【続】あいつはあの子のことが好き。
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#201 [みぉり]
笑ってる私、困ってる私・・・・
撮影の時のことが頭の中に一気に蘇ってくる
おしゃべりして・・・・いっぱい私のこと聞いてくれて
撮影のあった夜には必ず"お疲れ"ってメールしてくれて・・・・・
:08/03/18 02:00
:PC
:2E1mUTkk
#202 [みぉり]
いつもいつもいつも・・・・気遣ってくれてた
他の写真も見ていく
これ・・・中学の私だッ・・・・
・・・・こっちのは入学式のとき?
:08/03/18 02:03
:PC
:2E1mUTkk
#203 [みぉり]
私の知らない間に・・・・
今泉さんが撮った"私"がほんの少しだけいた
視線をパネルの中央に向ける
中央には大きな一枚の私
:08/03/18 02:05
:PC
:2E1mUTkk
#204 [みぉり]
そこに写っている"私"は・・・・
きっと・・・・"真野篤"を見ているときの私
:08/03/18 02:06
:PC
:2E1mUTkk
#205 [みぉり]
その中央にある"私"は周りの写真とは全く違っていた
周りの写真は全部カラー写真なのに・・・・それだけはモノクロで
私が・・・・きっと屋上から"真野篤"を見つめていた時のー・・・
・・・・今泉さんの気持ちを知る前の最後の"私"
:08/03/18 02:09
:PC
:2E1mUTkk
#206 [みぉり]
あ「・・・・・ッ・・・」
見てるだけで胸が苦しくなった
今泉さんがどれだけ私を思ってくれてたのか
このパネルだけで充分わかる
:08/03/18 02:13
:PC
:2E1mUTkk
#207 [みぉり]
私はパネルから視線をずらす
評論の文とコメントが貼られていたパネルの左側ではなく
今度はパネルの右側に貼られてた文を見つめる
:08/03/18 02:16
:PC
:2E1mUTkk
#208 [みぉり]
そこには・・・・今泉さんがつけたテーマと・・・作品説明が書かれていた
テーマ:あの子はあいつのことが好き。
説明:そんな君が俺は恋しい
:08/03/18 02:20
:PC
:2E1mUTkk
#209 [みぉり]
あ「ッ・・・今泉さんっ・・・」
私の目から自然に涙が溢れ出た
どうしてこうなっちゃったんだろう
どうしてもっと早く認めなかったんだろう
:08/03/18 02:24
:PC
:2E1mUTkk
#210 [みぉり]
本当は・・・・わかってたのに・・・・
今泉さんがどんなに私を想ってくれていたか
どんなに切ない想いを抱えても
それでも・・・・・いつも私に優しくしてくれていたのに
:08/03/18 02:28
:PC
:2E1mUTkk
#211 [みぉり]
あ「ごめんっ・・・なさい・・・っ」
ごめんなさい、ごめんなさい・・・・
こんなにも遠回りで、自分の気持ちから逃げ続けて
あなたを苦しめて・・・・ごめんなさい
:08/03/18 02:31
:PC
:2E1mUTkk
#212 [みぉり]
あ「あなたが・・・・好きです」
誰もいない
誰にも届くことのないの小さな声で呟いた
:08/03/18 02:33
:PC
:2E1mUTkk
#213 [みぉり]
声に出してはっきりわかった
今泉さんが好き
やっとたどり着いた
ただひとつの私の確かな想い
:08/03/18 02:38
:PC
:2E1mUTkk
#214 [リロ]
見ていて泣きました(;A;) 特に今泉君の作品テーマと説明に♪
すっごく切ない気持ちで一杯です!(笑
がんばってください☆
:08/03/18 03:24
:PC
:/vYLCaBo
#215 [
]
:08/03/18 06:11
:SH903iTV
:NvmcDxGo
#216 [ぱちりす
]
いいっすね


題名のあの子とあいつが逆になっているのはわざとですか?

