こんなにシンプルなことだったんだって
:08/03/17 01:31
:PC
:mVcJvHaI
#156 [みぉり]
あ「その結果が・・・まぁ・・・私は振られちゃったわけだけど」
私は苦笑いしながら凪に言う
凪は真剣な目つきのままでじっと私を見つめる
あ「凪・・・・私が恋愛できなくなったのは自分のせいだから・・・自分には誰とも付き合う権利なんてないって・・・思ったでしょう?」
:08/03/17 01:36
:PC
:mVcJvHaI
#157 [みぉり]
凪「・・・ッ!!!!」
その言葉に凪は俯いてしまった・・・・
やっぱり・・・思った通りだ
あ「だから・・・・夏休み明けから・・・・誰とも付き合わなくなった」
:08/03/17 01:38
:PC
:mVcJvHaI
#158 [みぉり]
私が"違う?"と訊ねると、俯いた凪は両手をぐっと硬く握った
あ「私ね・・・・・有希に・・・あの日、有希が保健室で今泉さんをひっぱいた日に家で言われたことがあるの」
凪は私の声に俯いていた顔をあげる
あ「"傷つくのが怖いこともあるよ"って・・・」
:08/03/17 01:42
:PC
:mVcJvHaI
#159 [みぉり]
瞬間、凪の目から一筋の涙が流れた
あ「そりゃ・・・正しいことをして・・・立ち向かうことって大事だよ、当たり前のことかもしれない・・・・でもさ、人間だもん・・・やっぱり、つらくなったり逃げ出したくなったり・・・・聞きたくないことから耳をそむけたくなることだってある」
言いながら私は自分自身へも話しかける
凪は""
:08/03/17 01:46
:PC
:mVcJvHaI
#160 [みぉり]
あ「凪は・・・・・その時ちょっとタイミングが悪かったんだよ、有希から話を聞いた夏休みのあの凪は・・・・・少し傷つくのが怖かっただけ・・・それは逃げたとかそういうことじゃなくて・・・今きちんと私に向き合ってくれてるのがその証拠」
私が笑って言うと凪は流れる涙を拭いながら何度も"ごめんごめん"と繰り返した
:08/03/17 01:50
:PC
:mVcJvHaI
#161 [みぉり]
あ「ん・・・・・・でも・・・やっぱりちょっと許せないとこはあるかな」
私が笑顔から真顔になると、凪も涙をキレイに拭ってもう一度向き直る
凪「・・・・うん・・・俺、あかりに絶交されても当然だと思ってる」
:08/03/17 01:53
:PC
:mVcJvHaI
#162 [みぉり]
あ「・・・・・・・・・絶交なんてしませんけど?」
凪「え?・・・・イチチチチチチチッッ」
言うが早いか私は背伸びして凪の両頬を思いっきりひっぱった
凪は今度は痛みのあまりに涙を流す
:08/03/17 01:56
:PC
:mVcJvHaI
#163 [みぉり]
あ「よしっ・・・・これでチャラね」
私が両手を離すと凪は必死に真っ赤になった頬をさすった
あ「・・・・凪、これからも友達よ?・・・変な気遣いはやめて・・・凪がどうしても納得できないのであれば、凪の思うように恋愛してくれることが私に対する謝罪ってことにして?」
:08/03/17 01:58
:PC
:mVcJvHaI
#164 [みぉり]
凪「あかり・・・ッ・・・」
あ「若菜くーん?返事は?」
凪「・・・うんっ・・・ありがとう!!!」
やっと凪は笑顔になって私たちは握手をして
お互いの長年のモヤモヤと心の重しが一気になくなったのを感じた
:08/03/17 02:01
:PC
:mVcJvHaI
#165 [みぉり]
凪「あかり・・・・・恭ちゃんのことなんだけど」
その名前に思わず、動きが止まってしまった
あ「今泉・・・さん?」
私は心臓が大きく波打って、両手にぐっと力が入る
:08/03/17 02:05
:PC
:mVcJvHaI
#166 [みぉり]
凪「ちょっと・・・聞いて欲しいことあるんだ」
私は黙ってコクンと頷くと凪はぽつりと話し始めた
凪「恭ちゃん・・・あかりのことずっと好きだったって・・・知ってるよね?・・・・俺がそのことを知ったのは・・・去年の夏休み前だった」
:08/03/17 03:47
:PC
:mVcJvHaI
#167 [みぉり]
凪「暗室で・・・恭ちゃんの写真ファイルからあかりの写真見つけた、そのあかりは・・・・中学生・・・たぶん2年くらいだと思う」
あ「えっ・・・中学っ・・・・?!」
その事実に驚きを隠せなかった
だって・・・中学2年って・・・3年近く前だ
:08/03/17 03:49
:PC
:mVcJvHaI
#168 [みぉり]
凪「まぁ・・・・とにかく恭ちゃんは中学ん時に偶然、写真に写りこんだあかりに一目ぼれして・・・・・・・・・告白したんだって」
あ「・・・・・いつ?」
今泉さんはが私の"あの言葉"を知ってたということから
中学に一度、告白をされたのかもしれないって考えはあった
:08/03/17 03:51
:PC
:mVcJvHaI
#169 [みぉり]
凪「中3になる前の・・・・・春休み」
あ「えっ・・・・その時期は・・・ッ」
私の言葉に凪は静かに頷く
凪「そう・・・あかりがあきらの"賭けゲーム"を知った前後だ」
:08/03/17 03:52
:PC
:mVcJvHaI
#170 [みぉり]
再び、中学の記憶を手繰り寄せる
中3になる前の春休み・・・・終了式の日の放課後
あきらに呼ばれていきなり振られて・・・・
玄関で、男の子たちがあきらに掛け金払うだのっていう話を聞いた
ショックのあまり・・・・その前後の記憶が私にはほとんどない
:08/03/17 03:55
:PC
:mVcJvHaI
#171 [みぉり]
お母さんに聞いたけど、その日から2,3日高熱で寝込んでたって・・・
歩いて帰ってきたときも普通じゃなかったってびっくりしたのよって話されたっけ
その後からの生活は・・・しっかり記憶がある
:08/03/17 03:57
:PC
:mVcJvHaI
#172 [みぉり]
【訂正】
>>170×その前後の→その後の
間違いが多くて申し訳ありません((( ;゚Д゚)))
:08/03/17 03:58
:PC
:mVcJvHaI
#173 [みぉり]
>>171から
ということは・・・・
あ「・・・・終了式の日だ」
凪「・・・・思い出したの??!!」
呟く私に凪は驚いた様子で目を見開く
:08/03/17 04:01
:PC
:mVcJvHaI
#174 [みぉり]
あ「ん・・・なんとなくだけど・・・・」
私は自分の記憶を凪に話すと凪は"学校に会いに行ったって聞いたから多分その日だ"と返してくれた
私が・・・"あの言葉"を使った最初の人が・・・今泉さんだったんだ
:08/03/17 04:03
:PC
:mVcJvHaI
#175 [みぉり]
私が一人、納得していると凪がなにやらカバンの中をごそごそをかき回している
なにやら探しものをしてるっぽい
あ「凪?何か探し物〜?手伝う???」
凪「あっこれだっ!!!!」
私の言葉を押しのけて、凪は嬉しそうに笑って私に一枚の紙を差し出した
:08/03/17 04:09
:PC
:mVcJvHaI
#176 [みぉり]
あ「??」
わけもわからず、とりあえず受け取って紙に目を落とす
どうやら・・・ポスターみたい
えーと・・・・なになに・・・ッ・・
:08/03/17 04:10
:PC
:mVcJvHaI
#177 [みぉり]
大々的なキャッチコピーがど真ん中に書いてある
横には"高校生の写真コンクール"との記載
私は思わず凪を見つめた
あ「コレって・・・ッ」
凪「・・・・・そ、コンテストの募集チラシ・・・あかりモデルやったでしょ」
:08/03/17 04:13
:PC
:mVcJvHaI
#178 [みぉり]
凪はにこっと笑って言う
その声に促されるようにもう一度、チラシに目を向ける
コンクールの作品は・・・・一般投票で選ばれるらしい
指定の美術館での作品公開での即時投票とネット投票
その結果発表はー・・・・・今日?
:08/03/17 04:15
:PC
:mVcJvHaI
#179 [みぉり]
私は顔をあげて、凪を見つめると凪はふっと笑った
凪「今日発表なんだ・・・・潮見美術館で入選した作品の展示会やってる」
凪とチラシを交互に見つめながら、凪の言葉の意味を考える
あ「今泉さん・・・・入選した・・・の?」
:08/03/17 04:19
:PC
:mVcJvHaI
#180 [みぉり]
私が呟くように訊ねると凪は心底嬉しそうに頷く
凪「・・・・見てあげてよ、俺の一生のお願い」
凪はきっちりと私に向き直って、深々と頭をさげた
あ「え・・・と、・・・・でも・・・美術館ってもう閉館して」
凪「あと30分あるからっ!!!!自転車なら15分くらいで着くよ」
:08/03/17 04:23
:PC
:mVcJvHaI
#181 [みぉり]
凪が"早く早く"と急かす
私はまだ見に行くとも行ってないのに、つい凪に乗せられて
自転車を全速力で漕ぎ、一人で潮見美術館に向かった
:08/03/17 04:25
:PC
:mVcJvHaI
#182 [みぉり]
キィィー・・・・
必死で自転車を漕いで美術館につく
慌てて、駐輪場に停めてから静かにその扉をあけて中に入った
さすがに閉館10分前とあって人はほとんどいない
入ってすぐに受付で場所を訊ねると・・・・
私は大きく波打つ心臓を押さえながらゆっくりとその会場へ向かった
:08/03/17 04:28
:PC
:mVcJvHaI
#183 [みぉり]
ドクンッ・・・・
会場前にあるパネルを目にした瞬間、心臓が大きく跳ねた
そのパネルには写真コンクールのテーマが・・・書かれたいた
テーマ【愛おしきもの】
:08/03/17 04:30
:PC
:mVcJvHaI
#184 [みぉり]
ドキン・・・・ドキン・・・
うるさいくらい鳴り響く心臓を気にしながらもゆっくりとその会場へ入っていく
壁一面に入選作品らしき大小様々な写真がいくつか並んでいる
入り口から奥へ進むにしたがって上位の作品公開となってるみたい
作品を見回しながら足を進める
:08/03/17 04:35
:PC
:mVcJvHaI
#185 [みぉり]
・・・・まだないなぁ
部屋の半分近くまで歩みを進めてもまだ今泉さんの作品はない
壁伝えに進んでいた私の足はいつのまにか最奥まで来ていた
ふと視線を変えて最奥の壁に目を移した私は・・・・・言葉を失った
:08/03/17 04:38
:PC
:mVcJvHaI
#186 [アンカー]
:08/03/17 05:45
:D705imyu
:4nQClq06
#187 [
]
:08/03/17 06:57
:SH903iTV
:UpPn6Ulk
#188 [
]
あげます

:08/03/17 12:47
:SH902iS
:T47xASH.
#189 [愛]
すっごい気になるッIZZ
あげまぁす
:08/03/17 15:05
:W53K
:XYbBEI.g
#190 [みぉり]
【あげてくださった皆様】
ありがとうございます!!
これから更新しますので・・・・お付き合いくださいっ(。→‿←。)
:08/03/17 23:26
:PC
:mVcJvHaI
#191 [みぉり]
>>185から
入り口から見てきた写真の多くは、風景や家族
空や校舎・・・・
サイズはまばらだったけどそれでも両手で広げて持つことができるくらいの大きさだった
:08/03/17 23:29
:PC
:mVcJvHaI
#192 [みぉり]
・・・・・今私の目の前にある、この最奥の壁の写真は
写真というよりも大きな大きなパネルだ
人がゆうに5人は収まるであろう大きなパネル
:08/03/17 23:31
:PC
:mVcJvHaI
#193 [みぉり]
パネルの横に・・・・評論の文と投票者のコメントが並んでいる
"純粋さに心を打たれた"
"切なくなった"
"撮影者の気持ちが入り込んできた"
:08/03/17 23:39
:PC
:mVcJvHaI
#194 [みぉり]
あ「・・・ッ・・・」
コメントを読んでから私はゆっくりとパネルのまん前に立った
しっかりと顔をあげてパネルを見つめる
:08/03/17 23:52
:PC
:mVcJvHaI
#195 [みぉり]
・・・・・こんなにたくさん
そこに写っていたのは全部私だった
:08/03/18 00:44
:PC
:2E1mUTkk
#196 [ゆうき]
おもしろすぎです


