【続】あいつはあの子のことが好き。
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#1 [みぉり]
恋愛小説、「あいつはあの子のことが好き。」の続きのスレッドです。
一生懸命書いていきますので

よろしくお願いします
>>ご案内
【あいつはあの子のことが好き。】
bbs1.ryne.jp/r.php/novel-f/7276/
:08/03/13 00:18
:N905i
:txiHegR2
#2 [みぉり]
すいません

うまく貼れませんでした


タイトルはそのままでありますので、よろしければ探して読んでいただけましたら幸いです。
:08/03/13 00:32
:N905i
:txiHegR2
#3 [みぉり]
【続き】
私は自分の体中から沸き上がる息苦しい感情に押しつぶされそうで
立ち上がると"すいません"と絢さんに頭を下げて屋上を飛び出した
後ろで有希が私の名前を呼んでいたけど振り返らないで走る
:08/03/13 00:36
:N905i
:txiHegR2
#4 [みぉり]
どうして…っ
私を好きって言ってくれたのは……?
私の心にはそればかりがぐるぐると駆け巡っていた
階段を駆け降りながら私の耳にチャイムの音が聞こえてくる
このままでは先生に見つかってしまう……
:08/03/13 00:51
:N905i
:txiHegR2
#5 [みぉり]
とても教室に戻れる気持ちではなかった
階段を降りてすぐ、私の司会に飛び込んできたのは"備品室"
私は迷わずに鍵を取出し、その扉を開けて中に入ったー…
:08/03/13 00:57
:N905i
:txiHegR2
#6 [みぉり]
:08/03/13 00:58
:N905i
:txiHegR2
#7 [みぉり]
>>5から
━━――………
恭平side
ブーッ…ブーッ………
凪と保健室にいると突然、凪の携帯が鳴った
凪は"誰だろ"とつぶやきながら電話に出る
ピッ……
凪「もしぃー?誰………っ有希」
:08/03/13 01:24
:N905i
:txiHegR2
#8 [みぉり]
凪「なんだよ?どしたー…え?今……?保健室………おぃ、有希ぃ??」
ピッ……
恭「どした?」
俺は中途半端に終わった会話を変に思い声をかけた
電話を切った凪が携帯をしまいながら"さぁ"と首を傾げる
:08/03/13 01:32
:N905i
:txiHegR2
#9 [みぉり]
凪はソファに腰を掛けた
俺は大きく伸びをして壁の時計を見る
5時間目が始まって5分くらいか…
今は三井さんが校長室にいる時間だから
昼休みから凪と保健室で特に話もせずにぼぅっと過ごしていた
:08/03/13 01:59
:N905i
:txiHegR2
#10 [みぉり]
そんな沈黙を破るように何かが聞こえてきた
ダダダダダダタッ…
廊下から…………ものすごい勢いの足音………?
俺たちは顔を見合わせて扉を見つめた
バンッ!!
:08/03/13 02:15
:N905i
:txiHegR2
#11 [みぉり]
ガチャガチャッ………ドンドンドンッ
扉を開けようと誰かがものすごい勢いでノックしている
こんな時間に……誰だ?
もしや急病の生徒!?
同じことを思ったらしい凪が慌てて扉の鍵を開けると勢い良く一人の女の子が飛び込んできた
:08/03/13 02:18
:N905i
:txiHegR2
#12 [みぉり]
凪「有希っ!?」
それは瀬戸の親友で凪の幼なじみの園田有希だった
肩を激しく上下させて息をする様子からもただならぬ雰囲気を感じ、その顔は真剣そのもので何やら怒りのオーラさえ出ている
あまりに突然の来客に凪も俺もびっくりしていると
:08/03/13 02:29
:N905i
:txiHegR2
#13 [みぉり]
凪「ちょっ……有希!?」
凪も驚いた様子で名前を呼んだか園田は聞こえていないかのように
つかつかと俺に一気に近づいてきた
なんだ……いったい……
訳も分からずぽかんとしていると園田は俺の前にたった
:08/03/13 02:34
:N905i
:txiHegR2
#14 [みぉり]
次の瞬間、園田の小さな手が振り上げられ
バシッ
乾いた音が保健室に響き渡った
ぶたれた左頬がジンジンする
俺はますますぽかんとしていると園田が怒り心頭の顔で
有「どういうつもりよっ!!!」
叫ぶように怒鳴った
:08/03/13 02:39
:N905i
:txiHegR2
#15 [みぉり]
凪「有希っ何してんだよっ!!」
凪が園田の肩を掴んで落ち着かせようとする
それでも園田は凪の腕を振り払い俺をにらみつけたまま続けた
有「あかりがっ……どんな想いしてきたと思ってんの!?!?」
恭「瀬戸?」
久しぶりに聞くその名前に思わず身を乗り出す
:08/03/13 03:36
:N905i
:txiHegR2
#16 [みぉり]
有「なんでよっ…なんであかりを好きだって言いながら……絢先輩と関係もってんのよ!!!!!!」
!!!!!
園田の発言に俺も凪も言葉を失った
恭「なんで…知ってんだよ………」
:08/03/13 03:38
:N905i
:txiHegR2
#17 [みぉり]
俺の呟きに園田は下唇を噛み締めながらつい先程までの屋上での出来事を話した
…………瀬戸が屋上を飛び出したことも
凪「恭ちゃんっ……あかり、追わなきゃ!!」
凪が俺に急かすように話し掛ける
:08/03/13 13:47
:N905i
:txiHegR2
#18 [みぉり]
有「追わなくていいっ!!」
凪「有希っ!!」
園田が凪の言葉を押し退けて怒鳴る
有「あんたにそんな権利ないよっ!!あかりがっ……どんなに悩んだと思う?…っ……"今泉さんを傷つけた、気持ちを疑った私に出来るのは今泉さんが望む関係でいることだけ"………そう言って……何日も何日も…過ごしてた」
園田の声がだんだん弱くなる
凪も俺も黙って園田を見つめていた
:08/03/13 13:53
:N905i
:txiHegR2
#19 [我輩は匿名である]
恭ちゃんおいかけて!!笑
:08/03/13 13:56
:D705i
:KKfgwcLo
#20 [みぉり]
有「"謝って済むことじゃないから、……でも気持ちを信じられるようになれた"って………あかり、嬉しそうだったんだよ?…やっと………好きを信じられたのに……」
再び顔をあげた園田は目一杯に涙を溜めながら続ける
有「なんでっ……他の女と……っ」
凪「違うっ!!!!恭ちゃんはずっと本気であかりを………」
:08/03/13 13:57
:N905i
:txiHegR2
#21 [みぉり]
>>匿名さん