:08/03/18 09:25
:D905i
:e/emw0e.
#217 [みぉり]
>>リロさん

コメントありがとうございます

恭平の切なさを感じてしかも泣いていただけて……ホントうれしいです

頑張りますのでこれからもお願いします

>>

さん

コメントありがとうございます

恭平にとってはそれが精一杯のカタチかなぁ

と思って書きました

涙だなんて…

うれしいかぎりです

これからもがんばります

>>ぱちりす

サン

コメントありがとうございます

そうですね

題名はあかりからの目線で、作品のテーマは恭平目線でと決めていましたので、あえて題名と逆にしています

:08/03/18 16:48
:N905i
:EFl3psv2
#218 [みぉり]
>>213から
流れた涙をしっかり拭い、もう一度パネルを見つめていると
「すいません、、閉館のお時間ですので」
後ろの戸口から係員らしき人の声が聞こえた
:08/03/18 17:16
:N905i
:EFl3psv2
#219 [みぉり]
あ「あっすいませんっ!!」
振り向き慌てて戸口に向かって歩きだした
「あら?……あなた、、その写真の…?」
係員の女性が、歩きだした私の顔を見て言う
あ「あ…………はい」
:08/03/18 22:37
:N905i
:EFl3psv2
#220 [みぉり]
なんだか・・・少し恥ずかしい
自分の写真がこうして大きく貼られているし
この美術館の係員ならもちろん、よく見ていただろうから
私を一目みて気づくのも当然だ
:08/03/18 23:42
:PC
:2E1mUTkk
#221 [みぉり]
「・・・・どうして見にいらっしゃったの?」
あ「え・・・・」
私が突然の質問にキョトンとすると係員の女性はふっと笑う
「あなたには他に想う方がいるのだからこんな写真なんて見たところでご迷惑ではないかしらと思って・・・・」
:08/03/18 23:54
:PC
:2E1mUTkk
#222 [みぉり]
あ「・・・・・・・」
そうだ・・・他の人から見たら私は今泉さんの片想いの相手
そう思われても・・・・・不思議ではない
でも今は・・・・・違う
:08/03/19 00:04
:PC
:ii/4FCbc
#223 [みぉり]
この写真にいる私と今の私はー・・・・
あ「違うんです」
「違う・・・・というと?」
あ「私は・・・・・この撮影者が好きなんです」
:08/03/19 00:35
:PC
:ii/4FCbc
#224 [みぉり]
言い切って一気に顔が熱くなった
目の前の女性は驚いた顔をして・・・すぐににっこりと微笑む
「そうですか・・・・いきなりぶしつけな質問で失礼いたしました」
あ「いえっ////」
・・・っていうか、なんで私この人にこんな告白しちゃってるの///
:08/03/19 00:46
:PC
:ii/4FCbc
#225 [みぉり]
あ「あっ///すいませんっ・・・・///あの・・・・そういうこと・・・です///」
私は恥ずかさのあまりその女性の横を通り過ぎて会場を後にした
小走りで駐輪場へと向かう
あの人・・・・笑った顔・・・・誰かに似てたなぁ〜
年は30代くらいだったけど・・・・ん〜・・・・
:08/03/19 00:50
:PC
:ii/4FCbc
#226 [みぉり]
そんなことを考えながら駐輪場に入ろうとして足が止まった
だって・・・・
自転車のすぐ横の段差に座ってる人影があったから
:08/03/19 00:54
:PC
:ii/4FCbc
#227 [みぉり]
その人影は私に気づくとゆっくりと立ち上がった
ドキン・・・・ドキン・・・・
夕陽に照らされてかけてるメガネが反射してる
:08/03/19 00:59
:PC
:ii/4FCbc
#228 [みぉり]
あ「今泉さん・・・・」
名前を呼んでから私はゆっくりと歩きだした
ドキン・・・・ドキン・・・・
今泉さんの目の前で立ち止まる