メッチャハマりました


頑張って下さい!!
:08/03/18 01:38
:D903i
:yVyk.48Y
#197 [みぉり]
>>ゆうきさん
ありがとうございます♪頑張ります!!
:08/03/18 01:49
:PC
:2E1mUTkk
#198 [みぉり]
>>195から
大きな大きなパネルには何枚も何枚も・・・・たくさんの私が写っていた
引き伸ばされたもの、写真のサイズそのままのものだったりと・・・
色々なサイズの写真がパネルいっぱいに広がっている
:08/03/18 01:54
:PC
:2E1mUTkk
#199 [みぉり]
その一枚一枚を見るようにゆっくりと視線を動かす
あ、図書室のときの・・・・なんでこんなに怖い顔してるの私(笑)
真剣に本を読んでいるらしい私、
これ・・・・凪とお弁当取り合ってた時のだ
必死にお弁当を渡すまいとしてる私、
:08/03/18 01:57
:PC
:2E1mUTkk
#200 [みぉり]
・・・これは撮影初日のだ(笑)
ガッチガチで全然笑えてない私、
顔・・・・こんなに赤くなってた?!
一生懸命、カメラに向かって撮らせまいとしている私、
:08/03/18 01:58
:PC
:2E1mUTkk
#201 [みぉり]
笑ってる私、困ってる私・・・・
撮影の時のことが頭の中に一気に蘇ってくる
おしゃべりして・・・・いっぱい私のこと聞いてくれて
撮影のあった夜には必ず"お疲れ"ってメールしてくれて・・・・・
:08/03/18 02:00
:PC
:2E1mUTkk
#202 [みぉり]
いつもいつもいつも・・・・気遣ってくれてた
他の写真も見ていく
これ・・・中学の私だッ・・・・
・・・・こっちのは入学式のとき?
:08/03/18 02:03
:PC
:2E1mUTkk
#203 [みぉり]
私の知らない間に・・・・
今泉さんが撮った"私"がほんの少しだけいた
視線をパネルの中央に向ける
中央には大きな一枚の私
:08/03/18 02:05
:PC
:2E1mUTkk
#204 [みぉり]
そこに写っている"私"は・・・・
きっと・・・・"真野篤"を見ているときの私
:08/03/18 02:06
:PC
:2E1mUTkk
#205 [みぉり]
その中央にある"私"は周りの写真とは全く違っていた
周りの写真は全部カラー写真なのに・・・・それだけはモノクロで
私が・・・・きっと屋上から"真野篤"を見つめていた時のー・・・
・・・・今泉さんの気持ちを知る前の最後の"私"
:08/03/18 02:09
:PC
:2E1mUTkk
#206 [みぉり]
あ「・・・・・ッ・・・」
見てるだけで胸が苦しくなった
今泉さんがどれだけ私を思ってくれてたのか
このパネルだけで充分わかる
:08/03/18 02:13
:PC
:2E1mUTkk
#207 [みぉり]
私はパネルから視線をずらす
評論の文とコメントが貼られていたパネルの左側ではなく
今度はパネルの右側に貼られてた文を見つめる
:08/03/18 02:16
:PC
:2E1mUTkk
#208 [みぉり]
そこには・・・・今泉さんがつけたテーマと・・・作品説明が書かれていた
テーマ:あの子はあいつのことが好き。
説明:そんな君が俺は恋しい
:08/03/18 02:20
:PC
:2E1mUTkk
#209 [みぉり]
あ「ッ・・・今泉さんっ・・・」
私の目から自然に涙が溢れ出た
どうしてこうなっちゃったんだろう
どうしてもっと早く認めなかったんだろう
:08/03/18 02:24
:PC
:2E1mUTkk
#210 [みぉり]
本当は・・・・わかってたのに・・・・
今泉さんがどんなに私を想ってくれていたか
どんなに切ない想いを抱えても
それでも・・・・・いつも私に優しくしてくれていたのに
:08/03/18 02:28
:PC
:2E1mUTkk
#211 [みぉり]
あ「ごめんっ・・・なさい・・・っ」
ごめんなさい、ごめんなさい・・・・
こんなにも遠回りで、自分の気持ちから逃げ続けて
あなたを苦しめて・・・・ごめんなさい
:08/03/18 02:31
:PC
:2E1mUTkk
#212 [みぉり]
あ「あなたが・・・・好きです」
誰もいない
誰にも届くことのないの小さな声で呟いた
:08/03/18 02:33
:PC
:2E1mUTkk
#213 [みぉり]
声に出してはっきりわかった
今泉さんが好き
やっとたどり着いた
ただひとつの私の確かな想い
:08/03/18 02:38
:PC
:2E1mUTkk
#214 [リロ]
見ていて泣きました(;A;) 特に今泉君の作品テーマと説明に♪
すっごく切ない気持ちで一杯です!(笑
がんばってください☆
:08/03/18 03:24
:PC
:/vYLCaBo
#215 [
]
:08/03/18 06:11
:SH903iTV
:NvmcDxGo
#216 [ぱちりす
]
いいっすね


題名のあの子とあいつが逆になっているのはわざとですか?

:08/03/18 09:25
:D905i
:e/emw0e.
#217 [みぉり]
>>リロさん

コメントありがとうございます

恭平の切なさを感じてしかも泣いていただけて……ホントうれしいです

頑張りますのでこれからもお願いします

>>

さん

コメントありがとうございます

恭平にとってはそれが精一杯のカタチかなぁ

と思って書きました

涙だなんて…

うれしいかぎりです

これからもがんばります

>>ぱちりす

サン

コメントありがとうございます

そうですね

題名はあかりからの目線で、作品のテーマは恭平目線でと決めていましたので、あえて題名と逆にしています

:08/03/18 16:48
:N905i
:EFl3psv2
#218 [みぉり]
>>213から
流れた涙をしっかり拭い、もう一度パネルを見つめていると
「すいません、、閉館のお時間ですので」
後ろの戸口から係員らしき人の声が聞こえた
:08/03/18 17:16
:N905i
:EFl3psv2
#219 [みぉり]
あ「あっすいませんっ!!」
振り向き慌てて戸口に向かって歩きだした
「あら?……あなた、、その写真の…?」
係員の女性が、歩きだした私の顔を見て言う
あ「あ…………はい」
:08/03/18 22:37
:N905i
:EFl3psv2
#220 [みぉり]
なんだか・・・少し恥ずかしい
自分の写真がこうして大きく貼られているし
この美術館の係員ならもちろん、よく見ていただろうから
私を一目みて気づくのも当然だ
:08/03/18 23:42
:PC
:2E1mUTkk
#221 [みぉり]
「・・・・どうして見にいらっしゃったの?」
あ「え・・・・」
私が突然の質問にキョトンとすると係員の女性はふっと笑う
「あなたには他に想う方がいるのだからこんな写真なんて見たところでご迷惑ではないかしらと思って・・・・」
:08/03/18 23:54
:PC
:2E1mUTkk
#222 [みぉり]
あ「・・・・・・・」
そうだ・・・他の人から見たら私は今泉さんの片想いの相手
そう思われても・・・・・不思議ではない
でも今は・・・・・違う
:08/03/19 00:04
:PC
:ii/4FCbc
#223 [みぉり]
この写真にいる私と今の私はー・・・・
あ「違うんです」
「違う・・・・というと?」
あ「私は・・・・・この撮影者が好きなんです」
:08/03/19 00:35
:PC
:ii/4FCbc
#224 [みぉり]
言い切って一気に顔が熱くなった
目の前の女性は驚いた顔をして・・・すぐににっこりと微笑む
「そうですか・・・・いきなりぶしつけな質問で失礼いたしました」
あ「いえっ////」
・・・っていうか、なんで私この人にこんな告白しちゃってるの///
:08/03/19 00:46
:PC
:ii/4FCbc
#225 [みぉり]
あ「あっ///すいませんっ・・・・///あの・・・・そういうこと・・・です///」
私は恥ずかさのあまりその女性の横を通り過ぎて会場を後にした
小走りで駐輪場へと向かう
あの人・・・・笑った顔・・・・誰かに似てたなぁ〜
年は30代くらいだったけど・・・・ん〜・・・・
:08/03/19 00:50
:PC
:ii/4FCbc
#226 [みぉり]
そんなことを考えながら駐輪場に入ろうとして足が止まった
だって・・・・
自転車のすぐ横の段差に座ってる人影があったから
:08/03/19 00:54
:PC
:ii/4FCbc
#227 [みぉり]
その人影は私に気づくとゆっくりと立ち上がった
ドキン・・・・ドキン・・・・
夕陽に照らされてかけてるメガネが反射してる
:08/03/19 00:59
:PC
:ii/4FCbc
#228 [みぉり]
あ「今泉さん・・・・」
名前を呼んでから私はゆっくりと歩きだした
ドキン・・・・ドキン・・・・
今泉さんの目の前で立ち止まる
:08/03/19 01:30
:PC
:ii/4FCbc
#229 [みぉり]
なんて話しかけようと黙っていると今泉さんが切り出した
恭「凪から電話あって・・・・瀬戸さんが美術館に行ったって聞いて・・・」
髪をくしゃっとするように頭に手をあてて困惑した顔で今泉さんは言う
あ「はい・・・・見てきましたよ」
:08/03/19 02:03
:PC
:ii/4FCbc
#230 [みぉり]
パネルを思い出してちょっと恥ずかしくて思わず俯いた
うー・・・・///恥ずかしいなぁ・・・・
恭「あれは・・・・ひとつのけじめだったんです」
俯いていると頭の上からトーンがぐっと低くなった声が聞こえる
:08/03/19 02:09
:PC
:ii/4FCbc
#231 [みぉり]
恭「瀬戸さんに対する・・・・・気持ちのけじめ」
え?
私が顔をあげると今泉さんは・・・・いつもみたい笑顔で微笑む
あ「けじ・・・・め・・・・?」
:08/03/19 02:10
:PC
:ii/4FCbc
#232 [みぉり]
恭「そう・・・・このコンテストで賞取れたら瀬戸さんをきっぱり諦めるって・・・作品提出の時から決めてたんだ」
今泉さんはにっこりと・・・どこか吹っ切れたように笑って言う
突然の今泉さんの言葉に頭が真っ白になった
:08/03/19 02:15
:PC
:ii/4FCbc
#233 [みぉり]
恭「見に来てくれてありがとう・・・・それだけで十分です」
本当に嬉しそうに微笑んで
恭「これからはいい友達でいてください」
私に右手を差し出す
:08/03/19 02:24
:PC
:ii/4FCbc
#234 [みぉり]
え?いい友達で・・・・って・・・・
状況についていけていない私のぽかんとした顔を見てか今泉さんはにこっと笑って
左手で私の右手を掴んで、自分の右手を握らせた
:08/03/19 02:28
:PC
:ii/4FCbc
#235 [みぉり]
それからぐっと一瞬、握手をして手を離す
恭「友達でいようって伝えたかったんだ・・・・」
そう言って笑って今泉さんは"じゃあまた学校で"と私の横を通り過ぎて駐輪場の出口へと向かう
:08/03/19 02:32
:PC
:ii/4FCbc
#236 [みぉり]
私はその場に立ち尽くして振り向くこともできず
少しずつ今泉さんの足音が遠ざかっていくのだけが聞こえていた
待って・・・・待って・・・・
心は叫んでるのに声が出ない
磁石くっつけられたみたいに足が動かない
:08/03/19 02:41
:PC
:ii/4FCbc
#237 [みぉり]
追いかけなきゃ・・・ッ
そう思うのに体は言うことを聞いてくれない
友達に・・・・って・・・・・・
どうして・・・・ッ・・・・
:08/03/19 03:02
:PC
:ii/4FCbc
#238 [みぉり]
どうして諦めるなんて言うの・・・・ッ?
やっと自分の気持ちが見えたのに・・・どうしてそんなこと言い出すの今泉さんっ・・・
そこまで思ってはっとした
違う・・・・ッ・・・
:08/03/19 03:07
:PC
:ii/4FCbc
#239 [みぉり]
今泉さんが・・・・言い出したんじゃないッ・・・
思った瞬間、体がふいに動かせるようになった
体の向きを変えて、今泉さんの立ち去った方へ走り出す
美術館の門を出たところの道路を見回すが今泉さんの姿はすでになかった
:08/03/19 03:15
:PC
:ii/4FCbc
#240 [みぉり]
あ「今泉さんッ・・・ッ・・」
私は全身の力が抜けて、その場に座り込んでしまった
"友達でいよう"
今泉さんが言い出したんじゃないっ・・・私が言わせたんだッ・・・・ッ
:08/03/19 03:20
:PC
:ii/4FCbc
#241 [みぉり]
プップーーーーーーーーーー!!!!!
座り込んだままでいると道路を走ってきた車のクラクションを鳴らされ
私は慌てて立ち上がり門の内側へと歩く
駐輪場へと向かってひどく重く感じる足を歩かせる
:08/03/19 03:41
:PC
:ii/4FCbc
#242 [みぉり]
今泉さん・・・・
突然言い出したことなんかじゃない
きっと・・・・考えて考えて出したこと
私のことを思ってしてくれたこと
:08/03/19 05:25
:PC
:ii/4FCbc
#243 [みぉり]
駐輪場へと歩きながら、涙を堪えきれなかった
私が・・・・"真野篤"を好きだと思って・・・・
私が悩まないようにって・・・・・言ったんだと思う
:08/03/19 05:28
:PC
:ii/4FCbc
#244 [アンカー]
:08/03/19 06:03
:D705imyu
:8ATvrhhM
#245 [みぉり]
あ「いやだよ・・・・うっ・・違うのに・・・ッ」
私が好きなのは今泉さんなのに
もう・・・・遅い、
今更いえないよ
:08/03/19 06:05
:PC
:ii/4FCbc
#246 [みぉり]
>>アンカーさん☆
アンカーありがとうございますッ(o゚∀゚o)
:08/03/19 06:07
:PC
:ii/4FCbc
#247 [みぉり]
>>245から
私は自転車の前に立ち尽くして
流れてくる涙を必死にぬぐっていた
ブーッ・・・・・ブーッ・・・・
ポケットに入れていた携帯のバイブ音が耳に届く
:08/03/19 06:15
:PC
:ii/4FCbc
#248 [みぉり]
ピッ・・・・
あ「もしもし・・・ッ・・・」
有「あかり?凪から電話きて今話しきいたよ!!今泉君、入選したんだって?!」
あ「うぅ・・・・ん・・・ツ」
有「・・・・あかり?」
:08/03/19 07:30
:PC
:ii/4FCbc
#249 [みぉり]
だめだ・・・・有希・・・・どうしたらいいの
あ「有希ッ・・・・ッッ」
涙声で有希の名前を呼ぶのがやっと
有「ちょっと待ってて!!すぐ行くから・・・いや、あかり!!私の家わかるよね?!家にきて?待ってるから」
:08/03/19 07:33
:PC
:ii/4FCbc
#250 [みぉり]
私は涙を流しつつもなんとか返事をして電話を切って有希の家へと自転車で向かった
家につくとすぐに有希が出迎えてくれて・・・・
ものすごく驚いた顔をしていたけど部屋へ連れて行ってくれて私が泣き止むまで何も聞かずに背中をさすってくれていた
:08/03/19 07:35
:PC
:ii/4FCbc
#251 [みぉり]
有「・・・・・落ち着いた?」
あ「ん・・・・グス・・・ありがとう」
私は有希が出してくれたお茶を飲んでほぉっとため息を吐いた
有「何があったの・・・・」
やさしく尋ねてくれた有希に凪とのこと、美術館でのことを話す
:08/03/19 07:38
:PC
:ii/4FCbc
#252 [我輩は匿名である]
まぢやっべー!!
かなりおもしろい。
てか、おもしろすぎっ!!!
朝から見入っちゃいました。
頑張ってください。
毎日見てます!!
:08/03/19 07:51
:PC
:V5QSaK3g
#253 [みぉり]
>>252コメントありがとうございます!!
毎日見ていただいてるんですか!?
がんばります!!(o゚∀゚o)
:08/03/19 16:30
:PC
:ii/4FCbc
#254 [みぉり]
>>251から
それから・・・・自分の気持ちも
最初は驚いていた有希は、私の気持ちを聞くとその一瞬だけはふっと微笑んだ
有「そっかぁ・・・・自分の気持ちに気づけたのね」
あ「・・・・・・うん」
:08/03/19 16:42
:PC
:ii/4FCbc
#255 [愛]
このあとの展開がめっちゃ気になりますッZZ
頑張って下さいねぇ
:08/03/19 17:28
:W53K
:AH/LnN.A
#256 [
]
:08/03/19 21:53
:SH903iTV
:yJZojpr6
#257 [みぉり]
>>愛さん

ありがとうございます

ご期待に添えるように頑張りますっ

>>

さん

あげていただきありがとうございます


:08/03/19 22:04
:N905i
:B1xbIEAc
#258 [なな]
:08/03/19 22:09
:D903i
:CKfbogCs
#259 [みぉり]
>>ななさん