追い掛けられるのかっ!?恭平(笑)
この修羅場をどうするのか…お付き合いお願いします

:08/03/13 14:02
:N905i
:txiHegR2
#22 [みぉり]
恭「凪ッ!!………俺が話すから」
俺は凪を制して、園田に向き合うように椅子から立ち上がった
もう……いいんだ
俺は息を吸い込み話しだす
園田は黙って俺を見つめて聞く
:08/03/13 14:09
:N905i
:txiHegR2
#23 [みぉり]
恭「全部俺が悪いんだ……あの日、凪がバイトに初めて来た日に…偶然、相原がいた。ちょくちょくバーに来てた常連だったが……まさかうちの生徒だなんて思ってなかった」
俺は思い出しながら…続ける
恭「俺がバイトしてること黙ってるかわりに遊びませんかって…それから始まったんだ…相原との関係が」
:08/03/13 14:33
:N905i
:txiHegR2
#24 [みぉり]
恭「別に断ることだってできたのに……俺は……瀬戸とはどうにもならないって……それを勝手に自分で理由づけて…相原と………」
"遊びの関係でいたんだ"と呟くと園田は怒りに身を震わせて黙っている
きっと俺の話をきちんと最後まで聞こうと耐えてくれているんだろう
:08/03/13 14:36
:N905i
:txiHegR2
#25 [みぉり]
恭「相原に…男ができても……あいつからやめようと言うか、俺がやめたいタイミングでやめるか……そんな契約だった…ずっと関係は続けてた……そんな関係の中で2年になって…いろんな偶然で瀬戸と近くなれて………凪から"ある話"を聞いて…相原とはきっぱり切った」
そこまで話すと俺はため息を吐き出した
:08/03/13 15:20
:N905i
:txiHegR2
#26 [みぉり]
有「だからって…………っ」
園田は一度、口をつぐみ次の瞬間………俺も凪も……そして
瀬戸さえもその場にいたら驚くであろう発言をした
有「なんで…っ…よりによって…真野篤の彼女にっ」
:08/03/13 15:47
:N905i
:txiHegR2
#27 [みぉり]
恭「……………気付いてたのか」
有「気付いてたよ……それくらいっ」
驚く俺たちに園田は俯きながら言う
有「あの球技大会後から…あかり……少しかわった」
:08/03/13 22:41
:N905i
:txiHegR2
#28 [みぉり]
有「……あかりの変化に気付いたけど…っ………言えなかった…あかりの…恋愛に対するつらさを知ってたから…考えさせたくなくて…私は……あかりに……言えなかった」
園田が握り締めた手を震わせながら呟く
俺はチラっと凪を見た
凪は………園田を真剣な面持ちで見つめる
:08/03/14 00:00
:N905i
:CUXm7HdU
#29 [みぉり]
恭「………相原が付き合ったのが…瀬戸が好きになったのが真野だったのは………偶然だったんだ」
俺が言うと園田は再び俺をにらみつけてから凪に視線を移す
有「…………凪、知ってたの?」
:08/03/14 00:44
:N905i
:CUXm7HdU
#30 [みぉり]
凪「…………っ……うん」
有「どうして?………凪は…あかりの…っ……あかりの"あのこと"知ってるじゃないっ!!……なのにどうしてよっ!?」
凪「……ごめんっ……俺のせいだから」
有「え?」
:08/03/14 01:07
:N905i
:CUXm7HdU
#31 [みぉり]
恭「………凪」
俺がそっと名前を呼ぶと、凪は"有希にうそは言えないよ"とふっと笑った
有「どういうこと?」
凪の呟きと俺とのやりとりに園田は何かを感じたらしくさっきとは打って変わって静かに問う
:08/03/14 01:13
:N905i
:CUXm7HdU
#32 [みぉり]
凪「…あかりが好きを信じられなくなったのは……俺のせいなんだ」
園田は表情を変えずに、凪を見つめる
凪「中学ん時……クラスの男どもで……"誰があかりを落とせるか"って話したことがあった。…あかりは昔っからもててたから……一番もてる女ってことで…あかりを落とそうってなったんだ」
凪は静かに話す
:08/03/14 02:10
:N905i
:CUXm7HdU
#33 [みぉり]
凪「それを言いだしたのは………俺だった……でも途中で帰ったから…
まさか、そん中の一人が…本当にあかりに告白して、あかりと付き合いだすなんて思いもしなかった。
俺は……ふざけて言い出したことをすっかり忘れて……あかりとそいつが付き合ってることが"ゲーム"感覚でみんなの賭けに使われてるなんて知らなかった…」
そこまで言うと凪は自嘲気味に笑って園田の方をむいた
園田は……驚いた様子で凪を見つめている
:08/03/14 02:17
:N905i
:CUXm7HdU
#34 [みぉり]
凪「有希……1年の夏休み、うちに来たときにさ……あかりが"中学の時、賭事で告白されて付き合って傷ついた"って……俺に話したよね…"そんな奴許せない"って…あかりのために…泣いてたよな?」
園田は何も言わない
凪「……有希の涙を見て…あかりに何があったのか…初めて全部知ったんだ………全部俺のせいなんだよ……」
凪は言い終わると、"ごめん"と呟き頭を深々と下げた
:08/03/14 02:29
:N905i
:CUXm7HdU
#35 [みぉり]
園田は黙って凪を見つめるだけ…
恭「……凪にその話を聞いて……俺は瀬戸に好きだって気持ちを信じてもらいたいと思って…撮影を続けてきた……だけど…………」
次の瞬間、俺の言葉を遮るように園田が口を開いた
有「……………勝手すぎる」
:08/03/14 02:34
:N905i
:CUXm7HdU
#36 [みぉり]
凪もその声にゆっくりと顔を上げた
園田はまっすぐに……怒りとも悲しみともとれる顔で続ける
有「あんたら……人の気持ちなんだと思ってんの?………あかりが…傷ついたこと知ってて…なんでそんなに勝手なことばっかりしてんのよ……」
:08/03/14 02:42
:N905i
:CUXm7HdU
#37 [みぉり]
有「……あかりが好きを信じられるようになったらそれでいいって?」
凪と俺は何も言えない
確かに……そのためだけに…撮影の中で、俺なりに気持ちを伝えてきたつもりだった
有「凪……」
:08/03/14 02:45
:N905i
:CUXm7HdU
#38 [みぉり]
園田が凪をまっすぐに見据えて言う
有「自分がしたこと………あかりに話さないままで…友達続けるつもり?」
凪はその言葉に俯いて答えない
次に園田は俺を見つめた
有「今泉くん」
:08/03/14 02:56
:N905i
:CUXm7HdU
#39 [みぉり]
有「あかり……あなたを傷つけたって……泣きたいのずっと堪えてきたよ…それを…さっきのあの一瞬で……あかりを支えてきたはずの"あなたの好き"があかりの気持ちを全部崩した………」
俺は目を逸らしたい衝動にかられたが、キッと園田を見つめる
園田は黙って俺と目を合わせたままで動かない
数秒の沈黙
:08/03/14 03:03
:N905i
:CUXm7HdU
#40 [みぉり]
有「二人がどう思ってるか…私にはどうでもいいことだよ……だけどね、自分がしたことの責任はしっかりとりなよ………このまま黙ってみてるだけでいいと思うならそれはそれでいい、でも………自分のせいで傷つけた人にはきちんと向き合うべきじゃないの」
園田は呟くように哀しげに言うと静かに保健室を出ていく
俺たちは……その様子を黙って見ているだけだった
:08/03/14 03:11
:N905i
:CUXm7HdU
#41 [みぉり]
バタン………
扉がしまったあと、凪は黙って床を見つめるようにたったままだったが
しばらくしてから静かに保健室を出ていった
……俺はソファに体を投げ出して天井を見つめる
頭の中では園田の言葉が何度も駆け巡っていたー……
:08/03/14 03:16
:N905i
:CUXm7HdU
#42 [みぉり]
━━―――……
あかりside
ブーッ…ブーッ…
さっきから携帯が鳴ってる
着信先は………有希
私がいきなり飛び出したから心配してかけてきてくれてるんだ
でも…今は誰にも会いたくない
:08/03/14 03:27
:N905i
:CUXm7HdU
#43 [みぉり]
私は携帯が鳴り止んだのと同時に電源を切った
そのまま備品室の窓をあけてベランダへと足を少し投げ出す形で座り
窓の縁にもたれかかってぼーっと空を眺めた
……どうして
:08/03/14 03:39
:N905i
:CUXm7HdU
#44 [みぉり]
今泉さん……わけわかんないよ…
やっぱりからかわれてたのかなぁ
好きって……信じられたのに…
あ「なんで…絢さんと……」
呟いた私の頬を…一筋の涙がつたった
:08/03/14 03:44
:N905i
:CUXm7HdU
#45 [
]
めっちゃ最高おっもしぃです