:08/03/19 01:30
:PC
:ii/4FCbc
#229 [みぉり]
なんて話しかけようと黙っていると今泉さんが切り出した
恭「凪から電話あって・・・・瀬戸さんが美術館に行ったって聞いて・・・」
髪をくしゃっとするように頭に手をあてて困惑した顔で今泉さんは言う
あ「はい・・・・見てきましたよ」
:08/03/19 02:03
:PC
:ii/4FCbc
#230 [みぉり]
パネルを思い出してちょっと恥ずかしくて思わず俯いた
うー・・・・///恥ずかしいなぁ・・・・
恭「あれは・・・・ひとつのけじめだったんです」
俯いていると頭の上からトーンがぐっと低くなった声が聞こえる
:08/03/19 02:09
:PC
:ii/4FCbc
#231 [みぉり]
恭「瀬戸さんに対する・・・・・気持ちのけじめ」
え?
私が顔をあげると今泉さんは・・・・いつもみたい笑顔で微笑む
あ「けじ・・・・め・・・・?」
:08/03/19 02:10
:PC
:ii/4FCbc
#232 [みぉり]
恭「そう・・・・このコンテストで賞取れたら瀬戸さんをきっぱり諦めるって・・・作品提出の時から決めてたんだ」
今泉さんはにっこりと・・・どこか吹っ切れたように笑って言う
突然の今泉さんの言葉に頭が真っ白になった
:08/03/19 02:15
:PC
:ii/4FCbc
#233 [みぉり]
恭「見に来てくれてありがとう・・・・それだけで十分です」
本当に嬉しそうに微笑んで
恭「これからはいい友達でいてください」
私に右手を差し出す
:08/03/19 02:24
:PC
:ii/4FCbc
#234 [みぉり]
え?いい友達で・・・・って・・・・
状況についていけていない私のぽかんとした顔を見てか今泉さんはにこっと笑って
左手で私の右手を掴んで、自分の右手を握らせた
:08/03/19 02:28
:PC
:ii/4FCbc
#235 [みぉり]
それからぐっと一瞬、握手をして手を離す
恭「友達でいようって伝えたかったんだ・・・・」
そう言って笑って今泉さんは"じゃあまた学校で"と私の横を通り過ぎて駐輪場の出口へと向かう
:08/03/19 02:32
:PC
:ii/4FCbc
#236 [みぉり]
私はその場に立ち尽くして振り向くこともできず
少しずつ今泉さんの足音が遠ざかっていくのだけが聞こえていた
待って・・・・待って・・・・
心は叫んでるのに声が出ない
磁石くっつけられたみたいに足が動かない
:08/03/19 02:41
:PC
:ii/4FCbc
#237 [みぉり]
追いかけなきゃ・・・ッ
そう思うのに体は言うことを聞いてくれない
友達に・・・・って・・・・・・
どうして・・・・ッ・・・・
:08/03/19 03:02
:PC
:ii/4FCbc
#238 [みぉり]
どうして諦めるなんて言うの・・・・ッ?
やっと自分の気持ちが見えたのに・・・どうしてそんなこと言い出すの今泉さんっ・・・
そこまで思ってはっとした
違う・・・・ッ・・・
:08/03/19 03:07
:PC
:ii/4FCbc
#239 [みぉり]
今泉さんが・・・・言い出したんじゃないッ・・・
思った瞬間、体がふいに動かせるようになった
体の向きを変えて、今泉さんの立ち去った方へ走り出す
美術館の門を出たところの道路を見回すが今泉さんの姿はすでになかった
:08/03/19 03:15
:PC
:ii/4FCbc
#240 [みぉり]
あ「今泉さんッ・・・ッ・・」
私は全身の力が抜けて、その場に座り込んでしまった
"友達でいよう"
今泉さんが言い出したんじゃないっ・・・私が言わせたんだッ・・・・ッ
:08/03/19 03:20
:PC
:ii/4FCbc
#241 [みぉり]
プップーーーーーーーーーー!!!!!
座り込んだままでいると道路を走ってきた車のクラクションを鳴らされ
私は慌てて立ち上がり門の内側へと歩く