いつも見ていただいてありがとうございます


大好きですか

すごくうれしいです


これからも頑張りますのでお付き合いください

:08/03/19 23:10
:N905i
:B1xbIEAc
#260 [みぉり]
>>254から
私がコクンと頷くと有希は真顔になった
有「………いいの?このまま友達で…」
あ「ッ……今泉さんが…望むことだから」
有「そうじゃなくて……あかりの気持ちは?今泉くんのことは置いといていいから」
:08/03/19 23:47
:N905i
:B1xbIEAc
#261 [みぉり]
私の気持ちは………
あ「ちゃんと……知ってほしいよ…」
今泉さんに知ってほしい…私が好きなのはあなたなんだよって
:08/03/19 23:50
:N905i
:B1xbIEAc
#262 [みぉり]
あ「真野篤じゃなくて……ッ…今泉恭平なんだって…知ってほしい…ッ」
呟いてまた涙が出た
今泉さんのことでこんなに泣くなんて思わなかった
知り合ったばかりのころは学年トップでかっこいい写真部さんだった
:08/03/20 03:41
:N905i
:H4qBL37Q
#263 [みぉり]
告白されてからは私を好き"らしい"凪の友達
気持ちに向き合おうと決めてからはいろんな私を知ってくれてる人
…………絢さんのことを知ってからは好きな人がいても、他の人と関係をもてる人
:08/03/20 03:57
:N905i
:H4qBL37Q
#264 [みぉり]
でも…同時に、"からかわれたけどわりきれない相手"で一番会いたくなかった人
あの後から………真野篤なんか入る余地のないくらい、
私の頭の中で、日々の中で、常に存在した人
今は…私の好きな人
:08/03/20 04:14
:N905i
:H4qBL37Q
#265 [みぉり]
あ「でも……いまさら言えない」
有「どうして?」
あ「今泉さんは………私が真野篤を好きだと思ってる…し……信じてもらえないよ…」
有「………だから伝えないの?」
:08/03/20 04:24
:N905i
:H4qBL37Q
#266 [みぉり]
有希の言葉が少しだけトーンを下げる
私は思わず言葉を詰まらせた
"信じてもらえないから伝えない"
本当にそれでいいの?
:08/03/20 05:24
:N905i
:H4qBL37Q
#267 [みぉり]
本当にそれで…………
『気持ちは疑わないでほしい』
『それ以上は何も望まないから』
ふいに思い出した言葉
……告白された日の夜に今泉さんから送られてきたメールの言葉だ
:08/03/20 05:33
:N905i
:H4qBL37Q
#268 [みぉり]
今泉さんは………私の過去を知ってて、好きを信じられないことを知ってて…
それでも伝えてくれたじゃない
信じてほしいって努力してくれたじゃない
:08/03/20 05:35
:N905i
:H4qBL37Q
#269 [みぉり]
傷つくの覚悟で…どんなに苦しくても………
それでも想ってくれたじゃない
絢さんのことも…きちんと向き合って話そうとしてくれたじゃない
:08/03/20 05:39
:N905i
:H4qBL37Q
#270 [みぉり]
あ「だめだ……こんなの…逃げてるだけだ」
有「ん?」
……私いいわけばっかり
:08/03/20 16:13
:N905i
:H4qBL37Q
#271 [みぉり]
気持ちを落ち着けるためにゆっくり深呼吸する
自分が傷つくことがいやだから
怖いから
逃げてるだけだ
あ「よしっ!!決めたっ!!」
:08/03/20 18:11
:N905i
:H4qBL37Q
#272 [みぉり]
勢いよく立ち上がり両手で拳をぐっと握って言うとそんな私を有希はぽかんと見上げている
はっ( ̄□ ̄;)!!
あ「ごっごめん


自分の中で勝手に話進めてたっ」
:08/03/20 23:36
:N905i
:H4qBL37Q
#273 [みぉり]
慌てて話し掛けると一瞬の沈黙の後、有希は…
有「…ぷっ」
吹き出して、せきをきったように笑いだした
有「何よそれっ(笑)はははっ……くくっ……あかりって…泣いたり笑ったり忙しいねぇっ」
あ「えっ///ちょっ…と笑いすぎでしょっ//」
:08/03/20 23:52
:N905i
:H4qBL37Q
#274 [みぉり]
必死に有希に言っても有希は悪怯れる様子もなく笑い続けてる
もーっ!!!!確かに……感情の起伏激しかったかもしれないけどさっ
あ「……そんなに笑うことないじゃん」
あまりに有希が笑うからなんか悔しくてすねてみると有希が笑うのを堪えながら"ごめんごめん"と謝る
:08/03/20 23:57
:N905i
:H4qBL37Q
#275 [みぉり]
有「は〜笑ったぁ………で、何を決めたの?」
なんとか笑いが止まった有希が人呼吸おいてから私に聞いてきた
私はさっき心の中で思ったことを整理するように話す
あ「今泉さんは…私が好きを信じられなくてもぶつかってくれて、たくさん努力してくれてた」
:08/03/21 00:52
:N905i
:LCYF09A6
#276 [みぉり]
あ「私は………信じてもらいたいから…今泉さんに信じられないって言われても信じてもらえるように頑張りたい……今まで拒絶されたり、また傷つくのがいやで逃げてきて今泉さんを苦しめたりもした………でも…ううん…だからこそきちんと伝えたいの」
有希は真剣な面持ちで話を聞いてくれる
あ「私が今泉恭平が好きですって伝えたい」
:08/03/21 00:56
:N905i
:LCYF09A6
#277 [みぉり]
あ「……今泉さんの中で、もう私は友達だって気持ちになっててもいいの、今泉さんを混乱させてしまうかもしれないけど……本当の気持ちを伝えるって決めた」
私が言い切ると、途端に有希は満面の笑顔になって私に抱きついてきた
あ「ゆっ有希ぃ!!??」
ぎゅううっ
:08/03/21 01:00
:N905i
:LCYF09A6
#278 [みぉり]
どしたのいったい???
あ「苦しいよーっ


」
あまりに強い力で抱きつかれたので少し首がしまる
私がもがくと有希はぱっと離してくれた
:08/03/21 01:03
:N905i
:LCYF09A6
#279 [みぉり]
驚きつつ有希を見ると有希はうっすら涙を浮かべながらも、いつかみたいなキレイな笑顔で微笑んでいた
有「うれしい」
あ「え?」
有「あかりがそうやって思えるようになれたことが」
泣き笑いしながら言う有希の言葉になんだか胸があったかくなった
:08/03/21 01:06
:N905i
:LCYF09A6
#280 [みぉり]
本当に私を見ていてくれたからこそ気付いてくれた私の変化を、こうして喜んでくれる友達がいることを幸せって思う瞬間
有「……誰かさんのおかげかしら?笑」
有希がいたずらっぽう笑う
誰かって…………それは…
あ「今泉さんのおかげ……だね」
:08/03/21 01:11
:N905i
:LCYF09A6
#281 [みぉり]
ちょっと恥ずかしくて俯きつつ言うと
有「わかってんじゃん笑」
と、私のおでこにデコピンしてにこっと笑う
私は"痛いなぁ"なんて言いながら久しぶりに心底、楽しくて笑った
:08/03/21 01:15
:N905i
:LCYF09A6
#282 [みぉり]
有「……でもいつ言うの?」
有希がふと思いついたように尋ねる
いつ言おうか私も考えたけど……善は急げって言うし…
よしっ!!
あ「今からいくっ!!」
:08/03/21 01:21
:N905i
:LCYF09A6
#283 [みぉり]
有「今から!?……ってもう9時近いんですけど?」
有希が部屋の時計を指差して言う
そうだよねぇ…今から呼び出すっていうのも申し訳ない
有「……うーん…………あっ!!!」
一緒にどうしたもんかと考えていたら有希が突然、大きな声をだした、その顔はひらめいたって言わんばかり
:08/03/21 01:30
:N905i
:LCYF09A6
#284 [☆せつな☆]
:08/03/21 09:35
:F704i
:zfHqMzr.
#285 [みぉり]
:08/03/21 19:54
:N905i
:LCYF09A6
#286 [みぉり]
>>283から
あ「?何思いついたの?」
私はきょとんと尋ねると有希は"私に任せて"っと携帯を取出し誰かに電話をかけはじめた
有「あっ!!もしもし?有希だけど………今バイト?」
:08/03/21 22:16
:N905i
:LCYF09A6
#287 [みぉり]
有希は誰かと話をしてるみたい
バイト?……って誰??
私が頭にハテナを浮かべながら有希を見つめていると電話を終えた有希が勢い良く私に振り返った
:08/03/21 23:18
:N905i
:LCYF09A6
#288 [みるく]
続き楽しみ

主さんとあかり


頑張って^^

更新ファイトです


:08/03/21 23:53
:SH704i
:BA2CLfXo
#289 [みぉり]
:08/03/22 00:28
:N905i
:UAGobIU2
#290 [みぉり]
━━ーー…………
恭平side
美術館を後にして、歩いていると後ろから車が一台近づいてきた
すぐにエンジン音に気付き振り向くと運転席の窓から
石「ぃよっ」
やまとに声をかけられた
:08/03/22 00:40
:N905i
:UAGobIU2
#291 [みぉり]
恭「何してんだよ」
石「ドライブ?笑」
すっとぼけた笑顔でやまとが言う
………この道路って学校から車で5分かかんねぇ上に一通なんだけど
恭「ドライブにしちゃずいぶん近場じゃないかよ?」
:08/03/22 00:54
:N905i
:UAGobIU2
#292 [みぉり]
石「まぁ、あんまつっこむなよ(笑)」
苦笑いを浮かべながらやまとは俺に助手席に乗れとめくばせをする
なんだかその顔に不安を覚えたが今は一人でいたくない気持ちだったのもあってやまとの車に乗り込んだ
:08/03/22 01:05
:N905i
:UAGobIU2
#293 [みぉり]
恭「で?本当はなんであんなとこいたんだよ」
乗って発車するなり俺はやまとに問いかける
石「そうあせんなよ〜せっかくのドライブなのにぃ〜♪」
やまとは俺を横目に言うと、そのままどこかへと向かって車を走らせる
・・・はぁ〜昔っからやまとは自由っつーかマイペースっつーか
:08/03/22 04:18
:PC
:hGnrZubw
#294 [みぉり]
俺はため息をつくとぼんやりと窓の外に目を向けた
あいつ・・・・驚いた顔してたよなぁ
別れ際の・・・・あいつの顔を思い出す
:08/03/22 04:20
:PC
:hGnrZubw
#295 [みぉり]
でも……これでいいんだ
俺は再びため息をはいて、目を閉じる
作品を提出する時に決めたんだ
離れるつらさより傍にいられるつらさを選ぶと…
:08/03/22 18:12
:N905i
:UAGobIU2
#296 [みぉり]
話したりする前は見ていられればそれでよかったのに
一度話ができるようになった後に離れてから……また見ているだけでいいなんて気持ちには戻れなかった
………友達でもいい、あいつの傍にいられるなら
:08/03/22 18:22
:N905i
:UAGobIU2
#297 [みぉり]
石「……ぁ、凪から電話あったぞ」
やまとが思い出したように言う
恭「凪から……?なんだって?」
あんまりいい予感はしなかったが一応聞いてみると
石「バイト代わってね