全部読ましていただきました

更新ガンバって下さい

応援してます

:08/03/14 15:10
:SH902iS
:ws.QYiF.
#46 [みぉり]
>>

さん

最高おもしろいなんて


すごく嬉しいです

ありがとうございます

更新頑張りますのでよろしくお願いします


:08/03/14 17:41
:N905i
:CUXm7HdU
#47 [愛]
めっちゃ面白いです
楽しみにしてるんで更新頑張って下さいねぇ。ツ
:08/03/14 17:48
:W53K
:73zfIsMU
#48 [みぉり]
:08/03/14 18:18
:N905i
:CUXm7HdU
#49 [みぉり]
>>44から
絢さんは…"真野篤"の彼女だった
きっと……普通なら…好きな人が彼女と別れたって聞いたら
不謹慎でも…すごく嬉しいこと……だよね
"自分にもチャンスがきた"って…
:08/03/14 18:18
:N905i
:CUXm7HdU
#50 [みぉり]
でも……どうしてかなぁ
特別嬉しいなんて思えなかった
…好きって伝える気がないから?
でも……
:08/03/14 18:26
:N905i
:CUXm7HdU
#51 [みぉり]
今泉さんが絢さんと……関係あったのはショックだった
それは…私を好きって言ってくれたのにって…………
悲しくなったから……なのかな
だけど…そんなの……"やっぱりうそだった"って考えるなら
今まではそんなに悲しくならなったのに
:08/03/14 18:30
:N905i
:CUXm7HdU
#52 [みぉり]
ガチャガチャ……カチャ
ぼぅーっとそんなことを考えているとふいに後ろで扉の開く音が聞こえた
やばいっ!!!
私は慌てて振り向き立ち上がったが時はすでに遅かった
「……瀬戸?」
:08/03/14 19:05
:N905i
:CUXm7HdU
#53 [みぉり]
あ「石田先生っ……」
なんとそこに立っていたのはクラス担任の石田先生だった
石「何してるんだこんなとこで」
あ「いやっ

あのー…」
どうしてよりによって担任に見つかるかな 泣
:08/03/14 19:07
:N905i
:CUXm7HdU
#54 [みぉり]
ん?っていうか先生こそ何して……
そう思ってよくよく先生をみて気付いてしまった
……たぶん先生は私を見つけたことに驚いて気付いてないけど
あ「…………校内禁煙ですよ?笑」
:08/03/14 19:15
:N905i
:CUXm7HdU
#55 [みぉり]
石「あ…………」
口にタバコをくわえ、右手にはライター左手には携帯灰皿を持った石田先生は動きをとめた
あ「……鬼の生活指導主任?」
私は呟くと、石田先生は"誰にも言うなよ?"と苦笑いして私がさっきまで座っていた窓辺へ腰掛けた
私もなんとなくその隣に座り込む
:08/03/14 19:23
:N905i
:CUXm7HdU
#56 [みぉり]
石田先生は慣れた手つきでくわえたえたタバコに火をつけると、ふぅーっと煙を吐き出す
石「……ばれちまったなぁ」
あ「え?」
石「いやー…教師が生徒に秘密を暴かれた気分?笑」
あ「なんですかそれ(笑)……先生こそ、私の秘密知っちゃったじゃないですか」
:08/03/14 19:35
:N905i
:CUXm7HdU
#57 [みぉり]
石「……備品室の鍵?」
あ「はい……まぁ、そんなとこです」
石田先生はふっと笑って私に煙がかからないように吐き出す
石「若菜に…園田、恭平に瀬戸……それぞれ鍵持ってんだろ」
!!!!
あ「先生っ!!……知ってたんですか?」
:08/03/14 19:38
:N905i
:CUXm7HdU
#58 [みぉり]
石「俺を誰だと思ってんの?笑)鬼の生活指導主任よ?……っても情報源は恭平だけどな」
先生の情報網ってすごいっ
………って……今、先生…
あ「恭平?………っ!?…今…泉さん?」
私が驚いて聞き返すと、先生はキョトンと
石「あれ?………聞いてない?」
首を傾げて私に尋ねる
:08/03/14 19:43
:N905i
:CUXm7HdU
#59 [y]
:08/03/14 21:26
:W52P
:P5abPkpQ
#60 [愛]
続き気になるんであげまぁす
:08/03/14 21:30
:W53K
:73zfIsMU
#61 [えい(
ェ
)
]
この小説

超

好きデス


読んでくうちにどんAハマっていって今では毎日かかさずチェックしてますッ

(Pq

v

*)

寝る前に読んで寝る

のが私の習慣になってるかんじデス

ワラ この小説を見るとワクAしたリ、切なくなったリ。。。となんだかいろAな気持ちになるコトができますッ

主サン最高



(

。‥人‥。

)

:08/03/14 22:02
:D905i
:lir3j07g
#62 [
]
<font color="black" size="2">ほんと最高ですよ

読み出したら止まらなくなりました

こんなにハマったの初めてです

</font>
:08/03/14 22:29
:SH902iS
:ws.QYiF.
#63 [みぉり]
>>59さん

アンカーありがとうございます

>>愛さん

あげていただいてありがとうございます



>>えいさん

すごく嬉しい言葉をありがとうございます

読むことが習慣になって頂けてるなんて

色んな気持ちを感じとって楽しんでもらえて嬉しいです

>>

さん

これからももっと色んな楽しみを感じて頂けますように頑張ります

応援おねがいしますっ

:08/03/14 22:46
:N905i
:CUXm7HdU
#64 [みぉり]
>>58から
石「っつーかあいつの兄貴との方が付き合い長いけど…俺と恭平、幼なじみ」
石田先生はサラリと言うと、携帯を取出しなにやらいじりだした
え?
あ「えーー――――!!????」
:08/03/14 22:54
:N905i
:CUXm7HdU
#65 [みぉり]
おさっ…幼なじみぃ!!??
驚いて言葉をなくした私をみて先生は"聞いてなかったか"と笑って携帯をパチンとしまった
石「まぁ〜…そんなわけでな、あいつの兄貴の店も俺は常連だから、若菜のことも、……鍵のことも知ってるわけ」
タバコを再び火を付けながら得意げに笑う
あ「………………はぁ」
石田先生……なんかキャラ違う
:08/03/14 23:00
:N905i
:CUXm7HdU
#66 [みぉり]
ぽかんとする私を横目に、先生は空にむかって煙を吐き出した
石「………恭平となんかあった?」
!!!!
あ「なっ…………ない…ですよ」
先生は"ふぅん"と呟いて黙ってしまった
:08/03/14 23:06
:N905i
:CUXm7HdU
#67 [みぉり]
その沈黙が……なんだか石田先生は全部わかってます…と言わんばかりの雰囲気で私は俯いてしまった
先生……今泉さんから聞いてるのかな
じゃなかったら……今泉さんとなんかあったのかなんて聞かないよね
俯きながらぐるぐるぐるぐる考えていると石田先生が口を開いた
:08/03/15 00:04
:N905i
:ddnq5JrU
#68 [みぉり]
石「恭平は……お前のこと本当に好きだよ」
あ「え?」
その言葉に顔を上げると、先生はふっと笑い立ち上がってゆっくり扉にむかって歩いていく
:08/03/15 00:06
:N905i
:ddnq5JrU
#69 [みぉり]
あ「先生ッ……そのこと………知ってたの…?」
先生は振り向いて"俺の情報網なめんなよ?"と笑った
石「あ、……今回はお互い様だから見逃すけど……今度から授業さぼんなよ?」
しっかり私に釘をさして、匂い消しスプレーを振りまくとそのまま出ていってしまった
バタン……
:08/03/15 00:10
:N905i
:ddnq5JrU
#70 [みぉり]
━━――………
恭平side
さっきから園田の言葉が俺の頭を駆け巡る
"好きを信じられればいいって?"
"勝手すぎる"
……確かに勝手すぎるのかもしれない
:08/03/15 01:09
:N905i
:ddnq5JrU
#71 [みぉり]
あいつの気持ちん中にズカズカ入って…
好きを信じてくれればそれだけでいいと言いながら……
真野が…フリーになったことを知った瞬間
あいつを手に入れたくて、不安だらけで……
:08/03/15 01:11
:N905i
:ddnq5JrU
#72 [みぉり]
近くにいることを望んだくせに……自分でまた勝手に理由づけて
あいつを突き放した
俺は………どうしたいんだ
:08/03/15 01:12
:N905i
:ddnq5JrU
#73 [みぉり]
あいつを傷つけたままでいいのか?
俺が望んだのは………こんな離れ方だったのかよ
後悔の波が打ち寄せて、俺の心を飲み込んでゆく
:08/03/15 01:14
:N905i
:ddnq5JrU
#74 [愛]
あげまぁす
更新楽しみにしてますイ~
:08/03/15 14:43
:W53K
:zUnypcuM
#75 [みぉり]
>>愛さん

