・゚*・love story ..から始まった恋:・゚'★たまに⑱
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#541 [an]
『翔っ…』
あづさは彼に抱きついた
『どないしたん?作業着やで汚れるで?』
あづさの頭を撫でながら彼は優しい声で問いかけてきた…。
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:08/06/23 14:14
:F904i
:2b7Cx6L.
#542 [an]
あづさは、一人で梅田に買い物に行った帰りの電車で弘和に会った事を伝えた。
痴漢されたことは言わず…つけられていたコトだけを話した。
彼の表情が少し強張った
『あづ!そいつの家わかるんか?』
あづさから弘和の家を聞いた彼は…
『シン…行くで』
作業着のまま…部屋を出て行った
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:08/06/26 22:43
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:QWBHSgkc
#543 [an]
『あづちゃんはお留守番しててや…』
あづさの頭をポンと叩いてシンちゃんも当然のように…彼と一緒に部屋をあとにした。
あづさはソファで2人の帰りをジーっと待つしかなかった…。
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:08/06/26 22:51
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:QWBHSgkc
#544 [an]
2人の帰りを待つ間…
あづさは考えていた。
ちゃんと隠さずに全部を話した方が良かったんじゃないかと…
弘和は何を言い出すだろう
今日のコト…
電車でのコト話すかも…
彼はどぉするだろう。
待っていた時間は…
とても長く感じた。
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:08/06/26 22:54
:F904i
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#545 [an]
『ただいまぁ』
彼とシンちゃんが帰ってきた。
『‥おかえりなさい』
『そない顔してどないしたん?』
彼はあづさの頬をペシペシッと叩いた。
『心配せんでえぇねんで。大丈夫や。』
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:08/06/26 23:02
:F904i
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#546 [an]
彼に続けて…シンちゃんが笑いながら
『せやで!あんだけされてんねんから…二度とあづちゃんに近寄らんやろぉ~』
『あんだけって…?』
あづさの問いに
彼はシンちゃんと顔を見合わせて笑いながら…
『あづは知らんでえぇねん!』
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:08/06/26 23:06
:F904i
:QWBHSgkc
#547 [an]
『もぉっ!シンちゃん…あんだけって?』
『俺もあづちゃんは知らんでえぇ思うで…』
あづさは二人の顔を交互に見ながら…
『何か言ってた…?』
『俺はずっと車ん中で待っといただけやから…』
とシンちゃんは答えてトイレに行った…。
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:08/06/26 23:07
:F904i
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#548 [an]
三人でいる時もシンちゃんはさり気なく彼とあづさを二人にしてくれる…
『言うてたで。』
『…なんて?』
『…携帯、ぶっ壊された言うてたわ(笑)』
彼はあづさの言葉を待たずに抱きしめた。
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:08/06/26 23:09
:F904i
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#549 [an]
『もぉ忘れたらえぇ。いつも守ったる…』
彼は電車での事を聞いたのかもしれない…。
だけど…あづさには何も言わなかった。
『翔…ありがとぉ。』
彼の作業着をギュッと握った。
唇を重ねて…
舌を絡めた
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:08/06/26 23:12
:F904i
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#550 [an]
━ドンドンッ━
『出てもえぇ?』
シンちゃんがトイレのドアを叩きながら叫んだ…
『アホかっ!後、一時間は我慢せぇや!』
『できるかっ!』
シンちゃんがトイレから出てきた…。
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:08/06/26 23:13
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