ってさ笑」
:08/03/22 18:40
:N905i
:UAGobIU2
#298 [みぉり]
・・・・やっぱりいい予感ではなかった
恭「・・・・・・なんで」
俺は仏頂面しながらやまとに尋ねた
石「へ?知らん、そこまで聞いてねぇもん」
ちゃんと聞いとけよそこは・・・・
:08/03/23 01:09
:PC
:jkQTZBd6
#299 [みぉり]
大げさに肩を落としてため息をつく
でも・・・・あいつが作品を見てくれたのは凪のおかげだし・・・・代わってやるか
俺は顔をあげ、やまとに
恭「店まで乗せてくれ」
と頼んだ
:08/03/23 01:11
:PC
:jkQTZBd6
#300 [みぉり]
やまとは"了解"と言ってにやけ顔をしながら店へと路線変更する
その横顔に何か違和感を覚えたがあっという間に店についたので特に気にせずに店の裏口へと回ろうとしたがー・・・・
石「こっちこっち」
やまとに呼び止められ、店の入り口から入るように手招きされる
:08/03/23 01:15
:PC
:jkQTZBd6
#301 [みぉり]
恭「?なんだよ」
やまとのよくわからない行動に"?"を浮かべつつも店の入り口から中へ入った
ガチャ・・・・
パーンッパーンッ
:08/03/23 01:17
:PC
:jkQTZBd6
#302 [さ]
まぢこの小説だいすきですイ
更新遅くても
いいので完結させて
ぐださいねっ、
:08/03/23 01:18
:W42S
:6xRxk3ps
#303 [みぉり]
突然の大きな音に驚くと、次の瞬間俺の顔中に色とりどりのカラーテープが降り注いだ
辺りには火薬のにおいがうっすらとしている
恭「なんだ?」
俺はさらに"?????"を浮かべているとクラッカーを片手に持った凪がにこにこしながら寄ってきた
:08/03/23 01:19
:PC
:jkQTZBd6
#304 [みぉり]
>>さサン♪
コメントありがとうございます!!
更新の速度がまちまちではありますが、がんばって完結させます!!
これからもよろしくお願いします☆
:08/03/23 01:21
:PC
:jkQTZBd6
#305 [みぉり]
>>303から
凪「恭ちゃん!!!!!!大賞おめでとう〜〜〜!!!!」
凪の声を合図に俺の後ろからやまとが"おめでと"と言いながら入ってきたと思いきや
カウンターからは兄貴が、その周りには顧問の三井サン、
常連さん数名と母さん、父さんが拍手をして祝福してくれた
あまりに突然のことで俺は言葉を失ってしまった
:08/03/23 01:25
:PC
:jkQTZBd6
#306 [みぉり]
恭「・・・・・・・」
普段は忙しく働いているはずの両親が揃って兄貴の店にいること
バイトを代わってくれといった凪が目の前で"おめでとう"と何度も言っていることに驚きを隠せないでいると
石「なんだよ恭平!!せっかくみんなでお前の大賞受賞祝いやろーってなって集まってんだからもうちょっとリアクションしろよ」
とやまとに後ろから首を絞められ、我に返った
:08/03/23 01:28
:PC
:jkQTZBd6
#307 [みぉり]
恭「あ・・・・ありがとう」
俺は拍手をしてくれる皆に頭を下げながらそう言うと凪と兄貴がいそいそとお酒を皆に手渡す
凪「恭ちゃん!!そんなとこじゃなくって主役なんだからここ立って!!」
凪に腕を引っ張られながらもみんなの中心に立つ
凪「大賞受賞おめでとー!!かんぱーい!!」
凪の声を合図にグラスのぶつかり合う心地いい音が響いた
:08/03/23 01:31
:PC
:jkQTZBd6
#308 [みぉり]
そのまま、みんなでわいわいと話したり飲んだりして過ごしていた
「おめでと〜恭平!!バイト休んでまで撮影した甲斐あったじゃねーか」
兄貴が自分で作ったカクテルを片手に嬉しそうに俺に言う
恭「おかげさまで(笑)」
ほんの少しだけ照れつつも兄貴に礼を言うと兄貴は俺の頭をくしゃくしゃっと撫でると三井サンや常連さんのところへと行った
:08/03/23 01:38
:PC
:jkQTZBd6
#309 [みぉり]
「恭平」
呼ばれた声に振り向く
そこにいたのは母さんと父さん
恭「・・・・・ありがとうございます」
俺は両親にぴしっと頭を下げると父さんが"よくやったな"と笑いながら俺の背中をたたく
:08/03/23 01:39
:PC
:jkQTZBd6
#310 [みぉり]
その強さにほんの少しだけ痛みを覚えつつも顔をあげた瞬間、カシャっとシャッター音が響いた
恭「・・・・・父さん、ふいうちやめろって」
俺がやや不機嫌そうな顔で言うと父さんは苦笑いしながら兄貴たちのところへと足早に逃げていった
:08/03/23 01:41
:PC
:jkQTZBd6
#311 [みぉり]
恭「・・・ったく」
俺が呟いたその言葉に母さんは笑いながら"まぁまぁ"と言うだけだ
恭「っつーか、父さんいつ帰国したんだよ」
母「さっきよ?いきなり事務所に電話がきてね、空港まで迎えに来てくれっていわれて・・・・私は仕事だったから修に行ってもらったの」
ワインを片手に"自由で困っちゃうわよね"と言うと母さんも父さんの後を追って兄貴たちのところへ行く
:08/03/23 01:45
:PC
:jkQTZBd6
#312 [みぉり]
俺の両親・・・・父さんは写真家、母さんは美術館の館長をしている
そんでもってさっき母さんが言っていた"修(シュウ)"は俺の兄貴の名前だ
・・・・久しぶりの再会が今日とは思わなかったな
俺は父さんの背中をじっと見つめながらそんなことを思っていると
凪「恭ちゃ〜〜〜〜ん♪」
やや酔っ払い気味の凪が寄ってきた
:08/03/23 01:47
:PC
:jkQTZBd6
#313 [みぉり]
恭「・・・・酒くせぇ」
ぼそっと呟くが凪はお構いなしに俺の背中をバンバン叩いて目の前に座る
凪「いや〜恭ちゃん!!本当におめでとう〜♪俺ね〜すんごい嬉しい♪」
満面の笑みで俺の受賞を喜んでくれる凪にほろりと心が緩んだ
:08/03/23 01:50
:PC
:jkQTZBd6
#314 [みぉり]
恭「・・・・・・・・・・ありがとな」
祝いの言葉に対してだけではなく、瀬戸に美術館へ行くきっかけを作ってくれた意も含めていうと
それを察したらしい凪が顔つきを変えた
:08/03/23 01:52
:PC
:jkQTZBd6
#315 [みぉり]
凪「・・・・・あかりに会った?」
恭「ん・・・会った」
凪は"そう良かった"と呟いて、再び笑顔に戻る
そんな凪を見て、俺の心はチクっと痛んだ
・・・・友達でいようって言ったなんて話したら凪のことだから怒りそうだな
:08/03/23 01:54
:PC
:jkQTZBd6
#316 [みぉり]
凪はなんだかんだでずっと俺の恋を応援してくれていた
瀬戸のことも・・・・・凪は凪できっとたくさんの悩みや後悔と戦いながらも
俺とあいつを引き合わせられるようにやってくれたんだよな・・・・
改めてそう思うと・・・・さっき瀬戸に言ったことを凪に黙っている事に気が引けてならない
恭「・・・・・・凪」
:08/03/23 01:56
:PC
:jkQTZBd6
#317 [みぉり]
凪「ん?」
恭「実はー・・・・・」
〜♪〜♪
俺が話し出そうとした瞬間、凪の携帯がタイミングよく鳴り響く
凪「あ、ちょっと待って!!・・・・・はい、もしもし?」
電話に出ながら、凪は"ごめん"と顔の前で手を出しながら
グラスを置いてテーブルを立って行ってしまった
俺はその後ろ姿を見つつはぁっとため息をつく
:08/03/23 02:00
:PC
:jkQTZBd6
#318 [みぉり]
・・・・・いう気失せた
そんなことを思いつつ、カウンターに入り自分でカクテルを作る
常連さんといつものように会話を楽しみながらいると
しばらくして凪が戻ってきた
凪「恭ちゃん・・・・ちょっと」
:08/03/23 02:02
:PC
:jkQTZBd6
#319 [みぉり]
凪に呼ばれ、常連さんに"すいません"と言いながらカウンターを出る
恭「なんだよ」
凪「いやー・・・・ちょっとさ・・・・今からサプライズでちょっと準備したいんだよね・・・だからさ、準備終わるまで更衣室で待っててくんない?」
恭「・・・・サプライズってばらしていいのかよ」
俺のつっこみに凪は"へへっ"と笑う
:08/03/23 02:05
:PC
:jkQTZBd6
#320 [みぉり]
凪「だってー回りくどく言っても絶対店から出てってくれないじゃん!!・・・・だからね?ちょっと待っててよ!!」
凪が"お願いっ"と両手を顔の前で合わせて、上目遣いに言う
・・・だからそれ、男にやられてもときめかねーっつの
俺はふっと藁って"はいはい"と更衣室へと入った
:08/03/23 02:07
:PC
:jkQTZBd6
#321 [みぉり]
バタン・・・・
俺が更衣室に入ると後ろから"ガチャ"と鍵のかかる音が聞こえた
・・・・そこまでしなくてもいいだろうよ
店の更衣室は内側から一切鍵をかけることはできず、こうなると店内で準備(よくわかんないが)が終わるまで開くのを待つしかない
俺はやれやれと更衣室にある椅子に腰掛けて待つことにした
:08/03/23 02:11
:PC
:jkQTZBd6
#322 [みぉり]
あ〜・・・ちょっと眠いな・・・・
作品発表の前夜だった昨日は、なかなか寝付けなかったのもあって
椅子に腰掛けてほっと気を抜いた瞬間、睡魔に襲われた俺はそのままゆっくりと意識を手放したー・・・
:08/03/23 02:12
:PC
:jkQTZBd6
#323 [みぉり]
━━―――…………
あかりside
あ「ここどこ?」
有希に連れられてきたのはちょっとしたお洒落なお店の立ち並ぶ一角にあるバーらしき建物の前
あの後、電話を切った有希に何も聞かされず"いいから着いて来て"と言われて今に至る
でもなんでバー???
:08/03/23 02:17
:PC
:jkQTZBd6
#324 [みぉり]
"?"を浮かべた私の顔を見ながら"まだわかんないの"と有希は若干の呆れ顔
有「凪と今泉くんのバイト先」
あ「へぇ〜・・・・・・・・・・えぇぇぇっ????!!!!!」
ここがッ?!?!?!?とてもじゃないけど高校生が入るような雰囲気のところじゃないですけど?!?!?!?!
:08/03/23 02:18
:PC
:jkQTZBd6
#325 [みぉり]
びっくりしているとお店の扉が開いて、中から凪が出てきた
凪「有希!あかり!!来てくれてありがとう♪」
ちょっと酔ってるっぽい凪はにこにこ笑いながら私たちを出迎えてくれた
有「凪・・・・」
有希はこほんと咳払いをして、凪になにやら目配せをする
:08/03/23 02:22
:PC
:jkQTZBd6
#326 [みぉり]
あ「凪ぃッ!!未成年なのにお酒ッ「はいはい!あかりはちょっとこっち来てね〜」
私の声を押しのけるように有希が言いながら凪と二人で私を建物の後ろ側へと連れて行く
あ「へ???何よ〜???なんでこんなとこに」
ここは・・・・どうもお店の裏口っぽいけど・・・・
:08/03/23 02:25
:PC
:jkQTZBd6
#327 [みぉり]
私が困惑した顔でいると、有希と凪がとたんに真顔になった
有「あかり・・・誰かを想うことを正直に認めてぶつかる覚悟をもてるようになってくれて・・・すごく嬉しいよ!!その気持ちを・・・・まっすぐに伝えてね」
凪「俺・・・ちゃんと自分の気持ちのままに恋愛するように頑張るよ!だから・・・・あかりもあかりの思うままに頑張れな!」
言い終わると二人はにっこりと笑う
:08/03/23 02:30
:PC
:jkQTZBd6
#328 [みぉり]
あ「有希・・・・凪・・・・・」
あぁ、こんなにも私のことを応援してくれて支えてくれる友達が私にはいるんだ・・・・
私も二人ににっこり笑って"ありがとう"と答えた
凪「じゃっ!!また明日ね♪」
あ「へ?また明日?」
:08/03/23 02:32
:PC
:jkQTZBd6
#329 [みぉり]
凪はにやりと笑うと裏口らしき扉を開けて私に入るように促す
どういう意味???
私が有希に不安な顔を見せるが、有希も"大丈夫よ"と言うだけ
とりあえず・・・有希が大丈夫っていうんだから・・・・
うっすらと不安を覚えつつも裏口の扉をくぐった瞬間、勢いよくその背中を押されて中へぽんっと入り込んだ
:08/03/23 02:34
:PC
:jkQTZBd6
#330 [みぉり]
バタンッ・・・・
あ「へ?」
扉の閉まった音に慌てて振り向くと、同時に"ガチャン"という鍵のかけられた音が響く
えーーーーーー?!?!?!?
なんでいきなり閉じ込められたの?!?!?!?
:08/03/23 02:37
:PC
:jkQTZBd6
#331 [みぉり]
状況についていけず、呆然と扉を見つめているとブーッと携帯のバイブ音が聞こえた
慌てて取り出して携帯を開くとそこにはー・・・・
----------------------------
Date 5/10 21:27
Sub 無題
From 有希
頑張れあかり!!
----END----
と一言だけのメール
:08/03/23 02:48
:PC
:jkQTZBd6
#332 [みぉり]
ますます、訳がわからない
え〜・・・・?
だって私は今泉さんに気持ち伝えるって決めて
で、有希が"任せて"って言うからここまで来たのに・・・・
なんで裏口っぽいところからここに放り込まれて
しかも閉じ込められたの???
:08/03/23 02:50
:PC
:jkQTZBd6
#333 [みぉり]
っていうか・・・そもそもなんでこのお店に・・・・
そう思い、部屋を見回すために振り返った瞬間、固まってしまった
だって振り向いた先には・・・・椅子に座って眠る今泉さんの姿があったから
:08/03/23 02:52
:PC
:jkQTZBd6
#334 [みぉり]
しばらくそのまま動けないで眠る今泉さんを見つめていた
今日の夕方会ったのに・・・・・なんだろう
すごくすごく久しぶりな気がする
私はゆっくりと今泉さんに近づく
:08/03/23 02:59
:PC
:jkQTZBd6
#335 [みぉり]
ドキン・・・・ドキン・・・・
足音を立てないようにそーっとそーっと・・・・
今泉さんの眠るすぐ横に、どうやら店内へと通じるらしき扉があった
その扉からは僅かだけど・・・・音楽と人の話す声や笑い声が聞こえてくる
:08/03/23 03:00
:PC
:jkQTZBd6
#336 [みぉり]
今泉さんの斜め前に置かれていた椅子に静かに腰掛けた
眠っている顔は・・・・いつかの図書館を思い出させる
・・・・本当に綺麗な顔してるよね
私はじっと見つめてふと、ずり落ちているメガネを直そうと手を伸ばした
:08/03/23 03:04
:PC
:jkQTZBd6
#337 [みぉり]
ドキン・・・・ドキン・・・・
ほんの少しだけ頬に手が触れる
たったそれだけなのに・・・・心臓がうるさいくらい鳴っているのが自分でわかった
やばい・・・・///
こんなんじゃ告白なんてとてもできない
:08/03/23 03:05
:PC
:jkQTZBd6
#338 [みぉり]
私はメガネを直して深呼吸して今泉さんを見つめる
今泉さんは・・・・いつもこんな風にドキドキしながら私といたんだろうか
私の知っている今泉さんはいつもにっこりしてて
余裕たっぷりで、でもたまにいじわるなー・・・・
・・・・・ドキドキなんてしてないような気がする
:08/03/23 03:08
:PC
:jkQTZBd6
#339 [みぉり]
う〜・・・・なんだか悔しいなぁ〜・・・
別にドキドキするかしないかなんて、問題じゃないけど・・・・
でもさ、やっぱり自分ばかりドキドキしたり恥ずかしくなってばかりだったような気がすると・・・・なんていうか
あ「悔しい」
:08/03/23 03:10
:PC
:jkQTZBd6
#340 [みぉり]
の一言につきます(笑)
・・・・せめて告白するときは落ち着いてきちんと言えるようにしたいなぁ
なんて思いながらも相変わらず眠り続けてる今泉さんを見る
:08/03/23 03:11
:PC
:jkQTZBd6
#341 [みぉり]
『見てるだけでよかったのが……近くにいられるようになったら……欲張りにもなるんだよね』
ふと有希の言葉を思い出した
本当だ・・・・見ているだけでよかったなら・・・・
きっと私もこうやって今泉さんに気持ちを伝えようなんて思わなかった
:08/03/23 03:14
:PC
:jkQTZBd6
#342 [みぉり]
私の気持ちを知ってほしい、信じてほしいって思ったのは
今泉さんが初めて
あ「好き」
:08/03/23 03:15
:PC
:jkQTZBd6
#343 [みぉり]
気づいたら口に出していた
私はそんな自分に驚きながらも、今泉さんを起こさないように小さな声で
あ「今泉さんが・・・・・好き」
呟いて・・・・恥ずかしくて俯いてしまった
:08/03/23 03:16
:PC
:jkQTZBd6
#344 [みぉり]
うぅ///熱い・・・・恥ずかしい////
本人は眠っているから聞かれているわけでもないのに
言葉にするだけでこんなにも恥ずかしくて、心臓がバクバク鳴るなんて
・・・・起きてるときなんて絶対に言えないかも////
そんな不安がよぎった瞬間、頭の上から思いもよらない声が聞こえた
:08/03/23 03:18
:PC
:jkQTZBd6
#345 [みぉり]
「それ本当?」
!!!!!
驚いて顔をあげると、真剣な顔で私を見つめる今泉さんの姿があった
あ「おっ起きてたんですかッ?!?!?!?!?」
:08/03/23 03:21
:PC
:jkQTZBd6
#346 [我輩は匿名である]
気になる