あげていただきありがとうございます


少しですが更新します

:08/03/15 16:37
:N905i
:ddnq5JrU
#76 [みぉり]
>>73から
ブーッ……ブーッ……
突然、うなりをあげた携帯を反射的に掴む
【新着メール1件】
ピッ…
----------------------------
Date 4/29 13:43
Sub 無題
From やまと
備品室に瀬戸がいる。
お前のことで泣いてたっぽいから行っとけば?
----END----
:08/03/15 17:03
:N905i
:ddnq5JrU
#77 [みぉり]
恭「なっ………んでやまとが……」
俺は画面を見つめたまま
ぐるぐるとまた色んな考えが駆け巡った
が、すぐにひとつだけはっきりしていることに気付いた
あいつに会いたい
:08/03/15 17:25
:N905i
:ddnq5JrU
#78 [みぉり]
俺はすぐに保健室を飛び出し、備品室へと駆け出した
階段を上る途中、やまとと出くわし足が止まる
石「おっ……メール見た?笑」
恭「………ん」
:08/03/15 17:39
:N905i
:ddnq5JrU
#79 [まーみ]
一気に小説読みました

すごくィィお話で、読みふけってしまいました


更新頑張ってください

貴重なスペース、失礼しました

:08/03/15 17:42
:D905i
:4.ovtFGI
#80 [みぉり]
:08/03/15 18:20
:N905i
:ddnq5JrU
#81 [みぉり]
>>78から
石「………あたり?笑」
やまとが不敵に笑う
俺はなんだか悔しくてぐっと黙ってしまった
石「……ま、チャイム鳴る前にいかねぇとお堅い先生方に見つかるから早くいけ?」
呟いてすれ違い際に肩をポンと叩いてやまとは階段を降りていった
:08/03/15 22:54
:N905i
:ddnq5JrU
#82 [みるく]
あまりにおもしろかったんで、最初からいっきに読んじゃいました


お忙しいと思いますが、
休み休み頑張って最後まで書いて下さい

続きがとっても楽しみです(´・ω・`)

!!
:08/03/16 00:34
:SH704i
:8bio/BQk
#83 [愛]
毎回楽しみに読ませてもらってまぁす~
頑張って下さいねぇイツ
:08/03/16 07:02
:W53K
:sN7PSE/o
#84 [みぉり]
>>みるくさん

コメントありがとうございますっ


更新ペースがまちまちではありますが

頑張りますのでよろしくおねがいします

>>愛さん

いつも応援ありがとうございます


がんばりまっす


:08/03/16 12:35
:N905i
:p/AqwKkM
#85 [みぉり]
>>81から
恭「……ッ…やまと!!」
思わず呼び止めた俺に、やまとは振り返らずに手をヒラヒラ振っていってしまった
恭「…………ッ…」
その姿を見つめてから俺は再び備品室にむかって走りだした
:08/03/16 13:01
:N905i
:p/AqwKkM
#86 [みぉり]
備品室前に来て目を瞑り、深呼吸する
今、俺はあいつに会って何が言えるのか……
それはわからない……けど
きちんと向き合いたい
あいつが俺の気持ちに向き合おうとしてくれたように……
俺は目を開け、ドアノブに手を掛けゆっくりとその扉を押し開けた
:08/03/16 13:09
:N905i
:p/AqwKkM
#87 [みぉり]
━━━――………
あかりside
ガチャ……
再び開かれた扉の音に、振り返る
!!!!!
言葉が出なかった
:08/03/16 13:45
:N905i
:p/AqwKkM
#88 [みぉり]
そこに立っていたのは今、一番会いたくない人だったから
恭「………久しぶり」
今泉さんは静かに後ろ手で扉をしめ、私にむかって歩いてくる
なんで……ここにいることが…
:08/03/16 13:47
:N905i
:p/AqwKkM
#89 [みぉり]
私のその気持ちを察してか、今泉さんが口を開く
恭「……石田先生に聞きました」
先生……なんで………
私は戸惑いを隠しきれなくて座ったまま、窓の外に視線を戻した
それでも私に近づいてくる足音だけは聞こえる
:08/03/16 13:50
:N905i
:p/AqwKkM
#90 [みぉり]
恭「昼休みのこと……園田さんに聞いた」
!!!!
その言葉に思わず振り返ると、今泉さんは窓ガラスに寄り掛かるように……私とは背中あわせにも似た形で座った
お互いに何も話さずに時間だけが過ぎる
キーンコーンカーコーン………
:08/03/16 14:04
:N905i
:p/AqwKkM
#91 [みぉり]
5時間目終了のチャイムが鳴り、6時間目開始のチャイムが鳴る響いたあと―…
私は意を決して口を開いた
あ「私は……やっぱりからかわれてたんですか?」
:08/03/16 14:08
:N905i
:p/AqwKkM
#92 [みぉり]
恭「………………」
今泉さんは何も言わない
あ「なんでッ……絢さんと関係持ってたの?……私を好きって言ってくれたのは………うそだったんですか?」
今泉さんにぶつけるように質問をしても………何も返事はない
:08/03/16 14:20
:N905i
:p/AqwKkM
#93 [みぉり]
その行動が……私の気持ちをドンドン追い詰める
俯く視界が涙で少しずつ歪む
恭「違う」
:08/03/16 14:28
:N905i
:p/AqwKkM
#94 [みぉり]
恭「違うんだ……気持ちにうそなんかない」
今泉さんの声が…静かに告げる
恭「だけど……………相原と関係があったのは事実」
:08/03/16 14:31
:N905i
:p/AqwKkM
#95 [みぉり]
黙り込む私に今泉さんは続ける
恭「……手が届かないって思ってた、瀬戸さんと……今みたいに話すことなんてないって……自分で諦めて……相原と……関係持ってた」
私の頭の中で、屋上で話した絢さんの顔がフラッシュバックする
恭「真野が別れたって…聞いた時、焦らずにはいられなかった……だから」
あ「もういいっ!!!」
:08/03/16 14:40
:N905i
:p/AqwKkM
#96 [みぉり]
そう叫んだ私の頬にはまた涙がつたっていた
あ「わかったから……ッ…今泉さんは…他に好きな人がいても……体の関係を持ったりできる人なんだって…ッ……」
私は呟いてゆっくり立ち上がった
それにあわせて今泉さんも立ち上がる
:08/03/16 14:43
:N905i
:p/AqwKkM
#97 [みぉり]
恭「………ッ…ごめん」
今泉さんは私を見つめて、苦しそうな哀しげな顔で呟く
私は……その今泉さんの言葉を聞いて何かが砕けていくのがわかった
あぁ……やっぱり…そうなんだ
あ「もう……たくさんだよ」
:08/03/16 14:46
:N905i
:p/AqwKkM
#98 [みぉり]
私はそう言い残してふらふらと備品室を後にした
そこから先のことは……覚えていない
気付いたら部屋で………涙だけは止まってくれなかった
:08/03/16 14:48
:N905i
:p/AqwKkM
#99 [みぉり]
本当は……"違う"って言ってほしかった
そんなことはないって…絢さんと関係なんかないんだって
言ってほしかった、そうだって信じていたかった
:08/03/16 14:50
:N905i
:p/AqwKkM
#100 [みぉり]
でも……現実はそんなにやさしくない
絢さんと今泉さんに関係があったのは揺るぎない事実で
………私を想いながらも他の人と関係を持つことができることも事実
あ「……ッ…なんでかなぁ…ッ…」
:08/03/16 14:53
:N905i
:p/AqwKkM
#101 [みぉり]
告白されたけど、やっぱりからかわれてたんだって………
わりきれないよ
苦しくて
息ができなくなるなんて
こんなに胸のおくが重くて
涙がとまらないなんて
:08/03/16 18:39
:N905i
:p/AqwKkM
#102 [みぉり]
そのまま眠りこんでしまった次の日早朝、携帯の電源を入れると有希から何通もメールが入っていた
自分のこのどうしようもない気持ちを打ち明けられるのは有希だけ………
私は有希の携帯に電話をかけた
:08/03/16 18:44
:N905i
:p/AqwKkM
#103 [我輩は匿名である]
あげます