駐輪場へと向かってひどく重く感じる足を歩かせる
:08/03/19 03:41
:PC
:ii/4FCbc
#242 [みぉり]
今泉さん・・・・
突然言い出したことなんかじゃない
きっと・・・・考えて考えて出したこと
私のことを思ってしてくれたこと
:08/03/19 05:25
:PC
:ii/4FCbc
#243 [みぉり]
駐輪場へと歩きながら、涙を堪えきれなかった
私が・・・・"真野篤"を好きだと思って・・・・
私が悩まないようにって・・・・・言ったんだと思う
:08/03/19 05:28
:PC
:ii/4FCbc
#244 [アンカー]
:08/03/19 06:03
:D705imyu
:8ATvrhhM
#245 [みぉり]
あ「いやだよ・・・・うっ・・違うのに・・・ッ」
私が好きなのは今泉さんなのに
もう・・・・遅い、
今更いえないよ
:08/03/19 06:05
:PC
:ii/4FCbc
#246 [みぉり]
>>アンカーさん☆
アンカーありがとうございますッ(o゚∀゚o)
:08/03/19 06:07
:PC
:ii/4FCbc
#247 [みぉり]
>>245から
私は自転車の前に立ち尽くして
流れてくる涙を必死にぬぐっていた
ブーッ・・・・・ブーッ・・・・
ポケットに入れていた携帯のバイブ音が耳に届く
:08/03/19 06:15
:PC
:ii/4FCbc
#248 [みぉり]
ピッ・・・・
あ「もしもし・・・ッ・・・」
有「あかり?凪から電話きて今話しきいたよ!!今泉君、入選したんだって?!」
あ「うぅ・・・・ん・・・ツ」
有「・・・・あかり?」
:08/03/19 07:30
:PC
:ii/4FCbc
#249 [みぉり]
だめだ・・・・有希・・・・どうしたらいいの
あ「有希ッ・・・・ッッ」
涙声で有希の名前を呼ぶのがやっと
有「ちょっと待ってて!!すぐ行くから・・・いや、あかり!!私の家わかるよね?!家にきて?待ってるから」
:08/03/19 07:33
:PC
:ii/4FCbc
#250 [みぉり]
私は涙を流しつつもなんとか返事をして電話を切って有希の家へと自転車で向かった
家につくとすぐに有希が出迎えてくれて・・・・
ものすごく驚いた顔をしていたけど部屋へ連れて行ってくれて私が泣き止むまで何も聞かずに背中をさすってくれていた
:08/03/19 07:35
:PC
:ii/4FCbc
#251 [みぉり]
有「・・・・・落ち着いた?」
あ「ん・・・・グス・・・ありがとう」
私は有希が出してくれたお茶を飲んでほぉっとため息を吐いた
有「何があったの・・・・」
やさしく尋ねてくれた有希に凪とのこと、美術館でのことを話す
:08/03/19 07:38
:PC
:ii/4FCbc
#252 [我輩は匿名である]
まぢやっべー!!
かなりおもしろい。
てか、おもしろすぎっ!!!
朝から見入っちゃいました。
頑張ってください。
毎日見てます!!
:08/03/19 07:51
:PC
:V5QSaK3g
#253 [みぉり]
>>252コメントありがとうございます!!
毎日見ていただいてるんですか!?
がんばります!!(o゚∀゚o)
:08/03/19 16:30
:PC
:ii/4FCbc
#254 [みぉり]
>>251から
それから・・・・自分の気持ちも
最初は驚いていた有希は、私の気持ちを聞くとその一瞬だけはふっと微笑んだ
有「そっかぁ・・・・自分の気持ちに気づけたのね」
あ「・・・・・・うん」
:08/03/19 16:42
:PC
:ii/4FCbc
#255 [愛]
このあとの展開がめっちゃ気になりますッZZ
頑張って下さいねぇ
:08/03/19 17:28
:W53K
:AH/LnN.A
#256 [
]
:08/03/19 21:53
:SH903iTV
:yJZojpr6
#257 [みぉり]
>>愛さん