:08/03/23 07:23
:D705i
:U8xU3eqM
#347 [みぉり]
>>匿名さん♪
コメントありがとうございます!!少しですが更新しますのでお付き合いください♪
:08/03/23 07:50
:PC
:jkQTZBd6
#348 [みぉり]
>>345から
私はまったくもってて予想していなかったこの状況にパニック
今の聞かれた?!?!?!
っていうかいつから起きてたの?!?!?!?
いやっ・・・それよりもなんでここにいるのか言わなきゃ!!!!!
:08/03/23 07:51
:PC
:jkQTZBd6
#349 [みぉり]
あ「えと・・・あの・その・・・・ここには凪にー・・・裏口が」
一生懸命に説明しようとするが、頭の中はぐちゃぐちゃでうまく話せない
今泉さんは真剣な顔つきのまま私の右腕をひっぱる
ぐいっ
:08/03/23 07:55
:PC
:jkQTZBd6
#350 [みぉり]
あ「ひゃっ」
ほんの少しだけバランスを崩して右上半身が今泉さんよりに傾く
あ「いきなり・・・・なん・・ッ///」
顔をあげるとすぐ近くには今泉さんのドアップ
ドキッ
:08/03/23 07:57
:PC
:jkQTZBd6
#351 [みぉり]
ななななな〜〜〜?!?!?!?!?////
心臓がまた早く鳴る
あ「なっ・・・////」
もう頭の中真っ白で、きっと顔は真っ赤だと思う
:08/03/23 08:02
:PC
:jkQTZBd6
#352 [みぉり]
パニックの私にはお構いなしな感じで
恭「・・・・・・さっき言ったのは本当ですか?」
今泉さんがさっきよりもずっと声のトーンを落として私に尋ねる
ドキン・・・・ドキン・・・・
:08/03/23 08:04
:PC
:jkQTZBd6
#353 [みぉり]
あ「・・・・・ッ」
ちゃんと言わなきゃって思うのに言葉が出ない
いざ、本人を目の前に・・・・いや起きてる本人を目の前に
はっきり気持ちを告げることがこんなに勇気のいることなんだって
心臓を落ち着けることに精一杯でどうしようもない
:08/03/23 08:08
:PC
:jkQTZBd6
#354 [みぉり]
どうしよう
言葉が出てこないよ・・・ッ・・・
真っ赤なまま今泉さんから少しだけ視線をずらした瞬間
ぐいっ
:08/03/23 08:09
:PC
:jkQTZBd6
#355 [みぉり]
顎を手で掴まれ、今泉さんの方へ強引に顔を向けられる
恭「・・・・・ちゃんと言って」
今泉さんの真剣な・・・どこか切なげな瞳で見つめられる
あ「・・・・ッ・・・///あの・・・」
:08/03/23 08:11
:PC
:jkQTZBd6
#356 [みぉり]
待って待って・・・・ッ///
こんなのってふいうちすぎるっ////
私は相変わらずパニックではあったけど、落ち着こうと目を閉じて深呼吸をする
:08/03/23 08:13
:PC
:jkQTZBd6
#357 [みぉり]
落ち着いて・・・・言いたいこと・・・ちゃんとまとめて・・・・
自分に言い聞かせてからそっと目を開けた
あ「・・・///」
目の前には変わらずに真剣な目の今泉さん
:08/03/23 08:15
:PC
:jkQTZBd6
#358 [みぉり]
恭「・・・・・俺のこと好き?」
私はコクンと頷こうとしたが、顎を固定されているのでそれは叶わない
あ「・・・・ッ////」
ちゃんと答えなきゃッ!!!!
:08/03/23 08:20
:PC
:jkQTZBd6
#359 [みぉり]
あ「す・・・・・ッ・・・好き」
やっとの思いで声を搾り出して言った
それでも今泉さんはまだ手を外してはくれず
じっと私を見つめる
:08/03/23 08:22
:PC
:jkQTZBd6
#360 [みぉり]
恭「・・・・・・友達としてじゃなく?」
うぅ・・・///
またまた頷くことを許さない質問をされる
恥ずかしいッけどちゃんと言うって決めたでしょあかり!!
自分で自分を叱咤激励して息を吸い込んだ
:08/03/23 08:24
:PC
:jkQTZBd6
#361 [みぉり]
あ「友達じゃない・・・・今泉恭平が・・・・好き」
最後のほうはぼそぼそと呟くようになってしまい
顎を固定されてはいるものの目は見ていられなくて、ぎゅぅっと目をつむってしまった
言った!!!!今・・・ちゃんと好きっていえたよね?!?!?!
:08/03/23 08:27
:PC
:jkQTZBd6
#362 [みぉり]
自分に確認をして、言い切ったことでより一層バクバクする心臓を落ち着けるのに必死な私
すると・・・・今泉さんが口を開いて・・・・
恭「真野・・・は?」
恐らく言われるだろうとは思っていたことを聞いてきた
:08/03/23 08:29
:PC
:jkQTZBd6
#363 [みぉり]
やっぱり・・・・信じられない・・・・よね・・・
私は冷水を浴びたように一気に落ち着きを取り戻す
あ「真野篤は・・・・・違う」
誤解されるのだけは嫌だから・・・・ちゃんと言うんだ
:08/03/23 08:31
:PC
:jkQTZBd6
#364 [みぉり]
目を開いて、今泉さんを見ると・・・・
今泉さんは・・・さっきよりももっと厳しい顔をしていて
一瞬、話すことをためらってしまった
でもここで怯んじゃだめ!!!もう一度自分に渇を入れてじっと目を見る
:08/03/23 08:34
:PC
:jkQTZBd6
#365 [ひめ]
:08/03/23 14:55
:P904i
:dH9ygMkc
#366 [我輩は匿名である]
おもしろい(・∀・)

:08/03/23 20:25
:D705i
:U8xU3eqM
#367 [えい(
ェ
)
]
:08/03/23 20:50
:D905i
:wD0Thw.k
#368 [我輩は匿名である]
:08/03/23 22:35
:D904i
:F9.ZBdOk
#369 [みぉり]
>>ひめさん

アンカーありがとうございます

>>匿名さん

コメントありがとうございます

頑張ります

:08/03/23 23:18
:N905i
:fUBU45M2
#370 [みぉり]
>>えいさん

コメントありがとうございます

やっと伝えられましたっ

しかし恭平はどうでるのかっ

お楽しみに


>>匿名さん

ドキドキしていただけてうれしいです


完結までお付き合いください

:08/03/23 23:24
:N905i
:fUBU45M2
#371 [みぉり]
>>364から
落ち着けあかり
ちゃんと言うんでしょッ!!
大きく息を吸い込んだ
あ「真野篤は…好きだったけど好きじゃなかったの」
:08/03/23 23:32
:N905i
:fUBU45M2
#372 [みぉり]
今泉さんが若干、首を傾げる
あ「えーと…そのっ………うーん

」
何よ!!好きだったけど好きじゃないって

意味わからないじゃない



自分の言葉に自分で激しくつっこむ
:08/03/23 23:35
:N905i
:fUBU45M2
#373 [みぉり]
変に今泉さんを意識しなきゃいいんだ
再び、深呼吸で気持ちを落ち着けて目をぎゅっとつぶったまま続ける
あ「真野篤は……好きだったけど……でも、近くにいたいとか彼女になりたいって思わなかった」
落ち着け私
:08/03/23 23:41
:N905i
:fUBU45M2
#374 [みぉり]
あ「絢さんと真野篤が別れたって聞いても…うれしくなかった…………それよりも…今泉さんが絢さんと関係あったことがいやだった………それは…私を好きって言ったのになんでっていう気持ちもあった…………けど」
ここからが大切
ちゃんと気持ちを言葉にするんだ
目を開いて今泉さんと視線をあわす
:08/03/23 23:45
:N905i
:fUBU45M2
#375 [みぉり]
あ「………真野篤とは違うッ…見ているだけじゃいやだから…他の人に触れてほしくないっ…………私の気持ちを知ってほしいって初めて思ったの」
きっと今の私の顔、史上最強に真っ赤
あ「あなたが好きです」
:08/03/23 23:50
:N905i
:fUBU45M2
#376 [みぉり]
ドキ……ドキ………
今泉さんは何も言わない
相変わらず私の顔を手で固定したまま表情も変わらない
なっなんか言ってよ〜////
:08/03/23 23:58
:N905i
:fUBU45M2
#377 [みぉり]
沈黙に耐えられなくて……でも顔を動かすことも許されない
どのくらい見つめあっていただろう
私の心臓はずっと鳴り響いたまま
:08/03/24 00:04
:N905i
:Zr7g4vrM
#378 [みぉり]
恭「友達って……言ったのに」
沈黙を破ったのは今泉さんだった
そうだ…今日、友達でいようって言われたんだった
:08/03/24 00:15
:N905i
:Zr7g4vrM
#379 [みぉり]
私は思わず目をそむけたがすぐに思い直して
それでもいいんだっ
信じてもらえるように頑張るって決めたんだっ
すぐに今泉さんに視線を戻した
:08/03/24 00:18
:N905i
:Zr7g4vrM
#380 [みぉり]
あ「……それでもいいんです、今泉さんが私を友達だって思ってても……………好きな気持ちを知っていてほしかったから」
言いきったら、自然と気持ちが軽くなった
そうだよ
私のこの気持ちを信じてほしい、それが一番大切なことだ
:08/03/24 00:25
:N905i
:Zr7g4vrM
#381 [みぉり]
不思議と心は穏やかで、気持ちは落ち着きを持ちはじめていた
恭「…………勝手だな」
今泉さんは顔を固定していた手を外して、俯いてつぶやく
:08/03/24 00:29
:N905i
:Zr7g4vrM
#382 [みぉり]
あ「ッ!!…ッ」
嫌な気持ちにさせてしまった
そりゃそうだ
散々、気持ちを踏み躙ったのに今になって実は好きですって言って
その上、なんて一方的な告白
:08/03/24 00:31
:N905i
:Zr7g4vrM
#383 [みぉり]
ズキンッ…………
さっきまでとは違う痛みが胸を走った
でも………知ってほしかったから
伝えたことを後悔はしたくないっ
:08/03/24 00:36
:N905i
:Zr7g4vrM
#384 [みぉり]
あ「勝手だってわかってます……でも…ッ……伝えたかったの…次会う時には友達で…友達として付き合っていくから……気持ちだけは知っていて」
そこまで言って、涙が頬を伝っていることに気付いた
慌てて涙を拭う
泣くなあかりっ
:08/03/24 00:39
:N905i
:Zr7g4vrM
#385 [みぉり]
両手で顔を覆うようにして、流れる涙を必死に堪えようとする
恭「……………違う」
ふいに頭の上から今泉さんの声が聞こえた次の瞬間
ぐぃっ
:08/03/24 00:43
:N905i
:Zr7g4vrM
#386 [愛]
いっぱい更新されてる
完結までもぉすぐですかぁ[
最後まで応援してるんで頑張って下さいねぇ。
:08/03/24 01:25
:W53K
:Gpq4iz76
#387 [みぉり]
>>愛さん☆
コメントありがとうございます!!
完結まであと少し・・・頑張りますのでお付き合いください♪
:08/03/24 02:22
:PC
:a8s/T.Pc
#388 [みぉり]
>>385から
さっきと同じように右腕をひっぱられたかと思うと
そのまま勢いよく今泉さんの胸元に飛び込む形になった
あ「ッ?!?!?!」
ぎゅうっ
:08/03/24 02:25
:PC
:a8s/T.Pc
#389 [アンカー]
:08/03/24 02:26
:D705imyu
:shvPuWJk
#390 [みぉり]
あ「いっ・・・今泉さん?!?!?!///」
驚いて名前を呼ぶが、あまりに強く抱きしめられているので一切身動きができず
顔を見ることもできなくて・・・・
ドキン・・・・ドキン・・・・
:08/03/24 02:26
:PC
:a8s/T.Pc
#391 [みぉり]
>>アンカーさん♪
アンカーありがとうございます!!!!
:08/03/24 02:27
:PC
:a8s/T.Pc
#392 [みぉり]
>>390から
私の心臓と同じくらい・・・・・・ドキドキ鳴っている今泉さんの心臓の音が聞こえるだけ
あ「〜〜ッ/////」
なんで抱きしめられるのかわからないし
頭の中はぐちゃぐちゃで心なしか呼吸も苦しい
:08/03/24 02:29
:PC
:a8s/T.Pc
#393 [みぉり]
恭「・・・・・・勝手なのは俺」
今泉さんが呟く
あ「え?」
その声に私は聞き返して動こうとするも、やっぱり動けない
今泉さんは抱きしめる手を緩まずに続ける
:08/03/24 02:33
:PC
:a8s/T.Pc
#394 [みぉり]
恭「・・・・・けじめ・・・・つけたのに・・・・な」
あ「・・・・・・」
けじめ・・・・夕方・・・言ってたことだ・・・・
あの瞬間を思い出して私の気持ちは一気に落ちていく
恭「・・・・・全然あきらめられてねぇし」
:08/03/24 02:38
:PC
:a8s/T.Pc
#395 [みぉり]
え?
その言葉にびくっと反応した私を今泉さんはゆっくり向き合わせるように体を動かす
ドキン・・・ドキン・・・
さっきまでと同じように見つめてるのに
今泉さんの目はさっきまでとは全然違う
:08/03/24 02:41
:PC
:a8s/T.Pc
#396 [みぉり]
厳しい表情でもなくて、切なげな真剣な目でもなくて・・・・
いつもみたいなにっこり笑顔に優しい目
恭「俺のものになってくれるの?」
:08/03/24 02:43
:PC
:a8s/T.Pc
#397 [みぉり]
ドクンッ・・・・
思いっきり心臓が跳ね上がった
それって・・・・・まだ私を好きってこと・・・・?
嬉しくて嬉しくて・・・涙がこみ上げてくる
:08/03/24 02:47
:PC
:a8s/T.Pc
#398 [みぉり]
恭「・・・・・・あかり?」
とめどなく溢れてくる私の涙を今泉さんが優しく拭いながら名を呼ばれる
あぁ・・・・この人が本当に好き
:08/03/24 02:50
:PC
:a8s/T.Pc
#399 [みぉり]
名前を呼ばれるだけでこんなに心臓がドキドキして
胸の奥がいっぱいになって・・・・・嬉しいなんて知らなかった
泣きじゃくって両手で顔を隠そうとする私の手を今泉さんが掴む
恭「・・・・・俺のものになって」
:08/03/24 02:52
:PC
:a8s/T.Pc
#400 [みぉり]
しっかりと私の目を見つめて優しく言ってくれる
私は何度も頷きながら呟くように
あ「・・・っはい」
と答えた
:08/03/24 02:55
:PC
:a8s/T.Pc
#401 [愛]
キャーイイイ
あげますッ
:08/03/24 02:57
:W53K
:Gpq4iz76
#402 [みぉり]
私の返事を聞いた今泉さんはそっとまた私を抱き寄せて
涙が止まるまでずっと頭を撫でながら
"嬉しい""好きだ"って何度も何度も言ってくれた
:08/03/24 02:57
:PC
:a8s/T.Pc
#403 [みぉり]
誰かの腕の中がこんなに心地いいなんて知らなかった
涙も止まって気持ちも落ち着いたが
相変わらず私は今泉さんに抱きしめられたまま
:08/03/24 03:08
:PC
:a8s/T.Pc
#404 [みぉり]
・・・・幸せってこういうのを言うのかなぁ
なんて思っていたら
恭「・・・・・瀬戸さん?」
今泉さんに話しかけられた
:08/03/24 03:09
:PC
:a8s/T.Pc
#405 [みぉり]
あ「・・・はい?///」
気持ちを伝えて、落ち着いたもののやっぱり恥ずかしくて
私はそのまま応えると今泉さんが私の頬に手をあてて顔を上に向けられた
:08/03/24 03:11
:PC
:a8s/T.Pc
#406 [みぉり]
ほんの数センチの距離に今泉さんの顔があった
あ「〜〜〜ッ////」
私の心臓がまたドキドキ鳴り出す
きっと顔もまた真っ赤になってしまってるに違いない
:08/03/24 03:17
:PC
:a8s/T.Pc
#407 [みぉり]
恭「・・・・・・ゆでだこみてぇ(笑)」
今泉さんが呟いてふっと笑う
あ「なッ・・・・誰のせいですかッ///」
悔しくて言い返す
:08/03/24 03:20
:PC
:a8s/T.Pc
#408 [みぉり]
恭「俺?(笑)」
あ「・・・・・・他に誰がいるんですかッ///」
見上げながらちょっとだけ睨むように言ったのに
今泉さんには全然きいてないみたい
:08/03/24 03:23
:PC
:a8s/T.Pc
#409 [みぉり]
恭「・・・・・・俺・・・独占欲強いよ?」
笑ってた顔を一変させて、真剣な顔つきになった
あ「へ?」
独占欲?いきなりなんで???
わけがわからずに今泉さんを見上げたまま首を傾げる
:08/03/24 03:42
:PC
:a8s/T.Pc
#410 [みぉり]
恭「・・・・・そういう顔していいのは俺だけだから」
そう言って私の唇に触れるだけのキスをした
えぇぇぇぇぇぇっ?!?!?!?!?
あ「いっ・・・・今・・・っキス////」
:08/03/24 03:44
:PC
:a8s/T.Pc
#411 [みぉり]
一瞬のことに驚いて口をパクパクさせる私
それを見て、今泉さんは笑う
くっ・・・・悔しいっ////
また私ばっかり余裕なくてドキドキしっぱなしだッ
:08/03/24 03:48
:PC
:a8s/T.Pc
#412 [みぉり]
あ「もうっ・・・///」
私はぷいっと今泉さんから思いっきり顔をそらした
今泉さんは笑いながら"ごめんごめん"と言う
恭「瀬戸さーん?笑」
:08/03/24 03:51
:PC
:a8s/T.Pc
#413 [みぉり]
思わず振り向きたくなるけどそこはぐっと我慢
だって私ばかり、いっぱいいっぱいで・・・・ずるい
あ「・・・・・・私もッ・・・独占欲強いですよ?///」
恭「え?」
くるっと向き直って驚いている今泉さんにキスして
あ「他の人見たらだめなんですからねっ!!!////」
:08/03/24 03:55
:PC
:a8s/T.Pc
#414 [みぉり]
そういってやった
恭「・・・・っ////」
このふいうちには今泉さんも驚いたらしく一気に顔が赤くなっていく
あ「・・・・ぷっ・・・ゆでだこみたいですよ?(笑)」
:08/03/24 03:57
:PC
:a8s/T.Pc
#415 [みぉり]
思わずその顔にくすくす笑うと今泉さんは一瞬、はっとしたけど
すぐにさっきまでのいたずらっこみたいな顔に戻る
恭「・・・・誰のせい?」
ドキッ・・・・
:08/03/24 03:59
:PC
:a8s/T.Pc
#416 [愛]
すごぃドキドキしながら読んでます
2人がくっついてすごぃ嬉しいイ
:08/03/24 04:17
:W53K
:Gpq4iz76
#417 [みぉり]
>>愛さん♪
ありがとうございます!!!
不器用な二人ですが見守っていただけて嬉しいです♪
:08/03/24 04:39
:PC
:a8s/T.Pc
#418 [みぉり]
>>415から
あ「わ・・・っ私・・・?///」
ドキドキしながら言うと今泉さんはふっと優しく笑う
私をぎゅうっと抱きしめて
恭「・・・・・他に誰もいないでしょ」
と耳元で囁いた
:08/03/24 04:42
:PC
:a8s/T.Pc
#419 [みぉり]
あ「・・・・・・浮気しちゃだめですよッ///」
腕の中の心地よさを感じながらも、言ってみた
恭「・・・はい?それねー俺のセリフ」
今泉さんはぐぃっと私の体を離して向き合わせる
あ「なっ・・・・浮気なんてしません!!!」
:08/03/24 04:46
:PC
:a8s/T.Pc
#420 [みぉり]
必死に言うと、今泉さんは"じゃそういうこと言わないでください"とぷいっと顔をそむけた
どうも少しだけ怒ってしまった様子
あちゃー・・・・
あ「今泉さーん?」
:08/03/24 04:51
:PC
:a8s/T.Pc
#421 [みぉり]
ごめんなさいと何度も言ってみるもこっちを向いてはくれない
どうしよ〜・・・・
恭「・・・・・・・名前」
あ「え?」
何かを呟いてからくるりと私の方を向いた今泉さんはにっこり笑顔
なんか・・・・その笑顔がこわいんですけど・・・汗
:08/03/24 04:54
:PC
:a8s/T.Pc
#422 [みぉり]
恭「名前で呼んでくれたら許します」
あ「・・・・えぇぇっ////」
今まで"今泉さん"だったのに急に名前でなんて・・・・
恥ずかしくて呼べないよっ////
恭「・・・・・瀬戸さ〜ん?」
:08/03/24 04:56
:PC
:a8s/T.Pc
#423 [みぉり]
あ「きっ・・・・恭平・・・・さん?」
私は真っ赤になりつつも名前を呟くと今泉さんはにっこり笑う
恭「・・・・・あかり・・・・って呼んでいい?」
あ「・・・はいッ///」
:08/03/24 04:58
:PC
:a8s/T.Pc
#424 [みぉり]
返事をしてコクンと頷くと今泉さん・・・・恭平さんはもう一度私を抱き寄せて
恭「・・・・・俺のものだから・・・・どこにも逃がしませんよ」
と耳元で囁いてからぎゅっと抱きしめた
:08/03/24 05:02
:PC
:a8s/T.Pc
#425 [たちょ]
くっついてヨカッタ