:08/03/16 20:24
:SH902iS
:it70PiTI
#104 [みぉり]
:08/03/16 20:53
:N905i
:p/AqwKkM
#105 [かえで]
ほんとにすきです*
がんばって^ω^つ
:08/03/16 20:55
:W43H
:WOtNrvuQ
#106 [みぉり]
>>102から
プルルル………プルルル………ガチャ
有「あかりっ!?!?」
電話先の有希は朝とは思えない声を張り上げる
あ「うん……あの…昨日は」
有「今どこっ!?!?」
あ「え?家に……」
有「家ね!?わかった!!」
フ"ッ…………プー…プー…
まだ話し途中なのに……
:08/03/16 21:02
:N905i
:p/AqwKkM
#107 [みぉり]
:08/03/16 21:03
:N905i
:p/AqwKkM
#108 [みぉり]
>>106から
あ「………有希のせっかち」
物凄い勢いで電話を切られ、しばし呆然としていたが
10分もしないで携帯に有希から着信がきた
ピッ……
あ「もしも……」
有「ごめんっ………勢いで家まで来ちゃったんだけど……」
:08/03/16 21:07
:N905i
:p/AqwKkM
#109 [みぉり]
さっきとは真逆な声のトーンに思わず吹き出しそうになった
あ「……やっぱり(笑)」
"今開けるから"と電話を切って静かに階段を降りる
リビングにある置時計を見るとまだ朝の5時半すぎだった
ガチャ……
:08/03/16 21:16
:N905i
:p/AqwKkM
#110 [みぉり]
扉を開けると、申し訳なさそうな顔の有希
有「朝早く……ごめん」
あ「ううん、ありがとう」
私がにっこり笑うと、有希がほっとしたように微笑んだ
静かに階段をのぼり、私の部屋に入る
:08/03/16 21:18
:N905i
:p/AqwKkM
#111 [みぉり]
有希は部屋に入ると急に黙り込んでしまった
あ「有希?」
有「………ひっぱたいちゃった」
ぽつりと言う声に私は聞き返す
あ「え?誰を?」
:08/03/16 21:21
:N905i
:p/AqwKkM
#112 [みぉり]
有希は腕を組み、ムスっとしながら
有「今泉恭平」
と怒り全開オーラで言った
あ「……………はいぃぃっ!?!?」
思わず叫ぶ私の口を有希が慌ててふさぐ
:08/03/16 21:24
:N905i
:p/AqwKkM
#113 [みぉり]
有「(小声)あかりっ!!お家の人起きちゃうよっ!!」
あ「んーっ………ぷはっ」
落ち着いた私を見て有希が手を外した
あ「…………会ったの?」
私の問い掛けに有希はうなずき、私が屋上を飛び出してからの出来事を話してくれた
:08/03/16 21:27
:N905i
:p/AqwKkM
#114 [みぉり]
凪のことも………
私はショックのあまり言葉を失った
あの…"賭けゲーム"は凪が言い出したことだったなんて
今泉さんもそのことを凪から聞いていたなんて
:08/03/16 21:32
:N905i
:p/AqwKkM
#115 [みぉり]
有希は話し終えた後、俯いて何か考えてるみたいだった
今泉さん……絢さんと関係を切ったきっかけって………
凪にそのことを聞いたからだったんだ
それまで……私を好きでも……無理だって考えてたってことだよね
………私も同じだったのかも
:08/03/16 21:35
:N905i
:p/AqwKkM
#116 [みぉり]
いつだったか……
有希に凪への気持ちを聞いた日
有希の涙を見ながら、私は……"真野篤"に対して……
"好きを信じてもらえなかったら"って考えたことがあった
:08/03/16 21:37
:N905i
:p/AqwKkM
#117 [愛]
すっごい面白いですZ続きがすごぃ気になる
頑張って下さいねぇIツ~
:08/03/16 21:45
:W53K
:sN7PSE/o
#118 [みぉり]
あの時、いくら想像してみても答えを見付けだせなかった理由が…
今なら少しわかる
きっと……"そんなことない"って思ってたから
"近づくこと"も"何か変わること"もないって考えてた……
ううん……"しない"って決めて動こうとも思わなかったんだ
:08/03/16 21:53
:N905i
:p/AqwKkM
#119 [みぉり]
:08/03/16 21:54
:N905i
:p/AqwKkM
#120 [みぉり]
>>118から
有「……あかり」
あ「ん?」
有「あかりは………これからどうしたい?」
あ「…………」
有「前は…"私には何もできない"って言ってたよね」
そうだ……今泉さんを傷つけていたことに気付いた次の日
有希にそう言った
:08/03/16 22:13
:N905i
:p/AqwKkM
#121 [みぉり]
有「今度は……動けるよ、前みたいにためらう理由はない」
あ「………」
有希の言葉を黙って聞く
確かに、これから先の私たちは……たぶん私がどうするかで決まる
私は……どうしたい?
:08/03/16 22:16
:N905i
:p/AqwKkM
#122 [みぉり]
有「……真野のことも…………遠慮しなくていいんだよ」
!!!!!
あ「有希っ!?…ッ…知ってたの?」
驚く私にバツの悪そうな顔の有希が舌を出して笑った
:08/03/16 22:18
:N905i
:p/AqwKkM
#123 [みぉり]
有「………あかりわかりやすいんだもん」
あ「うそぉ〜…………いつから?」
有「球技大会直後?から…んー……最初はなんとなくだったけど……一緒に歩いててたまに真野と廊下ですれ違うと黙り込んだりすることあったしね」
有希は思い出しながら淡々と言う
あ「マジですか…………泣」
:08/03/16 22:23
:N905i
:p/AqwKkM
#124 [みぉり]
私が肩を落とすと有希はくすりと笑った
有「まぁ……気付いた時に言うべきだったんだけど……」
そこまで言って言葉をつまらせた有希
あ「………わかってるよ?私のこと………………考えてくれた結果黙っててくれたんでしょ?」
:08/03/16 22:26
:N905i
:p/AqwKkM
#125 [みぉり]
"ありがとう"と言うと、有希は顔をあげて涙を目にいっぱいためて首を振って笑った
有希のやさしさが本当にうれしくて落ち着いた私は
昨日の備品室での出来事を話すことに……
つたない私の話を有希は黙って聞いてくれた
:08/03/16 22:32
:N905i
:p/AqwKkM
#126 [みぉり]
有「……今泉さんの気持ちも…………ちょっぴりわかるなぁ」
あ「え?」
有「そりゃ、あかりの中学こと知ってたくせにってむかついた気持ちもあるよ……でもさ、きっと………傷つくことが怖いことも…あるよなぁって思って……」
有希は天井を仰ぎながら話す
有「………見てるだけでよかったのが……近くにいられるようになったら……欲張りにもなるんだよね」
:08/03/16 22:53
:N905i
:p/AqwKkM
#127 [みぉり]
有「だから……今泉くん、絢先輩と……きっぱり切ったんだろうし……あかりのこと…本当に想ってるからこそ…だと思う…………」
有希は少しずつ声のトーンを落として
有「…………本当は全部わかってるんでしょう?」
私に問い掛ける
:08/03/16 22:55
:N905i
:p/AqwKkM
#128 [
]
面白いです