ありがとうございます

ご期待に添えるように頑張りますっ

>>

さん

あげていただきありがとうございます


:08/03/19 22:04
:N905i
:B1xbIEAc
#258 [なな]
:08/03/19 22:09
:D903i
:CKfbogCs
#259 [みぉり]
>>ななさん

いつも見ていただいてありがとうございます


大好きですか

すごくうれしいです


これからも頑張りますのでお付き合いください

:08/03/19 23:10
:N905i
:B1xbIEAc
#260 [みぉり]
>>254から
私がコクンと頷くと有希は真顔になった
有「………いいの?このまま友達で…」
あ「ッ……今泉さんが…望むことだから」
有「そうじゃなくて……あかりの気持ちは?今泉くんのことは置いといていいから」
:08/03/19 23:47
:N905i
:B1xbIEAc
#261 [みぉり]
私の気持ちは………
あ「ちゃんと……知ってほしいよ…」
今泉さんに知ってほしい…私が好きなのはあなたなんだよって
:08/03/19 23:50
:N905i
:B1xbIEAc
#262 [みぉり]
あ「真野篤じゃなくて……ッ…今泉恭平なんだって…知ってほしい…ッ」
呟いてまた涙が出た
今泉さんのことでこんなに泣くなんて思わなかった
知り合ったばかりのころは学年トップでかっこいい写真部さんだった
:08/03/20 03:41
:N905i
:H4qBL37Q
#263 [みぉり]
告白されてからは私を好き"らしい"凪の友達
気持ちに向き合おうと決めてからはいろんな私を知ってくれてる人
…………絢さんのことを知ってからは好きな人がいても、他の人と関係をもてる人
:08/03/20 03:57
:N905i
:H4qBL37Q
#264 [みぉり]
でも…同時に、"からかわれたけどわりきれない相手"で一番会いたくなかった人
あの後から………真野篤なんか入る余地のないくらい、
私の頭の中で、日々の中で、常に存在した人
今は…私の好きな人
:08/03/20 04:14
:N905i
:H4qBL37Q
#265 [みぉり]
あ「でも……いまさら言えない」
有「どうして?」
あ「今泉さんは………私が真野篤を好きだと思ってる…し……信じてもらえないよ…」
有「………だから伝えないの?」
:08/03/20 04:24
:N905i
:H4qBL37Q
#266 [みぉり]
有希の言葉が少しだけトーンを下げる
私は思わず言葉を詰まらせた
"信じてもらえないから伝えない"
本当にそれでいいの?
:08/03/20 05:24
:N905i
:H4qBL37Q
#267 [みぉり]
本当にそれで…………
『気持ちは疑わないでほしい』
『それ以上は何も望まないから』
ふいに思い出した言葉
……告白された日の夜に今泉さんから送られてきたメールの言葉だ
:08/03/20 05:33
:N905i
:H4qBL37Q
#268 [みぉり]
今泉さんは………私の過去を知ってて、好きを信じられないことを知ってて…
それでも伝えてくれたじゃない
信じてほしいって努力してくれたじゃない
:08/03/20 05:35
:N905i
:H4qBL37Q
#269 [みぉり]
傷つくの覚悟で…どんなに苦しくても………
それでも想ってくれたじゃない
絢さんのことも…きちんと向き合って話そうとしてくれたじゃない
:08/03/20 05:39
:N905i
:H4qBL37Q
#270 [みぉり]
あ「だめだ……こんなの…逃げてるだけだ」
有「ん?」
……私いいわけばっかり
:08/03/20 16:13
:N905i
:H4qBL37Q
#271 [みぉり]
気持ちを落ち着けるためにゆっくり深呼吸する
自分が傷つくことがいやだから
怖いから
逃げてるだけだ
あ「よしっ!!決めたっ!!」
:08/03/20 18:11
:N905i
:H4qBL37Q
#272 [みぉり]
勢いよく立ち上がり両手で拳をぐっと握って言うとそんな私を有希はぽかんと見上げている
はっ( ̄□ ̄;)!!
あ「ごっごめん