:08/03/24 05:05
:D705i
:Zt/vpv.Y
#426 [みぉり]
その腕の中で幸せのぬくもりを感じながら
私はゆっくり目を閉じて
あ「・・・・・大好き」
一言だけ呟いてその背中に腕を回した
−END−
:08/03/24 05:05
:PC
:a8s/T.Pc
#427 [みぉり]
>>たちょさん♪
コメントありがとうございます☆
見守ってくださってありがとうございましたッ!!
:08/03/24 05:08
:PC
:a8s/T.Pc
#428 [みぉり]
【作者より】
スレッドを2つも使うという長い話になってしまいましたがなんとか無事に完結させることができました!!
これも読者様たちに応援のコメントなどを寄せて頂いた力あってこそのことです☆
今後は本編にちらっとだけ出てきて曖昧になっていた部分を続編・番外編という形で書いてゆこうと思いますのでその際にはどうぞ、またのご支援お願いします!!!
長い間、お付き合い頂きまして本当にありがとうございました。
みぉり
:08/03/24 05:20
:PC
:a8s/T.Pc
#429 [愛]
ぉ疲れ様でした。
感動しましたZZ
主サンの小説めっちゃ面白かったです~
続編等楽しみに待ってますイ
:08/03/24 05:35
:W53K
:Gpq4iz76
#430 [梨 奈]
ずっと読んでましたあ
かなリよかったです
これからも読み続けるので
頑張ってください
!
:08/03/24 06:10
:N703iD
:7COxjvdU
#431 [いちご
]
完結おめでとう
ございます

あかりの純粋さや
恭平の優しさに
とても心が暖かく
なりました。
これからも応援して
いるので、頑張って
くださいね


:08/03/24 06:49
:SH903i
:mJbbdMDw
#432 [あい]
他のどんな小説より身近に感じて、こんなに気持ちが伝わってくるのは初めてでした

みぉりさんお疲れ様

小説家になってもいいと思います

最高です

:08/03/24 07:23
:SO903i
:bKdm2duE
#433 [にゃむ]
本当おもしろかったです(^ω^)テ
続編番外編楽しみにしてまず~
:08/03/24 08:51
:W47T
:cFkYzFFE
#434 [ななン]
:08/03/24 09:50
:D703i
:XHjaSk2A
#435 [ななン]
:08/03/24 09:53
:D703i
:XHjaSk2A
#436 [なな]
:08/03/24 10:50
:D903i
:KYRc5E4I
#437 [ひめ]
:08/03/24 11:14
:P904i
:uSS.9n9E
#438 [みるく]
毎回楽しみにしながら呼んでました

主さんの小説おもしろすぎっ

また新しい小説&番外編などなど_楽しみにしてるので、気が向いたらぜひ書いてください


お疲れ様でした^^♪♪
:08/03/24 14:11
:SH704i
:jroFXOYg
#439 [えい(
ェ
)
]
:08/03/25 00:05
:D905i
:drHpOgM2
#440 [
]
:08/03/25 21:42
:SH903iTV
:mDSvPdXs
#441 [(´・_・)]
:08/04/04 23:54
:F704i
:mJlMS7iY
#442 [あこ]
小説出してくださいよ!
恋空みたいに
映画になッても
いいぐらい、
素敵な話です

:08/04/07 02:57
:D705i
:1AiPQIHQ
#443 [我輩は匿名である]
:08/04/15 08:19
:F705i
:ve948VJA
#444 [みぉり]
たくさんのコメントいただきましてありがとうございました!!
ほんの少しずつですが、このまま番外編も書いていこうと思いますので良かったら読んでください。
みぉり
:08/04/22 03:36
:PC
:7Oxqpsg2
#445 [みぉり]
【その後・・・・】
:08/04/22 03:37
:PC
:7Oxqpsg2
#446 [みぉり]
ぎゅぅっと抱きしめあったまま穏やかに時間が流れていた。
・・・・・・・・恭平さんっていい匂いするなぁ
すごく落ち着く・・・・香水とか使ってるのかなぁ
恭平さんの腕の中でそんなことを考えていると頭の上から声が降ってきた。
恭「・・・・・・・・・あかり」
:08/04/22 03:39
:PC
:7Oxqpsg2
#447 [みぉり]
ドキッ・・・
その声に心臓が大きくはねる
たった一言、名前を呼ばれただけなのに・・・・
なんでこうも私の心をきゅうってしめつけるんだろ
う〜・・・・////
なんだか気恥ずかしくて反応ができない
恭「あかり・・・・?」
:08/04/22 03:42
:PC
:7Oxqpsg2
#448 [みぉり]
あ「・・・・ッ///」
応えない私を不思議に思ったらしい恭平さんが顔を覗こうと姿勢を変えているのがわかる
うわぁぁわ・・・///
絶対、顔赤いからやだっ
咄嗟に、背中に回した腕に力を込めてそれ以上恭平さんが動けないようにする
ぎゅうっ・・・・
:08/04/22 03:45
:PC
:7Oxqpsg2
#449 [みぉり]
恭「・・・〜っ///」
抱きしめると恭平さんの動きが止まって、ほっと安心
・・・・したけど、同時に自分から抱きしめてるこの状況に再び顔が熱くなってきてしまった
・・・・私ってばかッ////涙
名前を呼ばれた時より、今のこの自分の状況のほうが遥かに恥ずかしい
:08/04/22 03:51
:PC
:7Oxqpsg2
#450 [みぉり]
恭「・・・あの・・?・・・あかり?///」
恭平さんの声もちょっと困ったみたいなトーンで・・・
ますます、自分のしでかした事の恥ずかしさを痛感中
ちゃんと返事しとけばよかった・・・涙
「はい」って応えればその瞬間の恥ずかしさで終われたはずなのに
後悔、先に立たずってこのことだわ
:08/04/22 03:55
:PC
:7Oxqpsg2
#451 [しほ]
そんなことを思って動けないでいるとため息が聞こえ、
ぎゅうっ…
私が抱き締めたのよりももっと強い力で抱き締められた
あ「!?!?!?ッ////」
:08/04/24 04:33
:N905i
:jlAYUFYQ
#452 [みぉり]
ごめんなさい
>>451は私です

名前を一時、変更したのを忘れていました。失礼いたしました

:08/04/24 04:35
:N905i
:jlAYUFYQ
#453 [みぉり]
>>451から
あ「きょっ///恭平さん……?///」
ふいのことで驚きのあまり、思わず名前を呼んでしまった
恭「……………ん?」
いやいやっ!!"ん?"じゃないよ〜!!!
また心臓が〜〜〜ばくばくする〜〜〜っ
あ「〜ッ////」
:08/04/24 04:39
:N905i
:jlAYUFYQ
#454 [みぉり]
あ「あ…の?……///」
意を決して腕の中でもそもそと動きながら、恭平さんの顔を見上げる私
恭「……………やっと反応した」
少しだけ不機嫌そうに私を見る目にまた心臓がどくんと鳴った
:08/04/25 23:51
:N905i
:lYfk5lq.
#455 [みぉり]
絶対、顔赤いっ///
反射的に、目を逸らそうとうつむきかけた瞬間
ぐぃっ
!!!!
:08/04/25 23:54
:N905i
:lYfk5lq.
#456 [みぉり]
恭「……すぐ逸らそうとする」
不機嫌そうなままの恭平さんは、右手で私の顎を捉えつぶやく
あ「〜〜〜〜ッ///」
だぁってーっ////
:08/04/28 11:19
:N905i
:otUCk8Ck
#457 [我輩は匿名である]
初コメです

毎日チェックしてます

大ファンです頑張って下さい

感想版は作らないん
でしょうか?
:08/04/28 12:24
:SH902i
:nvLrfWng
#458 [みぉり]
>>匿名さん

コメントありがとうございます


思いの外、こんな長く書くとは自分自身思っていなかったので

たてていませんでした


今回を機会にたてさせていただこうと思います

:08/04/28 17:02
:N905i
:otUCk8Ck
#459 [みぉり]
感想板を建てさせていただきました

よかったら、ご意見等ください

感想板
bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3579/
:08/04/28 17:39
:N905i
:otUCk8Ck
#460 [我輩は匿名である]
感想板見つかりません


読みたくてウズウズします

頑張って下さ

い


:08/04/28 21:33
:SH902i
:nvLrfWng
#461 [みぉり]
>>匿名さん

上手く貼れてなくてごめんなさい


これでどうでしょうか



感想板

bbs1.ryne.jp/r.php/novel/3579/
:08/05/02 02:28
:N905i
:xXDpQhTM
#462 [みぉり]
ごめんなさい