主さんのペースで頑張って下さい

:08/03/16 22:56
:SH902iS
:it70PiTI
#129 [みぉり]
私は何も答えずに黙る
有「…まぁ、まずは……あかりがどうしたいか……誰を想っているか……考えてみなよ」
有希は言うと立ち上がり、"その顔じゃ今日はお休みね"といたずらっこみたいに笑って帰っていった
玄関で有希を見送って、洗面所に行く
:08/03/16 23:00
:N905i
:p/AqwKkM
#130 [みぉり]
>>

さん

ありがとうございます

頑張りますので

お付き合いください

:08/03/16 23:02
:N905i
:p/AqwKkM
#131 [みぉり]
>>129から
あ「うわっ……ぶさいく」
鏡に映った自分の顔に思わず呟く
まぶたはぼっこり腫れて二重が一重になってるし
顔全体がむくんでるし……
リビングへ時間を見に行くと時刻は6時半を示していた
……お風呂はいろ
:08/03/16 23:08
:N905i
:p/AqwKkM
#132 [みぉり]
お風呂にゆっくり浸りながら、まぶたをマッサージ
あー……気持ちいいなぁ…
こうやってお湯にゆっくり浸かってのんびりした気持ちになれたのって…すごい久しぶりな気がする
コンコン……
「あかり?」
:08/03/16 23:13
:N905i
:p/AqwKkM
#133 [みぉり]
お母さんだッ!!
昨日はご飯も食べずに寝ちゃったから………謝らなきゃ
あ「うんッ…早く目が覚めたから……昨日はごめんなさい」
「体調は大丈夫なの?」
あ「ん…でも……今日は休み……たいかな」
「……わかったわ、学校に連絡しておくからゆっくりなさい」
:08/03/16 23:16
:N905i
:p/AqwKkM
#134 [みぉり]
お母さんは何も聞かずに学校を休ませてくれた
……顔がめちゃめちゃむくんでることも、まぶたが腫れてることも
そんなお母さんの優しさにも助けられて一日をゆっくり過ごした
:08/03/16 23:23
:N905i
:p/AqwKkM
#135 [みぉり]
翌日、有希に"今日のお昼休みに屋上で"とだけメールして
学校へと向かう
・・・・"真野篤"を見ていたあの時間通り
教室にカバンを置いて、備品室へと向かったー・・・
:08/03/16 23:43
:PC
:rigkQ.SE
#136 [みぉり]
備品室の窓から"真野篤"を探した
・・・・グラウンドを走っている姿を見ながら自分の気持ちをもう一度見つめなおしたかったから
彼女がいなくなった"真野篤"に・・・・私は近づきたい
なんて・・・・そんなことは全然思えない自分がいる
:08/03/16 23:46
:PC
:rigkQ.SE
#137 [みぉり]
私は大きく深呼吸をすると、すぐに備品室をあとにした
少し早いけど・・・教室に行ってみんなの登校を待つ
一人・・・二人と登校しはじめて、いつものようににぎやかな教室
凪も来たけど・・・・・お互い目も合わさずにSHR、授業へと進んだ
:08/03/16 23:52
:PC
:rigkQ.SE
#138 [みぉり]
今日は幸いなことに選択授業もない
4時間目が終わるとすぐに教室を出て、屋上へと向かった
扉の前で有希と会ってから、いつもの場所でお弁当を広げる
あ「ね・・・・有希、ひとつだけわかったことがあったよ」
有「ん?」
:08/03/17 00:33
:PC
:mVcJvHaI
#139 [みぉり]
あ「私ね・・・"真野篤"に・・・・近づきたいって思えないんだ」
有「・・・・・へぇ」
あ「有希は・・・・・凪に近づきたいって思う?」
有「なっ・・・なんでいきなり私ぃ?!」
突然の質問に有希は、顔を真っ赤にさせる
:08/03/17 00:35
:PC
:mVcJvHaI
#140 [みぉり]
あ「なんでもっ(笑)・・・・ねぇ?」
有「・・・・////・・・・思う」
あ「そっかぁ〜・・・・」
私は空を見上げて大きく息を吐き出した
そんな私に有希は"なによ一体"と赤くなった顔をごまかすみたいに呟く
あ「・・・・ううん、ありがとっ有希」
:08/03/17 00:38
:PC
:mVcJvHaI
#141 [みぉり]
有「え??」
あ「ちゃんと・・・・見えたことがひとつだけあったなって確信できたからさっそのお礼♪」
有希はキョトンと"変なあかり"と笑って私にデコピンする
私は額をさすりながらも笑って、お昼休みを過ごした
:08/03/17 00:41
:PC
:mVcJvHaI
#142 [みぉり]
そのまま・・・何日も過ぎていって・・・・
凪とは席が隣なのに一切話さなかった
さすがにクラスメートも何人かは気づいて"大丈夫?"って声かけてくれたりして
私と凪がいつまでもこのままでいることはクラスにとっても
いいことではないなって感じたりしながらも・・・・
どうしても・・・・話しかけられずにいた
:08/03/17 00:52
:PC
:mVcJvHaI
#143 [みぉり]
選択授業でも、凪と今泉さんはバラバラに教室に来るし
私たち3人が一緒になって話すこともなくなって・・・・
そんな日々が1,2週間ほど続いたある放課後
石田先生に頼まれた仕事を終えて教室に戻るとー・・・
凪が一人、静かに窓に寄りかかるように立っていた
:08/03/17 00:54
:PC
:mVcJvHaI
#144 [みぉり]
・・・・・入るのやめようかな
一瞬、そんな考えが頭の中をよぎる
でも・・・・いつまでもこのままでいいわけない
私は凪と・・・・友達でいたいから
:08/03/17 00:56
:PC
:mVcJvHaI
#145 [みぉり]
戸口で大きく息を吸い込むと、勢いよく扉を開けた
ガラッ
その音に凪が反応してこちらを見つめる
驚いてはいない様子だ
もしかして・・・・私を待っててくれたの?
:08/03/17 00:58
:PC
:mVcJvHaI
#146 [みぉり]
私はつかつかと自分の席まで歩く
凪はゆっくりと寄りかかっていた体を起こして私の方へと向き直った
凪「・・・・・よぉ」
あ「ん・・・・」
:08/03/17 01:00
:PC
:mVcJvHaI
#147 [みぉり]
なんて切り出そう・・・・と言葉に詰まっていると
凪「ごめんなさい」
あ「・・・・・・・」
凪が私に深く頭を下げて謝罪する
:08/03/17 01:07
:PC
:mVcJvHaI
#148 [みぉり]
凪「有希から・・・・聞いただろう?」
あ「ん・・・・聞いた」
私が呟くと凪は顔をゆっくりと上げて・・・
真剣な顔で私をまっすぐに見つめる
:08/03/17 01:08
:PC
:mVcJvHaI
#149 [みぉり]
凪「謝って済む問題じゃないってわかってる・・・・あの時・・・中学ん時は知らなかったけど、去年の夏休みに・・・有希から聞いたとき・・・すぐに俺のせいだって気づいてた・・・」
私は黙って・・・でも凪から目をそらさないで聞く
凪「でも・・・俺は・・・・・勇気がなくて・・・あかりや有希に嫌われるのが怖くて・・・・いえなかったッ・・・」
:08/03/17 01:10
:PC
:mVcJvHaI
#150 [みぉり]
凪「中学ん時・・・あきらが・・・・・あかりで賭けしてたって・・・その原因は全部俺で・・・俺があんなことさえ言い出さなければ・・・あかりは」
凪は思いつめた表情で言葉を紡ぐ
その顔で私は・・・凪もずっと苦しかったんだって気づいた
・・・・一昨日、有希が言ってたっけ
:08/03/17 01:16
:PC
:mVcJvHaI
#151 [みぉり]
いつものようにお昼を食べていた一昨日
有希が"凪が彼女作らなくなった理由がなんとなくわかった"って・・・
何のことかわからなかったけど・・・・今の話でピンときた
:08/03/17 01:17
:PC
:mVcJvHaI
#152 [みぉり]
あ「凪・・・・ちょっと聞いて?」
凪は私の言葉に一瞬、表情をこわばらせて・・・でもすぐにキッと私をしっかりと見つめてくれた
・・・・私の言葉に何を言われても受け入れようって
逃げないって・・・そんな決意のようなものを感じた
:08/03/17 01:20
:PC
:mVcJvHaI
#153 [みぉり]
あ「正直・・・あの賭けゲームのきっかけが・・・凪だったなんてショックだった・・・・すごく悲しかったし・・・どうしてって何度も思った」
私は一呼吸おいて続ける
あ「だけど・・・・ねぇ凪?・・・私は賭けゲーム自体の責任が凪にあるって思ってない」
私の言葉に凪は一瞬、目を丸くする
:08/03/17 01:23
:PC
:mVcJvHaI
#154 [みぉり]
あ「確かに・・・凪が言い出さなければ私はあんなに悲しい思いはしなかったかもしれない・・・・でも、結局はあきらが勝手にしたことだよ」
私は"あきら"という名前を口にして・・・中学の時を思い出した
"あきら"・・・・結構かっこよかったし、人気もあったから
告白されて嬉しくて・・・・・浮かれてた
付き合った理由は・・・もちろん密かに恋心を持っていた相手だったから
:08/03/17 01:27
:PC
:mVcJvHaI
#155 [みぉり]
あ「あきらが・・・・自分で決めて私に告白してきた、私はそれを自分で付き合うことを決めた・・・・それだけのこと」
言葉にしながら思った
あぁ、こんなにシンプルなことだったんだって
:08/03/17 01:31
:PC
:mVcJvHaI
#156 [みぉり]
あ「その結果が・・・まぁ・・・私は振られちゃったわけだけど」
私は苦笑いしながら凪に言う
凪は真剣な目つきのままでじっと私を見つめる
あ「凪・・・・私が恋愛できなくなったのは自分のせいだから・・・自分には誰とも付き合う権利なんてないって・・・思ったでしょう?」
:08/03/17 01:36
:PC
:mVcJvHaI
#157 [みぉり]
凪「・・・ッ!!!!」
その言葉に凪は俯いてしまった・・・・
やっぱり・・・思った通りだ