自分の中で勝手に話進めてたっ」
:08/03/20 23:36
:N905i
:H4qBL37Q
#273 [みぉり]
慌てて話し掛けると一瞬の沈黙の後、有希は…
有「…ぷっ」
吹き出して、せきをきったように笑いだした
有「何よそれっ(笑)はははっ……くくっ……あかりって…泣いたり笑ったり忙しいねぇっ」
あ「えっ///ちょっ…と笑いすぎでしょっ//」
:08/03/20 23:52
:N905i
:H4qBL37Q
#274 [みぉり]
必死に有希に言っても有希は悪怯れる様子もなく笑い続けてる
もーっ!!!!確かに……感情の起伏激しかったかもしれないけどさっ
あ「……そんなに笑うことないじゃん」
あまりに有希が笑うからなんか悔しくてすねてみると有希が笑うのを堪えながら"ごめんごめん"と謝る
:08/03/20 23:57
:N905i
:H4qBL37Q
#275 [みぉり]
有「は〜笑ったぁ………で、何を決めたの?」
なんとか笑いが止まった有希が人呼吸おいてから私に聞いてきた
私はさっき心の中で思ったことを整理するように話す
あ「今泉さんは…私が好きを信じられなくてもぶつかってくれて、たくさん努力してくれてた」
:08/03/21 00:52
:N905i
:LCYF09A6
#276 [みぉり]
あ「私は………信じてもらいたいから…今泉さんに信じられないって言われても信じてもらえるように頑張りたい……今まで拒絶されたり、また傷つくのがいやで逃げてきて今泉さんを苦しめたりもした………でも…ううん…だからこそきちんと伝えたいの」
有希は真剣な面持ちで話を聞いてくれる
あ「私が今泉恭平が好きですって伝えたい」
:08/03/21 00:56
:N905i
:LCYF09A6
#277 [みぉり]
あ「……今泉さんの中で、もう私は友達だって気持ちになっててもいいの、今泉さんを混乱させてしまうかもしれないけど……本当の気持ちを伝えるって決めた」
私が言い切ると、途端に有希は満面の笑顔になって私に抱きついてきた
あ「ゆっ有希ぃ!!??」
ぎゅううっ
:08/03/21 01:00
:N905i
:LCYF09A6
#278 [みぉり]
どしたのいったい???
あ「苦しいよーっ


」
あまりに強い力で抱きつかれたので少し首がしまる
私がもがくと有希はぱっと離してくれた
:08/03/21 01:03
:N905i
:LCYF09A6
#279 [みぉり]
驚きつつ有希を見ると有希はうっすら涙を浮かべながらも、いつかみたいなキレイな笑顔で微笑んでいた
有「うれしい」
あ「え?」
有「あかりがそうやって思えるようになれたことが」
泣き笑いしながら言う有希の言葉になんだか胸があったかくなった
:08/03/21 01:06
:N905i
:LCYF09A6
#280 [みぉり]
本当に私を見ていてくれたからこそ気付いてくれた私の変化を、こうして喜んでくれる友達がいることを幸せって思う瞬間
有「……誰かさんのおかげかしら?笑」
有希がいたずらっぽう笑う
誰かって…………それは…
あ「今泉さんのおかげ……だね」
:08/03/21 01:11
:N905i
:LCYF09A6
#281 [みぉり]
ちょっと恥ずかしくて俯きつつ言うと
有「わかってんじゃん笑」
と、私のおでこにデコピンしてにこっと笑う
私は"痛いなぁ"なんて言いながら久しぶりに心底、楽しくて笑った
:08/03/21 01:15
:N905i
:LCYF09A6
#282 [みぉり]
有「……でもいつ言うの?」
有希がふと思いついたように尋ねる
いつ言おうか私も考えたけど……善は急げって言うし…
よしっ!!
あ「今からいくっ!!」
:08/03/21 01:21
:N905i
:LCYF09A6
#283 [みぉり]
有「今から!?……ってもう9時近いんですけど?」
有希が部屋の時計を指差して言う
そうだよねぇ…今から呼び出すっていうのも申し訳ない
有「……うーん…………あっ!!!」
一緒にどうしたもんかと考えていたら有希が突然、大きな声をだした、その顔はひらめいたって言わんばかり
:08/03/21 01:30
:N905i
:LCYF09A6
#284 [☆せつな☆]
:08/03/21 09:35
:F704i
:zfHqMzr.
#285 [みぉり]
:08/03/21 19:54
:N905i
:LCYF09A6
#286 [みぉり]
>>283から
あ「?何思いついたの?」
私はきょとんと尋ねると有希は"私に任せて"っと携帯を取出し誰かに電話をかけはじめた
有「あっ!!もしもし?有希だけど………今バイト?」
:08/03/21 22:16
:N905i
:LCYF09A6
#287 [みぉり]
有希は誰かと話をしてるみたい
バイト?……って誰??
私が頭にハテナを浮かべながら有希を見つめていると電話を終えた有希が勢い良く私に振り返った
:08/03/21 23:18
:N905i
:LCYF09A6
#288 [みるく]
続き楽しみ

