*柴日記*
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#846 [○○&◆.x/9qDRof2]
僕は怖くなってしまい、逃げ出してしまった。

「違、違う…助けたかったんだ…本当だよ…ごめん、ごめんよ…」

「嘘だ」

⏰:22/10/04 17:27 📱:Android 🆔:☆☆☆


#847 [○○&◆.x/9qDRof2]
無表情な君からは、何も感じられなかった。

怒りも悲しみも何も感じられない、君。

僕はただそれに恐怖を感じるしかなかった。

⏰:22/10/04 17:27 📱:Android 🆔:☆☆☆


#848 [○○&◆.x/9qDRof2]
ゆびきりげんまん
ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんのーます。
ゆびきった。

「私ね、昔約束したんだ」
「約束?へぇー、誰とよ?」

⏰:22/10/04 17:33 📱:Android 🆔:☆☆☆


#849 [○○&◆.x/9qDRof2]
図書館の机。
私の前に座る友達が読んでいた本を閉じた。こんな話にも興味を持ってくれたらしい。
広辞苑を読んでいたのだから、相当暇だっただけなのかも知れないけど。

「誰かは思い出せないんだ。どんな約束かもよく憶えていない」

⏰:22/10/04 17:33 📱:Android 🆔:☆☆☆


#850 [○○&◆.x/9qDRof2]
「何それ。約束した事しか憶えていないの?」
「うん。誰かと指切りげんまんしたんだ」
ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんのーます。

⏰:22/10/04 17:34 📱:Android 🆔:☆☆☆


#851 [○○&◆.x/9qDRof2]
ゆびきった。
頭の中で、そのフレーズがずっと反芻される。
あの約束で、初めて交わした指切りげんまん。

⏰:22/10/04 17:34 📱:Android 🆔:☆☆☆


#852 [○○&◆.x/9qDRof2]
でもいつだったっけ?結構幼い頃だったような気がする。
でも人生4、5年ぐらい生きてりゃあの歌には出会えるし。何とも確証がない。頭の中で壊れたようにあのフレーズがずっと流れる。

⏰:22/10/04 17:34 📱:Android 🆔:☆☆☆


#853 [○○&◆.x/9qDRof2]
ゆびきりげんまん、うそついたらはりせんぼんのーます。
ゆびきった。

「…あっ」
「…?どしたの?」
「思い出したのよ」
「誰と約束したかを?」
「ううん、約束した事を」

⏰:22/10/04 17:35 📱:Android 🆔:☆☆☆


#854 [○○&◆.x/9qDRof2]
うそついたら、ね?
約束した相手の声だけが頭の中で再生される。
少し低い女の子の声。顔は忘れたけど、声は思い出せる。
赤いランドセルに黄色い帽子をかぶって、約束したんだ。

⏰:22/10/04 17:35 📱:Android 🆔:☆☆☆


#855 [○○&◆.x/9qDRof2]
あれは多分初めての指切りげんまん。

「一緒に地獄へ堕ちよう、って約束したんだ」

あの子は、憶えてるのかな。

⏰:22/10/04 17:35 📱:Android 🆔:☆☆☆


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