・゚*・love story ..から始まった恋:・゚'★たまに⑱
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#314 [an]
大阪←→東京
切ないくらい遠い
二人の距離を感じないように…毎日メールをする約束をした。
『またすぐ来るね』
彼の手を両手で握って
泣きそうなあづさに
『来るんやなくて、帰るやろ?』
あづさの手を強く握った
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:08/04/12 16:22
:F904i
:uaLjQvhg
#315 [an]
あづさが東京に帰ってすぐだった。
彼が電話でテレくさそうに言った‥。
『あづ‥ほら‥あれや‥バレンタインにな‥欲しいもんあんやけど‥』
『なぁに?』
『‥…』
『なによぉ~。言ってよぉ。あんま高いもんはやめてよぉ(笑)』
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:08/04/12 16:27
:F904i
:uaLjQvhg
#316 [an]
少しの沈黙の後に
『あづや。あづの毎日が欲しいねん。』
あづさの大阪行きは…
桜の咲くのを待たずに行くことになった。
携帯を壊してしまったあの日と同じ日の出来事だった…。
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:08/04/12 16:29
:F904i
:uaLjQvhg
#317 [an]
あづさの大阪行きの噂を聞いた〔一樹〕から
【久々に飲もうよ】
と誘いのメールがあった
一樹は…職場結婚だった亮二とあづさの後輩だ。
あづさは一樹と男女関係はなく二人で飲みに行くほど仲が良かった。
彼に遅くならないなら‥と許可をもらって飲みに行くことにした。
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:08/04/12 21:19
:F904i
:uaLjQvhg
#318 [an]
会うのは一年振りくらいだった‥。
居酒屋で飲みながら
一樹の近況や昔話をした
2杯目を飲み終わった頃
『あーちゃん大変だったみたいだね?聞いてびっくりしたよ!』
『うん‥連絡しなくてゴメンね』
『大阪行くんだって?あれはさすがにな‥。やっぱり‥こっちに居たくないよね?』
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:08/04/12 21:29
:F904i
:uaLjQvhg
#319 [an]
なにか会話が噛み合ってないような気がしたあづさは‥一樹にどう知っているのか聞いてみた。
一樹から出た言葉は想像もしなかった事だった…
亮二は既に再婚をしていたらしい‥。
3歳になる男の子がいて、その子は亮二の子供だという
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:08/04/12 21:31
:F904i
:uaLjQvhg
#320 [an]
今、思えば‥
亮二があづさを抱かなくなったのは、その子の命が芽生えた頃だ‥。
離婚の時に抱かなくなった理由を言わなかったのは‥こぉいう理由だったんだ。
彼に出逢うまで…
何の不満もないと思ってた結婚生活が壊れていた事を知った
少し笑えて‥
少し泣けた‥
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:08/04/12 21:36
:F904i
:uaLjQvhg
#321 [an]
あづさの携帯が鳴った
【あづ、まだ飲んでるんか?】
彼からのメールだ。
一樹に彼が心配してるから帰ると告げた‥。
一樹は
『らしくないじゃん(笑)』
と笑いながら駅まで送ってくれた。
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:08/04/13 23:23
:F904i
:o9LRAY6c
#322 [an]
もう大阪行きまで
日にちがなくなっていたあづさは友達や前の職場の方へ挨拶に行く日々を送っていた。
離婚の時に相談にのってもらった先輩に挨拶に行った。
『あづさ…ホントに大阪に行っちゃうんだぁ。寂しくなるじゃん!』
『はい。ホントいろいろとありがとうございましたぁ。』
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:08/04/13 23:31
:F904i
:o9LRAY6c
#323 [an]
先輩は
彼氏がいた事が亮二にバレると‥
離婚してから何年かは慰謝料の請求ができるから気をつけるようにと忠告してくれた…。
あづさは先輩に亮二の子供の事を話した…。
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:08/04/13 23:35
:F904i
:o9LRAY6c
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