主さんとあかり


頑張って^^

更新ファイトです


:08/03/21 23:53
:SH704i
:BA2CLfXo
#289 [みぉり]
:08/03/22 00:28
:N905i
:UAGobIU2
#290 [みぉり]
━━ーー…………
恭平side
美術館を後にして、歩いていると後ろから車が一台近づいてきた
すぐにエンジン音に気付き振り向くと運転席の窓から
石「ぃよっ」
やまとに声をかけられた
:08/03/22 00:40
:N905i
:UAGobIU2
#291 [みぉり]
恭「何してんだよ」
石「ドライブ?笑」
すっとぼけた笑顔でやまとが言う
………この道路って学校から車で5分かかんねぇ上に一通なんだけど
恭「ドライブにしちゃずいぶん近場じゃないかよ?」
:08/03/22 00:54
:N905i
:UAGobIU2
#292 [みぉり]
石「まぁ、あんまつっこむなよ(笑)」
苦笑いを浮かべながらやまとは俺に助手席に乗れとめくばせをする
なんだかその顔に不安を覚えたが今は一人でいたくない気持ちだったのもあってやまとの車に乗り込んだ
:08/03/22 01:05
:N905i
:UAGobIU2
#293 [みぉり]
恭「で?本当はなんであんなとこいたんだよ」
乗って発車するなり俺はやまとに問いかける
石「そうあせんなよ〜せっかくのドライブなのにぃ〜♪」
やまとは俺を横目に言うと、そのままどこかへと向かって車を走らせる
・・・はぁ〜昔っからやまとは自由っつーかマイペースっつーか
:08/03/22 04:18
:PC
:hGnrZubw
#294 [みぉり]
俺はため息をつくとぼんやりと窓の外に目を向けた
あいつ・・・・驚いた顔してたよなぁ
別れ際の・・・・あいつの顔を思い出す
:08/03/22 04:20
:PC
:hGnrZubw
#295 [みぉり]
でも……これでいいんだ
俺は再びため息をはいて、目を閉じる
作品を提出する時に決めたんだ
離れるつらさより傍にいられるつらさを選ぶと…
:08/03/22 18:12
:N905i
:UAGobIU2
#296 [みぉり]
話したりする前は見ていられればそれでよかったのに
一度話ができるようになった後に離れてから……また見ているだけでいいなんて気持ちには戻れなかった
………友達でもいい、あいつの傍にいられるなら
:08/03/22 18:22
:N905i
:UAGobIU2
#297 [みぉり]
石「……ぁ、凪から電話あったぞ」
やまとが思い出したように言う
恭「凪から……?なんだって?」
あんまりいい予感はしなかったが一応聞いてみると
石「バイト代わってね

ってさ笑」
:08/03/22 18:40
:N905i
:UAGobIU2
#298 [みぉり]
・・・・やっぱりいい予感ではなかった
恭「・・・・・・なんで」
俺は仏頂面しながらやまとに尋ねた
石「へ?知らん、そこまで聞いてねぇもん」
ちゃんと聞いとけよそこは・・・・
:08/03/23 01:09
:PC
:jkQTZBd6
#299 [みぉり]
大げさに肩を落としてため息をつく
でも・・・・あいつが作品を見てくれたのは凪のおかげだし・・・・代わってやるか
俺は顔をあげ、やまとに
恭「店まで乗せてくれ」
と頼んだ
:08/03/23 01:11
:PC
:jkQTZBd6
#300 [みぉり]
やまとは"了解"と言ってにやけ顔をしながら店へと路線変更する
その横顔に何か違和感を覚えたがあっという間に店についたので特に気にせずに店の裏口へと回ろうとしたがー・・・・
石「こっちこっち」
やまとに呼び止められ、店の入り口から入るように手招きされる
:08/03/23 01:15
:PC
:jkQTZBd6
#301 [みぉり]
恭「?なんだよ」
やまとのよくわからない行動に"?"を浮かべつつも店の入り口から中へ入った
ガチャ・・・・
パーンッパーンッ
:08/03/23 01:17
:PC
:jkQTZBd6
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