貼り方が悪いみたいで表示がうまくいきませんでした

感想板は「小説総合」の中の、「みぉり小説の感想板」としておいていますので検索お願いいたします

:08/05/02 02:37
:N905i
:xXDpQhTM
#463 [みぉり]
>>456から
恭「……ぷっ」
不機嫌そうだったはずの恭平さんが顔をくしゃっとさせて笑顔になった
…………というか、吹き出した?
あ「??」
私の頭の中は、恭平さんの意味不明の笑いにハテナがくるくると回りだす
:08/05/02 02:41
:N905i
:xXDpQhTM
#464 [*aki*]
:08/05/02 02:44
:PC
:YbkwpwaA
#465 [みぉり]
:08/05/02 02:46
:N905i
:xXDpQhTM
#466 [みぉり]
>>463から
なんでいきなり吹き出されたの私ーッ(涙)
困惑する私の顎を捕まえたまま、恭平さんはくすくす笑ってるし…
あ「きょっ…恭平さん?」
恭「ん?」
あ「あの……その…手……離してもらっても…」
恭「だめ」
:08/05/02 02:50
:N905i
:xXDpQhTM
#467 [みぉり]
…答えるの早すぎです 泣
なんでぇーッ………と声に出さなかったけど私の顔はきっとそう訴えてるに違いない
なのに、恭平さんはそのまま笑ってる
……この距離ッ、近いし、何より恥ずかしいんですけど
またまた、顔が赤くなってきてるのが自分でわかってしまうと余計に
なんとか手を離してほしくなる
:08/05/02 02:55
:N905i
:xXDpQhTM
#468 [みぉり]
それでも恭平さんは、笑ったままで手を離してくれるつもりはないみたい……
もー…ッ///
心臓の音に、余計に顔を赤くさせられる気がして
目をあわせていられない私は、ぎゅっと目を瞑って深く息を吸い込んだ
:08/05/03 20:28
:N905i
:WTBhW.hs
#469 [みぉり]
チュ………
!!!!
一瞬、唇に感じた感触に思わず目を開くと
恭平さんがしてやったり顔で、私を見てるのが目に入った
あ「いいいいまっ……////」
:08/05/03 20:57
:N905i
:WTBhW.hs
#470 [みぉり]
キスされたっ///
口をパクパクしながら見る私に満足したのか、やっと恭平さんは手を離してくれた
同時に私は両手で顔を覆い隠してうつむいた
だって、心臓がパンクしそう///
:08/05/04 11:43
:N905i
:J5RIDwe2
#471 [ばか]
ある日、ある女と男が結婚を親に反対されたため、駆け落ちを決意しました。
ところが旅先で男は車に引かれ、女はその悲しみのあまり自殺をしました。
あなた、このスレを全て読みましたね。
あ〜あ・・・読んじゃった。
このスレを読んだ人間は、
一生彼氏もできず、一生独身です。もしそれがいやなら、このスレをコピーして6ヶ所以上の場所にコピーしてください。
(タイトルもそのまま、HNは自分の名前で。)
もしコピーしなければ、さっきも言いましたが、あなたは一生独身です。もしコピーしたら、あなたは好きな人から1週間以内に告白されます。
もし付き合っている人がいる場合は、
その人と急展開しちゃいます☆
:08/05/04 13:56
:SH703i
:YeI5Bru2
#472 [みぉり]
キスはさっき自分からもしてただろっなんてツッコミを自分にいれてゆっくりと恭平さんを見上げる
相変わらず楽しそうに笑う姿になんだか無性に悔しくなった
なんでそんなに余裕たっぷりなのっ
恭「…そんなに動揺しなくても(笑)」
あ「………ふいうち禁止ですッ//」
:08/05/04 15:50
:N905i
:J5RIDwe2
#473 [みぉり]
ジロリと横目に睨む私を恭平さんは笑うだけ
恭「さっきは自分からしたのに?」
あ「さっきはさっきですッ///っていうか、あれすらもかなり恥ずかしいんですからねッ!!??」
勢いづけて言うと、恭平さんは腕を組みちょっと意外そうな顔で私を見る
:08/05/06 12:15
:N905i
:VdF4YKQY
#474 [みぉり]
そして何やらちょっと考えているご様子………と思いきや
恭「………キスしたことなかったの?」
?!?!?!
動揺する私を見て、恭平さんはくっと一瞬笑った
:08/05/06 12:17
:N905i
:VdF4YKQY
#475 [みぉり]
なんでそんなことを聞かれるのッ!!!
っていうか何その笑いッ
むっと恭平さんを見つつ
あ「…………ありますょ」
不機嫌そうに言ってやった
:08/05/06 12:19
:N905i
:VdF4YKQY
#476 [みぉり]
そりゃ…キスくらいある………あきらとだけど
………あまり思い出したくはない
ちょっとだけ悲しくなった気持ちからうつむいてしまった
恭「…………………あかり」
:08/05/06 12:24
:N905i
:VdF4YKQY
#477 [みぉり]
あ「ん?」
名前を呼ばれて、はっと顔を上げると今度は恭平さんが不機嫌そうな顔でいるのが目に入った
えッ!!??…………

なんか……怒ってる??
:08/05/06 12:26
:N905i
:VdF4YKQY
#478 [みぉり]
あ「あの・・・私・・・・なんか変なこと言いました?」
明らかに不機嫌な顔色にさっきまでの悲しい気持ちも忘れ
恐る恐る様子を伺うように尋ねる
えーと・・・・
聞かれたことにはきちんと答えた・・・よね?
:08/05/09 07:05
:PC
:TEKABYO2
#479 [みぉり]
あ「??・・・あの・・・・・?」
頭の中にたくさんのハテナが飛び交いながらも恭平さんに声をかけてみる
が・・・反応なし・・・っていうか、
・・・・・・・・なんか、黙り込んじゃってるし
:08/05/09 07:07
:PC
:TEKABYO2
#480 [みぉり]
あ「??あのー……」
反応を返さない恭平さんに、私はあきらめてため息をついた
一体、なんなの……
なんとなく、視線をあたりに泳がせてみる
………あ、凪のロッカーだ
:08/05/10 05:17
:N905i
:zr.eENhs
#481 [みぉり]
いくつか並んでいるロッカー
そのひとつにデカデカと"凪"と書かれたステッカーが貼ってある
・・・・その隣には"恭ちゃん"と貼られたロッカーも(笑)
きっと凪が嫌がる恭平さんのロッカーに無理やり貼ったんだろうなぁ
容易に想像ができてしまってなんだか笑えてしまう
:08/05/13 06:06
:PC
:JlpTGS1s
#482 [みぉり]
なんだっけ・・・こういうシールってゲーセンとかで作れちゃうんだよね確か
眺めながら思わずくすくす笑っていた瞬間
ぎゅっ
!!!!!
:08/05/13 06:11
:PC
:JlpTGS1s
#483 [みぉり]
さっきまで私の声なんて聞こえていなかった恭平さんに抱き寄せられて
またその腕の中へすっぽりと包まれてしまった
あ「へ・・・?・・・??!?!///」
:08/05/13 06:13
:PC
:JlpTGS1s
#484 [みぉり]
ななななッ////
恭「……はぁ」
あたふたする私の頭上から恭平さんのため息が聞こえた
あ「……?///」
:08/05/13 15:49
:N905i
:2kZcvuIQ
#485 [みぉり]
恭「………俺、だめかも」
あ「へ?」
何が?だめ??
言葉の意味がわからずに恭平さんを見上げてキョトンとしてしまった
:08/05/13 15:57
:N905i
:2kZcvuIQ
#486 [みぉり]
あ「……?えと…何が??」
恭「…………あかりとキスした奴に嫉妬しててやばい」
私を見ながら…相変わらず不機嫌そうな表情のまま
さらっとつぶやく
:08/05/13 15:59
:N905i
:2kZcvuIQ
#487 [みぉり]
あ「ッ?!?!///」
瞬間、全身にかぁっと熱が走り抜けた
あ「嫉妬………?///」
恭平さんが??
……だから不機嫌になったの?
:08/05/13 16:02
:N905i
:2kZcvuIQ
#488 [みぉり]
恭「ん………はぁ〜…まいった」
私を抱き締めたまま、恭平さんは私の肩に頭を委ねるようによりかかってくる
すぐ真横に聞こえる恭平さんの呼吸に思わず心臓が跳ねる
:08/05/13 16:06
:N905i
:2kZcvuIQ
#489 [みぉり]
息がっ///近い〜〜ッ///
ドキドキしている私をお構いなしに恭平さんはそのまま動こうとはしなくて、どうしたらいいかわからず硬直したまま
あ「………〜〜〜ッ///」
っていうかッ///
さっきからなんか……恭平さん……キャラが違うよぅな……
口調も……いつのまにか敬語じゃないし
:08/05/13 16:12
:N905i
:2kZcvuIQ
#490 [みぉり]
あ「恭平さん?……///」
恭「………ん?」
耳元に顔を寄せたままで返事をされる
〜〜ッ///
やっぱりキャラ違うッ///
私の知ってる恭平さんは、私にこうやって触れたりしなかったし///
:08/05/13 16:15
:N905i
:2kZcvuIQ
#491 [みぉり]
恭「?…何?」
名前を呼んだもののどうしたらいいかわからない
不思議そうに顔を上げる恭平さんと目が合う
:08/05/13 19:23
:N905i
:2kZcvuIQ
#492 [みぉり]
あ「………」
いつ見ても綺麗な顔立ち、眼鏡がないせいか私を見つめる瞳に吸い込まれそうになる
顔をじっと見つめたままでいるとふっと恭平さんが笑った
ドキッ……
:08/05/13 19:33
:N905i
:2kZcvuIQ
#493 [みぉり]
恭「俺の顔…なんかついてる?笑」
くしゃっと笑うその姿にいつもどきどきしっぱなしで
撮影の時も、この人のこの笑顔が、私を見つめる瞳が―……
あ「好き」
:08/05/13 23:47
:N905i
:2kZcvuIQ
#494 [みぉり]
恭「え・・・・」
突然の私の呟きに恭平さんは目を丸くする
あ「あッ・・・・///そう・・・思っただけです///」
無意識に出してしまった言葉に自分自身で驚きつつも
できるだけ恭平さんから目を逸らさないように頑張って伝える
:08/05/14 02:32
:PC
:8oV4zjQI
#495 [みぉり]
すると、恭平さんは柔らかくにっこりと笑って
私の頭にぽんぽんと撫でる様に手を添えた
恭「・・・・・・・俺のなんだよな」
あ「へ?」
恭「あかりは・・・・俺のものになったんだよな」
あ「〜ッ////・・・はい///」
:08/05/14 02:36
:PC
:8oV4zjQI
#496 [みぉり]
恭平さんが嬉しそうに笑う
それだけでぽっと私も嬉しくなる
頭に乗せられた手に安心を感じられる
あ、そっか………こうやって恭平さんが私に触れるのは………あの時以来……
告白されて…振ったとき以来なんだ……あれから指一本触れないって約束して撮影してたし
:08/05/14 13:34
:N905i
:pia3VZZA
#497 [みぉり]
恭平さんって……きちんと守ってくれてたんだよね
………あの時と今、こんなふうに笑い合うなんて考えもしなかった
不思議な感じ…何より……恭平さんが…まぁ、口調の変化が一番感じるけど(笑)
本当に私を想ってくれてて幸せだなぁ〜………
恭「……なぁ、あかり」
:08/05/14 13:39
:N905i
:pia3VZZA
#498 [みぉり]
あ「はい?」
恭「俺さ…あかりに触れるの久しぶりですごく嬉しいんだけど……」
恭平さんが頭を撫でて私を見つめて言う
私と同じようなことを思ってたなんてちょっとびっくり(笑)しつつもやっぱり恥ずかしくてどぎまぎしてしまう
:08/05/14 13:42
:N905i
:pia3VZZA
#499 [みぉり]
恭「ちょっと………やばいかも」
困ったように笑う恭平さん
あ「?はぁ……?何が?」
やばいって?言葉の意味がわからず聞き返す私に、恭平さんは一瞬天井を仰いでため息をつく
:08/05/14 13:45
:N905i
:pia3VZZA
#500 [みぉり]
【作者です】
こんにちは