あ「だから・・・・夏休み明けから・・・・誰とも付き合わなくなった」
:08/03/17 01:38
:PC
:mVcJvHaI
#158 [みぉり]
私が"違う?"と訊ねると、俯いた凪は両手をぐっと硬く握った
あ「私ね・・・・・有希に・・・あの日、有希が保健室で今泉さんをひっぱいた日に家で言われたことがあるの」
凪は私の声に俯いていた顔をあげる
あ「"傷つくのが怖いこともあるよ"って・・・」
:08/03/17 01:42
:PC
:mVcJvHaI
#159 [みぉり]
瞬間、凪の目から一筋の涙が流れた
あ「そりゃ・・・正しいことをして・・・立ち向かうことって大事だよ、当たり前のことかもしれない・・・・でもさ、人間だもん・・・やっぱり、つらくなったり逃げ出したくなったり・・・・聞きたくないことから耳をそむけたくなることだってある」
言いながら私は自分自身へも話しかける
凪は""
:08/03/17 01:46
:PC
:mVcJvHaI
#160 [みぉり]
あ「凪は・・・・・その時ちょっとタイミングが悪かったんだよ、有希から話を聞いた夏休みのあの凪は・・・・・少し傷つくのが怖かっただけ・・・それは逃げたとかそういうことじゃなくて・・・今きちんと私に向き合ってくれてるのがその証拠」
私が笑って言うと凪は流れる涙を拭いながら何度も"ごめんごめん"と繰り返した
:08/03/17 01:50
:PC
:mVcJvHaI
#161 [みぉり]
あ「ん・・・・・・でも・・・やっぱりちょっと許せないとこはあるかな」
私が笑顔から真顔になると、凪も涙をキレイに拭ってもう一度向き直る
凪「・・・・うん・・・俺、あかりに絶交されても当然だと思ってる」
:08/03/17 01:53
:PC
:mVcJvHaI
#162 [みぉり]
あ「・・・・・・・・・絶交なんてしませんけど?」
凪「え?・・・・イチチチチチチチッッ」
言うが早いか私は背伸びして凪の両頬を思いっきりひっぱった
凪は今度は痛みのあまりに涙を流す
:08/03/17 01:56
:PC
:mVcJvHaI
#163 [みぉり]
あ「よしっ・・・・これでチャラね」
私が両手を離すと凪は必死に真っ赤になった頬をさすった
あ「・・・・凪、これからも友達よ?・・・変な気遣いはやめて・・・凪がどうしても納得できないのであれば、凪の思うように恋愛してくれることが私に対する謝罪ってことにして?」
:08/03/17 01:58
:PC
:mVcJvHaI
#164 [みぉり]
凪「あかり・・・ッ・・・」
あ「若菜くーん?返事は?」
凪「・・・うんっ・・・ありがとう!!!」
やっと凪は笑顔になって私たちは握手をして
お互いの長年のモヤモヤと心の重しが一気になくなったのを感じた
:08/03/17 02:01
:PC
:mVcJvHaI
#165 [みぉり]
凪「あかり・・・・・恭ちゃんのことなんだけど」
その名前に思わず、動きが止まってしまった
あ「今泉・・・さん?」
私は心臓が大きく波打って、両手にぐっと力が入る
:08/03/17 02:05
:PC
:mVcJvHaI
#166 [みぉり]
凪「ちょっと・・・聞いて欲しいことあるんだ」
私は黙ってコクンと頷くと凪はぽつりと話し始めた
凪「恭ちゃん・・・あかりのことずっと好きだったって・・・知ってるよね?・・・・俺がそのことを知ったのは・・・去年の夏休み前だった」
:08/03/17 03:47
:PC
:mVcJvHaI
#167 [みぉり]
凪「暗室で・・・恭ちゃんの写真ファイルからあかりの写真見つけた、そのあかりは・・・・中学生・・・たぶん2年くらいだと思う」
あ「えっ・・・中学っ・・・・?!」
その事実に驚きを隠せなかった
だって・・・中学2年って・・・3年近く前だ
:08/03/17 03:49
:PC
:mVcJvHaI
#168 [みぉり]
凪「まぁ・・・・とにかく恭ちゃんは中学ん時に偶然、写真に写りこんだあかりに一目ぼれして・・・・・・・・・告白したんだって」
あ「・・・・・いつ?」
今泉さんはが私の"あの言葉"を知ってたということから
中学に一度、告白をされたのかもしれないって考えはあった
:08/03/17 03:51
:PC
:mVcJvHaI
#169 [みぉり]
凪「中3になる前の・・・・・春休み」
あ「えっ・・・・その時期は・・・ッ」
私の言葉に凪は静かに頷く
凪「そう・・・あかりがあきらの"賭けゲーム"を知った前後だ」
:08/03/17 03:52
:PC
:mVcJvHaI
#170 [みぉり]
再び、中学の記憶を手繰り寄せる
中3になる前の春休み・・・・終了式の日の放課後
あきらに呼ばれていきなり振られて・・・・
玄関で、男の子たちがあきらに掛け金払うだのっていう話を聞いた
ショックのあまり・・・・その前後の記憶が私にはほとんどない
:08/03/17 03:55
:PC
:mVcJvHaI
#171 [みぉり]
お母さんに聞いたけど、その日から2,3日高熱で寝込んでたって・・・
歩いて帰ってきたときも普通じゃなかったってびっくりしたのよって話されたっけ
その後からの生活は・・・しっかり記憶がある
:08/03/17 03:57
:PC
:mVcJvHaI
#172 [みぉり]
【訂正】
>>170×その前後の→その後の
間違いが多くて申し訳ありません((( ;゚Д゚)))
:08/03/17 03:58
:PC
:mVcJvHaI
#173 [みぉり]
>>171から
ということは・・・・
あ「・・・・終了式の日だ」
凪「・・・・思い出したの??!!」
呟く私に凪は驚いた様子で目を見開く
:08/03/17 04:01
:PC
:mVcJvHaI
#174 [みぉり]
あ「ん・・・なんとなくだけど・・・・」
私は自分の記憶を凪に話すと凪は"学校に会いに行ったって聞いたから多分その日だ"と返してくれた
私が・・・"あの言葉"を使った最初の人が・・・今泉さんだったんだ
:08/03/17 04:03
:PC
:mVcJvHaI
#175 [みぉり]
私が一人、納得していると凪がなにやらカバンの中をごそごそをかき回している
なにやら探しものをしてるっぽい
あ「凪?何か探し物〜?手伝う???」
凪「あっこれだっ!!!!」
私の言葉を押しのけて、凪は嬉しそうに笑って私に一枚の紙を差し出した
:08/03/17 04:09
:PC
:mVcJvHaI
#176 [みぉり]
あ「??」
わけもわからず、とりあえず受け取って紙に目を落とす
どうやら・・・ポスターみたい
えーと・・・・なになに・・・ッ・・
:08/03/17 04:10
:PC
:mVcJvHaI
#177 [みぉり]
大々的なキャッチコピーがど真ん中に書いてある
横には"高校生の写真コンクール"との記載
私は思わず凪を見つめた
あ「コレって・・・ッ」
凪「・・・・・そ、コンテストの募集チラシ・・・あかりモデルやったでしょ」
:08/03/17 04:13
:PC
:mVcJvHaI
#178 [みぉり]
凪はにこっと笑って言う
その声に促されるようにもう一度、チラシに目を向ける
コンクールの作品は・・・・一般投票で選ばれるらしい
指定の美術館での作品公開での即時投票とネット投票
その結果発表はー・・・・・今日?
:08/03/17 04:15
:PC
:mVcJvHaI
#179 [みぉり]
私は顔をあげて、凪を見つめると凪はふっと笑った
凪「今日発表なんだ・・・・潮見美術館で入選した作品の展示会やってる」
凪とチラシを交互に見つめながら、凪の言葉の意味を考える
あ「今泉さん・・・・入選した・・・の?」
:08/03/17 04:19
:PC
:mVcJvHaI
#180 [みぉり]
私が呟くように訊ねると凪は心底嬉しそうに頷く
凪「・・・・見てあげてよ、俺の一生のお願い」
凪はきっちりと私に向き直って、深々と頭をさげた
あ「え・・・と、・・・・でも・・・美術館ってもう閉館して」
凪「あと30分あるからっ!!!!自転車なら15分くらいで着くよ」
:08/03/17 04:23
:PC
:mVcJvHaI
#181 [みぉり]
凪が"早く早く"と急かす
私はまだ見に行くとも行ってないのに、つい凪に乗せられて
自転車を全速力で漕ぎ、一人で潮見美術館に向かった
:08/03/17 04:25
:PC
:mVcJvHaI
#182 [みぉり]
キィィー・・・・
必死で自転車を漕いで美術館につく
慌てて、駐輪場に停めてから静かにその扉をあけて中に入った
さすがに閉館10分前とあって人はほとんどいない
入ってすぐに受付で場所を訊ねると・・・・
私は大きく波打つ心臓を押さえながらゆっくりとその会場へ向かった
:08/03/17 04:28
:PC
:mVcJvHaI
#183 [みぉり]
ドクンッ・・・・
会場前にあるパネルを目にした瞬間、心臓が大きく跳ねた
そのパネルには写真コンクールのテーマが・・・書かれたいた
テーマ【愛おしきもの】
:08/03/17 04:30
:PC
:mVcJvHaI
#184 [みぉり]
ドキン・・・・ドキン・・・
うるさいくらい鳴り響く心臓を気にしながらもゆっくりとその会場へ入っていく
壁一面に入選作品らしき大小様々な写真がいくつか並んでいる
入り口から奥へ進むにしたがって上位の作品公開となってるみたい
作品を見回しながら足を進める
:08/03/17 04:35
:PC
:mVcJvHaI
#185 [みぉり]
・・・・まだないなぁ
部屋の半分近くまで歩みを進めてもまだ今泉さんの作品はない
壁伝えに進んでいた私の足はいつのまにか最奥まで来ていた
ふと視線を変えて最奥の壁に目を移した私は・・・・・言葉を失った
:08/03/17 04:38
:PC
:mVcJvHaI
#186 [アンカー]
:08/03/17 05:45
:D705imyu
:4nQClq06
#187 [
]
:08/03/17 06:57
:SH903iTV
:UpPn6Ulk
#188 [
]
あげます

