【続】あいつはあの子のことが好き。
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#152 [みぉり]
あ「凪・・・・ちょっと聞いて?」


凪は私の言葉に一瞬、表情をこわばらせて・・・でもすぐにキッと私をしっかりと見つめてくれた


・・・・私の言葉に何を言われても受け入れようって


逃げないって・・・そんな決意のようなものを感じた

⏰:08/03/17 01:20 📱:PC 🆔:mVcJvHaI


#153 [みぉり]
あ「正直・・・あの賭けゲームのきっかけが・・・凪だったなんてショックだった・・・・すごく悲しかったし・・・どうしてって何度も思った」


私は一呼吸おいて続ける


あ「だけど・・・・ねぇ凪?・・・私は賭けゲーム自体の責任が凪にあるって思ってない」


私の言葉に凪は一瞬、目を丸くする

⏰:08/03/17 01:23 📱:PC 🆔:mVcJvHaI


#154 [みぉり]
あ「確かに・・・凪が言い出さなければ私はあんなに悲しい思いはしなかったかもしれない・・・・でも、結局はあきらが勝手にしたことだよ」


私は"あきら"という名前を口にして・・・中学の時を思い出した


"あきら"・・・・結構かっこよかったし、人気もあったから


告白されて嬉しくて・・・・・浮かれてた


付き合った理由は・・・もちろん密かに恋心を持っていた相手だったから

⏰:08/03/17 01:27 📱:PC 🆔:mVcJvHaI


#155 [みぉり]
あ「あきらが・・・・自分で決めて私に告白してきた、私はそれを自分で付き合うことを決めた・・・・それだけのこと」



言葉にしながら思った


あぁ、こんなにシンプルなことだったんだって

⏰:08/03/17 01:31 📱:PC 🆔:mVcJvHaI


#156 [みぉり]
あ「その結果が・・・まぁ・・・私は振られちゃったわけだけど」


私は苦笑いしながら凪に言う


凪は真剣な目つきのままでじっと私を見つめる


あ「凪・・・・私が恋愛できなくなったのは自分のせいだから・・・自分には誰とも付き合う権利なんてないって・・・思ったでしょう?」

⏰:08/03/17 01:36 📱:PC 🆔:mVcJvHaI


#157 [みぉり]
凪「・・・ッ!!!!」


その言葉に凪は俯いてしまった・・・・


やっぱり・・・思った通りだ


あ「だから・・・・夏休み明けから・・・・誰とも付き合わなくなった」

⏰:08/03/17 01:38 📱:PC 🆔:mVcJvHaI


#158 [みぉり]
私が"違う?"と訊ねると、俯いた凪は両手をぐっと硬く握った


あ「私ね・・・・・有希に・・・あの日、有希が保健室で今泉さんをひっぱいた日に家で言われたことがあるの」


凪は私の声に俯いていた顔をあげる


あ「"傷つくのが怖いこともあるよ"って・・・」

⏰:08/03/17 01:42 📱:PC 🆔:mVcJvHaI


#159 [みぉり]
瞬間、凪の目から一筋の涙が流れた


あ「そりゃ・・・正しいことをして・・・立ち向かうことって大事だよ、当たり前のことかもしれない・・・・でもさ、人間だもん・・・やっぱり、つらくなったり逃げ出したくなったり・・・・聞きたくないことから耳をそむけたくなることだってある」


言いながら私は自分自身へも話しかける


凪は""

⏰:08/03/17 01:46 📱:PC 🆔:mVcJvHaI


#160 [みぉり]
あ「凪は・・・・・その時ちょっとタイミングが悪かったんだよ、有希から話を聞いた夏休みのあの凪は・・・・・少し傷つくのが怖かっただけ・・・それは逃げたとかそういうことじゃなくて・・・今きちんと私に向き合ってくれてるのがその証拠」


私が笑って言うと凪は流れる涙を拭いながら何度も"ごめんごめん"と繰り返した

⏰:08/03/17 01:50 📱:PC 🆔:mVcJvHaI


#161 [みぉり]
あ「ん・・・・・・でも・・・やっぱりちょっと許せないとこはあるかな」


私が笑顔から真顔になると、凪も涙をキレイに拭ってもう一度向き直る


凪「・・・・うん・・・俺、あかりに絶交されても当然だと思ってる」

⏰:08/03/17 01:53 📱:PC 🆔:mVcJvHaI


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