なかなか更新できない上、ダラダラと書き綴ってしまって申し訳ありません

今後の展開について、皆様からご意見いただけたら幸いだなと思いまして作品内ですが感想板のご案内をさせていただきます。
よろしければご意見、ご感想ぜひお願いします


ご案内

>>464
:08/05/14 13:57
:N905i
:pia3VZZA
#501 [みぉり]
:08/05/14 13:58
:N905i
:pia3VZZA
#502 [みぉり]
>>499から
恭「ん〜・・・・言ったらあかり困ると思うけど」
苦笑いを浮かべて、頭を撫でていた手を私の頬に添えながら呟く
あ「???」
私が困るって??
ますますわけがわからず・・・・でも・・・中途半端は気になるっ
:08/05/14 23:59
:PC
:8oV4zjQI
#503 [みぉり]
あ「濁されるほうが気になるんですけど・・・・はっきり言ってくださいっ」
恭平さんを見上げるて言うと、恭平さんはため息をついて口を開いた
恭「・・・・・後悔すんなよ?」
:08/05/15 00:19
:PC
:b/xhNpkI
#504 [みぉり]
後悔??
あ「??自分から聞いたのに後悔なんてしないですよ?」
私が答えると恭平さんはにっこり笑う
恭「・・・・あかりに触れてると我慢できなくなるんだよね」
あ「我慢??何の??」
触れるのに我慢なんて必要なの??
だって・・・・恭平さん・・・今も触れてるのに??
よっぽど混乱した顔をしていたらしく恭平さんは、くすっと笑う
恭平「だから・・・・・」
:08/05/15 00:35
:PC
:b/xhNpkI
#505 [みぉり]
話しながら恭平さんの顔がゆっくり近づいてくる
あ「へ?///」
徐々に縮まるその距離に思わず後ろに体勢を逸らそうとしたけど・・・・
恭平さんの腕がそれを許してはくれなかった
ちょっ///近い近いッ///
あ「きょっ恭平さん?///」
:08/05/15 00:45
:PC
:b/xhNpkI
#506 [みぉり]
私があたふたしてるのに、恭平さんは笑ったままその距離をゆっくり詰める
あ「あのッ///近いー・・・ッん」
私の言葉は恭平さんにその口を塞がれて途切れてしまった
:08/05/15 00:51
:PC
:b/xhNpkI
#507 [みぉり]
突然のキス
一瞬にして頭の中が真っ白になった
さっきまでの触れるだけだったキスとは全然違う
長い口付け
:08/05/15 00:59
:PC
:b/xhNpkI
#508 [みぉり]
あ「ッ・・・・んっ・・・///」
うまく息ができない
何度も何度も角度を変えては重ねられる唇に
離れることもできない
:08/05/15 05:59
:PC
:b/xhNpkI
#509 [みぉり]
あ「…ッふ…ッは…」
苦しいッ……
唇を重ねているだけとはいえ、全身が硬直してうまく呼吸することができない
唇が離れる一瞬に息を吸おうとしても、すぐにまたふさがれる
あ「はッ……ん…ふ…ッ」
:08/05/15 15:35
:N905i
:mGsFUKS.
#510 [みぉり]
繰り返されるその息苦しさに、深く息を吸おうと口を開くと
その隙間から何か入り込んできた
あ「んんッ……///」
それが何かなんて…すぐにわかる
:08/05/15 15:51
:N905i
:mGsFUKS.
#511 [みぉり]
ビクッ……
恭平さんの舌先がゆっくり私の歯列をなぞる
その度に私の体は震えてしまう
もッ…無理…ッ
息苦しさから生理的にこみあげてくる涙が私の頬を伝った
:08/05/15 15:55
:N905i
:mGsFUKS.
#512 [アンカー]
:08/05/15 18:51
:D705imyu
:2Mttk1rU
#513 [みぉり]
:08/05/18 13:36
:N905i
:W1M5rabA
#514 [みぉり]
>>511から
直後、唇に感じた重みがなくなった
あ「はぁっ・・・・・・はぁ・・・・」
私は乱れる呼吸を整えながらも恭平さんに寄りかかるように倒れこんだ
恭「・・・ごめんっ」
どくんっー・・・・
:08/05/18 22:26
:PC
:foDOCzQ6
#515 [みぉり]
恭平さんの声が頭の上から聞こえー・・・
ぼぅっとする意識の中でいつかの声と恭平さんの声がシンクロした
この声ー・・・ううん、さっきの唇も
:08/05/18 22:31
:PC
:foDOCzQ6
#516 [みぉり]
私・・・・知ってる
少しずつ整ってきた呼吸を繰り返しながら
いつかの暗室でのキスを思い出した
:08/05/18 22:36
:PC
:foDOCzQ6
#517 [みぉり]
あの時のあの人はー・・・・恭平さんだったの?
でも、口調とか全然違ったし・・・別人??
でもでも・・・・あのキスと・・・・”ごめんっ”って謝り方はー・・・・
ー・・・・・間違うわけない
:08/05/18 22:52
:PC
:foDOCzQ6
#518 [みぉり]
あ「………自転車…ドミノ」
恭「え…………あぁ…」
俯きながらぽつりとつぶやくと恭平さんは一瞬、戸惑っていたけど
思い出したように"あぁ"とつぶやいたその声で確信
:08/05/19 11:31
:N905i
:./sz40rY
#519 [みぉり]
あ「やっぱり……あの人は…」
私がそこまで呟くと恭平さんはため息をついて私の身体をゆっくり向かい合わせるように離す
恐る恐る見上げた恭平さんの顔は悲しそうで……向かい合っているはずなのに私と目を合わせてはくれていない
:08/05/19 11:36
:N905i
:./sz40rY
#520 [みぉり]
恭「………そうだよ。あの時、あんな風にあかりに触れたのは……俺」
ドクンッ………ドクンッ
私と目を合わせないまま、伏し目がちに告げる恭平さんを私は黙って見つめた
なんて言ったらいいのかも…自分の今の感情すらもよくわからない
:08/05/19 11:42
:N905i
:./sz40rY
#521 [みぉり]
恭「弁解はしない。……俺のしたことは最低だというのは事実だから」
あ「………―ッ」
………あの時、すごく怖かった
身体の自由が奪われる感覚も、力で決して適わない恐怖感も……
犬に噛まれたとでも思って忘れようとしていたけど…
:08/05/19 11:47
:N905i
:./sz40rY
#522 [みぉり]
記憶を手繰り寄せてしまえば、すぐに思い出せてしまう恐怖
"どうしてあんな事をしたの?"
あの後、疑問に残ったのはそれだけ
からかわれたのか、という悲しみ
:08/05/19 11:50
:N905i
:./sz40rY
#523 [みぉり]
恭「……ごめんな……こんな最低な奴で………でも」
恭平さんが私に視線を合わせる、その顔は真剣で私はそらすことができない
恭「あかりを離すつもりはない」
………――ドキッ
:08/05/19 11:56
:N905i
:./sz40rY
#524 [みぉり]
きっぱり言い切る恭平さんに、不謹慎にも心臓が高鳴った
だけど―……整理しきれない
あの時キスされた相手が、今この瞬間に判って……しかもそれは自分の好きな人で……
……もし……もしも、恭平さんじゃなかったら?
:08/05/19 12:00
:N905i
:./sz40rY
#525 [みぉり]
あのキスの相手が・・・恭平さん以外だったら・・・・
・・・・――やだっ
考えただけでも気分が悪くなる
:08/05/19 13:26
:PC
:KGqKmMsk
#526 [みぉり]
ー・・・とんっ
恭「あかりっ?!・・・・・・」
恭平さんの胸に寄りかかって俯くとー・・・
私の行動に驚きながらも私の身体をしっかり支えるように抱きとめてくれてる
:08/05/19 14:59
:PC
:KGqKmMsk
#527 [みぉり]
そうだ・・・
あの時も・・・・自転車を倒したときも・・・今も
私を助けてくれたじゃない
”どうしてあんなことをしたのか”
:08/05/19 15:24
:PC
:KGqKmMsk
#528 [みぉり]
その答えは・・・・わかってる
”私を好きだから”
恭平さんはきっとそう答えちゃうんだろうな
私はあのキス・・・嫌だった、怖かった
だけどー・・・
:08/05/19 15:26
:PC
:KGqKmMsk
#529 [みぉり]
恭平さんだから・・・・
あ「・・・・・ぃですよ」
恭「え?」
:08/05/19 15:27
:PC
:KGqKmMsk
#530 [みぉり]
あ「…もぉいいですよッ」
恭「は!?けど俺は―…ッ」
言葉を続けようとする恭平さんの口を私の左手が静かにふさぐ
驚き戸惑いを隠せないまま恭平さんは静かになった
あ「……過ぎたことはいいんです」
:08/05/19 22:30
:N905i
:./sz40rY
#531 [みぉり]
"何があったか"じゃなくて、"私がその事実をどう思うか"
あ「あの時・・・正直、すごく怖かったし忘れたかった・・・むしろ忘れようって決めてました」
恭平さんの口元を押さえたまま続ける
:08/05/20 02:12
:PC
:6vpBb7Ro
#532 [みぉり]
あ「でも・・・あの時の・・・あの人は恭平さんで・・・・」
私の好きな人だからー・・・もしも他の人だったとしたら嫌だから
あ「恭平さんだからー・・・いいんです。」
ゆっくりと手を下ろす
:08/05/20 02:15
:PC
:6vpBb7Ro
#533 [みぉり]
━━―――………
恭平side
あ「他の人だったら死ぬほど嫌ですけど」
ほんのり顔を赤くしながら困ったように笑う彼女
俺はあんな最低なことをしたのに―…
でも彼女は俺だから許すと言って笑ってる
:08/05/20 13:38
:N905i
:s9ZB1lUQ
#534 [みぉり]
恭「…………ッ」
ぐぃっ
あ「ひゃっ」
たまらず彼女を抱き締めた
あ「きょっ…恭平さんッ!?///」
:08/05/21 00:51
:N905i
:I0caZyro
#535 [みぉり]
恭「……ありがとう」
あかりの耳元でそっと呟く
感謝を表すのはこれが精一杯
他に言葉なんてない
あ「…ッ///はい…ッ」
:08/05/21 00:56
:N905i
:I0caZyro
#536 [みぉり]
きっと俺の腕の中で真っ赤になってるに違いない
恭「…ぷっ」
容易に想像できてしまって思わず吹き出してしまうとあかりがはっとしたように見上げる
あ「……………今笑いましたね?」
:08/05/21 00:57
:N905i
:I0caZyro
#537 [みぉり]
………聞こえてたか
恭「………そんなことないですよ?」
とりあえず、あかりににっこり笑いながら言ってやる
………言い返してくることはわかってるけど
あ「む……いまさら敬語でしらじらしいですッ!!」
:08/05/21 01:00
:N905i
:I0caZyro
#538 [みぉり]
むすっと俺を睨みながら呟く
あらら……機嫌悪くなったか?
…つって怒ってもあんま迫力ないんだよなぁ笑
思わず苦笑しそうになって、ふとあかりの言葉を辿った
:08/05/21 11:20
:N905i
:I0caZyro
#539 [みぉり]
"いまさら敬語で―…"
そういえば……俺、嬉しくて敬語使うの忘れてたな
うーん……まぁ、後々ばれることだが…あかり的には口調が変わったのは疑問だよな
:08/05/21 11:29
:N905i
:I0caZyro
#540 [みぉり]
俺が首を傾げながら、どうしたもんか考えているとあかりが口を開いた
あ「……敬語……普段は使ってないんですか?」
恭「………」
あ「私…凪以外の人と話してる恭平さんを見たことないから……」
:08/05/21 11:36
:N905i
:I0caZyro
#541 [みぉり]
あ…そうか、選択と撮影以外であかりと顔合わせることなかったのか
あ「凪…にも敬語だったから……元々、敬語で話す人だと思って…」
……学内っーか、凪とやまと以外の奴がいる時は敬語使ってるだけなんだけど…
:08/05/21 11:50
:N905i
:I0caZyro
#542 [みぉり]
そこまで話して、あかりは伺うような顔で俺を見ている
多分、"なんで今は敬語じゃないの"と聞きたいんだろう
俺は心の中で"やれやれ"とため息をつきながら口を開く
恭「……面倒だから」
:08/05/22 01:20
:N905i
:t6dpC4H6
#543 [みぉり]
あ「??面倒って?」
恭「……正直な話、あんまり人と深く関わるのが得意じゃないんだ俺、…優等生っぽくいる方がわりと人と距離保てるし、進学にも有利だからさ……学校じゃおとなしい俺でいるんだ」
あーあ…言っちまったよ
でも…うそをつきたくもないし、実際そうしてきたから…あかりには正直でありたい
:08/05/22 01:37
:N905i
:t6dpC4H6
#544 [みぉり]
【読んでくださってる方へ】
意見、感想いただけたら幸いです

お願いいたします




ご案内
>>464
:08/05/22 02:00
:N905i
:t6dpC4H6
#545 [みぉり]
>>543から
あかりは何かを考えてるみたいだったが、視線は俺から逸らさない
恭「………ショック?」
今まで仮面かぶってたようなもんだから……騙されたと思ってショックをうけても仕方がないはず
:08/05/22 12:26
:N905i
:t6dpC4H6
#546 [みぉり]
あ「………複雑…です」
恭「複雑??」
言葉の意図するところがわからず、聞き返す俺に
あかりは困ったように笑って俺を見る
あ「……だって…こんな恭平さん知ってるの…貴重なんでしょ?」
:08/05/23 18:46
:N905i
:rDjiSYxA
#547 [みぉり]
あ「…深く関わるのが苦手なら…私はその……深く関われる存在ってこと…かなぁって思ったら……なんか………嬉しいというか…///」
そこまで言って頬を真っ赤にそめて、うつむいてしまった
:08/05/23 18:50
:N905i
:rDjiSYxA
#548 [みぉり]
あ「だけどッ…ぅーん……ちょっとショックなような…ッだから複雑……です」
再び、俺を伺うように見上げる瞳に心臓を捕まれたように固まってしまった
……こいつは
:08/05/24 04:45
:N905i
:ejf0g5aA
#549 [みぉり]
無意識の発言だろうが…また救われている
俺が思いもしない言葉で、いとも簡単に、その罪悪感を拭っていく
騙すような上辺の俺ばかりを見せていたことも、強引にキスをして恐がらせたことも
全部、全部……
:08/05/24 14:39
:N905i
:ejf0g5aA
#550 [みぉり]
恭「・・・・・まいった」
あ「え?」
俺の呟きにキョトンと反応する
その仕草ひとつさえも愛おしい
:08/05/26 02:38
:PC
:xc3dfSbg
#551 [みぉり]
恭「いや・・・こっちの話」
あ「???あッ!!」
恭「ん?」
あ「今まで知らないことがたくさんで、といっても恭平さんは私のこと色々知っててくれたけど///・・・・これからは私もたくさん恭平さんのこと知りたいし、色んな時間を一緒に過ごしていきたいから・・・良いことも嫌なこともちゃんと話してくださいね?」
:08/05/26 02:41
:PC
:xc3dfSbg
#552 [みぉり]
恥ずかしそうに笑う姿にくらりと眩暈を覚えた
俺が望む”これから”をあんなことをされても当然のように話してくれるあかりに胸が高鳴る
あぁ・・・・本当にこいつが好きだなと実感する
恭「・・・・・こちらこそ」
:08/05/27 23:34
:PC
:Z7oL3REY
#553 [みぉり]
俺の呟きに嬉しそうに笑顔をうかべて、あかりは右手を差し出してきた
あ「…よろしくお願いしますッ///」
その言葉を受けて、自然と小さな手を握った。
:08/05/28 02:31
:N905i
:boZV7WdQ
#554 [みぉり]
子供のように、花のように無邪気な笑顔をこれからはずっと近くで―………
恭「…よろしくお願いします、」
―end―
:08/05/28 02:34
:N905i
:boZV7WdQ
#555 [みぉり]
【作者より】
なんだか半端な終わりでごめんなさい


"その後"を描こうとしたのですが

なかなか難しく…

今後は…
付き合ってからの二人や凪と有希の話を書けたらと思ってます

お時間ありましたら、また読んでやってください。お付き合いくださいましてありがとうございました

みぉり
:08/05/28 02:38
:N905i
:boZV7WdQ
#556 [みぉり]
:08/05/28 02:39
:N905i
:boZV7WdQ
#557 [我輩は匿名である]
:08/07/24 14:16
:N905imyu
:cvVr0/qs
#558 [みぉり]
>>我輩さん
あげていただきありがとうございます(^^)
2作目「宝物。」では凪と有希をメインに書いてますので
よかったら見てください☆
:08/07/24 21:53
:PC
:VZVUB2hg
#559 [☆]
:08/08/17 22:22
:W45T
:AjuFaKdM
#560 [かぁな☆]
アゲ


:09/05/02 10:51
:N905i
:n0430SIY
#561 [我輩は匿名である]
:09/08/11 15:19
:920P
:6KMN5XV.
#562 [みぉり]
>>かぁなさん☆
>>匿名さん☆
アンカーありがとうございます!!
:09/08/17 01:40
:PC
:2U1ig6GY
#563 [
:/ぶーちゃん]
スキだからあげ☆
Bookmark済み


:10/03/15 07:13
:N02A
:9gLypbIk
#564 [みぉり]
>>ぶーちゃん さん

ありがとうございます

かなり前の作品なに、ブックマークまでしていただいて嬉しい限りです

:10/03/15 19:47
:N905i
:eXWAU22E
#565 [risa]
あげ(^^
:11/02/23 00:15
:PC
:HR35W4ZY
#566 [○○&◆.x/9qDRof2]
(´∀`∩)↑age↑
:22/10/05 12:48
:Android
:dfJ9pWTw
#567 [○○&◆.x/9qDRof2]
:22/10/05 13:01
:Android
:dfJ9pWTw
★コメント★
←次 | 前→
トピック
C-BoX E194.194