:08/03/17 12:47
:SH902iS
:T47xASH.
#189 [愛]
すっごい気になるッIZZ
あげまぁす
:08/03/17 15:05
:W53K
:XYbBEI.g
#190 [みぉり]
【あげてくださった皆様】
ありがとうございます!!
これから更新しますので・・・・お付き合いくださいっ(。→‿←。)
:08/03/17 23:26
:PC
:mVcJvHaI
#191 [みぉり]
>>185から
入り口から見てきた写真の多くは、風景や家族
空や校舎・・・・
サイズはまばらだったけどそれでも両手で広げて持つことができるくらいの大きさだった
:08/03/17 23:29
:PC
:mVcJvHaI
#192 [みぉり]
・・・・・今私の目の前にある、この最奥の壁の写真は
写真というよりも大きな大きなパネルだ
人がゆうに5人は収まるであろう大きなパネル
:08/03/17 23:31
:PC
:mVcJvHaI
#193 [みぉり]
パネルの横に・・・・評論の文と投票者のコメントが並んでいる
"純粋さに心を打たれた"
"切なくなった"
"撮影者の気持ちが入り込んできた"
:08/03/17 23:39
:PC
:mVcJvHaI
#194 [みぉり]
あ「・・・ッ・・・」
コメントを読んでから私はゆっくりとパネルのまん前に立った
しっかりと顔をあげてパネルを見つめる
:08/03/17 23:52
:PC
:mVcJvHaI
#195 [みぉり]
・・・・・こんなにたくさん
そこに写っていたのは全部私だった
:08/03/18 00:44
:PC
:2E1mUTkk
#196 [ゆうき]
おもしろすぎです


メッチャハマりました


頑張って下さい!!
:08/03/18 01:38
:D903i
:yVyk.48Y
#197 [みぉり]
>>ゆうきさん
ありがとうございます♪頑張ります!!
:08/03/18 01:49
:PC
:2E1mUTkk
#198 [みぉり]
>>195から
大きな大きなパネルには何枚も何枚も・・・・たくさんの私が写っていた
引き伸ばされたもの、写真のサイズそのままのものだったりと・・・
色々なサイズの写真がパネルいっぱいに広がっている
:08/03/18 01:54
:PC
:2E1mUTkk
#199 [みぉり]
その一枚一枚を見るようにゆっくりと視線を動かす
あ、図書室のときの・・・・なんでこんなに怖い顔してるの私(笑)
真剣に本を読んでいるらしい私、
これ・・・・凪とお弁当取り合ってた時のだ
必死にお弁当を渡すまいとしてる私、
:08/03/18 01:57
:PC
:2E1mUTkk
#200 [みぉり]
・・・これは撮影初日のだ(笑)
ガッチガチで全然笑えてない私、
顔・・・・こんなに赤くなってた?!
一生懸命、カメラに向かって撮らせまいとしている私、
:08/03/18 01:58
:PC
:2E1mUTkk
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